みんなの議会

大空町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月19日

(1)トマップ川両岸の整備について/(2)農地政策について

2007年6月19日、大空町議会の一般質問で、坂本一光議員が「トマップ川両岸の整備について」「農地政策について」について質問し、町長、女満別地区農業委員会会長が答弁しました。

質問者
坂本一光 議員
答弁者
町長、女満別地区農業委員会会長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 坂本一光

おはようございます。第2回定例会に当たって一般質問をさせていただきます。その前に、通告事項ではありませんが、今毎日のように報道されております年金問題についてふれさせていただきたいと思いますが、今日町では直接年金に関する事務は行っておりませんが、一番大きな問題は社会保険庁の職員の制度を運営する立場での意識にあるのではないかと考えるところです。社会保険庁のための年金制度ではなくて、国民一人一人のための制度であると思います。大きな認識のずれがあったのではないでしょうか。これは決して他人事ではなく、役場におきましても住民のための行政、職員であり、役場があるから住民がいるわけではないということを、ごく当たり前のことですが今一度再認識をしていただき、本来の原理、原則に基づいた行政、住民の役割分担を明確にし、職責を全うしていただきたいと考えるところです。私も議会の一員として今一度役割を再認識しながら、住民の負託にこたえるべく活動をしてまいりたいと気持ちを新たにするところです。通告に従い質問をさせていただきます。1点目、トマップ川両岸の整備についてお伺いいたします。一つとして、トマップ川公園の維持、整備について、今後の進め方をお伺いいたします。都市計画導入に伴い街路整備、汚水処理排水施設、公園整備となされてきました。巨額の予算をかけてきた経過から、費用対効果という観点からこれからどのように取り進めていかれるのか考えをお聞かせいただきたいと思います。二つ目、公園内に看板があり、トイレまで340メートルと表示されております。住民の方からの指摘されたことでもありますが、トイレの性質上、公園内の施設として適当とお考えなのか、これから設置整備を考えることになるのかどうかお伺いをいたしたいと思います。三つ目、現在2カ所の花の植栽がされております。ヒマワリとコスモスですが、住民のボランティアによって整地させたようでございます。今後花卉の植栽についてどのように取り進めていくお考えなのかお伺いいたします。四つ目、トマップ川対岸についてはどのように考えておられるのか、今後の扱いについてお尋ねをしたいと思います。五つ目、河川用地内の雑木が目立っておりますが、除去についてどのようにするのか、あれはたしか開発局の管理だったと思いますが、そういった役所との連携を取りながら除去に当たられると思いますが、この部分についても具体的にお伺いしたいと思います。六つ目、当町においてはシバザクラ、ミズバショウと町の花として指定したところですが、国道沿いということもあり町民の憩いの場、また国道通行中の人たちの癒しの場ともなり得る花の名所となり得る整備を考えてはどうか、そのこともあわせてお伺いしたいと思います。大項目の二つ目、農地政策についてお尋ねしたいと思います。農業委員会の会長さんに2点にわたって答弁をお願いしたいと思います。品目横断的所得安定対策が施行されました。前の議会、記憶は定かではないのですが、平成13年ごろだったと思います。当時の農業委員会の会長に質問させていただいた経過がありますが、その時点では農業経営に関する意向調査の結果、後継者問題等、いろいろな事情で離農する人と経営規模拡大等を考える人とのバランスの上で5年間は耕作放棄地、遊休農地と呼ばれるものは旧女満別町では発生する要因は見当たらないという答弁をいただいた経過があります。現在もないに等しい状況だろうと思いますが、本年より農業政策が大転換した経過から今後遊休農地、耕作放棄地と呼ばれるものの発生についての懸念はないのかどうか、どのようなことが予想されるかお伺いをしておきたいと思います。二つ目、農地政策のあり方について。本年2月全国農業会議所が全国の農業委員会系統に対し組織検討を呼びかけた経過から、北海道農業会議所も各地の農業委員会に検討を依頼してきたという経過が新聞に報道されております。大空町としてどのように検討されたのか、どのようにお考えなのかあわせてお伺いしたいと思います。三つ目、これは町長にお伺いしたいところですが、3月定例会において町長は対オーストラリアとの自由貿易協定にて、関税の撤廃なり重要品目の関税に関しての例外扱いがなくなった場合など本町の農業への影響は多大なものになると認識を示されました。その後、経済財政諮問会議のグローバル化改革専門調査会、EPAワーキンググループの報告の中で他国との経済連携協定、自由貿易協定を加速させるための農業改革として農地売買の自由化ですとか、定期借地権の導入、農業委員会の標準小作料の制度廃止などますます農業経営に不安感を増すような具体策が報告されております。こういった状況の中、この際農業生産者、行政機関、研究機関によって情報収集、また調査研究のための組織が必要なのではないか考えるところですが、いかがでしょうか。以上申し上げ、質問とさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長

坂本議員の一般質問にお答えをしたいと思います。今回の年金をめぐる問題については、行政機関が行った事務の取り扱いということで、決して他人事ではなくいろんなこれからの仕組み、その運営というところにもかかわってくる問題であろうと、そのように思っております。そういった意味からもう一度自分たちのやっている仕事を見直していくということの必要性を職員ともども確認し合ってまいりたいと、そのように思っております。ご質問のありましたトマップ川公園の両岸の整備につきまして、まずご答弁を申し上げたいと思います。トマップ川公園、女満別地区の都市公園として位置づけておりますけれども、現在女満別地区には都市公園として運動公園、ふれあい公園、いこいの広場、トマップ川公園の4公園がございます。さらに、そのほかの農村公園といたしまして朝日ヶ丘公園、メルヘン公園がございます。現在の維持管理状況でありますけれども、農村公園につきましては指定管理者制度を導入して委託をしております。そのほかの都市公園につきましては、ふれあい公園のパークゴルフ場の部分を委託している以外は直営にて管理をしている状況にあります。しかしながら、今後の管理の方向性でありますけれども、これにつきましては、民間の方々に委託をする方向で検討を加えていきたいと、そのように考えてございます。費用対効果というお話がありましたけれども、私は都市公園等につきましては基本的に町民の方々のための憩いの広場的な潤いを感じていただけるようなそういう公園というふうに位置づけておりますので、それらを目的としながら適切な管理をしてまいりたいと、そんなふうに考えてございます。トイレの整備の関係でございますけれども、現在は公園の中にトイレというものがない状況にございます。公園は花畑とさらには遊具施設がございますけれども、多くの時間を公園で過ごされる方々というのは、公園の北側に設置されている遊具ゾーンで遊ばれる方々ではないかというふうに考えてございます。現在、その場所からトイレまでの距離ということでいいますと、表示220メートルということで少し遠い感はいたしますけれども、現在そういう形で利用をしていただいている状況にあります。今後につきましては、利用される方々の状況を把握した上で検討してまいりたいと、そんなふうに考えてございます。花卉の植栽についてであります。当初トマップ川公園につきましては、多様な町民のかかわりを持った中で管理していくことがいいのではないかということで、そういうことを検討するワークグループみたいなものを立ち上げようということで募集をいたしましたけれども、人員が集まらなかったという経過がありまして、そういう形態にはなっていない状況にあります。また、現在のご利用している状況を見ますと、写真等を撮影されている方も見受けられます。また、町民の方々がそこで遊ばれるというような町民の方々の公園としての機能もあります。美観の保守というものがいうものが必要であろうと、そんなふうに考えております。一方で現在植栽をしております花畑につきましては、約7,000平米という面積になってございます。そこにほかの路樹花壇と同じように苗を植栽していくということには、作業的にも経費的にも大変多大なものがあるというようなことから、現状では機械作業ができる播種作業ができるようなものといことでヒマワリもしくはコスモスを植えている、そういう状況にございます。先ほど今後の維持管理については、民間の方々に委託する方向でというふうな考え方を持っておりますけれども、しかし町民の方々の公園として町民の方々にかかわっていただけるような、町民の方々が育てていただけるような、そんな公園づくりをあわせて目指していきたいというふうな考え方を持っておりますので、そういう観点からこの植栽事業等についてもかかわりを持てるようなそんな取り組みを検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。対岸の関係でありますけれども、トマップ川公園は左岸、右岸側両方を整備するということでスタートいたしましたけれども、右岸側については供用を開始してございます。しかし、左岸側につきましては一部地権者の方々のご理解を得られないまま今日に至っているというようなことであります。今年度については、土砂流出防止を兼ねた緑化整備といいましょうか、そういうようなものを実施をしていこうというふうに考えてございます。今後におきましては、整備予定の町有地と、さらには国道との間に旧国道用地、国が所有する旧国道用地と民有地がございます。そういった地権者の方々とご相談をさせていただきながら、植樹等による緑化というような方向でもって時間をかけながら整備をしていくということを検討してございます。続きまして、雑木の除去についてでございます。トマップ川公園の両岸でありますけれども、国道から上流部分につきましては町の管理、下流部分につきましては北海道の管理河川というようなことになってございます。伐採ということでありますけれども、現在、先ほど言いました左岸側が整備をされていないというようなことから、その目隠しとしての樹木というような考え方も一つはあります。また、自然環境を重視していくというようなことから、ただ単にすべてを伐採すればいいというものでもないと。また、樹木があることによってある程度危険防止にもなるという側面もあります。しかし一方ではですね、河川として水が増水したときに適切に流水が確保できるかというような問題もあります。そういう両面の課題がありますことから、そういったところを十分勘案しながら、町としてまた北海道にその伐採等についてですね、要望していきたいと、そんなふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。最後、花の名所づくりと、花における整備ということであります。私はここの公園につきましては、先ほど言いましたように、町民の方々に育てていただけるような公園づくりということを目標として置いてございます。そういった中ではですね、一度に町が工事を施工してどんどんと植栽をするということではなしに、長い年月がかかりますけれども、町民の方々に少しずつそういう名所となり得るような、そんな花の植栽、もしくは植樹というようなものを行っていければ町民の方々のかかわりも増え、またそういうことが町民の方々の憩いの場となっていくのではないかと、そんなふうに当初から考えてございます。そんなことから、平成17年の10月には女満別中学校の3年生の生徒さんたちが桜の幼木を植樹してくださいました。最近見ますと一周り幹が太くなったかなというようなことで、少しずつ葉の生い茂りも増えてまいりました。そういうようなことを続けながら花の名所になって町民の方の憩いの場となれるような、そんな公園づくりに取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。農政改革につきましては、一たん農業委員会の会長によりますご答弁をいただいた後、引き続きまた私の方からご答弁を申し上げたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。一たんトマップ川公園の整備についてのご答弁とさせていただきます。

答弁 女満別地区農業委員会会長

坂本議員さんの一般質問にお答えをいたしたいと思います。まず、2点ありますけれども、第1点の品目横断的経営安定対策、これの施行後にうちの町として遊休農地はこれから懸念はないかということであります。最近、農業経営者の世代交代が進んできておりますけれども、後継者のいない高齢農業者世帯の離農者は今後増加するものと思われるところであります。また、ことしから一部不透明ではありますけれども、実施される品目横断的経営安定対策に伴い、小規模な農業者の離農が予想され、今後さらに農業構造改革の進展に伴って農地処分の増加が見込まれ、優良農地の遊休化や耕作放棄地の増加が懸念されるところであります。品目横断的経営安定対策の支援水準は、担い手の経営安定にとって十分な所得の確保ができないことが予想されるために、農地価格の下落やら農地のあっせん困難化等の事態により、遊休農地の発生が懸念されるところであります。農業委員会としては、少なくとも従来の品目別対策、作物的対策と言ってもよろしいかと思いますけれども、その収入額の確保、条件のよい農地と悪い農地を一括して利用集積を行う手法の確立、それから賃貸借の設定期間の標準小作料の算定方式などを検討し、農業経営の持続的、安定性の観点から終期完了、すなわち簡素化でありますけれども、そういった手続きについて等、道の農業会議を通して国に要望しているところあります。農業委員会としては、担い手の農地の利用集積流動化に支障の来すことのないよう、農業者に対して今後近いうちに意向調査を実施して遊休農地等の発生を防いでいく考えであります。以上、1点について答弁を申し上げました。次、第2点でありますけれども、品目横断的経営安定対策後の全国農業会議所による農地政策のあり方について、本町としてはどう考えているのかということであります。これらの農業政策のあり方については、経済財政諮問会議のグローバル化改革専門調査会、農林水産省の農地政策に関する有識者会議、それから自由民主党の農地政策検討スタディチーム等の組織で調査、検討をされているところであります。農業委員会系統組織である全国農業会議所は、経済財政諮問会議グローバル化改革検討調査会で報告された農地政策のあり方について、内部組織である農地制度、政策等有識者検討会を設置し、報告に対する見解を示しているところであります。それに並行して農業委員会系統組織の考え方を集約すべく、ことし春先に各都道府県に設置されている農業会議を通じ農業委員会系統組織の意見を聞き、7項目にわたって取りまとめて、過日5月31日の全国農業委員会会長会議で議決をしているところであります。北海道の農業会議では、道内農業委員会系統組織を通じて意見を聞き、全国農業会議所に対して6項目にわたって集約したものを意見の提案を行っているところであります。農地政策についてはいろいろな機関で考えられているところでありますけれども、示しておりますけれども、大きく影響を及ぼすと思われる経済財政諮問会議グローバル化改革専門調査会、農林水産省の農地政策に関する有識者会議、全国農業会議所は農地政策に関して必ずしも一致しているわけではありません。農林水産省の農地政策に関する有識者会議では、面的集積に関する項目しか示されておりませんけれども、考え方は経済財政諮問会議グローバル化改革専門調査会と近いものと思われるところであります。農業委員会としては、農業委員会系統組織を通じ意見の集約を行った全国農業会議所の考え方を尊重するところでありますけれども、対応についてはなかなか難しいところでありますけれども、網走管内農業委員会連合会と連携をとりながら検討、対応する考えでおります。それから、最後に話のありました意向調査の件でありますけれども、うちについては理由にはなりませんけれども、3月下旬ごろの道の農業会議を通じてきているわけでありますけれども、うちについては管内連合会の考え方について追従するという形で報告をしているところであります。以上、1回目の答弁にさせていただきます。

答弁 町長

それでは2点目の農業に関係することについてご答弁を申し上げたいと思います。本年の4月から品目横断的経営安定対策が本格実施をされてまいりました。それに伴いまして農地政策の改革に向けた各種方面での検討が本格化してきているという状況にあります。しかし、各界における農地政策の見直しについては必ずしも方向性は一定になっているという状況ではないと、そんなふうに聞いてございます。ただいま女満別地区農業委員会会長からお話がありましたように、政府の中には経済財政諮問会議グローバル化改革専門調査会というものを設置しておりますし、農林水産省の中には農地政策に関する有識者会議、さらに自由民主党与党の中には農地政策検討スタディチーム、また全国農業会議では農地制度政策等有識者検討会というものが設置をおります。この中でグローバル化改革専門調査会の報告では、農地行政に当たってだれでもが農地の所有権、賃借権を取得できるようにすべきとの立場から、農地を一般の土地と同様に取り扱うことがいいのではないかというような方向性の考え方が出てきておりますけれども、全国農業会議等については、これについては反対であるというような考え方も示されているわけであります。このように非常に農業情勢が錯綜する中で、実際に農業者の方々はどの情報をしっかりと受けとめて今後の自分の経営に役立てていったらいいのかということで、非常に戸惑いも多いことというふうに思っております。私は日本の農業というのは、北海道の農業が支えているというふうに思っておりますけれども、しかしながらいろんな農業施策を見ますとやはりまだまだ府県が中心の農業施策ではないかというふうに思っております。そういいた中で、北海道における農業者のさまざまな対応というものが現実としては後手後手に回っている傾向があるのではないかと、そんなふうに思っております。しかし、やはり先ほど言いましたように、北海道農業が日本の農業を支えているということであれば、北海道農業そのものが日本の農業をリードしていく、そういう立場に立っていくべきではないかと、そんなふうにも思います。今回WTO、またEPAの国際農業交渉の関係におきましても、各農業機関はもとより行政機関、さらにはそのほかの経済界も含めてオール北海道で対処をしていこうというようなことが言われております。確かに農業者の方々に中央のそういう政策におけるものを伝達する機関も必要かと思いますけれども、さらに一歩踏み込んで国に対して北海道の農業からみた考え方を提案していくような情報をキャッチして、さらに農業者の方々に伝えていくような、そういう統一的な組織があっていいのではないかと、そんなふうに思っております。今回北海道においては地域づくり推進会議ということで、知事公約の地域の町村長と知事を含めた道幹部との意見交換会というものが定例的に持たれていくということが言われておりまして、道内既に3カ所実施をされております。また、網走管内においても近々そういう機会が日程が決まるというようなことも言われておりますので、そういった中で北海道農業として国に提案をしていけるようなそんな形づくりができないかどうかと、そういうものをしていこうというようなことで今後も発言をして呼びかけていきたいと、そんなふうに思いますので、と理解を賜りたいと思います。以上申し上げまして、ご答弁とさせていただきます。

質問 坂本一光

お答えをいただいたところです。まず、1番目のトマップ川公園の維持、整備については将来的には民間委託を考えるというような答弁をいただいたかと思います。これに関しまして、今先ほどの農政改革の中でもちょっと言葉的には出てきましたけれども、品目横断的経営安定対策と並んで農地・水・環境保全向上対策というのが農水省で打ち出してきております。これについては、生態系の保全ですとか、景観の保全について、資源の適切な管理のためのものも項目的には含まれております。たまたまあの地域は、農地もありますでしょうし、いろんなその地目的には該当する地目もあるのではなかろうかとは思いますが、今後の取り組みの中でそういった制度の利用というのも考えていってはいかがと、そのように考えるところでもあります。それについては、政策については農業者ばかりではなく、その地域の方々が協議会をつくってその地域の行動計画の中に組み込めばそういった制度の利用も可能というような内容でもありますので、その地域の方に応援をいただく、民間の方にやっていただく、いろんなことの検討の中で制度の利用というものもひとつ考えてみてはいかがかなと、そのように考えるところですので、その辺のことについてはどういうお考えか考え方についてお聞かせをいただきたいと思います。それから、公園については費用対効果という言葉は当てはまらないというような感じの答弁をいただいたところなのですが、やはりその利用をふやす工夫というのはお金をかけた以上多くの人に使っていただくことが効果ということになろうかと思いますので、次のトイレの関係にも出てくるのですが、やっぱり利用者が多ければある程度近い距離にそういったものも必要になってくるのではないか、そのように思います。トイレについては遊具ゾーンにはもっと近い位置にはあるようなところなのですが、総体的に利用しやすい環境を配慮していく必要があるのではないかという観点から考え方をお聞かせいただきたいと思います。それから、花の今現在ヒマワリとコスモスが植えられている部分なのですが、先ほども言いましたように、町民の方々が手をかけながら整備をしていく、木を植えながら親しみを持ってもらうというような答弁をいただいたところなのですが、そのためにも集まりやすい環境整備、仕掛け、これはある意味行政が最初は取っかかりは行政が持つべきなのかなと、そういうふうに思いますし、自然と集まってくる状況にはまだ今のところないように思いますので、そういう施設があるというところの利用頻度を増す工夫はちょっとしていただけないものであろうかと、そのように思いますし、またちょっと場所は違いますが、湖畔清掃なんかでしたら多くの町民が参加してもらえます。あれはいろんなことで長年やってきているところで時期も決まっておりますし、ある程度予定を立ててその時期になれば参加協力していただいているという経過もありますので、そういったところの部分をうまく融合しながら結びつけていく方法もあわせて考えていっていただく必要があるのではないかと、そのように思うところであります。それから、花にもふれました昨年10月に女満別中学校の生徒さんが桜の木を植えていただいたというようなところもあります。そういった部分で、これは3月に同僚議員が提案として申し上げた内容なのですが、稲城市の児童交流の中での一環でああいった場所を利用するのはいかがかなと。いろいろ種類によって地域にあった花ですとか木だとかというのがいろいろあるようなのですが、そういったものも検討しながらつくっていただく、そのようなお考えについての答弁をまた改めてお願いしたいと思います。

答弁 町長

まず1点目の委託管理をしていく中で、国の農地・水・環境保全向上対策なども使ってはどうかというようなご提言でございました。現在トマップ川公園については、都市計画公園という位置づけにして都市計画の区域の中に入れた中で整備を進めております。一方、農地・水・環境保全向上対策は農林水産省が所管の事業ということで、農業振興地域に限っているのではないのかなと、そんな感じもいたします。正直申し上げまして、今お話を伺ってああそういう活用の仕方もひょっとしたらあるのかなというふうな感じをいたしましたけれども、先ほど言った都市計画区域と農業振興地域の区域割りの中でうまく活用ができるのかどうなのかということについて調査をしてみたいというふうに思います。実態といたしましては、トマップ川公園の造成については国からの国費の補助等、また起債等ありましたけれども、管理運営、さらには今後小規模な補修、さらには整備等を進めていく上においては具体的なその補助金等についてはなかなか難しい現況にございます。なるたけそういうような財源が確保できる道があるのであれば活用してみたいというふうに思いますので、その点については調査をさせていただいて活用できるものであればそういう形のものも取り入れながら進めていきたいというふうに思います。また、トイレの関係でありますけれども、過去に女満別町時代に担当者からはトイレの建設について予算の要求が上がってきたこともございました。しかしながら、当時その公園がどのような形でお使いいただけるかと、十分その辺りの内容がまだまだ不確かな部分があるというようなことから、私が査定でその部分を落とした経過もございます。先ほど言いましたように、まず行政の方からそういう仕掛けをしないとなかなか集まってくるものも来ないぞというような部分もありますけれども、もうしばらく利用の状況というものを見定めさせていただきながら、必要に応じて整備については考えていきたいと、そんなふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。また、確かに女満別の湖畔の清掃などは長年いろいろな方のご努力によってこの時期になると湖畔清掃があるのだなということで多くの皆様にご協力をいただいて清掃活動が実施されております。そこからみますと、そこに連なるトマップ川公園ではつながるトマップ川公園ではありますけれども、まだまだそういうような形態にはなっていないというようなところが正直なところだと思います。過去に女満別小学校に児童さん方が、あそこのところの川に入って川の生物の調査をしたり、また中学校の生徒さんたちがごみ拾いに携わったりというようなことをしてくれた経過もございますけれども、まだまだ定期的な全町的な形ということにはなっていない状況にございます。そういうところも含めて、町民の方々にかかわっていただきながら育てていただく公園としていかなければならないというようなことだろうというふうに思いますので、そういった管理のあり方についても十分行政の当初のかかわり方というものについて検討させていただきたいというふうに思います。4点目でありますけれども、姉妹都市、また友好町の交流の中でそういうような場所を植栽の場所に位置づけることについてどうかというご質問でございました。先ほど言いましたようにトマップ川公園の右岸側についてはほぼ整備的に終了してきております。また左岸側についてはまだまだこれからという部分もございます。先ほど言いましたように緑地帯また緑化整備ということが本来の目的になってこようと思いますので、場所を定めながらですね、姉妹都市また友好町の交流の記念事業などとして、そういったところにですね、植樹をしていただくのも本来の目的に沿っていくものの一つではないかと、そんなふうに考えます。今後においてはですね、そういう活動を通じて町民の方さらには友好町、また姉妹都市の方々にもですね、使っていただけるようなそんな形に取り込んでいきながらですね、整備を図ってまいりたいというふうに思いますので、今後ともご協力いただきますようよろしくお願いを申し上げたいと思います。

質問 坂本一光

ありがとうございます。お答えをいただいたところなのですが、先ほどの農水省の制度利用について、やはりその内容的に合致するものであれば、いろんな努力をしながら当てはめていただければ金銭的にも、また人の動力の提供という部分でもいろいろ説明のしやすいものが生まれてくるのではなかろうかと、地域の協力のあり方も変わってくる可能性もあります。是非その辺を検討していっていただきたい。そのように思います。それから公園の利用について、以前建設中での話であったわけなのですが、先ほど答弁の中にありました小学生の生態系の調査、観察だとか、いろいろそういった使い方も考えているという当時の答弁もいただきましたし、まだその今の維持管理につきましても、本来は自治会を中心にお願いしたいというような答弁をいただいた中で、やはりそれもお任せするのであればなかなか協力が得られないであろう、職員さんが一番先に汗流すべきではないかというような話もさせていただきました。当時の助役の答弁だったと思いますけれども、是非先頭に立って汗を流したいと思いますという答弁をいただいた経過もあります。そういったことで折角できた公園ですから、いろいろな意味で活用につながる方策を取っていただければよろしいかと思います。またその左岸側の整備についてもいろんな事情があることはわかります。やはり見栄えも正直に言ってよくない状況にありますので、その辺も早急な手当てが必要なのではないかというふうに思いますし、また敷地内の雑木の除去につきましても、北海道、管理する側に働きかけをするなり、それなりの要請を早期にしていくべきではなかろうか。そんなふうに思います。本当に見苦しいという話がよく聞かれるのはあの場所でございます。国道ということもありまして交通量も多いですし、特に地元の人なんかは一番気になる場所ということでもありますので、今後の取り組みについて十分配慮をしていただきたい。このように思います。

答弁 町長

整備といいましょうか管理をしていくその財源確保というものについては、先ほど言いました農地・水・環境保全向上対策もありますし、そのほかにですね、地域活動というようなことで例えば、財源措置されるようなものがないかどうか、そういうことも調査をしていきたいというふうに思います。そういった中でなるだけそういう財源を確保しながらですね、さらに町民の方々に協力をいただきながら管理また育てていただけるような形態を考えていきたいというふうに思います。また自治会等については、先ほど私が言いましたようになかなかただ単にお願いをするということだけでは、なかなか住民の方々のご理解が得られないと。現在一部団体の方々ですとか、さらには町職員が中心となって播種作業、管理作業、さらにはそこにつながる女中通学線の花壇等の作業というようなものについて取り組まさせていただいております。多くの方々にここを使っていただくということが、その後の管理に対する理解というようなものもですね、含めて得られるのではないかと思います。行政としてつくりました公園でありますので、多くの方々に憩いの場として使っていただけるようなそんな仕掛けを今後も考えていきたいと思います。また左岸側の整備につきましては、確かに見た感じ非常に対岸と比べてですね、見栄えがよろしくないと、そのとおりかと思います。先ほど私、雑木の伐採について、河川際に生えている関係についてのみ自分でお答えをしたつもりでございました。そのほか道路側にもですね、国道側のところにもそういったものがあって、通行される方々も含めて見栄えがよろしくないというような部分もあるのではないのかというふうに思います。先ほど河川の周辺に生えております樹木についてはそのようなことでありますけれども、道路際の関係についきましてはただ今旧国道の用地ということで、開発建設部さらにはそれにつながる民有地もございます。そういった方々と協議をさせていただいておりますので、道路側から一体的にですね、公園のその緑地の方に整備ができるように関係者のご理解を得るよう努力をして、その分については整理をさせていただくような方向で考えていきたいというふうに思いますので、ご理解を賜りたいと思います。以上、ご答弁とさせていただきます。

質問 坂本一光

次に農地政策についてに移りたいと思います。農業委員会の会長からいろいろと答弁をいただいたところです。女満別地区の会長さんだけの答弁で大変申し訳ないと思うのですが、制度がスタートしたばかり、私自身も農業に従事をしておりまして今回の品目横断的政策については、来年の秋ぐらいでないと正直はっきりした形が見えないのではないのかなというふうに予想しているところでもあります。一般的に言われているのは、所得の面で下がるのはシミュレーションの段階ですけれども1割程度の所得減になるのではないか、そのようなことが言われております。先ほどの会長の答弁にもありましたように、生産物なり生産されるものの値段によって農地の価格というものが下落につながると思うのです。それから現在、大空町内においても後継者問題、後継者が不在ということでいずれ離農しなければならないですとか、ほかの事情でもって離農しなければならないというところが、これは制度そのものと関係なくして、制度の運用関係なくしてそういった状況もあり得ますし、また先ほど言いましたように収入減の面から営農的に難しくなるというようなことも想定はされるところでもあります。そういった中で、やはりいろいろ細かい実態調査、意向調査というのはこれから必要になってこようかと思うのですが、我々にとってその情報というものが非常に限られております。今回の品目横断的所得対策につきましても、はっきりとしたことが決まらないまま今年の4月から実施ということになっています。昨年の2月ぐらいから初めて農政改革というような言葉が出まして、いろいろ勉強会をやっていながらでもなかなか具体的なことがまだ決定をしていない、担当省の出先でもある農政事務所においてもまだ答弁できる状況にないっていうようなことの繰り返しをしながら4月から実施をされたという制度、いきさつもあるところなのです。そういったところで何かわからないうちに制度が変わっちゃった決まっちゃったというのが、非常に私ども農業に従事するものにとって手立てのしようがないというのが実感でありました。そういったところで3番目、町長の答弁としてはいただかなかったのですが、やはりその生産者とそれから行政に携わるもの、情報を得やすい立場にある人、それから農業に対する研究者グループ、要するに産・官・学といわれるような連携によってですね、早く情報を入手して分析しながら果たして大空町の農業については、どういう課題があるのかこれからどういうふうに進まなければならないのかという方策を出す一つの研究会といいましょうか勉強会といいましょうか、そういったものを行政主導で段取りをしてもらえないかというような話であります。そのEPA、FTAの関係でもし実施されて北海道農業が立ち行かなくなった場合、その場合どうするのだということを3月にも聞かせていただいた経過がありますが、そういった準備をするのであれば逆にマイナスの効果になるのではないかというような町長の答弁もいただいた経過もありますが、その前の段階でですね、あまり準備をしておくとですよ、要するに立ち行かなくならないような準備をしておくと逆に経済連携協定等の促進につながるのではないかというような答弁をいただいたような経過もあったというふうに私は記憶をしております。そういったところでいろんな部分での勉強会、研究会を持ちながら生産者も行政も北海道全体が困るというのが町長の答弁のとおりだと思うものですから、やはりそういったことの状況把握をすばやくできるようなものをつくり上げていくのはどうかというようなことでお尋ねしたつもりでございますので、その点についてお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長

確かに最近の農政、これに限らないのですけれども十分内容が伝わってこないうちに実施に入るというようなものが福祉サイドでも見受けられます。正直、現場の私ども行政を預かっている立場のものたちもですね、非常に暗中模索の中、スタートしなければならないと、片方では説明責任を負わされるというような状況があると思っております。前回の答弁の中であまり準備を入念にしておくとそのことでまたマイナスになるというふうに受け取られているとすればですね、訂正をさせていただきたい。いろんなことを考えながらですね、準備をしていくことということは当然必要なことではないかと。ただ準備をするための情報がないと、今時点ではそんなようなことだろうと、ですから生産者、行政、研究者など産・官・学の方々で研究会などをつくりながらそういうものに対処するような状況把握をしていく機関をつくってはどうかというようなご質問であったかというふうに思います。先ほど私が言いましたのは、ただ単に国が示そうとしているそのことについて勉強をしながら、それが出てきたときにはどうするかというような情報をキャッチをして地元に伝えるということだけでは私は足りないというふうに思っているということなのです。というのはさらにそれよりも一歩進んで、本来農業というのはこういうような政策展開をするべきだということをですね、さらに地域として例えば先ほど言いました北海道レベルとしてですね、国に対してものを申して提案をしていくと。それによって国の政策が決まってきたときにはですね、自分たちが考えていたような政策に導いていけるようなそういうような提案をしなければならないのではないのかと。ただ単に国から出てくることを受け止めてそれを地元に伝えてさあどうしようかというよりは、本来こうあるべきだというとこの提案もしていけるようなそんな会議といいましょうか研究会といいましょうか、グループをつくりながらですね、一方では国に提案をしていく、さらにそれに基づいて政策が組まれてきたときにはそれらを基に地元にその情報をフィードバックさせるというような機関でなければならないのではないかと。そんなことでどういう地域規模がいいのかということもあるのですけれども、先ほど言ったようにとりあえずは小さな機関ではなかなか情報収集というのは難しいような気もいたしますので、まずは北海道段階にそういうようなものがつくってほしいというようなことをですね、機会を捉えて要望していきたいと、そんなふうに考えているということで、ご理解を賜りたいと思います。

質問 坂本一光

ありがとうございます。是非前向きに取り組んでいただきたいと思います。かつてオホーツク農業研究会という組織がありました。そもそもの立ち上がりが馬鈴しょのソウカ病対策についての研究が最初のきっかけだったというふうに聞いておりますが、それについては開発局も入っておりました。支庁も入っておりました。網走市内の消費者団体の代表の方も入っておりました。それから当時の女満別町役場の職員さんも入っていたかと思いますし、農業者の代表の方も入っておりました。かなり幅広い、東京農大の先生も名を連ねておりました。そういった組織があったのですが、一つの役割が終えたのかどうかわかりませんが、今残念ながらそれが解散してしまった状況にあります。そういった中でその目的を一つとしたですね、同調者に声をかけながら、北海道でやっていただけるならそれは結構なのですけれども、やっぱり北海道でもオホーツク地域、それから十勝、空知、いろいろな状況の違いもあろうかと思いますし、オホーツクは北海道全体を代表できる部分でもないと思いますので、少なくても網走管内、できれば小さくても斜網農済の加盟する範囲内ぐらいの中でですね、何かの機会にそういったことも提言をいただきながら進めていってはいただけないだろうかと。私ども生産者の立場からできること、現状の状況なんかもいろいろ情報提供も必要な場合も出てくるでしょうし、また農政の国の方策という情報ももちろん必要です。北海道全体の一つの流れというのも当然必要なものになってくるだろうと思います。そういったことで時間をかけていただきながら、今一度ご努力をお願いしたいと、そのように申し上げて質問を終わりたいと思います。

答弁 町長

オホーツク農業研究会ということで、私が平成5年に女満別町の職員だった時代に、農政係に平成5年に発令を受けましたけれども、先輩の係長からこういう研究会に参加をしているという引継ぎがありまして私も何度かこの会に参加をさせていただきました。北海道の職員、それから国の職員、また農業者、消費者の方、東京農大の研究の方々と、大変いろいろな有意義なお話をさせていただいた経験もあります。そういった中でですね、国の施策というよりは地域の農業の方向性というようなことでいろいろなお話をさせていただいた経過もあります。そういうところも必要ではないか。確かに私も坂本議員さんのご意見に同調するところであります。先ほど全道段階でそういう国の施策に対するものを申す機関があってはいいのではないかと私自身申し上げましたけれども、例えば今回の品目横断的経営安定対策等につきましても、北海道全体が一緒になるという一方での難しさというものも確かにあるということを今回実感をいたしました。そういった意味ではですね、同じ北海道とは言いながら経営形態が地域によって異なるというようなことで、課題が少しずつ違っているというような現況もあります。どういった程度の規模が適切なのかということもありますけれども、地域の農業者の方々の向上する機会としてこういうようなことも必要ではないかと、改めて今思うところでもありますので、いろいろな機会を捉えながらそういういう組織づくりができないかどうか発言をしていきたいというふうに思いますので、今後ともご支援をいただきたいと思います。

出典:大空町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月19日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる