音更町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日
少子化傾向を克服するために以下について
2024年6月13日、音更町議会の一般質問で、神長基子議員が「少子化傾向を克服するために以下について」質問し、町長 小野信次、企画財政部長 深谷邦彦、保健福祉部長 堀田昇が答弁しました。
- 質問者
- 神長基子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、企画財政部長 深谷邦彦、保健福祉部長 堀田昇
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 神長基子
通告に従いまして、少子化傾向の克服に向けて、一般質問を行います。この春、民間の有識者で組織する人口戦略会議は、20歳から39歳の若年女性人口が30年で半数以下になる「消滅可能性自治体」のリストを公表しました。同様のリストとして話題となった平成26年公表の「増田レポート」から10年目を迎えての公表です。リストによると、本町の若年女性は2020年から2050年の間に41パーセント減少するとの見込みが示されました。減少率が50パーセントを超えると、いわゆる消滅可能性自治体とのことですが、この指標のみをもって人口減少問題を捉えることはできません。とりわけ少子化の問題を論じるに当たっては、重要な視点が大きく二つあると考えます。一つは、若年女性に限らず、男女共に抱えている将来不安を払拭でき、地方で安心して働き、生き生きと暮らし続けることのできる社会をつくっていくということです。もう一つは、昨年の第2回定例会の一般質問でも取り上げましたウェルビーイングの向上であり、その土台にある子どもの権利を施策に反映させていくことです。今年、日本政府が国連子どもの権利条約に批准してから30年の節目を迎えました。現代社会に生きる子どもたちが抱える問題に目を向けると、子どもの権利を保障するための取組を強力に推進する必要があり、それがウェルビーイングの向上につながると考えます。この二つの視点を踏まえて、本町の魅力を高め、少子化傾向を克服するために以下について伺います。1、人口戦略会議が公表した内容に対する本町の見解は。2、少子化傾向を克服するための方向性をどのように考えているか。3、子どもの権利条約の理解促進をどのように図っているか。4、子どもの権利条約の一つである遊ぶ権利についての町の見解は。5、子育てしやすいまちづくりの一環として屋内の遊び場を増やす必要性についての町の認識と町民ニーズ調査を行う考えは。以上、御答弁をお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
おはようございます。少子化傾向の克服に向けての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の人口戦略会議が公表した内容に対する本町の見解及び2点目の少子化傾向を克服するための方向性につきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。学識経験者や経済人などで構成する人口戦略会議は、昨年12月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した日本の地域別将来推計人口に基づき、人口から見た全国の自治体の持続可能性について分析を行い、本年4月24日にその結果を公表いたしました。これは、2020年から2050年までの30年間における二十歳から39歳までの女性人口の将来動向に着目をし、全国の自治体を「自立持続可能性自治体」、「ブラックホール型自治体」、「消滅可能性自治体」、「その他の自治体」の大きく四つに分類するもので、このうち、減少率が50パーセント以上の自治体を「消滅可能性自治体」に分類し、全国で744自治体がこれに該当したところであります。本町は、減少率が20パーセント以上50パーセント未満の自治体として「その他の自治体」に分類され、「自然減対策及び社会減対策が必要」とされております。町といたしましても、本年の第1回定例会における一般質問でお答えしたとおり、出生率に関する今後の課題として、若年女性人口の減少に対する対策が必要と認識しているところであります。このことから、今回の公表で減少率20パーセント未満の「自立持続可能性自治体」に分類された自治体の施策については今後研究してまいりたいと考えておりますが、自然減の要因である少子化への対策は、若年女性に限るものではなく、誰もが安心して働ける雇用の場の創出や結婚・出産・子育ての希望をかなえられる支援など、各種施策を総合的に実施していく必要があるものと認識しております。町といたしましては、これらの施策を盛り込んだ「第2期音更町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を着実に推進し、少子化傾向の克服を含めた人口減少対策に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、三つ目の子どもの権利条約の理解促進をどのように図っているかについてでありますが、本町におきましては、児童虐待防止やヤングケアラーに関する広報啓発などを通じて子どもの権利尊重についての理解促進を図っているほか、母子健康手帳や第2期音更町子ども・子育て支援事業計画資料編に子どもの権利条約の概要を掲載しております。また、各小学校や保育園、認定こども園においては人権擁護委員による人権教室を実施しているほか、各小中学校においては、人権教育の全体計画を立て、各教科において目標設定を行うなど、人権が尊重される社会づくりに向けて、子どもたちが主体的に行動できる力を育んでおります。しかしながら、子どもの権利条約や生徒指導提要、保育所保育指針などを基に実施している学校や保育園など現場で働く教員や保育士にとっては子どもの権利や子どもの最善の利益は身近なものでありますが、一般社会ではまだ認知度が低い状況にあるものと認識しております。昨年4月に施行されたこども基本法には、子どもの権利条約の4原則が取り入れられるとともに、同法第15条において、この法律及び児童の権利に関する条約の趣旨及び内容について、広報活動等を通じて周知を図り、その理解を得るよう努めるものと規定していることから、町といたしましては、今後、町の附属機関である音更町子ども・子育て会議の意見をお聞きしながら子どもの権利条約の理解促進に向けた取組を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、4点目の子どもの権利条約の一つである遊ぶ権利に関する町の見解についてでありますが、子どもの権利条約は、子どもの「生存」、「発達」、「保護」、「参加」という四つの権利を実現・確保するためのものであり、その「発達」の権利として、条約第31条に、子どもがその年齢に適した遊びやレクリエーションの活動を行う権利を認め、平等な機会を提供する、遊ぶ権利が規定されております。また、子どもにとっての遊びは、言語や数量等の感覚などの認知的スキルのほか、創造力や好奇心、自尊心、思いやり、やり抜く力、折り合いをつける力などの社会情動的スキルの双方を育むことに加え、多様な動きを身につけ、健康を維持することにもつながっていることから、様々な遊びや体験の機会を提供することは、子どもの発達過程において大変重要であると認識しております。最後に、5点目の子育てしやすいまちづくりの一環として屋内の遊び場を増やす必要性についての認識と町民ニーズ調査を行う考えについてでありますが、屋内の遊び場は、天候や気温などに左右されず子どもたちが伸び伸びと遊ぶことができる施設であり、本町においては、子育て支援センターや道の駅おとふけ、十勝エコロジーパークなど、子連れで遊ぶことができる屋内施設が11か所あるほか、帯広市においても、児童会館や総合体育館に加えて、民間事業者による施設が設置されております。また、十勝管外では、釧路市の「こども遊学館」や秩父別町の「ちっくる」など、多彩な遊具を備えた施設が設置されているほか、昨年5月に開館した南幌の「はれっぱ」は町内外から年間で21万人を超える来館者を記録しており、施設の開館は、自治体の子育て支援の充実のみならず、交流人口の拡大や魅力発信につながっているものと認識しております。これらの施設整備に関する町民ニーズにつきましては、音更町子ども・子育て支援事業計画策定時におけるアンケート調査において、「本町の子育て支援について特に期待すること」の項目で、「子連れでも出かけやすく楽しめる場所を増やしてほしい」との回答を選択した世帯が、就学前児童のいる世帯で74.9パーセントと最も多く、小学生のいる世帯においても52パーセントと2番目に多くなっているほか、自由記述欄でも、屋内施設を含め、子どもの遊び場に関する要望があったところであります。また、まちづくり町民アンケートやタウンミーティング、町政声のポストにおいても整備を望む意見があることから、屋内の遊び場の整備については一定の町民ニーズがあるものと認識しております。これらのことから、御質問の町民ニーズ調査を改めて行う考えは持ち合わせておりませんが、今後も既存のアンケート調査などで寄せられた意見を基に町民ニーズの把握に努めてまいりたいと考えております。子どもにとって「遊ぶこと」はなくてはならないものであり、遊びを通じた多くの学びが心と体を育み、子どもの成長につながるものであります。また、保護者にとっても、子どもを屋内で安心して遊ばせることでゆっくりと過ごすことができ、子育てにおける負担の軽減が図られることから、町といたしましては、屋内の遊び場を増やすことは、子育てしやすいまちづくりにつながり、本町の魅力の向上にも寄与するものと考えております。その必要性は認識しているところであります。しかしながら、整備に当たっては、施設の内容や場所、財源など多くの課題があることから、今後も子育て支援サイト「すくすく」などを活用して既存施設の周知に努めつつ他自治体の施設などについて調査研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 5番 神長基子
それでは、再質問をさせていただきます。まず、人口戦略会議が公表した内容に対する本町の見解ということで御答弁いただきました。ここから再質問させていただきたいと思います。4月末にこの公表をされた中で、今もって、全国の地方自治体、あらゆるところでいろいろな受け止めがあるということが報道でもされているところでございます。本町においてのこの人口減少に関する課題ですとか、少子化も含めてでありますけれども、この間の議会でのいろいろな認識等も共有しているところではございますが、今もって、特に少子化に焦点を当てた中での人口問題をどう捉えるのかというところでは新たなステージに入ったというふうにも考えられますので、その上で質問をさせていただいたところです。答弁にもございましたように、本町としては、全国の自治体、今回四つに大きく分類されたという中では、いわゆる消滅可能性の自治体というところには該当していない。「その他の自治体」ということでくくられているわけなんですけれども、しかし、若年女性人口の減少に対する対策の必要性というところは、そのリストの中からは浮かび上がってきたというところかなというふうに思いますが、この若年女性というところなんです。一つは、この部分について、この人口戦略会議を仕切っておられた増田寛也氏自身が、決して女性に出産の社会的なプレッシャーを与えてはならないということもおっしゃられておりますが、実際のところは多大なプレッシャーになるような、そういった報道の在り方というのも一つ問題視されているところかなと思います。この若年女性をそもそもベースにして地域の消滅可能性を論じるということについて、本町としてはどのように受け止めておられるかお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
若年女性にターゲットを絞ってこの少子化問題をお話しすることに関してどう思うかというところでございますけれども、少子化の要因というのは男女の晩婚化と非婚化にあるというようなことが言われておりまして、生涯未婚で過ごす人の割合が増える、いわゆる非婚化といった傾向が強くなっているところがあるのかなと思います。実際に子どもを産むということに関してはやはり男性にはできないことですので、こういった二十歳から39歳の若年女性といったものがフレーズとしては上がってくるんだと思いますけれども、女性が一人で子どもを産めるわけではございませんし、そういった面では、男女ともに自分らしく生きていく、自分が自分らしく生きれるような社会づくりであるとか、そういったことが大事なんだと思います。なので、女性というのも一つフレーズとしては出てはまいりますけれども、やはりここは男女ともにしっかりと考えていかなければいけないことなんだろうなという捉えをしております。以上でございます。
再質問 5番 神長基子
私も、今、部長おっしゃられたようなところで、同じような認識を持ったところでございます。ある調査によりますと、今回、若年女性ということで、20歳から39歳のというところなんですけれども、同じように男性のこの年齢層の人口を抜き出したときに、実は2020年から2050年で若年男性が半減する市町村というのも726あるということが分かっております。そのうち672の自治体では若年女性人口も半減していると。これが分析した結果出ているということですので、消滅可能性自治体と言われているところも、ほとんどは男女ともに若年人口が減少しているという傾向かなというふうに思います。今、部長もおっしゃられましたけれども、若年女性をベースにはしているが、そこだけに依存する対策ではないというところは認識としてお持ちかなというふうに私は感じました。その上で、いわゆる増田レポートと同様の手法で調査をされているという中では、やはり10年間のこの取組がどうだったのかという総括が掘り下げた形で必要なんではないかなというふうに感じているわけなんですが、これは、今回の人口戦略会議の前身ともいうべき日本創成会議、この日本創成会議が2014年、10年前に示したのが消滅可能性都市という、こういった表現でございましたが、このままいくと消滅していく都市がこれだけあるよという、そういったリストが出されて、大変な衝撃を全国的にも受けたというところかなと思います。この増田レポートの直後に掲げられたのが地方創生政策である。答弁にもございますように、これは、人口対策として、本町のまち・ひと・しごと総合戦略に大きく直結する政策であると。この増田レポートそのものが。この10年間の総括をどう分析して、この地方創生政策が本町のまち・ひと・しごと総合戦略にどういった影響を与えたのか、ここについては総じてどのような見解を示されているのか、お示しいただきたいと思います。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
10年の総括と、それからまち・ひと・しごと創生戦略に与えた影響といいますか、そういった点からの御質問でした。まず10年の総括といったところで申し上げますと、今年の6月10日に、「地方創生10年の取組と今後の推進方向」というのが国から報告書としてまとめられております。この中で、国では、デジタル田園都市国家構想総合戦略に基づいて、地方創生の四つの柱ということで掲げておりまして、「地方に仕事をつくる」、「人の流れをつくる」、「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、「魅力的な地域をつくる」といったことを四つの柱として施策を推進してきたところでございます。これまでの10年振り返ってどうだったかというところをこの報告書の中では、国では、人口減少ですとか東京一極集中などの大きな流れを変えるには至っていないというような報告が上がっております。また、地域間で人口の奪い合いになっているとか、あと自然減対策については、個々の自治体の努力には限界があるというようなことも書かれております。その上で、今後の課題といたしまして、東京圏への過度な一極集中の対応、それから少子化への対応、それから地域資源を生かして生産性や付加価値を高める産業・事業の創出など10点、項目を挙げております。そういった面では、今後の課題というのは、また10項目ほど新たに挙げられていたところでございますけれども、これらの成果といった面では、全国を見回しますと、まだまだ少ないですけれども、自然増になっている自治体、出生率に改善が見られる自治体だとかも見受けられるところもございますし、そういった面では一定の効果というものは出ているのか、歯止めがかけられたというのはあったのかなと思います。ただ、それが期待値に届いているかどうかということになると、まだちょっと物足りないところは日本国民全体としてあるのかなとは思います。特に数字を見ればそのように思います。また、本町のまち・ひと・しごと創生戦略に与えるところとの関係になりますけれども、先ほどの地方創生の四つの柱というところでは、「地方に仕事をつくる」ですとか「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」といったところで、本町のまち・ひと・しごと創生総合戦略におきましても「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」と、そのままのフレーズが載っておりますので、そこは国の施策と合うような形で本町も展開してきたといったところでございますので、ここはやっぱり密接な関わりはあるのかなというところで考えております。以上です。
再質問 5番 神長基子
本町の総合戦略との関わりというところで今御答弁いただきました。ここについては、本町の取組について常に分析、検証もしていく審議会等の御意見等もあると思いますので、その中身についても、一定の議論の経過について私も承知しておりますし、一定の効果というところでは、今全国的なところでお答えいただきましたが、本町においても一定の効果はあったというところも一面的にはあるのかなと思いますが、やはり東京一極集中そのものの是正はかなわずこの10年が経ったという中で、この方向で人口問題をどう捉えていけばいいのか。最初に申し上げましたように、新たな分岐点に今差しかかっているんではないかなというふうに思います。端的に言うと、この道でいいのか、それとも修正するべきなのか、そういったところが、根本がこの10年の総括の中では、やはりそこ、慎重に見極める必要があるのかなというふうに考えております。一つ認識としてお伺いをしたいところは、この総合戦略というのはいわゆる国が司令塔となっている。増田レポートから始まって、それぞれの自治体、全部の自治体に対して総合戦略をつくるように国のほうから指示があって、それから、本町としては、総合計画がある中で、そことの整合性をどう取っていくのかということも踏まえてこの総合戦略をつくってきたというのか加えてきたというか、そういった経過があったと思うんです。それが今ここに来てデジタルというところも加わってきているんですけれども、大事なのは、やはり地方自治を進めていく中でこの人口対策というのも進めていくということが最も大事であると思います。地方の自主性、第6期の総合計画がつくられるときに、特別委員会の中でもこういった議論を私もさせていただいた経過はあるんですが、大事なのは自主性である。地域の、地方の自主性が、町の主体性が生きる、活用される、そういった政策にこの総合戦略がなり得るのかどうかというところは疑問視もしながら受け止めてきた、そういった経過がありました。持続可能なまちづくりを進めるということが本町の大きな方向性としてございますけれども、その上ではやはり地方自治。地方自治が全ての政策の土台として太く貫かれているということが人口対策を進めていく上で最も重要であるというふうに考えます。この部分についての認識をお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
地方自治が大事だよというところでございますけれども、地方自治、地方の取組が大事だといったところの認識は同じでございます。一方で、先ほどの国の報告書にもございましたけれども、個々の自治体の努力には限界があるといったところもあったりしますので、そこのバランスがどうなっていくのか、組合せがどうなっていくのかというところは非常に難しいところはあるかなと思います。あと、国の総合戦略が、国が司令塔となってといったところはありますけれども、国から旗が振られたことで、みんなで一緒にこの少子化問題に対して考えていきましょうといった機運は醸成されたのかなというふうには思っております。また、それを受けて地方自治体、全国1,700幾つございますけれども、それぞれが考えて、その自主性を発揮して独自の取組をしてきたんだろうなと思います。本町にあっても、インフラの整備であるとか、働く場ということで工業団地の造成ですとか、それから高速道路、本町には、過去30年前を振り返りますと、まだ高速道路も全通していなかったような状況でございますけれども、そういったインフラ整備ができたり、学校の教育環境を整備したりとか、そういったところで、より住みやすい、選ばれるまちというようなふうに今掲げておりますけれども、そういったまちづくりを進めてまいりましたので、そういった面では、本町にあっても本町独自のまちづくりというのはある程度できてきたのかなというふうに思っております。以上です。
再質問 5番 神長基子
30年ということでお示しいただきましたが、今の本町があるというところも、正にその30年の取組の中で、本町による自主性、町の自主性、地方自治を担保していくという中で様々な打たれてきた施策がやはり今を築いているというふうに認識を私自身もしているわけなんですが、そこで、それがまず土台にあって、先ほど答弁にもございました、先般6月10日に、地方創生10年間の成果や課題、これがまとめられた報告書が公表されたということで、ここで、先ほど御答弁いただきましたが、自然減の対策の部分、ここについては特に個々の自治体の努力では限界があると。そういった中で国の取組が重要であるという認識を示されていることも一つ重要なところかなというふうに考えますが、この部分については本町としては同様の認識でおられるのかどうか、その点についてお伺いをいたします。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
自然減対策で、個々の自治体の努力に限界があるというところで町の認識はといったところでございますけれども、限界がある部分と、ただ、そこにあらがって、町が環境整備とかを最大限手を尽くして、できるところもあると思いますので、そこは先ほどお話のあった地方自治といったところになるかと思いますので、そこは、町としてどうしていったほうが、どういうことをやっていったらいいのかというのは、町民の皆さんのお声もお伺いしながら今後も考えてまいりたいというふうに思っております。以上です。
再質問 5番 神長基子
分かりました。それでは、2点目の少子化傾向を克服するための方向性ということで質問いたします。1点目と併せた中で答弁をいただいたところでございますが、この少子化対策ということで、国のほうでは子ども・子育て支援法の改定というところで、先般国会の中でもこの法が成立したというところでございますけれども、本町が少子化傾向を克服する上では、期待値としてはどのように受け止めておられるのか伺います。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
子ども・子育て支援法に関わる期待値といったところでございますけれども、期待値となるとなかなかちょっと申し上げにくいところもございますけれども、やはり改善に向かって進んでいったらいいなというふうには思っております。今回の御質問を受けまして、ちょっと長くなるかもしれませんけれども、我が国の出生率の状況ですとか少子化対策の取組の歴史なんかをちょっと遡って確認をしてみたんですけれども、1970年代の後半ぐらいから少子化傾向が見受けられてまいりまして、平成元年、1989年の出生率が1.57ということで、いわゆるひのえうまの年の1.58を下回って、1.57ショックといったものがありました。その後、それを受けて平成6年に一番最初のエンゼルプランが立てられまして、ここが少子化対策の始まりかなと思っております。その後、平成11年に新エンゼルプランですとか、その後ほぼ2年置きに、仕事と子育ての両立支援等の方針ですとか少子化社会対策基本法、それから新しい少子化対策についてですとか、仕事と生活の調和憲章、それから子ども手当の実施、待機児童解消加速化プラン、子ども・子育て新制度の施行、ニッポン一億総活躍プランですとか、それから幼児教育・保育の無償化、それからこども家庭庁の設置、そういったところの動きが見受けられております。ここで行われてきた主な施策ということで分野別でいくと、結婚支援ですとか妊娠・出産の支援、それから保育サービスの充実、地域の子育て支援、経済的支援の充実、仕事と育児の両立支援の充実、意識改革、それから若者就労支援、家庭支援、まちづくりといったものが取り組んできたところかなと思います。これまでで見ますと、保育サービスの充実ですとか妊娠・出産支援、それから地域の子育て支援、それから経済的支援の充実といったところが大きかったところなのかなと思いますけれども、今後は、意識改革であったりとか若者の就労支援、それから家庭支援というところがちょっと、これは個人的な認識でございますけれども、ウエートとしてはこっちのほうにシフトしていくんではないかなというふうに思うところもございます。そういう面では、また新たな取組になるきっかけとしては、この子ども・子育て支援法の成立というのはまた一つ新たな視点で少子化対策に取り組むきっかけになると思いますので、そういったところは期待として持っているところでございます。以上です。
再質問 5番 神長基子
1989年、1.57ショックからということで、相当勉強されているんだなというふうに思いましたけれども、少子化対策と銘打った中では、その起点は、今、部長おっしゃられたように、やはりその1.57ショックというところから実に様々な政策が取られてきた。その流れの中で今があるわけなんですけれども、なぜここに来てこれが改善する傾向になっていかないのかと。その兆しが見えないといいますか、異次元の少子化対策ということで、その言葉だけがどうも走っているような思いはしますけれども、どこを根本的に改善していく必要があるのかというところが、この子ども・子育て支援法改定の中でなかなかそれが見いだすのが難しいというのが私は実感としてございます。では何がどうすればいいのかというところなんですけれども、少子化の問題だけで言えば、今までも、ほかの議員さんの発言もございましたし、町のお考えも聞かせていただいた中では、やはり経済が大変だからということだけではないと。もっと総合的なところでこの少子化対策というのを捉えなければいけないという認識は音更町としてはあると思うんですけれども、この傾向をどう克服していくかというところでは、実はこの後に続いていく子どもの権利という視点がやはり必要なんです。今回、改めて私もいろいろ勉強していたんですけれども、御存じかどうか、袖井孝子さんという社会学者の方がいらっしゃって、今もう80歳を超えておられると思うんですが、この方が、2003年、先ほど部長が述べられました、少子化社会対策基本法という言葉触れられましたけれども、これが2003年に成立するとき、その法の問題点として、子どもを一体どういうふうに見ているのかということを言われているんです。子どもを将来の日本社会を支える労働力としてしか見ていないのではないかという、この視点での問題提起なんです。この少子化社会対策基本法が成立するときにスローガンとなっていたのは、やはりラストチャンスという、有史以来の未曽有の事態であり、我らに残された時間は極めて少ないと。今、異次元の少子化対策という中で、ほぼ同じようなスローガンが躍っているというところなんです。問われているのは子どもたち自身の、量的なことも確かに求めていくことはある面では必要ですが、子どもたち自身が本当に幸せに生きているのかどうか、質的なところがやっぱり問われているんじゃないかということなんです。子どもたちをめぐる本当に深刻で根の深い悲しいニュースがもう日々です。子どもたち同士のですよ。こういったことが繰り返されるような社会というのは異常だと思うんです。それを目の当たりにして、今子どもを産み育てて、果たして子どもたちは幸せに生きていけるんだろうか。根源が問われていると思うんです。そうした中で、質的変換といいますか、子どもの権利を主体に置いた政策を少子化傾向を克服するに当たっては大事にすべきなんじゃないかというのが一つの視点だと思うんですけれども、この部分についてのお考えをお聞かせください。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
今、子どもの幸せ、それから質の問題について、根本的な問題ということで御質問いただきました。少子化対策で、今ドイツが大変注目されております。ドイツというのは、2011年に出生率が1.38、2016年、5年後、1.58ということで伸びております。また、今その状況が推移していっている状況にあります。どういう政策を取ったかというと、子育て世代になるべく家庭で過ごせる時間を増やそうという取組をした結果、出生率が伸びていった。正にこども基本法では「こどもまんなか社会」ということで、子どもさんが本当に望んでいることは何なのか。お父さんお母さんと一緒にいる長い時間がやっぱり必要なんじゃないか。保育園でずっと朝7時から夜7時まで預かってもらうことが本当に幸せなのかというところが、やっぱり根本的に考えなければならないところだというふうに考えております。今、国のほうでも、山梨県で、山梨県をモデルに、働き方・雇用改革、それからプレコンセプションケア、妊娠前の健康管理、それから地域力の向上という三つのテーマで研究を始めたということであります。これは、ドイツの考え方も捉えて、働き方改革、いかに子育て世代の方が就労時間を短くして子どもさんと関わる時間を増やしていこうかというところが重要かなということで、今、国でやっと研究を始めたという状況であります。今回の法改正も、そういう部分では、育児の給付だとか、そういったものも盛り込まれておりますので、そういったものも情勢見ながら、町としても、国の情勢、それから、基本的には多分働き方が大きな今後の役割になるというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
再質問 5番 神長基子
働き方というのも、そこを変えていくことというのが一つ、子どもたちの生きていて幸せと思える、そういういわゆるウェルビーイングの向上につながるといいますか、そういったものにつながっていくということかなと思います。確かに今、共働きがもう当たり前になっていますし、共働きじゃないと生活が成り立たないというところなんです。そういう状況の中で、社会から子どもたち自身が閉塞感を感じるような状況というのはやっぱり一番つくってはいけないというふうに思いますし、いろんなそのことがやはり子どもを育てていく中では起きるという中では、どういう家庭であっても、働くことも当然大事なことだと思いますけれども、働きながらも両立ということ、これがいかに安心してできるようになるかということです。ただ両立というその言葉だけではなくて、両立できるということが本当に安心だと思えるような、これは一つの親の視点ではありますが、やはりそこで親が安心するからこそ、その安心感が一番身近にいる子どもにも伝わってくるでしょうし、お子さんと関わる様々なお仕事をされている方たちの安心感というものも、ひいては子どもたち自身のウェルビーイングの向上につながっていくというふうに思います。働き方の、ここにメスを入れていくというのは、やはり国の仕事も大きく関わってくるところかなと思いますが、本町としての認識については理解をいたしました。そういったところから子どもの権利条約というところに入っていきたいと思うんですけれども、最初の御答弁でいただきましたように、一般社会では、この子どもの権利条約というのがまだまだ認知度が低い状況にあるということでございます。本町としては理解促進につながる様々な働きかけを行われているということも承知はしておりますが、なぜこの認知度が低い状況が続いているのか。批准してから30年たつわけなんです。そういった中ではこの要因をどのようにお考えか、お伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
子どもの人権ということであります。子どもの人権については、今年、子どもの権利条約が30年ということでありますが、大正13年に子どもの権利に関するジュネーブ宣言というのが、国際の、世界の中で文書の中に初めて出てきたということで、今年はその100年目でもあります。日本においては、今、議員がおっしゃるとおり、平成6年に批准しておりますが、そこから30年、なかなか浸透してこなかった。一昨年、こども基本法が、法律として初めて子どもの権利条約の意義を盛り込んだものになったということで、日本は本当にそこが出発点というような形になろうかなというふうに考えております。また、国連の子どもの権利委員会というのがございまして、その中で5年ごとに各項目をチェックして報告をして、それができなければ改善点について勧告を受けるということでありますが、この子どもの権利についてはあまり重要視されてこなかったというのも現実で、これは世界的にあまり、忘れられたものみたいな状況にもなっている。そこには後ほどの遊ぶ権利も含まれておりますが、あまり重要視されていなかったというのは、世界的な部分もありますし、日本も、法律がやっとできたという中で、なかなか普及していないという捉え方をしております。以上です。
再質問 5番 神長基子
理解がなかなか、認知度が低いという状況というのは、やはり法的な位置付け、そこが大きなものであるということでお答えいただきましたが、そういった点では、今御答弁もありましたように、今回のその法の中に、こども基本法の中に、正にど真ん中に位置付けられたというところでは私も評価をしたいところですし、このことによって、それぞれの自治体での子どもの権利を保障していく、その取組もさらに強まっていくというか推進されていくのかなというふうに思います。何といっても、その条約を生かすという点では、まずはやはり周知されていく、認知されていくということが大前提になりますし、学校関係者ですとか保育に関わるところでは、繰り返しそのことが研修などで深められているんだろうとは思うんですけれども、実際の子ども自身、御存じだとは思いますが、先般、子ども1万人意識調査というのがされまして、全国的なものですが、10歳から18歳を対象にしたこの調査によると、子どもの権利条約、「聞いたことありますか」という設問に対して、「聞いたことない」というのが59パーセントというところです。これは、全国的な傾向というのは本町にも当てはまる部分はあるんだと思います。日常的に子どもの権利が何なのかということが分からないと、例えばそれが保障されていない事態なんじゃないかという場面に直面しても訴えることはできないわけです。訴えるというのは、これってどうなんだろうかという問題提起すら子ども自体からしづらいというところもあろうかと思います。今までの中では、本町として子どもの権利条例の制定ということも考えてほしいということを度々議会の中でも、私だけではなくて、ほかの議員さんも含めてですけれども、そういったことを申し上げてきました。制定している自治体では、では全て権利が保障されているのかとか、そういう極端な見方ではなくて、ある自治体では、その制定していることによって、権利を保障する、保障されていないと感じたときにはそれを救済する、こういうところに相談したらいいよというふうに救済をするための仕組みもつくっているというのは、一つ本町としても参考になる事例かなというふうに思います。その素地となるのが条例制定というところでございますが、最近の報道によりますと、北海道が来年4月に道のこども基本条例、仮称ですけれども、それを制定する考えを示されております。これは先ほどのこども基本法制定に基づいた中での動きかなというふうに思っておりますので、ということは子どもの権利というのが主体としてあるということで、こういった流れの中で本町としての、条例制定に関してはこれまで研究されるという御答弁でございましたが、今の段階についてはどのようにお考えなのかお示しいただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
町として、子どもの基本条例ということであります。以前から、理念条例ということで、実効というか、実態に合わせた施策として進めていくということで御答弁をさせていただいております。今、議員のほうから、北海道がそういった動きがあるということでございますので、その点については勉強しながらいきたいと思いますが、これまでどおり、まずは子どもさんの権利ということで進めていきたいと思いますし、今までも、例えば子どもSOSダイヤルとかを子どもさんに周知しながら、例えば虐待だとかそういったときにはこういったところに相談に駆け込むというようなことを進めさせていただいておりますので、御理解願います。以上です。
再質問 5番 神長基子
引き続き研究していくというようなところもあるのかなと思います。国や道の動きの中で、間違いなくこの子どもの権利を保障するという動きは強まってくるのかなというふうに思います。本町としても、同じように子どもたちの現状から様々な不安を持たれていたり、心配されている様々な専門職の方たちのお声も聞かれるところでございますが、そういった皆さんのマンパワーを結集して、子どもの権利をどう保障していくのかというところ、様々な施策に生かしていただきたいなというふうに思います。遊ぶ権利ということで、その見解について御答弁もいただきましたが、様々な遊びや体験の機会を提供するということが子どもの発達過程において大変重要であるというふうに認識をされていると御答弁がございました。正に子どもの権利条約の中でも、遊ぶ権利、実際はもっと長い名前で、名前というか表現になっておりますが、第31条、ここでは「休息及び余暇についての権利並びに年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利」というふうにございます。最初に来ているのが実は休息、余暇、こういった言葉が出てきます。休息については分かるんですけれども、余暇というのは、日本人の感覚からするとぜいたくなものというか、そういった印象を持つこともあるんですけれども、ここで言っているのはそういったことではないというふうに捉えております。「遊び」と一言でくくっていますけれども、実はものすごい深い意味での遊びだというふうに思っております。答弁の中でも、子どもにとって遊ぶことはなくてはならないというふうに認識をされているということでございますが、ここの点について、もう少し具体的にそのお考えについて伺いたいと思います。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
子どもにとっての遊ぶ、遊びであります。遊ぶことによって、例えば体力だとか、それから運動能力、あとは心の発達、メンタル面、それと、遊びを通して友達だとか親だとか大人と、社会適応能力とかそういったものが培われ、養われるものであると。子どもにとって心身ともに必要なものというふうに理解をしております。以上です。
再質問 5番 神長基子
正に今おっしゃられたとおりかなというふうに思います。その遊ぶ権利が今実際に子どもたちに保障される社会になっているのかという視点で考えたときに、いかがでしょうか。私が様々な子どもたちを見ていて思うのは、先々の心配をする大人たちに囲まれて、余裕がなくなってしまうというんですか、疲弊してしまう。今これをやらないと将来こうなるよというような思いから、スケジュールも詰め込まれて、自分の主体性でもって時間を過ごす、やり過ごすということがなかなか難しくなっている傾向にあるのかな。統計調査でも、子どもの暴力だとかも、例えば小学生でこの間急増しているという傾向があります。子どもたちが本当に忙しくしていて、子どものときに経験するべきプロセスが物すごいスピードでこなさなければいけない、そういった社会的な傾向があるんでないかなということなんです。遊ぶ権利をなぜ重視するかといいますと、そういった社会の傾向から解き放つことが大事だと思うんですよ、子どもたちを。その解き放つという意味での遊ぶ権利というところなんですが、この遊ぶことが十分にできない中で大人になっていくということの弊害についてどのように認識をされているか伺います。休憩(午前11時04分)
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
遊びの中で、なかなか子どもさんの時間が取れない中で、大人になっての弊害ということであります。遊びを通して子どもは愛着、アタッチメントという中で、どんどんそういう大人との関係、それから子ども同士の関係、そこで成長していくわけでありますが、そこでさらに自己肯定感というのが養われていく。ただ、そこがなかなか培われないとなると、大人になったときに、愛されていないとか、相手に対して攻撃的になってしまうとか、そういったいろんな弊害がやっぱり出てくることもあろうかなというふうに考えております。ただ、なかなか、家庭での養育という部分もありますので、どこまで行政がというのもありますけれども、そういったことが考えられるかなというふうに考えております。以上です。
再質問 5番 神長基子
今正におっしゃられましたように、家庭の役割、行政の役割、様々な中で、当然家庭に対して介入していくような、そういったことはできないわけですから、やはり行政としては質的なところで、子どもたちが豊かに、幸せに生きられる、そういった環境をどうやってつくっていくのかというところに、今までもそういった視点で様々な取組をされてきているところでございますけれども、やはり遊ぶことができる施設を、その遊ぶ権利を、思いっ切り遊んでいいんだよ、そういうメッセージを今のジェットコースターのような速さで子ども期を過ごしている、そういった子どもたちにメッセージとして投げかけられるようなまちづくりというところが大変重要になってくるかなというふうに思います。最後の答弁では、遊び場を増やしていく必要性については十分認識されているということですし、また、ニーズ調査も今までされてきた中で、そのニーズがあるということで認識されているということでございますので、ここについては、では具体的にどういうふうにそれを組み立てていくのかというところでまた御提案等もさせていただけたらいいかなというふうに思います。時間ですので、ここで終わらせていただきます。
答弁 町長 小野信次
いいところで終わってしまったね。これからが聞きたかったなと。本当にいつもその時節を捉えての一般質問だなというふうに感心をして聞いています。この半月ぐらい前からですよね、人口に関して、出生率の話。そして、我が北海道も東京に次ぐ出生率の低さ。1.06だったっけ。そのようにして皆さん方が心配をしつつ、そしてなおかつ、今神長さんがおっしゃっていただいたように、これをどうやって解決していくのかという中では、「こどもまんなか社会」じゃないが、子どもを真ん中に置くべきだという話。これも、最後のほうに聞きたかったなというのは、どんな環境づくりがいいのかというところに迫ってきたんだというふうに思います。結論を町としてもまだ何も言い出しているわけではないけれども、神長委員の最後のほうの質問の中で、子どもが思いっ切り遊べる環境づくりをどうやってみんなでつくっていくかというお話が最後のほうのお話だったというふうに思います。私は、あえて時間に限りがあるからお話し申し上げますが、増田レポートでも何でもいいわ。第5期総のとき、ここに議長もいるけれども、皆さん方目標を立てるときに、あのとき社人研の目標で、人口が減少していくといったら、人口減少していくほうに目標を立てるんですよ、多分僕らと一緒にいた議員さんいると思うけれども。だから、それは分かる、現実でその推計というのは。目標を立てるとき、でも、下向いているからといって下を向くような目標を立てていいのかというのを、それであえて第5期総のときも附帯意見をつけて、将来、少なくても減るという推計はいいけれども、じゃ推計のほうに向かって目標を立てるって。これは世の中全体にそうやってやったんだよ、日本も。そうじゃないでしょう。そこで、あえて言葉は少なく言いますけれども、例えば、この間のいろんな新聞でも書かれているけれども、じゃ女性の若年で、それで解決するのかといったら、そうではないという大学の先生もたくさん言い出しているわけでしょう。10年前はそう言わなかったんだよ、みんな。何か皆さん方が、さっき、さすがうちの深谷部長だなと思うぐらい完璧な、そしてなおかつ過去を振り返りながら答弁をしていただいたので、私も感心しながら聞いたけれども、まず一つ考えてごらん。我々がいろんなことで国に要請するときに、行ったときに、日本で5本の指に入る経済で豊かな町が北海道にあるとしたらどこですかと問われるんだよ。そのとき皆さん、分かっている方もいると思うけれども、どこだと思いますか、それ。猿払村ですよ。それは、みんな大体お客さんで来た人にもそうやって聞くと、いや、札幌でしょうと言うんだよ。みんなそう考えちゃうんだよ、環境整っているのはそうだと思い込むから。そうじゃないのさ。子育てをしていく上でも何が大事かといったら、やっぱり経済力ですよ。町の力ですよ。猿払村というのは2,500人程度しかいないですよ。それが、僕がこの仕事をやる以前からその話が出ているんだよ。僕も議長の時代に要請に行って。そして今でも、恐らくSNSで調べたらすぐ分かると思うよ。品川区より、肩を並べる、同じような経済力なんだよ。1人当たり、たしか1人当たりと書いてあったけれども、3千万ですよ。だから、その環境の中でいかに経済力を持つかということは大事なことなのさ。なおかつ今、この答弁書の中では細かくは書いていないけれども、皆さん方の議会と一緒になって、その環境づくりの中で、まずは、子育ての環境を整えていくということはもうずっとやってきているし、それから、言葉で今特段のものをここに挙げれるものはないといいながらも、みんなと同じようにその整えるために、じゃどんなところの手法を用いるかといったら、やっぱりここには働く場所をまずしっかりと付け加えていく、どうあろうが。その経済力を維持しながら、今皆さん方が考えているような環境、そして、子育てするといっても、やっぱり働く場所がなければ駄目さ。そういう意味では、そういった環境を今しっかりと議会を含めて皆さんと一緒にここまで計画の中に埋め込んできているので、もうちょっとしたら神長さんの言っているようになれる時代も来るかもしれない。是非それを互いに、夢はしっかりと高みを目指しながら頑張っていきたいと思います。以上です。ありがとうございました。