みんなの議会

大空町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月8日

「大変お疲れのところ、前段でお隣の1番の議員さんが大変密度の濃…」

2013年3月8日、大空町議会の一般質問で、中堀君子議員が質問し、町長、事務局長が答弁しました。

質問者
中堀君子 議員
答弁者
町長、事務局長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中堀君子

大変お疲れのところ、前段でお隣の1番の議員さんが大変密度の濃い質問をして、しかも私に宿題まで残してくださいました。私は、同僚議員のように密度の濃いものはできませんけれども、30分、お昼までどうぞ御協力をよろしくお願いいたします。暑さ寒さも彼岸までといいますが、昨年末からことしの1月、2月の大雪と気温の低さ、そして今月、3月2日から3日にかけての爆弾低気圧による国道、道道の吹きだまり、道路寸断や農業施設の崩壊などで我が大空町も甚大な被害を受けて、そんな中で役場職員や消防職員、消防団員、大勢の町民の皆様たちが夜を徹して動けなくなった人たちを助け出し、毛布や温かい飲み物を配ってくださったと網走市のお友達からお電話がありまして、息子さんとお孫さんがこうだったのですよというふうに今のようなことを言ってくださいました。私も5分おくれておりましたら、その行列の中に巻き込まれたかと思います。網走市でその会、女性の集まりがありまして、少し早かったのですけれども、帰ってまいりましたら、もうやっぱり国道は見えませんでした。道道に入り、我が家のほんの50メートルほど前に来ましたら、もう本当に見えないという大変な思いをいたしました。春の嵐と言ってしまえば、それまでですが、作業に出られた皆様へ本当にありがとうございましたとお礼を申し上げたい。寒さや除雪になれている私どもにとっても過酷な、そして恐ろしい1日でした。幸いにして3日の午後から日差しが出て除雪が進み、雪に埋もれた車も整理されましたが、オホーツク管内で3人もの人命が奪われました。雪国に住む者として、常日ごろ、この教訓を忘れることなく生活をしていきたいものです。少し温かいお話ですけれども、円安のためかどうかはわかりませんが、灯油、ガソリンの高騰が続いており、低所得者や高齢者が大変困窮している折、我が町でも福祉灯油が配られ、あるひとり暮らしのおばあちゃんが私を見つけて、昨夜のお通夜でも会いました。この方に「町長さんから油をもらってさ、ぬくい思いをしているよ。」というふうに話しかけられました。もちろん町長が配ったわけではないでしょう。でも、網走市も美幌町も小清水町も配られた後に、我が町ではようやく公表したというような、早ければいいということではありませんけれども、北海道新聞の記者さんに「大きく書いてくださいよ。」というふうに注文をいたしましたら、早速その翌日の新聞、北海道新聞に発表していただきました。このおばあちゃんの幸せそうな笑顔がいつまでも続くということを願うばかりであります。お彼岸まであと10日余りとなりましたが、春もそこまで来ていることを信じて、前段が大変長くなりましたが、質問に入らせていただきます。私は、東藻琴芝桜公園、前任者が大変密の濃い御質問をいたしましたので、芝桜公園の温室イチゴの事故と言っていいか、事件といいますか、この廃棄に対して町長を初め担当職員、業務委託を受けた東藻琴芝桜公園管理公社の方たちは、町民に対してどのように考えていらっしゃるのか。先ほどの御答弁を町長はいたしましたので、何か私がその後煎じをして質問をするのが非常に心苦しいところでございますが、定例会になり、町政執行方針が私の手元に届きました。私は、二度三度と読み返してみましたが、イチゴの件については字数にして先ほど品田さんは百数十幾つという字数を示しましたが、私はわずか20文字だと思います、イチゴに関しては。町民に対するおわびもなければ、姿勢も見えない。大大空町の一般会計、特別会計を合わせて98億円もの予算の中のほんの300万円ぐらいと誰も言っていませんが、私にはそのように見えるのです。町民に対して、もう少しつまびらかにごめんなさいと謝れないものか。実は、公の場できょうの町長、私は初めて申しわけありませんでしたというふうに聞いたように思います。大変言いづらいです。町長に対して言いづらいですけれども、そのように見えました。町民に対して納得のいく説明があってしかるべきだと思いますが、いかがでしょうか。私は、この1点のみをお伺いいたしまして、第1回目を終わります。

答弁 町長

中堀議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。昨年12月末に出荷間近のイチゴを、使用許可されていない農薬を使用していたということが判明いたしまして、廃棄処分をすることとなりました。町民の皆様に深くおわびを申し上げたいと存じます。この関係でありますけれども、実際に使用いたしましたのは殺虫剤でございました。この殺虫剤につきましては、葉茎菜類といたしましては白菜やキャベツ、ブロッコリー、また根菜類といたしましてはカブ、大根、ゴボウ、果菜類といたしましてはキュウリ、トマト、ピーマン、ナスなどにおいて日常的に使用されているものでございます。そんなことから、ハエが非常に多くなったということでこれらを使用したわけでありますが、これらの薬品につきましてはイチゴ栽培の中では認められていないということでございました。そういったことがございまして、廃棄処分をするということにしたわけでございますけれども、そのことについては議会に説明をさせていただき、2月号の広報にも掲載をさせていただいたところであります。前出の議員のお話からいいますと、広報紙に係る文章表現の字数が先ほど言った字数だったということだというふうに受けとめております。また、私はちょうどこの時期、町政懇談会に当たっておりましたので、そういった中でも機会があるごとに、実は今言いましたような状況の中で使って、それが認められていないということが判明をしたということで、町民の皆さんにおわびを含めてお話を申し上げてきたところでございます。また、町政執行方針につきましては、新年度に向けた町政に対する基本的な考え方や新年度の事業、予算というものが中心となっておりましたので、このことについて具体的な表現ということになれなかったことについては御理解を賜りたいと、そのように思ってございます。具体的な日時について、少しお話を申し上げたいと思います。12月の21日に出荷前の自主検査ということで関係機関に依頼をしたところであります。12月の25日に先ほど言った殺虫剤の成分などが超えているというような電話がありまして、26日、栽培過程などを説明した中で、先ほど言った状況が判明をしたということでございました。そのため、同日、委託を行っている業者と町との中で、その対応について協議をその日のうちに行ったわけであります。当然、そういったものを消費者に提供していくわけにはいかないというようなことから、廃棄処分、また苗の残量などがあるかどうかということを確認をして、ある場合については植えかえをしていこうということを決定させていただいたところでございます。大変、今回のことについては町民の皆様に御不安や、また情報提供などについて不信感を招いたことにおわびを申し上げたいと思いますが、その中でも幸いにして出荷前にこういう自主検査というものを実施したことによって未然に防止できたことは、不幸中の幸いであったというふうに考えてございます。今回のことを糧としながら、しっかりと栽培管理に当たってまいりたいと思っております。また、栽培管理につきましては、現在委託業者にお願いをしておりますけれども、一方的にそこだけが担うということではなくて、町としてもそういった栽培のノウハウというものを同時に、一緒になって構築していくことが必要ではないかと考えてございます。ですので、今回いろいろなところに問題があったわけでありますけれども、当然委託業者、町にもいろいろな課題点、問題点があったと、そのように認識をしてございます。しかし、契約の中からは管理上の瑕疵があると、今回お互いに判断をいたしましたことから、契約に基づいて売り払い代金の分については弁償をいただくというような手続をとったところでございます。過去に女満別町時代においては、昭和48年から肉牛を町として導入をして飼養してまいったことがございます。昭和50年には、肉牛センターというものを町として経営してまいりました。さらに、昭和60年に花と音楽の町を宣言した前後からめまんべつ産業開発公社が中心となり、カスミソウなどの花の栽培も行ってきた経過にあります。また、旧東藻琴村におきましては、昭和54年からチーズの生産というものに携わってまいりました。また、北海道東藻琴高等学校などでは肉製品などもつくってございます。当時から、すばらしい技術者がいたというわけではありませんけれども、町とそれらに携わる人たちによって何回となく失敗を繰り返しながら今日の形というものをつくってきてくださったものと、そのように思っております。今回、私どもは大変な失敗をいたしたわけでありますけれども、今回のことを糧として、それをしっかりと克服して、よりよいものをつくって町民の皆さん、さらには消費者の皆さんにお届けをするということが大きな責務であると、そのように考えてございます。今回、いろいろな御指導をいただきました。そのことをしっかりと受けとめながら、今後の後輩たち、後世の方々にイチゴが東藻琴芝桜公園の一つの名物になったねと言われるように努力をしてまいりたいと、そのように思っておりますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。

質問 中堀君子

私は、産業建設常任委員会に属しておりまして、課長からこの件についてお電話をいただいたのは昨年の12月28日午後4時20分でした。思わず、「えっ、大変なことになったね、課長、では早速、産業建設常任委員会を開きましょうよ。」、課長がそうですね、開きましょうなんて言えるものではないですから、何事か、課長の大変優しいことでということでした。しかし、産業建設常任委員会を開くというのは、もちろん私も勝手にできることではないです。議長なり町長から許可を得、許可というか、を得て開くのが当然と思っておりましたが、できることなら私も一緒に、私どもも一緒にと言っていいかな、産業建設常任委員会も一緒になって、この難局を乗り越えたいというふうに思ったからこそ、産業建設常任委員会を開きましょうよという言葉を発しました。しかし、開けないということで、もちろん課長は御用納めです、年末ですということでしたけれども。それはそれで終わりまして、その後イチゴのイの字もなく1月の18日に産業建設常任委員会が開かれました。もちろんそのことは町長も産業建設常任委員会の人たちも担当職員も御存じでしょうけれども、先ほども言いましたように、98億円もの大予算の中の300万円ぐらいということで細かいことを言うなよという人もおります。でも、私どもというか、私の我が家でいいますと、いわゆる後期高齢者、年金生活です。300万円を国家からいただくのは、2年もあれば、私はあります。でも、それを300万円をためるというのは5年も10年もかかるのではないでしょうか。そういう家庭が多いのが今の現在の状況であります。にもかかわらず、町長は、大変申しわけないのですけれども、町長を責めるようで申しわけないのですけれども、町長が直接このイチゴにかかわっていることではないということは重々わかっているのですけれども、先ほど同僚議員も言っていましたけれども、この大空町の中でも収穫体験などを楽しみにしていた町民の皆様におわび申し上げますということです。では、ほかの町民にはおわびしないのかと言いたいところですけれども、そんなにつついてもしようがないです。しかし、例えばの話ですけれども、せんだって網走市で断水がありました。網走市の現在の市長さんには関係ないといえば、その何十年も前に埋められた管が破れて水漏れをしていた、でも現在の市のトップである首長ですから責任があるということで、2月の28日、私は消防議員として網走地区消防議会第1回定例会へ出席をいたしました。大空町からは4人しか行かない、その前でも網走市の市長さんは「大変御迷惑をおかけいたしました。大空町さんには、消防署さんには給水のお手伝いをいただきまして、本当に市民の皆様、町民の皆様には御迷惑をおかけいたしました。」と、たった4人の前で頭を下げてくださるのです。下げるのがいいのか、下げないのがいいのかということですけれども、やっぱり町民から見ると、じかに町長が頭を下げてくださったということ、こういったことにもじかに町長が言ってくださっているということでは、やっぱり感覚が違うのではないでしょうか。この中にもないけれども、15日の町広報にも町長のコメントが載っていますけれども、一言もなかったということを指摘しまして、2回目を終わります。

答弁 町長

先ほどの日程といいましょうか、12月の26日に判明をしたと、翌日などに苗の手配がつくかどうかということで、私といたしましてはそういった状況などについて議員の皆さんに逐一御説明をしなければならないと、複数の議員の方々がいらっしゃるので、手分けをしてなるべく早い時間にそういったことについてお知らせをすると、場合によっては産業建設常任委員会の招集などもあるかもしれないというようなことで話をいたしました。私が産業建設常任委員会の、各常任委員会の招集をするとか、許可権限を持っているとかというわけではありませんけれども、私どもとして、もう少ししっかりと事の重大さというものを感じながらお願いをするべきであったかというふうに反省をいたしております。また、広報などでというようなことで、手記の中でというような意味合いかとも受けとめますが、今回のことはそういったところで一般的に書くというよりは、先ほど言いましたように町政懇談会などを開催しているときでもございました。そういう中でお話を申し上げることのほうが適切ではないか、しかしそれだけでは皆さんに内容が全部伝わるということにもならないというようなことから、広報の記事の一部分として書かせていただいたところであります。表現の仕方について配慮が足りないという御指摘だったかというふうに思います。今後こういうようなことがないように努力をしていきたいとは思いますが、今後こういうようなものの表現の仕方、取り扱いについては十分意を払うようにしてまいりたいと、そのように思いますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。

質問 中堀君子

私は、議員としてこの席に座らせていただいているのであれば、町民の600人の方に支援をしていただいてこの席におります。その方たちと楽しいこともうれしいことも苦しいことも一緒に解決していこうではないかというふうに常日ごろ思っております。ですから、そういった事件が突発的に起こったときには、議員も一緒に苗を抜いたり、抜くということではないけれども、苗の現場を見せていただいたりというようなことはあってしかるべきだったかなと私は今、反省しております。しかし、きょう、これはけさの北海道新聞の切り抜きでございますけれども、北海道新聞さんはさすがですねと、町長のきのうの町政執行方針を見ただけでこれだけのことが書けるのですから、何で私はそこを町長の意を酌んであげられないのかと反省しているところですけれども、やはり打てば響くではないですけれども、町側ももう少しつまびらかに町民に対して事故のこと、事故と言っていいか、事件と言っていいか、先ほど町長はお野菜にはまいている、言ってみれば殺虫剤なのですよね、殺虫剤も農薬というふうに言われますけれども、やっぱり殺虫剤は殺虫剤、虫を殺すと書いて殺虫剤ですから、それをそこのイチゴにかけたということは、恐らく委託業務をする先がそれで適当だったのかどうかというふうにクエスチョンマークをつけたいと思います。

答弁 町長

その現場を見ていただくということも確かに考えられることかと思いましたけれども、決して何かそれを見せたくないということではなくて、すぐ次の対処にかかりたいというようなことから、イチゴのことについてはその27日、28日、年内のうちに撤去をして次の定植に備えるということを第一に考えて作業を開始したということでございます。また、農薬という言い方と殺虫剤という言い方、別に何かを特別に表現しようと思っていたわけではありませんけれども、その殺虫剤についてはイチゴにかけたということではなくて、土壌のところにそういったものを置いて虫が寄らないようにするというようなことでございます。しかし、当然イチゴはそこのところから、土壌から栄養分を吸い込みますので、先ほど言った成分がイチゴの中にあるというようなことになるということでございます。また、委託先の適正さといいましょうか、そういうことであります。ほかの、例えば先ほども1番の議員のほうから、例えば被災地の方々の中からそういうノウハウを持っているような方々にお願いをするような、そんな方法もあったのではないかというようなお話もございました。しかし、そういった方々というのは、基本的に将来的には、またその地域にお戻りになりたいというようなことでもあります。私どもとしては、先ほど言いました過去の肉牛でありますとか、花でありますとか、チーズ、そういったものも地域の方々と相談をしながら今日までやってまいりました。そういう中では、将来のことを考えますと、ぜひ地元の方でしっかりとそういう栽培ノウハウを持っていくという、その人材を育て上げたいものだと、そのように考えておりました。そんな中で東藻琴芝桜公園管理公社と人材の育成でありますとか、相対する作業員の方々などともお話をした中で、若い世代の方の中でそこのところを中心に一生懸命取り組んでみたいと、そういうような意欲を持たれている方もいました。そんなことから、その方に将来ともしっかりとやっていただくことをひとつ基本としながら、そこにお願いをしていこうというようなことでスタートをさせたところでございます。しかし、今回のようなことになりました。反省点が多々ございます。しかし、そのことをしっかりと受けとめて、さらにそれを克服して栽培技術をしっかりと身につけていくということに全力を挙げてまいりたい、そのように考えてございます。ぜひ、今後も御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。

質問 中堀君子

人間には間違いがあって当たり前のことですから、決してこのことに関して職員を責めるとか、そういったことではございませんけれども、先ほどからずっと今後改めますという町長の言葉を了として、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

答弁 事務局長

諸般の報告を申し上げます。小島一弘議員が、本日午後から出席されております。よって、ただいまの出席議員は12名であります。以上、報告させていただきます。

出典:大空町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月8日 議事録 PDF(83ページ) 間違いを知らせる