雄武町議会 平成21年3月議会 2009年3月13日
町税を含め多額の収入未済金の徴収について
2009年3月13日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「町税を含め多額の収入未済金の徴収について」質問し、税財管理課長 久保田和孝、町長 田原賢一が答弁しました。
- 質問者
- 花田一夫 議員
- 答弁者
- 税財管理課長 久保田和孝、町長 田原賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 11番 花田一夫
それでは午前中に引き続いてあと2点お尋ねしたいと思います。まず、2点目でございますが、町税を含め多額な収入未済額があるわけですが、これらについて伺いたいと思います。数字の間違いをしたら困りますんで、今現在町税を含め未済額がいくらほどあるのか伺いたいと思いますが、その今後どのようにこれらの未済額を徴収に努めるのかからまいりたいと思います。
答弁 税財管理課長 久保田和孝(税財管理課長は2011年6月まで)
町税の関係でありますけども、町税の徴収においてですね、滞納繰越分で現在繰り越しになっている部分がですね、町税、一般会計における町税で3588万ほど、国保会計における国保税で3156万という数字であります。
質問 11番 花田一夫
町税を含めてということですから、例えば使用料、あるいは病院の住宅使用料、病院医療のそれらを含めて総額でいくらあるのかということです。
答弁 税財管理課長 久保田和孝(税財管理課長は2011年6月まで)
一般会計における未収額でありますけども、それは滞納繰越分となった部分で町税の部分については先ほど申し上げた数字であります。それで公営住宅使用料、506万ほどの繰越分で現在459万ほどの未収額が生じております。
質問 11番 花田一夫
税財課長の方は今言うように一般会計、国保、あるいは住宅使用料でお話しされていますが、私が聞きたかったのは雄武町全体で、全体でいくらあるかということなんですが、昨年の決算から追っていきますと若干減っているかと思うんですが、1億1千万からの収入未済額がある計算になっております。ご承知のように国内外問わず、大変経済不安、あるいは不景気、雇用不安とますます厳しい生活が続いております関係上、これらの町税を含めての収入については年々増額するのではないかと思っているわけでございます。以前にもお話ししましたように町税を含めて税金は国民の義務なんですが、以前にもお話ししましたように田原町政の設立して立ち上がった時から見ると、約倍の収入未済額になっているわけです。今後、これらの徴収方法はどう対応していくのかということで、それじゃ伺いたいと思います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
町税含めて全般的に経済の動向に合わせて未済額が増向していく傾向にあるということは現実の話でございまして、ただ住民福祉の上から言っても不公平感があるというわけでございますから、支収それぞれに大きな要因があったり、また事情があったりするわけでございますけども、この課題の取り組みついては雄武町のみならずですね、全道的にも大きな課題としてそれぞれが認識をしております。なかなか徴収の方法など具体的に取り組んでるとこありますけども、効果の表れが大きくないというそういう現状でございますけども、ただ今後ですね、やはり単独町村だけで取り組むということが限界の状況もありますので、北海道でも広域定期に取り組んでいるところが6ヵ所ほどございまして、網走管内もこの町税の徴収についての取り組みを今具体的に担当の方でどう今後仕組み作りをしていくかということについて協議をしている段階であるわけでございまして、その辺のことから新たな、新たな徴収の方法の取り組など検討していきたいというふうに思っております。
質問 11番 花田一夫
町長ね、約一億からと言うと徴税に対しての20%が未収額で残っているということなんですよね。それで以前にもお話ししましたように厳しいながらもやはり国民の義務として、一生懸命努力をして納税されてる人と意図的とは言わないですけど、自分らのわがまま、あるいは娯楽のために滞納をされてる方も決してないとは言えないという思いがするわけです。それで何を言いたいかというと、以前にも町長はできるだけ徴収に努めるということで十数年経過したわけでございます。私はこのままの状況でいったらますます増えるという思いがするんですが、昨年議会でもって上富良野町に視察に行った時にですね、上富良野町ではやはり雄武町と同じように多額な収入未済額があるということで、管理職を中心にしてプロジェクトチームを作って、年2回徴収に努めたところ、相当の効果が上がったと伺ってございます。やはりそれは管理職をはじめ徴収しようという思いがあったからこそ私はできたのではないかと思うんです。ご承知のように記憶は定かじゃないですけど、戦後にも相当の収入未済額があるということで、雄武町のみならず納税組合を作って、そして税収の徴収にたいしての報奨金を払って相当の効果を上げてきたわけでございます。私も町内の納税組合の組合長をしながら、一生懸命努力した経緯があるんですが、あの当時はやはり町内の皆さん方がみんなで頑張ろうという思いもあったと思うんですが、今個々になってしまうと経済的に若干厳しくなるとどうしても町税、あるいはその他にもって支払いするのに滞るような気配にもなったと思うんです。ですから何もしなければまた同じことだという思いが私するんですよ。ですから今町長のお話しされたことについても決して効果がないとは言いませんが、時間がかかるんじゃないかと思うんですよ。ですから雄武町独自でやはり効果の上げた自治体の結果を私はまねをして今よりも来年が、来年よりも再来年がよくなる方法がとってこそ、初めて私は結果が生まれるんだと思うんですが如何ですか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
納税をする、その納税意識と言いますか、それは高めていくのはですね、ひとつには今おっしゃられた通り、その未済額の金額を如何に集めるかということもひとつの方法ですけども、もうひとつはやはり地域の経済の活性化なんですよ。やはり収入がある程度伴わないと滞納してる税に関しても納税の意欲が乏しくなるということでございますから、滞納してる額に対しての徴収の方法だとか、それから取り組む仕組みだとか、そういうことも当然大事なことですけども、やはりそれと連動してですね、やっぱり生活している段階で収入が伴う、そのための地域経済の活性化を図っていくと。両方一緒に取り組まないとなかなか長年滞っている滞納額についての納税の意識というのは高まらないだろうというふうに思っております。それからもうひとつはですね、確かに数字的には大きな数字になっておるわけでございまして、納税の徴収可能な滞納と言いますか、殆ど不可能に先ほども一般質問でありましたけども、殆ど不可能に近い滞納額もこの中に介在してるわけでございますよね。その比率がどのぐらいなのか、まだ検証しておりませんけども、ある意味では言葉が当たっておりませんけども、徴収可能な滞納額と徴収不可能に近い滞納額のこの棲み分けをして、その分類をしながらですね、そこについてはどういう処置の方法があるのかということもやはり検討していかなければならないだろうというふうに思っております。それで先進地のお話もされましたけども、確かにそういう効果の上がった徴収方法を潜在的にやってるとこがあるとすれば、それらも当町にとって合う徴収方法であればそういうことも参考にしながらですね、徴収の内容を、仕組みを取り敢えずまた変えて努力をするということも考えていきたいというふうに思っております。
質問 11番 花田一夫
確かにですね、この金額の中にもどうしても経済的に厳しくて不能になってるものもないとは私は思いますが、先ほど言いましたように自分らの都合で未納になってる部分もやはり私はあるのでないかと思うわけですよね。確かに町長おっしゃるようにこの収入未済額だけでの問題じゃない、これから賦課して徴収するものも含めて対策を取らなきゃならないのは当然のことながらですね、その経済的に、それから収入の増向を図るというのは雄武町独自だけでできる問題でもないわけです。今のこういう国の経済状況の中では私は今何を言いたいかというと、これだけ溜まったやっぱり収入未済額を例えば半分徴収可能なものなのか、あるいは3分の2可能なものなのか、それらを含めて精査しながら、如何にしてこの数字、あるいはパーセンテージを少なくするかという努力が私は必要でないかということを話してるんですが、やはり私はね、やればできると思うんですよ。方法色々あったとしても。ということは、戦後の大変厳しい経済状況の中でも、やはり役場の職員の皆さん方は町の税収を集めないとお正月のボーナスも貰えない、給料も貰えないという時になったらね、年末にかけて職員全員でやはり未納者のとこを回って、そして正月のボーナスなり給料を貰ったというお話も聞いてるんですよ。時代は違うといいながらね。本当に困窮して払っていない人と、自分らの都合で払おうとしない人と同じような状況の中でこれらの金額があるんでないかと思うんです。それを何も確認もなくて、何もと言ったら失礼かもしれないけど、やはり精査をしてですねそれらの見極めをしなければ私はこの徴収の方法に問題点があったなじゃないかと思うんですが、如何ですか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
徴収担当者におかれては決して自分の使命を怠ってるというふうには私自身も思ってないわけでして、大変努力をしている。その成果も一方では現れておりますのでね、これも職員の努力も認めてあげなければならないわけですけども、ただ、今言われましたとおり、滞納者のですね、滞納者の実態を見るとですね、例えば税金も使用料も料金もというふうに連動するんですよね。これについてはですね、やはり納税の意識と言いますか、その意識が低下してる、そういう資質のところにやっぱり大きく要因があるなと思っています。先ほど私も分類をするという話をさせて頂きましたけども、そういう実態の分類をね、きちっとした上で徴収可能なところについてはですね、当然厳しく徴収勧告をしながらしていかなきゃならないだろうというふうに思ってますから、ですからその辺の精査もきちっとした上でやはり戦略的な徴収の方法をね、していきたいというふうに思っております。当然、差し押さえなど、それからありとあらゆる方法を使って今の徴収の仕組みを作っておるわけでございますけども、それにしても、そんなに成果が大きく上がってないということになれば、新たな仕組み作りで職員とともに努力をしていきたいというふうに思っております。
質問 11番 花田一夫
町長のおっしゃるようにですね、私は担当の課が怠ってると思っていないし、一生懸命それなりに努力してると思っているんですが、やはり少ない人数の中で徴収するというのは私は大変困難だと思う。それでどうしたらこれらの金額を少なくしようかというやっぱり皆さんで思いを持ったならば、私はいい方法があるんだ、考えられるんじゃないかと思うんですよ。たびたび昔の話をして申し訳ないんですけど、戦後の大変厳しい中で税金を払えなかった方についてはすぐ差し押さえをし、競売にかける。当時差し押さえした物件を公衆浴場の脱衣場のところに張り紙をしてる、そうすると相当の金持ちでなければ、家庭に風呂持ってる人がいないんですから、たいがいの人が公衆浴場に行った時に自分らの氏名が書かれて、何を差し押さえられてということになると大変恥だということで何とか苦慮してでも、苦労してでも払おうという思いを持って努力したという話も聞いてます。それでせっかく先だってこの滞納についての例えば差し押さえや、それから氏名公表、それらについても条例で作って頂いたんですから、それを即使おうということじゃなくて、そうならない前にやはり方法を考えてやるべきじゃないかと、どうしたら払えるんですかと、それは一方的に集めるんじゃなくて、どういう方法したらお宅さんの方であなた方は払って頂けるんですかという相談を乗ってやることも私は徴収法の一つでもないかと思うんです。如何ですか。ただ一方的に紙を出して納めて下さいではなくて、どうしたら納めて頂けるんですかという、そういう思いやりの心をもってやること自体も私は徴収に対する、納税に対する意識の高揚だと思うんですけど、如何ですか。
答弁 税財管理課長 久保田和孝(税財管理課長は2011年6月まで)
滞納者との面談においてですね、その辺の収入だとか生活状況などをですね、お互いにですね、協議しながらですね、分納ということで進めてるわけなんですけども、それでもなおかつですね、約束通りされないケースが結構あるもんですから、そういった中、この度の確定申告期間中においてもですね、債権の差し押さえということで源泉所得税の還付金の差し押さえ、3月10日現在で27件、132万6千円の差し押さえは実施しております。またそれ以外にもですね、不動産の差し押さえなども行い、また町のですね、給付する部分だとか商店への支払いだとか色々なものの諸々の町からの支払いをする部分においてもですね、税金への充当など全てですね、そういった納税者とですね、相談をしながら十分納税意欲を高めるようにですね、また計画的に納めて頂くようにですね、それは十分実施し、また日中ばかりでなく、夜間においてもですね、そのようなことを実施しておりますのでご理解をして頂きたいと思います。そういったことと先ほどもお話しにありましたように、昨年条例を制定して頂きました滞納者の特別措置の条例もですね、一部また住民サービスの適用してる部分もあるということをご理解して頂きたいと思います。それと町長からもお話しありましたように北海道内においてですね、6団体の徴収組織、広域的に組織されてるわけなんですけども、一番最初に渡島地方税滞納整理機構というのが発足し、その後ですね、渡島桧山地方税滞納整理機構、その後平成19年からですね、後志広域連合、日高管内地方税滞納整理機構、十勝市町村税滞納整理機構、釧路根室広域地方税滞納整理機構、本年4月からですね、上川広域地方税滞納整理機構の六団体がですね、組織されて広域的に徴収事務、道内で進めています。この関係については平成19年度の国から地方への税源移譲によって道民税、住民税、道民税の課題もありますもんで、そういった関係で道も中心になってですね、設立準備にご尽力頂いてるわけなんですけど、そういった中、網走管内においても、ただ今広域的な徴収組織の検討を行っているということであります。以上であります。
質問 11番 花田一夫
もう1点質問があるんで、最後なんですが、是非ですね、創意と工夫しながらやはり現在の収入未済額を年度内にですね、減らすという強い町長の思いを持ってですね、やって頂きたいということをお願いしてですね、2点目の質問については終わらせて頂きたいと思います。