みんなの議会

大空町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月11日

(1)エコツーリズム推進法について/(2)地球温暖化対策実行計画について/(3)指定管理者制度について

2008年3月11日、大空町議会の一般質問で、坂本一光議員が「エコツーリズム推進法について」「地球温暖化対策実行計画について」「指定管理者制度について」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
坂本一光 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 坂本一光

平成20年第1回定例会に当たり、20年度予算を決定する会議であります。一年の計は元旦にありという言葉がありますが、まさしく行政にとって継続性の重要さということは十分ありますが、ことし一年の行財政運営の始まりであると思います。そこで、町長の町政執行方針についてお伺いします。ことしは、大空町として初めて総合計画に基づく実行の初年度であります。これまで財政健全化計画等、あらゆる分野のいろんな計画を策定してまいりました。それぞれの計画に沿っての予算であると思いますが、平成27年までの総合計画に基づいたところの今年度の目標とするところをどう考えておられるのかお伺いいたします。その上で、特に重要と位置づけられる政策はどのように考えておられるのかお伺いしておきたいと思います。次に、エコツーリズム推進法についてお伺いいたします。本年4月この推進法が施行されます。この法律について環境省は特定自然観光資源の指定に関して地域の取り組みを支援する前提として市町村ごとにエコツーリズム推進協議会にて全体構想をつくりなさい、そういったものについては支援をするというようなことが新聞記事で報道されておりました。このことについて大空町としてどう取り組まれるのか、お伺いをしておきたいと思います。次に、地球温暖化対策実行計画についてであります。計画書については、先日お示しいただきましたが、主に庁舎を一つの事業所としてのそれだけの実行計画であるような印象を受けました。一部町内の事業所、住民にもお願いをするというようなことは書かれておりましたが、中にまだ広報等でのPRもございません。多分庁舎内での5年間を目標に6%のCO2の削減の計画、そのように受け取ったものですから、果たしてそういった内容のものだけでいいのかどうか、大空町としての取り組み、またこれにつきましては平成23年までという年次ごとの削減目標はどのように考えておられるのか、またその実績についての公表はどのようにして行われるのかお伺いしておきたいと思います。私は、庁舎だけでなく住民生活の上でも町内の事業所の営業活動の上でも広くご理解とご協力をいただくべき大きな問題であると思いますが、その辺の取り組みについてはどのようにお考えになっているのかお伺いしておきたいと思います。次に、指定管理者制度についてお伺いいたします。18年10月より導入されましたこの制度について、この制度を導入した施設の運営管理について、行政としての効果として挙げられる点、また利用者側から見たところの効果というものはどのように把握されているのかお伺いいたしたいと思います。2つ目として、これまで長いもので1年半経過してまいりましたが、当初の協定内容で賄い切れなかった分、想定できなかった点が果たして問題点として浮上しているのではないか、もしそういったことが課題としてあるならば今後どのようなところをどのように改善していかれるのか、その考えについてお伺いをして、1回目の質問といたします。

答弁 町長

坂本議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。まず、第1点目、町政執行方針について20年度の大空町の目標とするところはということでのご質問でございます。大空町としまして合併をして平成18年、また今年度19年度は合併直後のため当面の課題整理を中心に進めてきたところであります。内部的なものの整理や公共施設などの整理をしなければならないもの、そういったものが中心になっていたかと思います。昨年の3月に行政改革の大綱、推進計画を策定をいたしました。また、今般大空町の総合計画についてお認めをいただき、またそれに付随する財政健全化の計画も示したところでございます。改めて今まで滞っていた社会資本の整備やいろいろな仕組みづくり、また制度、そういったものを示しながら27年度までの8年間の大空町の総合計画をスタートさせる年、大空町としての新たなまちづくりの方向性を町民の方々に示していく、そういう初年度になる、そのように認識をしてそういうところを皆さんに伝えていくための今回の予算編成に当たったところでございます。どれが重要かということでありますけれども、合併調整を行ってきた事務事業は686項目になります。今回予算において一般会計で事業項目ごとに積み上げを行ったわけでありますけれども、その項目数が370件、その積み上げが一般会計における72億円という予算になってございます。どれもが行政運営上大事な事業であると、そんなふうに考えておりますけれども、先ほど申し上げましたように、新しい総合計画の施策の実現に十分勘案をし、21年度以降につながる、そういう前向きな予算編成に心がけてきたつもりでございます。こういう内容について今後いろいろな機会で町民の皆様、また議員の皆様にいろいろな形でご説明をさせていただいていきたいなと、そんなふうに考えているところでございます。次に、エコツーリズム推進法についてもお尋ねをいただきました。エコツーリズム推進法というものが制定をされ、平成20年の4月1日から施行されるという状況でございます。また、ことしは北海道洞爺湖サミットが7月に開催をされると、このサミットは環境サミットというふうな言い方もされています。国も積極的に自然環境の保全や地域の創意工夫による観光振興を推進するようになってきたということだろうと思います。この法律の中でエコツーリズムの定義について書かれておりますので、まず前段説明を申し上げたいと思います。エコツーリズムとは、自然観光資源について知識を有する者から案内または助言を受け、自然観光資源の保護に配慮し、自然観光資源と触れ合い、これに関する知識、理解を深める活動ということが定義されております。そして、この法律の中に市町村は推進協議会を組織することができるというような言い方になってございます。そして、その推進協議会の組織の中でその地域における全体構想を策定した場合については、国として自然観光資源の保護のための規制などを行うことができるというふうに規定されております。国は、この法律に基づいて指針を出すことになっておりますけれども、まだそういった具体的な内容が示されておりませんので、この法律からだけ見ますとどのような支援があるかというのはまだ不確かなところが多いのが現状であります。ただ、規制等を行うことができるということが書かれておりますので、その部分について考えてみますと、本町においては既に国定公園、国立公園のエリアの中で規制を受けている地域もありますので、ここの全体構想の中でいいますと、例えば私どもの町の農村景観等に関することで規制をしていくということが可能になるのではないのかなと、そのように考えているところでございます。当然推進協議会というのは町だけが組織するものではなくて、地域内の事業者の方々、地域の住民の方々、またNPOなどの活動をされている方々なども含めて組織することが望ましいというふうに記載されてございますので、こういう地域の機運を醸成していかなければならないと、そんなふうに考えているところでございます。昨年12月の定例町議会において議員からのご質問で、このときはグリーンツーリズムという切り口でございましたけれども、いろいろな町内の各産業の方々、また移住などの受け入れをされている方々、広い分野にわたる中での取り組みが必要だというふうにもお話を申し上げました。そういう意味で地域の総合的な組織づくりについて機運を醸成し、そして法律の具体的な国からの指針などが示されれば、それにのっとりながらその組織づくりについて努力をしてまいりたいと、そんなふうに考えてございますので、ご理解を賜りたいと思います。続きまして、地球温暖化防止の実行計画についてでございます。これは、ご質問のとおり地方公共団体における実行計画ということでございます。私どもの計画は、基準年を平成18年度といたしまして、計画の期間を京都議定書の第1約束期間に合わせて平成20年から平成24年までの5年間といたしております。この中で町の事務事業における温室効果ガスの排出量を6%削減していこうというものでございます。現在18年度の基準年で6,132トンと二酸化炭素換算で換算をして計算をしてございます。これを削減し、総体で5,764トン以下の排出量になるということを目標としてございます。年次的には単純に5年間で割り返しまして1.2%ずつというふうに当初は思っておりますけれども、各年度ごとに点検、評価を行い、状況を把握しながら全体で6%達成に向けて努力をしていきたいというふうに考えてございます。この地方公共団体としての取り組みにつきましては、広報等により公表をすることといたしておりますし、その毎年度の状況についてもパーセントだけではなくて具体的にどういった燃料、電気料が節減されたのかということをお知らせしていきたいというふうに思っています。ただ、ご質問の趣旨にありましたように、地方公共団体としての削減だけでいいわけではないと、そのように私は思ってございます。町民の皆さんのご協力が不可欠であります。町民の皆さんにおける行動指針というようなものを20年度作成をして、そして町民の皆さんのご協力を求める、さらに地球温暖化にかかわるさまざまな情報提供を図っていきたいと、その中でどのようなご協力をいただけるか、そういう誘引的な対策も講じていくことが必要ではないかと、そんなふうに考えているところでございますので、そういう取り組みを進めてまいりたいと思っております。次に、指定管理者制度の関係でございます。平成15年の9月に地方自治法が改正されました。この中で指定管理者制度というものが定義づけられております。多様化している住民ニーズに、より効果的、効率的に対応するためには、民間事業者の有するノウハウを広く活用することが町民サービスの向上に有効であると。もう一つは、職員人件費や施設の維持管理に係る経費の縮減も期待できるという考え方が根底にはございます。その中で町直営か指定管理者制度かの二者択一の中で施設を管理していくということになっています。しかしながら、私が思いますのは、私どもの地域に当てはめたときに制度導入の受け皿となる団体、会社、事業所などが限られてまいりますし、対象施設が極めて少ないということから、経費の縮減というのはそう大きなものにはならないであろうと、そう大きく期待はできないのではないかと、そのように認識をしているところでございます。制度をスタートさせた効果でありますけれども、指定管理者の方々が利用者の増に向けた自主的な事業を実施してくださっております。また、管理運営技術や専門的な技能を十分発揮されている施設もございます。さらに、維持管理の徹底によって質の向上などにもつながっていると、今までのサービスと変わらない、それ以上の維持管理に指定管理者の方々は努めてくださっているなと、そんな感じを抱いているところであります。具体的なお話を申し上げますと、前年との比較で指定管理者において料理教室や講習会を開催している事例がございます。また、図書館など手づくり絵本教室、さらにはパークゴルフ場、公園などではパークゴルフ大会を自主開催すると、また乳酪館などバターづくりの体験実習などいろんな自主事業が展開をされています。利用頻度の少なかった部屋なども一般開放して、そしていろいろな創意工夫のもとに施設利用者をふやしたり、各種研修室の利用増進というものを図ってくださっているなと、そのように感じております。多くの施設は、まだ1年が経過していないということで、当初の1年目というのはその施設の特性や維持管理の方法、事業の運営手順、そういった把握、基礎的なことが中心になってきていると思います。1年を経過してある程度そういうところが把握できたならば、さらに2年目以降いろいろな効果が期待できるのではないかと、そんなふうに考えているところであります。また、課題といたしましては、施設、設備、備品等の損傷修繕など経年劣化によるものなどについては各指定管理料に修繕料を含めて積算をしていたところでありますけれども、多額な施設や備品の緊急修繕に対しては対応できない状況が多々ございました。平成19年度についても予備費の充用などで対応させていただいたことがございます。状況の変化に即時に対応できる財源の弾力性がないということが課題として挙げられておりましたので、20年度の予算につきましては各指定管理者施設の関係する科目に修繕料を計上するということにいたしてございます。そういった中で即時に対応ができる体制を整えていきたいということでございます。制度を導入しまして、逐一適宜打ち合わせ、協議を行わせていただいております。問題点や改善するべきところの解消に努めているところであります。町と、そして指定管理者の皆さん方がお互いにそういう問題を検証し、課題解決に努めていかなければならないと、そのように考えております。町と指定管理者というのは、よりよい施設の運営や新しい公共ということを考えたときに、お互いがパートナーとしていかなければならないと、その中でよりよい制度、仕組み、取り組みが図られるように努力をしていきたいと、そのように考えておりますので、今後ともそういう方針をもちながら施設管理の運営に当たっていきたいと思っております。以上、1回目のご答弁とさせていただきます。

質問 坂本一光

何かしら皆さんお疲れのご様子みたいな感じはするのですが、時間あてがわれておりますので、再度ご質問したいと思います。まず、執行方針についていろいろ町長から答弁をいただきました。合併時点での調整項目を踏まえながら、今年度から始まる総合計画に基づいた実行ということなのですが、ただ何を重点政策に考えているかという聞き方したのは、やはりいろんなところでの財政的な要因ですとか、住民にとって合併そのものもいろんな融合は図られているとはいいながら、本当の一体感というのはまだまだ時間がかかるのであろうと、そんなような時期だろうと思います。そういった中で予算をやりくりしながら、住民生活にとって総合計画にも目標、課題として掲げてありますようなはつらつとした生活を送れるまちづくりを目指すのだよというようなことが総合計画の項目にも入っております。そういった中でこれから大いに一番知恵を絞らなければならないのは、やはり町長のよく言われる触れ合いと語らいの協働のまちづくりというのが一番の基本的なものではなかろうかと思います。いろいろ具体的には、細かいと言ったらおかしいですけれども、いろんな政策をやりながら、やはりこれからは住民とともにお互いに住みよいまちづくりを目指すのだよと、これは行政も住民も我々も同じような感覚にならなければならないと思っております。そのためにまちづくり基本条例の準備にも入っているでしょうし、地域担当職員という、そういう制度も設けられたのではないかと思います。そういったものを本当に知恵を絞りながら住民ときめ細かく接しながら理解をいただきながら協力をしてもらう、そういった作業をふれあいトークのようなものだけでいいのかどうか、もっと住民にわかりやすいようなアピールをしながら協力してもらうという方法を考えなければならないのでないかというふうに思うわけです。そして、上下水道、簡水ですとか道路整備、こういったハードの部分については、これは直接行政が担当してやらなければなりませんが、ほかの福祉の部分ですとか、教育の部分ですとか、そういったものについてはなおさら住民の協力が必要な部分ではなかろうかと思うのです。そういったものを一層早く推進するための考えなり方法、これをもうちょっと強くアピールしてほしかったなというふうに思っているのですが、町長はどのようにお考えになるのか、答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長

ふれあいトークだけでいいのかと言われれば、それが十分でないことを一番よく知っているのは私自身だというふうに思っております。ハード事業は、確かに町がしなければなりませんし、ソフト事業などの取り組みというのは町だけでできるものではないと、議会の皆さんや住民の皆さんにいろいろな形でアドバイスをいただいたり、支援をいただいたりしなければならないものだと、そんなふうに考えております。ただ、具体的に一生懸命努力はしておりますが、なかなかそういったところというのは十分皆さんに伝えるところまでいっていないのだなと改めて思ったところであります。今回当然新しいソフト事業なども取り組むこととしておりますし、また従来のものをさらに拡充して取り組もうというようなソフト事業などもございます。言うはやすし行うはかたし、そのことをしっかりと皆さんに伝えていくのは、もっと難しいのだなと改めて思ったところであります。いろいろな事業はございますけれども、それをいかに伝えていくか、正直言ってまだ具体的にこうですというような手段は持ち得ておりませんけれども、今後もそのことを常に頭に置きながら取り組んでまいりたいと。住民の皆さん、町民の皆さんにそういう町の思いといいましょうか、先ほど言った総合計画に掲げる町の方向性というものを伝える努力を今後もしてまいりたいというふうに思います。

質問 坂本一光

その上で、町長一人で、体1つしかないわけですから、大変いろいろご苦労が多いと思います。あわせて、職員の皆さんが今回の計画についても担当課ごとにいろいろつくっている部分がありますが、内容的にはすべて住民の生活に密着したいろんな計画書であります。ですから、私自身考え過ぎなのかどうかわかりませんが、職員同士の縦割り意識の中でいろんな部分でブレーキになっている部分があるのではないか、そんなことも感じております。ですから、町長が強力なリーダーシップを発揮しながら、全職員でそういう方向に向かうのだよということを徹底して、お互い共通の認識を持ちながら一つの方向に向かって安心して暮らせるまちづくりを目指すのだということで進んでみてはいかがかなと、そのように思うのですが、その辺についてはいかがでしょうか。

答弁 町長

自分で自分のことを評価するというのは、大変難しいことですし、私自身がそういうような評価ができる人間かというのもありますけれども、従来から比してそういう横の連携をとるようにというようなことで進めてきたつもりでありました。例えば地域交通システムの関係について新年度で予算を計上しておりますけれども、これについては企画課が主体的に担当しておりました。しかし、そこには生涯学習課も当然入って、さらには福祉課も入って、そして協議をしてきた中での内容のものでございます。また、住みかえ促進事業につきましても、企画課担当でありますけれども、福祉課や建設課、そういったところと情報を共有しながら積み上げてまいりましたし、観光の看板の設置、これは表向きといいましょうか、表面的にはそういう言葉になっておりますけれども、地域の通常の道路交通案内というところも含めて整備していこうではないかということで商工観光課と住民課と建設課も含めて話をさせていただきました。そういうようなこと、いろいろな協議をするときにどこか1課だけと協議をするということではなしに、関係するところすべて集まって一堂に会して協議をするというやり方をやっているつもりでありますけれども、まだまだご指摘の点いただくということは十分でないということなのだろうと思いますので、職員にも伝えてまいりたいと思いますし、今この本会議でのご質問の内容というものはそのほかのここに出席をしていない職員も見ている部分があるだろうと思います。議員の言われる趣旨等について、また伝えていきたいと思います。

質問 坂本一光

今いろんな課、共通した、課をまたいだ中でのいろんな計画をつくったというような話を聞きました。つくるだけが目的ではない、それを実行に移すのがこれからの仕事だと思いますので、お互いきちっとした認識のもとにこれの行政運営をしていただきたい、そのように思います。次の議題に移りたいと思います。エコツーリズム推進法についての答弁をいただいたところであります。12月に同僚議員からグリーンツーリズムの一般質問がされました。その中で、いろんな形でそれに似たような形のものができつつあるというような話も答弁の中でいただいたように思いますし、また移住、定住に関してもそういったサポートをする準備を整えるし、また必要によっては、場合によっては予算も計上するというようなことで答弁をいただいたように思います。これを何とか、環境省と農水省の役所の違いというのがあるのですけれども、これを大空町として何かそういったものを含めた中で、エコもグリーンも中身はちょっと違いますけれども、かなりの共通部分があるのではなかろうか、そのように思います。それで、エコツーリズム推進協議会をつくる、つくらない、これはまた別にして、いろいろ今の行政忙しいですから、そういったものをつくってやる、やれればやったほうがいいと思うのですが、グリーンツーリズムの変形のような形、何か工夫はできないものかというふうにこの原稿を書きながら考えていたところなのです。ですから、いろいろ規制なんかもあるというようなことがありましたけれども、具体的にどのような規制になるのか、私も不勉強でそこまではまだわかっていないのですけれども、やはり移住ですとか流入人口をふやす、目的としてはグリーンツーリズムと似たようなところがあるのではないかというふうに考えたものですから、今回このような話、また4月1日からの施行ということで新聞記事として読んだものですから、お伺いしたわけです。いろいろことし環境サミットといわれるものが北海道で行われまして、いろんな形の中で北海道内でも国内においても環境に関する関心というのはいやが応にも高められるのではなかろうか、そんなように思うのですが、そういった中で大空町として独自に工夫できるものがあれば何とか工夫をして、環境省の指針が出るのを待つのも結構なのですけれども、大空町として考えられることを真剣に考えてみながら、なおかつエコに対する住民の関心、そういったものにもつながっていけばいいのかなというふうに思うのですが、その辺についていかがでしょうか。

答弁 町長

先ほど私が規制と申しましたのは、このエコツーリズムの推進法の中で市町村協議会をつくって、そしてその中で全体構想を策定した場合については国がそれを認定をして、その地域の中のいろいろな開発行為ですとか、そういうようなことを規制をするような形をつくって支援するというのが今の法律の中からは読み取れるということなのです。それで、私は先ほど、うちの町でいけば国定公園や国立公園は既に別な指定で規制がかかっていますので、今この全体構想に基づく規制をかけようとするならば、例えば農村景観などについて、あそこののり面は平らにしないとか、木を切らないとか、そういうようなことでの規制ができるというようなことなのかなというふうに判断していると。ただ、先ほど私が言いましたのは、議員のおっしゃるところと同じでありまして、グリーンツーリズムですとかエコツーリズム、マリンツーリズム、そういうような言い方いろいろありますけれども、やはり似ている部分が非常に多いのではないかなと、さらにそこが発展をして移住ですとか定住につながるというすそ野の広い分野ではないかなと。今私どもの地域で必要なものは、規制を云々ということではなくて、そういうことを体験できるような形にしていくために、来た交流人口の方々を地元で受け入れるその受け皿としての組織なり体制が必要なのではないかなと、そんなふうに思っています。そういうところでいけば、その受け皿となる組織や、これが推進協議会になるかどうかは別といたしまして、そういうようなものが地域の中に必要、そしてその中にアドバイザーといいましょうか、サポーターといいましょうか、そういう方々がいらっしゃって多くの方々を受け入れるというようなことをしていかなければならないのではないかと、そんなふうに思っています。どちらが先か、行政で音頭をとってつくっていくべきなのか、さらにそういう機運の醸成をある程度促しながらその機運に乗じてつくるべきなのかと、まだちょっと判断をしかねている部分がありますけれども、意識としてはそういうところで組織なり人の受け入れ態勢が必要だということを私も思っておりますので、そういうことについて今後いろいろな機会で努力をしていきたいと。先ほど国の示される内容と言いましたのは、国の示される具体的な指針の中で今回の推進協議会の役割がもう少しはっきりと出て、具体的な本当の意味での支援措置みたいなものが付随してついてくるのであれば、その法律に基づいた組織であったほうがいいのかなと。ただ、先ほど言った規制の分野だけであれば、何もそこの法律に基づく組織でなくても地域としての受け皿であればいいのではないかなと、そういう考え方を持っているというふうに解釈をしていただければありがたいなと思います。そういうことで12月いただいた質問とあわせて、やはり地域の中の体制、組織づくりについて努力をさせていただきたいというふうに思いますので、今後ともその分野でまたご指導なりアドバイスをいただきたいと、そのように思います。

質問 坂本一光

これからいろいろ工夫されるところがたくさんありそうです。それもあわせて住民との協働という一つのことにもなろうかと思いますので、今後ともぜひ精力的に取り組んでいっていただきたい、そのように思います。それから、地球温暖化対策の実行計画についてであります。これ答弁の中で、やはり住民にも事業所にもいろいろ協力をこれからお願いしていくというような話も最後の言葉の中にありました。それで、これにつきまして最近太陽光発電なんかがいろいろ取り上げられております。網走では1キロワット当たり6万円の助成、それから北見では1キロワット当たり4万円の助成、美幌はことしの計画にたしか上がっていたように思いますけれども、まだ定かでないのですけれども、10万円ぐらいでなかったかなというふうに記憶しているのですが、そういった意味で町内でも2けたの数字以上に設置されている住宅があるそうでございます。それで、今1キロワット当たりの発電をするための経費、大体60万円から65万円ぐらいというようなことで、3キロワットですと200万円前後の工事費になるそうです。そういった中で網走、北見、知っている限りでは美幌、3市町しか知らないのですが、やっぱりまちぐるみで温暖化対策に取り組む姿勢というのがうかがえるのでなかろうかなと思います。そういった部分についてお伺いしたいと思いますし、また暖房、ことしの冬は非常に灯油が値上がりしていまして、いろいろ福祉灯油などの手当てもなされた経過ありますけれども、木質のペレットストーブなんかも力を入れている自治体もあるようでございます。これは、行政が仕掛けながら普及をする、自主的に取り組んでくれれば一番いいのですが、中には営業しながらの話ですと、やはり話聞くけれども、なかなか話しするまでには時間がかかる、少し行政の後押しでもあればもうちょっと普及するのではなかろうかというような、私セールスの先走りやっているわけではないのですが、ただ実際自治体として取り組んでいる例もありますし、そういったものに対する助成ですとか、そういったものについての考え方についてはいかがかお伺いしたいと思います。

答弁 町長

町民の方に単にこういうことが有効ですとPRするということだけではなくて、行動指針というような形で皆様にご協力をお願いをしたいという考え方でございます。ただ、役場の場合使用燃料ですとか電気料ですとか把握することは可能なのですけれども、お一人お一人町民の方というと数値目標というところまではなかなか設定できないのかなと今時点思っております。さらに、その行動指針にあわせてどういったことが地球温暖化を防止していくために効果があるか、さらにそういうことに対して町としてどのように支援ができるかということも行動指針とあわせて考えを示して皆さんのご協力をいただかなければならないのではないかなと、そのように思っております。今議員からは、太陽光発電や木質ペレットの利用というようなお話をいただきましたけれども、そのほかにも風力ですとか、有機質のバイオマスでの温熱の利用ですとか、いろいろな可能性のものがあります。そういったものを一つ一つ効果のほどを説明するのとあわせて、町としてどの部分を推奨し、そして支援をしていくかというのがその行動計画にあわせて考えていきたいなというふうに思っております。決して後ろ向きな考え方のつもりではなくて、今具体的にどの部分というところの特例までは至っておりませんけれども、これはこの地域の抱えるといいましょうか、地球全体が抱える大きな課題でありますので、多くの皆さんに取り組んでいただけるような、そういう支援も行政としてやっていきたいと、そのように考えておりますので、今後いろいろアドバイスをいただいた中でその行動指針の中に盛り込んでいきたいというふうに思ってございます。

質問 坂本一光

今とりあえず庁舎内だけでの削減に取り組むというような話ですけれども、ここの庁舎については温泉熱を利用している庁舎でありますから、化石燃料で暖房をとっている施設ではないと思います。そんな中で電気ですとかほかの部分だけでいろんな面での削減、計画としてあるものは結構なのでしょうけれども、ただほかの施設から見ると、温泉熱を利用しない施設から見るとかなり厳しい数字なのかなと、そんなようなことも思われます。いち早くいろんな形、どんな指針になるかこれからの検討課題だと思いますが、やはりそういったものを取り入れながら住民を巻き込んでいろんなところで協力してもらう、そういった姿勢も行政として必要な姿勢ではないのかなと、そんなふうに考えるところでございます。いろいろ答弁の中にありましたほかの方法もあるでしょうけれども、今一番行政が住民に対する助成の形としては今申し上げた2つがやはり多いようです。いろんな設備に対するお金ですとか、その後の効率ですとか、そういったことも十分これから検討されてぜひとも取り組んでいっていただきたいと思いますし、太陽光発電なんかでしたらやはり北電から買う電気料もかなり安くなるような、実際つけている人の話、北電に支払う電気料がかなり安くなったというような話も聞いておりますし、その効果としては十分見込めるのではなかろうかと思います。今までのいろんな暖房、電気料あわせていろいろ比較していただければ、庁内全体の数字までは正確には把握できないのかもしれないのですが、個々の料金等の比較なんかも調査をしていけばおのずと効果としての数字も出てくるのではなかろうかと思います。そういった努力もぜひしてほしいものだと思います。あわせて、もう少し前向きな検討を期待したいと思います。

答弁 町長

事業所といいましょうか、地方公共団体の数値目標というのは庁舎に限ったものではなくて、町がかかわる学校施設、例えばごみの焼却施設、さらには庁用車の燃料、各種文教施設、そのほか福祉施設、すべてのものについて町として6%の削減目標を持とうというものであります。また、私は決して太陽光発電や木質ペレットについて否定しているわけではなくて、それだけで本当にいいのか、そのほかの分野でもっともっといろいろな効果のあるものもあるのではないかと、そういうものを一堂に全部並べて、そしてどこの分野でどういう支援をすればいいのかというようなことを考えていきたいということで、どうも意図とするところが伝わらなくて申しわけないのですが、私とすれば十分前向きに考えているつもりでおりますので、ご理解を賜りたいと思います。また、町民の方々に数値目標までということになれば、具体的に今まで使っていた燃料の量、さらには電気料金、量というのでしょうか、そういうものまでつまびらかにしていただかなければ把握ができないということになりますので、今時点そこのところまで皆さんにお願いができるかどうかと。ただ、一つ一つ今言ったように自然エネルギーに近いものにいろいろなものをかえていっていただくことということは、間違いなく効果のあることだと思っておりますけれども、それを住民の方まで数値目標の中に組み入れるということについては慎重に扱わなければならないと、そのように考えているということでございますので、どうぞご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 坂本一光

ありがとうございました。次に、指定管理者についてであります。1年が経過しようとしております。長いものでしたら1年半ということになりますが、いろいろ効果として上がったものも町長の答弁の中でお伺いいたしました。しかしながら、これ新しい動き、これは確かに出てきておりますし、大きな効果であろうと、そのように思います。しかしながら、一部経費的に、先ほども突発的な予算のかかる部分で予備費で対応して、これからはもう少し弾力を持った予算対応ができるようにするという話なのですが、ただ3月末決算ということになろうかと思います。個々の年度ごとの決算書提出しながら事業内容、それから決算の内容を行政のほうで点検するような形になろうかと思うのですけれども、ただ20年度についてはもうここ1週間の間にその予算というのが通ってしまいます。受けた側、指定管理者になった側の決算は3月末、そうすると20年度これから数字的な結論を見た後で即対応していきたいということにはちょっと間に合わないのです。ですから、その意味での年度途中に対応できる弾力を持ったというような予算を組んだというような答弁なのかわかりませんけれども、ただやはり事業所なり受け手、指定管理者になった側の都合といいますか、事情がなかなか時間的なずれがあって正確な把握ができないのでないかなと、そんな状況にあるのではないかなというふうに見受けられます。それと、もう一点は、初めての取り組みですから、まだお互いになれていないところもありますし、そういった中で多少課題点もあるというような話も出ておりましたけれども、その辺の見直す時点での工夫というのはこれから3年なり5年なりという期間の協定でありますから、その時期をどんなふうに工夫されていくかということについてお伺いしておきたいと思います。

答弁 町長

さきの2月の19日の臨時会におきましても、指定管理者の管理料の変更に伴う補正についてこの議会にお諮りをして、お認めをいただきました。これは、石油等関係する燃料等が非常に高騰していると、本来であれば役場の中の議論の一つとしては、1年間を経過した後2年目以降の金額に上乗せをするということもどうなのだという議論はありました。しかしながら、それでは1年間の指定管理者を受けていらっしゃる方々の決算の上でどうなのだろうかと、そういう心配もあり、年度途中でもって補正をさせていただいたと、そんなことを対処させていただきました。また、先ほど言いました当初予算からある程度の額の修繕等、具体的なものではありませんけれども、突発として出てくる可能性があるのではないかというようなことで予算の中に既に見込ませていただいて、20年度の予算として提案をさせていただいているものもあります。さらに、私が担当する窓口となる課や、それから実際に施設を預かる課の職員に対してさきの議会の前にも私の考えとして伝えましたのは、1年間の実績があって初めて次の見直しということではなくて、片やスタートをしながら机上で計算をしたそういう積算の内容が十分現場で動いているのかということを年度途中であっても十分確認をするようにと、毎月の報告の中で指定管理者の方々と意思疎通をしながら、場合によっては年度途中に皆さんにお願いをするような、そういう場面があってもそれはいたし方のないことかもしれないと、いずれにしてもそういう実態を早目に把握してどのような対処をするかということを旨に対応してほしいというようなことで職員に伝えてございます。そういう意識を持って今後の指定管理者との関係の中の経費調整だとか、そういうようなことについて当たらせていただきたいと、そのように思っております。

質問 坂本一光

いろいろ工夫しながら、始まったばかりですから、いろんな問題点出てくることはある程度予想できたかと思いますし、不備なところもたくさん出てくるのではなかろうか、予想をするところであります。迅速な対応をぜひともお願いしておきたいと思います。いずれにしても、今回いろいろ町長に対してお伺いしたことについては、やはりいろんな場面で住民とのかかわりをどのように深めていくかというのが共通した部分であると思います。そういったところで、片や行政、片や住民生活というような部分だけ、従来の行政対住民ということを少しでも早く認識を変えていただいて、一緒によく言われる触れ合い、語らい、協働のまちづくり、これを大いに実践をしていただきたい、努力をしていただきたいということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。

答弁 町長

改めてご指摘をいただき、ありがとうございます。私は、もともと役場の職員でありましたけれども、住民の方と相対するという考え方は持たないようにしようと、そういうふうに言い聞かせてきたつもりであります。同じ側に立って同じ方向を向きながら、そして物事を判断できるようにと、常々そう思いながらやってまいりました。今後もそういう気持ちを忘れないように努力をしていきたいと思います。また、そういうところでご指摘をいただくことがまたあるのではないかと思いますので、そういう中でまたご指導をいただければと、そのように思います。どうもありがとうございました。

質問 坂本一光

終わります。

出典:大空町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月11日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる