大空町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月9日
教育現場の新型コロナウイルス対策について
2021年9月9日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「教育現場の新型コロナウイルス対策について」質問し、町長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 上地史隆 議員
- 答弁者
- 町長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 上地史隆
はい、3番。皆様、改めておはようございます。現在も残念ながら、北海道においては、依然新型コロナウイルスの感染者が多く発生をしており、緊急事態宣言が9月30日まで延長されるなど、未だに予断を許さない状況が続いております。感染の切り札とされるワクチン接種は全国的にも進んできておりますが、残念ながら未だに重症化して亡くなられる方もいます。この場をお借りし、ご遺族の方には心よりお悔やみを申し上げます。また、最前線で働いていただいている医療・福祉従事者の皆様には感謝と敬意を表したいと思います。それでは、通告に従い一般質問に移らせていただきます。他の方の質問と重なる所がありましたらお許しいただきたいと思います。最初の質問は、防災の取り組みについてです。近年、日本だけではなく、世界的にも豪雨や竜巻、熱波、地震、豪雪や寒波などによる大規模な災害が頻発しております。北海道でも毎冬の暴風雪のほか、2016年8月には、台風11号の通過と前線による影響によりオホーツク海側を中心に大雨となり、大空町にも大きな被害をもたらしました。そのほかにも2018年9月6日には、胆振東部地震による大規模停電、ブラックアウトにより、電気が使えない生活を余儀なくされることもありま5した。このことからも、災害は身近なものであり、いついかなる時に発生するか分かりません。万が一の時に備え、我が町はどのような防災の取り組みを今日まで行っているのか、町長よりお伺いしたいと思います。続いて、教育現場の新型コロナウイルス対策についてお伺いをしたいと思います。現在、新型コロナウイルスの感染急拡大で、子どもの感染が増えていることが問題となっております。厚生労働省のまとめでは、8月25日までの1週間に全国で確認された10代以下の感染者は30,427人にのぼり、子どもを介して家庭に感染が広がる事例も出ております。夏休みの延長や分散登校を決めた自治体も出てきております。また、8月27日には、文部科学省が新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言地域などで学級閉鎖や休校を判断するための指針を策定しました。複数の子どもの感染が判明すれば5日から2週間程度の学級閉鎖とし、複数の学級に広がった場合は学年閉鎖、複数学年にわたる休校を検討するよう求めております。コロナの感染拡大を受けた休校は、学校保健安全法に基づき自治体など学校設置者の権限で実施をしています。これまで同省は、学校のコロナ対応をまとめた通知で、保健所による濃厚接触者の調査などを踏まえて休校を判断するよう自治体に求めておりました。感染者が急拡大するにあたり、保健所の業務が逼迫し、調査が追いつかない恐れがあるため、保健所の判断を待たずに対応するように自治体に促した形です。大空町においても、他の自治体と同じように新型コロナウイルスの脅威に現在も子どもたちはさらされています。そのようなことからも教育の現場では、子どもたちを守るためにどのような感染対策の取り組みを行っているのか、教育長よりお伺いしたいと思います。以上で最初の質問とさせていただきますので、町長、教育長よりお答えいただきたいと思います。
答弁 町長
ご答弁を申し上げます。近年、全国で大規模な自然災害が発生し、数十年に一度、観測史上初と表現される豪雨でありますとか大雪など、最大限の警戒を呼び掛ける事象が数多くなっています。本町の災害対策は、地域防災・水防計画に基づき、地震、水害、雪害、風害などに備えております。台風や暴風雪など、災害発生が予測される場合は、気象台や関係機関と連携を密にし、事前の情報収集と警戒にあたっております。過去の教訓から対策本部を設置する役場庁舎に非常用電源を整備したところでもございます。昨年から新型コロナウイルス対策も必要となっております。昨年10月には感染症を踏まえた避難所の設営について訓練を実施いたしました。北海道職員の指導のもと、避難者の受付、段ボールベッドの組み立て、動線の確保など実務を通し感染を意識した運営のあり方について確認をしたところでございます。6マスク、消毒液、体温計、段ボールベッド、パーテーションなど感染を防止する資材、衛生消耗品の備蓄についても増強をいたしました。本年7月、B&G財団と防災体制づくりについて協定を締結いたしました。現在、防災倉庫を建設しており、ルームテント、簡易トイレ、発電機、救助艇など資機材を整備することにいたしております。海洋センターを活用した避難所機能の拡充、防災ボランティアの育成なども図っていくこととしております。8月には4つ目となる自主防災組織が錦町第1自治会で設立されました。地域の防災を支える、そして共助精神に基づく自発的な活動を期待するとともに側面から活動を支援してまいりたいと存じます。現在、国と共同で河川防災ステーションを整備しております。管内では唯一の施設として緊急対応用の資材や車両などが整備、配置される予定でございます。将来的には、施設を活用し、災害への備えや行動のほか、防災教育の場として活用することなどを考えております。災害の発生を完全に防ぐことというのは困難でございます。公的機関による対策とともに、お一人お一人の自覚や行動、地域における相互扶助などご協力をいただくことも必要であります。引き続き、町民の生命、身体、財産を守る取り組みについて万全を期してまいりたいと存じます。
答弁 教育長
上地議員からの一般質問のうち、教育現場での新型コロナウイルス対策についてのご答弁を申し上げます。新型コロナウイルス感染症については変異株の拡大など、引き続き、警戒が必要な状況にあります。こうした中でも持続的に児童生徒等の教育を受ける権利を保障していくため、学校における感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減したうえで、学校運営を継続していく必要があります。国では、学校の衛生管理に関するより具体的な事項について、学校の参考となるよう「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式~」というものを作成しております。本マニュアルでは学校における基本的な新型コロナウイルス感染症対策、具体的な活動場面ごとの感染症予防対策、感染が広がった場合における対応などが示されており、町では本マニュアルに基づき、地域の感染状況等を的確に把握しながら感染症対策に取り組んでいるところでございます。現在の学校における主な感染対策でありますが、児童生徒等は登校前に家庭で検温を行い、その結果を健康観察シートという用紙に記録し、毎朝、学校に提出することになっております。何らかの事情により家庭で検温ができなかった場合には、登校後、速やかに学校で検温を行うこととしております。登校の判断に関しましては、現状、道内においてもデルタ株による感染拡大が見られることから、発熱の有無にかかわらず、風邪症状等がみられた場合には症状がなくなるまで登校しないよう、児童生徒及び保護者に周知徹底を図っております。この場合、児童生徒は欠席扱いとはならず出席停止扱い7となります。学校内では全員がマスクを着用するとともに教室間の移動の前後など教科の学習内容等に応じて、こまめに手指消毒にも努めております。各教室では可能な限り距離を取って机を配置するとともに、窓やドアを開けるほか扇風機や空気清浄機を設置するなど、常時換気を行うようにしております。また、本年度は体調が悪くなった児童生徒に対する環境改善対策として、各学校の保健室にエアコンを設置したところでございます。学校給食については、給食当番はもとより児童生徒全員が食事前の手洗い、消毒を行い、食事の際は、一定方向を向いて飛沫を飛ばさないよう黙食を徹底しております。部活動の実施にあたっては、道内での部活動による感染事案が増えてきていることから、現在は自校内に限定した範囲内での活動とし、部活中は支障のない限りマスクを着用するなど、北海道教育委員会からの通知を遵守しながら部活動の対応を行っております。また、この度の北海道における緊急事態宣言を受け、全道や全国大会に繋がる地区大会等に9月中に出場を予定している部活動以外は、当分の間、活動を休止することとしております。放課後は、教職員等が教室内のほか、共用スペースのドア、手摺り、蛇口など子ども達が多く手を触れる場所を中心に消毒作業を毎日行い、学校の衛生管理及び感染防止対策に努めているところでもございます。今年度の本町の学校行事では、北海道の緊急事態期間中ではありましたが、運動会を開催日や競技内容を変更、縮小するなどして、PTAをはじめ関係者の皆さんのご理解とご協力をいただきながら、何とか実施することができております。今後、修学旅行や学芸会などが予定されておりますが、地域や全道における感染状況等を的確に把握しながら、安全に実施できるよう感染対策及び万全な準備に努めてまいりたいと考えております。次に、児童生徒の心のケアについてでございます。コロナ禍の中、子ども達はこれまでと違う日常の中で、行動も制限され、孤立や孤独を感じたり、家庭環境の変化等を背景としたさまざまな不安やストレスを抱えているものと推察しております。また、感染症そのものへの不安や恐れも抱いているのではないかと思います。大人から見たら些細に思えるようなことでも、子どもたちにとっては重大な場合があります。大人の思い込みで判断しないで、僅かな変化を見逃さないよう学校にはお願いしているところでございます。各学校においては、引き続き児童生徒を対象とした健康相談を実施し、一人一人の状況をこまめに把握することとしております。また、必要に応じスクールカウンセラーによる教育相談などのほか、スクールソーシャルワーカーや関係機関と連携した保護者対象の教育相談を実施するなど、学校全体で情報を共有しながら、きめ細かな支援を行ってまいりたいと考えているところございます。以上、1回目のご答弁とさせていただきます。
質問 上地史隆
はい、3番。町長より防災の取り組みについてご説明いただきました。役場等においても非常用電源の設備を増強したり、感染対策の訓練も昨年10月に行っていることに対して大変評価をしたいと思います。その中で、あえて質問をさせていただきたいと思いますが、町において指定避難所、福祉避難所含めて約20カ所あります。実績としては、女満別農業構造改善センター、あと私の知る限りでは、道の駅のメルヘンカルチャーセンターかと思いますが、実際に避難をする場合、収容人数とかをやはり収容スペースをとるということで、ある程度避難所についても見直しを図っていかなければいけないのではないのかと考えます。また、分散避難についても、今後検討していく必要があるのではないかと思います。消毒など衛生消耗品については増強しているということなので、今回お聞きはしませんが、避難するにあたって、災害弱者と言われる方、障がいをお持ちの方、または高齢者の1人暮らしの方など、そのような方に対して個別避難計画を作成する考えはないのか。この避難計画というのはどういうものかといいますと、今年度の5月に災害対策基本法が改正されて、その中で市町村の努力義務ではありますがそのようなものを策定していく必要があるのではないかと。最近の記事で別府モデルというものを参考にさせていただいたのですが、調整会議というものを開いて、当事者、地域、行政、医療、福祉関係者の方と会議を行うと。調整役としてはだいたい市の防災担当の方が行っているようですが、インクルージブマネージャー、包括的という意味もありますが、実際にそのような方と会議を開いて具体的な計画を策定していく必要があるのではないかと考えます。また、自主防災組織について、設立が錦町第1自治会で行われるということについては、増えてよかったなと思っています。ですが、まだまだ組織率を増やしていかなければいけないですし、地域住民の方に取り組みを周知していかなければいけないのではないかと考えます。組織率が高いところがあるということで視察に行きましたが、名簿だけという印象を受けたところもあります。そうではなくて、自主防災組織があるなら地区ごとに訓練を行うと。町長が言われたように、災害直後は自衛隊、または消防の救援を待つまでタイムラグがありますので、実践的な地区ごとで訓練を行っていく必要があるのではないかと思います。また、災害時どのような役割をするのか、または災害弱者の方がどこにいるかを含めて具体的に計画するなど、場所によっては地区防災計画といって地域毎のコミュニティでつくっているものもありますので、そのようなものも地域防災計画に含めて具体的に対応策について検討していく必要があるのではないかと考えます。受援計画についてもどのように考えているのか。受援計画というのは、簡単に言えば災害発生時に、ほかの自治体から職員の応援を受けるというものですが、東日本大震災を契機に2012年に災害対策基本法の中に盛り込まれたものです。残念ながら全国の自治体で4月現在、策定率が僅か45%しかありません。私たちの町においても、この計画も同じく努力義務ではありますが、このような計画を整備していく必要があるのではないかと。その点9について、併せてお聞かせをいただけたらと思います。
答弁 町長
避難所の関係でありますが、町の公共施設等を指定している現状にありますけれども、町民全員がそこに避難すれば、当然足りなくなるということになります。ですので、私どもは今、国も推奨しておりますように、いろいろな避難の仕方、避難所ばかりではなく親戚でありますとか友人の方、そういったところに避難する分散避難という考え方も持っていただきたい。それを私どもとすれば推奨もしながら行動の選択肢として入れていただくように、町民の方々にお伝えをしていきたいとそのように考えてございます。避難所等については、先ほど言いましたように、新型コロナウイルスに限らずさまざまな感染症の対策も講じていかなければなりません。そういった中で衛生管理、またスペースの確保、さらには、心的な要因で病気になる方もいらっしゃるということで、プライバシーの配慮ということなどにも十分意を払って設置していかなければならないものと考えているところでございます。そんな中で町民の方の安全対策、避難所の設置の仕方ということについてPRをしていきたいと思います。高齢者の方や障がいのある方などにつきましては、避難行動要支援者という方に該当し、この避難支援計画というものについて町として策定をしている状況にあります。議員ご指摘のとおり法の改正となりました。個別の避難計画を策定することが市町村の努力義務ということになっておりますが、本町では、先ほど言った避難行動要支援者の対象者が386人いるということで把握をしてございます。これらの方々に同意を得まして、そのうち231人について、すでに個別計画を策定している状況にあります。ただ、全員のご同意を得られていない、策定に至っていないという方もおります。今後も引き続き、丁寧な説明と支援を行って、すべての方の計画策定を目指したいと考えているところであります。地区の防災計画制度というものもありまして、町として定める地域防災計画もありますが、それぞれの地区で個別に計画を立てて、そして先ほど言った避難の支援が必要な方々、共助の考え方に基づいて対応する仕方、そういったものを決めていく制度もございます。それらを地域防災計画の中に位置づけていくという形になるのかなとそのように感じております。私どもとすれば地域防災組織の設立がまだまだ多くはないということで、この組織化について、さらに皆様にご協力をいただくようお声掛けをしてまいりたいと思いますし、そういった地域から順次、それぞれの地区に合った地区の防災計画というものについてご議論をいただければと思っております。そんな中で必要であればそれらをまた統括したような形で、地域防災計画に位置づけしていくという手順になろうかと考えております。受援計画でございますが、これは自治体間の協力体制についてということでございまして、現在は、定住自立圏を形成する網走市と協力、応援することをいたしております。このほか、稲城市、氷川町、北海道開発局、自衛隊、10その他民間団体なども踏まえまして、17団体と協定を締結しているところでございます。こういった中で、私どもの町が被災したような時には支援いただく。また、そのほかの町などが被災した時には、私どもも支援するという体制を整えているところであります。具体的に、この受援計画を計画としてまとめるというところまでは予定しておりませんけれども、資機材の調達や人的な支援など、そういった方々と常に連携をとりながら柔軟に対応してまいりたいと考えているところでございます。
質問 上地史隆
はい、3番。町長よりご説明をいただいて、地区防災計画についても共助が必要ということで、地域防災計画などにも今後検討していただけると。また、受援計画についても先ほど言ったように17団体、姉妹都市、協定を結んでいる網走市なども含めて、しっかり協力できる体制は整っているということでありましたが、最後に言われたように防災資機材含めて、職員、専門分野、技術職などについても具体的にどのように救援をするかについても、しっかりと触れていただければと思っております。これらのことについては、しっかり対応していただければと思います。さきに言い忘れましたが、避難行動要支援者についても計画をつくっていると。実際に386名の対象者のうち231名について同意をいただいていると。これからも粘り強くというか、何かあった時に対応できるように努めていただけるということだったので、しっかりとこれらについても災害時に対応できるようなものにしていただければと思います。続いて防災についてですが、災害時に実際に1番の課題なのが情報です。情報のことについてですが、今年、民間の事業所のリアルタイム危機管理情報サービスを提供するスペクティという会社が、自治体または民間事業所の防災または災害対応に従事する方1,023名にアンケートを行った結果、最も多かったのは、やはり災害時の初動対応が難しいと、これが42%。続いて刻一刻と変化する情報を把握することが難しいと、それが38.6%、続いて正確な情報を把握することが難しいと、これが37.5%。最後に、正確な情報を迅速に地域住民に伝えることが難しいと、これが36.4%と続いています。そのように簡単に言いますと、いかに災害直後を含めて、刻一刻と変化する情報をどうしても間違った情報が流れてしまうので、正確な情報を地域住民の方に迅速に伝えるという ことはいかに難しいことなのかなと。このことについて、何かお考え、取り組みなども考えているのでありましたらお伺いしたいと思います。
答弁 町長
情報の管理のあり方、これは大変大切なことではないかと思って11おります。その中で私は二つあると思いまして、災害対策本部を組織する役場、私どもがどうやって情報を収集するかという点が1点あろうかと思います。現場でいったい今どのような状況が発生しているのか、それを的確に判断しなければならない。まずそこが一つだと思います。胆振東部地震の時には全道が停電となり、いろいろな情報が錯綜したことがございました。そういった中で情報収集をする難しさということを痛感したところでございます。今はいろいろな場所から通信網を使って情報収集できると、そういうことも可能にはなってきております。それらを如何に町として整理していくかということが一点あろうかと思います。タブレットやスマートフォンなどそういったものを駆使する。さらには、今でいうとドローンなどを活用して私どもの足を運べないようなところの状況を把握する。そういったこともあろうかと思っております。一方で、そうして集まった情報を正しく町民の皆さんにお知らせをしていくということも大変大切なことでありますし、それを迅速に行っていかなければならないとも思っております。今、町では即時性があるものとしてホームページにいろいろなものをアップする。さらにはラジオ放送、FMなども活用させていただいて、そして、町民の方にそういったものを視聴していただくというやり方、さらに、この4月からは、テレビ放送においても、緊急情報を見ることができる地デジ広報というものも取り組むことといたしました。そういったものをいろいろな手段として町民の方々が見ていただきながら、的確な情報を把握していただきたい。さらに1番早いのは、私どもが送りますメール配信だと思います。9月1日現在、1,515件の登録をいただいておりますが、さらにこの数を増やして大勢の町民の方に登録をいただいて情報収集をしていただきたいと思ってございます。また、このことを増強させるために、現在、行政情報を発信するための安心生活支援システムというものを構築してございます。単にメール発信ということに留まらず、さまざまな行政の情報をここから一元的に発信をするということになろうかと思います。町民の方々は、スマートフォンなどでそういったものの情報を入手する、さらにはそういったものの取り扱いが不慣れな方についてはタブレットなどを貸与しまして、そして迅速な情報提供という物をさらに拡充してまいりたいと考えてございます。今後も日進月歩、そういったものの発展は、いろんな形で進んで行くだろうと思います。その時機時機に応じてさまざまな媒体を複合的に用いまして、有益な情報提供の発信に努めてまいりたいと思っております。また、先ほど触れましたように、そういったものを行っていく役場の中の体制づくりも必要かと思っております。そういったところにも意を払いながら町民の生命、そして身体、財産を守る活動にこれからも取り組んでまいりたいと存じます。
質問 上地史隆
はい、3番。町長より、情報提供のことについてお聞かせをいただきました。FMラジオとか4月からは地デジ広報、あとメールの登録者も121,515件と。今後もメールの登録者数が増えるように働きかけていくということもお聞きしましたし、生活安心システムの取り組みについても今後検討していると、町民の方がスマートフォンとかタブレットとかを利用して、情報を新たに得ることができると。素晴らしい取り組みだとは思いますが、災害弱者の方が出ないようにしっかりと、ほかの媒体についても検討していっていただきたいと思います。このことについて、町長が言われたように、情報は町民の生命、財産を守るために必要なものであります。このことについてもしっかり取り組んでいただければと思います。続いて、教育現場のコロナ対策についてお伺いをしたいと思います。教育長より、教育現場において換気、三密対策なども含めて、スペース、手指消毒とか基本的なことを行っているということをお聞きかせいただきました。毎朝、児童の方には検温シートを提出してもらっている。風邪気味の方は休んでいただくというような対応もしているということもお聞かせいただきました。また、保健室についてもエアコンの整備をするなど、しっかり取り組まれていると。あと先生方もお忙しい中、授業が終わった後、学校内で手が触れるところを消毒するなど、大変ご苦労されているとお聞きしました。そのようなことを知って、改めて感謝をしたいと思います。その中で、先にも触れましたが、コロナの患者が発生しない可能性はありません。発生した場合にやはり休校、学校を休みにしたり、学級、学年閉鎖なども含めて検討していかなければいけないと思います。その際の情報発信についてですが、残念ながら私達の町においても教育関係でコロナの疑いがあるということで、実際に学年が閉鎖になったということもお聞きをしております。その際、保護者の方はメールでいただいたりしているのですが、その後、終息したのか、またどのような対応をしたのか分からないから混乱をきたしていたと。中にはありもしない情報を流したりだとか、そのようなこともありました。情報発信のあり方をしっかり検討していくべきではないかと。だからといってあまり正確すぎるとみなさん言われるように風評被害にも繋がるので、あまり細かくとは言いませんが、終息したのか、またはどんな対応をしたのか、それぐらいについては、もう少し保護者の方にも周知をしてもいいのではないかと。もう一点は、最悪の場合、長期間休校となって学習の機会を奪われてしまう。その際、ほかの自治体のようにオンライン学習を取り組める環境にあるのか。GIGAスクール構想で端末等整備をさせていただいて、家庭環境の通信網の整備について町で助成を行っていることもお聞きをしていますが、実際にオンラインの学習をできる環境になっているのか。するとなった場合、先生方もできる体制になっているのか。そのことを併せてお伺いしたいと思います。
答弁 町長
先ほどの災害の関係でございます。災害は私どもが想定をしているものを超えるときもあります。完全な対応というものはどこまでいっても13なかなか難しいのかもしれません。ですから、私どもが取り組めるところを最大限、また皆さん方お一人お一人が、そして地域の方のご協力をいただきながら、先ほど言いましたように、町民の皆さんをお守りしていく、そういう体制づくりに望んでまいりたいと思ってございます。今後もご指導いただきますようにお願いを申し上げます。
答弁 教育長
お答えを申し上げたいと思います。まずは、感染者が出た場合の対応の現状などについて、最初にお答えをさせていただきたいと思いますが、教育委員会では、町立学校の児童生徒等及び教職員に感染者が発生した場合の対応についてというマニュアルを作成してございます。本マニュアルに基づいて保護者等に対し、コロナ感染に関係するすべての情報を提供いただけるよう、これまでお願いをさせていただいております。具体的な内容としては、自身のお子さんや同居の家族に発熱等の風邪症状があった場合、また、医師から検査の指示があった場合や保健所により家族が濃厚接触者等に特定された場合は、学校、幼稚園に必ず連絡していただくよう周知徹底をさせていただいてございます。言い換えますと、学校、教育委員会がコロナ関連情報を入手する手段としては、現状、保護者からの好意による情報の提供に頼るしかないということであります。関連して申し上げますと、大空町に対する北海道からの町民の皆さんのコロナの感染情報については、事案が発生した都度情報提供があるものの、その情報のほとんどがプライバシーの保護の観点から町内における感染者発生数のみであり、住所、氏名、年齢、性別、職業などの情報は一切提供されないのが実情となってございます。そのようなことから、学校において必要な感染拡大防止対策を講じる場合、極わずかな保護者からの情報を手掛かりに常に最悪な事態を想定しながら、ぎりぎりの判断を行っているところです。判断にあたり一番留意すべきことは、個人のプライバシーを守ることであり、何をするにもすべて個人の承諾に基づき対応しておりますことをご理解いただきたいと思います。感染者が発生した場合の具体的な流れでございますけれども、学校や幼稚園は、児童生徒の保護者や教職員から感染に係る連絡をもらった時に、速やかにその内容を教育委員会に報告することになっています。教育委員会では、それら情報を受け、町のコロナ対策本部会議とオホーツク教育局へ同時に情報を報告するということになっています。また、必要に応じて臨時の校長・園長会議を招集するということもしております。町の対策本部会議では報告内容に基づいて情報の共有を図るとともに、臨時休業等が必要な場合にあっては休業の期間や全校なのか学年なのか学級別なのか、これら休業を行う範囲について対応の方向性を協議いたします。これらの検討にあたっては、保健所やオホーツク教育局などからの指導助言をいただきながら進めておりますが、少ない情報の中、緊急な対応が求められる場合も多々あります。先ほども申し上げましたけれども、感染者等の個人が特定されないよう情報の取14り扱いには細心の注意が必要であり、十分留意しながら取り組んでもございます。各学校、幼稚園では、臨時休業等の措置をとることになった場合には、感染等の報告をいただいた当事者の方に事前に了解をいただいたうえで、対象学年や休業の期間等について、学校メールなどを活用し、保護者宛てにお知らせをさせていただいております。また、このお知らせに際しては、引き続き、児童生徒や同居する家族の健康観察、体調管理をお願いすること、学校での日ごろからの児童生徒への指導内容でもあります新型コロナウイルス罹患者の特定や誹謗中傷、流言飛語を拡大、拡散するようなことをしないこと、SNS等への投稿、書き込みは差別や偏見、個人に対する攻撃に繋がりかねないことから、アップロードは厳に慎むことをご家庭でもご指導いただくよう協力をお願いしているところでもあります。また、再開にあたっては、対象学校、学年、学級の条件に応じて必要最小限のお知らせを行っているところでありますけれども、毎回、すべての保護者に周知を行っているわけではありません。最終的にどのようになったか知りたいというご意見もあろうかと思いますが、保健所に紹介しても個人の情報に関しては一切情報の提供を受けられないことや、保護者からの情報が唯一となっている現状では、教育委員会として詳細を把握することはおのずから限界があります。そのようなことから、教育委員会としての判断は、コロナウイルスの特質から絶対といったものは一つもなく、学校を再開してもなお、子どもたちの健康観察を続けながら推移を見守るという対応にとどまっている状況であります。したがって、常に同じレベルでの情報の提供は不可能であり、ケース毎に当事者の承諾が得られる範囲で最小限の情報提供を今後も行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。なお、不安のある場合には、その都度、学校あるいは教育委員会へお問い合わせをいただきたいと、またそのことも周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。次に、オンラインによる教育支援について、お答えしたいと思います。GIGAスクール構想に基づく1人1台端末が昨年度一斉に町内の学校に配置されました。現在は教職員の研修を精力的につめながら、徐々にタブレットを活用した授業にも取り組んできております。今年度に入って、町内の学校においてコロナの影響による児童生徒の出席停止の事案が発生しております。そのような子どもたちの学習支援として、これまではプリントや資料などを活用して家庭での学習を行ってきているところですけれども、登校できない期間が2週間に及ぶケースもあり、タブレット機能を有効に活用したリモートでの学習支援にも取り組んでいく必要があるものと、そのように考えております。児童生徒の成長度合いによって活用の範囲や学習内容も異なるため、リモートによる学習指導に向けた教職員研修を行っていくこととしております。また、すでに一部の学校では学校と家庭をオンラインで繋ぎ、試行的に学習指導の実践にも取り組んできているところでございます。一斉の児童、生徒とのオンライン授業に関しては、それらの環境が全町的15に整わなければすぐにスタートするというのは今難しい状況にあります。町のほうで助成制度を設けて、光回線工事の助成なども進めておりますけれども、全町的にはまだまだ進捗度合いとしては、これからかなというような状況でございますので、まずはできるところからしっかりと試行し、そして、どのような運用上や指導上の課題が生じるのか、しっかり検証しながら今後活用の拡大を図ってまいりたいと考えてございます。
質問 上地史隆
はい、3番。教育長より情報のことについては、どうしても保護者の同意に頼らざるを得ないということもお聞きしましたし、オホーツク教委、保健所など各関係機関とも連携をして、町の対策会議にかけて今後の方針について検討していく。そのことについては、お聞かせをいただきました。実際に風評被害に繋がらないように情報発信は難しいものがあると改めて説明で分かりました。その他にオンラインの学習については、全町的に通信環境が整備できないと難しいということもお聞きしましたが、今回、急激に拡大している中で、早期に通信環境を整備していかなければいけないと、そのような課題も出たのではないかと思います。家庭によっては助成をもらってもなかなか整備することが難しい方もいるのではないかと、少し心配に感じております。やはりしっかりと早期に整備して子どもたちの学習格差をつくらないように、このことについては取り組んでいただきたいと思います。続いて、検査キットの配布についてお聞きしたいと思います。国が、今年の9月に、早ければ上旬に検査キットの配布をするということが出ておりました。全国の小中学校また幼稚園について検査キット配布していくと。町として国から何か通知、取り組みについてお伺いしているのか。またそれだけではなくて、この抗原検査キットはだいたい9,000円ぐらいするようですが、この抗原検査キットは使用方法がしっかりしないと疑陽性が出やすいということもあるので、誰が行っていくのか、そのことも含めて何かお考えがあるのか、また国から指導が来ているのか、改めてお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 教育長
リモート教育の実現のための環境整備について、再度お話がありましたけれども、町の初期導入工事費の助成といった部分で、将来のリモート授業の実現を見越して、ぜひ保護者の皆さんにもそのような環境を整える促しをさせていただいていますけれども、なかなかその辺が進んでいかない一つの要因として、整備後の毎月の通信費用が多く家計にのしかかるといった問題が背景に一つあるのかなとそのようなことを思っています。教育委員会としてはそのような環境を早期に実現したいという思いはありますけれども、それぞれのご家庭の事情などを踏まえた中で、例えばそういった環境が16整った方から段階的に学習を始め、それ以外の子については、公共施設あるいは学校のほうにスクールバスで登校をしていただいた中で授業をやると。私としてはやはり子どもたちが社会に出て困らないような、そういうことを学校でしっかりと身に付けてもらうというところが1番の目的ではないかと思っていて、一斉授業がすべてゴールではないと、そのように考えている部分もあります。しかしながら、国、道からそれらの実現に向けての要請もございますので、そのことはしっかり受けとめながら、今後進めてまいりたいなと思っております。次に、抗原検査キットについてでございます。この度、国から新型コロナウイルス感染症のクラスターの大規模化や医療逼迫を防ぐ観点から、幼稚園、小学校、中学校及び高校に対し、新型コロナウイルス感染症に関する抗原定性検査を迅速かつ簡易に実査するための検査キットが配布されるということになりました。先日、道教委を通じて配布予定数が示されておりますが、大空町においては、幼稚園、小中学校で40回分となっています。また、大空高校では、東藻琴キャンパス、女満別キャンパス合わせて100回分となっておりまして、すでに大空高校には配布済みとなっているところです。抗原簡易キットについては、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、発熱や咳など、新型コロナウイルスの初期症状と疑われる症状が見られる方に対して、迅速かつ簡易に感染の有無を検査することができるものになっております。国では基本的に教職員が使用することを想定しておりまして、出勤後に発熱や咳などの症状が見られ、医療機関を直ちに受診できない場合に使用するものとなっております。また、自ら検査を実施することが可能と思われる小学校4年生以上の児童にも検査キットを使用することが可能とはなっていますけれども、当面はこれまでどおり、児童生徒が登校後に体調不良をきたした時は保護者に連絡のうえ、速やかに帰宅させ医療機関を受診してもらうこととしたいと、そのように考えております。抗原検査キットの使用方法などについては、まだまだ詳細が示されていない部分もありますので、今後、国、また道教委からの通知を踏まえたうえで、学校、幼稚園と十分協議し、適切な対応を行ってまいりたいと考えてございます。
質問 上地史隆
はい、3番。オンラインのことについても、これからしっかりと取り組んでいただきたいと思いますし、抗原検査キットの使用についてはまだ詳細なことが聞けていない部分もあると。このことについてもしっかりと検討していただきたいと思います。子どもたちの学習の機会を守るために、教育現場と協力して、しっかりと対応していただくようお願い申し上げ、一般質問を終了したいと思います。
答弁 教育長
大空町における新型コロナウイルスのワクチン接種については、今月中には希望された町民の皆さんの2回目の接種が完了する予定となっております。しかし一方では、管内の学校において、ワクチン接種の対象となっていない低年齢児童の感染が複数発生してきており、予断を許さない状況となっております。保護者の皆さんのご協力のもと、引き続き、地域の感染状況を踏まえたうえで、適切な感染防止対策を講じながら子どもたちの学びの保障を堅持してまいりたいと思っております。今後ともご指導賜りますようよろしくお願いします。