大空町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月15日
地元企業の振興対策について
2009年3月15日、大空町議会の一般質問で、元木良一議員が「地元企業の振興対策について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 元木良一 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 元木良一
平成21年第1回大空町議会の定例会の一般質問に際し、通告に従い、2点について質問をさせていただきます。まず、1点目、地元企業の振興対策についてでありますが、1番としまして、先日東藻琴地区の大手企業が倒産となりましたが、現状等をどのように把握されておられるのか、また本町に及ぼす影響についてであります。国の構造改革に伴う公共事業等の縮減や世界規模にまで拡大している経済、金融情勢の悪化は、大空町内の中小企業、零細企業にもさまざまな影響を及ぼしているのではないかと考えています。新聞やテレビなどに連日のように報道されている内容を見ましても、なかなか明るい兆しの見えない大変厳しい経済情勢ですが、今の町内の中小企業の皆さんに頑張っていただかなければ大空町の将来も見えてこないのではないか、このように考えているところでもあります。先日まことに残念なことではありますが、東藻琴地区の大きな企業が2月の末裁判所に自己破産申請をし、事実上倒産となったことが報道されました。この企業は、昭和24年に操業を開始し、現在の東藻琴地区の礎を築いていただいた会社でありました。東藻琴に住む者の一人といたしまして、今までのご尽力とご貢献に心から感謝するものであります。このような不況型の倒産がどんどん進めば、日ごろから取引のあった会社などにも少なからず影響が来るばかりか、最悪の場合連鎖型の倒産も想定されます。町内における現状と及ぼす影響は、どのように考えておられるのかお伺いをいたします。次に、2番目といたしまして、倒産した企業に雇用されていた方々への対応についてであります。解雇などにより失業された従業員の方々の中には、住宅ローンや子供の教育資金などの問題を抱え、大変厳しい生活を余儀なくされていることと思いますが、雇用保険などの公的支給が終了すると深刻な状況になってしまうのではないかと考えております。これらの方々への再就職等のあっせん、あるいは支援などの対応はどのように考えておられるかお伺いいたします。3番目といたしまして、倒産した企業との間で取引のあった地元への対応についてであります。技術もあり、健全な経営を続けている会社が取引先の倒産などで資金繰りに困っている場合の緊急的なつなぎ融資などの支援、あるいは利子補給枠の拡大、そして利子補給率の引き上げなどについてどのように考えておられるのかお伺いをいたします。2点目といたしまして、除排雪業務の委託についてでありますが、このことについては執行方針にも載せられておりまして、昨年から女満別地区では一部業務の委託を実施しております。平成21年度におきましては、東藻琴地区にも業務委託をしていきたいとのことです。1番といたしまして、本年度の除排雪業務の実績と課題についてどのように把握しているかお伺いいたします。2番目といたしまして、来年度以降の具体的な業務委託の路線等についてであります。それと、3番目です。郊外、農村地区の業務委託についてをお伺いいたします。以上、一般質問とさせていただきます。
答弁 町長
元木議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。2月の27日15時に副町長から私の携帯電話に連絡が入りました。会議中でありましたので、出ることができませんでしたので、15時30分に会議終了後電話を私のほうから入れたときに町内の企業の破産手続が開始されたという情報が私に伝わったわけであります。その日は、総合支所勤務でございましたので、直ちに総合支所に戻った際、総合支所の関係各課を集めて町との支払い関係、業務委託等々の契約がどのようになっているか、また民間との受注状況はどうか、さらに納税の関係でありますとか、関係する会社が運営するグループホームや公営住宅とのかかわりはどうか、さらには従業員の状況がどうなっているかということについて情報収集するように指示を出しました。商工会に確認をと思いましたけれども、商工会自体にも十分な情報が入っていないような状況でございました。この日は、金曜日というようなこともあり、翌日から土曜、日曜、それを挟んで月曜日に庁議がございましたので、この庁議の際に総合支所だけではなく、役場組織全課に情報収集の指示を出したところでございます。新聞等の報道では、負債の総額が3億4,000万円程度ということでございます。私どもの把握では、代表権を持つ方は社長以外にもう一名、そして従業員が11名、その中、本町の居住者は社長さんを除き5名というふうに把握をしてございます。関連するグループ企業もいろいろな企業活動をされてございますけれども、今回の手続に入った会社とは別会社でございます。また、相互間の中に債務等の負担はなかったのではないかというふうに受けとめておりますので、一般的にはそのグループ企業への影響というものはないのではないかと、そのように考えられますけれども、破産管財人等がどのような取り扱いをするかということによってはかかわりも出てくる可能性が多少なり出てくるかもしれないと、そのようなことを危惧しているところでございます。私の考えますところ、誘致企業であっても地元の企業もいずれも地域の中で企業活動をされている大切な存在であると。今後町はもちろんでありますけれども、商工会でありますとか金融機関、さらには先ほど申し上げました破産管財人の方々と連携をして情報を交換もしたり、また対応策を考えていかなければならないと、そのように思ってございます。先ほど言いましたように、従業員の方々5名ということでございます。こういった方の生活相談、また就業等に関する相談等あった場合については、緊急雇用対策等の事業の活用というようなことも含めて検討してまいりたいと、そのように考えているところでございます。また、報道においては、当該企業と取引があった、そして多少なりとも影響があると思われる地元企業などについても触れられている部分がございました。私どもの把握では、7社となってございます。連鎖的な倒産ということについては、今の時点では何とも申し上げられませんけれども、場合によってはそういう可能性ということも否定できないのではないかと、そのように思います。当然今ございます中小企業振興資金、そういったものの運転資金の貸し出しでありますとか、また国レベルであります公的資金、そういったものの融資支援ということも先ほど言った関係機関で連携をして対処してまいりたいと、このように思います。そういった中で不十分であれば、先ほど議員が言われたようなつなぎ、さらには現況の拡大ということも検討させていただきたいと思います。ただ、今時点での資金工面というようなこともありますけれども、今後先ほど前出の議員の方のお話にもありましたように資金を借りられるかどうか、さらには借りた後その返済をしていくためには新たな事業活動を行っていかなければならない、そのことも大変重要なことであろうと、そのように受けとめてございます。いろいろな国の2次補正等々にかかわる関連予算などもこの2月の22日にお認めをいただきました。今回のケースが建設業というようなこともございますので、そういった事業の早期発注等については十分意を払ってまいりたいと思います。また、現在ご審議をいただいている平成21年度予算なども含めまして、平成20年度、平成21年度連結予算というような言い方も執行方針の中ではさせていただきましたけれども、そういう中で何とか地元の企業の方々にそういう場面を提供できるように努力をしてまいりたいと、そのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。続きまして、除雪の関係でございます。本年度平成20年度の大空町の除雪体制でありますけれども、人員18名、除雪車両19台でございまして、除雪の延長は399キロ、道路延長の64%を除雪してございます。市街地の歩道の除雪は、除雪延長が35キロで、道路延長の73%を実施してございます。昨年12月の暮れから1月、2月の末まで大変降雪の日が多く、降雪量も多い1年、シーズンとなりました。このため、除雪作業が連日続く状況となってございまして、市街地地区の排雪作業はここ数年年1回で済ますことができたのですけれども、ことしは2回排雪をさせていただいている状況にございます。こういったことから、除雪機械の稼働時間、また日数等々昨年と比べて大きく増加している状況にございます。除雪対策費の補正そのものもこの定例会の中で再度ご提案をさせていただきたいと、そのように思っているところであります。また、私どもの除雪のこともさることながら、国道、道道など網走開発建設部や網走土木現業所、そういうところにも除雪、排雪の要望、要請をさせていただいているところでございます。委託業務につきましては、女満別地区において平成19年度から一部の除雪を委託させていただいてございます。平成20年度の除雪延長は214キロメートルでありますけれども、そのうち121キロメートルを委託させていただいております。歩道は、18キロメートルありますけれども、これ全線を委託業務という形でお願いをしているところであります。現在東藻琴地区の除雪については、町直営で実施をしてございます。除雪従事者については13名、うち職員が3名、臨時職員が10名という状況でございます。車両は9台、除雪延長は184キロメートルございます。また、市街地の歩道の除雪延長は17キロメートルという状況であります。こういった中で課題もございます。現在採用させていただいている臨時職員の方々すべてが農家の方でございます。3月に入りますと本業の農業のビート、タマネギのハウス作業、播種作業なども始まってまいります。また一方で、私どものほうは3月初めから2次路線の除雪ですとか、融雪時の対応などしなければならなく、そういう部分で課題があると、そのように考えているところでございます。また、職員の定数管理の適正化計画の中におきましては、民間委託を進める業務として除雪作業も位置づけている部分もございます。そのようなことから、民間の方々の能力や技術、活力などを活用して委託も進めていきたいということでございます。今回ご提案をさせていただいております平成21年度冬からの除雪委託でございますけれども、車両9台のうち5台を委託し、除雪延長、先ほど言いました184キロメートルのうち91キロメートルを、また歩道除雪の延長は17キロメートルのうち約6キロメートルを委託をしてまいりたいと、そのように考えてございます。地域的な割り振りでございますけれども、市街地の一部と農村地区の約6割程度を委託をしたいと、そんなふうに考えているところでございます。議員のお話なども伺っておりますと、どのような形で分離をして発注といいましょうか、市街地と郊外部分を分離してもどうかというようなお話もございました。分離いたしますと、結果的に1つの町内、地区の中でさらに境界をつくるというようなことから、除雪路線というところを考えますと、おのおの分断するところがふえてしまうというようなことで考えられる部分もありますので、農村部、市街地区ということで分けることなく一体的な中で路線を考えて委託をさせていただけることがいいのではないかと考えております。女満別地区においては、町内の事業所のかたがたに競争入札により委託発注をさせていただいておりましたので、それと同様な方法がよいのではないかと今時点では考えているところであります。除雪作業というのは、住民の皆さんの生活の根底にあるものでありますし、防災など考えたときにも重要なことであります。十分管理能力や技術力、資金力、そういった安定した業務として受けていただける、そういう方々に業務委託をさせていただきたいと、そのように考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。以上、1回目のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 元木良一
1点目と2点目におきまして、山下町長からそれぞれ丁寧な答弁をいただきました。基本的には町長のお考えも私と同じ認識にありまして、さまざまな対応を考え、ご検討をいただいている方向性がほぼ同じ方向性であるかなと、このように私も思っていることに大変力強く感じているところでもございます。1点目の企業に対する、あるいは関連、そういったことにおいて申されるまでもなく町長がほぼ対応されているのかなと、このようにもう言い尽くされているかに感じ取っております、私は。ですが、私は申すことはもう余りないのですが、やはり企業の経営者として破産の申告をしたということは経営者の判断によってやられたものですから、これはいたし方ないだろうと。あと、支援策も働いている方々についてもいろいろご検討されていると、そういう中でも対応に当たられているかなと、このようにも聞き取りをいたしております。また、融資の面についてもつなぎという、そういう中には非常にいろんな制度がありまして、国の制度、セーフティーネットといいまして、それらもその人が借りるか借りないかが一番重要なのですが、借りた場合ということと今までも使われているか使われていないかということもありまして、そこには限度枠があっていっぱいに借りていると、そこにセーフティーネットや振興資金、緊急対策資金とかというものもありましても借りるに借りられない、こういったところの厳しい状況の中でさらに緊急性の枠拡大という考え方がどの程度町長として腹づもりをされているのか、また残された職員、その支援方法、余り経営者のほうに立ち入ってしまうとちょっと町長に質問するものと変わってきますので、非常に言い方に苦慮するところなのですが、そういう支援のあり方、また今後そういう関連企業との関係を意識した中で今後もそういう点を、今までもそういうことはあったのだろうと、認識されて進んできているのだろうと思いますけれども、やはり資金を借りた方というのはさらに払っていくのに事業拡大をしていかなければならぬ、それができるかできないかの判断によって借りてくるものだろうという考えもいたします。そういった中でぜひそういうことも認識の上、事業の発注もいろいろ考慮されてはいかがかなと、このように思って、この点にちょっと気がついたことがありましたら、ご答弁いただきたいと思います。
答弁 町長
先ほどの話と繰り返した部分になろうかと思いますけれども、例えば関連する地元の関係企業の方々、先ほど7社ということでお話をさせていただきました。取引等の大小はあるようでございますけれども、そういった方々、既に私どもの中小企業振興資金の運転資金などを借り入れている方もいらっしゃいます。私どもが調べた中では、満度まで借りている方はおりませんけれども、まだ余力が、余力といいましょうか、借り入れの限度まで余裕がありますけれども、借りていらっしゃいます。また、今回国の先ほど燃油高騰等々というような中での中小企業の資金など、そういうものもこの7社の中で借りていらっしゃる方もいるというような状況にあろうかと思います。その中で先ほど言いましたように、枠を拡大するということが当面とすれば有効な手段なのかもしれませんけれども、先ほど言ったようにそれは返済につながっていくことということでいけば、その後の事業活動によってその部分をお支払いいただけるかどうかというようなことにもまたつながっていくのだろうと思います。そういう部分については、私どもだけではなかなか十分判断しかねる部分がありますので、商工会でありますとか金融機関などとも連携を図らなければならないなと、そのように思っております。ただ、そのことが急場をしのぐための有効な手段だとすれば、そういう枠の拡大というようなことについても十分検討していかなければならないなと、そのように思っているところであります。また、具体的には町内の従業員の方々、まだ均一に一通りというような形でのお聞き取りはさせていただくには至っておりませんけれども、いろいろな職員など関連といいましょうか、個人的なおつき合いのある方等も含めていろいろな形での情報でお寄せいただいている部分もあります。全く今の状況で次の働き口がということでご心配をされている方もございますし、中には何がしかの声かけ、アプローチというのでしょうか、そういうものがある方もいらっしゃるようにも聞いている部分があります。おのおの個別によって、またその人のご境遇によって対応も変わってくる部分もあるのかなと、そのように思いますので、十分そのあたり意を払いながら丁寧にご意見を聞く、状況を伺うというようなことで町としてできることについては努力をさせていただきたいと、そのように考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
質問 元木良一
町長の答弁は、本当にもうそこが具現となるのかなという感じがいたします。本当にまさしくそういうことが十分注意されて対応に当たっているのかなと、このように感じております。私は、たまに地元の企業の関係者の皆さんとお話をすることがありまして、聞くことがあるのですが、皆さんそれぞれに課題や問題を抱えて日々経営に努力されている様子を伺いますと、さまざまな業種の皆さんが一堂に会し、懇談する場を設置をして、地元の経済の振興に向けた懇談というのですか、こういったことをタイトルと銘打って、事業者との協働のまちづくりなんていう名目でもいいのではないかとは思いますけれども、そういったところを取り組まれてはいかがなものなのでしょうかなと、こういうこともちょっとお伺いしたいかなと。
答弁 町長
確かに現在産業の分野を超えていろいろな業種の方々がまちづくりといいましょうか、自分たちの企業活動に取り組んでいるというような事例もあるように思います。同一業者といいましょうか、業種の方々の集まりというのは、例えば今でいう建設業であれば建設業協会でありますとか、例えば農協という組織に集まる農業者の方ですとか、そういう方々いらっしゃいますけれども、いろいろなところでお話を聞いてみますと、実際に東藻琴で農協さんが行っているコントラクター事業などは、農業の現場に建設業の方々の技術力というものを傾注して行っているような部分もあります。私どもの町ではございませんけれども、漁業者の方と建設業の方、さらには農業の方という、そういうつながりも場所についてはいろいろあるようでございます。そういう中では、今後の企業活動、産業活動を考えたときに自分たち同業種の産業の分野だけで物事をいろいろ論じるということではなくて、さらに幅の広い今ご提案のあった異業種懇談の中で新たな展開というようないろいろを考えていくというのも一つの方策なのかなと、今ご提言をいただいてそのように感じたところでございます。町としても、例えば片方で民間委託のいろいろなあり方ということを少しずつ進めてきている部分もあります。そういう中でそのことをつまびらかにした中で皆さんとともに一緒に考えることというのは、大変有意義なことではないかというふうに思いますので、そういった内容のもの、こういう時代だからこそ必要なのかもしれませんので、十分検討させていただきたいと、そのように思います。
質問 元木良一
1点目の最後になりますが、この地元企業の倒産については町民の皆様に与える心理的な影響、これが大変に大きなものがあると思いますので、今後もこのような難局が想定されます状況が続くと思いますので、町長を先頭にその時々の難局を乗り切っていただくようなさまざまな施策を期待いたしまして、1点目の質問を終えたいかと思います。
答弁 町長
大変重い課題であるというふうに受けとめております。先ほどの前出の議員の方にもお話がありましたけれども、私どもではなかなか特効薬というものそのものを持ち得ているわけではありませんので、皆様方からどのような方策を町にご期待をされているのか、そういうことを十分に受けとめながら皆さんの心のケアなども含めて対処できるような、そういう取り組みができればいいなと、そのように努力をしてまいりたいと思いますので、今後ともいろいろな形からまたご提案等いただきますようお願いを申し上げます。
質問 元木良一
それでは、除排雪業務の委託についてでありますが、先ほど答弁もいただきまして、確認したところであります。先に2番、3番、最後に1番ぐらいで話をしていきたいかなと、このように思っているところでございます。2番目の来年度以降の具体的な業務委託の路線等についての具体的なところにおいては、今ほど町長も説明したように、東藻琴地区のおよそ半分を業務委託をしたいと。この中にはっきり具体的な数字も示されておりますので、私はそういった中でよろしいのではないかなと。その中には10名が臨時職員で、農家の臨職の方々が多いのですよと、こういうことであります。どうかこういう点においても委託業務に当たっても執行方針にも若干触れられておりましたけれども、この人方の継続性をぜひお願いしたいかなと、このように思っているところでもあります。3番目については、郊外、農村地区の業務委託のことなのですが、これらについても先ほどもいただいている中なのですが、若干思いつき的なところもありまして、このことにつきましては委託される場合の道路、主要道路、町道というのですか、先に恐らく町の主要道路が主に除雪対象になって走っていくものだろうと、こう思います。その中で枝線的な町道ですが、枝線における町道におきましてはどういったことが想定されるかというと、非常に大型車両なので、非常に道の狭い道路とかなかなか入りにくい、あるいは回ってこれにくい道路と、こういった部分の効率化の悪い部分についてどのように考えているかということを若干お聞きしたかった点も1点ありまして、この点につきましては地域を把握している自治会あたりに除雪業務ということも委託という考えはどのように思われているのか。既に若干聞くところによりますと、一部そういうところに個人的に任されている道路もあるやに聞いております。そういった点から、今回の業務委託についてさらに拡大していく、広げていくという考えはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長
現在臨時職員の方々、先ほど言ったように、町内の農業者の方々10名に今お願いをしているということでございます。女満別地区においても職員が行っていたものを一斉に民間委託したわけではなくて、臨時職員というような形で対応し、そして民間の企業の方に委託という形式をとらせていただきました。その折にも、その経験などを生かして従来臨時職員でお働きいただいた方が企業の中で再度雇用されてそのノウハウを伝授していくというようなことにもなった例が随分ございます。今回の場合についても、まだ具体的に考えているわけではありませんけれども、そういうような経験のある方々が加わっていただいて除雪の迅速化に力をかしていただければありがたいなと、そのように考えているところでもございます。これは、町だけではなくて、現在国道でありますとか道道についても委託が進められておりますけれども、そういったところに地元の方などが臨時的に雇用されてお働きいただいていると、それが10年、20年と長い方についてはなっていらっしゃるというような実例もあるようでございますので、そういう形ができれば望ましいと、そのように思ってございます。また、枝線といいましょうか、町道ではあるのですけれども、例えばその先実質的に1軒しか住宅がなくて道路の幅などもそんなに広くないというようなところで、現実そこの方に除雪を委託させていただいている、委託というか、機械の借り上げというような形でありますけれども、お願いをしていることがございます。ただ、私どもといたしましては、しっかりと安定的に迅速に対応をいただけるということが大前提になってまいりますので、その場所、また受けていただけるかどうかの受け皿の問題というようなものも出てこようかと思います。そういう能力があったり、意欲があったりというようなことで私どもとしてもそういう委託の仕方が効果も上がるということが見通せられれば、そういうことも今後もやっていきたいというふうには考えてございます。ただ、何もかにもまた押しつけるというような話になっても困りますので、そのあたりのアプローチといいましょうか、話というのは慎重にさせていただきたいなと、そのように思ってございます。
質問 元木良一
大体よくわかりました。続きまして、排雪問題についてちょっとお伺いしたいかと思います。排雪問題は、東藻琴地区においては国道と道道まじり合って、そしてそこを取り巻く町道があると、このようにあるわけですが、除雪作業において、特に排雪作業ですが、町道が手っ取り早い話がどうしても国道と道道というのは結構タイミング的に時間差があって、交差するにおいても時間差があってなかなか取りつけ関係なんかにおいてもうまくいかない面があるのですが、先ほどの答弁の中にも開発部と土現さんにお願いしながら排雪業務をやっていますよと、こういうことなのですが、これらの点につきましてもできれば私は国道、道道と町道の町の排雪におけるものについては一緒の方向性が望ましいのではないかと。それについては、やはり町道が先に走ってあけても、国道が先に走っても 道道が先に走っても交差点にたまる角の積雪、堆雪というのは非常にいずれをとっても堆積の率が高いのではないかと。それに伴う押しボタン式の信号とか、そういった通行性における児童生徒の押しボタンとか、そういった面での障害になり、あるいは危険性も伴うことにつながるのではないかと。そういうことの観点から考えますと、国道についても道道についてもできるだけ日にちを縮めた中で一挙に片づけられる体制が望ましいのではないかと、こう思っているわけです。それについては、やはり連絡とってもあちらの事情もありますから、当然日にちは変わってくるだろうと、このように思います。そういう中で土現とか開発からの委託業務が進めることはできないのか、この辺についてお伺いしたいと思います。
答弁 町長
国道、道道、町道、その管理おのおの別々という中で、これは排雪に限らず除雪についても連携をしていかなければならないわけであります。毎年11月に網走開発建設部、それから土木現業所、それから関係する私どもの近隣の町村が集まって網走地区の道路交通管理協議会という会議を開催をしてございます。この中で冬期間の除雪に当たっての交差点でありますとか、横断歩道、それから歩道の除雪、そういったものについて課題点、要望点などを出してお互いに協議をして少しずつではありますけれども、改善を図っていこうということにしてございます。その中で交差点ですとか、取りつけ道路の残雪処理をお互いにどういう形で実施をするかというようなことについて話をさせていただいてございます。また、緊急時の協力なども欠かせないというふうに思っておりますので、今回は部分的に委託をするということではありますけれども、委託になりましてもどのような形で除雪を進めていくかと、このリーダー的な役割は町がとらなければなりませんので、そういうところに参加をしながら、そこは今までと同じような連絡体制を緊密にしていきたいと、そのように思ってございます。また、通学路などの確保ということでも言われました。現在の歩道の除雪、これについても維持していこうと思ってございます。道道などの部分については、歩道の部分については北海道のほうから私どもの町で委託を受けて、そして実施をしておりますけれども、これについてはまず今までと同じように委託であっても継続をさせていただいて、そして我が町から委託というような形で出させていただくような形になってくるのではないかと思ってございます。また、国道の歩道の除雪などでは、私も冬期間行きますと、非常に国道のところ雪が盛り上がって歩行者の方の通行に支障が出ているような部分がございます。そんなことでことしも開発建設部に要望した部分もございますし、また押しボタンのところなどについても先ほど言った会議の中でお互いに除雪、排雪しておこうということにしてはいて、やってはいるのですけれども、国道334のところの押しボタンなどでは先ほど言ったような状況の中でなかなかその押しボタンのところに近寄れないような、そういう状況も見てとれます。この分については、網走開発建設部などとも十分協議しなければならないなと。もし向こうの対応が迅速なところに至らないというようなことであれば、こういったような部分、町として取り組んでいくということも必要ではないかと、そのように考えておりますので、そういう方向性を持って取り組ませていただきたいと、そのように思います。
質問 元木良一
排雪においては、その部分においての取り組みを検討していきたいと、こういうことですので、私はそういうことの答弁の中ではよろしいのではないかなと、検討をお願いしたいかなと思います。最後になりますが、除雪問題についてではありますが、この除雪問題というのは市街地区の間口の置き雪対策が非常に大事ではないかなと。これもいろんな話の中でも聞きますと、非常に間口対策が課題になっていると。最近のニュースでは、車両にシャッターつきマルチグレードなど開発されたものが取りつけになって非常に好評を呼んでいるというのもありますが、それらについても十分なものではないと。お聞きしますと、通常の3分の1程度が残っていくようなところもあると、そういうこともお聞きします。こういった置き雪にかかわる問題といたしまして、当然人力的なものがかかわってくるのではないかなと、このように思います。まして、これから高齢社会における除雪対策、これらについては非常に大事な要素を含んでいるのではないのかなと、このように思いまして、私はこういう対策におけるものとして一番問題とされているのは、ちょっと読んだところによりますと、担い手の対策、確保が難しいと、そういうのも事例的に発表するところもありまして、そういった考えからやはりボランティア的な組織、あるいはNPOみたいなそういう組織づくりが必要になってくるのではないかと。そういった面から、地域の潜在力を生かした支援体制、こういったことも大事ではないのかなと、このように思っているところで、またその中に加えてやはり子供たちの参加も考えられた体制、そしてちょっと福祉的な面からの参加ですか、こういったところをいろいろ総合的にかみ合わせた中で共助、公助、いわゆる住民と行政のかかわりを持った役割が必要ではないのかなと、このように思うのですが、この点について町長にお伺いしたいと思います。
答弁 町長
間口の置き雪の解消ということであります。従来私は、除雪というのは車道の雪を除くというようなことでいけば、結果的には間口にどうしても雪が残ってしまう、これはなかなか難しい問題で仕方ないのではないのかなと、そんなふうにも思っていた時期もございますけれども、ただ一方で高齢化社会がどんどんと進展をしてくる、さらにことしなどもおしかりを受けたわけでありますけれども、暖冬の傾向の中で湿った雪、大変重たいという中で高齢者の方がそれを取り除くということについては大変ご苦労が多いというようなことで、何とか検討していかなければならないと。先ほど北海道新聞の記事の中にも美幌町において開発局が置き雪を減らす新型の除雪機械の実証実験を行ったと、それに対する検証などについての新聞記事もございました。一定の効果があったという表現もありましたけれども、別な報道機関では評価半々というようなことで、受けとめられていた住民の方々がどの程度そのことを期待していたかとのギャップがというか、あったかというようなことなのかなと私自身は思って読ませていただきました。今回町政執行方針の中にも改善策を調査研究するということで記載をさせていただきました。既存の今ある除雪機械により間口の多い市街地でどの程度置き雪を減らすことが可能かということであったり、美幌町で実証実験されました除雪機械の整備、そういったものの必要性と、その機械を導入するというようなことも調査研究してまいりたいなと。ただ、議員もご指摘のとおり、これで完璧に置き雪がなくなるというようなことではどうも今の実証実験の中ではないようであります。例えば今言ったようなことを講じながら、さらに地域の中でどのような取り扱いができるかということもあわせて必要なのだなと、そのように考えてございます。今回大空町の自治会連合会の中で除雪機械の導入などもありました。これは、自分の敷地内という部分もあろうかと思いますけれども、こういうところでも使うということも可能なのではないか、例えばそんなことを思ったり、美幌町においても高齢者の方々の住宅のところを地域の方々がボランティアで除雪をする、ちょっと具体的な名称忘れましたけれども、何とかボランティアというような形の取り組みをいろいろされているというような話題も聞いてございます。我が町では、就労センターに委託をして通路を除雪するときにその一部を助成するというようなことをさせていただいておりますけれども、これは間口の置き雪ということではなくて、道路に出るための通路確保というようなところが主体になっておりますので、今言った解決にはまだ届いていない部分があるのではないかと。いずれにしても、町の機械力でできるところと地域の中でお願いしなければならないところがあります。別な一般質問の中でもお話をさせていただきましたけれども、地域の自主的な活動と、そういうものを誘発させる努力を私どももしていかなければならない、そういうことを先ほど申しましたけれども、そういう自主的な活動の中にこういう間口における置き雪の排雪といいましょうか、除雪というようなことも入ってくるのではないかなと、特に大きな課題になってくるのではないかと、そのように思いますので、こういう取り組みについてもどのような形で皆さんお力添えをいただけるかどうか、そういう点について考えさせていただきたいなと、また皆さんと一緒に考えていきたいなと、そのように思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。
質問 元木良一
終わります。