みんなの議会

雄武町議会 平成20年3月議会 2008年3月12日

消防広域化推進計画(案)について

2008年3月12日、雄武町議会の一般質問で、村田博子議員が「消防広域化推進計画(案)について」質問し、町長 田原賢一が答弁しました。

質問者
村田博子 議員
答弁者
町長 田原賢一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 7番 村田博子

第3の質問です。消防の広域化推進計画についてです。北海道消防広域化推進計画案が発表されています。市町村からの意見提出は3月11日までとなっているのと、道民の意見公募は3月25日までということで公募も行っています。この計画案は各都道府県が今年度3月までに広域化計画の策定を義務付けられています。しかし、市町村や消防本部、消防団など消防に責任を負っている現場からの意見や要望が上がってできた案ではありません。管内で言えば6ヵ所の本部が、それぞれが広域で住民の命と財産を守るために頑張っているのです。それを実質的広域化と言葉で言いつつ規模を現行の1消防本部の直轄人口10万人をいきなり30万人規模にすることは適当としています。もういつかどこかで聞いたような言葉で10万人、30万人が効率的ということですね。それから北海道は68の消防本部体制を5年以内に21本部体制に広域化しようとしているものです。網走管内は6ヵ所が2ヵ所の本部になってしまいます。この広域化計画の中で国や道は効率化を強調、規模が大きくなれば財政規模も大きくなり、効率的部隊運用や高価な資材、機材も順次整備できるとしています。ですけど30万人も規模になって、沢山の町村が集まって、そこに本部が1つしかない。そこに立派な機材や人材が多くても、そこから遠く離れた市町村はどうなるのでしょうか。そしておまけに各市町村毎に算定されている消防関係の交付税、これが広域したことによって増えるなんていうこともありません。安上がりの本部体制となり消防力の強化どころではなく、本当に本部から離れたところでは人の命を守れるのだろうかという不安もあるのではないでしょうか。そこで1点目です。町長は意見を出されたでしょうか。端的に反対とか賛成も含めて、もし道の方に上げたご意見があればお聞かせ下さい。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

消防の広域化についての、広域化計画についての質問でございますけども、私が意見として出したことについてお尋ねでございます。明確にお答えを致します。反対の意見を考えております。その理由として、現在の広域化を更に拡大するということの必然性は乏しいという判断でございます。計画に対する意見としては、消防の広域化の必要はないという選択していることから、今回の計画案に対する意見は差し控えさせて頂いております。なお、この意見の集計ですけども、全道では150市町村が広域化を必要であるというふうに答弁をしておりますし、22市町村が全道では消防の広域化は必要でないという意見でございます。全道的には85%が賛成ということで、一方管内では3町村、3市町ですか、網走管内では3町ですね、雄武と興部と滝上だけです。後は全部、紋別は保留しておりますけども、従って80%が広域化に賛成という結果でございます。

質問 7番 村田博子

ただ単に賛成か反対かって言われた時に、本当に道とか国の意向に沿った答弁が意外と出てくるものなんですね。それで本当に下から盛り上がったものでないということで、私は本当に150の町村が賛成してるけども、本当に一つ一つの町が自分のところでどうだろうと改めて考えた時に大きな不安があるんでないかというふうに思います。そして道も、もう68の本部を21にするなんていうことは道民の合意を得られないんでないかと思ってるんでないかと思うんですよね。この計画の案の中に計画の変更の条項が設けられていますね。だからこれは21と決まったことでない。本当に自分達の自主自立で、自分達が自分達の町の命と財産をどう守るのかということをしっかり声を上げていかなければならないし、それから今22しか反対がないということでは、私本当に大変なことになる、このまま進んじゃったら本当に泣かなきゃならない町村、大変な思いをするところがたくさん出てくるというふうに私思いますので、そのためにも反対の意見を上げてるところ、これは困るというところが、本当にこんな大変なことになるということを住民に知らせて、そして住民と一緒に自治体や消防関係者、住民と一緒に話し合いを持ちながら、道のこの計画に町長も今反対っていうことで、消防はもちろんそうだと思います。それでそういう懇談会の計画を持ちながら雄武から何としても一つ一つの今広域で頑張ってる、68が自分達のところでやれるような、そういうところに道が行き着くような発信をしたいと思います。それで是非、行政としてそういう懇談会をもって住民は知りません。こんな消防広域化あるなんていうことは一つも知らないです。前に確か議会ですか、広域化しないで自分独自でできないのかという話も出るぐらい、だから本当に小さなところで自分達の住民を守っていくということが一番必要だと思いますので、是非、このことを住民に知らせて、広報じゃなくて言葉で知らせて、みんなと話し合って、今の消防をどうやってったら良いんだろうとか、自分達の考えとかを聴取しながら、そのことを自治体として町民の意向として道に上げてって頂きたい。もちろん賛成反対あるでしょうけども、そういう計画を立てて頂きたいと思いますが、如何でしょうか。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

北海道は推進計画が2月7日にもう示されておりまして、実は紋別地区消防組合では24日に管理者会議がございまして、恐らくこの広域化についての会議だというふうに思いますから、紋別地区消防組合としてどういうふうに進めるかということだと思いますので、それらを踏まえていきたいと思います。ただですね、地域住民、これは地域住民の声を聞かないっていう話でないんですけども、住民に、住民側にとってこの本部の統合というのは、不利益になるかならないかの話は非常に難しいんですよね。何故かというと、消防活動そのものは縮小されないんですよ。ただ本部の、本部が統合しなさいという話なんですよ。消防議員おられますので、よく分かってるんだと思いますけども。ですから今まで我々がずっと取り組んできた、そのものに関しての縮小はないんでね。ですから私はその北海道全域での85%の賛成があるというのは、そういうことなんでないかなというふうに思うんですけども、私が何故反対したかっていうのは、先ほど説明した通り、その必然性はどこにあるのという話ですから。ただそれは国の消防法の改正によってやりますよって一方的な話なんでちょっとそこで個人的な判断も引っくるめて意見として出させてもらったということで、直接住民に関わってくる課題だとすれば私も積極的に住民に説明会なりしたいと思うんですけど、逆にこれが変に受け止められると住民側が混乱するということになりますのでね、触らないという話でないですけども、事あるごとに24日の会議を踏まえて、その後どういうふうに住民に周知をさせるかということも含めて検討していきたいというふうに思ってます。

質問 7番 村田博子

私、どうもこのことを町民に知らせると町民がよく分からなくて混乱するというのは、ちょっと町民に対して失礼でないかというふうに思います。それは行政がどう説明するか、町民に何をどう説明するか、それから国や道が何をしようとしているのかということが明確に見えてきた時、それは行政の責任で、町民はそんな資料なんか手に入れられませんから、行政の責任で町民に事細かく情報を知らせて話し合っていくということが、私は本当に町民の協力、協働で町づくりをしていくそのものだというふうに思いますので、是非、検討して頂いて、このような知らせる会、話し合いの会を持って頂くことを求めて私の質問終わらせて頂きます。

出典:雄武町議会 平成20年3月議会 2008年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる