みんなの議会

音更町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

地域医療と開業医誘致について

2023年6月21日、音更町議会の一般質問で、小澤直輝議員が「地域医療と開業医誘致について」質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 堀田昇、副町長 宮原達史が答弁しました。

質問者
小澤直輝 議員
答弁者
町長 小野信次、保健福祉部長 堀田昇、副町長 宮原達史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 13番 小澤直輝

通告に従いまして、地域医療と開業医誘致について御質問させていただきます。令和5年5月12日に健康保険法等の改正案が国会で可決いたしました。全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律です。改正の内容は、子ども・子育て支援の拡充や高齢者医療制度の見直し等、主に四つの項目から成りますが、その項目の中に、医療・介護の連携機能及び提供体制等の基盤強化と明示されております。これは、地域医療の充実を図る目的でかかりつけ医を制度化し、国民への情報提供の強化やかかりつけ医機能がより発揮されるよう整備を行うものです。現在、国内では、少子高齢化、人口減少といった社会情勢が進む中、特に地方においては、医師や医療従事者の不足のほか、病院等の医療施設が減少傾向にありますが、一方で、住民からの医療、福祉のニーズは非常に高いものであります。病院や医療施設は大都市に集中し、地方においては診療科目が偏在しているため、今後国は、地域全体で住民の健康を支える医療体制、地域医療の充実を図ろうと様々な施策を打ち出すと考えられます。音更町内には現在、歯科診療場を除くと17の医療機関がありますが、今後、町の地域医療をさらに充実させることが重要だと考えます。具体的には、開業医を音更町に誘致し、かかりつけ医を増やすことが必要だと思います。そこで、積極的に開業医を誘致するため、既に実施している音更町診療所開設等奨励金制度を拡充する考えをお持ちなのか。また、町の地域医療についての現状の課題と今後の対策についてについての見解を伺います。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

地域医療と開業医誘致についての御質問にお答えをいたします。本町の地域医療体制を支える医療機関数は、入院病床を持たない一般診療所で、内科が5か所、整形外科が2か所、耳鼻咽喉科が2か所、小児科、泌尿器科、皮膚科及び眼科がそれぞれ1か所の計13か所と入院病床を持つ病院が4か所の合計17か所となっております。町内の医療機関には、町の各種健康診査や予防接種などの様々な分野で御協力をいただいているとともに、高齢者福祉施設などの嘱託医や町民にとっての身近なかかりつけ医、さらには、町民が自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることを目的とする地域包括ケアシステムの推進における医療と介護の連携の重要な部分を担っていただいており、少子高齢社会において、町内の医療機関は必要不可欠な存在であると考えております。また、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律が本年5月12日に成立をし、令和7年度から、かかりつけ医機能として、日常的な診療を総合的、継続的に行う機能や診療時間以外に診療を行う機能、病状が急変した場合に他の医療機関や施設などに移行させるための必要な支援を提供する機能、居宅などにおいて必要な医療を提供する機能、介護やその他医療サービスと連携して必要な医療を提供する機能の5項目を強化するとされていることから、本町にとっては、より身近な地域医療体制の構築が大変重要な課題であると認識をしております。しかしながら、日本医師会が公表している昨年11月現在の人口10万人当たりの一般診療所数では、全国が69.98、全道が51.95、十勝が42.09、帯広市が52.84であるのに対し、音更町は29.83と大変低く、今後の国の新たな制度を踏まえると、本町の地域医療体制は大変厳しい状況にあります。町といたしましては、昨年度から、地域医療体制の維持拡充を図ることを目的に、町内で診療所を新たに開設、又は既に町内で診療を開設している方から診療所を事業継承するために施設の改修・改築を行う個人や法人に対し、土地、家屋及び償却資産に係る固定資産税相当額を奨励金として交付する音更町診療所開設等奨励金制度を創設し、北海道医師会や帯広市医師会、十勝医師会などの関係機関に周知するとともに、町のホームページに掲載するほか、個別にも医療関係者にお声をかけさせていただいております。御質問の本制度の拡充についての考えにつきましては、他の先進自治体の事例を参考にするとともに、どのような制度が町内への医療機関の誘致につながるのか、率直に医師会や医療関係者に御意見をいただき、本制度の拡充を検討してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 13番 小澤直輝

御答弁ありがとうございました。まず、診療所の開設等の奨励金について、前向きな御答弁だったかなというふうに感じております。実はこの診療所の開設奨励金、私が最初にこの制度を見たときに、本当に先進的な事例であるというふうに本当に思いまして、非常に高く評価しているものでございます。実際に現在十勝で助成金、奨励金を実施している市町村は音更町だけです。そういった観点からも、この奨励金という制度は非常に私は評価されるべきものであるというふうに思います。そこで、再質問いたしますけれども、まず、この奨励金制度を創設した理由を改めて確認したいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

音更町診療所開設等奨励金制度の創設に至る経緯でございます。先ほど町長からも御答弁したとおりでございまして、日本医師会が公表している人口10万人当たりの施設数については、全国が69.98、全道が51.95、十勝が52.09、帯広が52.84と。その中で音更町が29.83というようなことで、大変低い状況にございます。そういった医療機関の体制がかなり厳しい状況にあるということで、医療機関の誘致ということで創設したところでございます。以上です。

質問 13番 小澤直輝

今、音更町が29.83というようなお話になりましたけれども、実際に、今コロナが5類になりましたけれども、この3年間コロナの状況で、本当に生活が皆さん一変して、ワクチン接種しました。その中で、このワクチンの接種するときに当然医者が必要になりますけれども、この勤務実態というのはどのようになっているか。私は、今回このコロナワクチン、自分自身も接種しましたけれども、病院で接種しましたけれども、日曜日に接種しました。そう考えると、医師の勤務日数というのは大変多いものになっているのではないかなというふうに思っているんですけれども、町の認識としてはいかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

今小澤議員がおっしゃるとおり、各医療機関については、お医者さん含め、看護師さん、それから薬剤師さん、御協力をいただいた中で、大変過重な負担をかけたのかなというふうに考えております。通常の勤務に加えて、一昨年は集団接種ということで、7月には2会場同時に開設したところでございます。その際には、先生方については本当に休まないで体制を組んでいただいたというところでございます。あとは、そういった中でも、町長、それから副町長が集団接種会場に赴いて、お医者さんたちに御礼を言いながら、先生方も、負担はかかっていたんですけれども、何とか接種体制を構築して進めてきたという現状にもございます。以上です。

質問 13番 小澤直輝

今お話を聞きますと、医療従事者、また、医師の先生方が本当に尽力していただいた、町側の本当に尽力もあったと思います。まず、そのことに関しては本当に心より感謝を申し上げたいというふうに思っております。奨励金制度、創設いたしましたけれども、現在実際に問合せは来ているのかどうか、その点を確認いたします。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

問合せ自体はこの1年でゼロ件という状況でございます。以上です。

質問 13番 小澤直輝

今のところ問合せがないということでありますけれども、この誘致というのは本当にタイミングもありますし、なかなか簡単に誘致できるものではないというふうに私自身も認識しております。もう一点、今診療所のお話が出ていましたけれども、個人病院の先生方の今平均年齢というのはどのくらいなのか。それに対する町の今認識としてはどのようにお持ちか確認いたします。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

今年の4月1日現在で平均年齢は58.6歳という状況にございます。認識としては、通常は勤務医から、そこから開業されていきますので、一定の40代ぐらいから開業されてということになります。ただ、58.6歳という年齢については、10年先とかを見据えるとやっぱり危機的な状況にもあるというふうに認識しております。

質問 13番 小澤直輝

58.6歳ということで、今後5年、10年、15年等を見据えたときに、やはり音更町の地域医療というのは今早急に考えていかなければいけない喫緊の課題であるというふうに思っております。音更町の中では、今奨励金制度は問合せなかったんですけれども、1市3町、帯広市、また、芽室町、幕別町の過去3年間の個人病院の開設した件数というのがお分かりであれば教えていただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

過去3年ということで、帯広市が6か所、それから幕別町が1か所、芽室町が1か所で、計8か所開設しているところでございます。

質問 13番 小澤直輝

ほかの市町村は開設していると。だけれども音更町はなかなか難しいというような状況を今確認しましたけれども、ただ、この奨励金制度というのはやっぱり私は必要だと思いますし、今後も、この拡充というお話もありますので、ぜひ検討していただきたいと思います。道内で奨励金を拡充する、実施している自治体というのは幾つかあるんですけれども、ほとんどの市町村は利用実績があるんです。そういった観点からもこの奨励金というのはやはり有効なものであるというふうに私は認識しておりますので、ぜひこの点については今後検討を重ねていただきたいと思います。先ほど診療科目の偏在の話も質問でしましたけれども、特に私が感じるのは、小児科医、ここの部分が非常に今大変だなというふうに思います。私自身も子どもを抱えて小児科に行くことありますけれども、平均2時間3時間、そういった待ち時間があります。現在小児科一つ、徳洲会病院さんでも午前中週3回診療したりとか、ほかの医院でも1か所診療科目に小児科ということで開設していますけれども、全体的にこの小児科の不足というところで非常に不安を抱えている保護者の方もいるということで私もお聞きしているんですけれども、このところの課題の町としての認識はどのようにお持ちでしょうか。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

小澤議員がおっしゃるとおり、今実質1か所がクリニックとして経営していて、患者さんお待たせするのが2時間から3時間、それから、朝8時から始めているんですけれども、夜8時または9時まで先生が昼食抜きで診療していることも多々あるということもお話を聞いております。その中で、日本医師会のところで、2020年に、15歳未満の小児人口1万人当たりの医師数というのがございまして、全国で11.9人、全道で11.6人、本町は、3.5人というような状況で、本町においては小児科医というのが非常に少ない状況にあるというのも事実でございます。以上です。

質問 13番 小澤直輝

今小児科医の実態お聞きしましたけれども、この小児科医の不足の問題というのは国の問題であります。一番の大きな問題は、診療報酬が小児科医非常に安いという、こういった問題があります。これはやはり国のほうにしっかりと言っていかなければいけない問題だというふうに思います。なかなか小児科医になる方の数が、医師数が絶対的に少ないというような状況の中で、小児科医を誘致する、開設するというのはなかなか困難な状況であるというふうに思います。ですので、ぜひ、奨励金のこの制度のところでは、一般的な診療科目も含めて、小児科医というところもぜひうたっていただいて、北海道ではないんですけれども、ほかの自治体では小児科医専門で診療、開設してくださいというような告知をしている奨励金制度があったりと、そういった制度もありますので、これは今後町としていろんな方々、関係機関、医師会とも相談する中でぜひいろいろ検討していただきたいというふうに思います。続きまして、地域医療の現状と課題、対策についてということで御答弁いただきましたけれども、全世代型持続可能な社会保障を構築するための健康保険改正するということで、先ほど質問にも出したんですけれども、四つの項目から成るということで、その中で今回テーマを絞ってかかりつけ医の機能強化が上げられているようなんですけれども、私自身もこの法律案、制度、かかりつけ医機能が発揮される制度整備ということで文言を見ているんですけれども、実際、これは令和7年度から施行されるということでお話を伺っているんですけれども、なかなか現状は本当に難しいなというふうに思います。平成28年に北海道の地域医療構想というのが概要で策定されていました。2025年に団塊の世代が全て75歳以上になる、そんな中、医療の在り方を病院完結型から地域完結型に重点を置くというような話で、実際にこの構想は、四つに区分された病床機能を状態や疾患に応じて転院させたり病棟を移したり、転棟と言うんですけれども、そういったことをやる。一番の目的は、やはり病床数を減らすということが書かれているんです。実際に、北海道の資料を見ますと、2025年に十勝は4,067床というところに目指してやっているというところなんですけれども、現状ではコロナ禍でこの3年間全然進んでいないというような状況でありますし、さらには、今法律が、かかりつけ医機能を強化するというふうになっています。簡単に病床数の変更ということでなっているんですけれども、説明すると、大きな病院からかかりつけ医とか在宅医療にシフトしていきましょうという国の考え方、これは北海道の医療構想にも書かれているんですけれども、これ実際に今進んではいない状況です。一回入院して、退院されてから、一般的にはまたさらに再入院という形でも今現状はなっているんですけれども、そうさせないで、そこを地域医療で診ましょうということで、かかりつけ医を中心とした在宅医療にシフトするというのが考え方とあります。実際に、帯広の厚生病院も新しく建て替えましたけれども、病床数は、そこは減っているということなんです。今、この国の状況が、非常に施策が右往左往している中で、町としては、大変難しいと思うんですけれども、どのような今認識を持たれているか確認したいと思います。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

今、小澤議員のほうから病床数の話もいただきました。高度急性期、それから急性期、回復期、慢性期という四つの区分の中で、特に高度急性期、それと急性期のところは大きくベッド数を削減しようということであります。それに合わせて北海道の地域医療計画についても同様に病床数を減らしていくということで、おっしゃるとおり、コロナ禍で若干ちょっと進んでいない状況にもございます。そういった中で、音更町としては、国の動きは地域医療のほうにシフトしていくということで、平成30年から医療と介護の連携という形で医療介護連携推進会議というのを町内の医療関係者、介護事業者さん100ぐらいでチームをつくって、今、みとりをしたりとか、それから住民の講演会をしながら進めているというところでもございます。以上です。

答弁 副町長 宮原達史

今、部長から御答弁申し上げましたけれども、国の動き、それから北海道のそういった医療の関係の構想の動きというのも、かかりつけ医を強化してという流れなんですけれども、病床数の話、大きな病院の病床数の話も出ましたのでちょっと付け加えさせていただきますと、救急病院というのがあるんです。1次救急、2次救急、3次救急。3次救急というのは救急救命センター、厚生病院。ここは十勝管内の市町村で運営費の補助も出しています。2次救急というのがまた今ちょっといろいろ課題が出ておりまして、帯広市でいえば六つの大きな病院が、6病院が輪番制といいまして、どこかは必ず365日24時間待機しているんです、救急車が来るのを。そういうのに対しましてやはり、今診療報酬の話もありましたし、それから、コロナ禍を経て医療人材の不足というのもありまして、体制が維持できるかどうかというのがなかなか難しくなってきているというお話もありまして、これをまた行政で支えていかなければならないのではないかなというような課題も出てきております。これはまた別の問題になってくるかもしれませんけれども、必ずかかりつけ医のほうとまたつながってまいります。急性期ということで、ちょっと調子悪いなということでかかりつけ医のところへ行く。これは大きな病院へ行ったほうがいいよと、こういうのが必ず出てきます。これは、やはり町民の皆さんの健康と命を守るということで非常に大事な流れになりますので、やはりかかりつけ医も大事ですし、救急病院も大事だと思います。今、かかりつけ医のお話ですけれども、先ほど平均年齢という話もありましたけれども、個々に見ると、御高齢のお医者さんもいらっしゃいますし、それから、先ほど10年後というお話もありましたので、これから御高齢になっていくというお医者さんもおります。やはり音更町、帯広市が近いというのでなかなか目に見えない、医療機関がすごく少ないなというのがなかなか目に見えないところがあって、帯広市と音更町を分けてああいう数字を出してみると、やはり音更町は少ないんだなということで、それによって今回、2年前ですか、奨励金の制度をつくったわけですけれども、先ほど町長からも御答弁申し上げましたとおり、これについてはもうちょっと深く、医療機関、医師団体の御意見も伺いながら内部で検討していきたいなというのが先ほどの御答弁です。やはりかかりつけ医も大事ですし、それも含めて、救急病院のことも考えながら、音更だけで考えることでない部分もありますけれども、その辺は町の課題として検討してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

質問 13番 小澤直輝

副町長が大体うまくまとめてしまったなということがあるので、これ以上私質問することあるのかなということなんですけれども、1点私、この地域医療というところの観点から、今音更町の本当にかかりつけ医の、私もかかりつけ医の、音更町、いますけれども、本当に頑張っていただいているというところなんですけれども、実はこの地域医療についてはただ一つの町だけの問題じゃないというところの記事をちょっと私御紹介したいと思います。北海道新聞の5月の記事に、釧路管内の精神科の診療が受付停止、縮小、それによって診療を受けられない患者が多数出たという記事が載っていました。受けられない患者がほかの病院に転院するなど、実はこの影響が2,500人にも及んでいるというお話です。さらにこの記事を読み進めていくと、帯広市などの遠方の病院に通っていると。こういった患者も出ているという状況です。この問題はやはり、先ほど副町長言われたように、音更町だけよければいいという話ではなくて、十勝広域で考えていかなければいけない課題であるというふうに認識しております。この今釧路市でまさかこんなことが起きているというふうに、既に地域医療が、一つの診療科目ですけれども、崩壊しつつあるというような危機的な状況であります。これに対しては当然釧路管内も様々な施策を打ち出すとは思うんですけれども、こういった中間都市でも起きていると。もう一点私、この地域医療の大事さというのを感じているところがありまして、十勝管内の寿命について、実はこれは勝毎の5月の記事にランキングで掲載されていたんですけれども、音更町というのは男女ともに11位だと。前回より寿命が下がっているというお話でした。1位は芽室町だったんです。数字だけ見ると、寿命が短くなったというふうにマイナスなイメージを持たれていると思いますけれども、この下がった要因というのが何なのかというところが重要でありまして、そこについて、もし町のほうで押さえているところがありましたら御答弁いただきたいと思います。休憩(午前11時57分)

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

5月の22日の勝毎に報道されました十勝管内の平均寿命の報道であります。その中では芽室町が男女ともに十勝一ということでございました。音更町は男女ともに11位ということでございます。これは5年ごとに公表されているもので、5年前は音更町は男性が1位、それから女性が2位と。その前もいつも上位にランクされている状況でございます。公表されたばかりですので、詳細なちょっと分析というわけではないんですけれども、今回短くなったというかランクを下げた要因でございますが、町としては、まずは健康寿命が延びるいろんな健康施策、健診などを行っております。それから、医療や介護を必要とする期間をなるべく短くしていこうといった、延命治療だとか、あとみとりとか、そういったことを地域医療連携、それから、医療関係者が住民向けの講演会を毎年行う中で住民にも浸透していった結果このようなことになったのかなというふうに考えております。住み慣れた地域で最後まで過ごせる取組である地域包括ケアシステムの構築で、診療所、それからクリニックというのが大きな役割を果たしてきたというふうに認識しているところでございます。以上です。

質問 13番 小澤直輝

今、部長のほうからも答弁ありましたけれども、この数字を見るときに、音更町の今地域医療の課題は非常に厳しい状況にあるというふうに答弁いただきましたけれども、その中にあっても音更町はしっかりと地域に根差して医療を進めているという現実がこの中にあるのかなというふうに思います。先ほど地域包括ケアシステムのお話、また、一昨日も重層的な支援とか様々なそういったお話、こういった取組というのは実は音更町がやっぱり先進的にしているということなんです。私自身もほかの町村の議員から、この重層的支援だとか地域包括ケアシステムの話、どういうふうにやっているのかという話もすることがあります。そういった部分では、音更町が先進的にこういった地域医療を進めているというふうに言ってもいいかなと思います。先ほど答弁の中にみとりということがありましたけれども、最後の人生を終えるときにどのような形で終えることが大事かというところで、専門的に言うと、医師の指示に従って苦痛を和らげながら自分らしく穏やかな最期を迎える、そういうことを支援するのがみとりのケアであるという定義がありますけれども、これからはこういった考え、今までは入院して病院の中で亡くなるというところがあったんですけれども、在宅医療、そういった部分も含めて今後こういったみとりのところも非常に大事になってくる。そのみとりの部分も既に音更町の中でも取り組んでいただいていると。そういった部分では、今そういった法整備もありますけれども、それ以前から既に地域医療を支えていただいているんだというふうに思っております。最後になりますけれども、一昨日にも先ほど言いました重層的支援や地域包括ケアシステム、さらには介護人材、医療人材の不足、こういった問題、様々質問ありましたけれども、地域医療、介護も含めてこういった問題は複雑に絡み合った複合的な課題であります。今後も、議員、町側が一体となって課題解決に取り組んでいくということは言うまでもありません。その中にあって、町が今できることの一つとして、私が今回質問しました個人病院の誘致、しましたけれども、ぜひこの制度の下で個人病院が誘致できることを期待しまして私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。

答弁 副町長 宮原達史

地域医療と開業医の誘致ということで御質問いただきました。今最後におっしゃっていましたように、やはり地域医療、個人病院、それとか介護、昨日も人材の不足の関係も出ていましたけれども、開業医の誘致という点でいけば、音更町、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、帯広市に隣接しているというところで、ちょっとそこが今までは表面に出ない盲点になっていたのかもしれません。今在宅医療のお話もありましたけれども、最後のみとりということで、みとりが増えたから健康寿命ももしかしたらちょっと短くなっているのかもしれない。本人に言わせれば、御家族に言わせれば、延命治療をしないとかという話でそういうことになっているのかもしれません。実は昨年、私の親も在宅医療ということで亡くなったんですけれども、これやっぱり自宅で最期を迎えたいという、そういう強い気持ちがあったからです。今、開業医の誘致ということで、先ほども前向きな答弁させていただきましたけれども、やはりそういうみとりのためにも、それから、町民の皆さんがちょっと風邪引いたとかおなか痛いとか最初の初期救急というんですか、そういうところのための病院というのがやはり少ないということで、それを誘致するためのインセンティブを設けなければならないというのは、やはりこの課題を考えるときにどうしても考えなければならないところだと思います。今後、先ほども申し上げましたけれども、医療団体とかそういったところからも意見いただきながら、音更町に開業あるいは移転してくるという何か優位性を持たせるようなことは内部でも検討させていただきたいと思っています。開業医が減りますと、どうしてもほかの問題として学校医の確保というものも影響出てきますし、それから各種健診、町民の皆さんの各種健診にも影響が出てきます。それから、今回、3年前からのコロナの流行ありましたけれども、そういった今後も何か感染症、何らかの感染症があったときに、またワクチン接種とかそういう話になったときに、今回は、先ほども部長からありましたけれども、町内の開業医の先生方、お医者さん、それから看護師さん、それから薬剤師の皆さんが本当に御協力いただきまして、集団健診あるいは個別健診、ふだんの診療をしながらも対応していただきまして、本当に改めて感謝を申し上げたいと思います。また、そういったことを実現するために、実はうちの部長をはじめ保健師の皆さんも、各医療機関に頭を下げて、本当にお願いしに行って御協力をお願いして、これはやはりふだんの付き合いが、日常からの付き合いが良好だったからこそできたことだと思っています。そういった行政と医療機関との連携、これも本当に大切ですし、そこから派生して、やはり地域医療のためには、議員おっしゃるとおり、開業医、もうちょっと音更町に誘致できるような制度、こういったものは、先ほども申し上げましたものを考えていきたいと思います。また、命と健康を守るという点では、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、例えば災害だとか事故だとかで救急搬送される、そういったものが、音更町は帯広市に近いんで、帯広の救急指定病院が、先ほど6と申し上げましたけれども、6あるんですけれども、そういったところが今の365日24時間体制を維持できるようなことにも、これは広域的になりますけれども、何らかの行政からの負担も考えていかなければならないなというところも今ちょっと課題としてありますので、全て含めまして、やはり命と健康を守るという、そういった観点から、医療機関のことについては今後もなるべく早く内部で検討して結果を出していきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

出典:音更町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる