みんなの議会

雄武町議会 令和3年3月議会 2021年3月17日

暴風雪等による学校の臨時休校の基準について

2021年3月17日、雄武町議会の一般質問で、佐藤寧議員が「暴風雪等による学校の臨時休校の基準について」質問し、財務企画課長 横田和幸、町長 石井友藏、産業振興課長 山崎佳之、教育長 豊田通敏が答弁しました。

質問者
佐藤寧 議員
答弁者
財務企画課長 横田和幸、町長 石井友藏、産業振興課長 山崎佳之、教育長 豊田通敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 1番 佐藤寧

はい、引き続き一般質問を続けます。北海道の中でふるさと納税の納税額が上位なのは根室市、紋別市、白糠、上士幌といくつかあるんですけれども、中でもオホーツク管内紋別市、隣町ですけどもふるさと納税特設サイトを持っています。会員登録ができるようにして寄附申込や返礼品の注文、ポイント使用履歴などを閲覧できるようにしています。開設の狙いについては自治体がふるさと納税制度のサービスで注目を集めるようとすれば、民間のポータルサイトでいかに目立つかを工夫していくしかないわけです。寄附者を囲い込むためには独自のサイトを設けて、そこに登録してもらい、継続的に情報を発信していくことでより関心を持っていただくことが必須です。通告にはございませんが、ふるさと納税関連で大切なことであると考えますのでお聞きします。雄武町はふるさと納税のための独自の特設サイトを作る予定はありますか、あるいはその計画はございますでしょうか。

答弁 財務企画課長 横田和幸

今の段階でありますけれども今の段階でまだ特設サイトの開設は考えていないところでありますけれども、将来それが効果的にですね、機能するものであるのであれば検討していきたいと考えております。

質問 1番 佐藤寧

先ほど同様に資料請求から取った数値があります。各サイトごとの寄附金額によると平成30年から令和元年においてはふるさとチョイスが全体の92.0%から37.1%へ大幅減少、直接申し込み、納税者寄附者が雄武町に直接申し込むのが全体の6.3%から2.6%へ減少、楽天が全体の1.6%から60.3%へ大幅増加となっています。この数字から2つの大切なポイントが見えてきます。1番目、ふるさとチョイスよりも楽天の方がユーザーには人気があるのではないか。理由は単純、楽天ポイントが貯まるからです。このポイントなかなか馬鹿ににできない金額がたまります。また先般、日本郵政と楽天の資本業務提携が発表されて、その日に日経の楽天の株価が約10%上がっています。それほど日本郵政との業務提携というのは市場においてはかなりショッキングな出来事で好意的に見られているからこそ日経での株価も東証一部なのにも関わらず10%近い大幅アップというのはなかなかないことなので侮れないなと思っています。あと2つ目、直接申し込みは平成28年度を境に大幅に寄附件数、寄附金額とも下がってきています。その理由は自治体独自の特設サイトがないからですね。その中でも楽天とかふるさとチョイスなどの写真なんかもちょっと古いものを使っているわけですから、そういった工夫、雄武町観光協会では毎年フォトコンテストを行なって非常に年を追うごとにレベルの高い写真が数多く寄せられていますので、そういったものを使うという工夫も必要じゃないかなと感じています。ここで質問です。雄武町のふるさと納税の方法について確認ですが、電話やファックスによる申し込み、あとは各サイトのインターネットを通じての申し込みの今現在両方が可能でしょうか。また電話やファックスが可能な場合は寄附者は何を見て返礼品を選んでいるのか、通告にはございませんけどもお答えいただければと思います。

答弁 財務企画課長 横田和幸

本町の場合、電話、ファックスといいますか電話を受けまして、うちの寄附申込書を送りまして、それでファックスというのは可能でございます。それであとサイトといますか、寄附サイトですね、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、さとふる、これらでうちの方は寄附が可能となっております。それでファックスとかで直接申し込みする方につきましては本町パンフレットということで年度当初にパンフレットを作っておりまして、そちらの方にパンフレットを送付しましてそれを見てですね、申し込みをされる方が多いということでございます。あとちょっと先ほど楽天の関係のすごい伸びてるというお話がございましたけれども、楽天ふるさと納税の関係ですね、平成31年の2月にサイトを開設しまして実質3月ぐらいの1か月間しか30年度がありませんでしたので、実際は31年から満度に寄附が増えたということで、単純に急に伸びたというわけではございませんのでご了承をお願いいたします。

質問 1番 佐藤寧

ありがとうございます。先ほどの横田課長のその特設サイトは将来的に効果的であるならば考えるというご回答だったんですけども、町長の執行方針にもありましたそのポストコロナ、アフターコロナ先ほども午前中の質問にも出てきたワードですけども、こちらを考えると今現在ふるさと納税に特化したサイトかもしれませんけれども、ふるさと納税という制度が終わったらどうするのかということを考えた方がいいと思います。もし特設サイトがあれば将来は雄武の観光やショッピングなどの情報を掲載し雄武のファッションクラブのようなサイトに発展させていくことも可能です。そして事業者にとっても自社独自のEコマースサイト、これECサイトですね、を構築する必要がなく広告宣伝費などの必要経費が削れるため消費者に寄り添った価格設定が可能になってくると思います。例えば今現在、ふるさと納税、栁原議員が年末行ったと言いますけども、どうもお金のある人たちがうまく節税対策で使っている印象は否めないんですけれども、例えばですね、3500円の寄附を行うことで3割の返礼品とすると1050円、これ毎週やることで月額1万4000円、年間16.8万円、そうすると大体年収800万から900万のご家庭が寄附者対象となって、これはなかなか使えるんじゃないかと。隔週やることで月額7千円、年間8.4万円、そうすると年収ベースで言うと500万から600万ぐらいの方々も対象にできるからそういった工夫はこれからもできるんじゃないかなと思います。返礼品ありきではなくて雄武町を売り込む発想で雄武町がふるさと納税制度の邁進にあたって常に念頭に置かなければいけないことが制度を活用して雄武町自体を売り込むという発想です。カタログに関してもですね、紙媒体としてのカタログはウェブにも負けない強力な力を持っています。寄附者の手元に届くカタログに雄武町の様々な情報が掲載されていて寄附者に雄武町を強く印象づける役割を果たせるわけです。特設サイトと同時に紙媒体のカタログが併存している現在も電話やファックスによるアナログ的な注文が全体の半数を占めているという調査結果があります。手間を掛けるからこそ寄附者との間に生まれる絆があると私は考えています。次の質問なんですけども主たる担当者は職員1名と認識していますけれども十分な対応ができていると考えておられますでしょうか、いかがでしょうか。

答弁 財務企画課長 横田和幸

ふるさと応援寄附金に関する事務につきましては財務企画課財政係3名のうち、主に1名の職員が担当しておりましたが昨年8月新たな寄附サイトとして、さとふるを開設したことにより寄附金額が増額したことから昨年10月から専属の会計年度任用職員を配置したところであります。なお今現在は今現在の本町の寄附額であれば担当者2名で十分対応であると考えているところでありまして、しかし今後どうなるか分かりませんけれども寄附額が5億や10億と更に伸びてくるような状況となれば職員体制を整備するか、または業者にその業務の代行を委託するなどの検討が必要になってくるのではないかと思ってございます。

質問 1番 佐藤寧

ふるさと納税で興味深いのは自治体の職員が返礼品となるような地元の特産物を新規発掘したり、既存の特産品の見せ方を変えるなど、地元をプロデュースしてマーケティングを通じて全国に売り込むことです。地元にどのような企業が存在し、その商品はどの程度でどうやって売り込むかということを考え実行していく、この手法は商社のやり方だと思います。実際、それがうまくいっている自治体は多くのお金を集めている。実際、うまくいってる自治体にはそういう商売が好きな職員がいるそうです。しかし役場の職員ですから商売がやりたくて就職したわけではなく、担当部署の配置換えもあると。そうなると後任の人はとても苦労するわけです。以前の人が築いてきたノウハウとか地元の業者とのネットワーク等を引き継ぐ必要があるし、場合によっては一からスタートしなければならないことも多い。そこで地元のNPO法人、雄武で言えば雄武町観光協会なりがそれを担当する、あるいは役場と共同するようになれば問題の緩和にはつながっていくと思います。今の質問での回答が職員1名とあと会計年度任用職員1名の対応ということですけども、今後、外貨を稼ぐためのふるさと納税においては若手職員に我が町のふるさと納税の弱い部分などを町長は面談とか雑談などでその問題点とかこれからこうしていきたいというような職員さんの声を直に聞いたことはございますでしょうか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

職員からのですね、声は聞いたことがございます。それで今現状ではですね、正職員1名、会計年度職員1名ということで、やはり話しているのはやっぱリピーターを申し込むためにはどうしたらいいかということですね。実際は納税証明書を送る時に一緒にそういう季節的な部分も入れたらとかという発想も出てますんで、また新たにですね、ちょっと職員も今応募しているところでありまして、そんな中で民間の活力もですね、入れながらちょっとやって行きたいなというふうに考えてございます。

質問 1番 佐藤寧

民間という言葉が出ましたが雄武町観光協会との共同等は予定していませんでしょうか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

雄武観光協会との共同につきましては正式に協議しておりませんが、観光協会でも佐藤議員が地域おこし協力隊として手掛けた雄武うまいもんマーケットを開設しておりますので地場産品のヒット物の商品開発をお願いしたいなというふうに考えてございます。また本町の公認キャラクターであるいくらすじ子のキャラクターグッズについても検討していただきたいということで近々協議を行うこととしております。なお、ふるさと応援寄附金に関する業務を観光協会に委託するということについては観光協会の体勢的にも厳しいと思っており、現在さとふるがふるさとチョイスと楽天ふるさと納税の代行業務の委託を提案しておりますので、計画的な検討も必要となりますが、そちらの方が事務が効率化が図られ効果的な事業が推進できると思ってございますので今のところ観光協会への業務委託は考えていないところでございます。

質問 1番 佐藤寧

理想を語らせると天下一品の事務局長もいますので観光協会には。使った方がいいと思うんですけども共同ですので任せるというのはこの前も聞いてきたんですけれども、現在は事務局長をはじめ正職員が3名、あとは地域おこし協力隊の方が1名ということで4名体制でこれだけ大きなビジネスをやっていくのは無理があると思うんですけども共同ですよね。インスタグラムであるとかフェイスブックであるとか、そういったものの活動、あとドローンを使った映像なんかもかなり上達していますので、そこはうまいこと使っていくべきだと思います。ここまで数値的なことを含めて6つ大きな柱で質問しましたが、私が調べた部分でご紹介できることなども紹介して、ここから石井町長にお伺いしたいのですが、令和3年度の行政執行方針にある、ふるさと応援事業、つまりふるさと応援寄附金について石井町長の考えるあるべき姿というものはどういうものでしょうか。もうひとつ、石井町長は今後数年でどれぐらいのふるさと納税額を見込んでいらっしゃいますでしょうか、この2点お答えいただければと思います。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

今、佐藤議員さんの方から色々情報をいただきましたので私はですね、ふるさと応援基金の額を増やす方策については今寄附サイトのふるさとチョイス、楽天ふるさと納税に加え昨年8月からさとふるを追加したことにより寄附額が増額に大きく繋がったところでありますので新たに今考えてございますのはふるなびやANAの新たな寄附サイトの開設に向けて検討を進めていきたいと考えております。また返礼品の数について本年度67品目でスタートしておりましたが、やはり寄附者のニーズに応えるためには100品目以上の返礼品の種類が必要とあると考えておりますので、現在、事業者に返礼品の取りまとめを行っているところでありますが新たな返礼品の開発についても直接会って協力を要請しているところでありますが、なお、さとふるについて事業者との直接契約により事業者自らが返礼品の写真や説明を登録することになることから対応できない事業者もおりますので、町も事業者のお手伝いをしながら早急に登録を進め、返礼品の種類を増やしていきたいと考えてございます。返礼品の欠品対策につきましては現在新型コロナ感染症の影響による国内外の需要減退に伴い在庫の滞留や製品の下落が続いておりますので事業者とも協議しながら解消に進めていきたいと考えてございます。また寄附金額を増やすためには寄附者の満足度の向上とリピーターを増やすことが重要であり、これまで実施していなかった寄附の受入額や活用状況について公表するなど、寄附者と継続的なつながりを持ち続けていきたいと考えております。なお将来的には寄附された方々を雄武町に招待し、交流をしたり、都市部での寄附者との交流なども実施していくことができれば、より効果的になるのではないかと思ってございます。またふるさと納税の中にクラウドファンディングと企業版ふるさと納税も今後検討していきたいと考えてございます。ふるさと納税については私は寄附額を受けるだけでなくてやはり交流人口も含めて増やしていきたいなというふうに今後考えてございます。また佐藤議員から先ほどどのくらいの目標ということで聞かれましたが、私の個人的な目標でありますが、やはり20億ぐらいは行きたいなというふうに考えて、それであれば8億程度町としてお金を使えるのでハード事業にも取り掛かっていけるのかなというふうに考えてございますのでご理解をいただきたいと思います。

質問 1番 佐藤寧

はい、サイト数、登録サイト数増やすということで紋別市を調べてみますと14サイト、あとは市独自のサイト、これ市独自のサイトというのはとても強いんですね。町長おっしゃったリピーターを増やすというのは絶対独自の物を持ってるほうが強いし、ポストコロナということを考えると事業者の経営、なんていうんですか、今写真を撮るとかいうことが得意じゃないとおっしゃってましたけども、そういったものもある程度観光協会と共同することによって写真をうまくとるということをやってあげると事業者さんは非常に楽になっていくかなとは思います。ふるさと納税についての過去の行政執行方針、3年分さかのぼって見てみますとこのようになっています。平成30年は中川原前町長ですね。行政執行方針申し上げますと財政健全化法に基づく財政健全化比率についてはいずれも健全段階の数値を維持しておりますが今後とも中期的な展望に立って健全で持続可能な財政運営に努めるとともに雄武町ふるさと応援事業により自主財源確保の取り組みを継続してまいります。平成31年、中川原町長、財政健全化法に基づく財政健全化比率については後は同じです。令和2年、石井町長になりますか、財政健全化法に基づく財政健全化比率についてはいずれもあと大体同じです。そして現在、令和3年の行政執行方針はこうです。財政健全化法に基づく財政健全化比率についてはいずれも健全段階、あと大体同じです。つまり言いたいことはお分かりですよね。若干、言い回しは変えていますけれども過去4年間はほぼ同じです。町のPRや地場産品のPRによる経済効果の他、財政面でも大きな効果があるというのであれば、このふるさと応援基金は町から見る外貨を稼ぐ絶好なチャンスなわけです。しかし毎年毎年同じ文章が一番大切である行政執行方針で述べられていると。言霊という表現があるように言葉には熱量があります。誰かが書いた文章を読み上げてもそこには熱がありません。ひとつでもいいから自分の言葉で語ることによって聞き手が惹きつけられるわけです。どこまで本気で取り組んでおられるのか私は疑問を抱かずにはいられません。これについてはどうお考えでしょうか。つまり何というんですか、ただ読むだけではなくて僕はこう思ってるんだという主張が私は欲しいんですけれども、そういった点についてはどうお思いですか。そこを町長にお伺いしたいです。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

確かに行政執行方針ではそういうふうに述べておりますが、ちょっとそこら辺は文章が足りなかったなというふうに考えてございます。ですけども私の思いについては今申し述べた通りですね、なんとか金額を増やしてですね、自主財源プラス、こういうものをですね、色々やっていきたいなというふうに考えてございます。

質問 1番 佐藤寧

先ほど午前中の栁原議員の質問にもありましたが、行政執行方針は自分で赤ペン入れてるって事もおっしゃってました。ですから数年前まで括っていけばどういったことを前町長、あるいはその前の町長がおっしゃってたかというのはわかりますので、その点はやっぱり政治を司る場合はその言葉というのが非常に重要になってきますので、そこは念頭においてしっかりやられた方が宜しいかなと思います。では次の質問です。寄附金額を増やすために具体的な方策をどのように考えておられますか。行政執行方針でも述べられている返礼品の企画開発など、積極的な事業展開によりというのは具体的にどういったものをイメージしたらよいのでしょうか。それは一大プロジェクトと言ってもいいと思いますが、もうすでに動き始めていますか。先ほどのお答えの中にも具体的なプランニングとかも私お伺いしたんですけども、先ほど横田課長にもお伺いした担当職員1名と会計年度任用職員1名、その体制で果たして20億という大きな金額を動かせる一大プロジェクトを賄っていけるのかどうかというところをお聞きしたいです。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

はい、先ほども横田課長の方から申しましたが、寄附額が伸びていくということになりますと、その体制も当然補強していかなければならないということと今現在ですね、このふるさと納税の返礼品の部分については先般、加工協とですね、その前には漁組の組合長さんと専務さんとお会いしてですね、ぜひ新年度からに向けて一度打ち合わせして、やっぱり町の意向も汲み取って進めていただきたいということで一応了解はいただいてございます。

質問 1番 佐藤寧

ちょっとそこ私何と言うんですか、よくわかんないところがあるんですけども、漁業協同組合さんとか加工協さんなどが役場との折衝になるんでしょうか。それとも各事業者さんでもっともっとやりたいなと思う個人的な事業者さんがおって、その人たちを引っ張り上げるというようなお気持ちは雄武町役場内にはないんでしょうか、そこを聞きたいです。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

そういうものは十分考えてございます。それで今のさとふるにしか入ってない業者さんがいるんですけども、ふるさとチョイスですね、楽天の方にも入りたいという話がございますので、そういう部分は町の方としてですね、やりたい方についてはどんどんそういう部分を推奨してですね、当然返礼品の開発もですね、同時に進めてやっぱりいきたい、いっていきたいというふうに話しておりますので、そこら辺は今後そういうふうに取り組んでいきたいというふうに考えてございます。

質問 1番 佐藤寧

はい、どこの市町村でも交流人口を増やしたいと高らかに謳っていますが、その現実はとっても厳しい。しかしやってるところはうまくやっている。普通の町は交流人口増は何となく観光系、ふるさと納税はふるさと納税だけに的を絞ります。一方できる町はそれを有機的に結びつける発想があります。次から次へと複数のプロジェクトを結びつけて有機的に考えていきます。好例はわりと近くにあります。北海道内の東川町と三国峠を越えた上士幌町がふるさと納税をしてくれた人たちに対してアンケート調査結果があります。東川町ではふるさと納税を行うまでは東川町を訪問したことのなかった本州在住者のうち12.6%がふるさと納税実施後に同町を訪問したと回答し、63%の人が向こう5年以内に訪問したいと回答しています。今朝の朝刊にも書いてありましたが東川町には隈研吾さんが事務所を構えるという記事も載っていました。世界的に有名な隈研吾さん、そして東日本大震災であれだけのダンボールの住宅を上手く利用した隈研吾さんですので知らず知らずのうちに東川町全国的に名前が売れて行くと思います。上士幌町、同様にふるさと納税を行なった東京、埼玉、千葉、神奈川県の住民を対象としたアンケート調査結果では70%の人たちが同町への観光に、14.3%の人たちが生活体験に、18.1%の人たちは町での暮らしに関心があると回答しています。人口では東川町が約8千人、上士幌は約5千人、観光資源を抱えているわけでもなく北海道外では知名度もさほど高くないにも関わらずです。答えは明確ですよね。ふるさと納税を一旦すれば消費者は行ってみたい観光してみたいと思うわけです。つまり一度ある地域とふるさと納税を通じて交流ができれば、それがたとえ最初は物と金の関係であったとしても、その後で人々の当該地域の関心を呼び起こす可能性があるということです。どこの自治体も人口減少には非常に危機意識を持っています。移住定住を促進する、あるいは現地で出生率を上げることで人口増加を実現できれば理想的ではありますが、これはとてもハードルが高い思います。東京も含めて人口減少が日本において明らかにあるわけですので、自治体間での人口の奪い合いをするというのは激しい消耗戦になります。そんな中でどうやって地域の衰退に歯止めをかけるかというのは交流人口を増やしていくしかないわけです。先ほど石井町長の中にも交流人口を増やしていくということをおっしゃってましたね。つまり住んでくれなくてもいいけど来てくれる、消費してくれる、そういう人たちが増えればいい、そういう面を意識してふるさと納税を活用していくべきです。やるからには様々な仕事が絡み合ってきます。私が少し勉強しただけでもこれだけたくさんのことが分かってくる、とても1人ではやりきれない仕事です。なので私は今回ふるさと納税の町長の抱いているイメージや寄附金額をどれくらい見込んでいるのか、1人の職員でやりきれる仕事なのかを質問しました。これを財務企画課の若手職員1人に任せるのは酷です。というか無理です。そうこうしているうちにふるさと納税制度自体が終わってしまい、あー終わっちゃったねです。途中で申し上げたとおり外貨を稼ぐ絶好のチャンスですし、返礼品の素材は全国的に見てもトップレベルの品質です。ぜひ本腰を入れて石井町長の肝いりでふるさと納税をうまく使い、役場さらには観光協会や町の事業者の方々にもポストコロナに負けない強いシステム作りを構築してもらいたいと願っています。最後にここまで私も色々しゃべりましたけれども町長、あと財務企画課長、あとおそらく産業振興課長にも関わってくることだと思いますので、お三方のふるさと応援基金へのお気持ちなり考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

私は町長就任してからですね、ふるさと納税をどのような形で伸ばして行ったらいいのだろうかということをですね、日々考えて初めにはサイトを増やしていこうということで、それもちょっとコロナでなかなかですね、札幌からこう来て打ち合わせる機会が本当はもっと早くやりたかったんですが、4月の段階に、2月の段階、去年度ですか、一度サイトの開設、札幌にあって4月頃、年度開けたら打ち合わせをしようということだったんですが結局はできない仕舞いで結局8月になってしまったということで、それはもうそういう部分で仕方ないわけですが、今後ですね、やはりふるさと納税をですね、増やしていきながら、さっきおっしゃいましたハード面でもですね、一緒にこうソフトとハードとあと都市間の人口交流とかですね、ここにホテルもございますのでホテルを活用したですね、ふるさと納税もまだ進んでない状況にありますので、そこら辺も進めてですね、なんとかこの交流人口を増やすのと納税額を増やすの一体となってですね、やっていきたいなというふうに思ってございます。

答弁 財務企画課長 横田和幸

このふるさと応援事業でありますけれども自主財源の少ない本町にとりましては自主財源の確保に極めて有効な手段であるとともに本町のPRやブランド価値の高い地場産品のPRに大きく寄与するものでありまして更には交流人口や関係人口、これらの拡大にもつながることから担当としましては積極的に取り組むべき施策と認識しているところでございます。ただ一方で佐藤議員も言われておりますけれども、制度への賛否も分かれている中で未来永劫続くか不確かな部分もありますので将来的に安定的な財源とは言い切れないということも一方で思っているところでございます。

答弁 産業振興課長 山崎佳之(産業振興課長は2022年3月まで)

私からは産業振興の観点からということであります。私も所管といたしましては農務、林務、水産、観光、商工と多種に渡った産業振興携わっているところでございます。先ほどから色んな地場産品だとか雄武町のPRだとかという部分であります。私の産業振興といたしましても雄武町の海で獲れる海産物、また山で採れる色々なものについて産業振興の観点からですね、全国にPRしていきたいと思っております。

質問 1番 佐藤寧

はい、間違いなく、おそらくまだ続いていく制度だと思いますし、外貨を稼ぐ絶好の機会だと思いますので栗山くんのとか少年少女たちの夢であるスポーツセンターであるとか色んなハード面のためのお金を稼ぐ、使える制度だと思いますので頑張っていって欲しいと思います。【暴風雪等による学校の臨時休校の基準について】

質問 1番 佐藤寧

はい、では続きまして質問事項2つ目なんですけれども暴風雪による学校の臨時休校の基準についてお伺いします。先月2月16日火曜日は悪天候のために前日に休校するというお知らせがあって16日は全校休校になりました。17日水曜日は登校日となりましたが、天候的には前日の火曜日よりも水曜日の方が激しい嵐でした。私も朝から空模様を見ていて風が強くてこれ小学生が外出するにも危険が伴うぐらいだなあと思っていたんですけども学校はありました。保護者の判断で欠席させたご家庭もあります。学校に行かせたご家庭には迎えに来ることはできないという連絡も入ったと聞いています。しかし雄武町は共稼ぎのご家族もご家庭も多くてできない場合もございます。つまり17日に登校させるというその判断がもともと甘かったのではないかと思います。ではその判断はどのようにして行われたのでしょうか。教育委員会は各学校の判断に任せていたのでしょうか、それについてご質問いたします。

答弁 教育長 豊田通敏

荒天時による臨時休校等の判断につきましては雄武中学校長が窓口になりまして各小学校長と調整を図り、その結果をもとに教育委員会と協議して朝六時頃を目途に最終判断を行うこととしております。これは集団下校も同じなんです。それで判断基準なんですけども、これは特に定めておりませんが気象情報や当日の天候状況、スクールバス運行の安全性確保などの観点から児童生徒の登下校の安全を考慮して総合的に判断をしております。

質問 1番 佐藤寧

当日の対応が非常にこう粗末だったということを聞いているんですけれども、その点はどうでしょうか。

答弁 教育長 豊田通敏

16日のですね、つまり臨時休校につきましては事前にですね、早朝から16日は暴風警報が出ると見込まれておりましたので気象情報等を参考に前日の15日に休校にするという判断をしております。それで問題の17日なんですけども、この17日を登校日とした経緯につきましては16日午後に網走気象台に確認をしました。それでその日は本日午後5時に暴風警報の一斉解除が見込まれ、その後は警報が発令されない見込みというふうに回答を得たところです。それで17日早朝にもですね、引き続き網走気象台に確認しました。警報が発令されない見込みで風は徐々に弱まっていくという回答がありましたので、これも学校長と協議いたしまして早朝から強風ではありましたが降雪もなく徐々に弱まるとの想定の下、登校には支障ないというふうに判断したところでございます。その後ですね、強風が弱まらなかった。確か31メートルぐらいあったと思うんですけども学校長の判断によって下校時に保護者へ迎えに来ていただくなどの対応を行う学校があったことは承知しております。16日は暴風警報、17日は暴風注意報が発令されましたが結果としては16日も17日も、16日よりも17日の方が荒天であったということでございますんで、これはですね、やっぱり判断が甘かったというのは言わざるを得ないというふうに思っておりますんで今回の件を教訓としてとらえまして、近年急な天候悪化もいろいろあるもんですから気象情報等を注視しながら児童生徒の安全、これをまず第一に考えた中で適切に判断していきたいというふうに思ってます。

質問 1番 佐藤寧

教育長おっしゃることもよくわかって、こういう最近はその風雪なんかも非常に昔に比べると強くなってきていますので、学校があったにも関わらず天候が悪くなった、あら困っちゃったというのは理解できるんです。その対応が非常に粗末だったというところがあるので学校内での先生方の意思統一であるとか、電話一本とるなりも邪険にしないで、邪険にされたという声も聞きましたので、しっかりとした毅然としたというか学校側の判断基準をちゃんと明確に保護者に伝えて理解を得るようなことは必要なんじゃないかと思うんですけども、その点はいかがでしょうか。

答弁 教育長 豊田通敏

言葉のやり取りというのは非常に難しいと思います。ですからよくあるんですけども、やっぱり学校の先生の対応によっては非常に保護者に不快な思いをさせるというのも多々聞いておりますんでこの辺はですね、やっぱり普段から教育委員会としても誤解を招く言動、それを厳に慎むように伝えたいと思いますし、私の思いとしてそういうことはないようにというふうに校長会においても伝えたいと思います。

質問 1番 佐藤寧

ありがとうございます。質問ではないんですけども先ほどの私の一般質問ここで聞きたい事はすべて終了なんですけど、石井町長に先ほどのグローバルな教育ということを雄武高校の栁原議員の質問でおっしゃってましたけどもひとつ意見言わせていただくと、いきなりグローバルな教育というのはなかなか難しくて、やっぱり小中学校での学力アップというのは絶対必要なことだと思いますので、そこはやはりなんて言うんでしょうか、現場の様子をご覧になって考えたほうがよろしいかと思います。差し出がましいようですが申し上げました。はい、以上で私の一般質問終わります。失礼いたします。

出典:雄武町議会 令和3年3月議会 2021年3月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる