みんなの議会

大空町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日

「けさ、台所仕事をしながらテレビを聞いておりましたら、世界の何…」

2011年3月9日、大空町議会の一般質問で、中堀君子議員が質問し、町長が答弁しました。

質問者
中堀君子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中堀君子

昨日に引き続き、議場の皆様には大変お疲れのことと存じますが、少しの間おつき合いをよろしくお願い申し上げます。初めに、さきに地震のあったニュージーランドのクライストチャーチでお亡くなりになった方に対して御冥福を祈るとともに、倒壊現場でいまだ安否不明となっている27名の日本人留学生が、1日も早く発見されることをお祈り申し上げたいと思います。けさ、台所仕事をしながらテレビを聞いておりましたら、世界の何カ国かの中で、日本の出生率が一番低いということでした。原因はいろいろあろうかと思いますが、どんどん少子化が進み、これから先いったいどうなるのだろうかということで、私は少子化問題をこのたび取り上げさせていただきました。私どもが幼いころは、赤ちゃんはコウノトリが運んでくると母親に教えられましたが、そんなロマンチックなことでは済まされない昨今でございます。結婚しない若者、したくても相手がいない人たち、悪い連鎖が重なり、ようやく結婚ができても赤ちゃんが授からないという人たちが、私どもの周りにも少なくありません。どうしても子供を授かりたいと不妊治療を受けようにも、オホーツク管内では一般的な初期治療で相談とか、血液検査とか、ホルモン検査程度で、特別な治療を要する場合は旭川市とか札幌市と都市部でなければ診てもらえず、治療費や交通費、宿泊費等のリスクを伴います。網走市では、平成17年度から少子化対策の一環として、体外受精や顕微授精などを対象にした特定不妊治療費の助成制度を、北海道の補助とともに行っております。北見市においても、平成23年度より特定不妊治療に助成を行う予定と報道されておりました。私ども大空町においては、どの程度の方たちが北海道の補助を受けて治療されていらっしゃるのか、また、町としても特定治療費に対して助成するお考えは、今後おありでしょうか。お伺いいたしまして、次に移ります。続きまして、ガラス製瓶の再利用ということで、このことで通告しただけでは「ああ、コーラの瓶か。」とか、何かというふうに思われがちなものですから、私は議長のお許しを得まして議場内に持ち込みました。この程度の瓶で、非常に使い勝手がいいのであります。皆さんも一度は目にしたこともおありでしょうし、お手にとって、これを食べたこともおありかと思います。うちの夫はこれが常備食でございまして、八日に1本は食べるのであります。したがいまして、この瓶が我が家では食器がわりで、ふたがぴっちりできますし、つゆ物を入れて逆さまにしても漏りませんし、非常に使い勝手のいい物なのであります。それで、私はこの物を売っているお店へ、もう何年も前からですから、行きまして、今の時代は詰めかえ、コマーシャルでもやっているではありませんかと。インスタントコーヒーであり洗剤であり、この容器に袋から詰めかえて、袋をリサイクルに出すというようなことをやっているではありませんかと。ぜひ、それをやってもらいたい、と言いましたら、この会社ではやっていない、観光客を目標に売っているものですから、袋はないということで、どれだけそこのお店へ足を運んだかわかりません。私はこのたび、通告というか、先ほど同僚の品田町議は、通告する前に課へ行って相談するというか、お伺いを立ててやると言いますけれども、私は1年生も1年生、もっと小さいもので、通告する前に課へ行って相談するなんて頭が働きませんでしたから、そのままガラス製瓶の再利用というふうに通告いたしました。したがいまして、この大きさといい、使い勝手のいい物なのですけれども、口の中へ入れる物ですから、食品を入れる物ですから、これをお店で再利用するように、行政からこのお店に言うというか、指導するというか、提言するというかはできないということで、いわゆる法律があるのだそうであります。私は、町内で買い求めておりますが、このことを何度も何度も言いましたけれども、今言いましたようにパックがないということで、ただ、皆さんも御存じのように、昔は朝5時ごろになるとカチャカチャと自転車で牛乳瓶を牛乳屋さんが持ってきて入れてくださり、朝持ってきて飲んで、洗って戻しておくと翌日また新しい牛乳がくるという、そういうものであるならば、できるでしょう。事実、東藻琴の乳酪館では、牛乳瓶を回収しております。牛乳瓶とこの瓶とは違いがあるとは思いますが、この今の時代にごみ減量を進めるのであるならば、詰めかえか回収を行う、いち町民が声を出すこともさることながら、行政にも後押ししていただきたいと、この場に立ちました。しかし、法律の壁があり、行政は何もできず歯がゆいばかりです。でも、役場住民課住民グループでは、事業所やスーパー、飲食店に、このように「3Rのススメ」ということで、非常に立派なものを配付してくださり、私もこれは町内のスーパーさんでじっくりと読ませていただいて、これは各家庭にも欲しいですねというぐらいの思いで見ております。そのぐらい住民課の住民グループでは、ごみ減量を一生懸命してくださっておりますけれども、私の考えていることとは少し違いますが、ごみを減らすという底辺では役場と一致しております。私たち町民も、減量運動に参加し、この瓶も「3Rのススメ」のリユース、すなわち何度も繰り返して使うということで、私自身を納得させました。先ほど品田町議さんが言われましたように、前もって御相談しなかったというか、お勉強させていただかなかったということで、このことでは、担当部局では答弁のしようがないということですので、私はこの再利用するということに対しては、提言というか、あつかましいですけれども、ぜひそういうふうになってもらいたいということで、提言ということで、今回この場に立ちました。ぜひぜひ担当課の方たちはこのことを念頭に置いて、再利用できるこんなすばらしい物、これは中身よりも外のほうが高いと思うのです。しかし、これは業者のことですから、ここで言う言葉ではないのですけれども、そういうことでぜひ再利用というか、このままふたとわけて、こちらはリサイクルできますがこちらは埋め立てるということで、ですからぜひそういうことで、このガラス製瓶に対しては御答弁は必要ございませんので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。

答弁 町長

中堀議員から、2点にわたって一般質問をいただきました。まず1点目でありますけれども、少子化問題についてであります。日本では、10組中一組が不妊に悩むカップルで、相談もできずに悩み続けていらっしゃるカップルもあわせると、もっと多い確率で不妊に悩んでいる人たちがいるとも言われております。不妊症の定義でありますけれども、妊娠を希望している御夫婦が、2年以上一般的な夫婦生活を送っていても子供ができない状態というのが定義だそうでございます。不妊治療がございますが、初期の段階ではタイミング療法というものが行われております。これは、医療保険の適用となる範疇でございます。次に、それでも妊娠されない場合には、人工受精治療というものがあります。これは、1回の治療に1万円から3万円かかると言われておりますが、保険の適用にはなってございません。さらに、次の段階としては、体外受精や顕微鏡授精の治療というものがございます。これは、体外受精では30万円程度、顕微鏡授精では1回50万円程度という高額になり、これも医療保険の適用はございません。北海道では、国の制度にのっとり、平成16年10月から北海道特定不妊治療費助成事業というものを開始してございます。これは、体外受精や顕微鏡受精以外の治療法によっては妊娠の見込みがないと医師に診断され、実際に治療を受けていらっしゃる方が対象で、なおかつ北海道内に居住している、法律上の婚姻をされている、指定した医療機関で治療している、合計所得金額が730万円未満であるということの条件が付されてございます。助成の内容は、1回の治療につき15万円まで、同一年度2回を限度に、通算5年間助成するという仕組みであります。本町において、不妊症の方々の数というものは、具体的に把握しておりません。ただ、毎年度相談に来られる方が数人ずついるというような状況でございます。保健師をしてその指導に当たるとともに、状況によって病院の受診などを勧めている現状にございます。なお、平成21年度において、この北海道の特定不妊治療費の助成事業を利用されている方は、本町では2名という状況でございます。オホーツク管内の状況は、今議員から御指摘がありましたとおり、網走市が北海道の事業にさらに上乗せし、5万円を限度に助成してございます。さらに、特定不妊治療以外の不妊治療というところにも、単独事業として年3万円を限度に助成されているようでございます。北見市については、北海道の事業に上乗せする形で5万円を限度にということで、平成23年度の予算に提案されているというふうに承っております。議員から御指摘がありましたとおり、治療費もさることながら、その北海道が指定する病院というのは道央圏に集中しておりまして、オホーツク管内では1カ所しかないという状況であります。そういったことで、移動手段なども含めますと、交通費や宿泊費などの負担も伴うことになります。大変大きな金額になるのではないかと推察いたします。町としては、今まで北海道の事業ということに甘んじて、その執行だけを行ってまいりました。まだ具体的な実態等については、十分把握しておりません。どのような方々が数としていらっしゃるのか、また、経費が具体的にどのようになっているのか、まずそういったものの把握に努めてまいりたい。さらに、今まで以上に相談業務を充実することによって、今後どういう対応が必要かということについて検討してまいりたいと、そのように考えているところでございますので、今後ともこの件については御指摘、また、御指導賜りたいと、そのように思います。御答弁は不要というような言い方もされましたけれども、はい、わかりましたというわけにも、私のほうでもまいりませんので、町で取り組んでいることなどについて、少しPRも兼ねて御答弁申し上げたいと思います。町の各種の瓶は、先ほど議員が持たれた瓶も含めて無色の瓶、それから茶色の瓶、その他の瓶、そしてリターナル瓶、これは再利用が可能な瓶ということで、ビール瓶でありますとか一升瓶などを指しますけれども、そういった瓶に分別して出していただいております。おのおの指定された業者に引き渡しているところであります。一升瓶やビール瓶は、再利用されてまいります。牛乳瓶を含めて、その仕組みが古くから確立されております。しかし、それ以外のガラス製の、先ほどの密閉瓶などについては処理業者に渡った後、いったん再生利用というのでしょうか、リサイクルという言葉で、瓶にまた生まれ変わったり、断熱材に再利用されるような状況になっております。町といたしましては、ごみの減量化について、ことし2月に商工会を通じて各事業所に、ごみの減量大作戦と題した啓発用のパンフレット、これは来店するお客様に見ていただきたいもの、また、事業所として取り組んでもらいたいものの内容などについて、お配りさせていただきました。その中で、リサイクル、リユース、リデュースと、リサイクル、つまり再生して利用する方法、それと繰り返し使うリユース、再利用、さらには、リデュース、ごみそのものを出さないという発想、これを皆さん方でお持ちいただきたいということで、PRさせていただいております。ごみの減量化というのは、地球環境の保全でありますとか町の経費の縮減にもつながります。事業所の皆さんにもお願いしておりますけれども、こういった運動を町民の運動として取り組んでいきたいというようなことで、今年度のふれあいトークでもお話させていただきました。また、各自治会の総会において地域担当者が説明を加えさせていただいております。そういったことを皆さんにお願いしながら、町民運動として、この運動については積極的に、また、末長く取り組んでまいりたいと、そのように思っております。一方で、オホーツク管内の活性化期成会などでは、このリサイクルのあり方等について、国の法整備などについても要望しております。議員が言われました、再利用をもっと進めるような、そういう法体系の整備についても今後要望してまいりたいと、そのように思っておりますので、今後とも御指導賜りたいと思います。以上を申し上げまして、1回目の御答弁とさせていただきます。

質問 中堀君子

不妊治療ということで、言葉に出すというか相談しづらいというか、たまたま私が女の端くれで当選してまいりましたもので、早速ある方の、不妊治療を現在行っている方の親御さんが私のところへ見えまして、先ほども言いましたように、札幌市まで行っているそうです。非常にお金がかかると。「もうこれで2回目、今度行って、できなきゃあきらめるしかないのさ。孫も見られないで、あの世へ行かなきゃいけないのさ。」というふうにおっしゃるのです。「でも、息子さんがいるからいいじゃない。私なんか、見てちょうだいよ。息子もいないし、嫁もいないし、孫といったら、外孫で千葉にいるだけなのよ。」そういういい方をしながらしか、慰められませんでした。網走市へ引っ越そうかと、その息子さんたちは言うのだそうです。でも、御説明いただいたときに、この町は保育料も非常に安いし、もし子供さんが生まれたらということで、早速その方にその話をして「引っ越しちゃだめよ。息子さん引っ越さないで、あなたのところの治療費には間に合わないかもしれないけれど、必ず町長は考えてくれると思いますよ。町長のところだって、5人目をつくるかもしれないからね。」と冗談を言いながら励ましましたけれども、非常にそこのお宅では大変だということで、網走市へ引っ越すとか、北見市とは言いませんでしたけれども、そういうようなこと、ひいて言うならば、人口減にもつながるのではないだろうか。この町に住んでいて、この町に子供が生まれるのであれば、赤ちゃんも増える、そのお父さん、お母さんもこの町にいるということで、おじいちゃん、おばあちゃんも、子供たちに離れられなくてよかったなということで、めでたしめでたしになるだろうというふうに思っております。ぜひその少ない、本町では現在北海道の補助を受けて治療している方が二人いらっしゃるということですけれども、ぜひぜひ近い将来、ことしというわけにはいきませんでしょうから、町長を初め、福祉担当の方たちに考えていただきたいというふうに思います。

答弁 町長

町として、いろいろな少子化対策といいましょうか、そういうものを実施しているつもりでございます。例えば、妊婦健診の助成事業でありますとか、出産時における緊急搬送の対応、そのほか各種の子育て支援、保育環境の充実、学校教育の充実と。しかし、いずれも妊娠した後、子供さんを授かった後の対応でしか、今のところないと。今、議員が御指摘いただいた分は、願ってもそこになかなかかなわない方のことも考えてというような御指摘でございました。私自身は幸いにして、今現在5人おりますので、6人目は今ちょっと考えておりませんけれども、ただそういう中においては非常に、私などの気持ちからは、はかり知れない御苦労をされている部分があるのではないかと、そのように思います。先ほど言いましたように、まずいろいろな状況について、正直申し上げて十分私どもが把握しておりませんでしたので、そのことをもう少しつぶさに研究させていただきながら、前向きに考えてまいりたいと、そのように考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと存じます。

質問 中堀君子

ありがとうございました。瓶のほうへ移ってよろしいですね。この、少子化の件は、ありがとうございました。答弁はいりませんと言いながら、町長がせっかくお答えしていただきましたもので、私は、1月の10日前後でしたか、リサイクルセンターへ行ってまいりました。この議場の中の皆さんも、一度はおみ足を運んだことだろうと思うのですけれども、非常にたくさんの、いわゆるリサイクルされてきたペットボトルであり、瓶、缶であり、山になっておりました。1月の半ばだったもので、このペットボトルにお茶がこのくらい入って、凍っているのです、カチカチにね。それを担当の方は、横によけながら一生懸命つぶしているという状態もありました。私が、一番胸にじんときたというか、町民にもっとPRしなければならないと思ったのは、親指ほどの、皆さんも、多分お酒を飲む人はわかると思うのですけれども、このくらいの栄養ドリンクです。名前を控えてくればよかったかなと思ったのですけれども、名前はわかりませんけれども、本当にこのくらいのドリンクで、瓶なのですよ、それは。それで、上のキャップは、ブリキなのです。それを、うそでもない、スーパーの袋に一つあるの、同じ物が。飲んだとき、ふたをはずして飲んでいるのでしょう。なぜ、そのまま入れられないのかなというふうに思いまして、あえてここで言う話ではない、お茶飲み話しながら言う話かもしれませんけれども、町民の方たちにもそういったことを、外して飲んだのだから、そのまま袋へ入れてくれよというふうなことを言いたいと思いまして、答弁は必要ありませんと言いながら、あえて言わせていただきました。ありがとうございました。

答弁 町長

リサイクルセンターや、それからごみの最終処分場、焼却施設など、できたときには町民の皆さんに足を運んで見ていただくことによって、例えばリサイクルセンターであれば、なぜこういう分別をしなければならないというふうに言われているのか、そのことが直接町民の皆さんにおわかりいただける。今、キャップを外して、分別して出してくれと、その意味というものが直接伝わることになるのだろうと思うのです。しかし、それもでき上がってから何年かしてしまいますと、最近はそういうところの見学会というか、そういうようなところも少し足が遠のいているような気がいたします。そういうところを見ていただくというのも、私ども行政における情報の公開、情報の共有というところにつながるのではないかなと思います。ぜひ、ごみの減量化というところを、私どももこれから本腰を入れて取り組んでまいりたいと考えておりますので、今言った焼却施設でありますとかリサイクルセンター、埋め立ての処分地、さらには津別町になりますけれども、生ごみの堆肥化センター、そういうところに町民の皆さんに御同行いただくような、そんな機会をこれからはぜひ考えていきたいと、そのように思います。その中で理解がより深まればと思っておりますので、今後とも御指導いただければと思います。よろしくお願いいたします。

質問 中堀君子

終わります。

出典:大空町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日 議事録 PDF(62ページ) 間違いを知らせる