みんなの議会

大空町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月20日

(1)異業種交流について/(2)町内の町道の整備と維持管理について/(3)TPP問題に対する考え方について

2011年12月20日、大空町議会の一般質問で、齋藤宏司議員が「異業種交流について」「町内の町道の整備と維持管理について」「TPP問題に対する考え方について」について質問し、町長、産業課長、建設課長が答弁しました。

質問者
齋藤宏司 議員
答弁者
町長、産業課長、建設課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 斎藤宏司

ことしは、3月11日の東日本大震災を境に、農業を取り巻く環境は、まるで変わってしまい、広範囲に飛散した放射性物質が農地や農畜産物を汚染、風評被害も深刻で、吹き荒れる不景気のあらしは一層厳しさを増した。このような中、現政府はTPPと増税ばかりが熱心で、もっと根底をしっかり見据えていただきたいと思います。ことしも残りわずかになりましたが、来年こそは何事も前向きに、平穏無事になることを願うところであります。平成23年第4回定例会に当たり、通告書に基づき、一般質問をさせていただきます。大項目として3点について質問いたします。1点目、異業種交流についてです。最近の報道を見ると、まちコンと呼ばれる若者同士のイベントが全国各地で行われています。これは、2004年に栃木県の宇都宮市から始まり、ここ一、二年で全国に広がり、自治体や商工団体、また、商店会などの連帯を図りながら、地域における出会いの場の創出や、地域やまちの活性化を一緒に行おうという地域振興を目的とした画期的なイベントです。また、なかなか結婚に至らない息子、娘を心配した親同士が見合いをする催しが行われているなど、さまざまな工夫を凝らした新しい形での出会いの場が企画、提供されていますが、本町における具体的な検討状況などについて伺います。2点目、町内の町道の整備と維持管理についてです。中項目として、イ、町道の総延長に占める改良舗装整備率及び今後の整備方針について、ロ、町道の維持管理や除排雪について。平成22年度より指定管理者制度が導入され、町民の方々からいろんな声が寄せられていると思いますが、内容について、どのように把握、検証されているのか伺いたい。3点目、TPP問題に対する考え方についてです。中項目の一つとして、日本を含め10カ国が参加を表明しているTPP、環太平洋戦略的経済連携協定問題についてですけれども、現在、国論を二分するような激しい論争が全国各地で行われていますが、TPPが導入されたと仮定して、本町の影響などについて現段階では、どのような想定をされているのか伺いたい。2つ目、今後の取り組みと対策について伺います。以上、町長の答弁をお願いし、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長

齋藤議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。まず1点目、異業種交流について、お尋ねをいただきました。ことしの計画しております事業概要について、申し述べたいと思います。町における農業後継者の配偶者対策の事業から説明いたしますけれども、これらの事業は、農業担い手センター主催のふれあいコンパというものが年に2回開催をされております。そのほか、美幌町、津別町、大空町3町によります交流会、郡下の交流会が1回開催されている状況にあります。また、町民の皆さんの主催によりますコンパが、町内の飲食店などで開催をされている例もございます。しかし、なかなかすぐに、その結果が出るというものでもないというのが現状であります。ことし予定しております異業種交流事業でありますけれども、単に婚姻を目的とするのではなく、若者力の結集につなげるために、さまざまな業種の方々との交流の場を提供しようというふうに考えているものであります。人的交流、情報交流、仲間づくり、ふだん会うことのできない少ない業種の人と出会うことを目的としております。しかしながら、今風の言葉で言いますと、婚活としての位置づけもあわせ持つというような考え方で、二面性を持った事業としてとらえて実施をしていきたいと、そのように考えております。開催時期は、今のところ1月の下旬から2月の上旬ということで、最終的な日程の決定までは、まだ至っていない状況でございます。内容でありますけれども、農業後継者、商業の後継者、さらに町内各事業所で働く独身の男性、女性おのおの20名を予定しております。単に交流会を開くということだけではなくて、地域を再発見するためのミステリーツアーですとか、そういうものを設定してみようではないか、さらには占いブースの設置など、そういう内容のものを検討しているところであります。本年度実施をするわけであります。まだこれからということもありますので、今時点でも、いろいろなものを参考としておりますけれども、内容を検討しながら、加えながら、できれば複数年次実施をして、その効果というものをはかってまいりたい、そのように考えているところでございます。2点目でありますけれども、町道の関係でございます。大空町における町道の総延長は624キロメートルでございます。このうち改良舗装は299キロメートル、舗装整備率としては48%でございます。現在、ふれあいトークを実施中でありますけれども、この中からも改良舗装の要望でありますとか、改良済みであっても補修、また、改築の要望などが非常に多く出されている現状にございます。今後とも、そういう状況を考えますと、道路の整備というのは、まだ必要だと、そのように認識をしているところであります。道路の整備につきましては、高額な投資となります。今、舗装改良を行うと、概算でありますけれども、メーター当たり約13万円から15万円ぐらいと、キロメートルに直しますと1キロメートル整備をいたしますと1億3,000万円から1億5,000万円ぐらいの事業費になるというふうに押さえております。また、新規で改良舗装を行ったり、大規模な改築などというのは国の補助事業などというものがありますので、それをなるべく活用することにしてございます。一方で、単純な補修などというようなものというのは、補助事業がありませんので、町の単独事業となります。そういったことから、さらに計画的な補修も必要だというふうに考えているところであります。整備するに当たっては、地域からの要望はもちろんでありますけれども、危険度、損耗状況、交通量、周辺道路との接続性、財源の有無など総合的に勘案をして整備を計画的に進めたい、そのように考えているところであります。一方、道路の維持管理でありますけれども、平成22年度から指定管理という形で実施をしてございます。町民の方々から要望もありますし、苦情も多く寄せられます。指定管理者にその要望、苦情が行くときもありますけれども、ほとんどは町のほうに直接寄せられている現状にあります。特に多いのがグレーダーなどの整地業務に対しての部分がございます。実際には、今までやっていたところから指定管理にかわる、経験の浅い方が乗務をしているという現状もあります。寄せられました苦情や要望等については、私どもに寄せられた後、指定管理者を通じて実際に業務を行う方にも伝えて、さらに点検ですとか指導もあわせて行わせていただいております。もう乗りましてから2年になりますので、技術の向上もだんだんと図られてきておりますが、今後もそういった指導などについては徹底をしてまいりたい、そのように思います。また、町民の皆様にお願いでございますけれども、現場でそういった不都合な整備があった場合については、町に寄せていただくことはもちろんでありますけれども、現場で当事者にも、ぜひお伝えをいただく、そういうことの繰り返しが早く技術の向上につながっていくのではないかと、そのようにも思っております。そういうことも町民の皆さんに、これからもお願いをしていきたいなと、そのように思います。除雪のことについても委託をしておりますので、若干触れておきたいと思います。出動基準は7センチ以上でありますけれども、重たい雪質のところ、ときでありますとか、さらには吹きだまりなどによって通行障害が生じるというようなときには、7センチ以下であっても出動している状況にあります。路線の優先度というものについては、まず市街地区の除雪を行い、その後、スクールバス路線の除雪をするというようなところで全町除雪をすることにしておりますけれども、吹雪など非常に大きな雪で学校が臨時休校になったようなときには、集乳路線を優先に切りかえて行うというようなことも行っているところでございます。3点目、TPP問題に対する考え方であります。TPPへの参加の話というのは、昨年の10月、菅首相が所信表明演説の中で触れて、一躍大きな問題というふうになったわけであります。その後、震災などで議論が非常に滞っておりましたけれども、ことしの10月、野田首相もTPP参加交渉に前向きな姿勢を示されました。このTPPの特徴は、原則として関税撤廃ということで100%の自由貿易でございます。もし、仮にでありますけれども、参加をした場合、特に農業などの輸入品がふえるという中からは、安全規格が不透明になって、商品を輸入する際に農薬でありますとか遺伝子組みかえ、そういった今まで食の安全を支えてきたものというものが脅かされるのではないか、そういう不安がまず1点ございます。また、輸入される農産物は非常に安いということで、それに合わせられるような形で国産品の価格も下がるだろうというふうに思います。そうすると、農家の方々の所得が大幅に低下をする。経営が成り立たないので、離農される。そうすると農家戸数が減少して、あわせて関連産業の雇用の場がなくなる。町といたしましても、人口の流出が加速度的に進み、税収が減り、地域の消費活動が減退をするということで、農業の衰退から関連産業の縮減、さらには地域の崩壊というような負の連鎖が起こるのではないか、そういう不安や心配を持ってございます。昨年の12月にも、一般質問に答える形で農業等への影響額を試算したものの説明をさせていただきました。7品目の農業産出影響額が121億円、関連産業の影響額が119億円、地域経済影響額が201億円と想定をしてございます。行政報告でも申し上げましたが、11月1日にはTPP交渉の参加問題を考えるオホーツク集会が開催をされて、私も出席いたしております。11月14日には、北海道において北海道TPP協定対策本部というものが設置をされてございます。しかし、行政報告でも申し上げましたように、日豪EPA、FTAの交渉のときのような、また、昨年のTPPのときよりも反対運動の機運が盛り上がっていないのではないかと、私はそんな印象を少し抱いております。また、国レベルでも反対派という言い方ではなくて、慎重派というような表現も数多くあります。また、一部報道の中には、受け入れて条件闘争に切りかえていくべきではないかというような報道もあり、いかがなものかと。今、私どもには全く何の説明もない状況であります。町といたしましては、これに対して断固反対する姿勢で臨みたい、そのように考えております。しかし、単に断固反対ばかりでも問題、もしものときには想定した対応もしておかなければなりません。産業課を中心に情報収集を行って、問題点などをしっかりと洗い出しておく、また、さまざまな想定研究もあわせて進めておきたい、そのように考えているところでありますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げます。以上申し上げまして、1回目の御答弁とさせていただきます。

再質問 斎藤宏司

それで、1点目の異業種交流について再質問させていただきたいと思います。この件につきましては、3月の定例会でも質問した経過がありますけれども、その中では、なかなか出会いの場がない、そういう形で少子化対策、婚活というイメージで行いたいということだったのですけれども、今回の説明で、やっと町としても1月下旬から2月上旬、その中でいろんな企画を考えて20人程度の予定でやりたいということがわかったのですけれども、町内の独身者の数って一体何人ぐらいいるのだろうと思うのですけれども、自分で知っているのは、農業委員会の会長さんもいらっしゃいますけれども、町内で農家をやっている独身者の方は125名だと思いますけれども、ほかにも商工会とか、例えば職員とか、いろんな形で独身の方もいらっしゃると思いますけれども、その中での呼びかけについて、どのように進めていくのか、再度お聞きしたいと思います。

答弁 産業課長

農家の後継者の方は、先ほど議員が述べられました128名ぐらいおられます。また、後継者を求めている女性の方も2名ほどおるというようなことで、私どもは数字を押さえているところでございます。その他の職種の方の独身の数は押さえてはおりません。がしかし、今回の事業において、そのような方に積極的に参加を求めて異業種交流、また、そのイベントの中で結婚ができればなということで、積極的にその方の参加を求めていく事業にしたいというふうに思っております。

再質問 斎藤宏司

なかなか呼びかけについては、甘いかなと思って聞いていたのですけれども、町内の飲食店で、ことし4月から12月まで毎月1回なのですけれども、7回の交流パーティーをやっております。その中で、7回で延べ人数は135人ほど参加していただいておりますけれども、残念ながら地元の方はほとんどいません。どうしてなのかなと思いますけれども、やっぱりなかなか地元だと出づらいのかなという思いもあります。その中で、今度役場が企画するということですので、ぜひ職員みずから先頭になってこういう交流パーティーというか、そういうものを率先していただいてはどうなのかと思いますけれども、その辺についてもどうでしょうか。

答弁 産業課長

結構役場の職員も独身者がおりますので、もしそういうイベントが、私もちょっと日程的に情報が伝わってこない部分もございますので、もしわかれば早目に情報をいただいて、それらの団体とともに参加の促進をしたいというふうに思っています。

再質問 斎藤宏司

企画内容については、ミステリーツアーとか占いを考えているということだったのですけれども、開催をする中で一番大変なのは、人集めなのです。その中で、先ほども1回目の質問の中で話しましたけれども、まちコン。これはすごく盛んで、大きな都市しかやっていないのですけれども、手元の資料にあるのは、すすきのでやるエゾコンMAXという開催事例なのですけれども、これは来年1月8日、2回目なのですけれども、1,000人規模の単位でやるそうです。余りにも幅が違うのですけれども、一つ気がついたことは、その中での人集めのことなのですけれども、うちらも飲食店でやっている人集めの方法について見てはいるのですけれども、新聞折り込みとか、また、人伝えとか、そのような手段しか考えていないのですけれども、このすすきのでやる募集要項の中では、メールで案内をしてメールで受ける。その中で、来た方には会費を払った段階でリストバンドというのですか、それを持たせて、どこの飲食店に入ってもいいですよというような形で人を集めるという形なのですけれども、先ほど町でやるのも1月末から2月上旬ということだったのですけれども、恐らく人集めが一番大変になるのかなと思っております。その中で、ぜひ今パソコンの時代、また、携帯の時代、メール配信でもかなり違うのではないかと思いますけれども、その辺についてどのようにお考えなのか、再度お願いします。

答弁 産業課長

今、お話のありましたまちコンですけれども、大変今ブームになっておりますが、この開催しているところは大都市が多いわけです。商店街の活性化という意味も含めて行っているということでございます。うちの町に当てはまるかというと、なかなかそれも難しいのかなと思いますが、このまちコンがブームになっている手法というのは、参考にできるのではないかなというふうに思っておりますので、今後事業の展開に当たっては、その手法について参考にしたいというふうに思っております。

再質問 斎藤宏司

こういうツアーというか、こういう企画は恐らく少子化対策に一番なればいいのだろうと思うのですけれども、なかなかそこにいかなくても、同じ町内でこういう方もいたのだなという方にも、恐らく知り合うことができると思います。その中で、その知り合うのと、もう一つ、地域の活性化という形でこういう店もあったのだと、こういうところもあったのだなと、そういう出会い、そういう店との出会い、今そらっきーカードという形でできましたけれども、ぜひ、そういう形での利用も考えていただきたいなと思います。その点についてどうでしょうか。

答弁 町長

冒頭、答弁の中でも申し上げましたとおり、今風の言葉で言う婚活というところもあります。さらには、いろんな業種の人たちが知り合うこと、そのことによって町の中の新しいエネルギーが生まれるのではないか、また、それが消費に結びついていく、そういうことの発想というのは大変大切なことだと思います。まちコンというのは、町ぐるみでコンパしましょうみたいな、そういう印象なのかなと思って私は考えております。そういうような機運ができるような、そういう内容のものを、まずことしは少しいろいろ検討していく、さらにはまちコンのいい発想のところ、例えば今議員が言われた周知方法だとか、そういうようなもの含めて採用できるものについては、今後取り入れながら今の事業を成長させていきたい、そのように思っておりますので、御指導いただきますようにお願いを申し上げます。

再質問 斎藤宏司

この点について、もう一点だけ確認をしたいと思うのですけれども、以前、何日か前、半月ぐらい前だと思いますけれども、新聞の報道の中で独身男性、女性、34歳までの方のアンケートの中で男性が6割、女性が45%、彼氏がいない、または女性がいない、そういう形が実態だというのは見ております。今、うちらもこういう企画をして、町もこれから企画をするのですけれども、今の風潮として結婚しなくても1人でも生活できるという状態がふえているのかなと思います。なかなか2人で生活するという楽しみとか味わいとか、そういうのがだんだん薄れて、余りにも情報が多くなり過ぎて1人でいても十分だという風潮なのか、その辺がよくわからないのですけれども、町長にお聞かせ願いたいのですけれども、今の若者の考えって、なかなか難しいと思いますけれども、何で結婚しないのかな、どうして1人でいたいのか、そういう形ってどのように思うでしょうか。

答弁 町長

私も年ごろの息子や娘がいますけれども、だれも結婚はしておりません。これは、私の印象でありますけれども、1人で生活ができるというよりは、私は面倒くさいのだろうと、そんなふうな印象を持っています。それは、このごろの若い方々の中に潜在するエネルギーというものが、私は少なくなってきているのではないかなと。かなり昔になりますけれども、例えば学生闘争なんていう言葉がありました。それは、若者のある意味の大きなエネルギーが結集をしたあらわれではなかったのかなと、そのようにも思います。今まで、いろいろなエネルギーの向かう場所があるところに集中をして、いろんな社会風潮を及ぼしてきていますけれども、このごろは日本の国内で、若い方々が何かに向かって大きなエネルギーを出しているというところが、なかなか見えない。それは個々のエネルギーも足りなくなってきている部分、そういうところがあるのではないかなと。総じて、正直言って、例えば結婚という事柄に対しても、それなりのエネルギーをやっぱり費やすものだというふうに思います。そういうところに向かう煩わしさというものが、私は一番の原因になっているのではないかなと、そのように感じているところであります。

再質問 斎藤宏司

はい。

再質問 斎藤宏司

2つ目の質問の再質問をさせていただきます。町内の町道の整備と維持管理、舗装率についてなのですけれども、先ほど町長の答弁の中で舗装率に関しては、総延長624キロメートルの中299キロメートルで、実質的には48%ですということだったのですけれども、実際我々が一番要望を受けるのは、この舗装とか道路のことなのですけれども、どうしてもその中で地域的にはと聞くと、恐らくその48%の内訳は、ほとんどが市街地区だと思うのですけれども、その中で先ほどの説明では危険度とか利用度とか、そういう形で舗装を進めていくのだという説明がありましたけれども、同じ自治会の中でも検討して、その利用度が高いところをお願いしたいという要望は上がって、町長も確認されていると思うのですけれども、その中で在と言ったら言葉は悪いのですけれども、市街地区以外のところでの舗装率という考えについて、再度お聞きしたいと思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 町長

市街地区とそれ以外の舗装率というものは、今、数字としては持ち合わせておりません。なかなか地域における整備が進まないと、過去には農業農村基盤整備事業などが各地区で行われていたときには、あわせて面工事のほかに線工事もということで、そういうような事業を多く使って農村部における農道整備というような形で整備が行われたところがございました。ここ2年ほど農業農村基盤整備事業の予算が非常に縮小していると、また、今現在動いている地区が女満別地区でいいますと東部高台地区と本郷地区ということで、ある程度整備も進んできているので、その中での道路整備の今の採択状況というのは、そう多くはございません。一方で、農業農村基盤整備事業の面工事の要望などはたくさんありまして、計画地区がたくさんございます。そんな中で、各地区から上げられています要望については、その中に盛り込ませていただいて、何とか整備も進めたいという考え方ではおりますけれども、いかんせん、そちらのほうの予算全体が縮小されているという状況の中では、先ほど今後については、なかなか補助事業はないと言いましたけれども、起債事業などについても検討しながら考えていきたいと、そのような考え方を持っております。ただ、先ほど言いましたように、国の有利な財源があるわけではありませんので、ここのところは極めて慎重に判断をしながら計画を持って進めていく必要があるのではないかと、そのように考えているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 斎藤宏司

今の説明で十分わかりましたけれども、どうしても市街地区との差が、それ以外の地区では差がついて舗装にはなりにくいのだろうと思いますけれども、自治会から上がった要望とか、その中で十分検討された地区については、十分考えに入れていただきたいと思います。舗装のことはそれでよいとしますけれども、もう一つ、町道に対しての維持管理のことなのですけれども、春先、夏というのは草刈り、また、維持管理ということがメインだと思います。その中でグレーダーをかけるとか、また、草刈りをするとか、どうしても職員によっては、なかなか苦手な人もいるのかなと思っていて、そういう形で、あのやり方は何なのだという形で怒られることもありますけれども、その中で草刈りについては、さっき除雪に関しては7センチ以上だということだったのですけれども、地域的には草の伸びるところもあるのですけれども、それはあくまでも要望すれば1回、2回でなくて、それ以上のこともするということなのか、その辺だけをちょっとお聞かせください。

答弁 建設課長

草の伸び状況にもよりますけれども、通常は大体年2回の草刈りをやっているわけでございますけれども、そういう特殊事情等がございましたら役場のほう、建設課のほうに御連絡いただければ、地区内での対応をさせていただきたいということで考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 斎藤宏司

維持管理については、もう一点だけお聞かせ願いたいと思いますけれども、平成6年だと思いますけれども、豊住林道が開設されました。その中で、いろんな形で地権者38戸の中で、道路に対しても舗装にしていただいて、維持管理についても町で行ってくれているというのは確認されておりますけれども、なかなかそれ以外の側溝とか、そういう形での維持管理がされていないのかなと。同じ町道という形での舗装管理で簡易舗装だと思うのですけれども、いろんな町道があると思うのですけれども、なかなか実態として二の次になっているのかなと、そういう林道に対しては。その中で、お考えについてお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長

大変申しわけありません。町道とか林道とかという区分は、もちろんあるのですけれども、町の財産として管理をしております。今後、そういうところの徹底など、例えば排水などが詰まっているということになりますと、災害時というか、大雨時などについては、そのことが要因となって、かえって道路の決壊などを生む、そういうことにもなりますので、巡回作業などもあわせてさせていただきたいと、そのように思います。

再質問 斎藤宏司

この点について、もう一点だけ確認をさせていただきたいと思いますけれども、除排雪のことなのですけれども、先ほどの説明で7センチ以上の雪に対して除排雪しますということだったのですけれども、本当に地域によっては、これは草刈りに対しても同じなのですけれども、なかなか7センチといっても目検討だと思うのですけれども、実際、町で指定管理にする前の形では、本当に夜中から出動して、実態を見てから出動させていたと思うのですけれども、今町民の声から聞くと、何で早く来てくれないのだという声も結構聞いております。その中で指定管理になった、そういうメリット、デメリットもあると思うのですけれども、町民に関しては、それに対して指定管理になっているから指定業者に言うということは、なかなかあり得ないのですけれども、町に最初の苦情なり、我々に言ってくるのだと思いますけれども、その辺に対してどのようにお考えなのか、お聞かせください。

答弁 町長

出動体制といいましょうか、出動基準、また、時間帯などについては従来から、直営のときから変わっているわけではありません。例えば12月の十何日だったでしょうか、朝多く降ったときなどがありました。私も役場へ出てきて除雪がおくれているのではないかと現場を確認して、担当者を呼んで、きょうは何時から出動したかということで確認をしました。あの日については、朝方5時少し前から急激な雪になったというようなことで、至急職員などを集めて5時半の出動になりました。従来でありますと、あす吹雪だということがわかっている、また、夜からふぶいているときなどは3時集合、3時半から4時にかけて出動するということでありましたけれども、この前は朝5時少し前からの雪、また、それが1時間の間でやんでしまうというようなことで、私自身も朝起きて、こんなに雪が降ったのかと思いましたけれども、そんなようなことで、この前は5時半出動ということになりましたので、皆さんには大変御迷惑をかけたというふうに思っております。しかし、全体的な基準、当然7センチとはいいながら先ほど言ったように、湿った雪のときなどは路面状態も危険になる、また、風がついているときなどは、ここで例えば5センチであっても大きいところもある、そういうときには雪質だとか風の状況、そういった気象を見ながら出るようにしています。それは、従来と変わってはいないということであります。ですので、印象としては遅くなったという印象があるのかもしれませんけれども、本当に比べてみると遅くなっているかというと、私は決してそうではないのではないかと。頭が、管理がかわったということで、そこのところがというふうになっているのではないかと。そこのところを早く払拭できるように最善のサービス体制をつくって出るような、そういうことに、まずは心がけてまいりたい、そのように思っております。また、そのことは私どものところに要望としてたくさん来ますので、そのことを私どもだけで押さえるのではなくて、指定管理者と共有をさせていただいて、しっかりとお伝えをする、また、指導もあわせて行ってまいりたい、そのように思いますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

再質問 斎藤宏司

今の除排雪のことについても十分わかりました。最後の質問なのですけれども、3番目、TPP問題の考えについて、お聞かせを願いたいと思いますけれども、それに対して再質問させていただきたいと思います。先ほど町長の答弁の中にもあって、去年も同僚議員が質問しておりますので、どれぐらいの影響かというのは聞き及んでおります。その中で、一番町長の答弁の中で気になった言葉は、TPPというのは去年からかなり説明はあったのですけれども、国民というか、町民に対して、それほど理解されていないのでないかなと。ただ、肉が安くなる、米が安くなる。それだけで、実際にはどれぐらいの危機感があるかというのは、恐らく余りぴんときていない。自分たち農家に対してもそれほど、この間JAの懇談会もありましたけれども、その中でいつもどおりの営農懇談会があって、いつもどおりの来年の計画書の提出の要望内容の説明がありまして、決してTPPがこれから始まるのだという、そういう危機感も何もなかったのです。その中で、町長の言葉の中にもあったのですけれども、国全体というか、地域全体、恐らくこれだけ大変なことである割には、盛り上がりが少ないのでないかと思います。先ほど1番目の質問の中で、どうして結婚しないのかと、ここに引っ張るために持ってきたのですけれども、恐らく町民とか若い人でさえも、さっきの町長の言葉をかりるとエネルギーが少ないのかなと。隣の国では、本当にすごい勢いでのTPP反対、また、FTA反対、そういう行動が出ておりますけれども、なかなか日本は平穏無事なのか、危機感を感じないのか、それともそれほど気にしていないのかよくわかりませんけれども、TPP問題に対してどれだけ関心があるのかなと思います。その中で町長に再度お聞きしたいのですけれども、これからの対応について、町として具体的にはどういう考えでいきたいのか、その辺お聞かせ願います。

答弁 町長

町としては、断固反対ということでいきたいと、そのように思います。確かに先ほど言ったように条件闘争とかいろんな話はありますけれども、まずはきちっと説明を国に対して求める、その中で私どもは反対だという姿勢をまずは貫いていきたいと。ただ、内には、いろんなものの研究ということについては行っておく必要があると思っておりますけれども、姿勢としては、そこのところを先に曲げてしまうことでは、いかがなものかと私は思っておりますので、全く説明はありません。そんな中で不安だけがかき立てられるということで、そういう姿勢を今後も貫いていきたい、そのように思っております。

再質問 斎藤宏司

今、町長から力強くお聞かせいただいて、私も同感だと思います。その中で10月20日なのですけれども、政府のほうで我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針、また、行動計画、こういうものを決定して発表しております。7つの項目があるのですけれども、その中で本当に気になるのは、今、全国の平均農地耕作面積は2ヘクタールなのですけれども、これを5年後には20ヘクタールから30ヘクタールにしたい、また、6次産業に向けてファンドも設立したい、本当に希望どおりにかなうのかどうか、その辺も心配なのですけれども、以前違う政権があったときには品目横断とありました。その中では10町以上の農家に対してする計画だったのですけれども、この内容を見ますと小さい農家のことは一切書いておりません。とにかく大きくなって、その大きな行動を起こす農家に対しての補助事業というような一連した流れだと思うのですけれども、この中でこれが進められて、実際に北海道自体の平均耕作面積は20ヘクタール近くあると思うのですけれども、その中でもTPPに関しては大変な事態になると危機感を感じております。その中で国自体が全国で2ヘクタールだから、ただ10倍で20ヘクタール、30ヘクタールとうたったのだとはわかりませんけれども、本当に実際にTPPってどれほど国自体が危機感を感じているのか、その辺。先ほど町長は、断固反対しますということだったのですけれども、これが実際に、戸別所得補償政策、自給率50%、最初現政権のうたい文句はその辺にあったと思うのですけれども、それとどのように関係していると思うのか、なかなか難しいことだと思いますけれども、町長自体のお考えもお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長

私の考え方でありますけれども、現在の国の姿勢というのは、全く自己矛盾の中でいろんな場当たり的に物をしゃべっているとしか思えません。というのは、自給率を50%に上げる、ですけれども、そのことのために例えば戸別所得補償をやる、結果的には今の状況からいうと、本州府県の経営規模の小さい方々のところも経営が成り立つような、そんなやり方にしましょうという話ですけれども、今回出てきたやつは大きな規模のところに集約をするのだ、そういう話になります。一方では、例えばTPPに参加した場合に、国はどんなふうに農業政策を展開するのだといえば、多分、今ある戸別所得補償政策の定額部分というのをさらに上乗せをしてあげない限りは、結果的には農業者の経営が成り立たない、多分そこを上げようというふうに考えているのでしょうけれども、それは先ほど言ったように小規模農家も守っていくという政策なのですけれども、片方で大規模化していこうか、私には正直言ってわかりません、どんなような形になるのかと。ただ、私が思うのは、一番影響を受けるのは北海道の大きな専業的な、ましてや外国との農産物と競合した中で競争している北海道の農家が一番影響を受けるのではないか。冒頭行政報告の中で、田原総一朗氏がTPP賛成だという中の一つの例に、十勝の長芋はどんどんといいものがつくれているから外国に輸出をしているではないかと、日本の農業者の方々はそういう技術力も持っているから、外国から安いものが入ってきても品質のいいものをどんどん逆に輸出できるのだ、そういうような言い方をされて言われておりました。ただ、会場からは、十勝の、オホーツクの30ヘクタール、50ヘクタールの人たちが全部長芋をつくれるのか、つくれませんと。やはり麦もつくっていかなければならない、ビートもつくっていかなければならない、バレイショも、その中でそれは外国との競争になるけれども、本当にできるのかというと、なかなかそれは難しいというような話、そこのところをわかっていないのではないかなと。いろんな話をされるに当たって、いろんなところで私どもの地域の実情というものが、中央のところの政策決定のところに情報として伝わっていないのではないかと、そんな不安が最近非常にありますので、いろいろな機会をとらえて、そういう実情についても話しをしていかなければならないなと、そんな印象を抱いているところであります。どう思っているかというか、わからないというのが最終の正直な気持ちであります。

再質問 斎藤宏司

最後の質問とさせていただきますけれども、今町長のおっしゃるとおり、自分もそのとおりで、一体どうしていいのか本当にわかりません。これから農家がだめになるのか、それともこのまま存続して逆にあめとむちという、そういう言葉は悪いのだと思いますけれども、ちょっとしたあめ玉をしゃぶらせて農家を存続させるつもりなのか、本当に見当がつかないところだと思います。その中で、先ほどの1回目の異業種交流とも関係があるのですけれども、担い手の青年が128名いますけれども、ある農家の経営者に言われたのですけれども、齋藤君、これから本当に農家を継がせたほうがいいのかい、そういう率直な意見もいただいております。確かに、このTPPを考えたせいかどうかわかりませんけれども、うちらの近くにも離農した若者が2人ほどいます。本当に、これから国レベルではどうなるかわかりませんけれども、果たして本町においては、このTPPをやった場合どのぐらいの影響があるのか、農家も入れながら研究会というか、そういう形を立ち上げてくれれば、もうちょっと見えるのかなと思います。その辺、最後の要望というか、質問として終えたいと思います。

答弁 町長

今のところでは、なかなか議論をするべく情報もなくて、どのようなところから取り組んでいったらいいのかというところで、非常に考えあぐねているところがあります。しかし、私どもの地域にとっては非常に大きな課題といいましょうか、問題提起をされているということだろうと思います。いろいろな機会を通じて、そういうものに対する関心というか、問題提起、そういうものを提供できるような、そういう機会を今後も考えてまいりたいと、そのように思います。そんな中で行政だけではなくて、町民の皆さん、農業者の皆さん、また、消費者となっている皆さん方も含めたいろんな議論をして、その中の意見というものを、国なりにぶつけていけるような、そんなことに努力をしてまいりたいと思いますので、今後とも御指導いただきますようにお願いをいたします。

再質問 斎藤宏司

以上、終わります。

出典:大空町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月20日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる