雄武町議会 平成18年9月議会 2006年9月12日
錦町商店街の活性化と将来像について
2006年9月12日、雄武町議会の一般質問で、小林一男議員が「錦町商店街の活性化と将来像について」質問し、町長 田原賢一、建設水道課長 大場利昭が答弁しました。
- 質問者
- 小林一男 議員
- 答弁者
- 町長 田原賢一、建設水道課長 大場利昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 7番 小林一男
錦町商店街の将来像について、一番目はオコツナイ川、ポンオコツナイ川の二級河川の昇格に伴う改修と並行して錦町商店街の環境整備ということでございます。町の、市街地の中心をポンオコツナイ川が流れており、ちょっと外れましてオコツナイ川があります。この2河川が2級河川に昇格され総合流域防災事業として採択されたところでございます。平成19年度に調査設計、20年度に移転補償、21年度に本工事ということで、6月の定例議会で町長より報告がございました。川は水辺の空間を創出します。自然を拡張した景観づくり、環境に優しく潤いのある町、この町を形成することが考えられます。ポンオコツナイ川はちょうど錦町商店街の中心を通っているわけでございます。この河川を起爆剤として錦町商店街の活性化に結び付くものと思うわけでございます。そのためにもこの事業と、それと現在行われております海岸線の海岸整備、これらと整合性を合わせた中で錦町商店街の環境整備が必要と考えますので、町長はどのように考えておるか、お尋ね致します。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
オコツナイ川とポンオコツナイ川の2級河川の昇格についてのご質問でございますけども、この事業は先程の最初の質問に非常に整合性を持ってましてね、備えあれば憂いなし、災害は忘れた頃にやってくる。ご指摘の通りでございまして、本町も過去の災害でこの2河川の昇格をしながら、地域住民が安全で安心な町に住みたいという地域住民の要望の下でこの事業の推進を図ってきたわけでございます。従って防災町づくりワークショップというのは、町民各位に参画をして頂いて、平成15年、16年、2ヵ年に渡って15名の委員で5回、非常に時間を掛けて色んな意見を貰いながら、進めてきております。その結果、今後の雄武町の町づくりの一環として、錦町商店街のみならず将来の雄武町の町づくりの一環として、そういう位置付けでこの事業に取り組んでおります。もちろんこれは官庁や行政が主導的に行うことの事業でなくて、住民が求めた事業に基づいて進めてきた事業でございます。
質問 7番 小林一男
この河川はあくまでも防災、いわゆる地震の河川だということで理解して良いんですか。この川を利用した、いわゆる商店街の活性化ということは考えられないと、そういうことで受け取ってよろしいですか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
防災、町づくりの観点からこの二つの河川を改修することにおいて新たな雄武町の町づくりという位置付けです。
質問 7番 小林一男
分かりました。そうするとこの川と並行していわゆる整合した中でいわゆる錦町の商店街も環境整備を考えられると、そのように理解してよろしいでしょうか。そうしますと、それについて質問しますけども、この川ですけどね、いわゆる2級河川ですよね。2級河川というと雄武でありますと、いわゆる幌内川、それと雄武川が2級河川でございます。今のポンオコツナイ川、あるいはオコツナイ川は水量のまるっきり少ないですね、いわゆる雨が降ると川という名前が付くくらい水が出ますけれども、普段は殆ど水の無い川ですけれども、これもやはり2級河川という名称で、あるいは2級河川としての位置付けと言いますか、そのような形になるのか、その点について伺います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
河川のね、認識の話でなくて私は先程もお答え致しましたけども、防災町づくりでございます。したがって、過去にこのオコツナイ川もポンオコツナイ川も水害に遭っているわけですよ。地域住民が安心して安全に住めない状況に何回も巡り会っているわけですよ。従って、先程の一番目の質問にも整合しますけども、やはりそういうものを取り除かなければならない、行政としては。それにはこの2河川は2級河川に昇格しないと北海道の事業として事業の推進がなされないんですよ。過去に何回もこの事業については議会にお示しをしましたけども、そういう経緯を得ないと事業が進捗をしないという内容です。ですから川の水が通常多い少ないの問題でなくて、2級河川に昇格をしてそこから事業が始まると。それでなければ全部単費で本町が住民のために整備をしなければならない。恐らく60億、70億の世界になるわけでございますから、従って北海道に力を貸して頂くためには段階的に二級河川に昇格をするという順序でございます。
質問 7番 小林一男
2級河川につきましては分かりましたけれども、そうしますとこの川も、いわゆる川としての構造と言いますか、そのようなものは規模と言いますか、こういうものはどのような形になるか、分かればお知らせしたいと思いますけども。聞くところによりますと、川の幅が5・4メーター位、川幅の両側にいわゆる歩道ができまして、全体的にいわゆる12メーター位の幅、約7間ですよね。このぐらいの幅の川ができるんだと、そのように聞いてございます。そうしますと7間程の幅の川となりますと、これが錦町の商店街をいわゆる二分するという形になります。先般ですね、錦町に行きまして、7間というとどのくらいあるのかなと思って見てみましたら、結構幅あるんですよね。約2軒分の店舗がですね、川の幅に取られるような形になります。そうしますと当然この錦町の川にいわゆるぶつかると言いますか、川の改修のためにいわゆる移転補償の対応をされる店舗がかなり出てきます。そうしますとその店舗の人達は移転補償を貰ってそこで商店をするのか、あるいは他へ辞めてしまうのか、あるいは既存の商店はそれらの川のために商店が減るんでありますと、当然、商店街はなくなる形になります。それが町の活性化には繋がらないと思います。この川はあくまでも防災の川でありますけども、この川を利用したいわゆる商店街が、この川を利用して商店街が生き残れるような、そのような事業をですね、取り組んでいかなければならないと思うんでありますけども、その点について町長どのように考えますか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
川の規模の話、規模の質問については担当の方でご答弁させて頂きますけども。この事業が推進されることによって錦町の現状が、現状の環境が変化を致します。このことは当然でございます。実は小林議員もご承知のとおり、過去には国道拡幅事業に伴って大通り商店街、これは近代化資金で商店街作りに取り組んできました。当然、今回もそういう意味では新たな錦町商店街の活性化として商店街自らも積極的にこの事業を活用しながらですね、将来の商店街作りに努力をすべきだというふうに私自身は思っております。全て移転補償、また物件補償の中で住むところが無くなったから、じゃあ私は他に移転しますということではこの事業は成立しないわけですよ。地域に住民がいなくなったのに防災対策をする必要はないわけでございますから、ですから基本的には住民の流出はないという条件の中でこの事業が進められるわけでございます。従って例を出しましたけども、大通り商店街も大通りの高度化資金に活用しながらですね、自分達自らが商店街作りに汗を流して現在もその努力をしております。従って小林議員がご心配なのは、恐らく商店街の環境が大きく変わることによって商店の立地が不可能だろうということだろうと思いますけども、ただ、今、地域住民との協議の中では例えば空き店舗、現有の中でも空き店舗、それから今回、改修されるエリアでないところの空き店舗もあるわけでございます。ですから本当に自分達自らが商店街、錦町商店街の活性化を目指すとすればですね、そういうことの努力を頂きながらまた行政指導もしながら折角のチャンスでございますから、新たな雄武町の町づくりに努めたいというふうに思っております。
答弁 建設水道課長 大場利昭(建設水道課長は2010年9月まで)
改修後の河川の構造の関係のご質問ですけれども、まず改修の計画内容ですけれども、オコツナイ川につきましては、現況下幅が1・9メーターが改修後は5・5メーター、約2・9倍、上幅につきましては3メーターが8・2メーター、深さが1・8メーターが2・7メーター、ポンオコツナイ川につきましては、現況下幅が1・3メーターが約3・2メーター、上幅が2・1メーターが5・4メーター、深さが1・6メーターが2・2メーター、以上、これはあくまで標準ですけれども、このような計画の中で今取り進めるということとなっております。その他、上幅につきましてはこの他に管理用の用地が、河川敷地が入りますから最大で片側1メーターから3メーター程度の河川敷地を取りますので、先程、小林議員がおっしゃった約7間位の幅になるところも生じてくるというふうになっております。
質問 7番 小林一男
一番、危惧されるのはですね、いわゆる移転補償に掛かったところは良いと思うんですよ。これらは移転補償貰えますから、それなりに建てるなり、あるいは他の所へ移転するなり、あるいは空き家を利用したいわゆる店舗を作ることもできるわけでございますけれども。それ以外にですね、全然川に掛からない、いわゆる既存の商店、これも直ぐ、川の直ぐ隣にですね、2、3軒あります。片方は新しく店舗が出来たけども、古くからあるところはいわゆる、そのままの形でありますと商店街としての立地としても、景観が損なわれてくるわけでございます。私、思いますのは、その既存の人達がですね、そこで商店が出来るような、いわゆる道路もある程度整備されまして、あるいはその周囲の者も環境整備されまして、既存の商店の方も安心して商売出来るような、そういうような商店街の町づくりをですね、望んでるわけでございますけれども。色々想像してみますと、あるいは他の人達の話聞きますと、あそこの店舗は恐らくやらないだろうと、ここの店舗もやらないだろうと、そういうような話を聞きますと悲観的になると思います。ここの店が無くなったらどうなるだろう、空き家だろう、ここも無くなったら空き家になってしまうだろう、あるいは空き地になるだろう。それで果たして川が改修されまして防災についての役目はできますけれども、町としてのいわゆる商店街、この商店街が無ければ今までにありました、いわゆる町の税の方にも響いてくると思います。当然、人の出入りも寂れてきますと、なおさら錦町の商店街、昔、銀座商店街と言われたところでございます。その昔懐かしい銀座錦町商店がなくなるということは寂しいような気ではするわけでございますけれども、これらについて情報は恐らく、町の方にはそういう情報は入ってないと思いますけれども、話聞きますと、あの店舗も辞めるだろう、ここも補償金貰ったら辞めるだろう。そのような話聞くものですから、町としてそれらが残れるの、そこに残ってですね、商売できるような、そういうような町としての対策をあるいは当然商店の人達も頑張ってですね、色々な資金制度の中でそれらのことも整備してまいると思いますけども、町として行政として、それらの対応をですね、してもらいたいと思うのであります。大通り商店街は両側が道路拡幅のために全戸数がいわゆる補償、移転補償の対象になってございますけども、錦町の場合には対象されるところとまるまる無いところが出ますので、その点のギャップは本当にそこに住んでいるですね、商店の人でなければこれは分からないと思うんです。出来るだけ町としてですね、これらの人達がそこで事業出来るように、商売できるような体制作りを、あるいは環境整備をしてもらいたいと思います。商店としてのいわゆる役割は買い物の場であり、またコミュニティーの場でもあり、更には憩いやレジャーの場でもあり、情報の場でもあると言われております。この錦町商店街が残れるような、そしてみんなが安心して商店をできるような、そういうような方策をお願い致しまして、私の質問もここで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
救済制度の話もされたんで、町の考え言わないと、町何もやってないんでないかと思われたら困るんで、若干触れておきますけど。ただ、小林議員、ちょっと認識をちょっと変えてもらわないと困るんですけども。移転補償、用地補償、これらは現有を脅かされるんですよ。現在を脅かされるから用地補償もあり、それから移転補償もそこに伴ってくるんですよ。現在脅かされてないところは、昨日も今日も明日も変わらないわけですよね。そこには無いのは当たり前なんですよ。これは国道拡幅の話もされましたけど、ここでも同じなんですよ、全部が対象になってないんですよ。やっぱり用地の幅員で対象から外れるとこもあるんですよ。これは当たり前の原理なんですよ。それでイメージ的には分かるんですよ、隣がピカピカになって、家がオンボロしくなったらこれからの商いに支障を来す、自分の思いにも何となく惨めさがあって、前に進んでいけないという思いもあるでしょうから、そういうところでは河川改修で移転対象とならない店舗等の改築要望があったらですね、これは低利子による中小企業高度化資金制度の貸付制度を利用すると。これは町もその制度を活用するようにお願いをしときます。それから先程コミュニティーの場だというふうにおっしゃいましたけども、ワークショップの中でもですね、住民要望がたくさんございます。例えば散策路が欲しいとか、子供達が遊べる空間が欲しいとか、人が集まりやすい環境整備、こういうものをですね、やっぱり取り入れてこの事業が進んで行かないと地域住民が潤いのある、安心し安全な町づくりにならないだろうというふうに思ってますから、この辺も十二分に取り入れながら事業の推進にあたっていきたいというふうに思ってます。
質問 7番 小林一男
どうも色々とありがとうございました。最後にいいですよと言いましたけども、町長の最後の答弁頂きましたので、これで終わらせて頂きます。どうもありがとうございました。