雄武町議会 平成29年9月議会 2017年9月12日
特別養護老人ホーム「雄愛園」の指定管理者である雄武町社会福祉協議会の組織強化について
2017年9月12日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「特別養護老人ホーム「雄愛園」の指定管理者である雄武町社会福祉協議会の組織強化について」質問し、保健福祉課長 山崎佳之、町長 中川原秀樹、財務企画課長 佐々木幸博が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長 山崎佳之、町長 中川原秀樹、財務企画課長 佐々木幸博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 嶋村義文
3番、嶋村でございます。通告に従いまして1点目、特別養護老人ホーム雄愛園の指定管理者である雄武町社会福祉協議会の組織強化について、2点目としては町の基幹産業であります農業、漁業、林業の就業者対策について、3点目につきましては、つい9月1日に出されました平成29年度雄武町障害者優先調達推進方針について、以上3点についてお伺い致します。まず1点目、社会福祉協議会の組織強化についてですけども、先般、保健福祉課の方に何点か資料請求をして回答を得ておりますので、その辺からちょっとお話を進めていきたいと思います。まず社会福祉協議会で雄愛園の指定管理を始められたのはいつからですか。
答弁 保健福祉課長 山崎佳之(保健福祉課長は2018年6月まで)
社会福祉協議会への雄愛園指定管理の開始は平成17年4月1日から指定管理制度に移行しております。以上でございます。
質問 3番 嶋村義文
色んな経過があって、当初は雄愛園は雄武町直営で運営しておりましたけれども、それも社会福祉協議会に指定管理をするという基本的な考え方というのはもし、平成17年ですから今から12年前ですけども、現在の町長もその当時町職員でしたんで、基本的な考え方というのは把握してると思いますんで、指定管理に至った基本的な考え方をちょっとお話し願いたいと思います。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
雄愛園を直営から指定管理に移行した考え方につきましてをご答弁致します。平成14年の6月の定例議会におきまして当時の町長が特別養護老人ホーム雄愛園の民間委託に言及されたところであります。平成元年の開設時は要援護高齢者に対する施設福祉サービスを展開する上で行政が責任を持って運営することが最良とされていましたけれども、時代の流れとともに福祉サービスに対する規制緩和や公共施設の管理に関する地方自治法の改正等によりまして介護サービス民間実施が可能になってきた状況を受けまして、行政改革の一環として民間化の検討を進め、民間における能力や活力を活かした介護サービスの一層の向上と効果的でかつ効率的な管理運営を図ることを目的として指定管理者制度に基づく民間による施設管理運営を実施する事となったところであります。
質問 3番 嶋村義文
社会福祉協議会は現在、社会福祉法の規定による社会福祉事業を行う目的として設立される広域法人社会福祉法人の認可を受けておりますけれども、この認可は平成17年の指定管理の時点で法人化したというふうに理解してよろしいですか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
何年というふうには今ちょっと分かりませんけれども、この前に法人化してます。
質問 3番 嶋村義文
17年に指定管理に移行してから雄武町から町の職員を派遣してる時期もありますし、現在は派遣してる職員がいないというんですけども、その辺の動きについて時系列的にちょっと説明頂きますか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
指定管理者の社会福祉協議会への町職員の派遣につきましては専門的知識や資格等が必要な特養施設長として平成18年4月1日から平成19年の3月31日までの1年間、経験者を派遣をしております。本体であります社会福祉協議会へは、指定管理者開始の平成17年4月1日から平成21年9月30日まで及び平成25年4月1日から平成26年5月31日まで事務員や事務局長として延べ5人を派遣をしておりますけれども、平成26年の4月に町の中堅職員の急病によりまして庁舎内人員に不足が生じ所管事務に支障がきたしたことから町からの派遣が困難となりましたんで、社会福祉協議会と協議した結果、今後、町からの派遣は取りやめ、事務局長の人事については社会福祉協議会のプロパー職員を充てることや外部からの招聘など協議会が直接雇用することで双方了解し、現在に至っているところであります。
質問 3番 嶋村義文
社会福祉協議会というのは色んな事業をやられてるんですけども、特別養護老人ホームですとか訪問介護事業を実際経営するとなるとかなり専門的な知識が必要になると思います。実際、町の職員を引き揚げてしまって、そういった専門的な知識を持った人間が実際その組織の中でいわゆる獲得することが出来たのか。後ほど町長の社会福祉協議会は体力ないという話、後ほどまたじっくり聞きたいと思うんですけども、その辺の判断、確かに町の職員の仕事がかなりタイトになってきて派遣するいわゆる人的余裕がなくなったというのはご理解できますけども、じゃ実際派遣が取り上げられた社会福祉協議会が実際特老なり訪問介護サービスを進めるうえで支障はなかったのかどうか。実際、その辺の推移をちょっと見てたと思うんで、スムーズな移行が行われたというふうに理解してるのかどうかちょっとお伺いします。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
町職員だからいわゆる福祉専門に精通してるとかね、そういう問題ではないと思います。例えば社会福祉協議会の会計につきましては、いわゆる企業会計でありますんでね、職員でも企業会計を経験してることがない職員もおりますしね、ですからそれは一概に言えないと思います。この最後に事務局長の派遣を取りやめた後につきましては町職員のOBが事務局長として行っております。それから今現在はいわゆる町職員でなくて民間のOBの方が事務局長として就任をしております。
質問 3番 嶋村義文
平成17年からいわゆる指定管理を開始して今年で28年まで会計がずっと進んでますけども、町として指定管理料は年度ごとに過不足分を補充するという意味で指定管理料を払ってるという契約みたいですけども、その指定管理料の推移というのはどのようになっておりますか。
答弁 保健福祉課長 山崎佳之(保健福祉課長は2018年6月まで)
指定管理料、初めて町から出したのが平成25年度であります。平成25年度が3,200万円、平成26年度が2,000万円、27年度が2,100万円、28年度が22,298,440円、平成29年度、今現在、2,300万円でございます。以上でございます。
質問 3番 嶋村義文
今の話ですと平成17年から24年までは過不足が無いので指定管理料は支払ってない。25年度から28年度まではだいたい2,000万から3,000万くらい経常の過不足が生じてきてると。この過不足が実際、25年度以降発生するようになったというのは、町としてどのように分析してますか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
いわゆる指定管理料が発生した原因ですけども、平成23年度当初からですね、正規の職員の退職が相次ぎまして募集するも確保に至らなかった。それから臨時やパート職員で補ってきたんですけれども、平成24年度の4月から必要職種の新規職員を採用したことや施設長の職員採用等によりまして職員給与費の増が大きな要因であります。近年になってきますと道内の市町村でもいわゆるこういった介護施設が多く開業しております。従って介護士の確保については非常にこういう田舎は難しい。それでいわゆる介護士の給料をそのままにしておくと全然来てくれない。その確保の為に介護士の人件費を上げたということについて、その不足額が生じて指定管理料を町から支出してるということであります。
質問 3番 嶋村義文
28年度の社協の決算書が8月の社協だよりに載ってるんですけども、それを見ますと4つの会計区分に分かれておりまして、それぞれの会計区分の町からのいわゆる補助金ですね、それをトータルすると40,728千円になるんですけども、この40,728千円の指定管理料は内数になるというふうに理解でよろしいんですか。
答弁 保健福祉課長 山崎佳之(保健福祉課長は2018年6月まで)
その通りでございます。
質問 3番 嶋村義文
指定管理料以外の補助金というのは平成17年度指定管理が開始してからずっと町の補助というのは一定額で出てると理解してよろしいですか。
答弁 保健福祉課長 山崎佳之(保健福祉課長は2018年6月まで)
ただ今、全ての補助金、ここに資料持ってきてませんけれども、ホームヘルパー事業につきましてはですね、そのヘルパー事業でも向こうの社会福祉協議会の方でも収入が入ってきますけども、赤字部分について補填してたりしますので、若干金額がですね、最近ヘルパー事業使う人数が減ってきてますんでね、若干、27年度、28年度、ちょっと数字はここでは言えませんけど、若干、そこに対する補助金は増えてきてるのが現状であります。以上であります。
質問 3番 嶋村義文
結局、それなりの補助金を出していかないとなかなか運営は難しいと。社協独自の経営努力も色々あると思うんですけれども、なかなか難しい、町のそれなりの支援がないとなかなか難しいと思うんですけども、企画財政課長にちょっとお伺いしたいんですけどね、この特別養護老人ホームの運営に、運営というか雄武町で実際施設が設置されているんですけども、そういったものに対する交付税処置というのあるんですか。
答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)
交付税の算定の中ではですね、特別養護老人ホームの設置について算定基礎というのは項目的にはないと思います。ただ社会福祉部門での経費の中で一部カウントされているものとは思われますけれども、設置した事に対して、その分でいくら来てるという算定ではないと考えてます。
質問 3番 嶋村義文
何で私、今回、社会福祉協議会の話をちょっと取り上げさせてもらったかと言いますと、3月、6月と高齢者の福祉施設を新たに作ったらどうかという質問が結構あったと思います。その中で中川原町長がお話されたのは、第1点目には町の財政負担が増えると。第2点目は介護施設が増えると介護保険料が上がる。第3点目にはいわゆる高額の入所費が掛かる。第4点目には、これは幌内小学校を改築したらどうだというお話をしたら新築とほぼ変わらない、それ以上のお金掛かるかもわからんと。最後に施設を担う担い手がいないと。社会福祉協議会にはもはやそういった体力がないという答弁だったんですけれども平成17年から28年までずっと指定管理を続けて、未だそのいわゆる雄愛園の経営だけでアップアップの状態だというふうに町長が判断されているとしたら、実際、今まで町が社会福祉協議会にどういった関わりを持って来たかというのが一番問われると思うんですよね。町がそれなりにやっぱり組織強化を支援していくことをしていかないと社会福祉協議会単独ではなかなか体力を作っていくというのは非常に難しいと思うんです。今後、先ほど行政報告でもありました通り施設の待機者はどんどん増えていくわけですから、何らかの施設の取り組みというのは必要になってきますので、社会福祉協議会の体力強化を含めてね、町が今後どう関わっていくのかというのを是非町長にお伺いしたい。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
6月定例会で答弁致しました、社会福祉協議会は体力的に無理な組織状態というように私は発言をしております。これは旧幌内小学校を改修しての介護施設を開設してはどうかといったご質問にお答えしたものであります。介護施設の開設に当たりましては、施設の整備の前に開設後の管理運営先を確保しなければならないことはご理解を頂けると思います。そうした場合、町外からの民間業者か、既に特養の指定管理者である雄武町社会福祉協議会のどちらかになることになりますが、幌内の地域性を考えると町外の民間業者の町内進出の可能性はかなり低くなるというふうに考えられます。また福祉施設運営に特化していない社会福祉協議会は本来の福祉事務を抱えている中で二つの施設の指定管理を受けることは総合的に判断して体力的に無理があるという趣旨の私の発言でありますのでご理解を頂きたいと思います。ちなみに例えば滝上町、あるいは西興部村のこの種の介護施設の運営につきましては社会福祉協議会と別な福祉会というものを立ち上げて管理運営をしているところであります。従いましてこの種の福祉施設の運営管理に特化した組織を作っている。それから6月定例会で報告がありました、湧別の学校を改修しての福祉施設の関係でも、これは地域の協力会という組織を立ち上げて運営してるということであります。従って本町の社会福祉協議会はこの種の運営管理に特化してない組織であります。本来の福祉事務の他にこの種の施設の指定管理を受けることは先ほども言いましたとおり総合的に判断して無理があるということでご理解を頂きたいと思います。