雄武町議会 令和4年9月議会 2022年9月13日
平岡医師の退職について
2022年9月13日、雄武町議会の一般質問で、長野誠議員が「平岡医師の退職について」質問し、町長 石井友藏、病院事務長 新谷朋人が答弁しました。
- 質問者
- 長野誠 議員
- 答弁者
- 町長 石井友藏、病院事務長 新谷朋人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 長野誠
9番、長野でございます。通告してあります1点、平岡医師の退職についてということで質問をさせていただきます。7月15日、臨時議会の緊急質問の経過を話しながら質問したいというふうに思います。前回、7月15日の臨時議会は、議会も不勉強で議事の進め方を間違えました。私方がもらってる議員必携という本がありまして、緊急質問はどういう時にするんだということを書いてあります。抜粋してきたのでちょっと読み上げますけども「緊急質問は議会の同意が前提であり、真に緊急性があるものと認められる、例えば火災、水害、地震、盗難、責任問題と客観的に緊急と認められる場合、その他質問の内容が客観的に判断して、真にやむを得ないと認められる場合でなければならない。緊急性があるかどうかの判断は認定機関は議会であります。」こういうふうに書かれております。しかしながら緊急質問は議会の同意多数を得たということで、緊急質問が行われてしまいました。そのあと私、調べてみましたんですけども、運用例というのがありまして、緊急質問である限り、議長は討論を用いず、緊急性の挙手を会議に諮り、少なくとも出席議員の半数以上の者が緊急性を認めた場合には許されますよと。これはどういうことかというと、前回7月15日は動議が出まして討論をやってしまいました。うちの町は今9名でありますから、この前の4名4名、賛成反対、最終的な議長裁決みたいな形があって、緊急質問がされたわけでございます。7月15日の臨時会、緊急質問の要旨は3点でございました。1点は常勤内科医師の退職に至る経過において6月定例会においての一般質問で資したが、答弁に矛盾があるので再度伺いますと、これが1点目でありました。2点目は町民有志による平岡医師再任を求める嘆願書提出に向けた署名活動が大きなうねりになっております。町民が平岡医師辞職を重く受け止めている証左ですと、石井町長の見解を伺いますというのが、これが2点目でした。その他にもう1点、500名を超える平岡医師復帰を求める嘆願書の件を持ち出して、重く受け止めるべきであると、議会は重く受け止めて、大勢の町民の方々の思いに応えるため、緊急質問をさせろということでありました。そこで町長に伺いますけども、この嘆願書というのは出てきてるんですが、これ町長受け取りましたか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
町には嘆願書は出てきておりません。
質問 9番 長野誠
実は議会も500名の方が署名をされたという嘆願書は提出されてなくて見てもおりません。多くの町民が署名活動をした嘆願書があれば、なぜその実態を町も議会も承知をしてないんでしょう。私は、それならあるじゃないかと言ったんですけども、議員として町の方々の動きを知らないとはおかしいんではないか、そういう言われ方もしました。しかしながら、議事運営の不手際により緊急質問が出されました。今回の緊急質問は議会ルール違反であります。北海道新聞に緊急質問するから、その呼びかけをし、同じく支持者にも呼びかけをしたんでなかろうかというふうに思われます。平岡医師の一方的な情報をもとに劇場型の議会になってしまったと思います。なぜ桂巻院長だけをターゲットにしたのでしょう。一方的な情報をもとに質疑をされ、受ける側もそれなりのハレーションを起こすと思います。そこで桂巻院長から平岡医師の診療実態と記された文書が議長、副議長、私ですけども、総務常任委員長に届きました。そこで町長に伺いますが、この文書は受け取り見ましたか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
文書は確認してみました。
質問 9番 長野誠
そこで案の定、今度平岡医師から桂巻医師の意見書に対してと、意見書に対してということで議会に反論文が届きました。これも町長見ましたか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
この文書については見ております。
質問 9番 長野誠
議会が一方的な情報を基に劇場型の議会にしていくとは非常に残念だというふうに私は思います。今回いただいた両方の文書ですが、平岡医師の勤務状況や医療知識もないのに議会が到底議論できるというふうには私は思っておりません。今回、嶋村議員の緊急質問の議事録を見ました。平岡医師の雇用に触れ、雇い止めうんぬんと、本人が引き続き勤めたいという希望をしているのを契約を打ち切るとは雇い止めそのものだという、こういうやりとりが議事録に載っております。お聞きしますけども、当初、平岡医師とはどのような契約で結ばれたんですか。
答弁 病院事務長 新谷朋人
平岡医師との契約に関してなんですが、当初は令和3年3月8日から令和4年3月7日までの1年間の雇用契約を締結しておりました。令和4年3月8日以降の勤務につきましては、病院長とも協議の上、町長と病院長と協議の上本人に対して、半年間の雇用期間契約を打診したところ、一度は内諾されたところです。その後本人から1か月または2か月に短縮してほしいというような申し入れがあって、最後の契約につきましては、令和4年3月8日から令和4年5月7日までの2か月間の雇用契約を締結しております。
質問 9番 長野誠
平岡医師からも今回いただいた意見書にこのように書いてます。雄武町長との1年契約で病院事務長と医師仲介会社立ち会いのもと、内々に1年間勤務で問題なければ正職にすると約束を交わし、労働契約をしました。平岡医師もこのように書かれております。また嶋村議員は4月11日に平岡医師ご夫妻が自宅まで来て、2時間ほどいろんな話をし、着任時からの一連の事情、町長なり院長、事務長と話したことを全て記録したものをいただき、とあります。平岡医師も意見書に町長と事務長の会話を録音したのは、彼らが言行不一致の行動を取り、信頼関係が成り立たないと判断したからです。このように書かれております。また、緊急質問の中に告発状の件に触れております。告発状の件を知って、平岡医師の退職ということになぜ手をつけたのか。平岡医師を残して、その問題のある医師を排除するという考えにならなかったのか。このような質疑でありました。この質疑が危惧されるところは、告訴ありきで結論が出ていないにもかかわらず、平岡医師を残して、その問題のある医師を排除せよとのことだと思います。この質疑ですが、問題のある医師を排除せよと。著しく桂巻院長の名誉を傷つけるものと思われます。この告訴状の話の中で嶋村議員は大学の友人である医療関係者と大手の製薬会社の話をされ、一方的情報でダーティーな印象をつける質疑をしております。町も平岡医師本人も1年契約と認識をして雇用契約を結んでいるんですが、平岡医師の反論文にこのような記載がありました。石井町長から正職の常勤医師にする約束を反故にされ、雇用契約も長くて半年半年。ただ、その先はないんでと言われ、2022年2月1日、2月1日です。事実上の解雇予告通知を受けました。このように平岡本人も、平岡医師本人も書かれております。町長にお聞きしますが、今の約束を反故にされとありますが、これは事実ですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
今の平岡医師を正職員にするという約束した事実はございません。
質問 9番 長野誠
もう一度確認しますけども、平岡医師と結ばれた雇用契約は1年契約ですよね。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
最初は1年契約でございます。
質問 9番 長野誠
これはある面、この雇用契約は試用期間というふうに私は思いますけども、民間企業でもあることなんで、使用者が、これは労働者、これは平岡医師になるんですけども、その方が適正かどうか、評価判断をするための期間というふうにも私は思っているんですけども、今回のこの件について、町長は病院全体の意見をもとに具体的に町長がこの判断をされたんですよね。それもう一度お答えください。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
私は院長といろいろと何回か話をしまして、最終的に私が判断をいたしました。
質問 9番 長野誠
それで、先ほど事務長が話しされましたように6か月ほど勤務をお願いしたら、次の勤め先を探すのと有給休暇の件もあり、2か月にされたということだというふうに思います。いつの間にか平岡医師は引き続き勤めたいという意思があるのに辞めさせられた。平岡医師の一方的情報をもとに議会が緊急質問を許し、代理戦になっているような気がいたします。平岡医師を思う患者さんもたくさんおられます。しかし私は平岡医師の行動に疑問を持っている1人であります。それは6月にも一般質問させていただきました。6月のワクチン接種、3月ですけども、ワクチン接種の拒否は、医師としてはあり得ないことだというふうに思います。もらったあれにいろいろ弁明をされていますが、事務長とのやりとりの中に金銭のことが話されています。これは詳細申し上げませんが、人間性が疑われる言動だと思いますのが、この件に関しましても3月の議員協議会では事務長も連絡ミスですと、平岡医師をかばっておりますが、非常に残念だなというふうに思っております。もう一点は、雄武町国保病院着任時から町長、事務長、院長などと打ち合わせなどを記録、会話を録音などしていることなど、私には理解できないんです。このような声は既に職場での人間関係が破綻しているんではなかろうかというふうに思います。これらのことが2月1日に解雇予告通知を受けてからやられていることに非常に私は違和感を覚えております。過去に我が町の病院にも医師の解雇で大変なことを経験しておりまして、裁判になり、また役場に病院に嫌がらせをされ、警察沙汰になったことを経験しております。それらのことがあり、毅然と納められなかったのかというふうに思うんですけれども、町長の今までの答弁を見ますと、平岡医師に間違ったメッセージを与えたのかなというふうに思っております。病院運営についても医療知識においても議会は詳しくは分からないので、一方的に議論することは控えるべきだというふうに私は思っております。これは本来所管である総務常任委員会で落ちついて調査をして、いろんな調査をしていくのが本筋だというふうに私は思っております。最後に私今まで一方的情報をもとに質疑することの危うさ、議会ルールを守ってくださいと言ってきましたが、それらを間違えるとただの政争になってしまいます。先ほど申し上げた緊急質問の基本的な考え方は政争を避けるルールであります。議会としても反省すべきというふうに私も思っております。本年2月に桂巻院長の懇談会を議会議員全員参加のもと行われました。以前は、花田院長との懇談会が一度あっただけでありますが、継続して行っていこうということでありましたけれども、前回は1回の懇談会で委員長報告で終わってしまいました。今回も病院運営についての現状など、いろいろと苦慮していることなどに触れ、伺い、また田原町長時代の雄武町国民健康保険病院の経営健全化に関する意見書、報告書、これは平成19年3月に出されたものですが、この資料などをいただきながら懇談をしましたが、この報告書にあるとおり現在も同じ課題を抱えているというふうに思います。議会も基本的な行動から活動から目をそらし、やらなかったということは反省すべきだなというふうに思っています。今回の平岡医師の退職についても議会は動いてはダメだとか、誰一人思っていないと思います。何度も話しますが、議会ルールを守り、一方的情報をもとに質疑を控えるべきと思っていることと、議会は捜査機関ではなく、問題の本質を調査して行政に質疑をし、質していくことが大事だというふうに思っております。7月29日付けで、葛西礼子さんほか7名の平岡医師の再任を求める請願書が嶋村議員の紹介で議会に提出されました。取り扱いを議会運営委員会で協議をし、本定例会で総務常任委員会に付託にする運びになろうかというふうに思っております。今回、請願が議会に出されるまでの間、500名余りの町民の方々が平岡医師の退職、再任に対して大きなうねりになり、町と議会に請願書が出されるとの話をされ、それをもって6月の一般質問の町長答弁に疑義が生じた上、緊急質問をさせるという議会の同意を求めたものであります。そこでそれだけの町民の方々がいるならと、緊急質問に賛成された方もいると思いますが、いまだ議会も町にも提出されてなく、500名という嘆願書は見ておりません。町も議会も正式に提出されたものでなければ、審議することはできません。仮に嘆願書があるのであれば、緊急質問の審議に入る前にですね、他の議員が嘆願書は見てないと話された時に、慣れないご婦人が集めたことを否定するのかと強い叱責をする発言がありましたが、これに対してはどのように説明をされるのかなというふうに思っております。いずれにいたしましても私どもは見ておりませんし、このように8名の方々の請願書提出には、ある面驚いているところであります。請願を出された8名の方々は、常勤内科医師の確保は行政の最重要政策と公約をしておきながら平岡医師の退職を招いてしまった町長の責任を問うとの思いと、請願項目は平岡医師再任に向けた行動を要請するとのことであります。この件に関しましては、後に請願の議題がありますので、お聞きは致しません。今回の平岡医師の退職については、2月ごろから聞こえてきましたが、それぞれのプライバシーの問題等などもあり、全てを話すことにはならないと理解しますが、これだけ議会も町民の方々も関心を持つことになりました。町民の皆様に対する町長の報告があまりにも不適切だったということと、平岡医師に間違ったメッセージを与えることになったのは残念だというふうに思います。町長、あなたは選挙公約に医師対策を掲げ当選、新聞やメディアなどに医師問題を語られましたが、肝心な足元を把握せずに、以前議会でも指摘をしましたが、今回も医師、看護師、患者の方々の思いには至っていないのかなというふうに私は思います。いろいろ申し上げましたけども、今後の病院運営について町長の考え方があればお知らせください。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
私も平岡医師の退職については非常に残念に思います。ただ、今ですね、今後に向けてですね、北海道医療財団とか、あとですね、東京の公立病院協議会に出向いてですね、医師確保に全力を尽くしているところでございます。早急にやっぱり常勤医師確保というのが課題になっておりますので、1日も早いですね、常勤医師を確保して、町民が安心安全な医療を受けられるようにですね、取り組んでいきたいと思います。そんな中でですね、今月の23日から25日まで、東京から家族で雄武町国保病院を視察したいということで来られる医師がおりますので、そういう部分で町としてもですね、全力を挙げて取り組んでまいりたいというふうに思っております。
質問 9番 長野誠
平岡医師は、以前、我が町がお世話になっていた九州の久留米医大に籍を置かれて、標津町の病院に勤めていたと聞いております。その医局から離れて、オホーツク海に位置する病院に勤めるべく探していたと聞いております。そこで、近隣病院、雄武町国保病院、道北の病院と3か所に視察、面談をしたのでしょう。近隣病院では院長自らお会いになって、お誘いをしたと聞いております。結果、平岡医師は雄武町国保病院を選んで勤めることになりましたが、近隣病院の院長は、結果がどうなったか、連絡をしても通じないと。そのうちに雄武町の病院に勤めているとの聞いて唖然としたそうであります。近隣病院の院長が一言、雄武町に決めましたと挨拶があってもいいよねというようなことを話されていたそうであります。医師と医師の医局との関わりについては、いろいろと大変だと聞いておりますが、医局の方針で他の病院に回されることがあるようであります。平岡医師もそのようなことから、久留米医大の医局から離れたんではなかろうかというふうに思います。自治体病院は他の医局からは、医師を招こうとしても、片方が来たら、一方が引き揚げていくということが多々あるそうであります。どちらにしても、慎重な行動をしなければならないようであります。議会で常勤内科医師がいなくなることを恐れて責任追及に慎重な議員がいるということですが、私はそのような方は誰一人いるというふうには思っておりません。一方的な情報をもとに質問されたり、議会ルールを無視するようなことは、やめましょうということで健全な病院運営を願っているのは皆同じだというふうに思っております。実は今回このような質問すること自体、私としては不本意であります。本来であれば建設的な質問をしたかったなということを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。