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蘭越町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月17日

広域な蘭越町の公共交通のあり方

2019年9月17日、蘭越町議会の一般質問で、田村陽子議員が「広域な蘭越町の公共交通のあり方」について質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
田村陽子 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 田村陽子

はい、2番田村です。3項目、質問させていただきたいと思います。一つ目です。広域な蘭越町の公共交通のあり方は、移動手段を持たない子供から高齢者まで生活に密接している課題です。特に高齢ドライバーやその家族にとってスムーズな免許返納を促すためにもサポートの充実や対応策が急がれます。町での5方面、週3回に増やした運行も、現利用者には概ね好評だと、先日、待合所や一緒に乗車してお聞きしましたが、免許返納の魅力やきっかけの促進にはなっていないのではと感じます。59先日の鎌田實先生のお話にあった、社会的フレイユ、家から出ない交通弱者などを作らず、住民の体と心の健康づくりの面からも公共交通整備を根底から考え直す時期ではないでしょうか。そこで3点、お聞きします。一つ目、回数を増やしたらんらん号運行の利用者数や満足度、課題等の検証をしておられますか。二つ目、現行の運行で、免許返納を促す対応策になりうるとお考えですか。三つ目、蘭越町周辺地域の子どもたちが習い事やスポーツ少年団委通えるよう、夕方の子ども用のらんらん号を増便し、環境を作ってあげる必要があると思うので、お考えをお聞かせ下さい。以上、三つお願いいたします。

答弁 町長 金秀行

田村議員の、広域な蘭越町での将来を見据えた交通体系のあり方についての御質問にお答えします。本町の公共交通網については、平成13年3月をもってニセコバス株式会社が蘭越線、港から蘭越を撤退したことから、4月から町が路線を継承し、町有バスとして運行しておりました。その後、診療所などの医療機関への通院のため、5方面それぞれ週2回として運行しておりましたが、町民の利便性向上のため、昨年度、生活交通バスらんらん号として、5方面それぞれ週2回を週3回に増便し、運行体系を改めたところです。1点目の、回数を増やしたらんらん号運行の利用者数や満足度、課題等の検証についての御質問ですが、まず、利用者数については、平成29年度では9,539人、平成30年度では10,071人で、運行体系を改めたことにより微増ではありますが、約5.6%の増となっております。また、課題等については、現状においては、診療所や市街への買い物などの利用に特化しているため、JRなどで他町村への移動に連動しておらず、らんらん号からJRなどへのスムーズな接続が可能になれば、利用者の満足度も高まるのではと考えており、現在、内部で運行時間の前倒し等について協議しているところでございます。増便後1年が経過し、今後、どのような方法が望ましいのか、利用者への満足度調査を含め検証し、可能な限り利用者の意向に沿った交通体系を検討していきたいと考えているところでございます。602点目の、現行の運行で、免許返納を促す対応策になりうるかとの御質問ですが、先ほども申し上げたとおり、町内外への移動につながる運行体系が整うことで免許返納への足掛かりになろうかと考えますが、その一方で、運転免許証の返納は、単に移動手段を失うにとどまらず、運転によって支えられている生活を失うことであり、当事者としては、とても深刻な問題でございます。運転免許証の自主返納がクローズアップされる傾向にありますが、高齢ドライバーへの対応は、単に高齢者を自動車運転から遠ざける対策に傾注するだけではなく、正しい運転技術と必要な身体能力を身に着けていれば、車社会の恩恵を受け、豊かな暮らしにつながるという視点も必要と考えます。そうした中にあって、本町では、今年8月にラリーレースをしている団体と共催したところでございます。全道で初となるグッドドライバーレッスンを開催し、高齢ドライバーへ運転免許証の返納を促すのではなく、安全で快適な運転を心がけるために、気づきに重点を置いた取組を行ったところでございます。本町においては、自動車に変わる移動をすべて公共交通で賄うことは、現状、困難でありますので、グッドドライバーレッスンにより高齢者ドライバーの安全運転と介護予防や認知症予防などにも繋がることを期待しているところでございます。3点目の、周辺地区の子ども達が習い事やスポーツ少年団に通えるよう、夕方の子ども用のらんらん号の増便についての御質問ですが、子どもたちの習い事等は大変重要なことだと思いますが、夜間までらんらん号を運行するには、勤務時間の増加など現在の運転手だけでは難しく、別な運転手の確保や更なる費用の増大などが予想されることから、十分な検討が必要と考えております。現在、らんらん号の運行においては、利用者の利便性を図るため、停留所については、適宜利用者の相談に応じ変更を行い、また、高齢者等の利便性を図るため、可能な限り、途中乗車・下車について配慮している現状でございますが、現行の運行には課題も多くあります。いずれにいたしましても、これらの課題や効果などの検証結果を踏まえ、内容の改善・維持等を検討してまいりますが、その一方で、天塩町では、稚内市までの移動交通手段として、同じ町民が運転する車に相乗りするプロジェクトが運用されており、車で移動する際に空いている席を共有することで、これまで移動できなかった場所へ行けるようになり、移動手段不足の解消を図る取り組みが行われ61ております。こうした公共交通イコール行政という概念から地域住民同士の協力・支え、また、民間活力による取組がますます重要となってくると考えております。本町の実態に沿った公共交通整備も併せて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解願います。以上です。

議員の質問 2番 田村陽子

ありがとうございます。まず一つずつですけれども、回数を増やして、少しずつですけど増えているということですが、先ほどの柳谷議員のJRの問題も含めまして、今、町長もおっしゃってましたように地域間の交通の便の不足いうのもとっても大切な事だと思っております。で、昨年12月定例会の時に、中島議員がデマンドバスの質問をされてまして、町長がデマンドバスの必要性も十分認識されていると、検討していくとおしゃってますし、今あの、町長もおっしゃった天塩町、北海道の天塩町、全国的には京都府の丹後、京丹後市とか、7市町村で、大都市や、住民が自分がよその市町村に行くときに、空いているスペースを乗せていくというシステムを使ってという取り組みをやられてますよね。それっていうのはとってもとってもこの後志の地域で、JRの問題も絡めましてすごく可能性のある取り組みじゃないかなと思っております。観光とか、町村同士の、あちらの町に行ってみようという観光とかの意味も含めて、蘭越町自体が率先して、後志の、全域の首長さんとかに、広域に話を提案していくこともいいのではないかと思っております。二つ目の免許返納の件ですけど今後、一つ質問させて下さい、広域の町村の、後志への働きかけというのは、まず積極的に現状を調べることからはじめていきませんか、という提案もしていただければなと思いますので、それについて一つですね。それと高齢者の免許返納の二つ目ですけど、町長もおっしゃってましたけど、運転免許証というのは単純に返納するだけではなくて、本当、その人の生活自体が大きく変わる事だと思うんです。らんらん号の運転手さんもおっしゃってましたけど、かなり高齢になってからまで運転されている方というのはすごくバスに対して抵抗感があるというか、自宅から今まで自分の好きな所に行ってきたものですから、そういう事にできるだけ、少しでも返納を早くしてバスでの移動に慣れた方がいいと思うんだよねという声も聴きま62した。私もそれはすごくもっともだと思いますし、ドライバーレッスンとか、もちろんそれも大事なんですけど、かなりぎりぎりまで運転されて返納されてバスへの転換ということの抵抗というか、そういうこともあるのではないかと思っております。そこで提案ですけど、バスの中に、座ってる席にVRの、自分が運転しているような感覚になれるものを設置してみるとか、自分が運転している感覚になったりできるとか、それとか、ゴーカート場じゃないですけど、そこでは自分の思うように運転できますよと、イメージ的にはゴーカート場ですね、そういう所に行ける楽しみもある、そういう「楽しみ」の方法も提案してあげればいいんじゃないかと思っておりますので、そういう柔軟なソフトの面も考えていただければと思っております。3点目の、子供たちのらんらん号なんですけど、周辺地域の子供たちは習い事をしたくても親はさせたくても、やはり夕方学校からスクールバスで帰ってきて、そのままお仕事の途中で連れて行ったり、そういうことってすごく難しいんですよね。それはもう何年も前から声もありますし、実際私も子育てしてる中でそういうふうに思いました。予算とかいろいろそういうこともあると思うんですが、子供たちのそういう可能性を見つけ出して、拾い出して、作ってあげる環境というのも町の仕事ではないかと思っております。福祉の町だからとおっしゃって、高齢者が全て無料という考え方から脱しまして、低コストでの負担が若い世代や子供たちの交通手段を、サポートになるんだという喜びを感じることも生きがいになるのではないかと、そういう対策をとっていくのもこれから大事だと思いますので、そこの所3点お願いいたします。

答弁 町長 金秀行

田村議員の再質問にお答えをいたします。3点の御質問でございますが、1点目の、地域間交通の便というかたちの中で、非常にデマンドバスも含めて検討してはというようなお話でございました。非常に、らんらん号だけでは今の交通体系というのは賄いきれないものがあると。そして実は免許返納とかした場合も、自分が必要な時に自分が自由に活用できる、これどうしても人間の心理としてそういう部分があると思うんですよね。そういう中で予約制タクシ63ーとかデマンドバスとかそういう交通体系があると思うんですが、その辺のところは今、デマンドバスも、やった所、町村を聞きますと、いい部分もあるんですが、やはり予約が殺到して使い勝手が悪いというそういう話も実は聞いたことがあるんです。ですから地域間の交通という分からいくとですね、私は、組長としてそういう話をしてほしいという御質問でしたので、実は今、3町のニセコ観光圏の中で問題となっているのは、地域内移動手段ですよね。そういう部分をきちっと観光圏の中でも進めていくべきだということは私もお話をしているところでございます。それがいろんな観光の場所を巡回するだけじゃなく、少しでも地域間の交通体系の部分の中で役立っていけるとか、そういう部分も込めて3町でそういうことができないかとかそういう話をしている分でございますので、なかなか行政でいっぺんに交通弱者の部分を対策をとるというのは難しい部分もあるんですが、らんらん号を1回増やした部分の中で少しは増えてきたと、利用者が増えてきたと。そしてそれをJR等にうまく接続することによって、利便性というものが改善されるだろうと。それと合わせて、行政だけではなかなかできない部分を、補完的に民間、そういう方々が行ってくれる、そういう事業がないかそういうことも併せてですね、タクシーはパブリックメンテナンスさんのほうにお願いしているという部分もあります。スクールバス、らんらん号は含めてメンテさんのほうに行っていただいておりますので、増やすといっても、やはり運転手の問題とかいろんな問題もあってですね、一概にすぐできますというかたちにはなりませんけど、そういうような方向性含めて検討していきたいということは御理解願いたいと思っております。それと、免許返納の手段として先ほど再質問で言ったそのバスの中とか、ゴーカートというものでございますが、私としては今、広い蘭越町の部分の中で免許返納、免許返納ということで皆さんがいろんな記事とかの部分の中で事故が起きたなりそういう中で、もうこれは返納しなければならない、家族含めてそういう思いになってる、だけれども免許返納するという方々からしたら、もう少しいろんな側面から違う事をすれば返納しなくても、ちょっとの期間はできるんじゃないかということで、私はグッドドライバーレッスンというのを、今年ですね、プロのドライバーの方が講師として、高齢者の方々が多く集まってもらって、そして運転するときにどうしたら、確認をして、安全に運転できるのか、運転する時のストレッチ、運動64も含めて行いましょうと。そういうことをくりかえしていくことによって少しでも返納じゃなく延びていく、そういうようなことも必要ではないかなと思っております。返納対策については、ただ町がいろんな部分をやればというふうにも思いますが、これは限られた財源もあるので、なかなかいっぺんにはいかない部分もあるので、返納をさせる手段というよりも、返納を少し延ばす、そういうような手段を今やっと、今回やって、相当各町村にも影響があって、来年度に向けてもっと充実した内容にしていこうということで内部でも検討しているので、そういうかたちで今は進めていきたいと考えているところでございます。また、子どもたちの可能性を伸ばすためにバス等を含めて運行してはという再質問でございました。私は、子育て支援含めて福祉の充実というのは必要だと思っておりますが、何回も言いますが、全部の事を行政が、いっぺんにできるかと言うとそれはできないと。そこを町民の皆さんにも理解してもらいながら補完的にいろんな部分で協力してもらうということも大切かと思っております。実は目名にできたサッカー場ですが、当初はバスで送ってほしいとかそういうような要望もありました。ところが今は、そうやって地域の方々とか、スポーツ団とかそういう方々が真剣になって連携を取ってくれて、そしていろんな、議員も先般フラッグとかしていただきましたが、地域の中のそういう団体の協力によって、今は後志でも素晴らしいサッカー場だと評価をくれるようになりました。活用できるようになりました。そこは行政だけではなく、地域の皆の協力あってできるものだと私は考えておりますので、その辺のところはそしたら何ができるんだということになると思いますが、現状は今のバスというものを増便しながら行うというのは運転手の問題も含めて今すぐ行うというのはこんなんな状況がある、そうするとタクシーとかデマンドバスとかいろんな方向、手段をどう考えていくかという部分になると思いますが、それを行うにも行政だけでできるものではないし、民間の力も必要だと考えておりますので、その辺はもう少しきちんと協議した部分の中で進めていかなければならないと思いますので、御理解下さい。以上です。

議員の質問 2番 田村陽子

町長のお考え、とってもわかりました。わたし65もそこは同感な所たくさんありますので、行政と住民ボランティアが一緒になってまちづくりをしていくという、本当に蘭越町の掲げているところ、交通の便に関しても町とやっていければと思っております。免許返納の件に関しても、町長のそういうお考えはとてもわかりましたし。らんらん号の増便や、町民がもう少し利用しやすい、例えば運行のルートを図面にしてみたり、ちょっと時刻表の、ダーッとあれだけじゃちょっと見えづらいんじゃないかという部分もありますので、そういうところの改善なんかもお願いしたいと思います。そこはできますでしょうか。

答弁 町長 金秀行

今の御質問についてはですね、町政懇談会含めて、いろんな部分でお話を伺うことは可能ですし、担当のほうにもそういうお話をしていただければ内部で検討してできるところは速やかにやっていきたいと思いますので御理解を願いたいと思います。

議員の質問 2番 田村陽子

はい、2番田村です。

出典:蘭越町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月17日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる