みんなの議会

蘭越町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日

水田転作に対する交付金制度

2022年3月10日、蘭越町議会の一般質問で、栁谷要議員が「水田転作に対する交付金制度」について質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
栁谷要 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 栁谷要

私からは1点だけ質問させていただきます。50年にわたって続けてきた水田転作に対する交付金制度は、今後5年間、米を作付しない水田は対象から外すということが示されました。以下、伺います。1、転作にとどまらず、地域経済と本町農業に与える影響はあまりにも大きいと考えますが、町長の所信を伺います。2、今後の対応は、農家の意向を尊重しながら、らんこし米と転作作物の振興に寄与するものでなくてはならないと考えます。土地改良区と農業委員会は重要な役割を求められると考えますが、お考えを伺います。以上です。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の水田活用交付金の見直しについての御質問にお答えをします。水田活用の直接支払交付金の見直しに関しましては、昨年12月、第4回蘭越町議会定例会において行政報告したところですが、町としては農業を基幹産業とする本町へ多大な影響が懸念されることから、道内の農業関係機関・団体による水田活用の見直しに係る関係機関連絡会議等の情報を密にし、必要に応じ、対応してまいりたいと報告をいたしたところでございます。関係機関連絡会議では、今年2月15日に会議が開催され、今後の対応として、1つ目にワーキンググループを設置し、想定される影響を検証、2つ目に地域協議会における対応検討、3つ目にワーキンググループが地域協議会から課題を吸い上げ、新たな課題の整理と対策を検討、4つ目に北海道、関係機関、団体が連携し、地域協議会の取組を支援しながらオール北海道で対応することとしているところでございます。さて、御質問の1点目ですが、見直し案では、交付対象水田の扱いや、多年生作物、牧草の扱いなどが示されており、これにより、水稲生産、農家収入、基盤整備などへの影響が懸念されております。このため、私も国に対し、機会あるごとに、生産者が不安を抱いていること、農業を基幹産業とする本町への影響が懸念されるなど伝えているところでございまして、引き続き、国に対し、地域の意見を申し上げていく所存でございます。2点目ですが、農業団体におかれましては、後志地方農業委員会連合会から北海道4区衆院議員に対し、北海道・後志の農業者が求める要望書を提出しており、北海道土地改良事業団体連合会では、農林水産省の意見交換の場において、後志支部長であります私からも意見を申し述べるなど、それぞれの団体においても対応をされているところでございます。また、先ほど申しました関係機関連絡会議には、北海道土地改良事業団体連合会、一般社団法人北海道農業会議も参集されておりまして、オール北海道で必要な対応策を検討することとしております。いずれにしても、国では、各地域において産地形成をどのように図っていくのか検討していただき、その中で明らかになった現場の課題を検証していくこととしておりまして、本町としても、引き続き、関係機関連絡会議と情報を密にし、連携を図りながら、地域における課題を伝えることなど、対応してまいりたいと存じますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 9番 栁谷要

まず、昨年11月の28日ですか、そういう報道がされました。私は驚愕をしたわけです。まさに寝耳に水でございまして、ずっとこう経過を見てみますと、概略を横流しで情報を出しておいて、あとは地域で協議してガラガラポンですよという、そういう農政の姿がですね、こうはっきり見え隠れするという状況だと思います。今、非常に大事なことは、私は農家が一番関心があること、これは5年間水田を作っていない所を水田に戻せと、水張りをやりなさいということですね。交付金の全体の、何と言うんですか、イメージというのをこうしていただきたいんですが、転作する場合、畑地化を、覚悟してやる場合ですよね、その場合でも、交付金の対象には今までなっていたんですね。この場合、当然、畦を取るとか水路を潰すとか、用水を埋めるとか、それから揚水施設があれば、それを管理しないとかというのが、附帯した作業が、プラス、マイナスあるということですね。それから、田畑林間化を目指したっていうのがあります。多様な作り方があったわけですけど、田畑林間化、つまり年数を置いて水を入れて田んぼを作るということですね。1つずつ順番に話をすると時間がかかりますので、農家の心情、経営心情から言うと、どういうすう勢があるかというと、土地利用型面積をこなす農家ですね。100馬力以上のトラクターを導入して国道を50キロ以上のスピードで疾走しながら、町内を駆け巡って省力化された穀類を作るという、そういうスタイルですね。それから、高収益作物など、アスパラなどの数年性の、宿根性の作物を作って反収益を得ると。それからハウス物を作って高収増を図るということですね。それから路地物を作っても、高収益を狙う、野菜、例えばね、ゆり根なんか蘭越ではないと思うんですが、ゆり根なんかを作ってという、そういうことですよね。人参、それから私も作ってる玉ねぎとかいう、米に代わる作物で米よりも収益を上げようという努力は、ずっと皆さん、いろんなかたちでもってやってきたと。それが経営戦略でもあったということですね。私が問題にするのは、この5年間といいますけど、水田でない農家、水田でない土地と交付金の対象にならない水田という、そういう認定はどこがやるかですね。過去ずっとね、指導してきたって言うんだけど、実際にどれだけ行政指導が行きわたっていたかっていうね。そういう検証も寝耳に水ということを言いましが、私はあったんでないかということですね。みんな米作らなければそれでいいというふうに捉えてたというね、そういうこともあるんです。まさにそういう意味では、2階に上げてはしごを取ったという、私たちは弄ばれているんでないかと、転作が始まって就農をして、そして今50年経って、離農に近づいている私の営農スタイルというのはこれは最終版で弄ばれたっていうのに気が付いたという、そういう気持ちですね。率直なところそういうふうに思います。私の質問の主旨は、いずれにしても農業経営を、個人の農業経営の問題だけではなくて、地域経済の問題として第1点、捉えなきゃならないと、それから農業経営、食糧生産という立場からいうと、土地改良区の役割と農業委員会の役割を、本当に、その存在の法律根拠に基づいた活躍の仕方をしていただきたいということですね。生産力を減らすわけにはいかないんですよね。地域経済を考えるとね。食糧生産って大変な課題があるんですけど、それ以前に、その農家の生活の問題と地域経済の問題ですね、地域経済というのは町の経済の問題もありますよね。住民税、所得税の問題もありますから、所得税というか、住民税そのほかの税収の問題もある。ですから、そこのところをですね、良質米を続けて作りながら、そのどうやって今より良くしていくのかと、この観点ですよね。私の問題意識っていうのは、やっぱり米の消費減少が長期にわたって続いてきたそういう中で、米以外の主要作物の、米以外の主要作物ですね、大豆、麦が代表的なものですけど、これの自給率がなかなか上がらないと、逆に言うと、輸入に依存してくると、国の農政の食糧政策の問題がありますよね。ここでそのことを議論しようとは思いませんが、やはりそういう背景もあるということですね。じゃあその食糧自給率向上のために国がどれだけ予算を投下して、そして努力してきたのかっていうとですね、町長が、国がやらないことを町がやっているんですね、基盤整備の上乗せだとか、本当に基金まで作ってやってるということですね。自治体の努力のほかにこの自由化の波というのは押し寄せてきていると。この国一番の食糧生産の責任というのをね、農家と自治体に今、押し付けようとしているっていうのは、私は一番の実態だと思うんですよ。結論から言いますとね、これはより良い農家の生産条件と生活性を維持していくための生産力を身に付ける、この努力と、それからこの国の施策を撤回してもらう努力をですね、やっぱりセットで運動の柱にしていかないと、やっぱり先がないというふうに思うんですよね。蘭越でもどのぐらいの面積があるか、ちょっと後でね、もし手元に資料があれば教えてほしいんですが、耕作放棄の可能性がある田んぼね、強くすると、耕作放棄の可能性がある田んぼ、どのぐらいに予想しているかね、そのぐらいのデータを持ちながら、やっぱり一人一人の生産者を説得しながら、権利関係だとか経営状態を見ながら、土地改良も含めて進めていくということになると、やっぱりね、試されますね。改良区と農業委員会が。担当職員の苦労もね。だから本当にね、今、ちょっと変わり目なんじゃないかと思います。それでいろいろ長々申し上げましたけども、米からの転換というのはね、私は消費減退の中では米依存の農業経営というより、中心作物ではあるけども米に依存しないそういう多様な生産物を作る農家、いわゆる百姓になるということがね、やっぱり蘭越の生産力を維持するための大事な中心じゃないかなと思うんですね。町もそういう様々な応援をしていくというような実態ですけど、撤回しかないということと、協議会のいろんな発言、町長から報告ありましたけど、私の考え方について、改めて町長に今の運動の進行状況をですね、これをいつを目途に、例えば5年間水を入れないと言うけども、もう既に今年の作業はできないんですよね。作付計画がもう進んでいると。だから起点をいつにするのかっていうのも非常に重要な、農家にとっては大事な問題ですよね。それから、さっきアスパラの話しましたけど、年数年限を区切ることの問題、例えば、日出のSさんと言っておきたいと思いますけど、アスパラを6町も作っていると。経営の根幹がこれだと、高収益ですからね。路地物で反収が軽く100万を超すっていうね。そういう作物なんですよね。それから三笠の方ですけども、2割は水を張れと言われてもできないと、バックホウでもって全部水路を堀り直ししなきゃならないということですね。それから貝川のHさん、この方は約50歳ですけど、もう地域の年寄りを私は面倒見ているつもりだと、離農跡地を全部引き受けているんですね。賃貸料もちゃんと払っていると、年金プラスでこの人方は生活をしていくのに、私も健康状態が悪くなったら本当に大変だと、だからそばやえん麦だけではだめだよって言われてもね、地域経済ということを考えれば、あんたいなくても作るよって言われればそれまでだけど、やっぱり地域に対しても私は責任もあるんだと。水路の補修しなきゃならないのが約1割あると。そういう話ですね。ストレスでもうすごいと、止めた煙草を吸いだしたという話を聞きましたね。ですからこういうやっぱり農家の実情、地域の実情を踏まえてですね、町長にも頑張っていただきたいというふうに思いますので、改めて農業委員会、それから土地改良区の特例併せてお願いしたいと思います。改めてまた町長の所見をお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の御質問にお答えしたいと思います。議員、御質問のとおりですね、昨年、農業新聞の一面に今後5年間に一度も水張を行わない農地は交付金の対象とするという、事前のそういう情報もない中、私も非常にそれは驚いた状況ですね。それを踏まえて、実は各北海道、オール北海道という部分の中では、一町村がそれをどうこう言ってもですね、なかなか今、国がやろうとしている部分の中を動かすというふうなかたちになると、きちっとしたいろんな情報とか、そういうものも整理をした部分の中でやっていこうということが必要だということから、オール北海道でこれの問題について検討していこうというふうに伺ったところでございます。今回、実は全道の中で、今、この地域農業の実際に動いている再生協議会、再生協、再生協と言う部分なんですが、交付対象水田を有する再生協議会というのは全道で118協議会、118の、市の1つの中で2つある部分があるかもしれないんですが、118あると。大体そのこっちの後志から、向こうの網走とかあっちのほうはなかなかこれには該当にならないんですが、かなりの町村がそういう中であるということで、そこが集まってオール北海道としてやっていこうということで、今ですね、その先ほども答弁させていただきましたが、今どういうような状況かっていうのは、先ほど議員さんが町民の方でこんな意見があった、こういうのを抱えていると、そういうことを再生協議会の部分の中で吸い上げよう、各町村の中でどういう実態にあるのかっていうことをまずその部分の中で検討を、意見聞いて吸い上げようと、それは今、協議会の中で1つ検討されているところです。その中で、ワーキンググループというものを作って、今吸い上げたものをどう対応していくのか、そういうようなことを行っていこうということと、その中から課題と整理というものをきちっと出して、北海道、関係機関、団体が連携してですね、3つに今、3つの方向で取り進めていこうと、これは国に対して求めていく対策です。そして道が実施する対策、地域の取り組みと、この3つをきちっと整理した部分の中で対応をとっていきたいというのが、今の協議会での考え方ということで伺っております。特に、今回出された5年間一度もというのは、先ほど議員がおっしゃったとおりですね、様々な疑問とか課題があります。そのことを実は、実態調査というのを各町村のいろんな部分の中でですね、行った結果も一部報告がされております。これちょっとペーパーがありますが、この概要です。1点目はブロックローテーションの円滑な導入に課題がある。これは5年間でという部分の中でですね、それを行うことによって、米の食味の低下とか、畑作物の収量とか、品質低下など、それが招く恐れがある。これが1点です。それと、この5年間という期間について、これは検討してほしいというのが2点目です。それはなぜかと言うと、経営規模、先ほど言った、経営規模が大きくて5年以上の期間というのが、今やるのには必要なんだという、そういう意見が出ております。生産性維持のために5年以上のスパンが必要であると、基盤整備施工後は5年間のカウントからそういうのは除いてほしいんだとか、そういうような意見が出ております。3点目は、5年間で作付けはしないけども、引き続き交付対象水田として認めてほしいという意見なんかも出ています。これは育苗ハウスについては、今後、本田化する場合もあるから、こういうのは対象から外してほしい。さらには、交付対象水田から外れた水田の復活を検討してほしい。これは経営継承とか、新たに入ってきた方々のために、それは交付対象水田復活を希望するというような、こういう意見が各協議会から出されたものを、この全体の協議会でまた再度検討して、どういう方向性に持っていくかということを、今ですね、協議会としてはやっているという状況です。ですから、私としてもですね、蘭越町の再生協議会、そこの中で今回、いろんな意見をまたお聞きする場というのもあると思います。その中で上部のほうにあげて、是非、緩和、激変緩和とか、いろんな対応をとれることがあれば一緒になってですね、私は要請活動も含めて行っていかなければならないというふうに考えております。いずれにしても、この国が出された制度、ある程度進めていかざるを得ない部分があると思いますが、先ほどが議員が撤回という言葉を大前提だと言いましたが、この進んでいる以上の中で、それをいかに激減緩和というか、有利な部分をですね、もう少し時間をかけてとか、そういうような方向性に持っていくというようなことをですね、いろんな意見を聞きながら、私は当面は対応していきたい。一町村だけではなく、そこは関係団体も含めてですね、一緒になってオール北海道で対応していく、その中の一員として蘭越町も入った中でですね、声をあげながら要請をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 9番 栁谷要

痒い所に手が届く議論というのがされているというふうに、今、感じました。それで、でも1つだけ指摘したいと思うんですが、実は、経済課長がそこにお出でなので、実は一昨年ですね、私の農事組合長の時、コロナのことがあるので、車の中に5人乗って、転作の現地確認はね、なかなかきついんだということで、職員と関係機関だけでやりますっていう連絡があったんですよ。私も議会でその発言をしたような気がするんですけど、どうして農事組合長が入らないのという疑問が私、ずっとそれは根深くあったんですよ。なぜかと言うと、農業経営っていうのは肥培管理も含めてね、実に隣近所の農家関係なく、自分はもう独立独歩好き勝手やっていいんだっていうものではないんですよね。生産力というのは、維持管理も含めてね、やっぱり作用があったり、反作用があったり、けん制があったり、助言があったりしながら地域社会というのが成り立っているわけですよね。だから裏山の田んぼがね、どういう作り方されているのかっていうのを誰も見ないで一人で管理してるって、ちゃんとやっていればいいですよ。でもヒエだかそばだかね、米だか何だか分からないような転作でもね、交付金の対象になるっていうのはね、もともとおかしいんですよ。これは。だからそこのところをね、いきなりじゃあ担当者が来て、交付金出しませんよって言うのかどうかですよね。ちゃんと管理して善良な管理しましょうって言って、隣近所のおやじさんから言われるのと、役場職員から言われるのと、農家の感情としては違うんですよね。だからそのへんのね、収める力を鼓舞激励をしながら農家の生産力を高めていく。それが地域経済に寄与するっていうね、私はずっと蘭越はそれをやってきたと思います。だから今日のらんこし米があるというね、そういう捉え方をしながら推し進めていくというはね、農業委員会の役割だったり、賦課金を収めている土地改良区の役目であったりするというね、私は非常にまどろっこいかも分からないけど、そういう考え方を持っているんです。それともう1つね。撤回しかないって言うんですけども、実は極めてね、農林副大臣の中村議員と武部議員につついてはね、私は党派問わずね、政治家として極めて不誠実なね、地域経済に対するね、不信感を持ったと思うんです。衆議院選挙の前だからね、概算要求の時に示されていたものを公表しない、こういうね、政治的な態度というのはね、農家を愚弄するものですよね。選挙の前だからそれは言いたくないのは分かりますよ。でもやっぱり国の政策として、それをね、提示して、改めて議論を喚起するというのは、私は北海道の議員の大事な役目でないかというふうに思うんですよね。蘭越の議会ではそういうことを議論する議員がいたというのを、町長に心あればしてほしいと思うんですが、やはり私は住民の生活あっての政治であって、そこのところがね、非常に大事でないかというふうに思いますよね。8月に示されてから、半年経ってますと、半年以上経ってます。この間、無為に過ごしているんですよね。上のほうでガラガラポンやるまで待っているんですよ、農家。だからそのへんのね、やっぱり農家の事情、長期にわたってその耐久力のある機械や農業資材を購入するのを切り替えている農家もあります。だから1日も早くですね、これは結論だしていただきたいと、改めてまた町長に発言求めます。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の再質問にお答えしたいと思います。私もこの直接支払制度の導入に関しては、非常に驚いているのと、基幹産業農業であるという、蘭越町の米を守っていく、作物を守っていく、そういう部分の中で、より農業者が何を求めてやっていくかということをきちっと掌握を再度しながらですね、またいろんな要請活動行っていきたいなというふうには、今、感じているところです。それと併せて、国が支払交付制度を実施をすると、それプラス、また米余りだからその米をですね、また協力すれという、それは道のほうからまた来ているんですよね。はっきり言ったら本当は逆効果でないかと思うことをやっぱりそれはやっているということ自体が、私もそのへんはですね、疑問になるところなんですね。良い米を作るんだったら、やはりきちっとした部分の中で、生産者は努力してやっているわけだから、そういうものを認めながらですね、やっていってほしいなっていうのは感じているところです。これから生産者にいろんな部分の中で情報を行うという話をさせてもらいましたが、これから地区別懇談会が始まりますので、その地区別懇談会の部分の中で、今、知り得ているいろんな情報、そういうものはきちっとお話をさせていただくのと、そこで併せてまた御意見とか、そういうのもですね、伺った部分の中で、それを集約しながら上部のほうにですね、伝えていく、対応についても行っていく、そういうような考え方で今おりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 9番 栁谷要

ちょっと蛇足なんですが、補足お願いしたいと思います。例えばアスパラ、玉ねぎですね、ビートは蘭越いないんですが、収益性の高い作物、土地利用型の機械化が進んでいる作物というのは、おしなべてチッ素肥料が大量に入るんですよね。どのぐらい入るかというと、私の栽培している玉ねぎでは成分量で15キロから18キロくらいですね。ビートも同じくらいです。馬鈴薯はもっと少ないんですけどね。稲はどのくらいかというね、皆さん、農家みんな分かっていると思うんですが、ゆめぴりかでチッ素成分量は約6キロですね。肥料入れないんです。リン酸カリもそれに付随して一定率でもってあれなんですけど、つまりね、これは転作田に作ると、どういう現象が起きるかっていうと、三要素がきちっと入っているものだから、もともと入っている肥料が全部効いてくれると、バランスはあるけども、もともとのチッ素、食味に関係するチッ素肥料だけ多いんだから、収量はとれるけど美味しくないですよね。食味の影響って町長、先ほど発言ありましたけど、そのことなんですよね。だからアスパラ作っている田んぼを復元した時に何年間もおいしい米を作れない、有機物とかいろんなものを大量に入れているから。それがもう何と言うか、吸収されたり、流動したりしてなくなるまで新しい田んぼというのが美味しくない米を作らなければならないということですね。これはね、農家は発信力があまりないから指摘されないと、町長ね、農家やってない人はなかなかピンと来ないところあるかも分からないですけど、自家用の米には新しい田んぼは誰も残さないですよ。みんな売っちゃうんです。良い米と混ぜて売っちゃう。そうじゃない農家いるから適当な発言でないかも分からないけど、やっぱりそういうもんなんですよね。本当に時間とお金をかけないと米以外の作物も米も作れないという、そういう農家の非常にね、農業の難しさっていうのは、そこだと思うんですよね。なおかつ心のある、揺れ動く人間のやっている産業物ですね、人間が作り出している産業物。だからそこのところをね、やっぱり心の留めていただきたいというふうに、改めて、町長、もし必要であれば答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の質問にお答えします。議員、生産者としてですね、日頃から御苦労されている、そしていろんな今回の5年だけではそういう解決できない、そういう問題があるということを率直に私のほうにもお話をさせていただいた、この部分については、先ほど私のほうからも言いました、いろんな地方から上がっていく課題、この中に、先ほど言いましたが、そういう問題があるんだということをいかにこの声を上げて上のほうに繋げていくか、ここが大事だなというふうに思っております。ですから、対策協議会というオール北海道の部分の中では、そういう声を吸い上げていかにその部分をワーキンググループでまた協議をして、そして課題解決に向けて国にこういうことを訴えてくる、北海道としてこういうことができる、地域でこういうことをやる、この3つが方向性を出しながら、このまず5年間っていうものがこれでね、終わらすっていうかたちにはそれはならない部分ですので、なるべく声をあげて、そのものによってはもう少し外してもらうとか、緩和するとか、いろんな方法ですね、地域の声も聞きながら、私は私なりに町村長として、その会に入りながら訴えれるところは訴えていきたいというふうに考えております。議員から貴重な御意見をいただきましたので、そういう声が上に届くように、その部分も含めて努力してまいりたいというふうに考えております。御理解願います。

出典:蘭越町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる