みんなの議会

音更町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日

歩行者及び自転車の安全対策について

2024年6月13日、音更町議会の一般質問で、重堂聡議員が「歩行者及び自転車の安全対策について」質問し、町長 小野信次、環境生活課長 鎌田隆寛、町民生活部長 井原愛啓が答弁しました。

質問者
重堂聡 議員
答弁者
町長 小野信次、環境生活課長 鎌田隆寛、町民生活部長 井原愛啓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 重堂聡

通告に従いまして、歩行者及び自転車の安全対策について一般質問いたします。第11次音更町交通安全計画(以下「本計画」という。)は、交通安全対策基本法に基づき、人命の尊重の理念の下、交通事故のない社会を目指して交通安全対策を積極的に推進し、安全で安心なまちづくりを目的としています。本計画では、自動車と比べて弱い立場にある歩行者の安全を確保することが必要不可欠であり、人優先の考えの下、通学路、市街地の幹線道路において、歩道の整備などによる歩行空間の確保など、歩行者の安全確保を図る対策を推進していく必要があるとされています。交通事故は、いつ、どこで誰が遭うのか予測不可能であります。交通事故そのものの減少や死傷者数の減少に向けてより一層積極的に取り組むために、次の点について伺います。一つ、第11次音更町交通安全計画の進捗の状況は。二つ、交通安全指導員及び児童交通安全指導員の体制と活動の状況は。一つ、道路交通法の一部改正により、令和5年4月から全ての自転車利用者に乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されました。本町として乗車用ヘルメット購入助成を行う考えは。以上、答弁のほうをよろしくお願いします。

答弁 町長 小野信次

歩行者及び自転車の安全対策についての御質問にお答えをいたします。初めに、1点目の第11次音更町交通安全計画の進捗状況についてでありますが、この計画は、令和3年度から7年度までを計画期間とし、数値目標としては、年間の24時間交通事故死者数をゼロとすること、また、年間の傷者数を60人以下とすることを掲げております。計画期間中における1月から12月までの死者数については、令和3年が2人、4年が1人、5年はゼロとなっており、傷者数については、令和3年が63人、4年が59人、5年は79人となっております。また、目標達成のための重点課題として、高齢者、障がい者及び子どもの安全確保、歩行者及び自転車の安全確保、町民の交通事故防止意識の醸成の3点を掲げております。重点課題を達成するための取組として、幼児や小学生を対象とした交通安全教室を実施しているほか、小学校においては、自転車を安全に利用するため、自転車やヘルメットを使用した実践的な交通安全教育を行っております。高齢者への交通安全啓発につきましては、老人クラブからの依頼を受け交通安全教室を実施しているほか、町と帯広警察署、音更町老人クラブ連合会の3者で協定を締結し、各老人クラブに「音更町老人クラブ交通安全推進員」を配置して地域の交通安全啓発を行うことにより、高齢者の交通事故抑止に取り組んでおります。また、加齢などの理由により運転に不安のある町民の免許保有者が運転免許証を返納しやすい環境を整備するため、帯広警察署の協力を得て高齢者運転免許証自主返納に係る臨時窓口を年2回設置しているほか、音更町交通安全協会の事業として、帯広第一自動車学校における高齢者安全運転講習を実施しております。歩行者及び自転車の安全確保につきましては、学校周辺での歩道整備のほか、幹線道路の歩道の舗装補修などを実施しているところであります。次に、2点目の交通安全指導員及び児童交通安全指導員の体制と活動の状況についてでありますが、交通安全指導員及び児童交通安全指導員事業実施要綱では、その定数を70人以内としておりますが、現在は、交通安全指導員が37人、児童交通安全指導員が17人の計54人となっております。交通安全指導員の人数は、令和2年度及び3年度が43人、4年度及び5年度が38人と減少傾向で推移しており、小学校が多く所在する木野地区において指導員の減少が続いていることから、今後も継続して人員の確保に努めていきたいと考えております。児童交通安全指導員は、地域からの要望により、3年度から1人増員し17人としており、配置予定人数に達しております。活動内容につきましては、国道241号沿いにおける旗波運動をはじめとした交通安全啓発など町の要請に基づく行事における活動に加え、年間5回の交通安全運動期間や毎月1日、10日、15日の町民交通安全の日における街頭指導を行っております。最後に、3点目の自転車利用者への乗車用ヘルメット購入助成の実施についてでありますが、道路交通法の一部改正により、平成20年6月から、保護者は、13歳未満の児童が自転車に乗車する際にヘルメットを着用させるよう努めなければならないとされておりましたが、令和5年4月からは全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。北海道では、平成30年に北海道自転車条例が制定され、全ての自転車利用者のヘルメット着用について既に努力義務化されていたことから、町においても広報紙やホームページを活用し、周知に取り組んできたところであります。令和5年9月に発表された警察庁の調査結果によりますと、北海道における自転車乗車時のヘルメット着用率は6.4パーセントと、全国平均の13.5パーセントを大きく下回っていることは認識しておりますが、町といたしましては、自転車乗車時にヘルメットを着用することにより、転倒時や交通事故に遭われた際の被害軽減につながることを町民の皆さんに認識していただくなど、常にヘルメットを着用する意識を醸成していくことが重要であると考えております。御質問のヘルメット購入助成につきましては、一般財団法人北海道交通安全協会において、協会員やその家族に対し2千円分のデジタルギフトを付与することによりヘルメットの購入代金を還元する制度を実施しております。町といたしましては、この制度の周知に努めるとともに、助成の実施につきましては、道路交通法改正の方向性や道の動向により検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 3番 重堂聡

答弁のほうありがとうございました。まず1点目から入りたいと思うんですが、計画期間中における1月から12月までの死者数について、令和3年が2人、令和4年が1人、5年度はゼロになっていると。だんだん減っていっているという実感が私も、やっぱり音更、人が死ぬ、亡くなるということはとても悲しいことで、だんだん減っていっていることには賛同いたします。では、この死亡事故って主にどういうところで起きているのか分かりますか。

答弁 環境生活課長 鎌田隆寛(環境生活課長は2025年3月まで)

町内で起きている死亡事故、どういった箇所でという御質問かと思います。直近でありますと、温泉に行く街道、道道浦幌線になるかと思うんですけれども、そちらのほうのTの字交差点で、一時停止をしないまま町道を北から南に走っていた車がそのままTの字交差点に入ってしまって、西から東に向かっていた車にタイミング悪くぶつかって、たまたまそれが向かいから来ていたトレーラーのほうにぶつかってというのが一番直近の死亡事故になっております。死亡事故、当然起きるところは交差点が一番多いかなというふうに感じております。以上です。

質問 3番 重堂聡

交差点が死亡事故として多いという点は分かりました。そうしたら、そのためにどのようなことをしているか、対策。その町としてのお考えをお示しください。

答弁 環境生活課長 鎌田隆寛(環境生活課長は2025年3月まで)

死亡事故の対策ということで、町のほうでは、交通標識、信号機、一時停止等につきましては警察のほう、公安の管轄になりますので、町としましては、特に昔から十勝型事故ということで、長い直線続くところから一時停止が急に出てくると。そういったところの一時停止の手前に注意看板等を置くなど、死亡事故、当然事故の起こらないようなことで安全対策に努めているところでございます。以上です。

質問 3番 重堂聡

安全対策、努めているというのは承知いたしました。では、音更町の町道とかで危険な場所とかあると思うんです。危険の、町道に、舗装道路がちょっと悪いとか、そういうランクづけというのは町としてはしているんでしょうか。分かりますか、言っている意味。

答弁 町民生活部長 井原愛啓

音更の町道における危険場所、危険と思われる場所のランクづけということなんですけれども、町としてはそのランクづけというのは行っておりません。今言われたように、例えば舗装が傷んでいるとかそういった部分については、当然道路管理者のパトロールにおいてその都度修繕していただいておりますし、また、学校エリアにおきましては、それぞれの学校において学校区の中でいろいろな対策がなされているというふうに伺っておりますので、町として特段ここは危険ですよというような形のマップは作成してございません。以上でございます。

質問 3番 重堂聡

分かりました。では次の質問に参りたいと思うんですが、交通安全指導員及び児童交通安全指導員の体制と活動の状況はということで、この答弁にもありましたとおり、音更町として交通安全指導員並びに児童交通安全指導員の方にはいろいろ御尽力をいただいて、音更町の人に対してそういうことをしてくれているというのは大変うれしく思っています。今現在、例年よりだんだん安全指導員が減っているというところなんですけれども、私、減っているというのはやっぱり成り手不足とか、あと後継者がいないとか、そういう事情だと思います。ならどうしたらいいのかということなんですけれども、私、もちろん自動車に乗って道路走っています。そうしたら交通安全の旗とかそういうのをあちらこちらで見かけます。だけれども、私からの主観で物を言いますと、旗によって、目に飛び込んでくるものや目に飛び込んでこないものがあるんです。ずっと考えていて、なぜ旗によって飛び込んでくる、飛び込んでこない旗があるのかなと思いました。そうしたら、旗って黄色なんですけれども、劣化して古くなっているんです。そういうやつってあまり目に入ってこないんですけれども、この旗の入替えというんでしょうか、古くなったら新しくする、そういう基準というのはあるんでしょうか。

答弁 環境生活課長 鎌田隆寛(環境生活課長は2025年3月まで)

交通安全の黄色い旗、町内に多くあるかと思います。こちらの取り替える基準というのは特には設けておりません。各町内会のほうで御協力いただきまして、地域のほうで、古くなってきた場合、交通安全協会の旗なんですけれども、町のほうで事務局やっておりますので、町内会のほうから古くなったのでということで替えていただいているのが大多数です。あとは、我々のほうでも各町内回ったときに、古い旗等あれば、そちらのほうは交換するようにしているところでございます。以上です。

質問 3番 重堂聡

ありがとうございます。やっぱり要望が来たというか、そういうことがあれば替えていくということなんですけれども、自分、先日児童交通安全指導員の現場に行って、実際活動しているところを見させてもらいました。当日は、交通安全指導員、児童交通安全指導員、2人の方が立っておられました。率直に僕思うんですけれども、何か忙しそうだなというイメージが持たれたんです。それは何でかといったら、やっぱり児童というのは児童交通安全指導員と会話も楽しむ、学校行くのに。それも伴って、次の信号が赤になったらそっち行く、走りながらやっているというイメージで、もっと増やさないといけないのかなというふうに感じました。それに伴い、通学、遅刻しそうな学童もいました、児童。いたんですけれども、転んだりいろいろ、動かない児童もいました。それに対しても児童交通安全指導員の人が寄り添ってやっていく姿を見て、とても児童交通安全指導員の仕事はすてきというか、大変な仕事だなとは思うんですけれども、足りていないときに対しても、やっぱり交通安全という旗というのが大きな役割を持っているんです。だから、古くなったらすぐ新しくする。特に交差点は、そういう旗をいっぱい──いっぱいと言ったら語弊もあるかと思うけれども、四つ角に立てるとか新品にしたりとか、そういうのも人手不足の解決方法になると思いますので、よろしくお願いいたします。次に3点目なんですけれども、ヘルメット助成のことなんですけれども、昨年4月に施行された改正道交法で、自転車に乗る全ての人にヘルメットの着用が努力義務化されました。昨年道内で発生した自転車利用の交通事故は、死者が7人、負傷者数が1,328人です。そのうち高校生や中学生以下の負傷者は507人で、およそ4割を占めています。十勝管内では、昨年4月から12月に発生した自転車による人身事故で、乗車していた67人のうち58人がヘルメットを着用していなかった。着用率として13.4パーセントで、前年同期より着用率3.7ポイント減。10代では38人のうち36人が非着用で、全12人のうち11人と変わらず、10代は大半つけていなかったと報道されていました。自転車事故で死亡した人の約6割は頭部に致命傷を負っています。全国的に見ても、各自治体で自転車用ヘルメット購入費用の助成があります。十勝管内でも、豊頃町でも、今年の4月1日以降に町内の販売所でヘルメットを購入した人に上限3千円を補助しています。これから夏本番です。年齢を問わず自転車を活用する方が多い時期ですが、頭部を守る予防対策としてヘルメット購入費用助成を町として進めていくことも大事だと思います。その点はどう思いますか。

答弁 町民生活部長 井原愛啓

先ほど町長のほうからも御答弁させていただきましたけれども、北海道におきましては昨年の道路交通法改正以前からヘルメットの着用について努力義務化をいたしまして、各市町村もそれに伴っていろいろの周知運動、それからヘルメットをつけることによって被害に遭ったときにけがをする度合いが減るということもいろいろ周知させていただいておりますけれども、努力義務というところにちょっとやはり難点がございまして、いろいろ先に助成されている町村等も見ますけれども、小学校のうちはヘルメットをつけているけれども、中学校、高校に行くに従って徐々にヘルメットをしなくなるといった事例もいろいろ報告されておりまして、どうしても高学年になりますと自分が気をつければ、高学年といいますか、年齢が上がり高校生以上になりますと、自分さえ気をつければ何とかなるんでないかというのもありまして、なかなかヘルメットの着用率というのは上がらない状況になっておるというのが現状でございます。それを受けまして、今年からやっている、道内の市町村の1市2町ぐらいございますが、そこのやっている状況も聞きますと、なかなか申請者数はそんなに伸びていないというのが現状で承っております。先ほど答弁でも申し上げましたとおり、国の道路交通法の改正の状況とか、北海道のほうでも、実は今年の4月において北海道のほうからヘルメットの助成についてのアンケート調査、実施状況調査というのも出ておりますので、今後北海道においても何か政策を考えていただけるんではないかというちょっと希望感もありまして、先ほど答弁させていただきましたように、北海道の交通安全協会で協会員に実施しているヘルメット助成、これの広報に努めさせていただくとともに、引き続きヘルメットの着用による安全性について皆さんに理解していただけるように努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 3番 重堂聡

今、部長からも、中学生とか高校生とか、ヘルメット着用しない理由というのも、僕もちょっと調べて、要するに格好悪い、髪型が崩れる、そういうことなんですよ、理由が。でも、事故って、なったときに改めて知るという点もあるんです。あのときつけておけばここまでひどいことになっていないというのは多々事例があると思います。でも、やっぱり自分を守る、頭を守る、そういうことも音更町は注意喚起としてやってくれているとは思いますけれども、さらに注意を促していってほしいと思います。これで私の一般質問は終わります。

答弁 町長 小野信次

自転車の安全対策というお話で、いろいろお話をお伺いさせていただきました。おっしゃっているお話はそのとおりだなというふうにも思いますし、安全もそうですし、命を守るという意味ではそのとおりだなというふうに思っておりますけれども、今井原部長からもお話がありました。努力義務というところまで、北海道も条例をつくってそうなったというお話で、条例で縛るのか、あるいは何で縛るのかというお話もあろうかと思いますけれども、我々も、今、部長からもお話ありましたように、そういったことを自ら守るという意識がどの程度があるのかというのもしっかり受け止めながら、今後にあっては、最初の答弁でも申し上げましたように、そういったことを含めてこれからの対応にまた生かしていきたいとは思いますけれども、今現状にあってはさきの答弁のとおりでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

出典:音更町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる