蘭越町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日
本町における外国人技能実習制度の実態について
2022年9月14日、蘭越町議会の一般質問で、金安英照議員が「本町における外国人技能実習制度の実態について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 金安英照 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 金安英照
おはようございます。2番の金安英照と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私からはですね、本町における外国人技能実習制度の実態についてお伺いをいたします。先般、新聞・報道などで外国人技能実習制度の見直しに政府は本格的に動きだすとのことでありました。法務省によりますと、技能実習生は2021年の時点で約28万人、道内の実習生は約1万3,000人、一次産業や建設業などの現場で重要な担い手となっております。そのような中で、本町の事業所でも制度を活用されておりますが、実習生の現状、(人数、性別、出身国、職種等)についてお教え願います。どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 町長 金秀行
金安議員の本町における外国人技能実習制度の実態についての御質問にお答えいたします。外国人技能実習制度は、我が国で培われた技能、技術または知識を開発途上地域などへ移転することにより、当該地域の経済発展を担う人づくりに寄与することを目的として1993年に創設された制度であります。2017年には、外国人技能実習の適正な実務及び技能実習生の保護に関する法律が施行され、新たな技能実習制度がスタートをしております。さて、議員からの御質問についてでございますが、本町における外国人技能実習制度の実態について、実習実施者が管理団体と直接のやり取りになっておりますので、町としては実態把握ができないことから、道や振興局へ問い合わせたところ、本町では建設会社2社とその他1社の計3社で受け入れをしているとの回答をいただきましたが、会社名や人数については、直接実習実施者に確認してほしいとのことでございました。町が、建設会社・その他の施設での実習生の現状について調べたところ、建設会社1社は、受け入れ開始から4年を迎え、ベトナム国籍の男性6名をとび職として受け入れております。もう1社の建設会社については、受け入れから2年が経過し、ベトナム国籍で、職種については建設機械施工として男性4名が実習を受けております。また、その他の施設は、老人福祉施設になりますが、受け入れてから4年が経過し、ベトナム・ミャンマーから14名の女性が介護業務に従事しており、本町の技能実習生は総勢24名が雇用関係の下で実践的な技術の習得を図っております。以上が、町が知り得る限りの実習生の現状でございますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 2番 金安英照
町長、お答えいただいてありがとうございました。今回ですね、私、この質問をするに当たりまして、いろいろ調べておりますとですね、外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律、今、町長がおっしゃられておりました技能実習法、この中のですね、基本理念の第4条にはですね、国及び地方公共団体の責務として、以下のように書かれております。国にこの法律の目的を達成するため、前条の基本理念に従って、技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護を図るために必要な施策を総合的かつ効果的に推進しなければならない。2、地方公共団体は、前項の国の施策と相まって地域の実情に応じ、技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護を図るために必要な施策を推進するように努めなければならない。と書かれておりました。国と一緒になって実習生を保護しなければならない責務があると、保護するということは地域の実情に応じて守らないといけないし、守るには把握しておかなきゃならないのではないかなって思うんですよね。ですので、私は、法律で責務と書かれておりましたから、質問の順序としては、まず、最初に本町における実習生の現状からね、町長にお尋ねをしたわけなんです。順序として。ただですね、私もですね、言葉足らずなですね、しょっぱい質問でしたので、この人、何言いたいのだろうみたいなね、何というか、一般質問にふさわしくないような内容の入り方になってしまって、大変申し訳なく思っているんです。でも、このような中で、今、町長ですね、詳細にね、答弁いただいたということは、私はですよ、法律に基づいた責務としてはね、町長の今の御答弁と解釈させてもらってよろしいでしょうか。お尋ねいたします。
答弁 町長 金秀行
金安議員の再質問にお答えをしたいと思います。議員おっしゃるとおり、外国人実習制度の実態については、町のほうに直接入ってくるのではないということを、まず御理解を願いたいと思います。その中で、今回、質問もございましたので、道とかそれぞれ関係機関に担当のほうからお話を聞きながら答弁をさせていただいた経過にございます。ただですね、外国人技能実習生が1号、2号、3号ってあると思いますが、その方々が来た時に、実は私のほうにですね、表敬訪問をしていただいているんですよ。これまでの中からいくとね。その中で、これから働く、そういうのを是非頑張ってもらいたいという激励と、実はそういう町のほうとして、何か協力ができること、例えば、今の中ではお金で支援するとか、そういうことはないんですが、住宅状況とかですね、様々その各施設からの要請とかですね、そういう部分に協力する体制、これは、今、町のほうで取っているという状況なんです。今、国もいろいろ外国人実習生の問題については、いろいろ課題があるので法改正等も含めて検討しているというようなこともありますので、町としては現状、今、実習生が大きなトラブルとかそういうものを起こしていない、そういう部分はお聞きしておりますので、町としてできるそういうような協力、これが今、議員おっしゃっている町の責務というふうになるかどうかはあれなんですが、私としてはそのような協力体制とか支援はですね、できる限り行えるような体制は整えていきたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 2番 金安英照
町長、ありがとうございます。実際にですね、この質問のことでね、職員の皆さんにお尋ねしたところですね、いや、そもそも町の事業かどうかなんだよねとか、それから、業者と監理団体との問題があれで、町もなかなか入っていけないようなところもあるんだよねというようなお答えをいただいて、何と言うんですかね、すっきりしないというか、うまく見えてこないようなお答えをいただいたものですから、町長に聞いてみようと思ったんですけれども、どうであったか、そうであったかはいいんです。どうするかがね、これからの一大事であって、例えば、法律確認していただいてですね、町長、やっぱり責務であると、蘭越町には責任と義務でもあるんだなっておっしゃってくださっていただいてね、あとはもうそのようにね、体制を整えていただければね、それでよろしいのではないのかなとちょっと思ったんです。例えば、わかんないですけれども、わかんないですけれどもね、例えば、どの部署がね、担当するか、明確なところがね、決まっていないというようなところで、分からないですけどね、やはり町長にね、方向性をお示しされて、そこから進んでいけばよいのではないかなって思ってたんです。先ほど町長もおっしゃっておりましたけれども、この度のですね、制度の見直しの理由には日本で働きながら技術を学び、発展途上国の人材育成を主な目的とする一方、実際のところ日本人の労働環境が厳しい業種を中心に人出を確保するための手段にちょっとなってきちゃっている。国際貢献とうたいながら我々日本人のね、人手不足を補う労働力となってきちゃっているから、その当初のお題目と今の実態がかい離をしているところでありまして、さらにね、そこから実習先でのいじめや暴力などの人権侵害、それから賃金やスキルの誤差から発生します・不当な扱いなどがね、あげられております。やはり、言葉も違いますし、文化も違いますし、ましてね、親、兄弟、家族を置いてきてまでもですよ、志高く学びに来ている方々にね、何をやってくれているんだというんだと、胸の痛い思いなんです。本町では、先ほど町長おっしゃっていましたけども、そのようなことはね、無いとは思いますが、何かしらのね、有事の際にはですね、それは町は関係ないわということにはならないのではないかなと思うんです。確かにそこの施設、そこの会社のとっての労働力ではありますが、広く言えば、それは蘭越町のね、大きな力にもなっているんじゃないかなって感じるんですよね。ですので、保護しないといけないのではないかなって思っているんですけど、町長どうでしょうか。
答弁 町長 金秀行
金安議員の再質問にお答えをしたいと思います。議員おっしゃるとおり、職員がちょっとどういうような対応をとったかという部分もあるんですが、制度上の部分として町ができること、できないことというのがあるという意味でですね、今回、外国人実習生のことについては、そういうような発言をしたのではないかなというふうに、ちょっと私も直接聞いてませんので、あれなんですが、ただですね、町としては労働対策というのは町が行っていかなければならない部分なんです。それと併せて、町民が安心安全に暮らしていける、そういうようなことも町として行っていかなければならない。ですからそれが外国人の技能実習生であろうが、いろんな日本人であろうが、そういうものも含めた部分の中で労働対策というのは、それぞれやっていかなきゃならないし、安全対策というものも行っていかなければならないという認識は、私は持っております。そのような中で職員にも対応してくれというふうな部分を、お話をしております。今、外国人技能実習生は、議員おっしゃったとおり、かなりですね、いろんな条件が、こちらに来てですね、賃金が安いとか、いじめがあったりとか、そういう中で、失踪しているとか、そういう状態が出ている。ですから、国のほうも、大臣がですね、早急にその有識者会議を開いて検討を進めるというコメントをしていると思うんですよね。ですから、町のほうとしては、せっかく労働力として来ていただいた方々を、実は町でもね、来ていただければ、私どものところに来ていただければ、広報でこういうふうに来ていますよというのも紹介をしているんです。ですから、そういう中で、蘭越町内に外国人技能実習生が入ってきているということを町民の皆さんにも知っていただきながらね、それぞれ町民の皆さんにも協力していただいて実習生がきちんと研修できる、そういうような体制を町民共々ですね、とっていければ非常に実習生の生活も含めて研修しやすいのではないかなというふうに思っております。そのようなことから、町のほうとしてできること、そういうことをですね、今の法的な部分もございますが、これについては協力体制は努めていきたいという考えではいます。御理解願いたいと思います。
議員の質問 2番 金安英照
先ほどの技能実習法のですね、ここの基本指針の中でですね、技能実習生が地域住民として生活することなどの理由から地方公共団体の技能実習に関与することとなると書いてあるんです。今、町長がおっしゃられたことはですね、こういうことなのかなって感じております。その他にですね、地方公共団体及び機構は必要な情報交換をお互い行って相互の密接な連携の確保に努めることが求められるということも書かれてあるんですよね。ですので、今回、私はですね、制度がね、どのようにこれから改正されるかは分かりませんが、その準備とね、整えにはね、しっかりしたものをあてていただきたいんです。今、せっかくの折柄かと思うんですよね。最初は、事業者さんにどうですか、お変わりありませんかみたいなところから、なんか地域レベルに発展してね、整備をしてですね、例えばその地域で連絡会ですとか、地域交流会的なね、情報共有の体制づくりですとか、あとその技能実習生基金みたいなものもね、設立、条例の制定とかですね、そういう話のところまでね、今日は提案させていただきたかったんですけれども、でもそれよりも、何をするにも、町長おっしゃるとおり、根っこの部分のね、何か、あなた方日本に来て、蘭越町に来てね、困ったことないですか、あなた方何か悩み事ありませんかって、町もしっかりあなた方を見てますよって、応援してますからねっていう、何かそういう、なんですか、マインドというか、そういう親交の部分で本町の姿勢であって、金町政の蘭越町の姿ではないかなって思うんです。それで蘭越で学んだこと、この町に来て良かったと、彼女、彼らはそう感じて、次の人生のキャリアアップにつながるのであれば、そして、その時の思いはね、また将来日本でね、働きたいっていう端緒となって、今度私たちがその方たちにお世話になるかもしれませんけれども、そうなればね、本当に安心安全の町、蘭越町の果たす役割は大きいのではないかなと感じております。この件につきまして、僕は蘭越町にはいち早く対応していただきたいんです。こういう方々の集まりだと思っていますから、私は。認識不足や、例えば近隣で出遅れるような自治体がね、ございましたなら、それは僕は、町長、金町長がね、是非ね、喚起していただきたいんです。そうやってなんか大きなうねりというかね、動きになって、制度の改正に臨んでいただきたいなって、そういう願いを込めましてですね、最後に町長から答弁お願いします。
答弁 町長 金秀行
金安議員の御質問にお答えしたいと思います。この法の制度によって、町ができることとか、そういう部分というのはあると思いますが、今、議員から御質問いただいた部分を受けてね、実態がきちっとどうなっているかというのが、今回、改めて各事業所のほうにお話を伺いましたし、これを契機にいろいろまた調査をしたりとか、それとか、町のいろんなイベントとか行事、そういうのにも参加をしていただいて、蘭越のことをよく知っていただくとかですね、そういうことを進めていくことによって、実習生がその蘭越町で環境良く研修できるということにもつながていくかなというふうに思っております。先ほど議員がおっしゃられた、その基金とか、そういう部分については、ちょっと今の中では答弁は差し控えさせていただきますが、これから外国人技能実習生というのは、ますます労働力不足の中で増えてくるということは予想されますので、町のほうでも労働対策という部分の中で、きちっと認識をしながらですね、対応に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。