みんなの議会

蘭越町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日

育苗施設利用に係る以降調査の実施について

2020年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、向山博議員が「育苗施設利用に係る以降調査の実施について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
向山博 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 向山博

私からは2点、ご質問させていただきます。一点目は、育苗施設利用に係る以降調査の実施についてでございます。先ほどの永井議員とかぶる所があるかもしれませんけどよろしくお願いします。今年度から試験的に実施される、密苗マットの出荷は、今までの中苗マットに比べ育苗箱数が半減する事から、運搬作業に伴う労力の軽減、74育苗ハウスの省スペース化やコストの低減、そして播種時期が中苗マットと重ならない為、育苗施設の有効利用が図られるものと期待しております。今年度の試験出荷は、町内農業者に意向調査を実施して取りまとめ、12戸の農業者が希望されたと聞き及んでおります。近い将来、密苗の栽培技術が改善され、現行の中苗マットと密苗マットのセットを条件で希望する農家に全量供給を模索して頂きたいと思っておりますが、その検討資料として全農業者に育苗施設利用に係る意向調査を実施すべきと思いますが、お考えをお聞かせ下さい。

答弁 町長 金秀行

向山議員の、育苗施設利用に係る意向調査の実施についての御質問にお答えします。育苗施設の密苗試験出荷に関しましては、育苗施設利用者の説明会、更には生産者の方からも密苗の取組について意見をいただきながら、それらを踏まえまして、施設の運営方法や現在の育苗施設利用者以外の希望者にも出荷できないかなど検討を重ね、育苗施設運営委員会に諮りまして、令和2年出荷分から試験的に取り組むこととしたところでございます。試験出荷は、1件につき面積の上限を1ヘクタール分、出荷枚数150枚とし、育苗施設利用者は現行の中苗マットから差し引いた面積分とすることを条件に、すべての水稲生産者に希望を取ったところ、当初12名の希望がありましたが、希望者に対する説明会開催の結果、最終的に新規で3名、育苗施設利用者で7名、合計10名の希望となりました。密苗の取組につきましては、議員、御指摘のとおり水稲栽培の省力化・効率化に効果が期待されますが、一方で、育苗施設ではこれまで試験展示圃への少量の出荷は行ってきましたが、全農家を対象とすることで、育苗施設の運営、労働力確保などの懸案もあり、今後、密苗の数量が増加したとき、特に労働力の確保が課題になってくると考えております。また、中苗マットから密苗への移行に伴い、中苗マット供給に余裕ができることによる新規の受け入れをどのようにするかなど、整理すべき事項も多々あり、それらの精査が必要と考えております。現在のところ、密苗の希望者数は少ない状況であり、御質問の中苗マットと密苗マットのセットを条件としたことに関する意向調査については、今後の状況を見ながら課題を検討したうえで判断させていただきたいと考えております。当面は試験出荷の結果を踏まえ、内部や育苗施設運営委員会で検討したいと考えておりますので、御理解を願います。75

議員の質問 5番 向山博

ありがとうございます。1年前、昨年ですけど、町長は育苗施設で働いてる方々に無理がかかっていることを承知の上で、もう少し職員等に頑張っていただきながら、事業の一部を民間に移行するかについても検討したいとおっしゃっていただきました。今年から全面的にロックウールを用い、夏季の焼土加工の作業負担軽減が、なされたことは大変喜ばしいことと思っております。私はこの件について、数名の農業者に聞き取ってみました。聞き取った内容というのは、もし育苗センターで苗を供給すると言ったらあなたは取りますか、と。それは今育苗センターと関わってないからです。その方の言うのには、取りたいっていう方もいるし、金額によるといった方もいますし、何よりも育苗センターで全部供給できるんだったらお金と相談して取りたいって言うんですけれど、ある一部を育苗センターから頂いて残りは自分でやるんでしたら、工程が大変だというんですね、まず播種の工程、それから播種量に関してもセンターで全部規制されるんで、ちょっとなあ、っていう方がけっこういました。それであの、今回のこの件で意外と、もし供給したらあなたはいかがしますかっていうのをアンケート取った時に、意外と数が少ないんじゃないかと思うんですね。それでこれから将来を見て、一体どれくらいの農業者が育苗センターの苗を取りたいのかというのをぜひ頭に置いていただきたいので、ぜひこのアンケートを実施していただきたいのですが、いかがですか。

答弁 町長 金秀行

向山議員の御質問にお答えしたいと思います。議員が言ってた、中苗と密苗を一緒にというアンケートっていうのは、やはり密苗自体が今、今年の皆さんにも配らせていただいた試験展示圃の成績の中でもこの部分は非常に密苗は有効だということで出たんですよね。で、前の年の試験はまだいろんな課題があるという形も出たものですから、非常に私も生産者の方が密苗を、私もぜひ進めることによって今、育苗施設のいろんな能力というか、そういうものが活用できるんであれば、これを増やすことによってできるから、ぜひ進めていただきたいなとは考えてるところです。今、議員おっしゃった、今後、育苗施設のその活用するかどうか、そういう部分についてアンケートを取るかどうかということでございますけど、これまでそういう調査というのはまだ、今、担当課長に聞きましたけど、取ったことないという分があるので、これから永井議員からの御質問もありますけども、どれだけ育苗というかそういう部分について皆さんが関心と期待と、まあ自分でやり76たいっていう方もいるかもしれませんけど、そういうような育苗施設に対する何かそういう御意見とか、そういう分についてはそれはいろんな農事組合長さんを通しながらという部分は、今ここでこういうふうにできますとまでは答弁できませんが、検討してみたいというふうに考えておりますので御理解願いたいと思います。

議員の質問 5番 向井博

よろしくお願いしたいと思います。農業もAIの導入とか、5年前には考えられないような新技術が導入されて、目を見張るような革新技術が進んでおります。次の5年を見据えて、できるかできないかはともかく、ぜひこれ、アンケートというか意向調査を取っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。最後に何か。

答弁 町長 金秀行

農業技術がどんどん進んでですね、今、機械力の力というのは非常に進んでいる。そしてそれによって蘭越のブランド米が生産されていくということは非常に大事なことだと思ってます。その一翼を、実は育苗施設という部分も町民の皆さんに御利用いただいて喜ばれているということは十分、私も認識しているところでございます。今、議員からおっしゃっていただいた部分については、内部ででも、どういうような形で進めていくのがいいのか、そして農業者にどういう点についてきちっと聞きながらそれが農業振興のほうに計っていけれるのか、水稲として活用できるのか、そういうものも含めて内部で検討しながら進めたいと考えておりますので御理解を願いたいと思います。

議員の質問 5番 向山博

ふるさと納税の返礼品についてでございます。町は、らんこし米の生産とブランド化に毎年支援していただき、私も農業者の一人として感謝しているところでございます。らんこし米のブランド化は何年も前から提唱されており、特に近年はマスコミで紹介される機会も増え、道内外の消費者から注目される存在になっていますが、らんこし米は何処で購入することができるのか、とよく聞かれます。消費者は生産者個人を特定したお米に人気が集まる傾向にあるようですが、お米のふるさと納税返礼品開発とPR方法についてお伺いします。

答弁 町長 金秀行

向山議員の、ふるさと納税の返礼品についての御質77問にお答えします。2月末現在、蘭越町へのふるさと納税は、854件、2,311万2,000円となっており、前年比、件数で3倍、金額で3.6倍となっている状況でございます。これは、昨年4月より返礼品のバラエティを増やしたことや、昨年6月より掲載サイトを増やしたこと、また、毎月5キロのらんこし米を12か月にわたって送る、定期便といわれる返礼品が、都会の住民や高齢者に好評で、この申し込みが大幅に増加したことが大きな理由と考えております。さて、議員御指摘のとおり、長年にわたる生産者や販売者の努力と町を挙げてのPRが実を結び、昨年は米1グランプリでグランプリを受賞したほか、ゆめぴりかコンテストで最高金賞を受賞するなど、高い評価を受けたことで、さらにらんこし米の知名度があがってきており、これらのこともふるさと納税の増加に影響があったと推測されるところでございます。現在、蘭越町のふるさと納税返礼品のお米は、すべて、道の駅シェルプラザ港で取扱いをしておりますが、議員御提案のとおり、今後は、蘭越米のなかでも個人農家や事業者の取り扱うお米を返礼品としてラインアップすることも考えております。これについては、4月以降法人化を予定している、観光協会と連携し、個人農家や事業者が受注・発送に対応できるよう商品化することを支援するため、ふるさと納税返礼品調達委託料として令和2年度に予算を措置し、対応していきたいと考えているところでございます。これによりまして、ふるさと納税で一度返礼品として食べたお米を、繰り返し購入していただき、らんこし米のファン、リピーターとなることを期待するものです。蘭越町へのふるさと納税申し込みの95%がインターネットサイトを経由するものですが、ご存じのとおりネット通販は、激戦となっており、ふるさと納税も例外ではありません。楽天ふるさと納税のサイトだけとってみても860の自治体が出品しており、お米及びその関連商品だけで検索すると17,000アイテムが表示をされる状況でございます。そのような中で選ばれるためには、どのような方法があるのか、引き続き工夫をしながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解願います。

議員の質問 5番 向山博

お米の返礼は昨年3.6倍ということを聞いて、すごく嬉しい思いでございます。二つの道の駅で販売している、町内業者78から仕入れた洗練されたらんこし米はおいしいのですが、どうもインパクトに欠けるとお思います。むしろ幽泉閣に置いてある個人の農家の米のほうがかなり人気があるようでございます。生産者の違う、おいしいお米は、いくら混ぜてもまずくはなりません。消費者は、でもそうは思わないんです。それで、今年蘭越町観光協会かなんかが法人化して、向かうそうですけど、町として、返礼品の開発に大いに関わっていただきたいと思います。その点についてどうですか。

答弁 町長 金秀行

向山議員の御質問にお答えします現在、町のほうではこういうパンフレットを作って、何パターン化のふるさと納税の返礼品の品物を行っております。これは今、町のほうでやっていますので、これをさらに来年度は法人化する観光協会、そういう中でもこの返礼品も含めてさらにいろんなものが提供できると、そういうものをぜひ作っていきたい、そのために町も支援したいということを考えております。ふるさと納税でまちおこしをしてるという町村もよくお聞きします。これまで蘭越町、1年前までは800万くらいのふるさと納税で、後志の方でも下位の方にランクしている、多い所は11億くらいの寄付額をもらってる、で、そこの中で町内の商品を扱うことによって町の経済が回ってるというような状況もありますので、ぜひ私どもも、観光協会が法人化され、町もいろんな部分で連携を取って、そこの中でふるさと納税の返礼品を増やし、そして町のいろんな商品を返礼品で使うことによって経済が回ってくるなというふうに考えておりますので、十分にその辺の所は、議員おっしゃっていただいた部分を観光協会、更にはいろんな部分で商工会、そういう方々とも、農業者にも関連ありますので、連携取りながら進めてまいりたいと考えております。御理解を下さい。

議員の質問 5番 向山博

ありがとうございました。力強いお言葉、本当にありがとうございました。最後に、PRとして、今コロナウィルスの影響で道内の経済は先が見通せない状況でございますけども、鈴木知事の言っている、ピンチをチャンスに、という言葉ではありませんけど、今ピンチの道内のホテルに、当ホテルはらんこし米を使っておりますということで、ぜひ売り込んでいただきたいと思います。蘭越のお米はけっこう有名になっているんで、使いたいと思ってるホテルはいると思います。1月まではホテルはぎっしりで全然空いていませんでしたけど。2月後半になったらガラガラです。今になったら土曜日も日曜日もずっと空79いてて、ホテル業界悲鳴あげていますんで、やっぱりホテル業界もこういうのを使いたいと思ってますんで、ぜひどこかにピンポイントで営業してはいかがかと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 金秀行

向山議員の御質問にお答えします。ホテル等にらんこし米のPRということでございます。非常に、町としてできる部分と、生産者の皆さんの協力いただきながらできている部分というのがあると思います。町はどちらかというと蘭越米のPR、そういうものを、十分その分の中で関係機関と連携して進めていくことだというふうに思っております。そのお米を使ってくれる、でもお米が今の中できちっとどういう所から確保してどういうルートで行くかということもいうこともいろいろつめなきゃならないというふうに思ってますし、今回熊谷議員からも頂いた、無洗米というそういう新しいものに取り組んでらんこし米のPRにしていくと、これも一つの、私は重要なブランド米として進めていく一つの手法だなと思っております。向山議員が今おっしゃってくれたホテル、そういう部分について、らんこし米のPR等については内部の方でも十分検討させて、できる部分であれば米の確保、そういう部分も含めて対応してまいりたいと考えておりますので御理解願います。

出典:蘭越町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日 議事録 PDF(73ページ) 間違いを知らせる