みんなの議会

大空町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月20日

大空町の30年後を見据えたまちづくりについて

2022年12月20日、大空町議会の一般質問で、後藤忍議員が「大空町の30年後を見据えたまちづくりについて」質問し、町長、移住・定住支援室長が答弁しました。

質問者
後藤忍 議員
答弁者
町長、移住・定住支援室長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 後藤忍

令 和 4 年 第 4 回 定 例 会 通 告 に 従 い 一 般 質 問 を 行 い た い と 思 い ます。質問事項は大空町の30年後を見据えたまちづくりについてであります。第2期大空町まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略では、将来の人口展望において、近年の就業者数は15歳から29歳の若い世代の就業者数が減少し、就業者全体の高齢化も進んでおり、地域の活力低下も懸念され、生産年齢人口の減少は町民税や保険料などの減少につながる一方、老年年齢の増加は社会保障費の増加につながり、財政運営上、厳しさを増すことが示され、その人口減少対策の方向性としては、本町の特徴を踏まえながら、強みを生かし弱みを改善していくことで、効果的な人口減少対策を進めることとしています。本年4月に大空町長選挙、大空町議会議員選挙が行われ、執行部側、議会側ともに新しい体制になりました。将来を見据えたまちづくりの実現に向けて、改めて町長の考え方及び方向性について伺いたいと思います。質問の1点目といたしまして、若い世代が働く世代となって行く今後の30年に向けて、大空町が取り組むべき課題について伺います。質問2点目、従業による流入超過となっている大空町において、人口減少対策を進める視点として、移住・定住の推進及び関係人口の増大について、現在の状況と課題について伺いたいと思います。以上2点、町長より答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長

後藤議員からの一般質問にお答えしたいと思います。5年に1度の国勢調査が令和2年10月1日を基準日として実施されました。令和2年国勢調査による大空町の人口は6,821人です。前回、平成27年国勢調査人口が7,360人、この5年間で539人、単年で言いますと年間約108人減少していることとなります。合併前年の平成17年の国勢調査人口が8,392人、平成27年までの10年間で1,032人、同じように単年約104人、大体年間100人超えるぐらいの人数の方が減っているということになっています。平成27年10月より第1期の総合戦略、令和2年4月に第2期総合戦略を立て、各種施策に取り組んでおりますが人口減少に歯止めをかけることが出来41ていないというのが正直な感想であります。国立社会保障人口問題研究所、いわゆる社人研による平成27年国勢調査結果を基準とした平成30年将来推定人口によりますと、大空町の2040年人口は5,138人、2045年には人口が4,701人、この後の推計値は社人研での推計に基づき、まち・ひと・しごと創生本部が推計した数字で2050年令和32年は人口4,279人、2060年、令和で申しますと令和42年の人口は3,501人になると推計しております。令和4年4月の大空町の住民基本台帳上の総人口は6,814人です。直近の国勢調査と比較いたしますとこの2年間ではわずか7人、単年で見ると年間約4人程度減少していることになります。第2期総合戦略で掲げた大空町が目指す令和2年将来人口6,925人を既に下回ってしまったものの、令和7年度将来人口は6,472人でありますので、この2年間は減少幅も少なく、これまでのさまざまな取り組みが多少なりとも効果が現れたのではないかとそのように考えているところであります。地方創生の取り組みにつきましては、人口減少対策が全てであるとは考えておりません。大空町の基盤である農業の振興であるとか、あるいは福祉施策の充実、そして何よりも教育の充実、そういったさまざまな対策を柔軟に、社会情勢に合わせながら、対応しながら大空町総合計画並びに総合戦略を確実にそして着実に推進してまいりたいと、そのように考えているところであります。続きまして、移住・定住の推進、関係人口の増大についてであります。移住定住の推進に当たりましては、従来各部署で行っていた業務を集約し、令和2年度ワンストップ窓口となる移住・定住支援室を設置いたしました。年々家族形態の多様化や相談内容が複雑化しており、支援室を中心として各課横断による相談対応を行っております。コロナ過で思うように行かない部分もありましたが、オンライン相談に取り組むなど可能な限りの活動を地道に進めてきた結果、移住の相談件数は年々ふえている状況にあります。今年度の移住者数は現時点で昨年度を上回るなど、見える成果として少しずつで現れているのではないかとそのように捉えているところであります。また、移住・定住支援策として、空き家へ住み替えた際の助成や住宅建設にかかる費用の一部助成など各種助成制度の充実を図ってきたことも、移住者数の増加を後押したものではないかとそのように考えております。一方で空き家バンク、移住された方々が入居される、そういった候補にもなります空き家バンクの運用状況についてでありますが、登録物件数がなかなか確保できず、移住相談者の増加に対し供給量が追いつかないというそのような状況になっております。引き続き町内にある空き家の把握と所有者への周知を進め、移住者の選択肢を広げるとともに、空き家の有効活用を図っていきたいと考えております。本町は自然環境に恵まれ、また空港所在の町という優位な立地であることから、関東中心に移住や二拠点の居住先として、大空町を希望される方が多くなってきております。一方で、空港のある町としての強みをまだまだ十分には生かし切れておらず、日中に比べ夜間の滞在人口が少ない、通過型の観光地となっているのが現状で42あります。そうした課題を解消するため、観光振興を図り交流人口増大させるとともに、さらにもう一歩踏み込んで、より地域の関心を持つ関係人口をふやす取り組みを進めることが移住、そしてその先の定住促進のために大変重要なことであるそのように考えております。引き続き住相談者への丁寧なサポートを初め、住む場所、働く場所といった生活に必要な拠点づくりの支援を継続しますとともに、今後は交流人口、最終的な定住と結びつける関係人口の創出のための取り組みを重点施策として進めてまいりたい、そのように考えております。なお、移住等にかかる具体的な実績等については、担当のほうから答弁させます。以上、私の1回目の答弁とさせていただきます。

答弁 移住・定住支援室長

私からは移住相談等の現状と課題、実績等についてご答弁をさせていただきたいと思います。まず、移住相談件数の推移でありますが、令和2年度、当室が出来た時から比較させていただきたいと思いますが、令和2年度26件、令和3年度は前年比16件増の42件、令和4年度につきましては現段階で前年度17件増の59件の移住相談件数をいただいております。それに伴います移住件数、移住者数でございます。令和2年度は2件2名でした。令和3年度につきましては17件増30名増の19件の32名ということです。令和4年度今日現在で18件35名、去年を上回る移住者数となってございます。次に、移住に関わるお試し暮らしについての実績でございます。コロナ過で受け入れを一部中止した期間がございますが、令和2年度についてはコロナ過で受け入れを中止してございます。令和3年度については、2件4名の受け入れをしてございます。令和4年度8件12目、これは12月14日現在でございますが、8件12名のお試し暮らしの受け入れとなってございます。先ほど町長の答弁の中にもございましたが、定住促進という観点から実施しております住替え促進事業の実績でございます。令和2年度につきましては、購入4件、購入改修6件、賃貸1件の実績。令和3年度につきましては、住替え購入が5件、購入して改修した件数が7件、買主に対する助成が1件、賃貸が4件。令和4年度につきましては、購入が3件、購入改修したものが8件、購入して1年以上たって1年以内に改修したものが1件、賃貸が3件ということになってございます。定住促進助成ということで、令和3年度から実施しております新築住宅準備、継続就業自動車取得、免許取得等の助成の件数でございますが、令和3年度については、新築の助成が8件、住宅準備が12件、継続就業自動車取得、免許については実績ゼロということでございますが、令和4年度については新築が現段階で11件、住宅準備の引っ越し等の費用に係る助成が12件、継続就業1年以上同じところに勤務する者に対する助成が4件、自動車取得が1件、免許についてはゼロ件ですが今後助成の支出の見込みがございます。43続きまして、空き家バンクについてです。登録件数が横ばいで大体令和2年度が20件、3年度が20件、令和4年度については11月末現在で18件となってございます。その利用希望者がそれぞれ20件、21件、令和4年のにつきましては37件ということで、マッチング状況ですが、買い取りが16件、賃貸が8件ということで、それなりに動いてございます。傾向として言えますことは横ばいの登録物件でございますが、なかなか移住相談の件数の中に空き家の利用希望が増えてございます。令和4年度については、公住等でなくて空き家に住みたいということの希望が1.7倍になってございます。しかしながら、空き家バンクにつきましては、需要と供給のバランスが決してとれている状況ではなく、特に戸建て賃貸物件の不足、東藻琴地区での物件不足など課題も多くございます。今後も当室において空き家物件の登録を推進し、移住者定住者対策を積極的に進めてまいりたいと考えております。ぜひ議員各位におかれましても、空き家等の情報がございましたら、当室にお寄せいただきたいと思いますので、ご協力賜ればと思います。以上、後藤議員の質問の答弁といたします。

質問 後藤忍

はい、7番。質問の1点目の大空町が取組むべき課題、国政調査をもとに人口の推移を教えていただきました。合併からは国立社会保障人口問題研究所の推計とほぼ変わらず推移していた。しかしながら、最近は幾らか人口減少対策の効果が見られつつあるということで、また、今2点目でのお答えでもありましたけども、空き家バンクが需用が供給に追いついていない状況にもある。幾らかこの町としての人口減少対策が、先ほど町長色々な若い世代ばかりでなく福祉、医療、いろんなことに目を向けないと本当の減少対策にはならないというお話がありました。しかしながら、人口減少対策の方向性としては先ほども申し上げましたけども、本町の特徴、強み弱みを知って、その強み弱みを踏まえながら、強みを生かし、弱みを改善していくことで、効果的な人口減少対策を進められると思いますけれども、現在そして将来のまちづくりに有効であると考えられる本町の町長の考えている特徴、強み弱みがあれば、伺いたいと思います。

答弁 町長

人口減対策というものに効く薬、特効薬というのがない中で、そういった特効薬があるなら是非処方したいものだなというふうに思っておりますけども、そういった中で、やはり1番は総合計画であったり総合戦略、そこに掲げた事業を着実に実施していくということが基本にあるのではないかなとそのように思っています。それを進めていく中で、本町におきましては、認定こども園、大空高等学校への支援など、子育て環境の充実であったり、定住団地の造成や販売、そして高齢者がいつまでも安心して、この大空町で暮らしていただける、そういった安心を支える事業であったり、あるいは働く方、あるい44は移住される方が必要とする高速情報通信環境整備による事業、さらには近年ICTを活用したスマート農業というのが普及していますので、そういったもののなお一層の普及、そういったものを取り進めていく必要があろうかと考えているところであります。議員のほうから弱みというお話を伺いまして、先日高校生の政策提言発表会にありましたけども、高校生は弱みを逆に利用するというようなことで提言されていて、なるほど、こういう考え方というのを改めて高校生に学ばされたなというふうに思っておりますので、当然大空町には弱みというものも多々あります。例えば買い物だとかそういった商業系の機能、そういったものはどうしても町外に流出してしまっているというような状況にありますので、そういった町内の商店街を支えるようなさまざまのソフト事業だとかという展開も、これからも行っていかなければならないそのように考えております。企業を誘致し、働く場をつくり出して、そしてその働く方、さらには家族の方を町内に呼び込むことができれば、それは人口減少対策にとってこれほどいいことはないですけども、なかなか正直難しいというところも現状なところであります。企業活動の一部を大空町内で実施していただく、そういったことは企業誘致出来なくてもそういった取り組み、テレワークであるとか、そういったことは十分可能な地域ではあるのではないかなと思います。そして本町には、札幌、東京、そして関西圏と航空路線で結ばれている女満別空港を有しているという強みというのを持っているところであります。こういった強みを生かしながら、さらには関係人口を創出する高校生、そこの高校にかかわる方々も大空町の貴重な関係人口だと思っておりますので、そういった方々の力もいただきながら、まちづくりを町民と一緒につくってまいりたいと考えているところでございます。

質問 後藤忍

7 番 。 今 、 町 長 か ら お 話 あ り ま し た 。 確 か に 大 空 町 は 近 隣 市 町への利便性がいいことはとてもいいんですけども、それが従業の流入超過の要因ともなっておりますし、最近の近隣の市の施策の今後行われると考えられる動向をみますと、本町施策と横並びになりつつありまして、余計に市と町村との独自性が出しにくい状況が考えられます。また、課題といたしましては、先ほど行政報告の中にもありましたけれども、道東南北に貫く北海道横断自動車道網走線のうち、美幌高野インターチェンジ北見東インターチェンジが事業中、女満別空港網走間の計画が社会資本整備審議会道路分科会に開発局より提示されており、今後、地域の皆様や道路を利用される方からのご意見を道路計画に反映するためアンケート及びヒアリング調査が予定されている。これはもうホームページにも載っていることですけども、このことも将来のまちづくりに大きく影響を与えると考えられます。利便性がよくなる。しかしながらなかなかこう町に住み、大空町に住みたいというところを出すのがなかなか難しいと思うんですけど、なにかそれについて今感じていることがあればお聞かせを願いたいと思います。45

答弁 町長

大空町の女満別地区も東藻琴地区も、どちらかというと国道等も走って交通の利便性が高いということもあって、商業っていいましょうか、買い物だとかについては町外に出てしまっているというところは確かにあるところであります。そういった中でも、さまざま地域としての独自性を発揮しながら、商業の活性化だとか、そういったことも行いながら、町外への流出といったものを少しでも町内に向けられるように努力してまいりたいと考えております。また、先ほど高規格幹線道路の延伸のお話もありました。私も行政報告で申し上げましたように、国における第2回の地方小委員会が行われましたので、次は、このアンケート調査をもとに第3回目の地方小委員会というのが恐らく1年後ぐらいに開催されることになろうかと思います。それを終えて、さまざまな環境調査だとかを行ったうえで、恐らくこれから近いうちに網走に向かった計画の策定、さらには工事等が進められていくというように考えております。当然今までであれば女満別空港で降りたお客様は、阿寒方面等に行かれる方は直接そちらのほうに向かっていくのかもしれませんが、網走方面、知床方面に観光される方は、女満別地区の町中を通って網走や知床方面に行かれていたのかなと思います。ただこの高規格道路が網走まで通じてしまうと、ひょっとしたら女満別空港から降りてすぐ高規格道路に乗って、真っすぐそちらのほうに走っていくということは考えられるところではあるかなと思っております。そういった中で町としてできること、高規格道路の部分でいいますと、インターを町として必要な箇所に設けていただくということも当然これは国に対してお願いしていかなければなりませんが、やはり町中にインターに乗らないで、少なくても大空町のところにつきましては、車で通っていただけるような何か魅力というものが必要になろうかと思います。今の8月のお盆ぐらいのところでちょうどリサイクルセンター前にヒマワリを咲かせていただいておりますけども、非常にたくさんの方々がご覧になっていただいています。そういった花であったり、あるいはやはり町中で飲食する場所であったり、見学する場所、そういった魅力的なものを考えていかなければ、空港から降りた方を町中に誘導するということはなかなか難しいのかなと思っております。まだ時間はあるのかもしれませんが、もう余り時間がないという見方もできるかと思います。町中に人が、観光客が少しでも寄っていただける、そういった取り組みをするためどういった政策、施策が必要なのかということころを改めて突き詰めて考え、検討してまいりたいと考えておりますので、また、議員皆様のほうからも、さまざまなご意見やお考えをお寄せいただければ大変ありがたいかなと思っておりますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

質問 後藤忍

7番。ご答弁ありがとうございます。若い世代が働く世代となって46いく今後の30年。30年さき遠いようで近いと思います。当然ながら日々町民の皆さんに寄り添い意見を聞きながら足元の課題解決することは町長おっしゃるように重要ではでありますけれども、政治家として20年30年先のことを、また、町民の皆様そして議会と共に持続可能な未来のまちづくりを考えていらっしゃると思いますけれども、なかなか大変な部分でありますが、今後ともよろしくお願いしたいと思います。2点目の再質問に移りたいと思います。過日、町の移住・定住支援室で町の魅力発信のため、プロト大空プロジェクトと題しプロモーションを展開し、その一貫として大空高校生が町の関係人口創出をテーマにアイディア作りに取り組み、町に対する政策提言を公開で実施しましたが、その政策提言の内容と率直な感想を伺いたいと思います。

答弁 町長

12月11日に行われました大空高校生による政策提言発表会、議員さんの中にも参加されていた方がおられようと思います。そちらの提言発表会に参加させていただきまして、まずは先に率直な感想でございますけれども、本当に高校生1年生と2年生の発表だったのですが、2年生は1年間大空高校で学んで来ているというところがあります。1年生はつい昨年まで中学生だったと、その生徒たちが自らから町の課題を見つけ、それをどうしていこうかということを資料として作成し、そして発表するというその姿や、その取り組みに非常に感心をしたところであります。自分の高校時代とちょっと引き合いに出し、今の高校生ってすごいなということを改めて思ったところであり、それぞれのアイディアをすごく楽しく聞かせていただいたところであります。高校生のアイディアをご紹介いたしますと、一つのグループでは田舎というか、この大空町の何もなさを逆に、先ほどのマイナスということではなく、それをプラスに変えて行く、逆に売りにして自然の中で働く環境作り、ストレスを抱えた現代人の働き方を応援するとそういった仕組みであったり、この大空町にある自然を売りに、町公認の若い方から高齢者の方まで参加できるような部活動を作ってはどうかだとか、車を改装して移動別荘や、まちの廃校舎を活用したホテルを作ってはどうか、そういったことが提案として出されておりました。さらには人々のさまざまなニーズをつなぐマッチングアプリを活用したサービスにより、学び直し、今リカレントということで最近ある程度年齢になってから改めて勉強し直すという動きが広まっておりますし、生きがいを育むという、本当にさまざまな観点からアイディアをご提案いただいたのかなとそのように思っているところであります。今後につきましては、そのいただいたアイディアというものを町として、どのようにしていくのかというのを検討し、そこに事業費を充てるという形ではなく、高校生やさまざまな大人が広くかかわっていくそういった仕組みの中で、住んでいる人みんなが主体となって最終的な社会実装を目指していければなというふうに考えておりますのと、提案をいただいた高校生が将来、大空町の職員になって、あるいは大空町の企業に入って、そういったまちづくりを担う一47端になっていただければなと、そんな思いを持ったところであります。

質問 後藤忍

7番。私もそのプロト大空に講評として参加させていただきましたけども、私の感想といたしましては、将来のある高校生が未来のまちづくりを語ることがとても楽しく感じましたし、プロト大空プロジェクトが地域課外活動であるにもかかわらず、1、2年生の約半数の生徒が有志として取り組んだこと。そして4チームの政策提言のそれぞれが現代の世相を鑑み、そこに町の特徴や強みをどのように生かしていくかをシンプルにわかりやすく発表していただき、とてもよいプロモーションになったと思いました。今回の政策提言発表会のテーマは関係人口の創出でしたが、大空高校は皆さんご存じのとおり、町そして教育委員会において地域振興の核として位置づけられているわけであります。今後も地域課外活動や地域、企業との多様な協力活用により活発に関係人口を創出していただき、学校のコンセプトである世界と地域をつなぐ大空で道を切り開く飛行機人となってほしいと思います。先ほど町長がいただいたアイディアを検討し、すぐには予算づけとかそういうことにはならないかもしれないけれど、なるべく子どもたちのアイディアを基にと言いますか、それが実装できればいいかなというお話がありました。ぜひ、お互い出席させていただきましたけど、あの子たちのエネルギーはすばらしいなって思いましたので、前向きに考えていただければと思います。

答弁 町長

子どもたちの前向きな意見というのは大変重く受けとめたところでありますので、その点についてはご理解いただきたいと思います。大空高校になって当初、1年目は29人程度の入学で町内から5名、そして2年目40名の入学があり、町内者が確か15名ということで、高校生の1学年の半分以上が町外者ということで、大空高校自体がある意味関係人口を創出してくれている場所であるなと、そのように感じております。当然企業だとかとの関わり、そういった関わってくれる方々も関係人口でありますし、まずは高校生、その関係人口の方々をしっかり大空町で育て、教育し、社会に出て羽ばたいていけるよう、そういった取り組みをずっと継続してつなげていくことが、大空町のゆくゆくの発展、まちづくりに大きくつながっていくことを期待しておりますし、信じているところでありますので、こういった高校の取り組みはしっかり町としてこれからも応援していきたいなと思っているところであります。

質問 後藤忍

7番。私も町長の考えと同じでありまして、先ほどもおっしゃってましたけども、生徒の皆さんが道を切り拓く飛行機人となって卒業し、それぞ48れの道、人生を歩んで、故郷大空町にそのまま就職していただいても構いませんけども、誇りと愛着を持ち続け、20年30年後、再び住みたいと思えるまちづくりに強く取り組まなければいけないと改めて感じたところであります。近隣市のように何でも揃ってはいませんけれども、町民同士の顔が見える居心地のよい、なんか楽しいなと感じる住みよい町、そこに今回の大空高校生が発表した施策の中に、若い世代の皆さんが大空町に住みたいと感じるヒントが隠されているような気がいたしました。先ほど町長も人口減少対策には特効薬はない。本当にそう思います。今朝の道新の記事を見ましても、ある道南のほうの市の記事にも載っていましたけれども、あれだけ大きい町でも人口減少対策危機管理本部みたいなものを立ち上げなければいけないような記事も出ておりました。2040年、2050年に向かって、間違いなく人口は減少していくのは確実なことだと思います。その中でも、やはり、今、移住・定住支援室を設置し、また大空高校という地域振興の核となるもの、いろんな全国の方たちを受け入れて、そしてまた新しい考えを受け入れることをやっている大空町は今後とも、その子たちが、先ほど言いましたように、卒業して20、30年後戻ってきてもいいですし、なんかキラッと光る大空町になれる力があるんじゃないかなと最近感じつつあります。なかなか町政大変ではございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたしたいと思います。以上、一般質問を終わります。

答弁 町長

私も高校生が貴重な本当に大切な思春期真只中の3年間を大空町で過ごすということは、本人にとってもすごく心に残ることであると思います。3年間学んで町内にとどまっていただけるのももちろんありがたいことではありますけども、社会に出て、町外に出て、そこでさまざまなことを経験し、学んで、それを大空町にまた帰っていただける、そのようなことになれるように、ちょうどその帰ってこようと思ったときに、大空町が元気がないなと言われないように活力のあるまち、そういったものをいつまでも継続して子どもたちが一回、ちょっと大空町に戻って何か起業しようといったときに選んでいただけるような、そういった町であり続けていけるように、これからもさまざまな課題に向き合って取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともご指導をお願いいたします。

出典:大空町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月20日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる