雄武町議会 令和3年12月議会 2021年12月9日
雄武ダム・幌内ダムにおける水力発電の可能性について
2021年12月9日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「雄武ダム・幌内ダムにおける水力発電の可能性について」質問し、産業振興課長 山崎佳之、町長 石井友藏が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 産業振興課長 山崎佳之、町長 石井友藏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 6番 嶋村義文
続きまして3点目、お伺いします。国がカーボンニュートラル、平成50年までに実現するという方針を打ち出しました。今後、恐らく化石燃料を使った発電というのはもうどんどんどんどん縮小していかなければなりません。国は当然、地域における再生可能エネルギーをどんどん発掘してくださいということで、環境省のホームページなんか見ると、向こう5年間でできる限りの政策を総動員すると。当然恐らく規制緩和もどんどん出てくるでしょう。そういったことで、以前、雄武ダムの発電について町民から政策提案あって、産業振興課でいわゆる損益の可否をちょっと判断したことがあったんですけども、今、全国各地で小水力発電ということで色んな取り組みされてるんですけども、この間の話ですと落差が足りな過ぎるという話だったんですけど、あくまで堰堤上の落差なんですよね。導水管でちょっと引っ張ってくると落差は十分作れるんですよ。そういったことで雄武の今のかんがい用でできたダムについてもね、発電の可能性というのはね、やっぱり多方面でやる必要があると思うんですよね。雄武の百年史の電気事業のとこを見てみると、戦前に既に雄武川で落差を利用した発電というのは、もう取り組んでるんですよね。雄武川の途中で中雄武辺りに壁にコンクリートの造作物見えると思います。あれは残骸だと思うんですけどもね。ですから決して今の雄武ダムで発電ができないということではないと思うんでね。この辺の検討をまずする必要があると思いますし、それと幌内ダムに至ってはですね、これも百年史調べてみると、昭和27年から昭和49年まで、実際あそこで発電が行われてます。枝幸と雄武町で約1500戸に電気供給してるんですよね。ですから、いわゆる今先ほど山崎課長からバイオガス発電の話ちょっと説明ありましたけども、バイオガス発電と並行して雄武ダムと幌内ダムの発電の可能性をね、やっぱり発掘していくと地域で電力の循環というのは十分可能でないかなと思うんですよ。ドイツあたりはもう地方自治体がどんどんそういうことをやってますからね。恐らくカーボンニュートラルで平成50年までにこれをやるとなると、恐らくここ4、5年で環境が劇的に変わってくると思います。だから雄武自体もそういうものを先取りしてね、やっぱり色々データを調べたり、コンサルにやっぱりそういう可能性を調査するだとか、そういったアクションも起こしていい時期だと思うんですけども、その辺、町長の考えどうですかね。
答弁 産業振興課長 山崎佳之(産業振興課長は2022年3月まで)
今冒頭、嶋村議員からも雄武ダムの関係で調査研究した経緯のことはおっしゃってました。その答弁を用意してますんで、他にまだ当時の検討結果は知らない議員さんもいらっしゃいますんで、その辺ちょっとお話しさせていただきたいと思います。平成30年12月に開催しております議会全員協議会で雄武ダムを利用した小水力と再生可能エネルギー導入推進事業について報告させていただいております。小水力発電を設置する場合には、落差、高低差が必要となるため、雄武ダムに設置をする場合は導水管を利用して発電することが最も発電量が大きいものと考え、平成30年度に北海道の地域新エネルギー導入アドバイザー制度を利用して検討を行ってきたところでございます。工事費を全量FIT売電の年間収入から年経費を差し引いた金額で除することで算出される回収年数は57年となり、農山漁村地域整備交付金の補助金を活用しての負担で計算して行った場合でも14.3年となったところでございます。農山漁村地域整備交付金の要件は、回収年数が10年以下でありますので、交付金の要件を満たされず、事業採算性が見込めない結果となったこと及び算出した工事費に導水管のトンネルに係る工事費等の経費、不断水施工に係る経費、新たに敷設が必要となるケーブルに係る経費等が含まれておらず、さらに工事費が高額となる見込みであったことから、小水力発電施設の整備を断念したところであります。これが経緯でございます。
質問 6番 嶋村義文
あれはあくまでその当時の国の制度にのっとって試算したものなんですね。ですから環境省のホームページ見ると、向こう5年間で国の施策を総動員すると。ですから新たな恐らく交付金制度なり補助金制度がどんどん出てくるでしょう。ですから発電の可能性をまずやっぱり探ることが先で、いわゆる損益の試算じゃなくて、恐らく損益の試算はもう状況が相当変わってくるんで、まず発電の可能性、バイオガス発電もそうですし、雄武ダムなり、幌内ダムなり、小さな砂防ダムでも今、本州府県ではやってますからね。だからそういった可能性をまずどの程度まで可能か、日本全国では300万キロワットまで資源があるというね、水力に関しては。だからダムなんかも擁壁を例えば1メートル上げるだけでも劇的に水量、保水量変わってきますからね。だから、そういったその夢のあるね、町として夢のある、それだけ資源があるわけですから、やっぱり可能性をやっぱり遊び心じゃないけども、そういった可能性をやっぱり追求するという姿勢があってもいいんでないかと思う。町長どうですかね。夢語っていいと思うんだよね。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
今、嶋村議員さんの脱炭素社会、確かにこれはですね、避けて通れない、これから町が中心となってね、やっていかないとならんということで、たしか来年ですね、国の方で100か所、そういう町村をですね、手を挙げてもらって先進的に取り組むところを今探すという話もちょっと聞いてますので、行く末は必ずそういう方向に私は今向かっていくと思うんですね。ですからその中でですね、ダムの関係もですね、この時は今、嶋村議員さん言ったように採算性が合わないということで言われたんですけども、確かにその補助制度も相当こう変わって、特に百か所の指定になれば、かなり内容の濃いものになってくるのかなというふうにも考えてございます。その中で一応ですね、色々な部署に行ってですね、可能かどうかですね、ちょっと色んな補助制度もですね、ここをやるやらないは別としてですね、色々とこれから検討してみたいなというふうに私は考えてます。後のですね、ビジョンの中でもちょっとお話ししようと思ったんですが、例えばですね、役所の車をいち早くEV車にするとかですね、それとか公共施設にはソーラーを付けるとか、あと今、家畜、畜舎ですね、を使ってその太陽光に補助を出すとかですね、そういう制度も多分あると思うので、色々とこれからの将来を考えてですね、やっぱり取り組んでいかないとならないのかな。その中でやっぱりいち早くやった方がですね、その制度に乗っていけるのかなというふうに私も感じておりますので、その辺を踏まえながらですね、今後色々と色んな角度から検討していきたいなというふうに思っております。
質問 6番 嶋村義文
はい、ありがとうございます。以上で終わります。