みんなの議会

雄武町議会 令和2年12月議会 2020年12月10日

小中学校における読書教育環境について

2020年12月10日、雄武町議会の一般質問で、佐藤寧議員が「小中学校における読書教育環境について」質問し、教育長 豊田通敏、教育振興課長 中村文隆が答弁しました。

質問者
佐藤寧 議員
答弁者
教育長 豊田通敏、教育振興課長 中村文隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 1番 佐藤寧

じゃあ続けて次の質問に参ります。小中学校における読書教育環境についてお尋ねします。町内には司書教諭がいませんので雄武町図書館の図書司書がその役割を担っていると考えます。一方、スマートフォンの普及により子供達の読解力が確実に下がっている現状を踏まえ、図書館や図書館司書が中心となって配本事業以外の具体的な計画を考えていますか、それについてお聞かせ下さい。

答弁 教育長 豊田通敏

本年度の私の教育行政執行方針において初めて子供における読書の必要性を掲げました。この方針により各学校では学校の教育理念や果たすべき役割を描いた経営全体構想であるグランドデザインの中に読書活動の推進を取り入れ目標を持って取り組んでいるところです。読書は文章読解力や語彙力を高めることの他、人とのコミュニケーションを図る上での会話術、情操の涵養等、様々なものに効果的であり本来の学力の向上に繋がりますので、これからにつきましても読書活動の推進は強化していきたいというふうに考えています。また読書活動推進の専門機関である図書館の活動についても今後積極的に学校と関わることが可能となる施策を展開していくこととしております。具体的には図書館運営の責任者である図書館長がお答えいたします。

答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)

教育長からの答弁でございますもありますけども、各小中学校においてはですね、本年度様々な形で読書推進に取り組んでいる状況にございます。学校では読書冊数の目標設定や読書冊数を記録する読書マラソン、朝読や家読の推進等、各々工夫しながら取り組みが進められている状況にあります。今ご指摘のとおりですね、町内に司書教諭というのは現在配置されてる学校はありませんので学校図書に対する図書館の果たす役割や連携等は非常に重要だと認識しているところであります。実際に先ほど読書活動の各学校で推進取り組みが進んでいる中でありまして、本年度は新たに中学校への配本というのも開始しております。また学校図書の購入に当たっての選書や管理の相談、授業で使用する図書資料の相談等の相談も図書館に相談が増えてきておりまして、担当教諭からもですね、司書支援の要望も受けていることから、これら学校からの要望も取りまとめた中でですね、まずは月一回程度図書館司書の学校の巡回派遣を行い、学校図書の充実、知識の共有連携を進めていきたいと検討しているところであります。

質問 1番 佐藤寧

はい、図書館についてはもう一点質問がございまして、例えば自習においでよ図書館にみたいなテーマで児童生徒達に図書館をもっと利用させる工夫は考えておられますか。例えば各教科の参考書や問題集等の充実等、図書館に行って勉強しやすい環境づくり等、即効性のある計画を意味しております。

答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)

図書館では第3次雄武町子どもの読書活動推進計画に基づきまして図書資料の収集、整備、充実に努め利用の促進を基本的に図っているとこでございます。今ご質問のありました中高生の利用に関しては現在のところ特別の取り組みというのはしておりませんが、テスト前や部活が休みの日等は個人やグループで自習に来館する生徒が増えてきております。それらを考えまして学習しやすい環境に配慮する等、利用の増加を推進していきたいと考えております。参考書とかの話もございましたが、これらもですね、今生徒さんからニーズがあるのはですね、進路に関するような職業をこういう職業がありますよとか、そういう本の問い合わせは増えてきているということございますので、それらのニーズとかも踏まえながらですね、図書資料の充実も図っていきたいと考えております。

質問 1番 佐藤寧

はい、ありがとうございます。商売柄、図書館に行ってそういう学習できる本がどれぐらいあるのか見るのが私の傾向なんですけど、あまりないんです。英検が若干揃っていて漢検があって参考書的なものがほとんど皆無なんですよね。ですから今、中村課長おっしゃった中高生の自習が増えているという事であれば何か自分で調べるとか問題を解きたい時に図書館に幾ばくかの本があればとても助かるかなと。あと図書館司書を通じて図書教育を充実させるという質問のきっかけは学年が上がれば雄武小学校の子供達は恐らくボランティアの方々もたくさん読み聞かせとかで学校訪問してらっしゃるので、本読んでるみたいなんです。ですけれども中学高校と学年が上がるにつれてどうしてもスマートフォンを手にして本を読まなくなるというのは保護者の方からも聞いています。困ったことに高校生ぐらいになって模擬試験を受けた場合、例えば現代国語の文章を読んだ時に何が書いてるか全く分からないという声が結構国語の成績が良い子からも聞こえてくるんですよ。今センター試験、去年、今年の春で終わりましたが新しい形態になりますけれども、現国のテストで出てくるのは現代の小説であるとかいうのはほぼ出てこないんです。もうちょっと古い20年か30年ぐらい前の小説で問題をほぼ占めているんですね。そうなってくると今の子供達の感覚でいうとライトノベルとかそういったものが好きなんで、その人の心の機微と言うかそういったものが分からなくなってくるみたいなんです。だからそういったところで小学校の読書から更に学年上げた時にもうちょっと何と言うんですかね、歯ごたえのある本と言うんですか、そういったものが読むことに抵抗のない図書教育は絶対私は必要だと思ったので今回ご質問しました。

出典:雄武町議会 令和2年12月議会 2020年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる