雄武町議会 平成18年9月議会 2006年9月12日
防災体制について
2006年9月12日、雄武町議会の一般質問で、小林一男議員が「防災体制について」質問し、住民生活課長 葛西隆が答弁しました。
- 質問者
- 小林一男 議員
- 答弁者
- 住民生活課長 葛西隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 7番 小林一男
7番、小林です。通告してあります2点につきましてお尋ね致します。最初に防災関係についてであります。備えあれば憂いなし、このように言われておりますが、防災対策は万全なのかと。また2番目にハザードマップ、いわゆる洪水、高潮、この危険度の地図でございますけれども、これも再三議員の方から話が色々出てました。これらについてどのようになっているかを重ねてですね、両方とも関連性がありますので、両方一度に質問したいと思います。災害はいつどこでもどのような災害が発せれるか、これは誰にも分かりません。しかしながら予測することはできます。科学が発達しまして、あるいは気象データ、その他色々なデータの蓄積で、また発生した災害に対しましても分析等によりまして、災害の予知や予測することができるわけでございます。そのためには防災意識を身につけることが大切でありまして、防災知識の向上に向けて町はどのように取り組んできたかを伺いたいと思います。また、いざ災害となりますと人命確保が絶対条件であります。避難場所、あるいは避難施設が、当然これは公共施設が通常使用されておりますけれども、この施設の構造ははたして安全なのか。以前にこのような周知は住民にされてありますけども、これらの場所についての変更はないのか、重ねて2点ほどお答え願いたいと思います。
答弁 住民生活課長 葛西隆(住民生活課長は2007年3月まで)
ただ今のご質問にお答えなんですけども、防災対応は万全かということなんですけれども、ご承知のように現在の雄武町の地域防災計画、水防計画は平成9年に作成されておりまして、その後の見直しについてはされていないような状況となっております。当町におきましても平成13年9月の総雨量213ミリの大雨による被害、また新しいところで平成16年の台風18号による風台風による被害等があったところですけれども、それらのことを踏まえて状態の中でも今のところ見直し作業については行われてきておりませんでしたけれども、現在、作業につきましては大変遅れておりますけれども、本年度末を目途に防災計画の見直し作業を現在進めている状況となっております。この見直し作業の中で国の防災基本計画及び北海道の地域防災計画を参考に致しまして、計画の中にあります防災組織災害応急対策計画災害予防計画及び注意報警報発令基準等の修正等を行い防災会議において本町における災害に関する基本方針及び計画作成することとなりますので、計画内容を詳細に検討致しまして、過去の災害等を参考に致しまして、町民の方々が安全で速やかに避難できる計画にしたいと考えております。合わせて災害時の対応、避難方法、場所等を含めたお年寄り、身体の不自由な方々の分かりやすい避難方法を記載されました災害マニュアルの作成も早急に行いたいと思ってます。また計画の見直し作業が終了するまでの対応と致しましては、町広報等により避難場所、避難方法の周知を含めて災害時における対応の情報提供を行っていきたいと考えております。防災対応につきましては、現在の大雨、台風、大雨等に対する対応と致しましては国土交通省、気象庁のホームページ等により台風、低気圧の進路、予想雨量、風速の確認、網走気象台、土木現業所、気象庁からのファックスによる情報、町内の雨量観測所、これは町内に二ヵ所ありますけど、及び河川水位の観測所、これも二ヵ所なんですけども、それらにより情報を確認しながら対応を行っていきたいと考えております。台風、雨等の状況によりまして町職員、消防等による河川、道路の巡回作業を行っている状況となっております。巡回及び過去の被害等から洪水等災害の発生、発生の恐れがある場合で必要と認められた時につきましては対策本部を設置し、防災活動を行います。また、本部を設置しない場合でもその状況に応じまして非常配置待機を取ることとなります。町民の方々の周知方法と致しましては、現在の計画の中では防災行政無線、広報車、報道機関等により徹底を図ることとなりますが、その災害の状況に合わせながらの対応を行いたいと考えております。ハザードマップの件なんですけども、このハザードマップ、洪水、高潮危険度地図の関係なんですけども、住民配付の関係ですけども、ハザードマップ災害予測地図につきましては地震、台風、洪水、土石流等の色々な種類があるわけなんですけれども、それらの部分の災害が発生し、予測される災害現象の進路や範囲、時間等を地図にしたものをハザードマップというわけなんですけども、これらの作成につきましては、通常洪水の場合なんですけど、洪水、高潮も同じなんですけど浸水想定区域図、これは河川管理者が作成したものを基礎として利用するのが一般的となっております。ただ本町には国、道の洪水予報指定河川がありませんので国土地理院の標高データ、地盤降データ、堤防等の施設データ等に関係機関、開発、土現等ですね、河川のデータ、過去の雨量、洪水時の浸水データ及び町内の地形図、地域の災害情報等、合わせて作成することとなりますので、資料及び情報の収集等に時間を要すると思いますし、予算を伴うものでございますので、これらの部分につきまして現在詳細を調査中でございますので、出来る限り早急に対応を行っていきたいと考えております。あと防災知識の向上に向けての関係なんですけども、多分、防災計画の見直しと同時にこの部分につきまして町民の方々にも周知等を含めて、どのような方法かという部分につきましても十分検討していきたいと思います。災害時における人命の確保、避難場所、施設等の公共性の安全性なんですけども、この部分につきましても再度もう一度、計画作成時、ハザードマップの作成時にもう一度施設の強度等を含めまして十分検討を行っていきたいと考えております。以上です。
質問 7番 小林一男
ただ今は私の質問する内容をですね、これからやることを全部説明してくれたんで、なかなか質問するところが無くなったという感じなんですけども、ただその中でですね、平成9年にいわゆる水防管理ですか、これの見直しをかけるということはありますけども、9年と言いますと今から約十10年くらい前ですね。こんな災害はですね、いつ発生するか分からないわけですよ。それをですね、今まで放置したということはね、これは行政の怠慢でないかと思うんですよ。それでですね、ハザードマップの一つの件でありますけども、ハザードマップはこの近隣町村でどこでやっているか、もし分かってれば、お答え願いたいと思います。
答弁 住民生活課長 葛西隆(住民生活課長は2007年3月まで)
ただ今のご指摘のありました、平成9年からこの部分の見直しをされてなかったという部分につきましては、この関係につきましては私共の見直しを掛けない部分についての不手際だと思っておりますけども、この部分も含めまして、過去の災害等を含めまして早急に見直しを図ってる最中でございますので、何卒ご理解の程をお願いしたいと思います。ハザードマップの作成状況なんですけれども、この近辺につきましては紋別市で洪水のハザードマップ、これは土現、開発等から資料を頂いた中で作成されてるという部分と聞いております。あと近いところでは興部町が今年度中に作成される。それと滝上町が作成が終わってるというふうに聞いております。この付近ですと、雄武と西興部というふうに網走支庁の方から確認を取っております。以上です。
質問 7番 小林一男
この近隣町村ではいわゆる興部さんが今年度中ということでございますけれども、私聞いた範囲ではですね、もう既にハザードマップは作成出来ていると。これはですね、土現さんからのいわゆる資料、それと今まで災害があった時の色々なデータですね、これを元にいわゆる町独自でですね、これは作ってございます。それで今月の25日に住民説明会を致しまして、その中から手直しがあれば手直しし、10月いっぱいにはですね、全町に配付するという、そういうようなお話を聞いておられます。ハザードマップを作るということになると当然データが必要でありますけども、このデータがですね、土現さんの方から、あるいはどこかの企業からですね、データを貰いましてもなかなか自分のところでは出来ない、出来るのは大変だと思うんですけども。それで実際にこの作業になりますと、当然、コンサルタントですか、これを頼んでですね、作ることになると相当の経費も掛かるわけです。それで興部さん辺りに聞きますと、これは土現さんの資料貰って町独自でですね、それは正確かどうか別にしましても、町民が見ても分かるような分かりやすいようなハザードマップを作るということで先般ですね、聞いております。私達の雄武にしましても、そういう経費を掛けない形でですね、独自でいわゆる足で歩いて、ここは危険性がある、ない、あるいは今までの過去の災害、これらを吟味した中で出来るだけ早い時期にですね、いわゆるハザードマップの洪水、あるいは高潮、津波等のマップをですね、早めに作って町民に安心できるような防災体制を作ってもらいたいと思っております。昨年、一昨年ですか、平成16年、これ12月に本当にびっくりするような大津波のニュースがテレビで入りました。これはインド洋の大津波でございます。これの時には死者が22万6千人ほど出たと報道されてございます。この津波はですね、240年に1回の割合で発生することが最近分かってございます。雄武でもこの240年に1回の大津波が来るかも知れません。そうなりますと相当の被害が出てまいりますけれども、これらの被害を最少限度に留めるためには当然、住民の防災の意識、あるいはそれらを利用したハザードマップの活用、あるいは防災のマニュアル、これらが大事だからかと思うわけでございます。どうかこれ出来るだけ早くですね、それらの作業を進めてもらいたいということを要望するわけでございます。それはそれと致しまして、いざ災害が発生しますと当然避難がかかるわけでございます。避難するとなりますと、そこで施設、あるいは場所、その災害によりましては避難命令、あるいは避難勧告、このような指示が出されるわけでございます。こうなった場合にですね、これらが町民にどのような形で通達されるのか、先ほど課長は一部話しましたけれども、どのような方法で住民にですね、通達するのか伺いたいと思います。
答弁 住民生活課長 葛西隆(住民生活課長は2007年3月まで)
ただ今の質問の中にありました、災害の場合の避難の部分の町民の方々への周知の方法なんですけれども、現在の計画の中では防災行政無線及び広報車による部分なんですけれども、これらの見直しは当然行うんですけれども、これらと共にですね、今現在の段階では、現況、現況においた部分で職員等による直接の周知だとか、なるべく早く出来るような部分について検討をしていきたいと考えております。
質問 7番 小林一男
緊急の時の避難はですね、これは一分一秒を争うわけでございまして、これが生死の別れになると言われております。先般、後志管内の神恵内村ですか、これの記事が出てありましたけども、ここは南西沖地震の発生を受けておるところでございます。人口が約1300人、漁業の町でございますけれども、この中にですね、こういうようなハザードマップってありますけども、これが今現在ですね、何て言いますか、テレビにですね、いわゆるアニメみたいな形で映るような方法もございます。これによりますと、地震が発生した際の住民の避難状況と犠牲者の関連をアニメーションでですね、これ動く津波ハザードマップと言っているそうでありますけども、パソコンでこのようなものを作ったそうでございます。これを見ますと、地震が発生から3分でテレビ、あるいは防災無線等で通報されてございますけれども、これによりまして住民が30分、失礼しました。20分で避難するとなりますと、約29%、30%の378人が犠牲になるそうでございます。またこれ10分間でですね、避難した場合には犠牲者が8人と、このようにですね、報道されてございますけども、これらについてのいわゆるパソコンを利用したですね、このハザードマップをですね、これをやってもらいますと、これは相当の金額が掛かるんじゃないかということで見たんですけども、それほど掛からない形でですね、これが報道されてございます。これらの規模のですね、この辺にはそういう被害はないですけども、ある程度の今までの過去のですね、被害状況を見ながら、このぐらいの規模であればどのぐらいのですね、そういう被害が起きるのか、それもですね、ひとつやってみるのも案でないかと思いますので、その点についてはどうでしょうか。
答弁 住民生活課長 葛西隆(住民生活課長は2007年3月まで)
ただ今、神恵内町ですか、そちらの方の情報を頂きましたので、この点につきましても今後調査したいと思いますけれども、地震等につきましては、これは道の方にも確認を取ってるんですけれども、北海道の方では平成4年から地震等の予測の部分含めて、それから太平洋側、日本海側、オホーツク側ですか、そちらの方の地震予測図的なものを作って、それを参考に市町村で作りなさいよという部分だったんですけども、この関係につきましては何故かというと、市町村単独でそういう部分の過去50年の部分の災害状況等をシミュレーションするような形になってるみたいなんですけども、それについての部分が結局町村で予算的に出来ませんよということの中でやったんですけれども、現在この関係につきましては先送り状況になっておりまして、これを含めてなるべくそれを待ってますと、色々と時間が掛かりますので、なるべく早く町民の方々に周知できるような部分で色んな情報等集めながら、この部分については検討していきたいと考えております。
質問 7番 小林一男
昔から災害は忘れた時にやってくると、そのように言われております。これからまた災害はいつどこで、どのような形で発生するかも、これも事実でございます。備えあれば憂いなし、このようにいわゆる災害に対する準備、心構え、準備も昔から言われてございます。いずれにしても災害が起きてから対応するのであれば後手に回り、大きな被害になると思われるわけでございます。防災の知識、あるいは防災マニュアル、あるいはハザードマップ、これらを活用したいわゆる災害がおきましても小さな被害で終わるように努めなければならないと思うわけでございます。出来るだけ早くこれらの防災に対するいわゆる資料をですね、早く作って町民に安心できるような防災体制を整えて貰いたいと思います。答弁はよろしいでございますので、次に移らせてもらいます。