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雄武町議会 令和2年9月議会 2020年9月14日

雄武町の義務教育体制について

2020年9月14日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「雄武町の義務教育体制について」質問し、教育長 豊田通敏が答弁しました。

質問者
嶋村義文 議員
答弁者
教育長 豊田通敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 嶋村義文

続きまして雄武町の義務教育体制についてお伺い致します。まず先般、今日も教育事務報告で教育長が述べられておりましたけども、先般、全員協議会で教育委員会より来年、令和3年度をもって豊丘小学校が閉校するという報告を頂きました。具体的に地域でどういった議論がなされて閉校するという結論に至ったのか、その辺の顛末をちょっとお知らせ願いたいと思います。

答弁 教育長 豊田通敏

ただ今のご質問にお答え致します。私は以前からですね、豊丘小学校に限らず、僻地複式校の校長に対して自校の未来について保護者と、保護者や地域の皆さんと考えるよう指示しておりまして、必要に応じてですね、教育委員会もその席に出席しながら話合いに応じたということをしてきました。これは最初から廃棄ありきではなくて、児童数減少により子供の成長段階に応じた適切な集団規模が見込めない学校は、それをカバーするために地域として保護者として何をすべきなのか、どう学校経営していけば良いのかを考えてほしいといったものでございます。質問の豊丘小学校につきましては校長はまず学校を守りたいと、当然なんですけどもそういう気持ちは大きかったと思いますが、その反面ですね、一人学級や欠学年の存在、学校機能としての集団活動の限界が見えてる状態では、現状では学校の存続問題を評議員や保護者たちに持ちかけないわけにはいかず、何とかそのような話合いを持ったというふうに報告がされております。学校の存続問題は地域の学校として長い歴史を持っておりますので、地域にとっても保護者にとっても簡単に割り切れるものではなく、少子化の通り、少子化の折、廃校やむなしという雰囲気はあるものの、それ以上前に進めないような状況が見受けられました。そこで昨年7月の豊丘小学校評議員会に私と課長が出席させて頂き、評議員の考え方を聞き、更に今年の1月にPTA役員会、役員会といっても保護者全員なんですけども、この役員会にもお邪魔して保護者の意見を聞いた結果、保護者全員が廃校を希望致しましたので、PTAとしては各自治会の了承を得た上で学校の存続について教育委員会と協議するということになったところでございます。それでこの協議はですね、7月にPTA役員、自治会長、校長及び教頭出席の上行われまして、そこで正式に豊丘小学校の廃校の申し出があり、それを受け8月6日に開催しました第7回雄武町教育委員会において、令和3年度をもって豊丘小学校を閉校することとし、閉校後は雄武小学校に統合することを決定しております。自治会、色んな意見も私お聞きしましたけども、やはり何とか残してほしいという意見も多々ありましたけども、やっぱり現実問題、この人数では厳しいだろうと。学校の運営上、経営上もかなり厳しいので、それは保護者の意見に従った方がいいんじゃないかという意見が多く、アンケートだったらしいんですけども、そういう意見が多くて了承したという形をとったというふうに聞いております。

質問 6番 嶋村義文

私は27年に議員になってから4回ほどこの学校の統合のこと、ちょっと前の伊藤教育長、それから豊田教育長と色々議論して、議会で議論した経過あるんですけども、平成28年に幌内小学校が閉校しております。この閉校に至った簡単な経過と、その最終時の児童数等についてちょっと資料があれば、お知らせ願いたいんですけど。

答弁 教育長 豊田通敏

はい。私もまだ教育長になる以前の話なもんですから、ちょっと、今たまたま教育委員に幌内出身者がおりますんで、何度か聞いておりますんで、その記憶をたどってちょっとお答えしたいと思うんですけれども。まず幌内小学校については当時の児童数が5人を切るような状態状況になったと。その後ですね、次の年でもう2人になってしまうということで、学校を続けることがかなり厳しいというような判断がされたそうです。閉校の2年前ですか、PTAと地域の方々による幌内小学校の未来を考える会というのを立ち上げて学校存続に関する検討に入ったということでございます。その後ですね、有児家庭や自治会の総会等を経まして閉校を決めたと。そして、平成27年度をもって正式に閉校するというふうに至っております。その閉校時の児童数については5名というふうになっております。

質問 6番 嶋村義文

幌内、豊丘、それぞれ地域として学校存続は無理だ。そういう結論に至ったわけですけれども、共栄小学校なんですけども、今現在の児童数、今後、児童数がどういうふうに推移していくのか。地域として学校存続に対する考えは、どんな考えをお持ちなのか、教育委員会で把握してる範囲でお知らせ願えますか。

答弁 教育長 豊田通敏

共栄小学校の現在の児童数ですけども、3人というふうになっております。内訳については、3年生1人、5年生1人、6年生1人ということですが、来年度につきましては入学者が2人予定されておりまして、卒業生1人抜きますと、4人とそれ以後ですね、3人というのが3年ほど続くというような状況になります。共栄小学校につきましては、本年度から児童数が3人になってしまうということで、他の僻地小学校よりもかなり学校運営が厳しいということがありましたので、昨年の4月に教育委員も全員出席して共栄小学校に伺いまして地域の意見を聞いたという経緯がございます。その時の保護者の意見なんですけども、閉校の不安はありますけれども何とか今いる子については卒業させたいという強い意志を持っておりました。また、そうですね、あと閉校に関してはやはり有児家庭の児童、児童自体の気持ちや親の気持ちですね、そういうの最優先に考えて頂きたいという要望もございました。地域の方の出席もあったんですけども、その時はやっぱり学校愛というものを物すごく強く感じましたんですけども、学校存続を何とかしてくれということが多く意見があったと記憶しております。ただやはり保護者の地域の方もやはり保護者の意見は子供の意見、それは尊重すべきだというようなことはおっしゃっておりました。その席上ですね、教育委員会と致しましても学校の適正配置、小規模校のメリット、あるいはデメリット、多々ありますんで児童数がですね、今以上減るなど環境が変われば考え方も変わってくるのではないかなというふうに思われますんで、これからも引き続き地域や保護者の皆様方と教育委員会でお話を続けていきましょうということを伝えております。

質問 6番 嶋村義文

学校というのは確かに地域にとってみたら心の依りどころなんで、地域の人にとってみたら何とか残してほしい、そういう意識が強いかも分かりません。幌内小学校が閉校になって、豊丘小学校が閉校になって、沢木小学校があって、共栄小学校がある。以前も何度かお話ししましたけども保育所は統合されてますんで、保育所でせっかく仲よくなった子供達がまたばらばらになるということで、随分、保護者としてはできれば雄武小学校に全て統合して欲しいという意識が非常に強いと思います。一番端的な例が28年に幌内小学校が閉校した時、本来は通学区域は豊丘小学校が通学区域なんですよね。あの当時、幌内小学校の子供が全部豊丘小学校に入ってくれると養護教員1名は何とか確保できたという話も聞いてます。ところが当時の幌内小学校の5名の児童の保護者は全員雄武小学校を希望したと。当時の伊藤教育長に聞いたら親の希望だからそうしたっていうことなんだけども、そういうことじゃなくて地域の声は確かにそうかもわからんけども、本当に子供を持つ親の意識というのはどうなんだっていうことをね、もっと真剣に考えなきゃならないと思うんですよね。豊田教育長の時だったか伊藤教育長の時だったかちょっと記憶ないんですけど、あの当時、児童を持つ保護者に学校の統合についてアンケートを取ってみたらどうだってことを私聞いたことあるんですけども、アンケートを取りませんという回答だったんだよね。その辺、教育長どういうふうに捉えますか。

答弁 教育長 豊田通敏

アンケートの方は私ちょっと記憶がないんですけども、先ほども申し上げましたように地域活動の地域コミュニティーですね、その核として存在してきた歴史のある地域の学校ですから、行政主導ではなく地域の皆さんが主体的に結論を出すことが望ましいんではないかというような考えでアンケート調査しないというふうに言ったと思いますけども、ちょっとすいません、しゃべってる間に思い出したんですけど、私かもしれないです。その後ですね、確か保護者や地域の方々の意見を聞く機会を設けたいと言った記憶が今蘇ってきまして、それに基づいて先ほどの共栄、豊丘で話をさせて頂いてる、そういう行動を取ってるということです。

質問 6番 嶋村義文

やはり義務教育を考える時は子供のことを最優先に考えなきゃならんと思うんですよね。今の学校教育というのはかなり義務教育も複雑化してきておりまして、もう英語教育が必修科になってます。教育委員会はわざわざ2名のALTの指導員を雇用してますよね。学校の数が多いとそれぞれ巡回しなきゃならないんで非常に効率悪いんですよ。今後、義務教育、特に小学校の段階からプログラミング教育が今後恐らく重要視されてきますし、今回のコロナの関係でリモート事業というのも現実になってきてますんで、分散してると教員の能力も分散化されますしね。子供達はできれば全部集めても30人弱しかいないんですからね。都会の学校みたく1学年が何百人もいるという学校じゃないですから。しかもスクールバスに乗ったって15分か、沢木だって20分ぐらいで通えるわけですからね。やっぱり地域の人というか、特に府県の学校統合なんか見るとやっぱり地域のいわゆる子供を持たない老人と何ていうか子供を持つ保護者がその意識上で対立するという構造になってきてるんでね、その辺の解消を今度していかないと、やっぱり地域でその保護者だけが孤立するという状況になるんで、その辺前向きに教育委員会も大変な作業だと思いますけども根気よく地域を説得していくような努力を続けていってほしいと思います。

出典:雄武町議会 令和2年9月議会 2020年9月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる