蘭越町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月17日
国の第2次臨時交付金の活用について
2020年6月17日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「国の第2次臨時交付金の活用について」質問し、町長 金秀行、教育長 首藤一幸が答弁しました。
- 質問者
- 難波修二 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行、教育長 首藤一幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 難波修二
6番です。2点、質問をさせていただきます。まず冒頭、ただ今、町長の立起表明を力強く聞かせていただきました。私も期待をしたいなとこんなふうに考えております。併せて、2月以降、これまでのコロナウイルス対策に係る、町長はじめ職員の皆さんの努力に心から敬意を表したいとこんなふうに感じております。平常業務に加えての作業、しかも年度末、年度初めの大変忙しい時期だったので、大変だったろうというふうに推察しております。今後もまた続いてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたしたいところでございます。私の質問も、コロナ関連の2問でございます。まず第1点目、国の第2次臨時交付金の活用についてでございます。政府は、新型コロナウイルス対策の第2次補正予算案を国会に提出し、6月の会期末までに成立させる予定とのことです。去る12日に成立をいたしました。この中で、地方自治体に対する地方創生臨時交付金は、1次補正の2倍の2兆円が計上されています。1次補正の本町の配分額は約6,000万円でしたので、単純計算すると今回は1億2,000万円にもなります。巨額の交付額であり、住民生活への支援、地域経済を活性化させる新しい活動、コロナウイルスとの共存を図るために必要な対策などに有効活用することが必要と思います。現時点で使途等についてお考えがありましたらお聞かせ下さい。
答弁 町長 金秀行
難波議員の「国の第2次臨時交付金の活用について」の御質問にお答えいたします。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は第1次補正予算の中で、1兆円が計上され、本町では6,214万7,000円が上限と配分されましたので、議会の御理解を頂きながら、コロナ対策として各種事業を推進いたしているところでございます。加えて政府は、5月27日、新型コロナウイルス感染症に伴う追加経済対策を盛り込んだ第2次補正予算案を閣議決定し、国会へ提出され、6月12日に成立いたしたところでございます。主な施策として、飲食店などの家賃支援、雇用調整助成金の日額上限の引き上げ等が予定されており、また、議員御指摘のとおり、地方公共団体向けの臨時交付金についても2兆円を増額するとされております。この交付金の配分については、1次補正の算出においては、人口、感染状況、財政力等を踏まえ限度額が設定されましたが、2次補正予算の2兆円につきましては、事業継続や雇用維持への対応分は感染状況により配分し、感染予防のための新しい生活様式への対応分は財政力を重視し配分する方針を示しており、詳細は今後示されることとされておりますので、交付限度額についてはまだ未定でございますが、1次補正以上の限度額となるのではないかと予想しているところでございます。臨時交付金の目的は、地方公共団体が地域の実情に応じて感染の影響を受けている地域経済や住民生活の支援をきめ細やかに実施することで、地方創生を図ることとされておりますので、目的に沿って、町での有効な事業を計画的に進めてまいりたいと考えているところでございます。さて、現時点での使途等についてでございますが、コロナウイルスとの共存を図るために必要な対策として、今回補正予算で計上させていただいておりますが、小中学校感染症対策環境整備事業として、扇風機購入や網戸の設置、中学校普通教室の拡幅、また、公共施設感染予防対策事業として花一会図書館除菌ボックスの設置、オンライン会議用環境整備等を実施したいと考えております。また、今後の取り組みとして検討しているものでは、情報発信の充実・ネット申請等を見込んだホームページのリニューアルや災害時の備えとして、避難所における資機材の整備及び更新を迎える行政通信システムバッテリー交換等、新しい生活様式を念頭に感染対策と生活環境の整備を進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、新型コロナウイルス感染症はワクチンや治療薬が開発されておらず長期化が予想されますので、その対策にも苦慮するところですが、直面する対策のみでなく、長丁場に備え、国道の支援で賄えない部分について、関係機関や住民の声を聞きながら、様々な分野で本町に必要な対策を講じてまいりたいと考えておりますので、御理解願いたいと思います。なお、町内企業等からもコロナウイルス対策のために寄付金をいただいており、その活用方法についても現在検討させていただいておりますので、併せて御理解願います。以上でございます。
議員の質問 6番 難波修二
この質問を提出した時からもう約3週間ぐらい経っておりますので、それ以降状況が見えてきた部分もありますし、ただ今の御答弁で、あるいは補正予算案を見て、理解ができた点もたくさんありますけれど、いくつかお尋ねしたいというふうに思います。個人への給付等につきましては、後々の議員からも質問がたくさんありますので、私からは省きたいというふうに思います。今回も一部補正予算に、ただ今の答弁でもありましたように、公共施設の感染予防対策あるいは医療や介護現場、民間事業所の取組への支援等、予算を計上されている所もありますけれど、特に私は、農業や観光や商工業の、単にコロナウイルス感染の回復を図るというだけではなくてですね、回復から新たな展開につなげるというような、そういう新しい企画への支援という所にぜひ重きを置いて、これからも取り組んでいただきたいというふうに思っているところです。まだまだ検討の余地はあると思いますし、ただ今の答弁にありましたように、長期化していくということで、今回のその第2次補正の配分についてはまだ詳細が未定だということで、理解しておりますし、今回のこの議会に補正予算で上がってるその臨時交付金で上がってる2,600万円程度はその先食いと言いますか、そういうことなんだろうなというふうに思っております。これからも追加で交付金の配分があるということですので、ぜひじっくりと関係者の意見要望を聞いてですね、有効な活性化のための事業を、計画作りを目指してほしいと、総体的なことですけど、そういうことにぜひ努めてほしいということで、再質問させていただきます。
答弁 町長 金秀行
難波議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。議員がおっしゃったとおり、今後の活用方法なんですが、実は先般、商工会会長からですね、コロナ対策の感染に対する要望書というのを頂きました。その中で私は、その町民の商工業も含めた部分の中の、まず対策を進めるということで、それも補正予算等に上げさせていただいた経緯もあります。それと議員がおっしゃった他の団体、そういう所からもいろいろ意見を聞いて、それをコロナ対策に反映していくという御意見ですので、私もそのような形で進めたいと考えておりまして、実は担当課のほうでも情報共有をするように、各関係団体のほうに、今回のコロナ対策において非常に何か困っていることとか、今後の対策等の部分の中で、検討していくための意見等を聞きなさいということで指示をいたしているところでございます。議員が先ほどおっしゃった、私もコロナ対策は長期化という部分が考えられるし、その長期化に見据えた対策が必要というふうに考えております。影響等の情報交換、そしてその必要な対策、これについては計画書を策定してですね、国のほうに今後提案していきたいと思っております。まだ実施計画の提出期限というのは、まだ未定という状況でございますので、私からも先ほど言いました、早急にまたいろんな団体、そういう所に再度また御意見等を聞いて、そして町民からの御意見等もあったものを含めながらコロナ対策、そして先ほど議員がおっしゃった、新たな展開というかそういうものにつなげていくような、そういう予算を、計画を組んでいければいいなと考えているところでございます。いずれにしても、このコロナについては長期化が予想されています。皆さんが非常に、自粛をして我満をしていただいてる、そこの中から、やはり生活様式と言いますか、そういうものもコロナと一緒になって当面は行っていかなかったらならないということを、町としてできること、そういうものを十分に内部で検討して進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上でございます。
議員の質問 6番 難波修二
前向きな答弁ありがとうございました。次に、少し具体的なことをお聞きしたいと思ってるんですけど、今回の国の第2次補正予算には緊急包括支援交付金という、そういう、これは医療体制整備のための事業ということになっています。そのなかで都道府県が事業主体になって、医療や福祉関係の職場で働いている方々への給付金制度ができたはずでございます。感染者に対応する看護士さんや介護士さんには20万円、それ以外の方には、どういう事業所であっても5万円を支給しますと、テレビ等でも新聞でも見ましたので、それが、感染者はおりませんので5万円の部分ですね、町内の医療機関やあるいは福祉事業所、施設はこれらは該当になるのかという所はちょっと気になっておりまして、あるいはその民間の社会福祉法人とか医療機関、あるいはその町で直接やってる介護事業所などについてはどうなるのかという、この辺が非常に関心のある所でございます。それと、その従事している従業員の職種によって対象になる、対象にならないということが出てくるのかですね、そういう所が、まだ詳細が定まっていないということですので、分からないのかもしれませんけど、もし現時点でわかる状況があればお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
難波議員の、新型コロナウイルスの緊急包括支援交付金、この分について、今、町のほうで知り得ている分について話をさせていただきたいと思います。議員がおっしゃってるとおり、今回の2次補正で医療提供体制等の強化ということで、この交付金が2兆2,370億円、これ追加してるということで、医療分として1兆6,279億円、介護として6,091億円が支給されると、予算措置されているというふうになっております。実はですね、昨日、後志総合振興局と、先ほど行政報告で申し上げましたウェブ会議の中でもですね、実は今、議員がおっしゃった質問の内容のことが出ました。実はその中で議員がおっしゃった、医療分については対象は、都道府県が役割を設定された医療機関に勤務して、実際にコロナ患者の診療などに当たった機関は20万円だと。それと、当該医療機関に勤務しながらも実際にコロナ患者の診療がなかった場合は10万円、その他、議員がおっしゃった病院、診療所、訪問介護ステーション、助産所に勤務してると、そういう医療従事者、職員は5万円を給付するということとなっております。介護分については、感染症が発生した濃厚接触者に対応した施設、事業所に勤務している方には医療金として20万円、その他の施設には医療金5万円を支給するという、そういう概要なんですが、先ほど言いました、後志総合振興局の部長の話の中では、繰り返しになりますが、実は概要がまだ、その中でどれだけ出るというのが分かっていないという、そういう答弁でした。私どもの担当もですね、先般、道の保健所のほうに確認したんですが、道でもまだ詳細については整理している段階だということで、診療所も含めた町内医療機関また介護サービス事業者の従業員全てがこれに対象になるかどうかというのは、今現在では明確に答えられる、そういうような情報はない状況でございます。そのようなことから、今、議員がおっしゃった、この交付金についてですね、今後、分かり次第情報があれば事務所の事業所のほうにも情報提供するとともに、町のほうでも早急にその辺の情報を集めたいなというふうに思っているところでございます。また、非常に、地域医療の確保として、一般の病院、診療所、保険薬局に対して、診療継続に必要な感染防止対策、これは非常に必要だなと考えておりますので、この交付金、どれだけ支給されるかっていうことはまだ現在、未定でございますが、この医療が崩壊するとコロナ対策は進まないということは、私も認識しておりますので、情報を入手しながら、町としてもしそういう協力できる分があればまた検討していきたいというふうに考えておりますので、御理解願いたいと思います。以上でございます。
議員の質問 6番 難波修二
すいません、最後に。収束まではまだまだ時間がかかるということで、今、答弁あったように、医療関係もその感染予防対策というと、いろいろ希望があると思うんですよね。あるいは今、建設中の統合診療所の出来上がり待つ状況ですけど、4月からの開業に合わせて、もしさらに付け加えるようなものがあれば、そういうことへとの対応もぜひ検討していって欲しいなというふうに思いますので、お医者さんとの協議ですね、あるいはその医療介護等の現場の声をぜひ吸い上げてほしいと思います。実はこういうことがあるんですけど、全国の福祉施設では、今回の10万円の給付金、あるいはこの5万円の関係で、特にパートの従業員の方は入ると。そうすると、配偶者控除の限度額の関係で勤務日数を減らして欲しいとそういうジレンマがあって、実は小さな介護事業所の現場は、勤務日の割振りで大変なんだということを、全国のそういう所で状況が発生してるということがありました。それらに対して町で何か手立てができるかというと、それはなかなか難しいんですけど、そういう現場の声に耳を傾けてですね、事業運営の苦労を受け止めて、全面的な支援をお願いしたいということを、お願い申し上げて、質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 金秀行
難波議員の再質問にお答えをしたいと思います。前段、行政報告の部分の中で、実は2次医療圏の俱知安厚生病院の強化についてという部分でも、私は今回の2次補正の部分の中で、道のほうが事業主体なものですから、強化をお願いしたいというところを、昨日実は要請したところです。それと併せて、議員が今おっしゃったとおり、その地域医療という、1次医療、2次医療という分があるものですから、町内の医療機関、ここの部分はきちっとした対策はいろんな部分でしていかなかったらならないなというふうには考えているところです。新型コロナウイルスの感染対策、これについても、今建設中の統合診療所の部分の中で、これからその感染に向けて、いろんな部分の中で協議なり、その分も必要ではないかなというふうに思っております。そのような中から、できれば私としては内部のほうで、副町長なりとは相談しておりますが、早く専任の担当の職員というか、そういうものも配置しながら、そして先生と、今もやっていますが、そういうものを綿密に協議をして、オープンに向けていくというような体制をきちっと早めに取っていくことも必要だと考えております。いずれにいたしましても、新型コロナウイルスは長期間かかるということでございますので、町民の命を守る、その医療機関というのは大事な場所でございますので、町としてできる範囲に、先生方のお話を聞きながらですね、また費用がかかる分については、議会のほうと相談して対応してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 6番 難波修二
教育長にお尋ねします。再開した学校の学習指導についてでございます。2月下旬から断続的に行われた学校の臨時休業も再開され、児童生徒や保護者の喜びは大変大きいと思います。経験したことのない感染症予防への対応について、これまでの教育委員会・学校の取組に敬意を表したいと思います。約3か月間に及んだ学習の遅れを、児童・生徒に与える心身の負荷に配慮しながら取り戻すことは大変だろうと思います。今後の学習指導や学校行事などの取扱いについて、国・道の方針と教育委員会のお考えをお聞かせ下さい。
答弁 教育長 首藤一幸(教育長は2020年12月まで)
難波議員の「再開した学校の学習指導について」の御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、北海道教育委員会からの通知と国の方針により本町の小中学校では、2月27日から春休みまでと、4月20日から5月31日まで臨時休業としています。また、各学校の卒業式、入学式についても、感染防止を図るため、保護者や在校生、来賓の制限、祝辞等の文書配布など時間を短縮し、簡素化して開催したところであります。臨時休業中は、各学校から子どもたちへの学習課題等をプリントして配布したり、健康状態の把握や学習の課題の提供、指導などのため、少人数登校となるようにして分散登校を実施してまいりました。長期休業による、今後の学習指導と学校行事などの取扱いについての御質問でありますが、2月27日から春休みまでの臨時休業は、学校によって18日から20日間の休みとなりましたが、各学校とも学年末ということで、小学校6年生、中学校3年生は、年度内に履修すべき授業は終了しており、他の学年についても未履修の時間は少なく、令和元年度分の未履修分の授業については、4月6日の入学後、小学校は4月7日から4日間の中で、中学校は4月7日から4月15日の中で、新2年生は5時間、新3年生は6時間の授業を行い、前年度に予定していた全ての内容を終了しています。4月20日から5月31日までの休業日数は、26日間でありますが、文部科学省からは、臨時休業に伴う学びの保障について、「学校の新しい生活様式」を参考に、感染予防を徹底した上で学校を再開するよう通知が来ております。また、「学びの保障」については、国の通知を受け道教委から大きく4点について示されており、一つ目は、これまで指導できなかった内容を確実に実施できるよう、家庭学習との組合せや指導順序の変更などにより、学習活動の重点化を図るとともに、長期休業期間等における登校を設定すること。二つ目は、小学校6年生、中学校3年生については、年度内に学習指導要領に示された全ての内容を身につけさせること。三つ目は、最終学年以外は、様々な工夫を講じたうえで、やむを得ず一部の内容を次年度以降に移す際には、次年度に必要とする授業時数を更に加えること。四つ目は、学校再開後も再び臨時休業や分散登校を行うことを想定し、ICTを活用した家庭学習支援の指導を行うことができるようにしておくことと示されております。本町におきましては、子どもたちが臨時休業後にスムーズに登校し円滑に学校生活を営むことができるよう、臨時休業中の学習の課題や指導を行うとともに、段階的に分散登校の回数を増やしてきたところであります。また、子どもたちの食事支援として、給食弁当を小中学生全員に配達するなど、休業中の子どもの学習や生活の支援に努めてまいりました。臨時休業に伴い各学校では、大幅に授業時数の不足が生じておりますが、不足時数の回復と学習指導要領に定める内容を身につけるため、夏休みなどの長期休業期間の短縮、始業式、終業式の時間数の増加、木曜日の5時間授業の見直し、学校行事や研究研修内容の精査、予備時数の調整などにより、標準時数の確保を図ることにしており、各学校、各学年とも子どもたちの精神的な負担に配慮しながら、本年度内に不足している授業の回復ができるものと考えておりますので御理解願います。
議員の質問 6番 難波修二
説明で大部分は理解ができました。一般的に年間の授業日数というのは、学習指導要領で定められた時数以上に余裕の時数、日数と言いますかね、そういうのがあるので、それを充てると、さほど夏冬休みを短縮しなくても、余裕時数を充てることでカバーできるという、そういう仕組みになってるんですけど、それにしてもこの4月5月の休業でカットされた時数というのは相当多いというふうに思いますので、今のお話ですと、なんとかこれからその日課をやりくりで年度内にはなんとかカバーできるだろうと、そういう見通しだという、そういう答弁だったと思いますけど、やはり今、よく言われますけれど、第2波、北海道のは第3波が来るのではないか、当然来るだろうと思いますし、それと冬場のインフルエンザがもし仮に流行るとすれば、これだけ気をつけているとインフルエンザ、今年の冬はあまりなかったようですけど、これからのインフルエンザの到来等を考えると多分こなしていけるだろうと、そういう憶測で、これからの授業の日数をカウントしていくというのはちょっとやっぱり、学年末になっていや、ちょっと厳しいなとならないように、ある程度ゆとりを持って夏休み冬休みというのをしっかりこう短縮するという、そういうようなこう思い切った、それこそ余裕を持ったこれからの課業日の設定というんですかね、そういうものをぜひやっていって欲しいというふうに思います。不測の事態を想定して、余裕を持った回復計画を立てて欲しいと、そういうことをぜひ教育委員会からも各学校にお願いをして、第3波あるいは冬場のインフルエンザの到来なんかにも備えるような、そういうこれからの学校の教育課程を編成してほしいと、いうふうに思いますけれども、改めてお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 首藤一幸(教育長は2020年12月まで)
ただ今の難波議員の御質問にお答えいたします。臨時休業に伴う授業の不足時数については、各学年各学校によって異なりますけれど、それぞれ今、議員おっしゃるとおり、ゆとり時数を除くと、昆布小学校では、6年生が一番多いんですけど、61時間、蘭越小学校では88時間、蘭越中学校の3年生は91時間となっています。不足時数を解消し、児童生徒に学習を身につけさせるため、小学校では夏休みを1週間短縮し、8月1日から8月17日までというふうに、また、始業式終業式の授業時数の増加、また、運動会や学芸会などの学校行事の内容を簡素化したり、後志教育研究会や第2ブロック研究会の活動も今年度休止となったことから、研究研修の活動の時間を授業に充てることができ、教育課程を見直すことによって不足時数の回復ができるものと考えております。小学校については冬休みの短縮を現在検討してますけど、中学校につきましては、小学校より不足時数が多いことから、夏休みは2週間短縮し8月8日から8月18日までとし、冬休みについても3日間短縮することとしており、長期休業以外の対策については、中体連・中文連の中止と小学校と同様の対応をして授業時数を確保してまいりますが、それでギリギリかと言いますと実は、そうすることによって予備時数もかなり何十時間か生まれてきておりまして、ギリギリではありません。また、その学校によりましては、冬休みを短く見てることで、2学期中にまた、臨時休業が来た場合には冬休みを長く休むとか、3学期に来た場合には終業式をずらせるとか、そういうことも想定しながら、ある程度余裕を持った中で授業回復を図っていきたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 6番 難波修二
十分余裕を持って計画を作ってるということで、了解をいたしました。次に、オンライン授業についてお聞きしたいと思います。先ほど答弁にも一部ありましたし、それから今回の補正予算案にも機器購入費が計上されておりますが、今後の学校教育にオンラインを活用した授業は、決して万能ではないけれど、必要なものになるだろうと私自身も認識をしております。そこで大事なのは、ハード面の整備は国が全額でやれということのようですから、それはまあハード面の整備はできるわけですけど、オンライン授業するにあたってはやっぱり、学校現場のソフト面の対応が非常に大事だろうというふうに思っております。具体的にオンライン授業を実施できるようにするためには、先生方の指導技術の習得と、それをやっぱり着実に実践できる力というのが、まずやっぱり、そこは大事だろうというふうに思います。もう一つは、子ども達がタブレット、端末をきちんと操作できると。学校内でそれを活用する場合にはいいんですけど、それをその休業とかで家庭に持ち帰って使うという場合には、それが子ども達が使えなければ授業にならないだろうと思いますし、低学年ではなかなか難しさもあると、そういうことがあると思います。もう一つは保護者の理解を深めるということも不可欠だと、こういうふうに思うわけですけど、それらについて今回、今年度中にハード面の整備ができるにしても、これからのそれを具体化していく上での、今申し上げましたような3点の今後の進め方についてどのように考えておられるか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 首藤一幸(教育長は2020年12月まで)
オンライン授業の御質問についてお答えいたします。先ほど最初の答弁でもお話しましたとおり、国や道教委では、学校再開後も臨時休業や分散登校を行うこととなった場合を想定し、ICT環境の整備とオンライン授業の取組を推進しております。ICT環境の整備につきましては、国ではGIGAスクール構想の前倒しを行い、本年度中にタブレット等の整備を推進していることから、本町におきましても、今回、各小中学校に一人一台のタブレットの整備を補正予算として提案させていただいております。オンライン授業を行うためには、学校と各家庭がW i―F i環境が整っている中で、パソコンやタブレットが必要になることから、5月下旬に各家庭保護者のW i - F i環境やタブレット等の保有状況について調査いたしました。その結果、タブレット等の貸し出しが必要な家庭には学校からの貸し出しを行うこととW i―F i環境のない家庭には、モバイルルーターの設置が必要となるため、必要台数を今回補正予算として計上させていただいております。また、ICT環境の整備やオンライン授業を推進するためには、やっぱり私たちも、喜茂別町でやってるということで授業を見させていただきに行ってまいりました。やはり初めてということで先生達も戸惑っている中で、教育委員会と連携して授業を行えるようになりましたが、何回か予備練習をするとできるということで、そのためには研修会の参加や専門的な知識を有する方の支援も必要ですので、今回、ICTサポート支援員の配置につきましても、予算計上させていただいているところであります。次の休業が来るまでの間に、そういうシステムの研修や練習を行ったり、先生たちと一緒に教育委員会の職員も、どういうふうにすればスムーズに使えるかと準備を進めたいなというふうには考えておりますが、御指摘のあった低学年につきましては、私たちが喜茂別に見に行ったのは5年生と6年生の授業で、低学年についてはどこまで対応できるかと言うと難しい部分もありますので、その部分について事前にどこまでが可能か、例えば高学年がオンライン授業やってる間は低学年は密にならないように分散登校するなど、いろいろな工夫をしながら対応を考えていかなかったらならないというふうに考えております。いずれにしても、オンライン授業については、どうしても長い休みになるとこれからはそういう時代かなと思いますけれど、いろいろやっぱり技術的な部分とか、課題も多くありますので、慎重に対応してきたいというふうに考えておりますので、御理解願いたいと思います。
議員の質問 6番 難波修二
最後にします。やっぱりこう熟達するというんですかね、先生たちが慣れるということが大事かと思います。最近のテレビ番組を見てますと、オンライン出演と、テレビ画面で出て、やっぱりギクシャクしますよね、そのMCとのやり取りというのを聞いていても。そういうことがやっぱり子ども達との授業で、やっぱり円滑にするためには、繰り返し繰り返し、そういう技術を習得するということがやっぱり絶対必要だろうと、そういうふうに感じますね。ですから、そこで町独自でも専門家を招いて、何回も繰り返し指導をしてはどうかということを言いたかったんですけど、そういうようなことも含めて予算にも計上されているということですので、安心をしましたけれど、ぜひそういう、せっかく国が100%で整備をするということですから、それがうまく利用できるように、どこの学校でどの担任の先生でもそれが使いこなせるというふうにしていくことが大事だろうと思います。最後にですけれど、子ども達同士とかあるいは先生と子どもが気兼ねなく触れ合えるようなことにはまだまだ、いくためには時間かかるだろうとそんなふうに感じております。子ども達の心身の負担は非常に大きいと思いますけれども、それにつけてもやっぱりこれまでと、今後も先生方の努力の負う所は非常に大きいとそういうふうに感じております。ぜひ、学校への声援や、あるいは教職員への激励、そういったことについて、私たちもやっぱり努めてエールを送るという、そういうことをやっていかなければ、なかなか学校での子ども達の完全な、本当に豊かなものになるということは時間がかかると思いますので、ぜひ教育委員会でも努めてそういう所に気を配ってほしいと。併せてやっぱり、例えば消耗品費とかそういうものは絶対に必要になるだろうと思いますので、そういうところの予算の措置とか、あるいは先生方の、今言ったような研修を重ねるということについての研修費の増額とか、そういうことも含めて、物心両面での支援をお願いして、質問を終わりたいと思います。
答弁 教育長 首藤一幸(教育長は2020年12月まで)
御質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、今回のコロナウイルスによりまして、先生たちも初めての対応ということで、休み中の子ども達の支援、また、学校始まってからの体調に配慮した中での授業をどのようにしていくか、やはり休みが長かったということで、先生たちにとっては、教科書に沿った上手な課題を提供して、授業が円滑に行われている部分もあるんですが、とはいってもやっぱり個々を見ますと、学習の遅れを感じる子はいないわけではありませんので、そういう部分については校長先生も教頭先生も皆さん入って、学校全体で個に応じた対応をしているなというふうに感じております。先生たちの努力に対してエールを送るということに対しては、ありがたい言葉だと思っておりますけれど、私たちも校長会等を通じまして先生たちの頑張りには感謝しながらもですね、これからもいろんな面で、そして感染予防ということで教室、毎日終わった後に拭いたりなんなりと御苦労も非常に多いので、そういう部分で消耗品等も含めて、そういう消毒について不足を生じないように、学校と連絡を取りながら対応をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。