みんなの議会

大空町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月7日

「暦の上では立春が過ぎ、昨日は啓ちつでしたのに、あの嵐」

2014年3月7日、大空町議会の一般質問で、中堀君子議員が質問し、町長、教育長、事務局長、北海道町村議会議長会事務局長が答弁しました。

質問者
中堀君子 議員
答弁者
町長、教育長、事務局長、北海道町村議会議長会事務局長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中堀君子

おはようございます。暦の上では立春が過ぎ、昨日は啓ちつでしたのに、あの嵐。まさに春の嵐でしたが、町民の皆様には大きな被害がなくて、何よりでございました。4年は、短いようで非常に長い4年でした。私は町民の皆様とのお約束を果たしたであろうかということを自問自答しているきょうこのごろでございますが、それを踏まえて、きょうは一般質問をさせていただきます。我が町大空町、とりわけ女満別は、空の玄関すなわち空港があり、特急のとまるJRがあり、国道39号線まで行くと路線バスがあります。しかし、北見市まで直通ではなく、美幌町で乗りかえであります。この交通アクセスはどこの町よりもいいのではと自負をしておりますが、果たして町民は満ち足りていますでしょうか。私は昨年10月とことしの1月、JRを利用し札幌市へ出かけました。どちらも1号車の指定席を買い求めました。行きはよいよい帰りはこわいであります。遠軽町でスイッチバックをすることが頭になく、夜の10時女満別駅ホームの美幌町寄りの1番後ろに降り立ちました。ホームは薄暗く、しかも砂利道であり、私は札幌市へ行ったら、もの珍しいものですから、いっぱい物を買ってきましたっていったら自慢になりますが、キャリーバックの車が砂利道にくい込んで、引こうが押そうが動こうとしません。二、三十分もかけてようやく駐車場へたどり着きましたが、これが10月。1月もやっぱり1番後ろ、美幌町寄りのホームへ降りました。10月の真っ暗いホームをわかっていましたが、あえて一番後ろから降りてみました。荷物はありませんでしたが、足元はやっぱり悪く雪に足をとられて、自分に腹を立てました。もうちょっと前のほうにいればいいものをと思いながら、「次は、女満別」とアナウンスをした車掌さん、お降りの方は前のほうへいらしてくださいというようなことを、なぜ言えないのでしょうか。そんなことをここで言っても仕方がないことでありますが、こんな思いをして、JRとはいえ、町もどうにか考えていただきたいと思いました。そこで私は、早速建設課へ行って「あの砂利道は、どうにかならないんですか。」というふうに聞きましたら、「JRですよ。」っていうことでだめでしたけれども、それで私は、網走駅の駅長さんのところへ行って、どうにかなりませんかというふうにお願いをしましたが、ちょうどJRは大きな事故があったときですので、そんな小さなことはっていうようなニュアンスでお答えをいただきました。しかし、JRといえども、町民が利用するところであります。私がJRへかけ合うよりも、町長に言ってくださいということは言えませんけれども、担当の課長さんにお願いをして、ぜひ、あのホームをもう少し、天下の大空町ですから、空港を抱えた大空町ですから、それにふさわしいホームにしていただきたいというふうに思っております。前置きが長くなりました。通告に従いまして、質問に入ります。昨年10月、北見市において全道の女性議員の研修会があり、私も北海道議会議員さん、市議会議員さんたちとの研修発表会を聞かせていただき、お勉強をいたしました。ほんの1時間ほど前まで、特定秘密保護法が何とか、TPPがどうとか難しい話題を真面目に話していた方たちが、ある場面で涙を流して笑い転げました。それは、会食になりアトラクションで北見市のひょっとこ踊りというユーモラスな郷土芸能を披露されたときの一場面でした。とてもよいお土産ができたと、私の隣にいらした様似町の議員さんは写真をぱちぱち撮って、遠くからいらした方たちも満足げでした。さて、その翌月、11月は我が大空町でオホーツク管内の女性議員の集まりがありました。大空町が当番ということで、私は1人で悩みました。大空町には、果たしてどんな郷土芸能があるのだろうかと。神社へ行ったり、役場の総務課にお尋ねをしたりしましたが、大空町には玄人はだしの歌い手さんや、踊り手さん、湖響太鼓や東藻琴地区の大進南部駒踊りなど、両の手に余るほど数多くの郷土芸能がありますが、大変申しわけないのですが、町民の皆さんに、例えば、女満別で聞きますから、「大進南部駒踊りを知っている。」と聞いたって、それは女満別の人は、「えっ、駒踊りって馬の首の剥製みたいなのにまたがるだけ。」っていうふうに、言う方たちばっかりでした。町の方たちにも知られていないのは大変残念ですが、町民が誇りを持って、これが町の伝統的な郷土芸能ですよと、胸を張れるような作業を今からしていこうではありませんかということが私の質問であります。教育長さん、お答えをいただきたいと思います。2問目、節電について。私は平成23年12月議会の一般質問で、イルミネーションでまちおこしをしてみてはと、お聞きをしました。年の瀬から新年に向けて、町中にイルミネーションで飾りをしているお宅があちこちと目に入り、我が大空町もといったような質問でした。早速、役場正面にイルミネーションを担当職員の手で掲げてくださり、町が率先して町民にアピールをしていると胸を張ったものでした。しかし、一昨年以後、節電が云々され、役場正面のイルミネーションも消えて、町民の中には「寂しいね。」と言うお年寄りもいらっしゃいました。これではまちおこしどころか、町民に寂しい思いをさせるだけで、町は衰退するばかりです。お伺いをいたします。公共施設や防犯灯を、外灯をと言ったほうがいいでしょうか、太陽光発電に切りかえるお考えは、また町民に対しても太陽光を推進するようなお考えはありますでしょうか。町が率先して太陽光や風力を活用して、エネルギーを取り入れるように町民も見習い、やがては町全体が自然エネルギーを取り入れて、町の活性化につながるのではないでしょうかと考えました。以上で私の質問でございますが、何とぞ明快な御答弁をよろしくお願いを申し上げます。終わります。ありがとうございました。

答弁 町長

中堀議員からは、2件にわたり一般質問をいただきました。後世に託す郷土芸能は、また、節電に向けてという内容でございます。郷土芸能に関しましては、答弁にどのように相対するかということで、内部でも検討いたしましたけれども、教育委員会にかかわるところが非常に大きいかというようなこともありまして、後ほど教育長のほうから答弁をさせていただきたいと存じます。私のほうからは、節電に向けてということで、町の対応などについて御答弁を申し上げたいと、そのように思います。東日本大震災以降、電力供給の考え方にさまざまな議論がございます。夏場また冬の期間、私ども、また、国民の皆さんに電力の供給不足が心配されるというようなことから、節電への協力依頼というものがなされております。北海道において、冬季間の節電と数値目標を持ったものというのも、昨日まで実施をされていたところでございます。町としての節電の取り組みでございますが、公共施設でも協力のあった時期はもちろんでありますが、日ごろから取り組めるものについては、節電に取り組むという姿勢を持ってございます。昨年、夏の期間の取り組みについて御紹介を申し上げたいと思います。庁舎においては、照明の間引き点灯でありますとか、玄関の内側の自動ドアの停止などを行っております。平成24年度と比較をいたしまして、15.8%の削減、平成23年度との比較では40.6%の削減という状況になっております。また、電気設備等の改善も行ってございます。執務室の照明を昨年、LEDに変えました。また、町内の街灯などもエバーライトという消費電力の少ないものへ随時交換をしているところでございます。このほか、町営住宅でも共用部分に人感センサーを設置したり、LEDなどに努めるということも取り組んでいるところであります。公共施設の関係でありますけれども、太陽光発電を採用しているものは、平成13年度に建設をいたしました東藻琴生活支援ハウスがございます。工事費は約2,900万円、平成24年度の実績では、年間3万6,706キロワットを生産してございます。これは、施設全体の10%を賄っている状況になります。このほか、平成21年度建設の女満別小学校では工事費約400万円をかけて、年間発電量約3,000キロワットのものを設置いたしましたけれども、こちらは電力を使うというよりは、エコロジー体験を教材として活用するというような主目的で設置をしたものでございます。このほか、平成24年度建設のはなぞの公営住宅の団地の駐車場に、太陽光パネル蓄電池を備えた外灯1基を設置してございます。こちらのほうは、280万円ほどかかっているものでございます。いずれも、建設当初に太陽光発電を採用したものでございまして、今まであります既存の施設、建築物への設置というものは事例としてございません。この役場庁舎の屋上に防災無線の装置がございますけれども、この防災無線を設置するときに、設置業者の方々などにアドバイスをいただきました。この庁舎で、平米当たり約100キロ程度の負荷というものが耐えられる構造ではないかというようなアドバイスをいただきました。また、昨年実施をしておりました東藻琴中学校の大規模改修時に、これも業者の方々などにお尋ねをいたしましたところ、あの建物では、平米当たり約10キロ程度の負荷に耐えうるような構造になっているというようなことが伝えられたところでございます。そんなことから、既存の公共施設への設置というところにつきましては、構造補強が必要になるのかなと、経費的に割増しになる可能性も高いのではないかというようなことを考えております。また、別に建物に関するということではなくて、別なところに土地を求めて、設置をするというような方法も太陽光にはございますけれども、場所を確保しなければならないというようなこともありまして、なかなか既存施設への設置というところについては、決断できないでいる状況にございます。そのため、現在は省エネ製品への転換でありますとか、また、町民の方々などに対して助成事業を設置し太陽光発電などを取り組んでいただくということを中心に、町として取り組んでいる状況にございます。しかし、きょうの新聞にもありました。さまざまな制度が改正されつつありますし、技術的なものも進歩していくことと思います。当然、価格的なものも安くなっていくのではないかと、そのように思っております。そのようなことを見きわめながら、公共施設の整備や更新時などにおきましては、再生可能エネルギーの活用なども十分検討して対応してまいりたい、そのように考えてございます。1回目の御答弁とさせていただきます。

答弁 教育長

中堀議員からの一般質問にお答えを申し上げたいと思います。大空町に伝わる芸能の保存伝承についてでございますが、一般的に郷土芸能は、古くから地域社会で伝承され、その土地の祭礼や行事などで親しまれている芸能であると言われております。大空町におきましては、現在町内の多くの文化団体などにより、さまざまな文化芸能活動が展開されているところでございますが、特定のものを伝統的郷土芸能として指定や位置づけを行っているものは、ございません。しかし、女満別町史や東藻琴村史をひもといてみますと、女満別町史には駒踊り、また、東藻琴村史には南部駒踊りなど、地域の文化芸能活動の起源などについての記述がございます。女満別の駒踊りについては、今から47年前となる昭和42年から女満別神社の秋祭りのみこし渡御の際、子供たちによる駒踊りが取り入れられたのが始まりとされ、現在でも毎年、秋祭りの際には、多くの住民の皆さんの前で、駒踊りを披露してくれております。また、東藻琴の駒踊りにつきましては、今からちょうど100年前となります。大正3年に青森県十和田市の南部駒踊りが入植者により伝えられたのが始まりとされておりまして、現在も伝統的な大進南部駒踊りとして残されております。毎年、大進神社の祭典奉納として駒踊りが披露されるとともに、平成22年と平成24年には、町民舞台東藻琴による「薄荷物語・続薄荷物語」公演にも出演され、町内外にその存在を示しておられます。また、その他の団体による芸能活動としては、太鼓の活動が上げられます。平成元年に活動をスタートした女満別湖響太鼓は、町民芸能祭を初め、各種イベントや行事にも参加され、子供から大人までのメンバーにより勇壮な太鼓の演奏を披露するなど、活発な活動を行っております。本年度、女満別湖響太鼓では、太鼓の老朽化により一部更新を行うこととなりましたが、町としても更新費用の助成を行うなど、必要な支援を行ってきているところでございます。このように、大空町においても、古くからの伝統を守り伝える活動や、郷土に根差した文化を育てようと懸命に努力をされている方々がおられます。後継者不足といった課題もあるようにお聞きしているところですが、今後とも、町として、郷土の文化を守り育てる活動に対して、必要な支援を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解くださいますようお願い申し上げます。以上、中堀議員への1回目の答弁とさせていただきます。

質問 中堀君子

町長さん、教育長さん、ありがとうございました。町長のお言葉を聞いておりますと、節電をずっとやっているのだと、きょうの新聞にも出ているようにというように、どういったらいいか、他町村がやることによって大空町もやるのだというように聞こえました。しかし、他町村では、例えば、清里町あたりでは、もう太陽光発電の導入をするのだということで、予算をきちんと組んで町民とともに、太陽光を大いに利用しようという姿勢が見られるのです。大空町がやらないのだということではないですけれども、やっぱり一番、大空町に行ったらあれがあるよという、近隣の人たちの口の端に上るような節電の仕方を考えていただきたい。だからどうなんだと言われると、ちょっと困るのでありますけれども。町長さんが言われたように、電気を消して間引きをしながら、何%の節電をしましたと言いますけれども、薄暗いところへ町民が入ってきて、なんとなく活気がないように思うのであります。それで、LEDとかエバーライトとかっていうことを言ってくださって、そういった電気ですと、例えば議会の控室にもあるように、とても明るくてまぶしいくらいの、それでいて今までの電気と違うのだというふうなことでありますから。できるだけそういうことで、省エネに向けてということですけれども、ぜひ、改めてやりなさいということではなくて、大きなことをやってくださいということじゃなく、町民もできるような太陽光の導入の仕方ってあるだろうと思うのです。ですから、そういったことを町が率先してやることによって、町民もやっぱりやらなきゃいけないのだというふうになっていくように思いますので、ぜひ、町から、町役場から発信をしていただきたいということをお願いしたいと思っています。郷土芸能でありましたけれども……。

答弁 町長

どうも私のほうの答弁が、趣旨と少し違って御答弁を申し上げていたようでございます。どのように節電をしていくかということを、どちらかというと主眼にお答えをさせていただきましたけれども、そのエネルギーのあり方、供給の仕方、そういうものを町民レベルといいましょうか、町民の皆さんにアピールできるような、そんな啓発の仕方といいましょうか、普及の仕方というものがあるのではないかということかとも思います。どうも私自身、PRが下手なものですから、大きなアドバルーンを上げて華々しくやるというところが苦手でございまして、余り皆さんに伝わっていないんだなということを反省しております。ただ、私どもの町の太陽光発電の助成事業などというのは、非常に早くから取り組んでおりまして、ほかの市町村がまだ取り組む前から、また、国や北海道がその対策を一時打ち切った時期がありましたけれども、そのころから、私どもとしては、普及、PRに努めて、多くの方々の御利用をいただいているということを私は思っております。また、直接町民の皆さんの御家庭ということではありませんけれども、メガソーラーに近い発電施設が、この町内で既に2カ所稼働しております。これらは平成24年の4月から、私どもは議会に条例をお諮りいたしまして、この地域で新しい再生可能エネルギーなどの供用開始をされる方々の応援を町としてもしようというようなことから、企業振興促進条例を一部拡充いたしまして、そういった方々に対する支援施策も講じてきた、そういうことの制度もあって、私どもの町にいち早く太陽光パネルによる電力を供給しようという業者さんの進出も得たものと、そのように思っております。いろいろな再生可能エネルギーがあるわけでありますけれども、とりわけ、大空町は年間の日照時間なども長いというようなことから、発電効率も太陽光については高いものがあるのではないかと、そのように思っております。できるだけ町民の皆さんに、また、地域の、この地域といいましょうか、私どもの地域だけではなく、オホーツク管内の地域の皆さんなどにも十分PRできるような、そんな広報活動にも努めてまいりたいと、そのように思います。そのことを改めて、この機会にお話を申し上げて御答弁とさせていただきたいと思います。

質問 中堀君子

やっぱり、町長の考え方と私の考えていることに、大分ずれがありまして、私は家庭の主婦ですから、大きなことは言えないですけれども。例えば、ずっと省エネに対して、太陽光に対して町が助成してきた、いわゆる太陽光を屋根にやるっていう、そうじゃなくて。私が言っているのは、例えば、私の家の話をすると、玄関の前の門灯のために小さな太陽光版を置けるようなことはできないだろうかということを、課長に話したような気がするのですけども。そんな小さいことかよと思われがちですけれども、事実それをやっているところもあるのです。ですから、そういったことを町民に認知してもらいたい、知ってもらいたいというか、そうすることによって、例えば、札幌市へ出たときとか美幌町のホーマックへ行って、これだったよな、町が言っているのはというふうに思って、ポケットマネーでお父さんが買ってきて子供のために雪だるまの電気をつけてくれただとか、そういうようなことを私は言ったつもりなのですけども。ちょっと、お話が大きなふうにいってしまって、その株式会社何とやらがやっているというのは、十二分にわかった上で私は言っていたつもりなのですけれども、そういうことなのです。たぶん町長のところへそういうお話は、課長のほうからいっていなかったと思うもので、もう一度御答弁をくださいと言ってもあれでしょうから、町長の今考えていらっしゃることで結構です。お答えください。

答弁 町長

どうもかみ合っていなくて、申しわけございません。清里町などのお話があって、町として地域のエネルギーをこういう水準に持っていこうと、そういうような大きな議論をして、町としての方向性を決めて取り組んでいるというようなお話もありましたので、そういうようなその大きな話なのかというふうに思いきや、各御家庭の門扉に例えばつけてというような、小さなお話もされるので、私もどうやってお答えをしたらいいのかというのが正直わからないのですけれども。御家庭の門扉につけるというのは、家庭の玄関先につけて自分のところの消費電力を、例えばそういうような形にしていくというようなことを進めるというような御質問なのでしょうか、ちょっとそこのところが私もわからないので。その町として大きな議論をして、そういう方向性について持っていて、みんなで取り組もうじゃないかというようなお話なのか。一人一人がそういうような御家庭だとか、いろんなところで取り組めと、その機運をつくれというふうに言われているのか、どうもよく私は理解できないものですから、もう少しお聞かせをいただければありがたいなというふうに思います。

質問 中堀君子

節電について私は、平成23年に一般質問の中でイルミネーションでまちおこしをと言ったつもりなのです。ですから、大変小さなことなのです。確かに、町長の言うように、課長の言うように大きなことを言えればいいですけれども、そこは中堀の言うことですから、ちっちゃなことなのです。ですから、イルミネーションから始まって、私の一般質問も4年間の中でどうでてきたかなと。私が一般質問をしたことが、どんなふうになっただろうかなというのは恐らく昨年、役場前のイルミネーションが消えてしまったと、そういうところ、そういうことを言ったつもりなのですけども、ちょっとずれていました。町長の考えていることと私の考えていることは、ずれているのです。ですから、かみ合わないのは当たり前なのですけれども、今後、かみ合うように御指導いただきたいと思います。

答弁 町長

確かに、中堀議員から町の中を元気づけるために、冬場、どちらかというと殺風景になる中、イルミネーションなどを灯したらどうだろうか、そんなことを発案として、一般質問でいただきまして、早速、町の庁舎の前でありますとか、東藻琴総合支所の前でありますとか、そんな彩りもつけたことがございました。しかし、その後、東日本大震災という大きな日本の国難に当たって、電力需要が非常に難しくなると、さらに、北海道においては、冬の期間の節電などの要請も数値目標をと。確かに、イルミネーションなどについては、そんなに大きな電力量ではないのかと思いますけれども、日本国全体がそういう方向で、何とかこの時期頑張ろうという中に、そのままつけておいていいのか、そんな議論を役場の職員などともしながら、ここはやはり一時期外して、ある程度安定供給ができるまで、そういうものについては、見合わそうというような結論になりました。先ほど言いましたように、間引きなどもそういうことですけども、一方では役場に行って、もともと暗かったのにもっと暗くなったねというような言い方もされます。そんな中で、平成25年度については、今までよりも少ない電力量で、さらにもう少し明るい中で職員に仕事をしてもらいたい。また、町民の意識の問題もあるというようなことから、事業費をかけてLED化にしました。この議場も、そういうことにもなっております。いろいろな再生可能エネルギーの利用の方法とかというのもあるでしょうし、町の中を明るくするためには、そういうものを上手に使っていくということも必要なことだなと。節電と、それからそういう町民の意識の中で、どのような取り組みをしていけばいいのかなと、毎回悩んでいながら、今日に至っております。今回、どうも御質問をいただいたところに私は十分にお答えをできておりませんけれども、今後も御指導いただきながら、議員の言われる趣旨にできるだけ沿えるように努力をしてまいりたいと思いますので、今後とも、私のほうが御指導いただければありがたいなというふうに思っております。

質問 中堀君子

ありがとうございました。2問目の郷土芸能でございます。確かに、教育長さんが言われるように南部踊り、女満別には、先ほど登壇した折にも話をしましたように、町民にわかりづらいものなのです。確かに、舞台でもやりましたし、わかっている人はわかっているのでしょうけれど、知らない人は多いということで、町民にもう少しわかるような、わかるようなといったらおかしいですけども。例えば、南部駒踊りは100年もの歴史があるにもかかわらず、いまだにわからない人が多いというのは一体どうなのだろうと。例えば、先ほど私が言いました折に、オホーツク管内の女性議員の会のときに胸を張って、南部駒踊りがあったよ、じゃあそれをやりましょうということになっていればよかったのですけれども。なくて非常につらい思いをしながら、オホーツク女性議員の会の皆さんに耐えていただいたという経過がありましたもので、今回こういったことになりましたが、ぜひ、南部駒踊り、それから女満別の駒踊りですとか、決して、馬がつくから同じだっていうふうにはならないと思うのです。聞いたところによりますと、南部駒踊りは大変きらびやかな衣装で、一方、女満別の駒踊りは大変素朴なものだと。それを合体して、もう少し町民がわかるようにできないものかなというふうに思いましたもので、今回、質問をさせていただきました。ぜひ、この両駒踊りを、駒踊りばかりではないでしょうけれど、太鼓にしても、後継者がいないというふうに言われましたけれども、もう少し何かこう、これが大空町の郷土芸能なんだなというふうになるような伝承、継承していけるようなことができないものだろうかというふうに考えます。

答弁 教育長

町内外に大空町の文化をアピールできる、本町ならではの郷土芸能が存在するということは望ましいことであると、私もそのように思っております。大空町を代表するものであり、かつ誇れる郷土芸能というものに成長させるためには、それ相応の伝統や歴史上の裏づけが必要ではないかと考えます。さらに、住民の皆さん、誰もが知っているという認知度合いといったものも、大変重要なことではないかと、そのように思っております。そのためには、後継者の育成を図りながら、長く続けていくこと。また、町民芸能祭や各種イベント、行事などに積極的に参加し、広く住民の皆さんに知っていただく努力を続けていくこと。また、それを応援していくことが、何より必要ではないかなと思っております。郷土芸能はふるさとに根差した文化の源と言えるものです。そのような郷土の文化を守り育てるため、町としても駒踊りや太鼓だけではなく、さまざまな文化芸能活動に対し、今後も側面からのバックアップを行ってまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。

質問 中堀君子

教育長が、ただ今後継者の育成をというお言葉がありましたので、ぜひ、太鼓にしても駒踊りにしても、子供たちが喜び勇んで、その芸能を継承していくというようなシステムをつくっていただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

答弁 教育長

ただいま、後継者の育成についてのまた御提言もいただきました。まずは、団体、組織の活性化に向けては、子供から大人まで、世代を超えたそういう組織となることが1番強固な形での保存伝承につながっていくのではないかなと。広報紙なども使いまして、文化団体の現在の活動の取り組み、それぞれPRなどもさせていただいております。また、現在の駒踊り、女満別地区については、小中学生が中心となっておりますし、湖響太鼓については子供たちが中心の団体となっております。子供のころから、そういうような地元の文化になれ親しむ、そのような環境づくりにも意を注いでまいりたいと思っております。今後とも中堀議員には、御指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。

答弁 事務局長

このたび、大空町が平成25年度全国町村議会議長会町村議会表彰特別表彰を受賞いたしました。本日、北海道町村議会議長会勢簱事務局長に伝達のため、御来町いただきました。ただいまから、伝達をしていただきます。(勢簱事務局長及び議長演台前へ移動)

答弁 北海道町村議会議長会事務局長

「表彰状 北海道大空町議会 殿貴議会は地域の振興発展及び住民福祉の向上のため議会の活性化に積極的に取り組まれましたその功績は極めて顕著であり他の範とするにふさわしいものでありますよってここに特別表彰します平成26年2月6日」(議長へ表彰状及び記念品の伝達)

答弁 事務局長

勢簱事務局長から表彰の審査基準につきまして、御説明を賜りたいと存じます。

答弁 北海道町村議会議長会事務局長

皆様、こんにちは。ただいま、大空町議会が晴れの特別表彰を授与されまして、心からお祝い申し上げます。私のほうから、ただいま伝達の特別表彰の審査の内容を委員長が簡単にコメントしてくれておりますので、お伝えしますとともに、私からも一言メッセージを述べさせていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願いします。平成25年度の全国町村議会表彰は佐藤竺先生、この方は成蹊大学の名誉教授でありますが、戦後長い間、地方自治行政の方面を大学の先生として携わってこられた大ベテランの方です。この方が委員長であり、フリージャーナリストの松本克夫さん、それから帝京大学の内貴滋さん、この3人の方々が表彰審査会のメンバーであり、全国から28町村議会が応募をされたということであります。それぞれ各都道府県の議長会が、県内にある町村のすぐれた取り組みをされている議会を選りすぐって、全国のほうに申請を出し厳正なる審査の結果、28町村議会のうち、ことしはこの大空町議会と、もう一つ、長野県南箕輪村議会、この二つが特別表彰の栄をよくされました。残る26議会は、町村議会表彰をお受けになっています。北海道からは、大空町のほか喜茂別町、それから幌延町、この3町村を上げたわけなのでありますけれども、特別表彰は大空町がお受けなったということであります。平成19年から全国の審査基準が大変厳しい形で改正をされて、これで平成25年度は、7年目になります。これまで、栗山町、白老町、今金町、昨年は鹿追町、この4町村議会が特別表彰の栄を受けております。大空町はそれに次いで、全道で5町村目となる特別な表彰でありまして、心からお祝いを申し上げたいと存じます。佐藤竺先生の表彰のコメントをちょっと、お伝えしたいと思います。大空町は、平成24年に議会基本条例を制定されました。大空町議会基本条例の特徴は、「わかりやすい議会運営」、「説明責任を果たす議会運営」、「町民の信託にこたえる議会運営」となっております。条例では、議会と長が透明性の高い責任をともに負うために、町政運営の指針となる総合計画の策定・変更を議決事件に追加するとともに、会議の原則公開や情報公開によって透明性を高め、説明責任を果たすことに努めていらっしゃいます。また、議会基本条例制定前から議会報告会を試行したことから、条例制定後には、的確な周知活動、参加者の確保、意見交流会方式と出前懇談会形式による複数の運営方法の導入など、スムーズな運用が行われています。議会報告会の際に配布される報告書は、単に議案の審議状況を報告するだけでなく、議会の組織・構成、議会の活動日数、委員会・全員協議会、調査・研修活動、議員報酬や費用弁償といった情報交換ツールとしても活用をされており、透明性の確保に徹底されております。また、住民に配布された議会基本条例のパンフレットや議会広報紙は、常に住民の目線を意識して編集され、わかりやすさを追求したものとなっており、非常に好感が持てます。また、ユニークな試みとして、「移住者模擬議会」が挙げられます。移住者は、土地になじみが薄い反面、新しい視線による意見を聴取できるのがメリットであります。地域活性化の有効的な手段になり得るものとして評価できます。このように、大変高い評価をいただいておりますので、どうぞこれを励みに、今後とも一層御研鑽、御活躍されますことをお祈りしたいと思います。詳しい審査の内容は、後ほど事務局長にお渡ししておきますので、また、皆さんそれぞれ手にとってごらんいただきたいと思います。私からはもうひとつ、せっかくのお祝いの席でありますので、メッセージをちょっとつけさせていただきたいと思います。私が当時、女満別町の議会事務局長だったときに、議長さんが、佐藤輝男さんという方でありました。佐藤さんは、女満別町の朝日地区に住まわれて、農業を営む傍ら議会の議長としてお務めになっておりました。大変、私もお勉強をさせていただきましたし、また、たまたまでありますが、北海道町村議会議長会に、身を移すときにも励ましの言葉をいただいたことを、今でも感謝申し上げたいと思います。佐藤議長がそのときに、おっしゃったことが今でも覚えておるのです。朝日地区は、この辺では農業の開拓が結構遅かった地域だったようなのです。調べてみましたら、大正の初めごろに、ようやっと当時の国から植民地区画の払い下げがあり最初、福島県、秋田県から13戸が入って開拓に勤しんだそうであります。翌、大正3年には、岐阜県、それから山口県からの団体による移住入植が始まったようであります。このように、大変農業の開拓ということで、困難を極めたかと思いますが、なんと当時の住民の人たちがこれからは幼い子供たちの教育が大事だということで、住民の寄附とそれから労力奉仕、全くのボランティアで学校を建てることになったそうなのです。学校といっても多分、町場にある本校の分教場かあるいは分校か、何かそのような形であったんじゃないかなと思うのですけれども。間口が3間、奥行きが5間のわずか15坪の校舎。校舎といっても、草ぶき土間の質素な大変小さな校舎でありましたが、最初に児童十数名ぐらいがその学校に喜んでお入りになった、そのときに、学校の先生役がなかなか見つからないので、入植者の中に学識もおありであり、子弟教育に大変熱心な方、田村俊次郎さんという方だったのですけれども、農業をやる傍ら田村さんが先生役となって無報酬で児童の教育に当たってこられました。そういう開校当時、歴史があったそうです。この田村先生が教職につかれて2年後の、ちょうど3月の今ごろ、大正5年の3月24日といいます。最初の児童の卒業に当たって、卒業証書を当時の網走市長にお受け取りになり、出向いた帰りに吹雪に遭って帰らぬ人になりました。その先生の遺徳をしのび、住民らが碑を建て、先生の殉難を心から悼んだと。多分、今でもその朝日地区に、それが残っているかと思います。そんなことが、うちの地域にはあるよというお話を聞きました。時が少し下り、戦後の昭和28年なのですが、その分教場に亡くなった田村先生の娘さん、ノブ子さんが先生となって、やってきたというような、そのお話の続きとしてあります。当時は、北海道の開拓が大変困難を極めるようなことがあり、どこもこういうような環境との厳しい戦いの歴史があったんじゃないかなと思うのですけれども。私は環境が厳しければ厳しいほど、人の心ってたくましくなる、負けちゃいられないというようなものが、雪国には培われているものがあると思います。30年前なのですが、新潟県中里村というところがありまして、この年、北信越を大変な豪雪が襲いました。中里村で大雪崩が発生して、5人の方が亡くなったことがあるそうです。そのときに、村長がこんなことでへこたれてはいけないということで、住民に未来に明るい希望を持っていただけるということで、「雪国はつらつ条例」というものをおつくりになりました。これが恐らく30年前ですから、まだ地方分権が世の中で叫ばれていない時代のユニークな条例の走りになったのではないかなと思うのですけれども。やがて、山形県の金山町で、全国で初めて情報公開条例をつくりました。国が情報公開法をつくったのは、その10年後のことであります。金山町の取り組みが全国に瞬く間に席巻し、情報公開の流れが決定的になりました。そして、時が下り、8年前でありますけれども、栗山町が議会基本条例をつくりました。これも栗山町が第1号だったのですけれども、こうした取り組みがよその町にも伝わり、いいのもは学ぶ、こういうことがどんどんと広がっております。今、通年議会とかそういう制度の改正もありまして、こういうことも、これからどうなっていくかわかりませんけれども、段々と議会の形、スタイルがいろんな取り組みがされていくと思うのですけれども。よその町のいいものを学ぶということ、実はまねるという言葉の語源は学ぶに始まるそうなんです。ですから、よいものはどんどんと貪欲に取り入れよう、こういう姿勢が自治体の行政、議会もまだまだ大変だと思います。どうぞ遠慮なく、よいことを学ぶ、そのためは視察も勉強も努力も必要だと思います。今回の全国での特別表彰はもちろん、今まで行ってきた大空町議会の取り組みに対して大変高い評価をいただいたことはもとより、言うまでもありませんけれども、どんな賞もそうなのでありますけれども、これからもどうぞ努力を惜しまず怠りなく他の範となるように、鏡となるように励めよというメッセージがこもっていると思います。これを機会に、大空町議会がますます御研鑽、御努力されますことを切に私は祈っております。どうもありがとうございました。

出典:大空町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月7日 議事録 PDF(65ページ) 間違いを知らせる