蘭越町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日
職員の初任給について
2023年3月13日、蘭越町議会の一般質問で、淀谷融議員が「職員の初任給について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 淀谷融 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 淀谷融
はい。1番淀谷です。1問、1点について質問させていただきます。職員の初任給についてお伺いをしたいと思います。職員の給与等については、国家公務員の給与制度に準じて定めているものと理解しております。12月の定例会で、人事院勧告の内容を踏まえて、給与条例が改正されました。令和4年の人事院勧告は、若年層に重点を置き初任給や給与月額が引き上げられ、初任給については高卒者が4,000円、大卒者が3,000円が引き上げられました。これにより、国家公務員の一般行政職の初任給が大卒の場合で18万5,200円、高卒の一般行政職が15万4,600円、技能労務職が14万7,900円となりました。本町の場合、高卒の一般行政職初任給は国と同額でありますが、技能労務職15万4,600円と上回っております。また、大卒の初任給は17万5,300円と下回っており、国の初任給との差額が9,900円となっております。大卒の初任給がどのような経緯があって、国と異なることになったかは承知しておりませんが、一般的に公務員を希望される学生は、給与等の処遇条件の良い職場を希望されると考えます。そこで、優秀な人材確保や職員のモチベーション向上の観点から、大卒の初任給を国と同額の初任給に改めるべきであると考えますが、町長はいかがお考えかお伺いします。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の職員の初任給についての御質問にお答えをします。蘭越町職員の給与等については、国家公務員の給与制度に準じて、蘭越町職員の給与に関する条例及び規則により定めておりますが、本町の令和5年度、高卒者の初任給については、15万4,600円、1級5号で国家公務員の初任給と同額である一方で、大卒者の初任給については17万5,300円、1級21号で、国家公務員の初任給18万5,200円。1級25号俸に対して9,900円下回っております。本町の大卒者の初任給が国の初任給と異なる経緯でございますが、初任給の格付けについては、これまで同年齢、同一給の考えに基づくもので、高校を卒業してすぐに地方公務員となり、4年間在職した場合と、大学を卒業してすぐに地方公務員となった場合の級、号俸を同じくするもので、人事評価により4年間で号俸の差が出てくるケースはありますが、通常の昇給幅では同じくなるよう、初任給を決定してきたという経緯にございます。優秀な人材確保や職員のモチベーション向上の観点から、大卒者の初任給を国と同額の初任給に改めるべきとの御質問でございますが、議員御指摘のとおり、職員の人材確保や働く意欲の向上をはじめとする雇用環境の変化、国家公務員の給与制度の遵守、また人事評価による格差や後志管内町村の動向などを踏まえて、現行の同年齢同一給の基準を見直すことも必要ではないかというふうに考えております。また、先般の蘭越町職員給与に関する条例の一部改正で議決をいただきました職員の役職加算についても、社会経済状況の回復、近隣町村の動向を踏まえ、現行の国家公務員の基準へ戻させていただいたところでございます。いずれにしても、国と同額の初任給にするためには、大卒者の在職年数との不公平が生じないよう、給与号俸の調整等が必要となりますので、基準の改正等について慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 1番 淀谷融
ありがとうございます。見直しの検討が必要ということの御答弁だと思います。同一年齢で同一、同じ4年間でっていうことで考えていたという御答弁でありました。大卒の場合は4年間ということで、その部分で同じ、4年間できたら同じ級に行くということで考えていたと思うんですけども、やはり大学生の部分については、4年間いろいろと、勉学というか、中には大学の奨学金とか抱えていって返済になっていくと、またはその同一年齢なんだけども、大学を4年間で卒業できればよろしいところ、やはり5年、6年とか要する人もいるというふうに思いますので、やはりその給与というのは、初任給というのは全ての基準になっていくわけであって、手当とか、それと退職金とか年金にも影響してくるということであって、イコール生涯給っていうことが想定されていると思います。その中で今回、前向きに検討していただくという回答でありましたので、この部分が改定になれば、大体地元の民間事業者とかも役場の給与を参考にして決定されているという、思われますので、やはりその部分もかなり民間には影響されて、雇用者にとってはとても良い結果になるんではないかなというふうに捉えております。それで管内の動向ということで、もし今回の部分がありまして、管内の状況をお調べになっていればお知らせ願いたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の御質問にお答えをいたします。初任給の調整については、非常に、全ての基準になるという、議員おっしゃるとおりだと考えております。管内の状況ですが、担当の方に調べたところですね、あの、実際のところ、全ての、ほとんどの町村が、国の動向に、給与法に合わせているというような状況でした。うちと1、2町村くらいの現状だと思います。あとは全部国の基準に合わせているという状況です。これについては、今うちの方も人事評価をいち早く導入をした経過がございますので今、同一年齢同一給っていうのは、もう完全、そういうような時代ではなくて、人事評価によって給与に差が出ていると、これは社会、いろんな民間も含めて、そういうような状況でございます。ですので、議員がおっしゃってる、私もこういうものが、やはり初任給というものが、国の方に合わせるというのが、町村を選ぶ、そういう一つの条件というか、そういうのにもなるっていうことも実は考えてるところでございます。ただ、先ほど答弁させていただいたとおり、現状、今はこれまでやってきた大卒の方々との調整っていうものが出てきますので、このへんのところは、慎重にですね、内部で検討しなければならないというふうに考えております。そういう調整を行った部分の中で、この部分であれば、初任給を国の方に合わせるということができる、そういうような考え方で今後、内部調整をしながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 1番 淀谷融
確かにそれをいつからやるってことで、在職年数の調整ってのは大変難しい問題があるかと思います。やはり、それは時間がかかると思うんですが、なるべく早くそのような調整をしていただきたいというふうに思っております。今回、このような質問をしたというのは、十勝管内の町村で、専門学校を出た方が採用になったときに、高卒の給与実態で採用されたということで、その職員が管内の状況を見たらなぜ自分たちが低いんだろうということがあって、それで町に、役場の方に言って、今、言われたようにその分、何か採用になってからじゃなくて、その分気づいた時点からするということで、役場の方はその職員に言われたそうなんですが、その職員はそれに納得いかないで損害賠償っていうことで今やってるみたいなんですよ。やはり、そこの採用の時点からそれを求めるということで、何かその結果どうなるかわからないんですけども、なんか5人ぐらいの職員がいて、その人たちが揃って損害賠償をしているという、そういうことがあって、やはりそういう部分で段々この人たちもやはり勇気がいったと思うんです。それを言うということは、やはりそういうとこに気づいた時点でそういうとこを是正していくっていうことは、とても大事なことだと思っております。それで今回、町長が前向きな答弁ありましたので、なるべく早くそのへん、在職、確かに難しいと思います。でもそのへんをやはり調整をして、納得いくような状態にしていただきたいというふうに思っております。それで先ほど町長は、先ほど答弁にあったように、役職加算とか12%が15%の、すごいその分に給与に対して、職員に対しての、すごく前向きな姿勢で改正しているということでありますので、やっぱり今のその大卒の部分についても、そのようなことで検討させていっていただきたいというふうに思っております。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の再質問にお答えしたいと思います。非常に、町村を採用する、選ぶというか、その町村の職員を希望するという、条件の一つとして、初任給をきちっと調べながら、そこが格差があるというのも、これも一つ条件になってくるかなっていうのと、やはり市町村を選ぶ条件の中では、地元できちっとこれからも職員として頑張っていきたいとか、その町の魅力、そういうものをきちっと調べながら、自分はそこで職員として、町民のために頑張っていく、そういうようないろんな条件の分で職員採用に応募してきてるというふうに思っております。今、なぜそういうことをお話するかというとですね、今、現状として後志町村会の職員採用の一次試験を受けるときに、希望する町村っていうのを書きます。その一次試験を合格した方が二次試験の面接を受ける。その条件として希望した町村、そこで面接をするという部分があります。現状として、うちの町はまだ書いてくれる方々がいるんですが、実際に希望しない町村とかですね、それとかうちもやはり少ない状況なんです。ですから、そういう部分からいくと、魅力ある町っていうか、その初任給だけじゃないんですが、きちっと職員にも魅力あるまちっていうかそういうふうな意識づけっていう、されてもらうようなことが必要ではないかなっていうふうに考えております。私としても今回、議員の皆さんの御理解をいただいて、職員の役職加算について、可決をいただきました。この給与、初任給についても議員から御質問いただいた部分の中で一つは、繰り返しになりますが、在職者の調整、これをいかにきちっと今の初任給を上げたときに、格差がないようですね、そういうようなことをやりながら、それができるという部分を見極めてですね、私はこの初任給、大卒の部分を、国と同様の部分で上げるようなことを、是非、検討したいなというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 1番 淀谷融
ありがとうございます。前向きな答弁、ありがとうございます。1日も早くですね、その調整をされて、何て言うか、職員のスキルアップにつながればいいなと思いますので、それを期待して、これで終了したいと思います。ありがとうございます。