みんなの議会

大空町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月15日

職員定員管理及び組織機構の確立について

2009年3月15日、大空町議会の一般質問で、松田信行議員が「職員定員管理及び組織機構の確立について」質問し、町長、教育長が答弁しました。

質問者
松田信行 議員
答弁者
町長、教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 松田信行

平成21年第1回大空町議会定例会において、通告書に従い、一般質問をさせていただきます。大空町は、合併してから早くも3年がたちました。この間日本の経済は、だれしもが予想し得ない不況に陥り、同時に町財政を取り巻く環境は依然厳しい経済情勢が続いています。本町においても、厳しい社会情勢の中で民間的な経営感覚を持った行政運営と時代のニーズに適した行政サービスの向上が求められる中で行政改革の推進が行われています。今まさに町民の理解と協力を得て町民と行政が一体となった行政運営の必要性と、ただ経費を削減するということではなく、将来のある構想は事業化にしていく姿勢を持ち、豊かな社会資源を活用しながら地域特性を出したまちづくりの推進という観点に立ち、質問したいと思います。まず、大項目1点目の質問ですが、職員定員管理及び組織機構の確立について伺います。行政改革推進計画の中でも職員定員管理については定員適正化計画に基づき適正な定員管理を行うとされていますが、そこで小項目1点目、定員適正化計画と定員の適正化の進捗状況について伺います。なお、行政サービスの向上については、昨日同僚の議員が質問していますので、省かせていただきます。また、組織機構の確立については、現在教育行政体制については東藻琴地区に教育委員会、女満別地区には教育センターという体制で行われていますが、そこで小項目2点目ですが、教育行政における効率的事務事業の遂行、地域実態の把握、調整機能強化についての現状と対応について伺います。次に、大項目2点目について、藻琴山温泉芝桜公園について伺います。平成19年に藻琴山温泉公園基本構想が打ち出されて、風景を最大限に演出し、最小限の施設で運営すると整備方針が打ち出されました。そこで、小項目、基本構想の進捗状況と効果及び温泉活用による地域資源を生かす今後の取り組みについて伺います。以上、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長

松田議員の一般質問にお答えをしたいと思います。まず、1点目の定員適正化の関係の進捗状況でありますけれども、定員適正化計画は平成19年の2月に策定をしてございます。計画期間は、平成18年度から平成23年度までの6年間ということにしてございます。合併時の平成18年4月時点の職員数が178人でありますけれども、平成23年度には155人に削減をしていくという目標を立ててございます。またさらに、将来の目標として平成27年度までには132人という目標を置いてございます。現在までの進捗状況でありますけれども、平成20年4月1日現在では163人の職員でございます。また、平成21年の4月1日、このまま推移をしていきますと157人になる予定ということでおります。この数字は、当初の計画よりも平成20年4月1日現在で4人上回って削減ができている状況になります。議員も一般質問の中で先ほど申されましたけれども、私どもは簡素で効率的な行政運営を行っていくためにこの定員適正化計画を持ってございます。一方では、住民サービスの低下を招かないという視点も大切だと、そのように考えてございます。両方の視点を持ちながらこの定員管理というものを進めてまいりたいと、そのように思っているところでございます。続きまして、2点目の芝桜公園の整備について申し上げたいと存じます。芝桜公園の整備については、風景を楽しめる公園づくり、そして高齢者や障害のある方などへの配慮した公園づくりということに主眼を置き、整備を進めております。平成20年度の整備状況でございますけれども、急斜面ののり面の改修及び施設を解体した跡地の整地を行って、そこにシバザクラを植栽してございます。2ヘクタールふえまして10ヘクタールになってございます。また、平成20年度遊覧車を運行いたしましたけれども、その園路の舗装化を後、平成20年度の後半で行ってございます。また、売店の新設、焼き肉施設の移転新設、そして広場の整備、そしてかねてから懸案でありました駐車場用地を取得してございます。今後の整備でございますけれども、展望台を取り壊し、新たにフラットな展望施設を整備する予定でおります。さらに、シバザクラ植栽地内の遊歩道、新しく植栽をしたところが中心になりますけれども、そこの一部舗装化を行い、車いすなどでもシバザクラが観賞できるようにしていきたいと思ってございます。また、料金所の設置、園内の案内看板等の設置、さらにはバイオトイレなども今後整備をしたいと考えてございます。また、平成21年度では温泉の権利の取得、さらには温泉施設の調査費なども新年度平成21年度の予算として盛り込ませていただいて、ご議論をいただくこととしてございます。温泉施設につきましては、町としても構想を持っておりますけれども、その内容について議会、また地域審議会などでもご議論をいただいているところであります。そういった平成21年度の整備が終わりますと、温泉施設、また外の売店等以外は一通り構想の実現が図れるのではないか、そのように考えてございます。効果でありますけれども、整備を行いましたのがほとんど平成20年度の芝桜まつり終了後ということでありますので、十分なまだ検証ということには至っておりませんけれども、整備をした目的ですとか、その趣旨などから考えて公園全体を一望できる雄大な景観になったのではないかと、そのように考えております。そういった意味では、当初の目的としております風景を楽しめる公園づくりに一歩近づけたのではないかと思います。また、遊覧車等は、高齢者の方や体の不自由な方々の利用も多く、大きな効果があったものと、そのように思ってございます。また、売店、それから遊覧車の乗り場など、これを1カ所に集約いたしましたことから、にぎわいづくりのゾーンというものが確立できたのではないか、そのように考えてございます。基本構想においては、温泉施設を整備する予定としてございます。この温泉は、平成18年度に温泉ボーリングをしてございまして、59度、毎分200リッターの温泉が湧出してございます。平成21年度においては、公社において揚湯試験なども行っていきたいと、そのように考えてございます。現在の構想の中には、低温度、また高温度の浴槽、露天ぶろ、障害者の方々の専用のお湯というような温泉施設を考えておりますけれども、その内容についてはさまざまなご意見がございます。必要性、建設費、今後の経営の見通し、そういう内容についてさまざまなご意見がありますことから、いろいろな方のご意見をいただいて成案としていきたいと。そのためのお時間を平成21年度使っていきたいと、そのように考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。以上、1回目のご答弁とさせていただきます。

答弁 教育長

教育行政における効率的な事務事業の執行、地域実態の把握、調整機能の強化についてということでご質問をいただきましたので、ご答弁を申し上げたいと存じます。大空町が誕生いたしました平成18年に教育委員会の本所というのですか、それは総合支所の2階に設置され、女満別の研修会館の2階には教育センターが設置されたということで、両地区にそうした事務機能を持ちながらスタートをしたところでございます。当時平成18年、平成19年は生涯学習課1課という体制でスタートをしておりましたが、ご承知のように昨年平成19年度に起きました事務関係の不祥事によりまして町長の理解等もいただきながら今年4月からは学校管理課と社会教育課の2課体制、そして女満別の教育センター1課と、合わせて3課の体制で事務処理体制を強化して運営しているところでございます。おおむね総括的な事務は東藻琴にあります本所の教育委員会において行っておりますけれども、それぞれの地域において完結することのできる簡易的な事務については女満別地区、東藻琴地区それぞれの実態を知っているセンター及び本所のほうで与えられた権限に基づいて処理していると、こういう実態にございます。委員会としての行政運営に当たりましては、常に学校管理課、社会教育課、そして教育センターの3課が情報を共有し合いながら協働して運営を進めているところでございます。また、ジェットラインさわやかマラソンとか、あるいはふきおろしマラソン、それから町民ソフトボール大会など全町的な行事につきましては学校管理課、社会教育課並びに教育センターの課をまたいで全体的な事務所全部を挙げて取り組んでいると、そういう状況にあることは既にご理解いただいているところであろうと、このように存じます。こうした中でご承知のように2つの町と村が合併をしたということで教育委員会に所管します、かかわります各種の団体がそれぞれ両地区にあるというような関係で東藻琴地区、女満別地区それぞれの団体に対しての支援、あるいは団体の事業、団体の活動等、あるいは夜の会議等、それぞれの地域において展開されていて、各地区におります職員がそれぞれ対応してこれまで運営してきたところであります。今後ことしの4月から東藻琴の文化団体協議会と女満別地区の文化連盟が1つになるというようなことで、全町的な会議が1つになるというような減ることがございます。それから、女性団体もこの4月から1つになっていくというようなこともあって、それぞれ両地区で展開されていた事業や会議等が今後は1回に減っていくというような利点は、それぞれの団体等の統合によって可能になっていくと、このように思っているところでございます。いずれにしましても、それぞれの地域実態を知っている東藻琴及び女満別の教育センターの職員がその実態に即しながら、それぞれのところで事務処理、あるいは事業等の運営を展開しているということについてはご理解をいただきたいと、このように存じます。また、女満別小学校の改築ということの作業が去年から進んでおりますが、それにかかわりましては平成20年度につきましては女満別センターを所長中心にそれらの事業の展開を進めてきたところでございますけれども、学校管理課はもとより本所の建設課、財政課などの専門の課とも連携を図りながら進めてきているところでありまして、これについては今後もそうした連携を十分にとりながらよりよい進捗状況に努めてまいりたいと、このように考えているところでございます。以上申し上げまして、1回目のご答弁とさせていただきます。

質問 松田信行

今それぞれ説明をいただいたところなのですけれども、まず定員の適正化についてですけれども、私は職員は下げればいいというものではないと思っています。ただ、合併してからここに至るまで職員を削減することによって事務の影響はないのかという、そういう観点が私は心配なのです。そこを考えたときに、ちょっとお伺いしたいのですけれども、合併してから職員削減になっています。その間の職員の残業時間、これはどうなっているのか。あわせてもう一つ、残業時間のことなのですけれども、私の手元にあるこの資料の中に平成20年12月までの各課の残業時間、これが手元にあるのですけれども、これを見ると課によってばらつきはあります。総務課、企画課、これは75時間、全体の時間ですから言っても差し支えないと思うのですけれども、財政、地域振興課、これは188時間、多いところでは福祉課89時間、建設課130時間、教育関係121時間、ほかにありますけれども、合わせて615時間、こういうふうにあるわけですけれども、この各課の残業時間の意味、どういう意味合いがこの残業時間にあるのか、これについてもあわせてお伺いしたいと思います。もう一つ、教育行政の配置なのですけれども、これは私の先入観があるのでしょうか、どうしても先ほど教育長の説明の中に女満別の学校新築、そしてそのほかに、これ東藻琴もいろいろ課題はあると思います。ただ、女満別地区においては平成21年から平成25年、ぱっと私が見ただけでも、考えただけでも新築あり、それから就学前の整備あり、体制整備あり、それから地域総合型スポーツの取り組みあり、それから豊住小学校の今後のあり方、そういったいろんな課題が山積みされているような気がするのです。そういった課題を見ると、私は東藻琴からこっちという、そういう考えではないのですけれども、果たしてそれに十分対応できるのかと考えたときに、また私はすごく疑問を感じるのです、正直言って。ましてや、先ほど教育長の答弁にもありましたけれども、小学校の建設においては建設課、このやりとり、連帯があります、当然。そして、幼稚園、それから保育所の連帯については福祉課、こういう連帯があります。実際どうなのでしょうか。離れていることによっていずい部分はないのでしょうか。もう一度そこら辺お伺いしたいと思います。

答弁 町長

時間外勤務の時間等についてのお尋ねがございましたので、私のほうから申し上げたいと思います。平成18年、新しい町になってから、平成18年度の職員の1人当たりの年間平均勤務時間で申し上げたいと思います。平成18年度は79時間、平成19年度は51時間、平成20年度は47時間、この3年間を見ますと年々減少してございます。平成18年度は、新しい大空町ができた、組織体制の確立やさまざまなルールづくりといった事務が非常に多かったというふうに思いますので、それに伴って時間外勤務も多かったというふうに認識をしてございます。また、平成19年度は、総合計画の策定事務などがだんだんと本格化してまいりました。担当課だけではなくて、各課が連携をしてその積み上げ等をしなければならないというようなことから、幾分減りはいたしましたけれども、まだ全体的に多かったのではないかと。平成20年度に入って私どもが考えますには、大体平常ベースというような形に落ちついてきているのではないかなと、そのように受けとめてございます。また、時間外が必要となるというような場合、一つの例でありますけれども、例えば後期高齢者医療制度など新しい制度改革が行われた、それに伴って町の仕組みも変えていかなければならないというようなことで事務が出てくる場合がございます。また、住民の皆さんの参加を得ながらいろいろな会議ですとか策定作業、そういうようなものを行う場合には時間外に行うこともふえてまいりますので、そういったところから時間外勤務が発生するというような場合もあります。さらに、いろいろな行事、土曜、日曜、祝日等に開催される事業、教育委員会などが多いかとは思いますけれども、そういった事業等によって、振りかえなども使いますけれども、時間外勤務が発生をするということもございます。また、税の確定申告、16日まででありますけれども、短期間の中に処理をしなければならない事務などもございます。そういったときには、必然的に事務量によって時間外勤務も発生をするというような状況になっていると思ってございます。私が思っておりますのは、単純に職員数も下げればいいというものではないと思っております。下げるためには、その今まで担ってきたサービスを一体どこの部署で、もしくはだれにお願いをしていくか、そういう中に民間委託というようなことの発想も入れていかなければなりませんし、また今自分たちがやっている事務事業というものの必要性ですとか、どれぐらい重きを置いて行うか、そういったことで事務事業そのものを見直して軽減をしていくという必要も一つかもしれません。また、施設等の見直しですとか、組織体制を見直すというようなことでそれを乗り切っていくということも必要ではないかというふうに考えてございます。私は、職員の定数の管理、それは組織管理になるというふうに思っています。それは、体制づくりと、さらには人事配置というような中でその組織の機能というものを十分発揮させていかなければならないと、そのように考えております。大変難しいことではあるなという実感はありますけれども、そういう面に今後も努力をしてまいりたいと、そのように考えてございます。

答弁 教育長

2回目のご質問にご答弁申し上げたいと思います。教育委員会における残業時間の意味ということでお尋ねもありましたので、教育委員会においては先ほどもご答弁申し上げましたように社会教育、社会体育関係の団体の夜の会議、夜の事業等にはどうしても平常の勤務時間を超えて対応しなければならないということがありまして、その関係でそうした時間数がふえているということは私も承知をしているところでございます。ご理解をいただきたいと、このように存じます。それから、女満別小学校の改築、今後の平成25年までの改築事業、それから就学前のこと、地域総合型スポーツのこと、豊住小学校のこと等いろいろご指摘をいただきました。現在のところまでこれらにかかわります準備態勢、事前のさまざまな情報収集から準備態勢等についてそれぞれ取り組んできたところでありますが、特に女満別小学校の改築事業につきましては現在のところセンターの所長を中心にやっておりますが、今後の事業の展開、進捗によってはやっぱり時間数的に、人員的に大変だろうなと、その辺を補っていくような組織体制について新年度に向けて考慮してまいりたいと。町長にもご相談申し上げて、そうした体制がとれるようにお願いをしてまいりたいと、このように存じております。その大きな事業を中心に、先ほどもご指摘ありました幾つかの地域実態に結びついた課題も散在をしておりますので、それらが適切に展開できますように、今ほど町長も答弁されましたように、組織体制の見直し、業務の割り振り、人の配置、そんなことを新年度に向けて考えてまいりたいと、このように存じております。以上、ご答弁とさせていただきます。

質問 松田信行

町長の答弁、十分理解できました。ただ、細かなことなのですけれども、もう少し聞かせていただきたいのですけれども、町長言うとおり、人員削減、正直そこはいろいろな課があって、その課の中で当然人数も減るわけです。では、組織としては、民間委託だとか情報化によっていろいろ機械だとかを活用した中でいろんな省力化を図るのですけれども、その1つの課の中の体制として当然仕事はどんどん、どんどんふえていきます。されど、定員は減ります。これは、先ほど答弁もいただいたのですけれども、その中で1人の事務事業が減るということはないですよね。そうなると、やっぱり1人の力というのは限られている。そうなると、どうなるのかと。やっぱり課全体でどう取り組む、俗に言うチームワークというのですか、そういう言葉で表現していいのでしょうか、どうかわからないのですけれども、課全体でどのように対応するのか、具体的に。それと、教育長のほうにもう一回質問させていただきたいのですけれども、町長の取り組む意思というのは重々伝わってきます。あえて言わせていただければ、その思いは職員にも徹底して伝えていただきたい。それともう一つ、うちの町長は、総合支所に地域の実態だとかそういうことも踏まえながら、状況を踏まえながらということの意味合いを持って月に何度か出向いています。申しわけないのですけれども、やっぱり社会教育ということを考えれば、地域の実情把握ということを考えれば、教育長も月に何回か出向くという考えはないのかどうか聞かせていただきたいと思います。

答弁 町長

大空町がスタートしたときに178人いた職員が今現在163人ということで減ってきてございます。私が思いますのは、今すぐ組織をいじるということは、今時点平成21年度に向かってはそこまでのところはまだ考えておりませんけれども、もう少し先になれば、もう少し大くくりの課の体制というものを考えていかなければ、今言った数字というものはクリアしていけないのではないか。現在職員の仕事の分担というのは、規則においてどこどこの係はこの業務を行うということで記載されております。例えばそれが0.8人工であっても、やはりそこには1人分の人員を今でいえば配置をしなければならないことに現実的にはなっております。ですから、それが1つの課の中にあれば0.8ですけれども、5つセクションがあれば5人を配置しているというのが今の体制であります。ですけれども、実際には0.8掛ける5にすれば、本当はそこのところが柔軟に取り組むことができれば4人でもその仕事をやっていくということは可能になってくるだろう。今現在企画課におきましては、係のセクションを外したとまではいきませんけれども、おのおの係長なり補佐、さらには係員が相互に兼務発令をするというようなことで、私的にはモデルといいましょうか、実験的に企画課の中では従来地域振興係が持っていた仕事も例えば向かい側の広報係が行うとかいうような、その課としてその仕事を全部行っていく体制というものを試行しているようなつもりでおります。ですから、今後そういうようなくくり方で係の業務ということで規定をしてしまいますとどうしても人間の意識の中に他のものに手を出せないような、そういう雰囲気がつくられてしまっているのが今までの反省点ではないかと思いますので、ひとつ大きな課の中の仕事という形で位置づけて職員を配置していくという方法もあるのではないかというふうに考えてございます。そういうこともこの定員適正化の計画を実行していく中で今後行っていかなければならないのではないかと、そのように考えているところでございます。また、人事の配置のことももちろんありますけれども、例えば今年度平成20年度女満別小学校の改築に向けての設計費を予算計上して仕事をやってきた、去年の4月の段階で教育長含め担当課長なども私直接呼びまして、いかに教育センターと学校管理課、さらには社会教育課が連携をしてこの大きなプロジェクトに当たっていくかということが試されていると、そういう中においては垣根をとってその連携を図るようにというようなお話もさせていただいた経過もあります。そういう中で今後この事務量どの程度大きなものになっていくか十分把握をしながら、私も先ほど言った体制ですとか、人事の面ですとか、そういうところで配慮をさせていただきたいと、そのようにも思います。また、教育長にお尋ねでありましたけれども、私の例えば総合支所勤務、これは地域の実態を把握をしたいという一面もございますし、また職員の指揮というようなことも含めて何がしかの機会をつくって総合支所勤務をさせていただいているということもご理解を賜りたいと思います。

答弁 教育長

ただいま町長のほうから総合支所の在所についての話もありました。私が平成18年合併になりましてから女満別の教育センターにいついつ行きますということを公にはしていないのですが、1週間に最低1回、多いときは4回ぐらいもう毎日のように来ることもあります。その来たときにずっと滞在しているということはありません。また本所の東藻琴に戻るのですが、一月全体で数えますと、会議等を含めて月に10回ぐらいは来ていることが、多いときでですよ、少ないときでは5回とかということになりますが、今議員のご指摘のように、在所を公にすることによって、そのときに例えば私がセンターのほうに在所しているということで地域社会の方がその日に何事か相談とか、そういう機会を一定程度保障してあげるというのでしょうか、情報交流を定期的にする場と機会を設定することができるなと、今ご指摘いただいたことを考えながらそのように思いました。新年度広報になりましょうか、生涯学習誌のはばたきになりましょうか、そんなことで週に1度ぐらい女満別センターのほうに在所をするというようなことについて検討させていただきたいと、このように存じます。

質問 松田信行

それぞれお二方の答弁いただいて、私としては理解したいと思います。最後に、この質問においては私一番心配するのは、今回の職員定員管理及び組織機構の確立、この部分については実は行政改革の一つの項目にうたわれているのです。そういった意味も含めてやっぱり行政改革というのは、私は地域の住民にその施策がしっかりと理解されて、そして協力してもらうことによって行政と町民が一体化になって初めて構築できるものだと思っています。そういった意味合いも含めて、このごろどこの市町村長さんのお話の中に住民参加と協働という言葉が言われています。私心配するのは、協働ということを考えたときに、行政がスリムになってサービスが低下になってしまうとサービスを受ける町民は、協働というのは行政の仕事の丸投げ、表現は適当でないかもしれません、丸投げなのかと負担に感じてしまうところが一番心配しているのです。それだけに町民の協力と、それから理解、これについてはよほどアンテナを張りめぐらして取り組んでいかなければ行政改革はうまくいかないと思っています。そこで、最後に町長にお伺いいたします。その対策として、町長の所見があれば聞かせていただきたいと思います。

答弁 町長

過去にもそのようなお尋ねを一般質問の場であったり、また別な機会でも受けた記憶がございます。協働とは、町の仕事を軽くして住民にその負担を強いる、そういうことにつながるのではないか。私が思っておりますのは、決してそういうことではないわけでありますけれども、まだまだ十分な説明といいましょうか、言葉だけが先走って十分な意味合いというものが伝わっていないと、そのように思ってございます。例えば一つの例でありますけれども、最近でいきますと、女満別地区にあります公民館を将来的に地域会館として地域が主体的に管理をしていただきたいというようなお話をここ何年かさせてきていただいております。その中で今年度の地域懇談会などでも言われましたのは、自分たちでこの館を維持するというのはとっても無理だと、修繕になったときにどうするのだと、地域でそんなお金もないし、能力もないぞというようなご意見もありました。当然建物でありますので、その所有者はだれかと考えたときに、それは町であります。どういう形態をとっても町ではありますので、そういうときには当然町としてそういう対応はしなければならないと。ただ、今まででいいますと、消耗品1つがなくなってもそのことを教育委員会に連絡をして、そして教育委員会が手配をして、電球1つ、トイレットペーパー1つにしてもそのようなことでありました。例えばそういうものは、私が考えますのは地域の方々が直接発注をして、もしくは何かのときにすぐ買いそろえていただくというようなことがいいのではないか、そういう意味での地域主体の管理というようなことを申し上げているわけでありますけれども、まだまだそこのところが十分伝わっていないと。そんなことから、教育委員会と再度そのあたりの考え方を整理をしてもう一度また地域に話していこうというようなこともいたしております。私が思いますのは、地域活動の中には自治会活動などありますけれども、今は地域の自治会に運営交付金と補助金というような形で町から支援をさせていただいている部分があります。そのうちの補助金でありますけれども、これは2分の1ということが原則でありまして、事業費の2分の1を補助しますというような規定になってございますけれども、本来地域の方々がいろいろな活動をするというような中の浄財とすれば、補助金というような形での町の応援の仕方がいいのかどうかと。もっと自主的に行っていただく仕組みをつくって、また金銭的にも応援できる仕組みをつくらなければならないのではないかと。まだ具体的な考え方が十分まとまっておりませんけれども、そういう中で町民の方々がみずから何かを発案をして事業に取り組む、その応援を町がするというような形でなければならないのではないかと。今まではどちらかというと、あれをすれば、これがあればというようなことが先に立ってきてしまっているような気がいたします。そのために、地域におけるいろいろな活動が十分行われてきていない実態があるのではないかと思います。それを皆さん方が行うというところの自発的な、自主的な活動を促せるような仕組みというものを私なりにまた考えていきたい、そのことが本来の協働につながっていくだろうと。そういう考え方をもとに自治基本条例でありますとか、地域の担当者制度というものを活用していきたいなと、こんなふうに考えているところでございます。まだ十分考え方がまとまり切れておりませんので、漠然とした答弁になっておりますけれども、決して丸投げをするつもりでこのことを考えているということではないということについてはご理解を賜りたいと、そのように思います。

質問 松田信行

1番目の質問は、これで終わります。続きまして、次の藻琴山温泉の芝桜公園についてですけれども、私去年見させていただいて本当にすばらしいと、褒め過ぎではないと思うのですけれども、大空町の大きな財産だと思っています。いろいろ基本構想の中で粛々と進められているわけですけれども、ただここにきて先ほど説明の中に温泉施設、あるいは温泉の活用についていろいろ地域の方を含めて検討されているということですけれども、大空町のシバザクラという大きな財産、私心配するのはこの大きな財産をやり方というか、時期とかを逃してしまって負の財産にしてほしくないのです。それは、地域の方も皆さんそう思っていると思います。そこで、温泉施設はどこの地域もあります。どこの町にも。ただ、いかんせん近隣の温泉施設の経営ということを考えると、観光の旅行客のニーズも変わってきた、そんな中で維持していくのは大変、またいろんな大変さの中で民間委託だとかあらゆる手を尽くしてもなかなか難しさはこのごろよく新聞だとかテレビで聞きます。そうした中で私は、一つの考えとしてまだまとまってはいないのですけれども、取りとめのない話になるかもしれません。私は、温泉施設云々、それは100%否定するわけではありません。いつかそういう機会があれば、やればいいと思う。ただ、その前に地域の資源をしっかり活用すべきでないだろうか。それは、人であり、物であり、いろいろあると思います。要は、それが発展していくとまちづくりの拠点にもなるのではないかと思うのです。具体的に言うと、せっかく温泉が出ているのだから、温浴に使えば一番それはだれしもがそうだなと思うのですけれども、私はそこに余り固執することはないのでないかと。こっちの角度からもあるし、こっちの角度からもあるし、ただ、今の状況を考えたときに温泉熱を利用して地域の振興という意味合いも含めて、温泉を使ってハウス、農業振興、そういった展開を考えるべきでないだろうか。そして、このことによって一部の人だけではなく、地域のたくさんの人たちがかかわることによって、またまちづくりの一つの拠点となるのではないかと思うのです。実際運営してお湯が足りないだとか、作物何やったらいいのかと、いろいろこれからやらなければいけないでしょう。そういった中で道内でも温泉熱を利用して、これ道南のほうです。森町、ここでは温泉熱を利用してトマト、キュウリ、大根、ミズナ。壮瞥町オロフレ地区ではトマト、ホウレンソウ、コマツナ。札幌市の定山渓ではホワイトアスパラガス、こういう動きがあります。これは、農家が個々自助努力によって温泉を掘って栽培している、こういうところがふえてきています。ただ、観光地の温泉と結びつけてハウス栽培というのは、情報として私の情報が限られているせいか知らないが、聞いたことがないです。であれば、東藻琴の芝桜公園にはそういうチャンスがあるのです。まず、一生懸命手がけるべきではないかと思うのです。そして、さっきの話に戻りますけれども、雇用対策、元気なお年寄りの知恵をかりる、あるいは旧東藻琴診療所の今粛々と進められていますけれども、障害者の雇用、そして栽培技術のノウハウがなければ、栽培技術を持った近くの農家の方々、そして東藻琴の優秀な生徒さんがいるではないですか。その知恵をかりながら、観光客の人に感動だけではなく、物を持って帰ってもらうと、そういう手法だってあるし、またこれが通年栽培ということを考えたときに、東藻琴の女性部の方が冬やっていると聞きました加工食品の展開だとか、それからもっと先に進むと、その販売にはJAあり、町内のお店屋さんあり、そうやって芝桜公園温泉そこで完結するのではなくて、いろんな人がかかわってもらって町に展開する、そういう考え方があっていいのでないかと思いますけれども、町長、どういうふうに考えていますか、所見をお伺いしたいと思います。

答弁 町長

先ほど申しました温泉については、平成18年度でボーリングをし、平成21年度の予算でその権利を町として買い取りたいというような予算提案をさせていただいております。この温泉施設のことについては、従来あそこに温浴施設、宿泊施設等がございました関係から、基本的にはその温浴施設を、もしくは宿泊施設をというようなことで議論がスタートしてきているのが現実かと思います。そんな中で経営的なことを考えると、大変それを黒字化していくというのは難しい面があるなという試算なども出ております。そのようなことから、過去には例えば企業の方々に保養施設というような形で温泉の権利を貸すか売るか、何がしかの形をしてつくっていただくことはできないだろうかとか、また単に温浴施設ということだけではなくて、健康増進を兼ね備えたような、クアハウスというのでしょうか、例えばそういうようなものとして活用するのかどうかというようなことも考えて、現実民間企業などにも当たったこともございました。ただ、今の状況、そのことだけではすぐさま話に乗ったというようなことにはなってきておりませんでした。そういう中で私がおととしではなかったかと思いますけれども、広報にそこの整備に対する思いというようなことでいろいろ書かせていただいた中に、例えば農業用のハウスを隣接地に設置をして、そこに温泉の熱源を活用するような方法というのもできるのではないかということも触れさせていただきました。確かに今言われたように、例えばそういう施設が年間通して活用できるということであれば、例えば新規就農を志す、そういう方々がそういう場所で就農体験的なことをすることも可能ではないかと。また、産品づくりというようなことで新しい産品開発にもつながる可能性はないかと。さらには、議員が今ご指摘のありました一方で構想を進めております障害者の方々の施設、その働く場所として活用することはできないかと。芝桜公園の入り込み数のほとんどは、その開花時期にありまして、10万人ぐらいの方々が来られます。ですけれども、あそこの公園については、それ以外についてはそれほど多くの入り込み客があるわけではありません。夏場でいいますと、キャンパーなどがいらっしゃるというような程度でございます。冬は、完全にクローズ状態というようなことから考えますと、この温泉施設というのは議員もおっしゃるように単に温浴施設としての活用も探らなければなりませんし、それ以外の今言われたような農業用のハウス栽培、それに伴う熱源というような形での考え方も当然あると思ってございます。内部において全く今までこのことが話題に上らなかったわけではなくて、その温泉熱を利用したハウスの例えば設置にどの程度の費用がかかるかということで情報収集を少ししたこともございます。ただ、道内では、なかなか十分な情報がまだ私ども収集し切れておりませんで、十分な検討になっているとは言えない状況であります。今回ご提案もいただきましたので、そのことも踏まえてもう少し皆さんに議論いただけるような、そういう形をつくり、そしてまた議会の場でありますとか、地域審議会の場でありますとか、いろんなところでご議論をいただくようにしてみたいと、そのように思いますので、今後ともまたその点に関してアドバイス等あればいろいろ伝えていただければなと、そのように思います。よろしくお願いをいたします。

質問 松田信行

ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。先般大空町においても、観光だとかとタイアップしたグリーンツーリズムの協議会ができました。そういった活用も含めて取り組んでいただければなと思います。ただ、行政がかかわるから、お城みたいな立派なびかびかのハウス建ててやるということにはこだわることはないと思います。身の丈に合った施設で確実に段階を踏んで続けていっていただければなと、焦らないで、そしてそこである程度のひょっとして収益性が上がれば、温浴施設も可能かなと、そういう展開も考えるだろうし、まずは身の丈に合った施設運営の中で進めていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。

答弁 町長

もともと金が温泉のようにたくさん出てきているわけではありませんので、当然そういうことになろうかと思います。ただ、今現在温泉が出ている場所というのは、藻琴川の公園とは反対側のところで出ております。その周辺では、ハウスということでいけば、そちら側のところでは設置する場所というのはなかなか難しいかなと。その温泉を例えば活用するハウスをつくるとすれば、川を挟んで反対側につくるというのが理想的ではないかなと、今私はそんなふうに思います。そういうことであれば、その温泉を多少運ばなければ、運ぶというか、パイプで運ぶというのでしょうか、そういうようなこともしなければならなくなります。また、手前のほうで公園施設の用地ばかりでありますので、ハウスを設置する用地ということになれば、今周辺の農業者の方などが持っていらっしゃいます農地ということになってくるのかなと、今時点ではそのようにちょっと思います。そういうことから、施設そのものはどの程度のお金かけるかは別といたしまして、環境整備に多少の経費がかかってくるということはあるのではないかなと思いますので、そういうところもある程度試算をしながら今後十分考えてまいりたいと、そのように思います。よろしくお願いをいたします。

質問 松田信行

終わります。

出典:大空町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月15日 議事録 PDF(102ページ) 間違いを知らせる