大空町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月20日
便利サービス事業について
2013年6月20日、大空町議会の一般質問で、齋藤宏司議員が「便利サービス事業について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 齋藤宏司 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 齋藤宏司
平成25年第2回定例会に当たり、通告書に基づき、一般質問をさせていただきます。大項目として1点について質問をさせていただきます。宅配、便利サービス事業についてです。先般、美幌町では、商工会議所が中心となって町内にお住まいの高齢者や障がい者の方、病気や子供が小さくて出かけにくい方など、日常の買い物に不自由な方々を対象に商店街宅配事業を昨年11月から実施して、利用者から大変喜ばれているということです。宅配便利サービスの利用者がふえることによって商店街の活性化にもつながり、ひとり暮らしの高齢者や定期的なサー‐99 -ビスの提供ができれば、見守り訪問の役割を兼ねることもできると思います。昨年12月の第4回定例会にて地域の暮らしに安心を届け隊。これは、あくまでも私案なのですけれども、について質問をしましたが、その後の検討状況と今後の課題について伺いたいと思います。以上、町長に答弁をお願いし、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長
齋藤議員の一般質問にお答えをしたいと思います。宅配、便利サービス事業ということで昨年の12月に一般質問をいただきました。こういったものが充実されることによって見守りというような視点も生まれてくるのではないか、そこの充実につながるのではないかという御質問かと思います。現在の見守りネット事業、前段の御質問にもありましたけれども、もう一度お話を申し上げたいと思います。高齢者の方々、また障がいを持つ方々の情報を把握して、地域や社会の中からの孤立を防ぐということで行政や関係機関の皆さんが連携をして適切に支援を行うということを目的としてございます。また、昨年度は2名体制でありましたけれども、十分に回り切ることができなかったことから、ことしは1名増員をしているところであります。話し相手となったり、必要なサービスを紹介、提供していく発端の役割を担っているものと思ってございます。今、平成21年度からスタートした事業ということで、サービスにつなぐということの状況をやらせていただいている状況で、今時点ではそれ以上のサービスの提供ということになってはおりません。ことし増員をして、やっと全家庭をしっかりと回る基礎をつくろうということで取り組んでおりますので、そのところの入る中で今年度については進めさせていただければと思っているところでございます。また、宅配サービスということで、美幌町などでは地域の商店街、商工会議所なのでしょうか、そういうところと連携をして、お宅にいろんなものを配達する、また依頼を受けて配達を行うというようなことを行っているようでございます。私どもの地域においても、買い物弱者というような呼ばれ方をする方々が出てきているのではないかと思っております。これは、高齢者を中心に一般的には増加をしてきているというふうに言われておりますし、私どものような地域においては商店が減少傾向にございます。そんなことから、高齢化とそういった商工業機能が縮小する中で支援が必要な方々というところが多くなってきているというふうに思います。これは、見方からすれば対応していく施策は福祉施策であるという言い方もできますし、一方では地域の経済の活性化対策を担う有効的な手段ではないかというような二面性を持っているのではないかというふうに思います。消費者の皆さん側から見たニーズと、それから商店側のサービススタイルをどのように合わせていくか、マッチングさせていくかということが鍵になるというふうに考えてございます。現在いろいろな町内の組織の方々がこの対策について検討してくださっております。町といたしましても、単に様子を見るということではなくて、そこに一緒になって個別に検討している内容などについて結びつけていけるような、そんなコーディネート役をしていかなければならない‐100 -ということで担当課ともども動きを開始していきたいというふうに思っております。まだ各団体における進捗状況でありますとか取り組みの目的などについての温度差などもございます。そんな中で、十分な進展は見られておりませんけれども、しっかりとコーディネートを町としてしながら、こういったものの実現に向けて努力をしてまいりたいと、そのように考えているところでございます。今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げます。
質問 齋藤宏司
町長からの答弁ありがとうございます。去年12月に定例会でこの件は質問をさせていただきましたけれども、去年言ったのは、こちらから車に商品を積んで移動購買という形はどうなのだろうという質問だったと思うのですけれども、今回の美幌町の件は、逆に皆さんから注文をとって、それで対応している。宅配サービスをしたらどうだ、そういう形で事業が進んでいますということなのですけれども、その中で美幌町で一番注目したかったのは、宅配と便利サービス、2つに分けて考えているのですけれども、宅配では食料品とか日用品、衣料品などの買い物がメーンなのですけれども、便利サービスのほうでは香典を届けたり、またゆうパックとか、あとお歳暮とかお祝いの届け物、それは1回100円、そういう決まりで進んでいるのですけれども、それもそれぞれ一般からの登録制度によって行っているということなのですけれども、大空町もそらっきーカードが大分浸透してきましたけれども、美幌町もびほろスマッピーカードだったかな、そういうのが入ってもおります。その中で、商工会議所とタイアップしてこういう事業を始めたということなのですけれども、大空町も今聞いた中では確かに福祉関係がメーン、買い物弱者というのはメーンなのですけれども、その中で商店街の活性化ということに注目した場合、その辺についてなかなか、シャッター街がふえているのですけれども、そういう形での業者の働きかけというのはどのようなものなのか、その辺をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長
買い物するための移動手段、また買ったものを運ぶ手段などが大変だというようなことで、こちらから荷物を積んでいって、現場へ行って売ってくる。そこで買ってもらうというような考え方、移動購買もありましょうし、例えば今の時代ですので、チラシ、もしくはインターネットなどで商品を紹介しておいて、そして依頼のあったものを宅配するというような考え方もあろうかと思います。美幌町の例などを聞きますと、そういうような食料品、日用品の宅配というものは、それなりに品物を提供する側の層がしっかりと拡充されていて、厚くなっていて、初めて効果が出てくるというふうにも思います。そんな中では、まだ担当者レベルで確認をさせていただいた中では、もう一歩そちらのほうは課題があるかなというようなことであります。一方で、いろんな便利サービスを提供するということについては、非常に引き合いが多‐101 -いというようなことでありました。私どもの町で、先ほど各機関などについていろいろ検討をいただいているということでありますけれども、福祉的な面からいいますと、社会福祉協議会などでそういった便利サービスも含めて、そういう対応がどうだろうかというようなお話もあります。また、商工会でありますとか、さらには個店、個別の店舗、さらには、Aコープさんなども一部配達作業をしているというようなところもあります。商工会との兼ね合いもありますので、そういうすみ分けが必要になる部分の課題などもあろうかと思いますけれども、そういうところが今検討に至っているかというふうに思います。先ほど言いましたように、目的などが少しずつ違っていたり、温度差もあるということで、そこをいかにしっかりと結びつけて、共通のテーブルで議論をしていくかということではないかと。その役割を町として担いながら形を1つずつ詰めていきたいと、そのように考えているところでございます。
質問 齋藤宏司
今町長の答弁、おっしゃるとおりだと思うのですけれども、実際大空町の高齢者というのは恐らく、全国で21%の高齢者と言っておりますけれども、大空町はたしか24%でなかったかなと思っております。その中で、実際に買い物弱者、高齢者、障がい者、いろんな子育ての人、その中で実際に買い物に不便を感じている人たち、その人たちがどのぐらいいるのか、そういうアンケートをとってもおもしろいのかなと思っております。その中で、実際にアンケートをとって、やっぱりこういう点が必要なのかと思うと、さっき温度差があるとおっしゃったのですけれども、もう少し拍車がかかるのかなと思っております。その辺、もう一度お願いいたします。
答弁 町長
アンケートなどについては、例えば地域の高齢者の方々の交通手段を確保すること、また農村部にお住まいの方々などのインターネット環境がどうであるか、そんなこともいろいろ町民の方々に聞いてみたいところはたくさんございます。総合計画の策定段階に入ってまいりましたので、そういうような町民アンケートという中でさまざまな項目がありますけれども、そういうような中で町民意向というものを把握する手法もとれればというふうに思っております。具体的にどの程度、どういった地域の方々が、どういった年齢の方々が買い物にご不便を感じているかということで、具体的に今把握したものはございませんけれども、さきの移動交通の乗り合いタクシーの試験などから考えますと、農村地域にお住まいの方々というのは、とりあえず今自分で運転をされるとかご家族の方が運転をされるということで、移動手段も逆にそういう地域の方々のほうが持っていらっしゃるというような側面もあるようでございます。一方で、市街地の、特に商店のところから遠い周辺地域にお住まいの方々などが交通手段もなく、また買い物をしたときに重たい荷物を持つというようなことで、大変だというふうに負担を感じている部分もあるのではないかと。そんなことから、交通手段、乗り合いタクシーの試験のときもそういう周辺のところからの要望という‐102 -ものが少なからずあったということではないかと、そんなふうに感じているところもございます。ですので、そういうところの地域を中心に、まずいろいろな形の中で意見をお聞きするというような機会もつくりながら、その要望、ニーズというものの把握をしていって、この検討の中に取り込んでいきたいと、そのように考えるところでございます。
質問 齋藤宏司
前段の町長の答弁の中で見守りネットの絡みもお話ししていただきましたけれども、自分も高齢者、特に見守りの対象者が先ほどの前段の議員の説明では700人、また緊急通報システムを使っての106世帯、そういう形で特にそういう弱者がかなりいるのだなというのがよくわかりましたけれども、その中で一番思うのは、割と担当者だけがわかっている、民生委員もわかっていると思うのですけれども、地域的には余りわかっていないのかなと思っております。これは、福井県福井市の例なのですけれども、地域自治会で地域支え合いマップというものをつくっているそうです。これは、地域ごとにいろんな、こういう方が自分の地区にはいますよとか、地域の中で話し合ってそういうマップをつくって、どこに誰が、どういう人がいるのかとすぐわかるようなマップをつくっているということだそうですけれども、さっき3人体制でやっておりますと。まだまだ人は足りないと思うのですけれども、見守りネットですけれども、その中でいろんな相談事はされていると思うのですけれども、その中で恐らく買い物についても相談をされているのではないかなと思います。その中で、やっぱりなかなか人を増員してというのも限りがあると思うのですけれども、それを民生委員の方とか、特に自治会の方とか、そういう方たちも絡みながら、絡ませながら進めて、地域にどういう方が住んでいらっしゃるのか、そういうマップも必要でないのかなと思います。もう一つ、室蘭市なのですけれども、高齢者をたすけ隊、また高齢者を見守り隊、そういう形でいろんな形で、これもやっぱり自治会と絡めてそういう高齢者対策をしておるところです。そういう形で、これから単純に宅配便利サービスと言ったのですけれども、これからどんどん高齢化が進んで、自分もその部類に入ると思うのですけれども、その中でやっぱり将来自分の言い分というか、どういうふうに言ったらいいのか、誰に相談したらいいのか。子供たち、家族がいるうちはいいのですけれども、その人方がいなくなった場合、本当にひとりぼっちになった場合、どういう形で対応していただけるのかな。そのためにも、早目に自治会ぐるみで、またそういう民生とかそういう形でどうなのかな。マップとか、そういう組織をつくったらどうなのでしょうか、お願いします。
答弁 町長
今のその地域マップ、その中にどういった方々がどのような状況でサービスを必要とされているか、そういうものが地域の方々もわかればということかと思いま‐103 -す。現在も自治会連合会で安全安心カードの普及を進めていてくださったりしております。そういう中では、地域の中にお一人でお住まいのような方々がどのような状況か、ご本人の了解をいただきながら、そういった情報を開示して地域の中で共有していくというようなことにもつながっていっているのではないかと。それを一元化してまとめたものが、今議員が言われるマップと言われるようなものにつながっていくのではないかなと思っております。ただ、全ての自治会でひとしく今取り組めているというような状況でもないようでございます。先ほど言いましたように、見守りネット事業がスタートし、さらには東日本大震災などの大きな事象があったことを受けて、こういうようなものが必要だと。さらには、福祉分野においてもそういう孤立死と言われるようなことがふえてくる中で必要だと。社会全体がそういうようなものを今欲しているのだというふうに思います。いろんな方々の御尽力をいただきながら、そういう完成品ができるように努力をしていかなければならないなと思ってございます。そんな中で、見守りネット事業の基本台帳などの果たす役割というものも大きくなってくるのではないかなと思います。ぜひそういう形がとれるように今後とも努力していきたいと思いますので、御指導いただきますようにお願いを申し上げます。
質問 齋藤宏司
これで質問を最後にしますけれども、今町長の答弁で、もうそれに尽きるのですけれども、これからどんどん高齢化が進み、本当に日本は特に少子化も進んでおります。その中で、一体自分を誰が見てくれるのだろうと、そういう心配ばかりしておりますけれども、その中でやっぱり基本になるのは隣というか自治会なのかなと思っております。その中で、やっぱり行政と自治会、そして我々町民が一緒になって、その中でどう将来、大空町を生かしていくのか、その辺について検討して進んでいければいいのかなと思っております。これで最後にします。以上です。
答弁 町長
私なども最近そんなことを考えるようになりました。山奥の中に住んでおりまして、子供たちが出てしまって夫婦2人であればまだいいのですけれども、どちらかが欠けて本当に1人になっていくと、あの山の中で本当に過ごせるのかなと。そのとき社会がどんなふうになっているのかというようなことで不安を抱くところも正直ございます。自分の身に置きかえていくということが一番身近に感じられて、いろんな行動に移しやすいものだというふうにも思いますので、自分自身であればどんなことを考えるのかというような視点も抱きながら、これからそういう体制づくり、仕組みづくりというものに努力をしていきたいと、そのように思いますので、今後ともどうぞ御指導賜りますようにお願いを申し上げます。ありがとうございました。
質問 齋藤宏司
終わります。‐104 -