蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日
旧蘭越診療所の跡地について
2021年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、熊谷雅幸議員が「旧蘭越診療所の跡地について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 熊谷雅幸 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 熊谷雅幸
私から町長へ1点、お伺いします。旧蘭越診療所の跡地について。町内の統合診療所も完成し、春のオープンが待たれますが、それに伴い旧蘭越診療所の跡地活用についても考慮されていると思います。当初の計画では、グループホーム、軽費老人ホーム、ケアハウス、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等の建設も予定に入っていると認識していますが今後についてお伺いします。一つ目、上記の施設形態の中ではどのようにしていこうと考えられているか。2点目、統合診療所方向から商店街への動線も良い場所にあるため。これらを生かした施設の検討も考えられるのか。以上でございます。
答弁 町長 金秀行
熊谷議員の旧蘭越診療所の跡地についてのご質問にお答えいたします。町ではこれまで、中心市街地における空き店舗や空き地が増加する現状を踏まえ、中心市街地機能を生かし、地域住民が住みやすい市街地形成の構築について検討してきた経緯がございます。平成25年8月には役場庁舎内検討委員会を設置し、10回にわたり委員会を開催して検討がなされ、平成26年12月に共生型施設建設事業計画の提言を町長にいたしております。この提言を受け、平成28年6月に市街地における共生型施設建設について、商工会より推薦された商工会会員と町担当者との意見交換を経て、検討を重ね、平成29年4月に、旧北海信金、高橋薬粧、本間呉服店跡地を活用した、高齢者に優しい居住環境整備として、高齢者が買い物や冬場の除雪に苦労せず、1人でも安心して暮らせる住宅の建設を目指した、高齢者共生型住宅の構想を策定しました。そして、この構想実現のため、平成29年5月に、町社会福祉協議会、商工会、町内会等六つの関係団体と町関係課で構成する共生型施設基本構想検討委員会を設置し、4回の委員会開催や下川町ほか道内先進地視察を行っております。一方で、平成27年5月に、比較的介護度の低い高齢者の生活支援を目的とするケアハウスについて、蘭越厚生事業団と蘭越社会福祉協議会、町関係課で構成する蘭越町ケアハウス建設実施設計検討委員会を設置し、当初平成29年4月開設を目指して検討を重ねてきましたが、建設場所や介護職員の人材確保が困難等の課題があり、平成29年8月に委員会の了承をいただき、平成33年度から35年度の第8期介護保険事業計画内で課題の精査と解決策を検討し整備する計画へ変更することとした経緯がございます。さて、議員1点目の高齢者向け住宅等の建設計画について、施設形態の中ではどのようにしていこうと考えられているのかとのご質問ですが、高齢者共生型住宅と並行して、平成29年3月から町立診療所の運営の効率化を図る必要があるとのことから、二つの診療所を一つにし、蘭越市街地に建設にするのが良いという方針のもと、蘭越、昆布診療所を統合した新たな診療所建設も進めてきました。当初、新たな診療所の建設予定地は、現蘭越診療所横の旧母子保健センター跡地を予定しておりましたが、敷地面積、工事車両の通行や騒音等による蘭越診療所の診察に支障が出るなどを総合的に判断し、高齢者共生型住宅建設予定地での建設に至りましたので、平成29年11月の第4回共生型施設基本構想検討委員会にて、現蘭越診療所を解体後にその跡地を利用して建設する旨と、建設優先順位の変更について説明し、了承をいただいているところです。このような経緯から、現蘭越診療所の跡地につきましては、先の検討委員会で了承をいただいた、高齢者共生型住宅の建設に向けて取り組んでいきたいと考えておりますが、この間の時間的経過もありますので、再度、町政懇談会等で町民の方々をはじめ、議会の皆様の御意見等も伺いながら進めてまいりますので、御理解願います。2点目の統合診療所方向から商店街への動線も良い場所にあるため、これらを生かした施設の検討も考えられるのかとのご質問についてですが、繰り返しとなりますが、一義的には第6次蘭越町総合計画や私の公約にもあります、高齢者が安心して生活できる住宅の建設を目指したいと考えておりますが、そうした中で、高齢者の生活利便とともに、商業や福祉等の複合的な機能を有した施設を兼ね合わせるということも検討する余地があると思慮いたしておりますので、是非、そうした意見も広く伺いながら取り進めてまいりますので、御理解願います。なお、現蘭越診療所は、昭和49年3月に建設されたもので築47年が経過しており、現在の耐震性の基準を満たしていない建物であり、また、廃止後の保安上の問題もあり、できるだけ早い時期に解体したいと考えておりますので、併せて御理解願います。
議員の質問 10番 熊谷雅幸
以前の話の中の状態では、高齢者共生型住宅もしくはケアハウスの可能性もあるのではないかというお話も頂いております。共生住宅であれば、運営する所はそれほど介入するわけではございませんが、もしケアハウス等であれば運営していく団体につきましても、介護する方たちの人材不足、人手不足が今言われておりますので、そのような、もしそういう施設を作るのであれば、早めに蘭越町で実施した介護初任者研修等で資格を持った方や離職した人たちへの問いかけをして、集めていっていただきたい。まあ、1点目のことですけどね。現在、それらの確保、運営主体が十分確保できているのか、これについてお伺いしまして、次、2番目の質問とします。
答弁 町長 金秀行
熊谷議員のご質問にお答えをしたいと思います。現在の蘭越診療所建設によって、旧蘭越診療所の跡地については、平成29年11月に、先ほど答弁をさせていただきました第4回共生型施設基本構想の策定委員会で、旧診療所はその共生型住宅を中心に考えていきたいということで、診療所が先に建設をして、そしてその後に検討をしていきたいということで、この検討委員会を一時休止をするということで了解を頂いているところでございます。ですから、町のほうの考え方としては、旧蘭越診療所の跡地には、共生型住宅を中心として考えていきたいというふうな考え方を持っておりますが、時間も経っております。その中で、今、診療所を早期に解体をして、そしてその後に、共生型というものがいいのか、共生型をする時に町内の中にどれだけ希望者がいるのか、そういうことも含めて検討しながら進めていかなければならないというふうに考えております。で、議員のご質問の人材確保の分がどうかということでございますので、ケアハウスのほうは当初、違う場所に建設を予定した部分があったんですが、その人材の確保、更には敷地、そういう部分の中でなかなか難しいという部分がありまして、その部分については一度、今後また検討しようということで終わっておりますので、町としては、その共生型施設基本構想策定員会というものを、休止しているものを再開を含めて、この跡地にどのようなものがいいのかということを含めて、議論していきたいと考えておりますので、御理解願いたいと思います。
議員の質問 10番 熊谷雅幸
わかりました。共生型住宅を中心にということですが、今後検討していきたいという話でよろしいと思います。2番目についてですけど、一応、町長には資料提出しておりますけど、2月16日付の北海道建設新聞によりますと、現在の高齢者はアクティブに生きてきたため、都市部や中心部への立地を好み、近隣に買い物や娯楽施設があるような利便性の高い住まいを求める。こうした地域での高齢者向け住宅の整備や、不足していて市場拡大で大きな要素になるというように記載されております。中身については前後ありますけど、アクティブに、70歳超えても、75歳超えても元気な人、相当いますので、町の中でいろんな人と交流したり、話したり元気に生きたいというお年寄り、お年寄りと言ったら失礼ですけど、増えてきているという話でございます。これらについては、一つの記事でございますけれど、もう少し大きな町を想定してると私は思いますけれども、これらの話から、この場所非常に、診療所を見たり商店街を見るに当たって、非常に当然、高台にありますので、浸水することもありませんので、非常に良い立地ではないかという気がしております。今後、高齢者住宅をふまえた中で複合した建物というのも考えられるような気もしないではないのか、これは検討の中で十分いろんな話をしていただきたいと思います。そういう気もするんですが、現時点ですぐ答えるのは難しいでしょう、今のところ、そういうのも考えられるのではないかという気がします。これについて、どうでしょうか。
答弁 町長 金秀行
熊谷議員のご質問にお答えします。現蘭越診療所、旧診療所跡地が約2,000平米、2反ほどございます。で、今、中心市街地を活性化させるという部分を考えますと、非常に市街地の駐車場不足とかそういうものも検討していかなければなりませんし、その診療所を、新しい診療所を中心として、今、議員がおっしゃっていただいた、私も同じ考え方なんですが、福祉とか商業など市街地を維持しながら過ごしやすい、そういう生活の場を作っていくとが大切でないかと考えております。そのような部分から、実は、町の前に、旧室野商店さんの跡地、その辺も町で現在取得している部分がありますので、この旧蘭越診療所の部分の建設と、そして町へ行く中での市街地の動線、そういう中での商業、福祉、合わせたまちづくりというものを、そういうものを私は、是非、進めてまいりたいと考えております。今、何をというわけではありませんが、できれば旧診療所の跡地については、共生型を中心としながら、そしてそこの中で福祉、商業、そういうもの、複合も今後、検討委員会の中で考えていただき、そして町の中での動線、町で持ってる町有地、そういうものも含めた中心市街地を形成するための事業というものを検討していきたい。そのためには、中心市街地に住んでいらっしゃる住民の方々、商店の方々、そして商工会がどのような構想というかまちづくりを描いていくか、そこも大変大事ではないかと考えておりますので、十分連携を取りながら、そして町としてできる部分を進めてまいりたいというふうに考えております。御理解を願いたいと思います。
議員の質問 10番 熊谷雅幸
わかりました。最後まとめてですね、市街地の福祉を目的にこれらを、町を維持していきたい、全てのまちづくりにつながる、私はこれらは賛同していきたいと思います。その中で、2、3、お話をしますが、福祉施設を作るには人材がなかなか厳しいということでございまして、私もちょっといろいろと調べたら、海外からの人材確保については、現在、ASEANの景気向上で、必ずしも日本が一番の働きを希望する場所ではなくなってきております。5年後には確実に、近くのASEANのほうが経済成長上は高いので、そちらに目を向けられるということですから、十分な人材確保を今からやってほしいなと思います。それらがなければ運営も厳しい所もありますので、十分注意をしていただきたい。あれだけの一等地、旧診療所跡ですから、いつ解体するかわかりませんが、様々な意見を聞いて、いろんな形を検討していってほしいなと思います。町長、今言ったように、町では施設の認定する審査する、組織、商工会、施設に対しての様々な考えたり行動する組織がありますので、既成概念を取り除いた上で、今言ったように、昔の計画だから今やらないといけないということではなくて、現在にマッチした意見をより良く集約して、そういう施設を作っていただきたいなというふうに思いますので、これら課題を含めて、最後質問させていただきます。
答弁 町長 金秀行
熊谷議員のご質問にお答えをします。私も、議員おっしゃってるその部分は、非常に私もそういうふうに考えているところでございます。何よりも、中心市街地、今の診療所を中心としながら、やはり町が活気づく、そういうことが望まれる、そのためのいろんな施策を行っていくことが必要であるというふうに思っております。それと併せて、旧蘭越診療所跡地については、まずはあの建物が非常に、先ほど言いました、古い、そしてその横がスクールゾーンになっております。そういうところから、冬期間のあそこの建物からの除雪、維持、そういうものを考えますと、私はまずですね、あそこの旧蘭越診療所、早く解体を、まずしたいという考え方がございます。その中で、議員がおっしゃった、今、現在にマッチしたそういう構想というものはたてていきたい、ただ、なかなかすぐですね、その部分が何年からやるというのは、今、財源的な部分も含めて難しいことでございますけども、共生型住宅を中心としながら、今、あそこの中心市街地の持つ機能をより高めていく、そのための施設づくりというものを、いろんな方々にも、共生型の検討委員会といいうのがまずありますので、そこを再開しながら、そしていろんな方の意見を聞いて今後の施設づくりを進めていくということが大切であるかなというふうに考えておりますので、十分、議員がおっしゃった、資料も含めて、やはり今、こういう施設が不足して、望まれてるんだなと。それと、それに伴う人材というかたちについては、非常に町でも、各種いろんな団体のほうに、介護人材も含めて単独事業を行っております。先般も、厚生事業団のほうから、ベトナムの介護の方が新たに来られるということで、各福祉施設もなかなか人材確保には苦労してるという部分もありますので、町としても、そういう部分も勘案しながら、そして次の世代に残せる、そういうまちづくりを進めるための施設づくりはどうあるべきかというものを検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。