みんなの議会

大空町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日

豊住小学校跡地利用に対しての行政スタンスについて

2013年9月18日、大空町議会の一般質問で、品田好博議員が「豊住小学校跡地利用に対しての行政スタンスについて」質問し、町長、教育長が答弁しました。

質問者
品田好博 議員
答弁者
町長、教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 品田好博

おはようございます。1日目の定例会で1名の一般質問ということで、大変緊張をしております。ぜひかみ合う議論をしていきたいなと思っております。通告に従い、質問をさせていただきます。豊住小学校跡地利用に対しての行政スタンスについてお伺いをいたします。平成26年4月に豊住小学校が女満別小学校と統合することとなりまして、その跡地、施設利用について、町民の意見を集約すべく庁舎内検討プロジェクトチームが結成され、鋭意あらゆる角度から検討を重ねてまいったと認識いたしております。大変重い課題に取り組まれたチームの職員には、御苦労があったと推察するところであります。その結果は、パブリックコメント募集にもありますように、第1優先順位に幼稚園として、第2に宿泊研修施設として集約されたわけであります。去る9月5日の合同常任委員会の中において、その後関係父兄や地元住民との説明を行った結果も報告されたわけであります。私の分析では、積極的な賛成より、むしろ懸念を示す意見が多いなという感想を持ちました。どこにその原因があるのか。質問項目を読み取る中で、若いご父兄の子供を思う気持ち、幼稚園のあるべき姿を考え、一生懸命質問なさっていると感じ取ることができました。そこで、まず町長と教育長にお伺いをするのでありますが、この一連のチームの作業が一段落ついた今、この説明会、またパブリックコメントの意見をいただいて、どのように考えておられるかお聞きしたいのであります。2番目に移ります。両地区ふるさと会と町のかかわりについてであります。合併後も引き続き両地区のふるさと会が催されておりますが、私自身東京都在住でありました折にもその存在を知らなかったわけでありますが、何をされているのか一向にわからないでおりました。過日、札幌研修を兼ねて札幌駅で大空町のPR活動をしようということになりました。昨年度、議会報告会の中で大空町の認知度、地名度が低いという御意見をいただきました。合併後7年を経て、なかなか新しい町の名前が認知されないことへの一つのデモンストレーションの意味もあったわけであります。特産品の配布、アンケート依頼をし、終了したわけでありますが、アンケート集計の結果は予想どおりでありました。そのとき、札幌ふるさと会が頭に浮かんだわけであります。そこで、ふるさとサポーターでありますふるさと会の現況と町のかかわりについてお伺いしたいのであります。ふるさと会に求められるものは何なのか、ふるさと会に求めるものは何なのでしょうか、町長のお考えをお聞かせください。また、将来いつまでも東藻琴会、女満別会ということでどうなのか。東京都、札幌市、旭川市とそれぞれ毎年1回開催をされているとお聞きしておりますが、大空町ふるさと会として御活躍していただくことはできないのでしょうか。あわせて町長のお考えをお聞きしたいと思います。以上、2点の質問をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。

答弁 町長

品田議員の一般質問に御答弁を申し上げたいと思います。豊住小学校の統合後の利活用を検討するために役場内部にプロジェクトチームを立ち上げました。そして、町民の皆さんから、またプロジェクトの内部からいろいろな御提案をいただいたところ、30件の提案をいただいたところでございます。その中で、幼児教育の場としての活用という提案が14件と最も多くございました。そのため、第1優先を幼稚園、そして第2優先といたしまして宿泊研修施設、この2つに絞り込みまして、法的な課題や配置が可能であるかどうか、改修などの概算経費はどの程度になるのか、業者に委託もしながら検討を行ったところでございます。両案とも、ともに利用することについては可能である。その中から、幼稚園につきましては保護者の方々にもしっかりと説明していかなければならないというようなことから、現在の幼稚園児の保護者の皆様、そしてこれからの幼稚園児の保護者となられる予定の皆様、さらに豊里、住吉地域の皆様などを対象に説明会や現地での説明会なども開催をさせていただきました。あわせて、要綱に基づきまして1カ月間パブリックコメントを実施いたしまして、情報の提供と意見などを伺ったところでございます。この関係につきましては、今までも町の広報紙、また公共施設の情報掲示板などを活用いたしまして、募集でありますとか、その結果、方向性などについて3回ほどPRをさせていただいております。また、平成24年度のふれあいトークの中の一つの項目といたしまして、募集した中での意見の結果、また今後のスケジュールなどについて説明をさせていただきました。議会の常任委員会へも平成24年度中4回、また25年度に入ってからは3回御説明をさせていただいてきております。しかし、今回の行いました保護者、地域などの説明会を見てみますと、保護者説明会には34名の出席、地域説明会では18名、また豊住校現地での説明会に3名ということであります。行いましたパブリックコメントについては、2件の御意見を寄せられた。私どもとしては、大変少ないというふうに受けとめております。豊住校の跡地利用については、幼稚園機能の集約ということを町の素案原案としたいというふうに考えておりますが、関係する皆様方に十分な説明が行き届いているということにはならないというふうに思ってございます。参加をいただけなかった方はもちろんでありますが、全員の関係する保護者、幼稚園としての保護者、また今後保護者になるであろう皆様方に今回のプランの要旨でありますとか、今回出ました質問事項とその回答、またパブリックコメントなどの回答も含めて情報提供をさせていただきたいと、まずは思ってございます。今週中にそれらの資料の発送ができればと思ってございます。今後につきましては、プロジェクトチームを1つ卒業いたしまして、教育委員会が中心となって、先ほど言いました保護者の皆様方との意見交換会というものを行いながら、しっかりと内容について説明をさせていただく、そういう中で御理解を深めてまいりたい、そのように考えているところでございます。初回については、先ほど言った資料を送らせていただいた後、10月の初旬を予定しているというようなことで考えているところでございます。次に、ふるさと会の関係でございますが、ふるさと会は女満別会が東京都、札幌市、旭川市にございます。東藻琴会は東京都、札幌市、旭川市、網走市にございます。そして、大空会というものができておりますが、これは北見市と、さらには北海道庁の職員などでつくるものというのがありまして、これらが大空会という名称を使っております。全部でふるさと会と呼ばれるものが9組織設立されており、最も古い組織化は昭和45年の旭川東藻琴会ということでございます。最も新しいのが本年の2月、北見市に設立されました北見大空会ということになってございます。この9組織全員の会員数を足してみますと、総数で843人になります。毎年度総会を開催しております。昨年度の実績を見てみますと、全てのふるさと会での総会への出席者は約4割程度ということになってございます。町からは、私のほか副町長、また議長や副議長、担当の職員などが参加をさせていただき、出席者の皆さんと情報交換や懇談などをさせていただいております。どの会におきましても、北海道庁の大空会は別といたしまして、職歴がさまざまでございまして、仕事を勇退された方の割合が高い状況にございます。会員数におきましても減少している状況にあろうかと、そのように聞いてございます。加入の手続などは、主に身内の方、また知人、友人の御紹介、また町といたしましても町の広報などで募集をさせていただいたり、ホームページによる募集も随時行っているところでございます。出身者の方はもちろんでありますが、ゆかりのある方であればどなたでもこの会に参加できるというのがこのふるさと会の特徴でもございます。ふるさと会から私どもに求められているのは、大空町の新しい新鮮な情報というものではないかと、そのように考えております。また、私どもがふるさと会の皆さんなどに期待するものといたしましては、1つにはまちづくりに対する御意見や御提言をいただける、そんな機会があればありがたいと思っておりますし、過去には企業誘致協力会というような名称を使っていたところもございまして、企業誘致などの情報提供があればありがたいなというふうに思っております。また、企業誘致という分野に限らず、人と人とのネットワークづくり、そういうものがまちづくりに欠かせないものと思いますので、そういうことの情報提供をいただけるというのが一つ私どもの期待するものでございます。また、町民はもとよりでありますけれども、町外において大空町の応援団となって活動していただけるというのも大変ありがたいことだと、そのように思ってございます。毎年札幌市で行われますYOSAKOIソーラン祭りに対して札幌市のふるさと会の方々が応援をしてくださっておりますし、さきの女満別高校の甲子園出場の際にも甲子園まで駆けつけてくださった方々などもおります。そういう応援も大変ありがたいものだと、そのように感じているところでございます。大空会として活動されているところは、先ほど言いましたとおり北海道庁を含めても2団体ということで、まだまだ東藻琴会、女満別会ということでございます。しかし、その地域によりましては、お互いのふるさと会が交流を深めまして、統合についても意見交換をしているというようなことについてお話を伺っております。将来的には、そういう中で一本化されていくということも考えられるのではないかと思ってございます。今私どもからすれば、そういった推移をしっかりと見守りながら、お手伝いができるところがあれば取り組んでいきたいと、そのように考えているところでございます。以上、2点について御答弁を申し上げて、1回目のものとさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長

品田議員からの一般質問に教育委員会の立場からお答えを申し上げたいと思います。今回の豊住小学校の校舎、敷地を幼稚園として活用するアイデアは、住民の皆さんから寄せられたアイデアの中で一番多かった案であり、教育委員会としてもそのことを重視してまいりたいと、そのように考えております。教育委員会の職員の一部は、プロジェクトチームの一員でもございます。検討の推移は、常に教育委員会のほうでも情報が共有されていたわけでありますけれども、プロジェクト主催の保護者あるいは地域の説明会などもございましたけれども、メンバーである職員の出席はもとより、事務方の責任者として、全てではありませんけれども、私も説明会のほうにも出席をさせていただいているところでございます。出席の状況は、決して多くはございませんでした。さまざまな角度から不安の声も寄せられておりまして、十分町の考え方が伝わってはいないなと、そのような印象も私自身思ったところでございます。今後、教育委員会が事務を引き継ぐに当たりましては、サービスを利用する方々に将来にわたり不安があってはならないと、そのように考えております。利用者の方のニーズや不安材料を的確に把握することが今何より重要な部分ではないかなと考えております。そのために、町としての考え方を丁寧にお伝えしながら不安解消といったものに最大の努力をしていかなければならない、そのように考えてございます。以上、品田議員への1回目の答弁とさせていただきます。

質問 品田好博

両人から説明をいただきましたけれども、もう一歩進んだ御見解といったものを聞きたかったかなというふうな感情を持っております。このアンケートの手法、これはもう大変結構だと思います。寄せられた30名の方、これも少ないか多いかという問題はありますけれども、寄せられたことに感謝いたしたいと思っております。ただし、このアンケートの手法というものは大変いいことでありますけれども、反面課題も多くあることは御承知のことだと思います。公募の少なさということもありますが、偏りはなかったのか。一地区から大勢の方の意見がなかったのか。組織的に寄せられたものがあるのか。そういったものは、記名とか住所は書いていなかったと思いますが、わからないのだろうなというように思いますけれども、そういう角度の認識も持っていたのだろうかということを聞きたいなと。それと、まずもって求めるに当たって、先ほど教育長さんもおっしゃいましたけれども、丁寧な条件設定はなされていたのか。そういうベースメントみたいなものを出してあげないと、勘違いをして出される方もおるだろうなと。例えば、認定こども園になるからいいのであるとか、隣に保育所があるから幼保一元化になるからいいであるとか、そういった類いの意見もあったように思います。うちのほうでは、まだそこまで踏み込んだ形の幼児教育に対して所見を持ち合わせているわけではありませんけれども、ニュース等で知られたものに夢を描くと、これはよくありがちなことでありますので、そこら辺の吟味がどのようになされていたのか。少ない中でそれをよしとするという動きをするに当たって、やっぱり大事な考え方でないかなと思いますので、お伺いしたいと思います。それと同時に、大空町にはいろんな教育関係者が住んでおられますし、いろんな業績を残された方もおられます。そういう方々も含めて意見を集約してきたのかなと、そんなことをまず初めにお聞きしたいと思います。

答弁 町長

アンケートを募集したときに、その偏り、またよく別なところなどでは組織的にいろいろな投票といいましょうか、意見を出すなどという、そういうことが問題視されることもありますけれども、先ほど言いました30件の中で地域的にとか、何か組織立ってというような印象を私どもは受けておりません。いろんな立場の方からさまざまな御意見をいただいたものというふうに思ってございます。また、その条件設定ということでありますけれども、議員のほうは幼稚園についての条件設定というものが非常に曖昧ではなかったのかというような、いろんな幅の広いものになってしまっているのでないかというような意見、御質問なのかなというふうに受けとめたところなのですが、今回は幼稚園についてどうかということでまず最初の募集を行ったわけではなくて、中には郷土資料だとか地域のコミュニティー施設だとか合宿の施設だとかということで、多様な意見が出されておりましたので、改めて幼稚園とはとか認定こども園とかというところで特段の条件設定をしたということはございません。ですので、先ほど私は言いましたけれども、幼稚園的な機能の集約というような言い方をさせていただきました。中には、保育園という言葉を使われた方もいたというふうに、そのように認識しておりますし、就学前の子供たちがあそこの環境で巣立っていくということはいいことではないかと、そういうような意見などがその30件の中で最も多かった。そういうものをプロジェクトチームの中で一つ大別化して、そして14件というような言い方をさせていただいているところでございます。教育委員会の関係者などからの御意見ということでありますけれども、募集の段階ではそういったことはしておりません。ほかの方からも聞かれたことがあるのですが、どうして教育委員会が主体的にそのアンケート調査なども……アンケートというか、募集などもしないのだと。私は、議会の答弁の中で教育関係施設として今後使うということがいいのではないかという個人的に思っておりますということを発言した記憶がございますが、ただどのような使い方ということを大勢の皆さんが思うか。福祉的分野の使い方というようなこともありますので、この段階で教育関係者の方々に絞って何か御意見を伺うというようなことはしていないということでございます。以上、3点について御答弁とさせていただきます。

質問 品田好博

終わったことなわけでございますけれども、やっぱり大事な部門だったのではないのかなと、スタート時点で。町民も大事です。利用者も大事です。でも、それに多く携わってきた教育者の皆さん方の見識といいますか、そういうものも実に大事なのだろうなと。そういうやっぱり集約のあり方、町長さんでなければできない集約のあり方というのはあったのでなかろうかな。それは、幼稚園ということだけではなくて、跡地利用に関してもそういうものがあってもよかったのかなという気がしてなりません。次に、説明会についてでございますけれども、現在の保護者、今後なられる保護者、地域住民、現地説明、こういう4項目でやられておりましたけれども、やはりわかっていない、理解をなかなかもらえなかったという理由は、いろんな形で広報なりふれあいトークなりに出されていますけれども、なぜこれだけの大きな問題をすぐ敏感に反応できなかったのか。これは、私の言葉に語弊があるのかもしれませんけれども、やはり田舎なのだなという感じを率直に持っております。決してそれが悪いわけではない。そこを早く問題を認識してもらうという努力をされるということが説明責任の中で一番重い部分だろうなと。集めてやればできるということではなくて、集める前にどのように認識を持っていただけるかという手法をもう少しとるべきではなかったのかなと。それは、説明会の中でも質問がありました。そういうことだろうなと思っております。そんなことで、本当に説明会は少なかったし、本当に積極的な賛成の方がいない。地域住民の地元の中でも本当に相反する程度の賛成と反対しかない。これをごり押ししてやっていくということに関しては、大きな禍根を残していく可能性がありますので、その辺どのように考えているかお聞きしたいと思います。

答弁 町長

結果、大勢の皆さんに説明する機会を失したということでございます。なかなかPRの難しさということを痛感してございます。そんなことから、平成24年度の町政懇談会を開催する中においても、その項目をわざわざ入れさせていただき、単に説明会をやるから来てくれということだけではなくて、私がお邪魔した折にも、その関係などについてお話を申し上げる機会をつくってきたわけでありますが、結果として先ほど言ったような数字でございました。そのため、先ほど申しましたように、十分説明が行き届いていないというようなことから、さらに説明を加えていこう。そして、今までのやりとり、意見交換などもお示しをしていこうということを今後取り組んでまいりたいというふうに考えてございますので、その点については今後また御指導を賜りたいというふうに思います。また、議員のお話からは、積極的な活用での意見がないというようなお話でありますけれども、全町からいろいろなアイデアを募集させていただいたときに、先ほど言ったように最も多い活用の方法案として出されていたものでございます。そのほかに、議員には伝わっていないかもしれませんけれども、私にも不安視する声も届いておりますが、一方ではあそこの環境、例えば今の幼稚園と比べた中で体育館が併設されて非常に広い、前庭も広い、後ろには農園的な活用も可能であると、多目的ホールなどもあってというようなことで、あの自然環境の中で子供たちが育つということは非常にいいことではないかと、決して地域の中に限ってはおりませんけれども、そういう意見を私に寄せてくださる方もいるということであります。先ほど言いました説明不足の感が否めないということで、そういった考え方などについてもしっかりとこれから説明させていただきたいと、そのように考えてございます。

質問 品田好博

環境、立地、よく使われるのですが、うちの町は正直言って田園です。町並みといっても、そんな繁華街ということではない。3分もすれば田園が広がっている。公園もたくさんある。緑もたくさんある。大空町全体がベストな環境であると私は思っています。その中で、より林に囲まれたらいい、田園に囲まれたらいいという、そういう何かちょっとずれているなと私は思うのです。これは都会でしゃべられていることではなく、本当の田舎です。どこをとっても環境はいいと思います。そうすれば、山の中だからずっといいのかと。そういうことになりますと、小学校についてもそういうことになりはしなかったのか、そういう論議はあったのか。もっともっと自然に近いところでと、そういう論議はなかったのではないだろうか。いわゆる学校施設の立地というものは、ある程度のものはあるのだろうな、そういう不安がご父兄にはある。それに尽きるではないですか。帰ってくるまで心配だ。また、電話でも鳴ったら何かな、そういう心配というものを、本当に父兄というのはそういうものだと、親御さんというものは。帰ってくるまで心配なのです。できればそういう心配のかかるところへ行きたくない。これは、親御さんの気持ちとしては当然だと私は思います。そんなことで私は言っているわけでありまして、全部が間違っているとは言いません。そういうことの質問であります。御理解をしていただきたいなと思っています。簡単に言葉でいい立地、立地と言い過ぎるけれども、本当にみんないいところです、女満別は。誰も悪いところはないです。続いて、パブリックコメントについてですけれども、これは私も3月の定例会で町長といろいろ話をさせていただきました。これは、自治体が、行政が政策公表をして住民からその対案を求めるものであります。基本的にはイエス、ノーを聞くものではありません。パブリックコメント、大衆意見と、こういうことですから、手法としては本来対案を求めるものです。ですから、この間の直近のおしらせ号にも出ていましたけれども、男性の方、反対理由を述べて、そしてなお教育資料館という、そういう対案ですね。ところが一方、女性の方も載っていますけれども、この方はレジュメには賛成の欄に載っていますけれども、違うのです。両方ともいいのです。ただ、レイアウトについて云々という意見を述べている。両方ともいいですね。両方ともいいのです。これは、パブリックコメントの求める趣旨ではないということ。まずもって、自分の政策がどういうパブリックコメントをかけているという認識が僕はちょっと薄いのでないかなと。パブリックコメントの意味合いがよくわかっていないのではないかな。これは、意見を求めればいいだけであって、パブリックコメントというのは固定語ですから、対案を求めるものなのです。賛成を求めるものではないのです。ですから、1つにしなければならないことを2つ出してしまったという、これはちょっとおかしいと私は思うのです。優先順位をつけてしまった。それが町民にはもう決まったかのごとく、誘導したかのごとくに映っているという現実。そういうことを認識していただきたいと私は思っているのです。勘違いをさせている。その証拠に、はっきり出ているではないですか。2つのことに対してレイアウトをこうしたらいい、ああしたらいいと言うけれども、あの人は両方とも賛成なのです。わくわくすると言っているのです。ありがたい話なのだけれども、賛成、反対ではないのです。それを賛成と受けとめてしまっている。そういう錯覚を出すようなパブリックコメントの認識で行政はやっているのかと、このことについてどう思いますか。

答弁 町長

その立地の関係につきましては、私どもの町であればどの場所を考えても環境はいいのではないかと。確かに言われる面もわからないではないです。ただ、私が申し上げたかったのは、例えば全く新しく考えたときに、あれほどの広さのグラウンドであるとか体育館だとか多目的ホールだとか体験農園だとか前庭というようなものというのを確保するというのは少し難しいのではないか、そのような印象を私は持っております。ですので、そういう点からも施設環境として使っていくことも可能であるし、いいのではないかということを申し上げたところであります。ただ、議員の言われております、そういうところからの不安とかいうようなこと、気持ちがわからないわけではございません。ですので、いろんな視点から見たときにどうであるかということについて、いろんな角度から説明を加えていきたいと、そんなふうに考えているということであります。ただ、私は決して豊住のあそこの地域が山の中だというふうに思っているわけではございません。ある意味、言い方を変えれば、私どもの町はどこも平場でありまして、そういう中では先ほど言ったように町なかもいいということであれば、ああいう地域もいいということで考えているということでございます。それから、パブリックコメントに寄せられた意見、出された意見が違うのではないかというような御意見でありましたけれども、この手法といいますのは、でき上がってまだ間もないことであります。そういった中では、町民の皆さんの意見を寄せられる形式、形というものはさまざまなものがあります。今回のような場合についても、賛成、反対、対案を示す、その思いをつづるということで全て公表をさせていただきましたけれども、それは寄せられた意見ということで公表をさせていただいたわけであります。ただ、その趣旨が違うからといって、そこのところを公表しないでいくのかということについては、私としてはどうであっても寄せられた意見、いろいろなものがありましたということの内容をつまびらかにしたいという思いがあって、させていただいたものであります。また、町が誘導しているのではないかというようなことでありますけれども、ただいろいろな提案をした中で、さあ、皆さんどうしますか、町はどちらでもいいのです、好きに意見を言ってくださいというのは、私とすれば非常に無責任ではないかと常々思っております。そんな中で、私は説明会の中でも、また内部の会議などでも申し上げておりますけれども、いろいろな不安材料もありますけれども、法的な部分、また物理的な部分で検証を加えていった中で使っていくことが可能であるという中で、今風な言葉でいえば、その活用方法というのもありだなと、そんなふうに考えたところであります。そのことについて、先ほど言いましたように十分説明が届いていないということで、今はその努力を一生懸命させていただこうというスタンスでもってこれからも説明会などに臨んでいきたいと思っております。そんな中では、誘導ということではありませんけれども、町としてふらふらして、どちらでもいいのですということではなくて、町としてはこう考えますということをしっかりと、まずは町民の皆さんにお伝えをしていきたい、説明をしていきたいということでの対応をしていきたいというふうに思いますので、ぜひそういった面からも今後御指導賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。

質問 品田好博

パブリックコメントのあり方、こういうこともまだ定着していない、こういうことでありますけれども、まず主体たる行政がパブリックコメントの意味合いを理解して、それを町民にお知らせをしていくと、こういう形で内容ですということで、きちっと対案を広く求める。それは、アンケートをやったではないかと、これではないのです。二重、三重の意見の収集をやっているということで、いろんな手法の重なり合いが充実した結果に結びつくという形でありますので、重要な提言だと思ってお聞きを願いたいと思います。本当は、近くにあってくれればよかったのです。でも、近くにあったら、あそこは僻地小学校ではないのです。あそこは僻地小学校なのです。そんなことがあるわけでありますので、別にあの建物は立派ではないとか環境がよくないと言っていることではございませんので、その辺のことをまた理解してもらいたいなと思います。あと改修予算ですけれども、総務文教厚生常任委員としていろいろ数度にわたるプロジェクトチームからの説明がありました。その中で、まずもって直して二、三億円だろうということがありましたけれども、その中でやっぱりプロジェクトチームの一員の悩みといいますか、将来に対して予見をしているといいますか、そういう説明もありました。どんどん、どんどん上昇してくる。どんどん、どんどん考えれば考えるほど上がってくる、そういう不安を感じている職員のコメントもお聞きしております。バス輸送についても1台から2台、なお緊急対応車両、どんどん、どんどん上がってくる。路線増加も見込み1,200万円、運行補助員700万円、養護教諭雇用300万円、締めて2,200万円の増加になっています。総額5,500万円、これがランニングコストになっている。その上、まだ安全保障はされない。どんな災害が起きるかわからない。この異常気象の中で、本当に強く感じます。これは、ご父兄の方もそうだと思います。何が起きるかわからないのです、この町でも。そういうさなかでの計画でありますから、重要に考えて進めていかなければ、ただ環境がいいのだだけではないのです。気候を私どもはつくれません。災害は私たちが呼び起こすものではないのです。そういう認識を強く持っていただかなければ、この間の防災の本当に生々しい講演がありました。みずからが変わらなければだめなのだと、そういうことであります。当初から予想された改修予算、私はもっと上がると思います。これは、遊びの場所、まだまだ上がります。上がって悪いということを私は申し上げていませんけれども、まだまだ上がります。なお、預かり保育料の減額まで検討しなければならないのだと、不満を解消するためにというプロジェクトチームの過去の経緯もあったのではないですか。そこまで条件を考えてやらなければならない理由は何なのか、こういうことだと思います。ご父兄の方も刹那的に言っていますよね。なぜ市街地に考えられなかったのか。今後幼稚園の跡地はどうするのだ。選択肢を奪ってしまって、現地改修という選択、また新築移転という、市街地移転という方策、そしてその中でたまたま統合がなされた豊住小学校の跡地、この3つがあるのではないですか。本当はそうだと思います。それをパブリックコメントにそういった形の意見募集をするということが、よりわかりやすかったと思います。意見の中で宿泊の人なんかわずかです。それも全部不安です。事業計画にどれだけの裏づけがあるのか、そこまで心配なさっている。したら、もう赤字なのですよ。どこも赤字です。うちも赤字なのです。1万人も来なかったら赤字です。そんなものを優先順位に上げてやっていったら、それは誘導と言われても仕方ないではないですか。もう少し真摯に向かってほしいなと、そのように思いますけれども、それについてどうですか。

答弁 町長

品田議員からの一般質問については、豊住小学校の跡地利用に対して行政のスタンスはどうであったかということでありますが、今のお話などを聞いていると、この原案について撤回をして別な考え方をもって臨んだほうがいいというふうに受けとめましたが、そういう趣旨でよろしいでしょうか。

質問 品田好博

ちょっと解せない質問ではありますけれども、突然のような御指名でありますので、どのようにということでございますけれども、選択肢を奪った、別にこれをせいということではないのです。選択肢はちゃんと出して論議をしてもらってくださいと言っていることであって、私がどうのこうのということはあっても、利用者の皆さんが全然違ったら、私はそれを言う力はないです。私もその説明会のあり方、意見を見て、やはり困惑している、懸念を表明している。なぜなのかということを言っているので、私自身はこれが納得してくれたらいいけれども。だけれども、そうはいかないのかな。余りにも利用者にとっては唐突な感じもするのかなという懸念は、町長さんはそう言いますけれども、常任委員会で第2回、3回目のプロジェクトチームの説明のときに教育長さんがお見えになりまして、私はっきり言っています。当初のスタートとして教育委員会が、エの項目になりますけれども、大事なことでないのか。教育委員会の立場はどうなのだ。今の現幼稚園の考え方をどうするのだという考え方があって、そして先ほど言った選択肢が出て、そしてどうだというのは、これが一番筋道が立っているのです。ですから、質問をいっぱいしているではないですか。どうするのだ、今の幼稚園をどうするのだ。しまいには、廃園するのかなんていう勘違いをしている方もいるのです。今の現幼稚園をどうするのだ。これは教育行政の根幹ではないですか。女満別小学校は、そういう形で載っている。でも、女満別幼稚園はどういう形で、したら総合計画に位置づけされているのですか。説明会の答弁では、小学校も10年かかるから幼稚園も10年かかるのだと、こういう答弁をしています。今から考えれば10年かもしれないけれども、もうちょっと前にやれば二、三年後に発想が出たのではないですか。そういう問題になります。それをはっきり説明会で意見として出ているではないですか。それをちゃんと拾ってやってくださいと。それをやってくれではない。それを出して、どうですかということが大事なのではないですかということを言っているのです。町長もやぶさかではないのではないですか、市街地につくることは。もしかできるのであれば。父兄のおっしゃるとおり。そういう逆質問になってしまいます。

答弁 町長

さまざまな不安材料はあると。議員もこの案が皆様に認められればいいのだけれどもなというような御意見を今述べておられました。そんなことから、先ほど申しましたこれからの説明をより丁寧にしていきたいというふうに考えてございます。また、気象などの問題などについても触れられておりましたけれども、それはどの場所にあってもご家庭から教育施設までの移動のところも含めて送迎をする、そんな仕組みというのはこれからの時代大変になってくるものと、そのように受けとめております。ですので、豊住の場所に幼稚園ができ、そこまで通うというときに、ある程度の距離を移動しなければならない方。逆に市街地に今のような形であるというときに、各地域からその地域まで移動してこなければならない方も、当然そこまで通うということであれば不安に思われているということは両者ともあるのではないかと思っております。ですので、先ほどプロジェクトチームなどでいろいろな養護教諭の設置でありますとか緊急対応の車両の配置、運行補助員というようなものを考えていかなければならないということを申しましたけれども、ひょっとしてこれはどこの場所に幼稚園なるものがあるかということのいかんにかかわらず、今後そういうような課題、要望というようなものが出てくるのではないか、そのようにも私自身は受けとめているところであります。そういった中で町として、先ほど言いましたように、決して誘導ではございませんけれども、町として今原案、町民から寄せられた意見をプロジェクトチームでさらに検証し、一つの案ということを持ち得たわけであります。ですので、まずこれをしっかりと、議員も言われているようにこの案であればいいのだがなということでありますけれども、先ほど言いましたように説明不足というところが大きいのではないかというふうに考えておりますので、まず現段階といたしましてはそういうところをしっかりと説明をさせていただきながら、より理解を深めていただくというところを一生懸命やりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 品田好博

本当にプロジェクトチームの皆さんが御苦労なさったのは、先ほども申しましたけれども、よくわかるのです。選択肢を逆に与えていながら、片方のものを与えていないということは、プロジェクトチームの中でも話されていますよね。新築の話はどうするのだ、改修と新築の問題は同次元であるということは、ちゃんとプロジェクトチームは認識しているのです。ところが、自分らに与えられた使命ではない、新築に関しては。ただ、跡地利用のことなのだから、我々は。これは、もっともなのだけれども、切られた側としてはどう思うかということなのです。跡地利用は候補です。候補の一つなのです、全部ではないのです。ほかにあるのだということなのです。それを問われているのだという、まずその辺の原点の認識を持ってもらって、私があそこでいいのだというふうなことでなくて、まとまればいいが、本当はもう少し全部を出して選択肢を持ったほうがいいだろうということを申し上げているのです。その辺を間違わないで、私が本当はそっちのほうがいいのだということではないです。ただ、一生懸命やっていますから、説明を受けていますから。ただし、ちゃんと教育長にも本当は教育委員会がどうするのだ、幼稚園をどうするのだというちゃんと計画を出して、その中でたまたま統合による空き地利用が出たのだ、跡地利用の話が出たのだという形でやってもらいたかった、こういうことであります。エに移り、みんな混乱していますからあれですけれども、エのほうに移りますけれども、教育委員会の主導性について、これについて教育長、先ほども話していますけれども、教育長が臨席のときに私申し上げたことは教育長は認識していると思いますし、総務文教厚生常任委員会のてんまつ書にも間違いなく載っていると私は思います。わずかな質問でしたけれども……

質問 品田好博

いや、大体わかっていますから。

質問 品田好博

もしか町長、話があれば。

答弁 町長

過去にも総務文教厚生常任委員会に何回か途中経過などについてお話をさせていただきました。その中でもさまざまな御意見もいただきましたけれども、新築との比較検討ということになりますと、話が広範囲になってしまうと。まず、今回の跡地利用というところに主眼を置いて、まずは取り組むべきではないかと、そんな意見を常任委員会のほうからもいただいた経過もございました。ただ、当然話題としては、新築する場合とのコスト差などについても触れられる関係があるかもしれないというようなことから、そういうようなものについて概略、本当の大ぐくりの金額などでございますけれども、考え方を示した部分もございました。ただ、新しくというような話になりますと、場所のところから含めて検討もしなければならない。それによって、コストもさまざま変動するというようなことから、十分な内容のものというふうにはなっていないというのが現実かと思ってございます。それでありますので、その議論ももちろんある程度比較対象にはなるのかと思いますけれども、先ほど言いました、町として今原案として持っているものについて、まずは説明をさせていただいて、いろいろな不安の部分を解消できるのか、また疑問点について私どもがどのように考えたのかというようなことについて、しっかりと説明をさせていただきたいということに尽きるかと思います。また、この経過などについても、逐一また議会に報告をさせていただきながら進めてまいりたいと思いますので、今後とも御指導のほどよろしくお願いをいたします。

答弁 教育長

幼稚園の整備計画についての教育委員会としての考え方、基本的スタンスというものを御答弁申し上げたいと思っております。確かに議員が言われるように、新築、公共施設の利活用でありますとか、さまざまな選択肢というものがあるかとは思いますけれども、教育委員会としては現在具体的な幼稚園の整備計画というものについては持っておりません。しかしながら、教育委員会が所管する教育施設の一つとして継続した内部協議や検討というものは進めてきております。教育委員会では、所管する学校教育施設や社会教育施設の老朽化の現状に鑑みまして、計画的な改築、改修等に取り組んでいくこととしております。施設の建築年次や老朽化の状況、さらには利用状況などを加味するとともに、財源確保の見通しを立てた上で優先順位を設けながら計画的に事業を遂行していくと、そのように考えております。現在は、御承知のように昭和41年に建設いたしました女満別小学校の改築事業を平成21年度から進め、本年度最終年度を迎えるとともに、昨年度からは昭和46年に建てられた東藻琴中学校の大規模改修事業にも着手しております。御質問の女満別幼稚園を初め、東藻琴幼稚園や東藻琴小学校、女満別中学校においても昭和40年代後半から50年当初に建てられたものでありまして、それらの改修、さらには社会教育施設の改修などについても必要性というものを強く感じているところでございます。そのようなことから、幼稚園だけではなく、全体を見通した中できちっと状態を把握して、必要な計画に基づく手だてというものを講じていくと。それが教育委員会としての役割ではないかなと、そのように考えているところでございますので、御理解を願いたいと思います。

質問 品田好博

両人から説明がありましたけれども、整備計画はあるということで、当然昭和48年に建てられたものでございます。たまたま幼稚園のことに関しましては思いが強いのでありますけれども、平成17年度の一般質問の中で、当時照明のルクス基準について質問をさせていただきまして、通知、通達の確認が漏れていたということで補正で対応をしてもらって、明るくしてもらった。その後、壁の塗装も明るくした。門塀も産業課から借りて、ふらふらになっている朽ちた門塀もかえさせてもらった。そんなことでありますけれども、外装だけはどうもきれいにしてやれることができないでおったわけでございますけれども……

質問 品田好博

跡地利用、幼稚園のことが出ているわけでしょう。

質問 品田好博

そういうものに対する、やはり計画、その後の計画というものをはっきりなさるべきではないのかなと。耐震も、1階ですから、そんな心配はないということでございますけれども、昭和48年度です。もう近々に計画を立てられる時期だと。そういうこともあったから、豊住小学校のものについてすっと入っていったと、そういう背景にあるのではないですか。やぶから蛇ではない。ちょうどタイミングがよかったということだったと思います。でも、本来はきちっとしたものを立てて、計画を立てるべきではなかったかということなのです。たまたま今、今定例会で教育委員会の活動状況の報告書が手元に届きましたけれども、その中でも月例会、定例会が開かれると思いますけれども、私はすぐ見ましたけれども、その中に幼稚園の云々ということの項目で開かれた定例会はないですよね。やっぱりそういう教育委員会の中でオフィシャルにするしないは別として、そういうものがやっぱり論議なされていないのではないのかな。できたものをすっと受けて所管に回すと、それも結構だと思いますけれども、その前に教育委員会としての指導性というものは持つべきではないのかな。また、それを全く知らない、行政のことを知らない一般父兄から質問を受けていますよね。私は、小さい子供がおりませんので、その辺のことはわかりませんけれども、いろんなPTAでも何でも話をされていたはずなのです。僕らの耳に入ってこない。やっぱりその世界はその世界の中で話がありますから、そんなことで教育委員会の十分なるそういうものもオープンにしてやれば、父兄の方々はよりわかったのではないのかな、そういうことなのですけれども、それについては教育長どうですか。お考えがあればお聞かせください。

質問 品田好博

教育委員会の主導性と書いてある。

答弁 教育長

ただいまの質問でございますけれども、具体的な計画に持っていくまでには、先ほどの答弁にありましたように、全体の管理施設、所管施設のやっぱり優先順位というものを考えざるを得ないと。先ほど例示いたしました施設の数々はいずれも老朽化をしておるわけで、教育委員会としては全てのものが新しいものになるというのが希望ではありますけれども、限られた財源の中でそういったことは現実的ではないわけであります。具体的な計画を策定、また教育委員会の中で決定に至るまでには時間も要しますし、その決定の過程の中でもやはり優先順位というものを考えていかなければならない。1つ目は、やはり今ある施設を適正に維持管理をし、メンテナンスを十分行いながら延命を図っていくと。そのことがまず一番大事であると思っております。2つ目は、空き公共施設など、これからも一部改修などで活用できる、そういう有効な施設があれば、それを有効に活用していくと。最終的に第3段階として新たなものを建てなければ、所期の目的を達成できない。教育施設としての機能が果たせない。そういうような判断がなされたときに、初めて具体的な計画として議会ともまた御協議を申し上げる、そのような進め方になっているのではないかなと思っております。そのようなことで、教育委員会の中で議論がされていないということでは決してございませんので、その点御理解をいただければなというように思っております。

質問 品田好博

1番の問題については結構だと思います。十分に考えて、より住民の同意を求めるべく一生懸命やってもらいたいと思いますけれども、本当は教育施設の移転ということで賛成と反対が五分五分というふうな内容の中で進めるということではないと思うのです。本当に9割以上の方々がよし、いいぞという形で進められることがベストです。僅差みたいな形で進められるものではないということだけは持っていてもらいたいな、そんなことで終わりたいと思います。続いて、ふるさと会の関係でございますが、もう3分か、2分。(「3分です」の声あり)

質問 品田好博

3分ね。そんなことであります。大体町長さんのおっしゃったことはよくわかりましたけれども、相当な人数でございますけれども、かなり年配の方々が多数を占めているのかなというふうなことであります。だけれども、年配の方々は例えば会社経営であったり重役さんであったり、物すごく財産ですよね。そういう、本当に人的資源といいますか、そういうものをフル活動してやれれば大変なサポーターになるのだろうな、そんな気がいたしましたので、質問させてもらったわけでございます。そして、若い人方でもどんどん、どんどん入れるようなシステムといいますか、どういうふうにしたらいいかわかりませんけれども、私は若いときにそういう案内はなかったですから、住所移転のときにふるさと会の案内をしているのか。逆にまた、今現在ふるさと会の人に大空広報とか議会だよりなどを渡していったりしているのか、そういう材料を渡して、幅広い形でサポーターを形成していくということでできないものなのか。こっちが主催ではないですけれども、それについて向こうの人が、主催者側がそんなこと、余計なことをしてもらったら困るという、こんなことにはならないし、理解をしてもらえるのではなかろうかなと、こんなふうに思ったのが質問のきっかけでございますので、その辺のことをちょっとお聞きしておくかなと、こういうことです。

答弁 町長

ふるさと会の皆さん方のお話の中からも会のメンバーの高齢化、またそれらに伴いまして脱会者などがふえて会員の減少というところがあると。そんなお話もいただいております。そんなことから、町の広報紙においても、うちの町内向け、基本的には町内向けでありますけれども、お身内の方で、またゆかりのある方で東京や旭川、札幌など、そういうところの近郊にいらっしゃる方々、御紹介をいただいて、会に入っていただけませんか、そういう方を御紹介してくださいというような内容のPRも町としてもさせていただいておりますが、そう多く反応があるわけではございません。また、町の情報を知りたいという方々もいらっしゃいますので、町としてそういったふるさと会の会員などを中心に広報紙を毎月送付させていただいている方々もおります。ただ、今私どものほうに名簿がないので、はっきりと重ね合わせて確認するということにはなっておりませんので、具体的な数は申し上げられませんが、個人の方々に広報紙を送っている、その数が毎月200通ほどございます。その多くはふるさと会に所属されている方々ではないか、またゆかりのある方々ではないかと、そのように思ってございます。ただ、先ほど言いましたように、最初に設立された旭川東藻琴会が昭和45年、そのほか昭和48年、昭和52年、昭和55年などというような、古くから会を設立されて運営されてきたところほど、その当時盛り上がりの中で会員の方々が多く集った。その方々がそのまま現在まで引き続き会の運営などに携わってきているということで、新しく入られる方というところが限られているというような傾向になっているのではないかと、そのように私どもも受けとめております。1人だけで新しい組織にすっと入っていくというのはなかなか勇気の要ることかもしれません。ですので、私どもがよくお話を申し上げているのは、同級生など近郊にいる人たちに声をかけて、何名かでそういうところに入るような、そんなことをお願いできないでしょうかと。機会のあるたびに申し上げているところでございます。いろいろな人材のネットワークという意味でもふるさと会の方々は頼もしい存在でありますので、町としてもそういうところから御支援をさせていただきたいと、そのように考えておりますので、今後ともまた何かいいアイデアがありましたらお寄せいただければと思います。よろしくお願いをいたします。

質問 品田好博

最後になりますけれども、ふるさとを離れた人方の心情といったものは、私自身もそうだったのですけれども、本当に活字を見るだけでうれしい。映像を見るだけでうれしい。耳に入るだけでもうれしい。私は、そういうことだと思います。ふるさと、本当に大事なものだし、いとおしいものです。そういう人方が全国に散らばっている。紹介したいのは、たまたまふるさと会がない福岡県でございますけれども、その方は女満別の肉牛の先駆者といいますか、内地の優良な肉牛をバトンタッチした方のご子弟でございますけれども、私の兄と交遊でございまして、何年に1遍かは1週間程度本家で休んでいたのですけれども、本当に胸を打たれる情熱といいますか、本当にこんなにふるさとを愛しているのかなと。いわゆる特産品のことから、いろんなことまで本当に知っていらっしゃる。ですから、「一回町長の部屋へ行って少し懇談をしてくださいよ。」と冗談で言っていましたけれども、さすがに町長さんの部屋まで行く気にはならないと、これは普通なのです。だけれども、本当に町長さんに直接聞かせてあげたいなというのがいっぱいあります。一村一品についても「なぜカゴメジュースは、おたくはブリキなんだい。」と。「何でアルミにしないのだ。おいしいのだけれども、痛くて痛くてだめだよ。」と。「もう少し勉強してアルミにしてくれ。10円高かろうが20円高かろうが大事なことだ。」。本当にそうだな。今、ブリキは本当に使っておりませんから、そういうふうなものだとか、例えばインターネットを駆使して女満別のカボチャをとっているらしいです。そして、近所の人に振る舞って、おいしいだろう、おいしいだろう、ごり押しをして食べさせているらしい。しまいには、福岡県の青果市場の友達に置いてくれと。そして、おまえのところから持ってこいと、持っていったら「全然うまくない、こんなもの売り物にならない。」と言われた。それでも、なお配って歩いて、郵送したらパックが腐っていたと。クレームを言ったらお金を戻してきた。お金を戻してもらうためにしたのではないよというふうな話だとか、いっぱい持っているのです。みんなふるさとのことなのです。ですから、そういう熱意というものは、意見というのは本当に大きいなと思いますけれども……

質問 品田好博

ぜひ今後とも両地区の繁栄をしてもらうべく、一生懸命やっていただきたいと思います。コメントは結構でございますので。

答弁 町長

私どもの時間は決まっておりませんので、答弁をさせていただきたいと思います。確かに今言われたように、「いろんな情報をくれてうれしかったよ。」と、そんなことを会員の皆さんから言っていただける機会もございます。そんなことから、先ほど言いました広報紙を送るということだけに限らず、例えば東藻琴の芝桜公園の映像が全国ネットで流れますと、いついつの朝ですというようなことがありましたら、そういうふるさと会の皆さんのところに手分けをして電話を入れて、いついつ放映になるそうですと。私どもが例えば3人の役員の方にお伝えをすれば、それが地元のまた会員の方々数十人に伝わるというようなことで、そういう機会もつくっておりますし、私どもが意図とせずニュースで流れたような場合であっても、「きょう出ていたね。」ということでわざわざ遠くからもお電話などいただけることもあります。大変ありがたいことだと思っております。さらに、最近は余り遠くないのですけれども、札幌市などの物産展などに行きますと、わざわざ大空町の、女満別の、東藻琴のブースを探してやってきてくれる方などもおりますので、そういうところの出店予定などもお伝えをしているというところがございます。先ほど言いました叱咤激励をいろいろ受ける場面もあるよということでありますが、私どもに直接言われている部分などもあります。ぜひそういうまちづくりに対する意見、提言、私どもが期待するものの一つに、先ほど掲げましたけれども、そういうものも大切にしてまいりたいと思っておりますので、ぜひその品田議員のお知り合いの方にも機会がありましたら私のところにも訪ねていただけるようにお伝えを願いたいものだと思ってございます。そういう方々の英知や気持ちをいただきながら、まちづくりに今後とも努力をしてまいりたいと思いますので、御指導賜りますようにお願いを申し上げます。終わります。

出典:大空町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる