みんなの議会

大空町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月20日

「ことしの春は大変寒くて、招かざる客のオホーツク低気圧が居座っ…」

2013年6月20日、大空町議会の一般質問で、中堀君子議員が質問し、町長が答弁しました。

質問者
中堀君子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中堀君子

おはようございます。ことしの春は大変寒くて、招かざる客のオホーツク低気圧が居座ったおかげで、3週間前までは肌寒く暖房を必要といたしました。幸いなことに天候も回復して暖かくなり、畑も田んぼも青々として、この陽気が続くことを祈るばかりであります。さて、私は去る5月8日土曜日に総務課企画グループが行ってくださった町民探索会に参加をさせていただきました。網走刑務所住吉作業所の跡地であり、ふだん立ち入ることのできない場所だそうです。カエルがいたりエゾサンショウウオの卵が小枝に整然と産みつけられていたりと、大人も子供もこんな里山が町内にあって自由に散‐72 -策、観察ができたらいいなと思いながら、この日のために下見をして事故のないように計画をしてくださった職員の方たちにお礼を申し上げながら質問に入ります。1番目、高齢者に対して。私どもの町では見守りネットという高齢者に対する大変優しい聞こえのよいネットワークができていますが、果たして本当に優しく見守られているのでしょうか。ひとり暮らしで苦しんでいる高齢者はいないかしら、いわゆる孤独死はないかしら。どんなに年齢が高くとも夫婦2人で暮らしているのであれば、どちらが倒れても関係機関へ通報して助かる。問題は、ひとり暮らしのお年寄りが倒れた場合であります。緊急通報システムを発信することができず、孤独死に至るというケースもあり得るかもしれません。幸いなことに、我が大空町には緊急通報システムを対象者に貸し出しているとのことですが、該当者の年齢は幾つになったら該当するのか、申し込み方法は何歳からでしょうか。現在貸し出している世帯数は何世帯でしょうか。この貸し付けを受けている人に対して、常に使用方法の見守りをしてくださっているふれあい訪問員さんは、使い方を話してくださっているかしら。また、訪問員さんは何人で見守ってくださっているかを伺いまして、2番目の大空町のゆるキャラ、そらっきーについてお伺いをいたします。6月2日の芝桜まつりのアトラクションに熊本県のくまモンさんが来町してくださり、大空町のそらっきーを初め、美幌町のぎゅうたろう、網走市のニポネなど、オホーツク管内のゆるキャラが総出演で小雨の降る肌寒い日にもかかわらず、大勢のお客様でにぎわい、子供たちは記念撮影に長蛇の列をつくりました。さて、大空町のそらっきーは町民にどの程度の認知度があるとお思いでしょうか。私は、何人かの町民の方たちに、特に女性を中心として「そらっきーという飛行機型の着ぐるみを知っていますか、見たことはありますか。」とお尋ねをしましたら、「知りません、見たこともない、そらっきーカードなら持っているよ。」と何とも寂しいお返事でした。ゆるキャラブームで、今からそれぞれの町をPRするキャラクターをつくろうという近隣町村が多々ある中、我が大空町には5年も前から実在していると胸を張り、そらっきーを町民の前に出して活用し、明るいまちづくりに参加してもらいたいものです。その際に、そらっきーのストラップなどグッズを作成してみるおつもりはありますでしょうか。3番目、庁舎内外の表示案内についてお伺いをいたします。4月末の日曜日、私は夫のお兄さんの納骨のため夕陽台から墓地へ抜ける住宅街を車で通っていました。小さいお子さんの姿が遠くに見えましたので、スピードを落として通り過ぎようとしました。道路を挟んだ向かい側から、おばあちゃんらしい人が手招きをしてお孫ちゃんを呼んでいるのです。3歳ぐらいの坊やは、何のためらいもなく私の車の前を横切っておばあちゃんのほうへ。私は、スピードを落としていましたが、一瞬ブレーキを踏んでいました。何事もなくほっとしましたが、しばらく震えがとまりませんでした。もし、この子をはねていたらどうなっているだろうと思うと、本当に青くなりました。運転する者が注意するのは当然ではありますが、住民も危険だということを大人から子供に教えることも義務であります。翌日、一番で役場担当課へ行き、注意を促す手だてはないだろうかと相談をしました。何日か後に、夕陽台の住民の方から「子供飛び出し注意ののぼりを立ててくださってありがとうございます。」とお礼を言われま‐73 -した。私は「役場の職員が早速動いてくださったのですよ。」と答えましたが、このように目に見えるのぼりであり、案内板があることで住民は安心して行動ができるのではないでしょうか。危険箇所だけではなく、建物の中にある施設、例えば女満別老人福祉センターの中にある足湯など、町民ですら知らないという人もおります。せっかくあるすばらしい施設です。町民も観光でいらした他町民にも宣伝をするおつもりはございませんでしょうか。たいそうなことを、難しいことをお願いしているつもりはございません。空港通りから入るところに、こちらですよという矢印を1本つけるとか、ほんの少しの創意工夫で、みんなが笑顔になるのではないでしょうか。また、役場へいらしたお客様は、各階に何課があるのかを見過ごしてエレベーターに乗ってしまったら、壁に庁舎内の案内板があった。このお客様は、きっとほっとなさるのではないでしょうか。最後は、大変細かいことで恐縮ですが、トイレの便座のふたの件でございます。ふたを上げたままですと電力が必要なことは御存じですよね。昨年、我が大空町では、町民に向かって消費電力節電ラリーを行いました。全世帯の何割かが参加をして、どの程度節電になったのか、私は見落としてしまいましたが、このような先見的なことを役場がなさることですのに、役場のトイレはふたが上がっている。町民はこれを見て、どのように思うでしょう。そこで、一工夫です。消費電力に御協力ください、便座のふたは閉めましょうとトイレの壁に表示することで、役場は率先して消費電力に気をつけてくれているのだなと町民は思うのではないでしょうか。この辺のところは、私が通告をした際に早速役場の職員は動いてくださり、エレベーターの中には1階には誰それ、2階にはどこそこ、3階には何があるということで書いてくださいました。もちろんトイレの中にも、しっかりとカラーつきのものをつくってくださいました。先ほどののぼりの件といい、このことといい、役場職員は即やる課でございます。市民課でなく即やる課ということで私は大変評価をしているのでありますが、通告をしましたので、そこで一言優しく「中堀、やったからね。」と言ってくだされば、この文言は消えたはずです。そういう優しさも要求をしながら質問を終わらせていただきたいと思います。御清聴ありがとうございました。

答弁 町長

中堀議員の一般質問にお答えをしたいと思います。1点目の高齢者に関してでございます。見守りネット事業は、平成21年度から全町的に実施をしてございます。対象者は65歳以上の単身、また高齢者のみの世帯ということを対象としておりまして、平成24年度からは障がいをお持ちの方々の世帯というところも対象とさせていただいております。本年度からシルバーハウジングの生活援助員を兼ねるということではありますけれども、1名を増員いたしまして、3名体制となってございます。この見守りネット事業につきましては、斜網地区のほかの町村では取り組んでおりませんけれども、私どもの町として独自に取り組んでいる事業でございます。平成24年度の活動状況でございますが、対象世帯数を独居の方々331世帯、高齢者夫婦の方々358世帯というふうに把握をいたしました。昨年‐74 -度回りまして、基本台帳全ての聞き取りが完了した世帯が独居の方々で251世帯、高齢者夫婦等の方々が275世帯でございます。残りの163世帯でありますけれども、回っていきましたところ入院をされている、さらに残念ながら死亡されて登録から外れていたという方々が13世帯ございました。そのほか回っていった中で、実際にはほかのご家族と同居をされている、また別な介護などのサービスを開始されていて見守りがされているというところが112世帯ございました。全体として、まだ十分にお会いできていないというところが38世帯ほどございます。延べの訪問件数で申し上げますと、独居の方々のところは延べ1,403回、高齢者夫婦の方々は548回ということでございますので、主にお一人でお住まいの方々のところを中心に回らせていただいております。訪問に際しましては、安否を確認するとともに緊急時の連絡先や、また治療中の疾患の状況などの把握、利用中のサービスの内容確認などをさせていただいております。そのほか、日常生活での困り事などについて相談を受け、各種のサービスを紹介、提供すると、そういうところにつなぐ中で地域、また社会からの孤立を防ごうという対策をとってございます。緊急通報のシステムについてもお尋ねがございました。このシステムは、ひとり暮らしの高齢者の方々、65歳以上を原則としておりますけれども、状況によってはそれ以前の方々にも貸与するという状況でございます。貸与する内容でございますけれども、緊急通報の固定式の装置を2台、また首からぶら下げるペンダント型の発信機を1台、ナースコールのような押しボタン式の発信機を1台、そのほかガス警報器と煙熱センサーなどを設置するという内容になっておりまして、現在106世帯に設置をしております。こういった場合の緊急通報は、私どもではなく、健康づくりセンターというところに一括して連絡が入ることになります。そのセンターは受信をしますと通報者へ問いかけをさせていただき、状況に応じては登録をされている連絡する方々、もしくは消防などへ確認の依頼を行うというような仕組みになっているわけでございます。高齢者の方々の見守りというものは、町としては社会福祉協議会に委託をしておりますけれども、見守りネット事業、そういった事業でありますとか、今言いました緊急通報システムの貸与、また保健師などが訪問活動を行う中で見守りをさせていただいております。そのほか、社会福祉協議会では給食のサービスなども提供をしてくださっておりますし、高齢者、障がいを持つ方々の外出支援、ふれあい交流事業などもしております。さらに、自治会と協力する形の中で、ふれあいネットワーク活動推進事業にも取り組んでくださっております。また、ボランティアの団体の方々もいろいろな形でサロン活動などもしてくださっております。行政だけではなくて、関係団体や民間事業者の皆様、さらには自治会連合会としても安全安心カードの普及事業などにも取り組んでくださっております。そのようなことで、行政だけではなくて、関係団体や民間事業者の皆様、自治会、近隣の方々、家族など、大勢の方々が一体となって見守りをしていくということが重要であると、そのように考えております。そんなことから、ことしの2月には見守りネット事業協力に関する協定ということで、町内の13の事業所と見守りを補完するような形の協定を結ばせていただいたところでございます。次に、そらっきーの関係でございますけれども、少し経過についてお話を申し上げ‐75 -たいと思います。そらっきーの始まりでありますけれども、平成18年、合併をいたしました年の9月に町としてのシンボルマーク、国道や道道に掲げるカントリーサインにも使われますけれども、そういったものをつくろうということで、町民からの募集を行ったのが発端でございます。たくさんの応募があった中で最終的に決定をいたしましたのが今のシンボルマーク、その平成19年の3月に最終的に決定をいたしましたけれども、そのシンボルマークの中にデザインされておりました飛行機のキャラクターが現在のそらっきーでございます。翌年の平成20年でありますけれども、そのキャラクターに愛称をつけようと、そしてより親しんでもらおうということで愛称を募集いたしました。平成20年の12月に募集をいたしまして、これも数多くの応募がございました。その中から、翌年の3月、平成21年の3月、そらっきーという名前を命名させていただきました。そして、その年度が明けまして、平成21年の7月には、そのシンボルマークとしたそらっきー、それらのクリアファイルでありますとかシールを児童生徒の皆さんに、全生徒に、全児童にお配りをいたしました。そのほか、自治会で使われております回覧板用のクリアファイルもつくりまして、自治会への配付もさせていただいたところであります。さらに、1つの形式ではなくて、いろんなパターンを作成して、町の印刷物や広報紙にもそらっきーを登場させるというようなことをしてきたところでございます。そんな中で、平成22年になりますけれども、藻琴山温泉管理公社のほうでそらっきーの着ぐるみをつくってくださいました。当然、自前のところのイベントであります芝桜まつりでの活躍はもちろんでありますけれども、そのほかの町内の各種イベントを中心に出動して、子供たちを中心に愛きょうを振りまいてもらっているというところでございます。グッズの販売ということでありますけれども、町として売っていくということよりは、町の第三セクター、物販しているところが藻琴山温泉管理公社でありますとかめまんべつ産業開発公社がございます。そういうところで今現在企画をされているという話も聞いておりますので、そういうところで一緒になってアイデアを出し合いながらつくっていただいたものを、町として活用させていただくというようなことを考えていきたいなというふうに思っております。各表示のことでございます。足湯の関係についても触れられておりましたので、少し状況を説明したいと思います。足湯の利用者、平成22年度3,500人、平成23年度2,700人、平成24年度2,500人ということで、町内の方々を中心に御利用いただいております。地域のコミュニティーや交流を支援しようと、また高齢者や世代間を超えた憩いの交流の場づくりということで、今まで十分に活用されていなかったスペースを使い、整備したところでございます。表示物ということでありますけれども、現在道道空港線には、あの一帯にあります施設の名称を記載した案内看板が設置をされております。さらに、ひまわり温泉の看板も指定管理者が設置してくれている状況にありますけれども、あの部分には足湯というような表現はございません。私どもが考えましたのは、観光客を呼び込んでということを目的としていることではなく、先ほど言いましたように町内のさまざまな方々のコミュニティーの場、憩いの場、触れ合いの場ということを目的としておりましたし、料金を取っているわけでもございませんので、収益性を求める、そういう施‐76 -設でもないというようなことで、あえて空港線などのところの大きな表示というところまで至っていない状況にございます。ただ、施設、中に入りましてといいましょうか、道道から内側へ進入いたしますと、施設の前には足湯というような看板を掲げているところでございますので、そういった中で御利用いただければ私どもはいいのではないかなと、そのように感じているところでございます。また、エレベーター、トイレの表示については、通告をいただいた後、確かにそのとおりだなと、私どもの気づきがおくれて、大変申しわけございませんでした。そんなことから、6月の14日に設置をさせていただいたところであります。また、そのほかの施設についても担当課、指定管理者へ通知をして、十分配慮するようにということで伝えさせたところでございます。事前にそのことを言っていただければということでありましたけれども、せっかく御指摘をいただきましたので、公の場でこういう形で御指摘をいただくということもまた必要ではないかということで、あえてこういう形で実施はいたしましたけれども、御答弁も含めてさせていただこうという判断に立ったところでございますので、御理解をいただきたいと思います。以上、御答弁とさせていただきます。

出典:大空町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月20日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる