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大空町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月28日

近隣の北見市で行われている窓口支援システム及び書かないワンストップ窓口について

2022年6月28日、大空町議会の一般質問で、後藤忍議員が「近隣の北見市で行われている窓口支援システム及び書かないワンストップ窓口について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
後藤忍 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 後藤忍

令和4年第2回定例会通告に従いまして一般質問を行います。質問事項は、行政サービス「書かない窓口」についてです。大空町では、町民を主体とした行政運営を行うために、住民ニーズの把握と、質の高い行政サービスを効果的に提供することを重要視し、第4次大空町行政改革大綱を策定しました。大綱に触れられているとおり、今後の行政運営に新型コロナウイルス感染症への対応を背景として、新たな生活スタイルの浸透、定着により行政サービス・事務のデジタル化が進むことが想定されます。今後、住民の方たちの高齢化がさらに進むことが予想され、また、若い世代の移住定住を取り進める町にとって、スピード感を持って行政サービスの向上を進めることが必要であると考えます。ここで「書かない窓口」について説明申し上げますが、「書かない窓口」とは、住民が窓口で申請書を書く手間をなくし、複数の手続きが一度で済むワンストップサービスであります。近隣の北見市で行われている窓口支援システム及び書かないワンストップ窓口について、現在、国や他自治体の注目38を集めています。質問の1点目といたしまして、窓口サービスの現状と課題について。2点目、行政改革推進計画における事務事業改善による行政サービスの質の向上とはどのようなものか伺いたいと思います。3点目、北見市の窓口支援システム及び書かないワンストップ窓口化の取り組みについて、町の見解を伺いたいと思います。以上3点、町長より見解を伺いたいと思います。

答弁 町長

後藤議員の一般質問に対しお答えさせていただきます。ご質問ありました窓口サービスの現状と課題についてお答えいたします。住民票、戸籍及び印鑑証明証等の発行に関する窓口サービスにつきまして、女満別地区では、役場窓口において3人の職員が業務にあたっており、東藻琴地区は総合支所住民福祉課の窓口において、2人の職員が業務にあたっております。令和3年度の住民票、戸籍及び印鑑証明等の発行件数は女満別地区で合計5,463件、東藻琴地区で合計2,444件を発行しております。このほか、転入、転出、出生、死亡、婚姻などの届け出など、町民皆様のライフスタイルの変化に伴ってさまざまな届け出を受け付けし、住民基本台帳の管理にあたっているところであります。これらの届け出に付随して、健康保険や年金、各種手当、各種税の手続きなどが必要となる場合には、担当課の窓口をご案内する、もしくは必要に応じて担当を呼び、説明や手続きを行っているところであります。課題といたしましては、住民票や戸籍の手続 きだけでなく、関連した手続きとして、町営住宅や上下水道担当へご案内し、もれなく、そしてワンストップでスムーズな手続きにつなげる必要があるものと認識しているところであります。続きまして、行政改革推進計画における事務事業改善による行政サービスの質の向上についてであります。大空町では、平成19年3月に策定した大空町行政改革大綱に基づき、今日まで事務事業の見直しや、職員数の適正化、指定管理者制度の推進などに取り組みながら、行政改革及び財政の健全化に努めてきました。その後、内容を見直しながら大空町行政改革大綱 を継続し、景気が低迷する社会情勢の中で、財政の健全化のための起債発行の抑制、高度情報化社会の進展への対応、多様化する町民ニーズに対する仕組みづくりを行ってまいりました。行政運営の指針であります第2次大空町総合計画に位置づけた「ふれあいつながる協働のまちづくり」の理念に沿って、行政改革大綱基本とした取り組みが求められております。とりわけ、町民を主体とした行政運営を行うためには、住民ニーズの把握と質の高い行政サービスを効果的に提供することが重要となってきます。さらには、依存財源が減少し、自主財源の確保が難しい状況にあっては、一層の財政健全化のための経費節減はもとより、財政運営の経営能力も高めていく必要があります。また、新型コロナウイルス感染症への対応を背景とし、新たな生活スタイルの浸透、定着により、より一層行政サービス、事務のデジタル化が進むこ39とが想定されております。こうしたことから、現行の大綱を見直し、令和4年度から令和8年度までの5カ年間を推進期間とした、第4次大空町行政改革大綱を策定したところであります。第4次大空町行政改革大綱の基本的な考えは、町民に対する行政サービスの質の改革を続け、新しい生活スタイルを確立するための課題に対応しながら、町民の主体的関わりを醸成していくことに主眼を置き、持続可能な行政運営を行うこととしています。この考えのもとで、デジタル技術や民間活力の導入を推進し、町民ニーズと時代に即応した行政の提供につなげていくこととしております。行政サービスの最適化と町民満足度の向上を行政改革の目的に据え、具体的な取り組みの一つとして、事務事業の改善による行政サービスの質の向上を定め、行政改革の推進に取り組んでいるところであります。この事務事業の改善による行政サービスの質の向上は、社会情勢の変化を契機とした新しい生活スタイルを見据え、町民の意向をとらえたサービスを目指すものです。また、デジタル化を推進するとともに、民間による参入が適している事務事業がないか、鋭意検討の上、業務の委託化により質の高いサービス提供に努めることとしております。続きまして、北見市の窓口支援システム「書かないワンストップ窓口化」につきましては、来庁される方の利便性を向上させるとともに、窓口業務の業務改善を図ることで、さらなるサービスの向上につなげられることにメリットがあるものと考えられます。本町においても参考となるものであり、第4次大空町行政改革推進計画に位置づけた窓口事務改善の項目は、北見市の取り組みを参考として導入できるのかどうか、先進事例として視察し検討することを想定したものです。北見市は、平成26年3月にワンストップサービス推進計画を策定してから、相当の期間をかけて仕組みを構築されてきました。大空町において導入する際には、まず現状の課題を洗い出し、北見市の事例も参考としつつ、大空町ならではの仕組みを構築する必要があるのではないかと考えます。課題の一つとして、現在運用している各業務のシステムとの整合、将来の活用方法を踏まえる必要があり、併せて導入コスト及びランニングコストについて効果に見合った経費としていく必要があります。システムの導入に係る財源を確保する観点では、国の交付金制度を活用することも重要な要素の一つであると考えます。北見市の取り組みは、近くにある優れた事例ととらえています。大空町に合ったワンストップ窓口の仕組みの構築に向けて、町民サービス向上を第一に考え、第4次大空町行政改革推進計画に基づき、令和4年度に調査を行い、さまざまな課題を整理してまいりたい、そのように考えております。以上、1回目のご答弁とさせていただきます。

質問 後藤忍

ご答弁ありがとうございました。1点目、窓口サービスの現状と課題についてお聞きしました。令和3年で40女満別地区が5,463件、東藻琴地区が2,444件ということで、その都度各課に横断的に必要な申請手続きを行う際には、住民の方が、その担当課に行くこともありますし、職員の皆さんが手続きの方に寄り添って、教えていただいていることで、とてもいいことですのでこれからも寄り添った窓口、申請受付をしていただければと思います。2点目、行政改革推進計画における事務事業改善による行政サービスの質の向上をお伺いしました。第4次で大綱を策定し、デジタル化を想定して、質の高いサービスを想定しているということですけれども、今現在、大空町では庁舎の大規模改修が予定されております。自分の気持ちといたしましては、庁舎改修のハード面のみではなく、住民サービスの向上に向けてソフト面も充実させていったほうがいいのかなと思うのですが、そこら辺について何かお考えがあればお聞きしたいと思います。

答弁 町長

1点目につきましては、町民の方が役場に来られたときに、あっちに行ったり、こっちに行ったりとすることないように、引き続き取り組んでまいりたい、そのように考えております。再質問をいただきましたソフト面の充実ということでございます。役場庁舎につきましては、令和4年度、そして令和5年度で大規模改修を行っていく計画でございます。それに合わせてソフト面の充実をやっていく必要ではないかということでございます。北見市でもこのワンストップ窓口の取り組みをする前には、さまざまな、そして数年も検討を重ねて準備してきたのではないかと、そのように思っております。参考とする北見市と本町では人口規模の違いもありますので、そのまま真似るということにもなりません。本町におきましては、視察や課題の整理をすることから始めることを先ほど申し上げましたけれども、もし、部分的に早く導入できるものがありましたら、小さな取り組みからかもしれませんが試行錯誤しながらも、そういった新たな行政サービス、デジタル化というものを検討してまいりたいと、そのように考えております。

質問 後藤忍

ありがとうございます。今、ソフト面のお答えいただいたわけなのですけども、書かない窓口は行政サービスとして住民の方たちの利便性の向上はもちろんのこと、町民目線から考えますと、先ほど職員の方が対応してくれてそれはとてもありがたいことなのですけれども、申請の種類により、各課の職員等、逆に対応しなければいけないというストレスはある程度あると思います。また、職員の立場から考えますと、定型化、入力化された業務を、書かない窓口を導入することにより自動化され、職員さんの余力が生み出され、そこで生まれた時間やマンパワーを行政サービスのさらなる向上や時間外勤務の軽減に繋がるというメリットもあると思いますので、ぜひ前向41きに考えていただきたいと思います。2点目はこれで終わります。3点目、北見市の書かない窓口について、少しだけお話しさせていただきたいと思います。最後になります。先月、北見市窓口課を視察させていただきました。窓口課とは自発的事務を基本的に持たない空っぽの課。他部課の所管する事務を詰め合わせた住民サービスに特化した課でありまして、窓口の受付は受付ナビゲーションマニュアルがあるため、担当者は主に会計年度任用職員か若手職員が対応しているようです。若手職員にとっては行政サービスの基本を学ぶことができるメリットもあるようです。また、この取り入れることによって副産物と申しましょうか、業務のノウハウを搭載したシステムで職員を支援しているため、業務の標準化が図られ、自治体が陥りやすい、わかる職員への依存が解消され、案内漏れのない体制は来庁者へのサービス向上につながっているということがわかりました。先ほど町長より町政執行方針を述べていただきました。その中で大空町の未来が輝きのあるものとなれるためには、効率化と生産性の向上が必要不可欠でありますと述べております。現在、大空町では、将来の人口減少に対応するために、移住・定住対策の促進、地域振興の核として位置づけられた大空高校の開校、大空高等学校交流拠点整備事業などが行われる予定であります。今後の大空町の未来を展望したときに、コンパクトなまちづくりを行うために、必要な投資であると考えられますし、大空町にはまだ人口減少を食いとめるポテンシャルがあると思いますので、これは必要な、先ほど町長もおっしゃられましたけど、真似できるところはする。いいものは取り入れて行く気持ちで前向きに検討していただければと思います。私、視察に訪れた時に、他市町村がデジタル田園都市国家構想推進交付金の申請を出すために、結構視察に訪れているということであります。その中を見させていただきますと、これについては導入費の半分が自治体負担、そのうちの算定率0.8が地方創生臨時交付金の充当が可能となっております。今後変わっていくかもわかりませんけども、先ほど町長がおっしゃられた補助金なども活用して、ぜひこの大空町の人口減少を食いとめること、今施策でもほかのことやっているわけですから、未来に向けて必要な投資として、ぜひ前向きに検討していただければと思います。以上、質問を終わります。

答弁 町長

デジタル化の推進についてでございます。私が役場に入庁した平成4年4月ですけども、ちょうど今から30年前、まだ当時はワードプロセッサー、ワープロというものが各フロアに1台あるかどうかという中で、それを職員みんなで協力しながら使用させていただいていたと、そのような記憶があります。それから10数年が経ち、パソコンが徐々に普及し出してまいりまして、今はもうそのパソコン、そういったデジタルがなければ、私ども職員も業務ができないというような状況になって42おります。この進んで行くデジタル化に乗り遅れることなく、町として必要なものについては取り入れていかなければならないと考えております。北見市はデジタル田園都市国家構想の交付金をご活用されているかと思います。私どもも、もし進めるにあたっては、有利な財源、そういったものを活用し、考えていかなければならないかと思いますけども、導入するときの経費というのは国からの交付金で賄っていただけるということもありますけれども、ただ導入したものについては5年ないし6年ぐらいでシステムを入れ替えなければならないようなことも発生してまいります。そのときには、恐らく交付金というのは使えなくて、町の単独事業で実施しなさいだとか、そのような状況になってくるのかなと思っております。私は、大空町の身の丈ではないですけども、大空町にあった規模で、そしてその中で町民のためになる、そういったものをして行くデジタル化とは何かというものを、きちんと全町的にとらえながら進めていくということも必要ではないかなと思っておりますので、決してデジタル化をしていかないということではなく、町の将来ビジョン、そこをきっちり見定めたうえで、デジタル化を進めていきたいと。またいろいろ情報等がありましたら、ご指導いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

質問 後藤忍

質問終わります。

出典:大空町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月28日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる