蘭越町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月17日
中小河川の維持管理について
2019年9月17日、蘭越町議会の一般質問で、向山博議員が「中小河川の維持管理について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 向山博 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 向山博
私からは中小河川の維持管理について御質問させていただきます。近年は河川整備も進み、また大災害に結びつく豪雨もなく中流域での大雨による大きな災害は起こっておりません。昨年7月、大雨で近くの川を地響きとともにゴロゴロと音を立て大きな石や草木が流れるのを見て、私が子供のころ体験した昭和36年の水害の光景を思い出し、ゾーッといたしました。あの時は上流から流れてくる土砂や流木が橋梁箇所で河道断面を塞ぎ、そこから流れた水で農地が被災しました。河道内に繁茂した樹木は根張りが浅く流出しやすいのが特徴と思われますが、最近は大雨による洪水が無い為、河道内で樹木が巨大化しております。温暖化による影響かどうか定かではありませんが、最近は過去の記録を超えるような豪雨は当たり前で、蘭越町もそういう状況を覚悟しておかなければならないと思います。そこで、町道に架かる橋梁上流の樹木の繁茂状況、支障物等の河道状況の確認と維持管理の現状についてお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 金秀行
向山議員の、中小河川の維持管理についての御質問にお答えします。74町が管理している普通河川については、153河川で総延長は549.6キロメートルとなっております。最近の町における河川災害としては、昨年7月5日の台風7号から変わった温帯低気圧がもたらした雨の影響により増水し、川底の石や土砂が押し流され一か所に堆積したことが原因で、川水が道路に流出した箇所が一か所。川斜面の洗堀された場所が一か所。その他の河川は、水位の上昇はありましたが、橋の破損や道路の崩壊等の大きな災害には至らない状況でありました。河川の状況確認は、すべての河川に管理用道路が整備されていないことから、ほとんどの河川が橋梁、または、併設されている道路がある場合、そこからの目視の確認を行っておりますが、確認しきれない場所での樹木の繁茂、または土砂が異常体積していることが予想され、出水時に洪水氾濫の原因にもなることから、上流部の確認も必要と考えているところでございます。なお、河川数が多いことから、上流部の確認作業においては、航空写真を活用し土砂の堆積や樹木の繁茂が著しい箇所を特定し現地を確認する、または住民からの情報を基に現地や上流部の状況の把握に努めていきたいと考えております。河川の維持管理については、計画的に実施しており、昨年度においては、河川改修の委託料と工事費を併せまして4,611万6,000円、河床整備費として596万2,000円を費やし整備を行っております。また、緊急就労対策により、河道内、矢筈の沢川の樹木伐採整備を行っております。今年度は、河川改修の委託料と工事費を併せまして6,035万円、河床整備費で500万円を予算計上し、実施予定であります。近年、全国的に台風以外にも異常気象による、大雨で多大な被害をもたらしている地域が多くなっており、本町においても例外ではなく、いつ大雨による河川災害が起きるともわからないため、河川の状況の把握、維持管理は、計画的に行わなければならない問題と認識しておりますが、河川数が多く、河川延長も長いことから、今年、寄贈されたドローンも活用しながら状況確認を行ったうえで、緊急性を見極めながら計画的に整備等を行っていきたいと考えておりますので、御理解願います。
議員の質問 5番 向山博
ありがとうございます。これ、水害なんで、極端な事言うと明日起きるかもしですよね。それで僕が心配なのは、河道もそうなんですけど、先ほど言いましたけど根入れが浅いために、石やなんかが流れた時に洗堀されすぐ木が上がってくるんですよね。で、河川の余裕幅というのは多分60センチぐらいしかないと思うんですよ。流量計算して作ってるはずだと思うので。で、橋はまだいいんですけどボックスになると本当に狭いんで、木がひっかかってほとんど流れる断面がなくなる状況が想定されるんですよね。昨年の7月の大雨の時も私、家の横に川が二つあるので見てたんですけど、怖いくらいの状況でした。あれ、あと2時間3時間続くとおそらくアウトかなってたくらいの雨だったので、吉国の丸田商店の所で集まって、どういう対応だったのかわかりませんけど、本当に雨はいつ降るかわからないんで、先月の31日ですか、岩見沢で94.5ミリの大雨が降りましたけど、今はあれぐらいの雨が当たり前で、皆さん被災されてから言う事がいつも同じで、想定を超える雨だったといつも言われるんですけど、いつなんどき蘭越町にも想定を超える雨が降らないとも限りませんので、これ町道にかかる橋、目視でもいいんですけど、例えば川の上流100メートル200メートルは緊急的にでも応急措置として木の伐採をして、断面を確保しておくという事をやっておかないと、これ大変な事になりますので、できる所からやっていただきたいんですけど、そのあたりをちょっと。
答弁 町長 金秀行
向山議員の再質問にお答えします。議員おっしゃるとおり、災害は本当にいつ起きるかわからないような状況でございます。ゲリラ豪雨という部分の中で全国でも大きな被害が起きている状況でございます。町道の町河川においては、先ほど言ったとおり153河川ということで非常に本数が多い河川でございます。このような中で議員おっしゃってる、非常にあの、木が生い茂っていて非常にそういう中から大雨によって流れてくる、河道を塞ぐという分がありますので、先ほど答弁で危険な所は冬期間失対事業も含めながら木の伐採とかそういうものは行っている状況にございます。今回質問が出された部分の中でも、内部の方で現状確認しな76がら危ない所があれば、そういう事業等も含めて行っていかなければならないということで、担当の方にも指示をいたしたところでございます。今後において、議員からの御提案もございますので、また皆さんから情報を収集しながら現場も確認して、緊急性があって危ないという所については対応しなかったらならないと考えておりますので、もう少しその辺のところを内部でもきちっと情報収集含めて検討していきたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 5番 向山博
ありがとうございます。役場の職員や業者よりも、地域に住んでる方が一番危険な状況というのは把握してると思うんですよ。それでこれ、各地で町政懇談会がありますので、危険な箇所なんか聞き取りしてみてはいかがかと思います。それで防災に関してはとかく尻別川とか港地区の防災タワーなんかがありますんで、そういうのはとかく目がいきがちですが、蘭越町には上流の危険な箇所がたくさんあるということを頭に入れておいていただきたいと思いますので、もう一言何か。
答弁 町長 金秀行
向山議員の御質問に答弁させていただきます。議員の皆様にはいつも私、答弁させていただきますが、安心安全に生活をしていただくということが一番大切だと考えております。そのような中でいかなる、先ほど議員からおっしゃったとおり、いつ災害が起こるかわからない、そういうような状況が、広大な面積を持つ蘭越町にはかなりの分があるということですので、いろんなところで町民の意見、情報収集含めながら、本当に危険だという分についてはそういう事業も実施しなければならないと考えております。そのような時は補正等含めてですね、議会の皆さんにもご理解いただきながら進めていきたいと考えております。よろしくお願いいたしまして、答弁とさせていただきたいと思います。