音更町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月19日
音更高校3間口維持に向けての支援体制について
2023年6月19日、音更町議会の一般質問で、堀江靖祥議員が「音更高校3間口維持に向けての支援体制について」質問し、教育長 福地隆、教育総務課長 水戸尚、学校教育部長 高橋規也、企画財政部長 深谷邦彦、町長 小野信次が答弁しました。
- 質問者
- 堀江靖祥 議員
- 答弁者
- 教育長 福地隆、教育総務課長 水戸尚、学校教育部長 高橋規也、企画財政部長 深谷邦彦、町長 小野信次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 堀江靖祥
おはようございます。通告に従いまして一般質問させていただきます。音更高校3間口維持に向けての支援体制についてです。第6期音更町総合計画において、本町唯一の高校である音更高校の魅力向上と、地域に根差した特色ある高校づくりを支援していくことがうたわれております。その目標指標として、令和6年度の中間数値に3間口、令和12年度の目標数値として3間口が示されております。また、今年度の町の教育行政執行方針においても、音更高校の安定的な入学者数の確保に向け、タブレット端末の無償貸与による教育環境の整備のほか、中学校との相互交流や情報共有などの連携充実を図り、音更高校の魅力を広く伝えるための情報発信を行うことや帯広大谷短期大学及び昨年度本町と包括連携協定を締結した小樽商科大学との高大連携など、教育活動の充実支援について検討を進め、さらに、音更高校の生徒を対象とした給付型奨学金による経済的な支援や学校生活の充実に向け、音更高校教育振興会や同窓会とも連携し、町内企業・団体などの御協力をいただきながら、地域に根差した特色ある高校づくりを支援していくとあります。今年度の音更高校の入学者数は、定員120名のところ93名と、残念ながら27名の欠員がありましたが、現状の3間口を維持することができました。しかしながら、本年4月26日に行われた今年度の公立高等学校配置計画地域別検討協議会で示された学区別検討資料において、今後中卒者数の大幅な減少が見込まれることから、令和9年度以降について、これまでの定員調整の状況、学校、学科の配置状況などを考慮し、帯広市内及び周辺町において、再編整備を含めた公立高校全体での配置の在り方の検討が必要と示されました。このことから、音更高校の3間口維持に向けて今まで以上の取組が重要と考えますが、総合計画の目標実現に向けて、本町の取組の現状と今後の取組について教育長にお伺いいたします。1、これまでの音更高校の3間口維持に向けた支援活動に対する評価と課題は。2、音更高校入学者に対する町独自の支援策の拡充についての考えは。3、本町においても中卒者数が大幅に減ることが見込まれている現状で、今後の音更高校の維持に向け、町が主体となってオール音更で支援する体制を構築する考えはおありでしょうか。以上を御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 福地隆
おはようございます。音更高校3間口維持に向けての支援体制についての御質問にお答えいたします。はじめに、1点目のこれまでの音更高校の3間口維持に向けた支援活動に対する評価と課題についてでありますが、令和2年度における音更高校の入学者数と学級数の減少などに伴い、3年度の募集間口がそれまでの4間口から3間口になりましたが、町では、その減となった主な要因が、少子化の影響のほか、普通科単位制による独自の教育プログラムの展開や管弦楽局をはじめとする多様な部活動など、音更高校の特色や魅力が町内の中学校に伝わっていないことにあるものと捉え、町内中学校と定期的に開催する中高連絡協議会に、各中学校の管理職のほか、進路指導などを担当する教員にも出席いただき、音更高校の授業参観や施設見学、意見交換を行い、中学校との情報共有を深めております。また、進路を検討する中学生が音更高校の情報に容易に触れることができるよう、音更高校のPRポイントをまとめた音更高校Q&Aや音更高校に関連する記事などを1冊のバインダーにつづった北海道音更高校関係資料を作成し、各中学校へ配布するとともに、中学3年生を対象に実施している進路希望に関するアンケートの分析結果を音更高校と共有するなど、支援に取り組んでまいりました。このほか、コロナ禍において停滞していた対面での交流についても、音更高校の生徒が育てた鉢植えを各自が卒業した中学校である母校の生徒に届けたり、地学連携の仕組みを活用した町内中学生の地元音更高校訪問など、生徒間のつながりが深まる交流の場を設ける試みにも取り組んでいるところであります。また、町広報紙で音更高校の活動を紹介する「夢の種」の連載をはじめ、音更高等学校教育振興会が行う音更高校パートナーシップ事業の対象経費に高校の魅力向上に資する活動費を追加して交付しているほか、議会からの御提案を踏まえ、音更高校の新入生に対して1人1台タブレット端末を無償で貸与するなど、音更高校の魅力発信を財政面からも支援してきたところであります。さらには、こういった動きに賛同してくださる町内企業により、音更高校の生徒を対象とした就学支援のための給付型奨学金の創設や校内での昼食販売の開始など、音更高校の応援団的な動きも出てきているところであります。この結果、3年度には10%だった町内中学校からの音更高校への進学率も、4年度及び5年度は約15%まで改善し、2年連続で3間口を維持できたところであり、教員数が減少し、厳しい状況にある中、多くの科目展開が必要な単位制高校としての教育活動はもとより、多様な部活動の維持にも精力的に取り組んでこられた音更高校の不断の努力と町内中学校の音更高校に対する理解の深化、そして、議会と町の連携による総合的な支援の成果と評価しているところであります。今後も、少子化の影響により町内の中学校卒業生は減少傾向が続くものと予測されますが、音更高校の入学者の7割以上が町内の生徒である現状を踏まえ、教育内容をはじめとする音更高校の魅力化を支援するとともに、町内の中学生はもとより、広く町内外に向けた更なる魅力の発信が課題であると考えております。次に、2点目の音更高校入学者に対する町独自の支援策の拡充及び3点目の今後の音更高校の維持に向け、町が主体となったオール音更での支援体制構築の考えにつきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。御質問にありますとおり、第6期総合計画に掲げる目標数値であります令和12年度の3間口維持に向けては、これまで以上に地域に根差した魅力と特色のある高校となるよう支援していくとともに、その魅力を積極的に周知していくこれまでの取組を充実させながら継続していくことが何より重要であると認識しております。音更高校は、高校開放講座の開設や各部活動による環境美化活動、町のイベントへの参画など、本町のまちづくりに欠かせない存在となっておりますが、このほかにも、男女共同参画や脱炭素社会の実現をテーマとした帯広大谷短期大学との連携事業、商工会や町内企業などの協力による高校卒業後のキャリア形成に資するセミナーの開催など、既に様々な形で取組を進めており、これら一つひとつの積み重ねがオール音更での高校支援につながっていくものと捉えております。また、今定例会の行政報告で町長から申し上げましたが、本年4月3日、小樽商科大学が昭和商学校Paletteに音更サテライトを設置したところであります。同大学では、2030年までに、高等教育に触れられない道民をゼロにするユニバーサル・ユニバーシティ構想を掲げており、道内に複数の拠点を設けて、自治体や経済界、教育機関などで組織するコンソーシアムを設立し、同構想を推進することとしております。本町におきましても、音更高校の更なる魅力づくりや入学者の増につながるよう、コンソーシアムの役割や課題などについて、音更高校を交えた中で小樽商大などと協議を開始したところであります。教育委員会といたしましては、今後も、同窓会や町内の企業、団体、教育機関などと連携した取組を通じて、これまで以上に音更高校が我が町の高校であるという意識の醸成を図りながら間口の維持に向けて取り組んでまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 7番 堀江靖祥
ただいま御答弁いただきましたので、再質問させていただきます。まず、1点目の現状の支援活動に対する評価と課題の部分についてですが、私自身も町のこれまでの継続的な取組が一定程度評価できるものと理解しております。そこで、まず現状の数字に関する認識をお聞きしたいので、昨年度、町内の中学校卒業生のうち、今年度音更高校に実際に入学した生徒の人数は何人で、また、その人数が、町内の中学生の進学先として、進学先別に考えると何番目に当たるのか教えていただけますでしょうか。
答弁 教育総務課長 水戸尚
令和5年度の音更高校への町内中学校からの進学の状況でございます。令和5年度入学生、令和4年度卒業生の音更町内の人数はまず460名でございました。そのうち音更高校へ進学した人数が67名、率にすると14.6%の中学生が音更高校へ進学したという形になっております。この67名が、音更高校の総入学者数93名に対しては、72%が町内の中学生が音更高校の入学生の割合を占めているということでございます。以上です。
答弁 教育総務課長 水戸尚
申し訳ありません。高校のそれぞれの区分で言いますと、市内公立、管内公立、私立等と比較しますと、まず、音更町内の中学生のうち進学先として最も多く選ばれているのは市内の公立高校で40%、令和5年度では管内の公立がそれに続いて15.6%、そして音更高校がそれに続いて14.6%という順番になっております。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
ただいま御答弁いただいたように、昨年、460名のうち、音更高校に今年度67名が入学したということで、最後、追加で御答弁ありましたが、市内の公立高校を合わせるとそれぐらいの人数になるかと思いますが、高校単独別に合わせると、音更高校が町内の中学生の中で一番選んだ学校ということだと思われます。ということで、先ほど教育長の御答弁にもありましたけれども、町内の中学生が70%を占める高校ということで、町唯一の高校として、音更高校が今後も本町の子どもたちにとってなくてはならない高校であるということの証明かなと思っております。そして、この町内の、今年度約14.6%の入学率ということでしたが、昨年は15.7%ぐらいだったと思います。2間口になった2年前が10%ということで答弁書のほうにも書かれておりますが、おおよそ15%。この数字というのは町としては妥当な数字とお考えなのか、いや、これは少ないので、もっと上げていくべきとお考えなのか、見解をお伺いいたします。
答弁 教育総務課長 水戸尚
令和4年度、それから令和5年度のおおむね15%という率でございますけれども、令和3年度と比較すると高くはなっておりますが、かつてはもっと進学率が高かった時代もございました。ですので、この数字が妥当かと言われますと、もう少し例えば進学率を増やすということも現実的な数字としてはあるのではないかなというふうには考えております。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
私は、以前10%という数字もありましたので、この15%という数字は、町の取組をはじめとしてかなり健闘しているんではないかな、逆にそう思っていて、また、逆にこれを上げるというのは今後相当難しいかなというふうに認識しております。それは、本町のこの位置する地理的な状況を考えますと、周辺に多様な多くの進学先が多くあって、子どもたちがそれぞれ自分の進路を真剣に考えて希望する進学先に入学できているから、だからこそこの15%なんだなと私は思っているんです。それが本町自体が持つ優位性なんです。帯広にも通いやすい、自分が選んだ高校に行きやすい、だからこそ15%だと思っているので、この数字を上げていくことが間口維持には大事だと思うんですが、並大抵のことではないと考えております。逆に、この数字を維持していくこと、10%に下げないということの努力が今後重要かと思うんですけれども、このことについてはまた後段に触れたいと思います。今まさに3年生にとって、先月大きな学校行事である中学校最後の、なかなかコロナで大きくできなかった体育祭を終えて、進路に向けて各中学校で最初の相談活動を行っている時期かと思っております。長い間私も現場におりましたので。ですので、少しでも音更高校がこの後進路先の一つとして考えてもらうために、今回、この時期にあえて質問させていただいております。先ほど、いろいろな取組の中で、音更高校の魅力を伝えていくことが、更なる魅力の発信が課題であるというふうに述べられていたんですが、その部分について、果たしてその魅力そのものが本当に今の子どもたちに魅力になっていくのかという点で、いささかちょっと懐疑的な面を抱いております。私たちからすると、大人からすると魅力あふれるような内容かもしれないんですけれども、本当に今の子どもたちにとって魅力的なのかという部分なんです。例えば、環境デザインですか。単位制の特色の一つである環境デザインというのは、言葉のイメージ、もちろん内容そのものも大変今の時代にマッチした先見性のある学科かなとは思っているところなんですが、現実、じゃ入学した子どもがそれについて深く学びたいと思っているかというとそうでもなくて、私が調べたところによると、今年度の2年生、1年生は全員必修で環境デザインの部分をベースとして学ぶそうなんですけれども、2年生の選択科目の一つとして環境デザインIという基本科目があるんですが、それが、現在95名の2年生がいて、僅か8名しか選んでいない。そして3年生、ちょっと少ないんですけれども、人数が。さらにもっと学んでいこうということで、単位制ですのでいろいろな選択科目がある中で、環境デザインIIという科目があるんですけれども、それが61名の3年生のうち1人しか選んでいないんです。現実、どうもミスマッチが生じていて、魅力を伝えているけれども、その魅力が伝わっていないんじゃなくて、魅力を感じていないということが生じているんじゃないかなと思っています。また、先ほどの部活動の部分でも、管弦楽、今年も全国大会に進むそうです、音更高校の。もちろん、道内に管弦楽部がある高校自体が少ないので、かなりの確率で全国大会に進めるんですけれども、先日も地元の祭りでも地元の中学校の吹奏楽部が一生懸命演奏していましたが、私も少しその辺詳しいんですけれども、この十勝管内は吹奏楽がすごく盛んで、どうしても中学生、系統性を考えると、吹奏楽と管弦楽というミスマッチが生じて、吹奏楽を一生懸命頑張ってきた子は高校でも吹奏楽やりたいと思うと思うんです。その辺でどうもそこが、管弦楽ありますよと言っても、そこが結びつかないんじゃないかなというふうに思っているところなんです。多様な部活動も当然魅力の一つだと思うんですけれども、生徒数が減れば減るほど音更高校でそこの部活をしたいというのはなかなか結びつかないんじゃないかなと思っております。後日、平子議員のほうからも地域移行の部分については質問があるかと思いますが、高校こそも大事だと思うんであれば、地域連携で、優秀な音更の地域人材を生かした取組なんかもできるとまた違ってくるのかなと思っております。そうした魅力についての子どものニーズとのずれみたいなものについて、毎年進路アンケート、今年についてはこの後取るかと思うんですが、そういう何か傾向みたいなものは感じ取ってはいないんでしょうか。お答えいただけますでしょうか。
答弁 学校教育部長 高橋規也
ただいまの御質問ですけれども、令和3年度と4年度の7月に生徒アンケートというのを行っております。その結果からでは、「普通科ではやらない地域環境の授業があること」、それから、「自分が学びたい科目を選択することができる」、「緑豊かで、部活動、教科がとても多い」、「幅広い企業、大学、専門学校等への就職、進学ができる」などの声が寄せられているところであります。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
私も長年現場におりましたので、最近の中学生というのは、言葉が適切かどうか分かりませんけれども、アンケートの趣旨にのっとって答えてくるようなことが非常に多くて、本当の心というのがなかなかアンケートでは出せないというか、そこが本当に大人だなといつも思うところであるんですけれども、もし本当にそうであるんであれば、現実の数字が違ってくるのかなというふうには思っているところです。なかなか普通科で魅力を出すということ自体が、私も普通科の出身なんですけれども、普通科というのはそういうものなのかなという思いもありますので、厳しいところがあるのかなとは思っております。その上で、やっぱり高校の魅力、高校の雰囲気を伝えるという意味では、オープンキャンパスに多くの生徒が参加してもらうということが重要かな、実際に足を運んで見てもらうというのが重要かなと思っております。そういった面で言うと、もう既に、音更高校は毎年早いんですけれども、案内が中学校に出されていて、もう来月の7日に締切りということで、この部分も、ちょっと早いなというふうな思いがあるんですけれども、聞くところによると、もういろいろ高校ごとに順番が決まっているようなことで、なかなかそれを変えるというのが、行事の関係だとか難しいみたいなんです。子どもの気持ち考えると、あまり早く締め切られても、まだ目が向いていないときにというと、なかなか集まらないのかなというふうには個人的には思っているんですけれども、少しでも雰囲気を感じてもらうためには、たくさんの中学生が参加してもらうというのは重要かなと思っております。そこで、もう今年度は厳しいかなと思うんですけれども、長年現場にいて感じるのは、子どもが行きたいと思ってもなかなか参加できないという事情がありまして、特に音更高校の場合だと、位置的に、緑南中や下音更中学校から、じゃ自分で行っておいでと言っても行ける距離じゃないんです。どうしても保護者の送迎が必要になったりしますので、その辺も、今、共働きが多いですので、シフトを見て、この日行ってもいいですかみたいな感じで、保護者がいないと行けないような状況が多く見られると思うので、私がいた以前の町とかだと、町のほうでスクールバスを出して、希望者にはオープンキャンパスもありますよというような体制も取っているところもありましたので、そういうお考えも本町でも見られてはいいんではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 学校教育部長 高橋規也
ただいま7月7日が締切りということだったんですけれども、オープンキャンパス自体は8月末ぐらいに行われると思うんですが、この期日が過ぎた場合であっても、学校のほうから御希望があればその都度受けるということでお話は伺っているところであります。
再質問 7番 堀江靖祥
できれば、今年度はもう難しいのかもしれませんけれども、町のほうで少しでも、保護者が協力を得られなくても、参加したいという生徒が得られるようなことが考えられたらなと思っております。大分内容が2点目に入ってまいりましたので、その前に卒業生のことに関してお聞きしたいんですけれども、昨年度、音更高校の卒業生のうち就職した人数と、そのうち町内の事業所に就職した人数は何人いたか教えていただければと思います。その数字に関する町の認識も併せてお聞かせいただければと思います。お願いいたします。
答弁 教育総務課長 水戸尚
音更高校卒業生の進路の件でございます。令和4年度卒業生97名のうち、進学を選んだ方が64名、就職を選ばれた方が33名、就職を選ばれた33名のうち、公務員が4名で、民間企業等が29名ということで聞いております。ただ、民間企業等に就職された方のうち町内の企業の数字までは、申し訳ございません、今把握しておりません。以上でございます。
答弁 教育総務課長 水戸尚
申し訳ございません。今の就職した人数、例えば町内企業のほうに進まれた方の数に対する認識ということでございますけれども、現在、答弁の中でも申し上げましたとおり、町内の企業の協力による進路ガイダンス、それからキャリア教育の支援、そういったものを充実させていく取組を毎年続けておりますので、こういった面から、音更高校を卒業して、その先の進路として、町内の企業に就職していただいて、町内を発展させるための人材として活躍していただきたいという町内企業の思いは十分に私たち教育委員会のほうでも受け止めておりますので、そういった意味からも、町内の就職という形を選んでいただける学生が今後も増えていくような取組を続けていきたいというふうには考えているところでございます。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
進学する生徒も多いんですが、就職する生徒もいて、そのうち何名かは、いろんな取組の中でつながりができて、町内でも就職していただけているということで、毎年そのような数字かなと思っています。現在、どのような業種においても人手不足が叫ばれている中、町内の事業所に毎年のように若くて優秀な人材が輩出できているという点を考えると、今御答弁にもありましたけれども、本町唯一の高校として音更高校の位置付けというのは重要度が高いというふうに私も認識しているところなんです。そのように持続可能な地域の中での経済の循環も起きていると思っておりますので、ここはやはりなくしてはいけない大切な町内においての場所だと思っています。その上で2点目の町独自の支援策の拡充なんですけれども、先日も中学校の体育祭を見させていただいて、昔と比べるとかなり生徒の数が、グラウンドが広く感じるぐらい減ってきているなというふうに思えました。最初の質問の通告書でも読み上げさせていただいた北海道から示されている内容の部分で、今回も、来月また第2回目の検討会議があるので、同じような文面で資料が今月出されましたが、管内で再編整備が危惧される令和9年度の入学生、令和9年度の入学生となると現在の町内の小学校6年生の児童数だと思われます。総合計画の目標数値と掲げられた令和12年度の入学生となると、現在の町内の小学校3年生が対象になるかと思います。今の小学校6年生と小学校3年生の児童数を教えていただければと思います。お願いいたします。
答弁 学校教育部長 高橋規也
小学校、今6年生の人数ですけれども、362名です。それから、現小学校3年生につきましては357名ということになってございます。
再質問 7番 堀江靖祥
ありがとうございます。今の数字を御覧いただいたのが少子化の現状かなと思っております。今年度460名に対して、令和9年度においては362名、令和12年度においては357名ということで、今年度と比較するとおよそ100名。100名の子どもが町内から減っているという状況なんです。私が今回質問して危惧しているのはそこで、それを踏まえて道のほうでもそういう数値を示しているのかなと思うんですけれども、ちなみにこの減少人数が十勝管内19市町村の中で最も多いんです、音更が。私自身も、本質的に言えば、御答弁にあったように、高校自体の魅力が向上して、特色が理解され、そこに入学希望者が集まって、今後も継続的に3間口維持できるというのが一番望ましいとは思っています。ところが、実際町内において4年後100人減るということが分かっている中で、既に管内でも多くの自治体が高校存続のために様々な支援策を行っている状況ですので、今の置かれているこの欠員が続いているという状況、音更高校の現状と今の今後の少子化の進行を考えた場合、やはり本町としても何らかの新たな支援策が必要ではないかと思っています。今回も、タブレット端末の供与も大変喜ばれて進んでいると思いますが、多分次の120台で全学年行き渡る予定だと聞いておりますので、先に示された第6期音更町総合計画の実施計画においても、事業計画のところに、音更高校支援関係費に丸印がついておりましたので、ぜひ次の一手として、入学時に様々な必要経費がかかります。公立高校といえども、制服代だとか、新たな購入なので20万円ほどかかると聞いておりますので、今後、国による新たな子ども未来戦略方針で、児童手当の拡充など、高校生まで行われようとしていますが、これだけ物価高騰の影響で実質賃金が低下している中でありますので、少しでも経済的な支援策として、本町においても、重要な位置付けである音更高校を考えると、独自の補助を出すなどの支援策を新たに打ち出す考えというのはないんでしょうか。お願いします。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
町独自の新たな支援策ということで、先ほど、将来の卒業者数ですか、中学校卒業者数の、将来に向かっては100人以上減っていくという現状も教えていただいたところでございます。将来に向かっては、議員がおっしゃられたような経済的支援というのも選択肢に入ってくるものとは認識しております。これまでも、魅力の発信ですとか、周知を図っていくといったところで取り組んではまいりましたけれども、そうした取組を進める中でも、常に頭の中には経済的な支援というのも選択肢の一つとしてはあったものだというふうに捉えているところでございます。今後の入学者の状況であるとか、あと進学希望者の状況なども踏まえてそこは考えていくべきものなのかなとは思いますけれども、今直ちに、例えば来年からすぐやりましょうとか、そういった状況にはないのかなというふうに思っています。今の、今年の中3、中学3年生の人数でいくと480名程度いるというふうに認識しておりまして、中2、中3ということでいきますと、3月末現在の数字になりますが、420から430人ぐらいといったところで、今後ちょっと減少のペースが進んでいくことはあるかもしれませんけれども、まだここ数年については、音更高校の魅力の発信ですとか、更なる魅力の向上といったところに力を注いでいきたいなというふうに考えております。また、小樽商科大学さんと、今、先ほど教育長の答弁にもございましたけれども、コンソーシアムというような話もございました。今協議を進めているところでございますので、音更高校に行きたいんだと。行きたくなるような支援というのを私どもとしては、町といたしましては取り組んでいきたいという考えでございますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
考えの中には含まれているということで、今後どうしても生徒数が減っていくことは現状としてあるわけなので、少しでもそういったことを魅力の一つとして訴えかけていけたらなとは思っております。厳しいいろんな状況がありますので、財政状況もありますので、その辺は理解しているところでありますが、先ほどの答弁にもありましたが、高校の購買がなくなって困っている状況で、民間の企業の方が手を差し伸べて、お話を聞くところ、ほとんど採算が取れていない状況で協力してくれたり、将来の人材育成に向けて寄附をいただいている、行ってもらっている民間の企業の方もいらっしゃいますので、もう少し町のほうでも先手先手で対策を打っていけたらなと思っています。別の観点から言いますと、今年度から新たにスタートした音更町地域公共交通計画の基本方針の中にも、町内に居住する高校生の通学に関わる移動手段の利便性向上を目指して、高校生の移動ニーズを把握し、財政負担等も含めて実現、実行可能な利便性の改善の方法を検討しますとうたわれておりまして、基本方針に基づく施策の実施イメージについても、音更高校への通学をはじめとする高校生の移動手段の利便性向上について検討しますと述べられております。この点については、具体的にどのような方法を検討して、この財政負担の中に、通学費もかかりますので、一部の補助の考えとかはあるんでしょうか。お聞かせ願えたらなと思っております。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
バスの利便性の向上と財政的な支援といったところでございますけれども、現在、音更高校を経由する路線でございますけれども、拓殖バスで運行をしておりまして、雄飛が丘北、音更高校線など、それから上士幌方面も含めますと全部で8系統ございます。その中で音更方面については、音更本町のほうから、木野を含みますけれども、音更高校に向かっていく便、平日につきましては1日27便、それから帰りについては26便運行されている状況でございます。乗車時間につきましては、木野農協前からで大体25から30分以内、時刻表ベースになりますけれども、それぐらいの時間がかかっております。また、プロスパ6前から乗ると大体10から15分ということで、市内の高校、場所にもよりますけれども、乗車時間は意外とそんなに、1時間も乗っているような状況にはないというところで認識しておりまして、バス通学生の実際生徒数までは把握しておりませんけれども、便数に関しては一定程度確保はできているのかなという認識はしております。あとは時刻、部活動が終わる時間帯であるとかダイヤの関係につきましては、そこが利便性の向上といったところになってくるのかなと思うんですけれども、その辺につきましては、高校さんの御意見ですとか、あとバス会社のほうの状況とも意見交換をしながら利便性の向上というのを図っていきたいというふうに考えております。先ほど通学費の補助というようなところございましたけれども、これも先ほどの町独自の支援といったところに関わってくるんだとは思いますけれども、今現在は、1月当たり大体1万、木野方面から通うと定期代が1万5千円程度かかっておりますけれども、これが年間利用すれば12か月で18万円ほどというところで、一定の負担はかかるところではございますけれども、現時点におきましては通学費の補助というのは考えていないところでございますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
実は私も先日、自宅の近くの鈴蘭郵便局からバスに乗って、高校生と一緒に、朝、通学体験をしてみたところなんですけれども、実際バスの利便性はかなり高くて、快適で、スムーズに移動できて、一番早いバスで行ったんですけれども、その後も、やってくるバスを乗車状況だとか方面別に確認していたところ、かなり朝の登校時間帯については、利便性については問題ないかなというふうに感じておりました。正直、今子どもたちはそうなのかもしれませんけれども、それ以上に多かったのが、御家庭での送迎のマイカー通学みたいなのが非常に多くて、今の子どもたちはそうなのかなというふうに感じたところです。逆に自転車で本町から一生懸命こいでくる子を見ると、けなげで、応援したくなるなというふうに思ったところなんですけれども、少しでも利便性が、高校生、遠いところから通ってきてくれていますので、利便性が向上できるように早急な対応をお願いしたいなと思っています。今、部長からもお話ありましたとおり、実は来年度、今の中3の生徒というのは今年度より多いです。そこは私も期待しているところで、決して油断はできないんですけれども、3間口維持できる可能性が、油断すると足元すくわれるのであれなんですけれども、高いと思っております。そうなると実は3年ぶりに全学年が3学級そろうという、これは音更高校にとっては非常に重要な今年位置付けなんです。現在は1学年が2間口になって、教員数も減っておりますので、それが復活するということで高校側も非常に期待しているところですので、できれば早めに対応して、今年度の3間口維持に向けて、いい情報を子どもたちに伝えられたらなと思っております。実は現状、ここ2年間音更高校が3間口維持できているのは、私もバスに乗って思いましたけれども、毎年、帯広から通ってくださっているお子さんが10名から20名、今年度は20名と大変多かったんです。先ほど、最初の御答弁にあったように、町内から67名しか進学しておりませんので、その帯広からの20名がいてようやく3間口維持できているという、それが続いているかと思っております。実は、私自身はここが間口維持に関しては鍵を握っているんじゃないかなと思っておりまして、将来の見通しで、100人減った状態で進学率がもし15%のままだと、その先の見通し、音更から50名しか音更高校に行かないんです。50名だと、3間口維持のためには31名、ぎりぎりですが、足りないんですよ。ぎりぎりで31。これ、今、今年が帯広から20名しか来てくれないので、20名来たとしても足りないんですよ、数字を考えると。だから、いかにこの帯広から来てもらう利便性を向上していくことが、音更高校の3間口維持、もちろん町内からの進学率を上げるということも大前提かもしれませんけれども、そこが私は難しいと思っているので、そこが重要かなと思っています。なぜそう思うかということなんですが、私も長年現場にいたので、最近つくづく感じるんですが、言い方が、これが正しいかどうかちょっと自信ありませんけれども、学力の二極化が大分進んでおります。いろんな部分で世の中の二極化が進んでいるんですが、私が現場に入った頃は、度数分布でいうと山型といって、きれいに平均点が取れるような形で生徒が分布していて、簡単に言うと、評定でいうと3の生徒が非常に多かった時代が私が現場に入った当初でした。ところが、いろんな施策の方向転換もあって、絶対評価という流れも出てきて、現状においては、かなり努力して、それは望まれて、大変いいことだと思うんですが、大変成績の上位の子も増えてきている。私は、残念ながら本町への勤務がないので、他町から音更の様子を見ていたところ、特に音更は、先生方が日頃教材研究等を一生懸命されているのもありますし、御家庭の教育力も高いというのもありますし、何よりも教育委員会をはじめとする音更町の強力なバックアップで教育環境が整備されているのもあって、他町から見ると羨ましい限り、成績上位層が非常に厚い町だと認識しております。そうなってくると、逆にそれだけ一生懸命頑張った、もちろん一番頑張っているのは子どもたち自身です。一番頑張っているのは子どもたち自身。頑張った子どもたちは、どうしても進学先としては進学校を選ぶ傾向になると思うんです。そこはどうしても否めないかな。そこを、いや、それよりも地元の高校があるんだからというのはなかなか難しいところだと思うんです。そう考えてみると、従来音更高校が担っていた生徒の層というのが管内全体を見ても薄くなってきている。音更高校が本来担うべき、これ、この表現が正しいかどうかはちょっと、語弊があるかもしれませんから、管内の高校にはそれぞれの役割があって、音更高校が担ってきた生徒自体の数が減ってきている状況が現場にいて感じるんです。そう考えると、やはり分母、生徒数が多い帯広からの入学者数を確保するということが3間口維持には重要かなと思っています。逆に、もっと自分のペースで学びたい子も、定員割れしているんだから音更高校に入れるじゃないか、何で音更高校を選ばないかというと、これがまた選ばないんです。それはなぜかというと、やはり音更高校には音更高校のブランド力があって、やっぱり音更高校についていくのはちょっと難しい、自分のペースで学びたいという子はまた違う高校を選んでいく。だから一番音更高校のポジションが、私が考えるに、その地理的な状況もありますし、人数を確保するのに難しい段階に入ってきているんではないかなと思っていますので、できれば、先ほど部長からも御答弁ありましたが、いろんな利便性を考えるに当たって、町内のみならず、帯広方面からの部分も加えて検討していただけたらなと思っていますが、その辺についてはいかがでしょうか。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
帯広からの入学者の確保といったところで、まず、今年の学校要覧できていませんけれども、令和3年度の学校要覧見ますと、昨年度のつくった令和4年度の学校要覧には、令和3年度、ちょうど1年前の入学者の状況なども書いてございます。その中でも、帯広からは17名から12名といったところで一定数の入学者が来ておりますので、間口の維持という観点におきましては、議員がおっしゃられるとおり、町外からの呼び込みというのは非常にウエートが大きいというふうに認識しております。学力の二極化といったところもお話しいただきましたけれども、成績が上位のお子さんにつきましては進学校を選ぶ傾向にあって、一方、下位のお子さんについては音更高校が難しいというような感じを受けているというような御意見もいただいたところでございます。音更高校につきましては、魅力発信ということで町は取り組んでまいりましたけれども、本当に選ばれるようにということで、小樽商科大学との取組の中におきましても、学力だけじゃない、非認知能力と言われているようなアントレプレナーシップですか、起業家精神と。日本語に訳すと、そのまま訳しますと起業家精神ということになりますけれども、環境デザインもちょっと通じるところがあるんだとは思いますが、自ら課題を考え解決し、それを自分の力で発信をしていくといったところが、環境デザインの科目を選択したり、起業家教育、アントレプレナーシップの教育を進めていくところが重要、大事なところなんだというふうに思っているところでございまして、音更高校の魅力というところに関しましては、ここは一つ大きな魅力になるというふうな認識をしていますので、魅力の発信ということに関しまして、今まで町内に絞ってしてきたところではありますが、町外向けの、例えば帯広の中学校に通っていて、帯広からでも朝の便に関しては乗換えなしで来れるような場所も、地域もございますので、そういった地域のお子さんにも音更高校の魅力が分かっていただけるような取組というのをもっとこれからは進めていかなければいけないかなというところでございますので、どうか御支援と御協力をいただきたいといったところでございます。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
ありがとうございます。何とか町外への発信も含めて間口維持に向けて取り組められたらなと思っております。ちょっと今までの御答弁を聞いて、あえて逆のことをお聞きしますが、将来の町内の卒業生が100人減るという現実問題の数字を考えて、今後も、道教委の示されている内容がまだ具体的には見えていませんが、次年度以降現れるのかなと思いますけれども、現実的に今後もこの大事な音更高校を存続できるのであれば、町としては、2間口でもやむなしというお考えはどこかにおありであるんでしょうか。休憩(午前10時55分)
答弁 学校教育部長 高橋規也
ただいまの御質問ですけれども、第6期総合計画において、令和12年度で3間口を維持するというこの目標を現時点で下方修正する考えは持ち合わせておりません。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
大変安心しております。ただ、今すぐ音更高校が閉校になる状況でないということは考えますが、現状この欠員の数字が今後も続くようですと間口減の可能性がちらついてくるんじゃないかなと思っていて質問させていただいたわけですが、そうなると、一度2間口になってしまうと、再び3間口に戻るというのは、この少子化の状況を考えますと、ほとんど難しいと思います。そうなると、せっかく今年頑張って3間口維持して教員の数が戻ったとしても、教員の数もまた減りますし、先ほどから言われている音更高校の魅力である単位制のメリットも、2間口になると、他の高校、2間口になった学校を見ておりますと、非常に難しくなるかなと思っています。そして何よりも、そうなってしまうと高校自体の活力が失われて、ますます生徒数の確保は難しくなると思います。以前、私も現場にいて、実際にこの目で、以前の幕別高校の様子やもう既に閉校になった新得高校の様子を間近に子どもを連れて見に行っていたことが頭にありますので、一旦そうなってしまうと本当に閉校のリスク、2間口になると今度次は閉校のリスクというのが考え、頭に浮かんでくるんです。そういった点でやはり最後の3点目の体制づくりが重要かな、早め早めにオール音更での体制づくりが重要かなと思っております。現時点でも、担当者や民間の方など、それぞれが精いっぱい音更高校に対して取り組んでいる状況は、私も今回、この2か月余り、いろいろお話を聞いて感じております。決して担当者がおろそかにしているということではないというのも分かっていますが、やはり今後想定される推移に非常に危機感を持っての今回の質問です。4年後はすぐにやってきます。きっとその前に新たな提示がされて、それで右往左往しないように、道教委からも、これからの高校づくりに関しては、地域とつながる高校づくり、市町村教育委員会や地元企業との連携・協働による特色ある教育活動というふうに、そういう高校にはきめ細やかな支援に努めるとありますので、町として、ここは一段と熱量を上げて、本気度を示すためにも、音更高校の将来的なビジョンを官民一体となって様々な形で、そこでは、当然ニーズの問題もありますので、こども基本法というのも制定されております。対象となる子どもたちの声を聞けるようなワークショップなどの形を取りながら真剣に様々な階層で議論していく場を設けて、段階を踏みながら、最終的には、町長の政治決断になるかもしれませんけれども、オール音更で支援するような体制づくりを進めていくことが早急に、できるだけ早く必要かと私は思うんですが、その辺、お考えにお変わりはないでしょうか。
答弁 企画財政部長 深谷邦彦(企画財政部長は2025年3月まで)
オール音更の支援体制ということでございますが、今現在、ちょっと形は違うかもしれませんけれども、小樽商科大学のユニバーサル・ユニバーシティ構想というものの中には、三つの柱ございますけれども、その一つに進学支援型プラットフォームというものが位置付けられております。内容といたしましては、地方で働きながら大学に進学する仕組みをつくろうではないかというものでございます。そこは、働きながらというところでございますので、高校、それから企業、町、もちろん金融機関も入った中で、コンソーシアム、共同体を一つの固まりとしてつくって、その中でいろんな議論をして進学に向けた支援をしていこう、その中には経済的な支援というのも入ってきているところでございます。このコンソーシアムの中でいろんな議論を進めていく中で、仲間を少しずつ増やしていって、できるだけ大きな固まりにして、今お話にもありました各年代におけるようなワークショップというのも話題にしていきたいと思いますので、町といたしましては、このコンソーシアムをきっかけにオール音更の仕組み、体制につなげていきたいということで考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
再質問 7番 堀江靖祥
いろんな物事を進める際には何事もタイミングというのは非常に重要で、それを外してしまうと、後手後手になってしまうとなかなかうまくいかない部分もあると思います。今御答弁あったような形でも一歩前へ進めることで何とか、4年後というのはあっという間に来ますので、その前に一つ一つ段階を踏んで支援体制をつなげていければなと思っています。未来ある子どもたちが自分の目標とする道に選択して、それぞれのペースで歩んでくれることが、私たち大人にとって、その環境を保障してあげることが大切な役割だと思って今質問させていただいております。これまでも述べてまいりましたが、本町にとってたった一つしかない音更高校が今後も地域に根差した特色ある高校として維持され、若いエネルギーを持った高校生が町内の様々なイベントなどいろんな形で活躍できること、地域の全体の活力でもあり、元気にもつながる、そういった意味で、人づくりこそがまちづくりだというふうに、根幹とも言える重要な役割が音更高校にあると思います。この音更高校の間口維持が、「みんなが住みよい 選ばれるまちおとふけ」のまちづくりにとっても核となる大事な要素の一つとして私も考えておりますので、今後もこの問題に対して注視していきたいなと思っております。最後になりますが、今回初めて一般質問で今後の音更高校の支援体制の在り方について伺ってまいりました。このことが私のこの場に立っている立候補の基となる、核となる部分でしたので、ちょっと長くなりましたが質問させていただきました。ちょっと早口で、聞き取りづらいこともあったかと思いますが、よろしければ最後にこの問題に対して町長のお考えをお聞かせいただければなと思い、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
答弁 教育長 福地隆
ただいま音更高校の間口維持ということで種々御質問いただきましたけれども、この3間口維持というのは、私は最終的に数字、数値であって、これは結果だと思います。一人ひとりの中学生、子どもたちまたはその保護者たちの気持ち、頑張りですとか、そういったものの結果、これが入学者、希望者ということで結果になって現れてくるんだろうというふうに思います。先ほども、町内の企業に勤めた子はどのぐらいいるのかというような話もありましたけれども、今の音更高校の子どもたち全てとは言いませんけれども、この町内の企業というもの、十勝管内も含めてですけれども、かなり目を向けてくれるようになってきているかなというふうに思います。実際に町内の企業を有力な選択肢として考えて、実際に就職をした子もいるというふうに企業の社長さんからもお話を聞いておりますし、私たちとしては、高校を卒業してすぐ就職される方もいらっしゃいますけれども、一旦進学をされたり、または町外に出て働かれたりしても将来音更に戻ってきてくれる、そんな人材が育てばいいなというふうに期待をしているところでもあります。また、4年後という話でしたけれども、100人ぐらい子どもが減ると。どうなんだというようなお話もありました。全国的、全道的なこの少子化というものの流れの中で、本町においては、まちづくりという中では住宅政策というものを長く大事に前に進めてきたわけでございまして、そういった意味では人口増がずっと続いてきていたと。子どもの数で申し上げますと、平成22年をピークに微減に入ったという状況でございます。他の町村においては、実際のところ、恐らくは下げ止まっている状況なのかなと。既にもう10年、15年かけて児童生徒数も減って、統合、閉校ということも進んで、学校の数もかなり少なくなったなという印象を持っております。本町も、徐々にではありますが、閉校ありましたけれども、現在のところは、例えば遊休町有地の売払いによる団地造成だとかということで、子育て世代を重点に、何とか人口減を食い止めようと。子どもの数の減少を食い止めようということで、様々な形でそこらあたりには手を打っているというような状況でございます。義務教育の中では、今多様性ということをしきりに頑張って進めてきているわけなんですけれども、そんな中で、国などにおいて高校の普通科改革ということも行われておりまして、今までの単なる普通科というのではなくて、いろいろな個性を出した、その地域性も出した中での高校の再編というものも構想が今出されているところで、徐々に管内でも大樹高校とかというのはそれに今乗っておりますけれども、いわゆるこれまでの進学率などによっての高校の序列化という方向ではない方向に今国は動き始めたんだろうなというふうに思っておりますし、音更高校もそういった面では、今後を考えたときには、単純に今までの、中学校の卒業する子どもたちの学力によっての序列化の中に、枠にはめるのではなくて、音更高校の魅力、それからその後の出口、いわゆる出口、卒業後の進路というものを考えた中での選択というのをしていただければなというふうに、そんな形に持っていけないかなというふうに考えているところでございます。究極のところは、この3間口維持ということに関して、私は、幾ら数字で皮算用しても、結果がどうなるかというのは分かりません。それから、大枠で、みんなが音更高校はいい学校だと言っても、これも進みません。究極のところは、私たち、私も含めてですけれども、ここにいる皆さんも含めて、一人ひとりが、中学校の受験生本人またはその保護者に、音更高校は本当にいい高校だよと。行ってみたらいいよと自信を持って勧められるかどうか。それを子どもたちがそうだねと思って実際に行くという行動に出なければ、幾ら周りが言ってもそこは、3間口維持というのはなされないんだろうなというふうに思います。そんな意味で、私どもといたしましては、高校の特色を生かした魅力化、こういったものをさらに進めて、それをPRしていくということに尽きるわけでして、そういった意味で今後も、議会の皆さんとも、昨年度までの改選期前は、高校の魅力化というもの、音更高校の魅力化というものを総務文教常任委員会の活動テーマにしていただいて、私も一緒に高校に行ったりなんかして話に参加させていただきましたけれども、今後もその情勢の変化に合わせて、議会とも相談させていただきながら対策について進めていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
答弁 町長 小野信次
せっかく町長へというお話でした。今、全ては福地教育長のほうからお話をしたとおりだと思います。堀江議員がこのことに関して関心を持っていただいたということだけでも相当な効果があるというふうに思います。私たちが考える視点、そしてまた、今町が行おうとしていることは福地教育長からお話があったとおりでありますが、人口の減少、これは正直、令和4年度の新生児の人口といったら223人ですよ。成人式、はたちの会、今年やったやつで400人を超えていますけれども、20年後は、私たちは、今堀江議員からおっしゃっていただいたように、先手先手の考え方を持っております。あわせて、答弁の中にも、教育長のほうからお話しいただきましたが、高大連携、そして、やはり魅力は、単純な魅力じゃなくて、そこからどう出口があるのかということをもっとしっかりと、今小樽商科大学を含めて、コンソーシアムというものをしっかり生かしながら、他にない魅力をしっかりと付加をつけてまいりたいというふうに思っておりますので、その辺はお互いに、今、教育長からもお話ありましたが、議会の皆さん方もアイデアを出していただいて、単純にただどうするんだという話じゃなくて、そこへ視点を絞ってこれからも議論をしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。