みんなの議会

蘭越町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日

無洗米の取扱いについて

2020年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、熊谷雅幸議員が「無洗米の取扱いについて」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
熊谷雅幸 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 熊谷雅幸

2点目、無洗米の取扱いについて、最近、メディア等でも無洗米についての報道が多く、どのようなメリットがあるのか、また今後の動向について調べてみました。8無洗米の価格は、やや高めですが需要は高まってきており、米全体の需要量に占める割合も2018年には6%になり現在はもう少し高まっていると言えます。近年は、米のとぎ汁には下水処理では完全に取り除けないリンや窒素が含まれ、環境汚染の原因にもなっており、SDGsの観点からも無洗米が評価されていると聞いております。良質米の生産地として有名な蘭越町において、今後「ふるさと納税」の返礼品としてや、都市部での需要を考えると何らかの取組を考えていく時期にきていると思いますが、町の考え方をお聞かせ下さい。

答弁 町長 金秀行

熊谷議員の無洗米の取扱いについての御質問にお答えいたします。無洗米は精白米から肌ぬかをあらかじめ取り除いた米で、無洗米製造での環境負荷の少ない製造方法の場合、製造工場や無洗米を利用する家庭でも、とぎ汁が出ないことから、環境汚染の原因となる物質が削減され、河川や海を汚さないとともに、二酸化炭素排出量の削減につながるとされ、SDGsの達成に寄与するとされていますが、製造に専用機械が必要になるなど販売単価というのは議員おっしゃるとおり高くなっている状況にございます。さて、ふるさと納税の返礼品としてや都市部での需要を考えると何らかの取組を考えていく時期ではないかとの御質問でございますが、無洗米の取り扱いにつきまして、本町の道の駅では、お客様からのお尋ねもあると伺っておりまして、無洗米を返礼品目の一つとすることは、議員の御指摘のとおり私もふるさと納税の充実につながることが期待されると考えているところでございます。なお、令和元年度のふるさと納税返礼品のらんこし米の取扱は、今年の2月末時点で676件、10,039キロ、約168俵となっている状況でございます。JAようていに、らんこし米を無洗米として製造出荷しているかと確認したところ、令和元年産米からホクレンのパールライスでらんこし米ななつぼしの無洗米を製造し、札幌市内のスーパーマーケットで販売しているということでございますが、ホクレンパールライスで無洗米を製造する場合の引き受け数量は最低で20俵程度からと聞いているところでございます。また、JAようてい及び町内の米取扱い事業者は、無洗米の製造機械は保有していないということでございます。このため、ふるさと納税の返礼品として無洗米を取り扱うには、現状、9ホクレンパールライスなどの無洗米製造機械を有している事業者に依頼しなければなりませんが、最低引き受け数量などの条件がありますので、慎重に対応していかなければならないと考えているところでございます。なお、無洗米については、米の消費量が減少する中でも一定の需要があることから、町としても、例年札幌市で開催している新米キャンペーンなどの来客者に対し、無洗米に対する関心について調査を実施し、消費者の意向の把握に努めてまいりたいと考えます。また、消費者の多様な需要に応えることでらんこし米のブランド化の推進が、一層、図られるということは十分承知しておりますので、国や道の交付金等で合致するメニューはないかなどの財政支援も検討しながら、関係する農業団体などに対して無洗米製造の取組を働きかけてまいりたいと考えております。また、JAようていとも協議を取り進めたいと考えておりますので、御理解願います。

議員の質問 10番 熊谷雅幸

分かりました。一部で対応しているということも今回初めて聞きました。今回調べてみますと、米のとぎ汁がプランクトンの栄養となり、赤潮の一因となっているという話もありました。大手の精米機メーカーの製造した機械を使って製造する場合、無洗米、水使うのかなと思ったら、それは工程では水を使わないんですね。ということは当然、非常に環境にいいように作っているなと調べてみてわかりました。また、除去された米ぬかは天然の有機肥料として活用されていることも調べております。私自身、生産者じゃありませんので詳しくわかりませんけど、農業団体の方々に確認をして、需要があるのであれば、どのような活用方法があるのかちょっと詳しくはわかりませんけど、町長もなんらかの調査をしていくという前向きな答弁をいただいておりますので、もう一度検討していく意味あると思いますが、この辺についてもう一度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 金秀行

熊谷議員の御質問にお答えしたいと思います。議員から無洗米の質問をいただいて、非常に無洗米ですね、都会の方々、特に高齢者、さらには若い方々に、非常に時間の短縮とかですね、とぎ汁がないということから、非常にメリットがあるという分については私も認識しているところでございます。ただ、答弁でも申したとおり、通常の価格よりやっぱり高いということと、どこでも販売していないということが、ちょっとデメリットの分10もあるかなと考えております。調べたところ、小型の1時間当り100キロ程度の小型の無洗米でも、やはり500万くらいかかるようなんですね。それとまた取付料というものもかかるという分があります。無洗米も、水を使って行う部分と、先ほど議員がおっしゃった水を使わないで無洗米にするという、そういう方法もあるというのも伺っているところでございます。このようなことから、非常に町としてはらんこし米のブランド化を進める部分の中ではこれら無洗米というのも一つの有効な方法だなと考えております。そのようなことから、関係団体等、また協議しながら、その分の中で今は、ホクレンに頼むと最低ロットという分がありますので、そういうイベントとかキャンペーンとかやるときに、そういうものも活用してできないか、そしてアンケート調査も含めながら、今後その無洗米の導入について十分検討してですね、国等の交付金、そういうものも調べながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を願います。

議員の質問 10番 熊谷雅幸

分かりました。いろいろ考えていただいてるということで、大変頼もしく思います。今回、私はこの質問のきっかけはですね、関西の親類に、らんこし米は有名だけど無洗米を送ってほしいと言われたんですが、なかったので送れなかったということで、関西方面では、比率が相当無洗米のほうが高いということがよくわかりました。これから、国の備蓄米にも利用されておりますし、町長言ったようにふるさと納税の需要考えていく必要ありますので、今後何らかの形で必要とするのであれば、無洗米の精米機の機会をなんらかの団体と共に交付金を使って導入していくのか、また、埼玉に工場を作った精米機のメーカーがあります、それらを町内にどうですかと誘致していくという方法もあります。どういう方法があるかどうかわかりませんが、現在の話ではキャンペーン活用その他、いろいろ前向きに検討していただくということですから、最初に調査をしながらぜひやってほしいなということで、これについてはこの質問で終わらさせていただきます。

答弁 町長 金秀行

熊谷議員の質問にお答えしたいと思います。無洗米の、これからの活用というのは本当に必要であるなという分は私も認識しているところでございます。そのような中で、ある程度ロットの部分というのがちょっとネックになっている部分がありますので、今後関係機関、さらにはやはり消費者が望むというか、そういう部分も十分、やはりメリットがあるという分であればですね、議員おっしゃっ11たとおり、私も関係機関と協議して、交付金等そういうものを活用しながらなんとか、町がなかなか全部やるという形にはいかない分もありますので、関係団体と協議して、そういう中で取り入れながら、らんこし米のブランド化をさらに進めていけるようなそういう方法になるよう検討してまいりたいと考えております。

出典:蘭越町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる