音更町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日
帯広大谷短大への側面支援と連携の方向性について
2023年3月7日、音更町議会の一般質問で、新村裕司議員が「帯広大谷短大への側面支援と連携の方向性について」質問し、町長 小野信次、企画財政部長 吉田浩人、副町長 宮原達史、生涯学習課長 宮田明子、教育部生涯学習担当部長 重松紀行、保健福祉部長 堀田昇が答弁しました。
- 質問者
- 新村裕司 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、企画財政部長 吉田浩人、副町長 宮原達史、生涯学習課長 宮田明子、教育部生涯学習担当部長 重松紀行、保健福祉部長 堀田昇
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 18番 新村裕司
通告に従いまして一般質問いたします。帯広大谷短大への側面支援と連携の方向性について。昭和63年に帯広大谷短期大学が音更町に移転してから35年がたとうとしています。当時、町としても学校誘致には絶大なる支援と熱意があったからこそ実現したものと認識しています。当初は、女性の社会的地位向上のために教養を深め、スキルの獲得を図る短期大学でしたが、平成11年には全学科で男女共学、13年からは町と共催でのOOJCオープンカレッジを開始、また、平成22年には町との包括連携協定を締結するなど、時代の流れに対応しながら地域との連携を深めてきたと言えます。コロナ禍で様々な制限がある中でも、迅速にオンライン等を活用し、学生に対してきめ細かなサポートをしてきました。そのような点が功を奏し、大谷短大の学生は高い就職率を誇り、卒業後は地域社会の各分野で自らの役割を果たしています。まさに地域に根差した学校、地域の発展には欠かせない学校と言えると思います。一方で、近年は少子化の影響などによって地方の私立大学や短大は軒並み学生確保が困難な時代を迎えており、大谷短大もここ数年は学生の充足率が各学科平均で80%前後と、学校運営として厳しい状況にあると伺っています。令和5年度より3年制の看護学科を新設することによる学科再編は、そのような状況を打破する切り札となり得るものと考えます。この度、町が短大に5千万円の支援を決定したことは、優れた人材育成と地域医療や福祉の充実への強い思いが感じられます。これまでも、ふれあい住宅や社会人入学での支援など、短大と町や地域との関わりは数多く持たれてきました。私立大学が地域でより力を発揮していくには地域全体での一体的な取組が重要であり、そのことを再認識するために伺います。1、短大が本町に移転してから、産業や文化、福祉、学術、まちづくりにとってどのように関わってきたと考えるか。また、地域住民や各団体とのつながりをどのように捉えているか。2、町民の生涯学習の一環として位置付けられているOOJCオープンカレッジでの地域住民の利用状況は。3、ふるさと介護福祉士育成支援事業、ひとり親家庭等自立支援事業の実績と課題について。4、短大と町との包括連携協定は、活力ある地域社会の形成と人材育成を目的とし、現在12の項目について定めているが、協定に基づいた具体的な取組は。5、学科再編に際し、町や地域との連携で強化すべきことや新たに取り組むべきことは。以上であります。御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
帯広大谷短期大学への側面支援と連携の方向性についての御質問につきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。帯広大谷短期大学は、昭和35年4月、国語科単科の女子高等教育機関として帯広市に設立され、その後、校舎の老朽化に加え、敷地が手狭になったこともあり、昭和63年4月に本町へ新築、移転しております。当時、本町は高等教育機関の誘致を目指していたことから、校舎建設費の補助や土地の無償譲渡など、移転に当たっての支援を行ったところであります。移転後の平成11年度から男女共学となり、地域に根差した高等教育機関として有益な若者を地域社会に送り出す状況にある中で、町民の学習意欲の高まりを受け、音更町生涯学習推進本部との共催により、平成13年度に、十勝在住者を対象とした「生涯学習プログラム・OOJCオープンカレッジ」を開設したところであります。OOJCオープンカレッジは、両者が共同で生涯学習プログラムの企画や運営を行い、地域住民の学習ニーズに対応した学習機会の提供と学習活動の支援を行うことを目的としており、本年度は開校20周年の節目を記念して特別映画会も開催し、350人が参加したところであります。本事業につきましては、社会人や小学生対象の講座のほか、講演会や映画会などの特別事業を実施しており、過去5年間の受講者数は、平成30年度が、24講座、5事業で2,975人、令和元年度が、24講座、4事業で1,609人、2年度は、コロナ禍により全ての講座や事業を中止とし、3年度は、特別事業は中止とし、8講座で207人、4年度も特別事業は中止とし、12講座で204人となっております。なお、令和3年度からは、新型コロナウイルス感染症に配慮した学習機会の提供を図るためオンライン開催にするとともに、新たに看護学科設置準備室特別講座を開設しております。コロナ禍の影響により受講者数が大きく減少しておりますが、今後は、オンラインと従前の対面による学習形式を併用するなど、引き続き趣向を凝らしながら、多くの地域住民に受講していただける多様な学びの場の提供に努めてまいりたいと考えております。また、このように平成13年度から短大と連携して本事業に取り組んでいる状況にあって、この間、本町における厳しい財政状況や少子高齢化などの多様化する課題に対処するため、人的・知的財産を有する短大との連携によるまちづくりへの期待が高まり、短大においても積極的な地域貢献・産学官連携が求められていたことから、本町の開町110周年であり、短大の創立50周年の節目の年である平成22年10月、「まちづくり及び産業の活性化に関すること」や「教育及び文化の振興に関すること」、「健康及び福祉の充実に関すること」など、5項目に及ぶ連携協定を締結しております。その後、連携をさらに深めるため、平成28年8月、「地域における課題解決に関すること」や「地方創生及び地域への人材定着に関すること」など5項目を、さらに30年4月には、「学生募集の支援に関すること」や「地域コミュニティの活性化及び支援に関すること」の2項目を追加し、現在は、まちづくり、産業、教育、文化及び福祉など12の項目で連携しております。これまで、この協定に基づいて行ってきた具体的な取組といたしましては、先ほど申し上げましたOOJCオープンカレッジをはじめ、総合計画審議会や総合計画推進委員会などへの短大教員の参画、短大を会場にしたまちづくり講演会や開町120周年記念講演会などの共同開催、老人大運動会などへの運営協力、音更高校との連携事業、在宅高齢者電話サービス事業、お便り交流やコロナ禍で中断しております地域交流学生サロンの運営などの地域コミュニティ活性化事業、十勝管外出身学生募集強化事業のほか、ふるさと介護福祉士育成支援事業やひとり親家庭等自立支援事業など、地域住民や町内の団体ともつながりのある様々な事業に取り組んでおり、本町の重要なパートナーとして相互に協力しているところであります。ふるさと介護福祉士育成支援事業は、ふるさと介護福祉奨学生のうち、卒業後に町内または管内の高齢者施設などに就職する学生を対象に、授業料のほか、教科書や参考書等の購入費などを補助しておりますが、過去3年間で支援した学生数は、令和元年度が2年生14人、1年生15人の合計29人、2年度が2年生15人、1年生13人の合計28人、3年度が2年生12人、1年生9人の合計21人で、このうち管内の福祉施設などへ就職した学生数は、元年度が14人で、このうち町内が4人、2年度が13人で、このうち町内が2人、3年度が12人で、このうち町内が3人となっており、本年度は2年生9人、1年生5人の合計14人となる見込みであります。ひとり親家庭等自立支援事業は、ひとり親家庭等介護福祉奨学生のうち、卒業後に町内の高齢者施設などに就職する町内在住のひとり親家庭等の父母を対象に、授業料のほか、維持費等の学納金などを補助しておりますが、支援した学生数は、平成30年度に卒業した学生が2人で、既に町内の高齢者施設に就職しており、本年度に入学した学生が1人いるほか、来年度に入学する1人が対象となる予定であります。課題といたしましては、介護福祉専攻へ入学する学生が年々減少しており、令和5年度からの入学定員を30人から20人に減員しているほか、帯広市内の専門学校においても同様に定員を40人から20人に減員するなど、地域における介護福祉士を育成する環境が厳しい状況になっていると認識しております。また、ひとり親家庭等介護福祉奨学生につきましては、学業と仕事との両立が困難であるため、就学期間中に収入が減少するほか、ひとり親家庭では勉学に専念しづらいなど、卒業までの学生生活を不安に感じてしまうことが懸念されますが、今後も引き続きこれらの事業を実施し、就学期間中の不安を解消する方策なども模索しながら、介護人材の育成・確保に努めてまいりたいと考えております。短大における学科再編といたしましては、入学定員70人の社会福祉科子ども福祉専攻に変更はありませんが、令和5年度から、それぞれ定員が40人の地域教養学科と生活科学科栄養士課程が定員50人の地域共生学科に改組転換され、介護福祉専攻の定員が10人の減員となるほか、新たに定員40人の看護学科が開設されることとなっております。看護学科の開設に当たりましては、本町といたしましても、医療・看護提供体制の持続的な確保を図るため、昨年の第4回定例会におきまして、教具、校具及び図書の整備に要する費用の一部を補助するための予算を補正したところでありますが、今後も地域に根差した看護人材の育成・確保と地域医療の充実に努めてまいりたいと考えております。また、先月17日には「災害時における福祉避難所の設置に関する協定」を締結し、短大が28か所目となる福祉避難所を設置したところでありますが、災害が発生した場合などに連携するのはもちろんのこと、今後も引き続き様々な分野で連携しながら協働のまちづくりを進めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 18番 新村裕司
これまでも町と短大との連携は綿密に様々な角度から行われてきたということは私としても十分承知しておりますし、理解しているところであります。そのことを大前提としながら、短大の将来は町の将来と捉えまして、あえてこの質問をさせていただきました。御答弁では、一括しての御答弁ということでありましたが、歴史にも触れていただいております。また、オープンカレッジ、あと介護に関わる支援ですとか、それぞれ個別に御答弁いただきましたが、その中でも言葉としてありますのが、地域住民や町内の団体ともつながりのある様々な事業に取り組んでおり、本町の重要なパートナーといったところを御答弁としていただきました。まさにそういった言葉に尽きるのかなというふうに私も考えております。恐らく町内の住民、団体、企業、多くの方々が同じように捉えていただいているのかなというふうに思います。それで、まずここでお伺いするのは、これまで町が短大と取ってきた様々な関係性の中で特に力を注いだと言えるものというか誇れるもの、上げるとすればどういったことを上げるものなのか、その点についてお伺いしたいと思います。
答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)
これまでの取組の中で誇れるものというお話でありますけれども、どれか一つに絞るというよりも、ただいま町長のほうから答弁ありましたとおり、様々な分野、多様な分野で取組をさせていただいておりますので、これ一つということよりも、そういったこれまでの歴史の中でいろいろな取組を短大さんとさせていただいて、教育、生涯学習、福祉、あと地域交流、そういったことで具体的な取組を進めてきましたので、なかなか一つに絞るというよりは、全体的にそういう取組を進めてきたということと、あと、今後もまちづくりを推進していく上でも、町長からありましたとおり、重要なパートナー、短大さんは欠くことのできない存在であるというような認識でおりますので、これからも今までの取組を継続、あるいは新しい取組を模索しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
答弁 副町長 宮原達史
今、部長から取組に関するお話ありましたけれども、やはり町が誇れるものを一つということであれば、取組ではないんですけれども、音更町に短大を誘致できたということが一番の誇れるものだと思います。音更町は、戦後、昭和30年代から高等教育機関を誘致するというのが悲願でして、町民の皆さんから陳情も出されたこともあったそうです。それがもう今から60年ぐらい前ですけれども、その後、大学の建設が2度ほど頓挫している。そして大きく、そのほかにも水面下であったかもしれませんけれども、町史などによれば、短大は三つ目の、3回目の誘致ということで、これも、帯広市の配慮からいろいろ苦労されて、町の町長、うちの音更町の町長と幹部、それから議員さんの一部だけで秘密裏に動いてやっと誘致できたという、議会史にも町史にも触れていますけれども、そういった苦労があって音更町で開学した、これが一番のやはり先輩方の誇れることだと、私たちが誇れることだと思います。以上です。
質問 18番 新村裕司
何か特別誇れるもの、なかなか難しい質問だったのかなと思う中でも、今、副町長から短大を誘致できたことと、そういったお言葉をいただけて、ありがたかったというか助かったというか、そういった気持ちでおります。その歴史という部分について少し改めて触れたいと思いますけれども、今回質問するに当たって当時の資料、町の資料や短大の資料ですとか新聞記事などをお借りして拝見させてもいただきました。当時、金子町長、議会では高瀬議長でありました。町の人口としては約3万4千人、一般会計の歳出決算が約130億円、そういったような時代だったというふうに残っております。それまで帯広市内で使っていた校舎が老朽化、手狭ということになりまして、音更町希望が丘、そして附属する幼稚園には柏寿台というような話が上がり、土地の無償提供と、昭和62年、63年2か年かけて、町の支援の額としては、約8億円というような規模の支援が講じられたというように残っております。本当に町の歴史の中でも大きな事業、転機であったのかなと思います。当時の金子町長の決断に至った経緯なども拝見させていただきました。それによると、内容としてはこのような感じで書かれておりました。当時、文化センターの建設などもありまして、財政状況が非常に厳しいというような環境下にあることは十分承知していると。しかし、時間的にもうちょっと待ってくれだとか、誘致の条件、支援の額などを少しまけてくれないかと、そういうことにもならず、音更の将来を考えたときに、必ずや活性化につながるものとして、この機会を逃すことのないよう決断したと、そのように残っております。その後、議会としても特別委員会を設置して調査、審議を行い、結果、短大の誘致は町と町民が一体となって歓迎するというようになりました。その中での議論の中では、移転後は名称を音更大谷短期大学にすべき、そういった意見もあったりですとか、幼稚園のほうは音更大谷になりましたけれども、そんな中で、音更に移転ということになれば、帯広市のほうは落胆ムードがあったりですとか、そういったこともあったようですが、やはり十勝全域的視野に立って考えるべきでということに収まりまして、それまで総合計画でも高等教育機関の誘致を掲げていた本町が、十勝圏市町村の発展の一翼を担うことになりました。また、町以外にも、産官学連携として、商工会ですとか農協さんですとか、そういった、中小企業同友会なども提携を結んで、協定を結んでいます。音更高校や大谷高校をはじめ、地元の高校などとも連携協定結んでおります。また、短大を取り巻く団体として、同窓会、あと、保護者や有志の方々で構成する後援会ですとか、あと、手をつなぐ住民の会というのもありまして、それぞれ短大の学生に向けて厚生活動や研修活動、交流事業など、多方面で支援活動をしております。私自身も後援会の一員としてサポートさせていただきながら課題に向き合っているところであります。それで、オープンカレッジについてですけれども、近年の受講状況についてお示しいただきました。令和2年度は中止、3年度、4年度はオンライン中心ということで開催ということになりました。ここでは利用状況についてもう少し詳しく教えていただければと思いますけれども、オンラインの際の視聴会場での対応は生涯学習センターであったかと思いますけれども、センターを利用しての受講者の方は一定程度いたのかどうなのか、その点についてと、あわせて、令和4年度は小学生講座も開催されているかと思います。小学校講座の参加状況などもお伺いできればと思います。
答弁 生涯学習課長 宮田明子(生涯学習課長は2023年3月まで)
令和4年度のOOJCオープンカレッジオンライン講座の受講状況についてということでございます。全体で197名の受講者がおられましたが、そのうちオンラインで受講された方が164名、生涯学習センター会場にお越しいただきまして会場でオンライン受講した受講生の方が33名という状況でございます。また、あわせまして、小学生講座につきましては2講座開催をしておりまして、合わせまして7名の受講という状況でございます。以上です。
質問 18番 新村裕司
分かりました。オンラインと生涯学習センターと合わせて200名程度ということで、小学生講座、定員10名ということでありましたけれども、7名の参加ということでありました。コロナ禍での開催状況であるとそのぐらいなのかなというふうには一定の理解はいたします。今後も感染症の状況により、Zoomなどを利用して、あるいは併用してということの講座となり得るでしょうけれども、ちょっと気になったのが、資料とか見て気になったのが、Zoomでの利用者の定員が各講座15名ということになっていますけれども、率直に言うと定員が少なく設定されているのではと感じたんですが、その辺の考え方について何かありましたらお願いしたいと思います。
答弁 教育部生涯学習担当部長 重松紀行
Zoomでの受講でございますけれども、一応今回Zoomを実施するという中で、御自宅で受ける方からも募集しておりますし、また、会場に来てZoomを使って受けるというようなことも開催しておりますけれども、残念ながら応募については少数だったということでございます。以上でございます。
質問 18番 新村裕司
定員15名という理由については、ちょっと詳細は分からないということでよろしかったですか。
答弁 教育部生涯学習担当部長 重松紀行
申し訳ございません。説明が足らずでございました。会場でZoomを使って実施する定員について15名ということで、そのほかに御家庭で受ける方については定員は設けていなかったということでございます。以上でございます。
質問 18番 新村裕司
分かりました。すみません、私のほうがむしろ勘違いしていたということであります。それで次にお伺いしたいのが、受講者の対象としては十勝管内の方ということであります。地域のつながりという点で十勝地区、広く浸透しているということではありますけれども、そのうちの音更町民がどれぐらいの方々が利用されているのかという、そういった情報というのは押さえておられるのかどうなのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
答弁 教育部生涯学習担当部長 重松紀行
先ほど宮田課長のほうから述べさせていただきましたけれども、参加の総数につきましては197名ということでございまして、そのうち音更町の方が44名で22%、帯広市の方が88名で45%、そのほかの地区の方が65名で33%ということになっております。以上でございます。
質問 18番 新村裕司
分かりました。音更町民の参加者の状況も押さえられているということで、理解いたしました。それで、講座の内容、年間、4年度ですと10回ぐらいやられている。内容について、バラエティーに富んだ内容かなと。保健福祉に関わることが多いように思いますけれども、この講座の内容の選定ですとか講師の選定については短大側とどのような形で進められておられるのか、その点お示しいただければと思います。
答弁 教育部生涯学習担当部長 重松紀行
また来年度事業を実施するわけでございますけれども、事前に短大側と私どもで何度か協議をしながら、講座の選定等について協議しながら設定しているということでございます。以上でございます。
質問 18番 新村裕司
分かりました。オープンカレッジについては現状あれこれお聞きしたということになりますけれども、昨年は、オープンカレッジという位置付けだったかどうだかちょっと定かではないんですけれども、池上彰さんの特別講演ということもありまして、それでは450名ぐらいでしたっけ、の参加があったというふうに認識しております。そういったことも含めて、今後、感染症の状況によって徐々に以前のようなやり方に戻していけるのかなという、そういった期待もあります。コロナ前の実施状況を見ますと、例えば平成30年は年間通して3千人近い参加者の方がいるということでありました。また、理想は、全て対面で行えることがやはり理想であるかなというふうに思います。これに関しては、オープンカレッジについては、周知の機会を増やす努力をお願いして、また再び年間千人単位での町民や地域の方々に参加していただけるような取組にしていただければというふうに思います。次に、3番目の質問に関わって介護に関わる支援策、まず、ふるさと介護福祉士育成支援事業についてでありますが、短大介護福祉専攻者に対し、卒業後に音更町内や十勝管内の高齢者施設、障がい者施設などに就職する介護人材の育成に関わっての短大との連携ということであります。やはり近年人数も減少と。補助金額も減少傾向にあるのかなというふうに思います。そこで、地域の介護人材の確保と育成につながっているのかどうかの判断、当初の想定と比べてどのように町として捉えているのか、改めてお伺いしたいと思います。
答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)
事業の実績につきましては、先ほど町長のほうから答弁あったとおりであります。ここの見方でありますけれども、短大さんからは、学費負担が軽減されることによって、学生がアルバイト等の時間を学習に充てられると。学業に集中できるようになったというお話も聞いておりますし、毎年、この制度を利用した学生が地元の福祉関係事業所に就職しておりまして、管外からの学生が管内に就職しているという実態もあるというのはお聞きをしております。令和3年度までの累計では102名の卒業生が管内の福祉関係事業所に就職をしておりますけれども、このうち24名が町内の事業所に就職しておりまして、私どもといたしましては、事業の成果は十分現れていると思っています。この事業については、人材育成の面からも継続して支援が必要かなというふうに思っています。今お話ありましたとおり、やっぱりちょっと入学者が減っていると。そこは課題であるかなと思っています。包括連携事業の中で学生募集の強化に対する事業もやっておりますので、ここにつきましては、引き続き短大さんのほうと連携を深めながら学生の募集の強化に努めてまいりたいという考えでおります。
質問 18番 新村裕司
分かりました。介護の道を目指そうとしている方々にとってはとても有利な支援策であるという一方で、やはり現状として入学する方々の絶対数が足りていないということで、難しい状況もあるのかなと。そんな中でも、町内の福祉施設には一定程度の貢献はされているという判断もあるということで理解いたしました。今後、PRの手法等を再度見直しながら進めていただきたいと思います。また、こういった支援に関わって、学生そのものへの支援ということではなくて、介護に関する短大との連携として、既に高齢者福祉施設で働いている無資格の方に対して、いわゆる初任者研修ですか、介護職員初任者研修実施、それも大谷短大と町と連携して実施されているかと思いますけれども、たしか2月で今年度分が終了したかと思いますけれども、その実績についてお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
介護職員初任者研修の実績ということで、令和3年度が16名、それから本年度は8名の方が受講の終了ということであります。以上です。
質問 18番 新村裕司
それについても一定程度の利用者がおられるということで理解いたしました。この介護職員初任者研修や、また、3年の実務の後の介護福祉士の資格取得など、より質の高い介護は、働く側にとっても施設の運営側にとっても望ましいことであるということは間違いないということでありまして、より多くの職員の方に取得してもらうべきものと認識しています。なかなか働きながら資格取得というところは難しい部分もあろうかと思いますが、時間をかけてでも、これ、たしか無料ということでしたよね。取得できるというところは優位性がありますし、利用の実績伸ばして介護人材の育成につなげていただきたいと思います。次に、ひとり親家庭等自立支援事業について、これは子ども福祉課の部分になるかと思いますけれども、子どもの貧困対策としての父母の学び直し支援という位置付けであろうかと思います。事業開始当初の想定では年間3名程度というような認識しておりますけれども、令和5年度もこの事業は予算づけされていますが、予算案ちょっと見た限りではそのような感じになっていましたけれども、想定の規模は現在も同じでしょうか、伺います。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
この事業につきましては、想定で3名を最大限対応しようというふうに考えております。ただ、現実的に、それを希望する方というのは実際に子育てしながらということもありますので、そこに至らないというのは事実だと思います。以上です。休憩(午前11時55分)
質問 18番 新村裕司
ひとり親家庭支援に関わるところだったと思いますけれども、これまでも議会の中でのやり取りを聞いていた中でも、介護の様々な事業が結果的に想定まで利用に至っていないということが報告されていましたし、特にこの事業についてはなかなか難しいところもあるのかなというところです。今回は短大との連携という部分に視点を置いての質問ですので、あまり追及は差し控えるべきかとも思いますけれども、もう一つだけ伺うとすれば、過去数年の実績から鑑みて、今後において、例えばこの条件の緩和ですとかもう一歩踏み込んだ考え方、あるいは違う角度からの支援と合わせたような形が求められるのではという思いもあるのですが、その辺について町の考え方をお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
この事業につきましては、まず、設計当初であります。その際に、まず学費の負担を町のほうでしようということで設計をさせていただいております。その中で、一部負担は若干あるんですけれども、ほぼ全額に近いような支援と。そのほかに、先ほど私のほうでも、仕事と、それから子育てしながら学業ということで、やっぱり経済的な部分があって、町として、制度設計する際に、何らかの生活費の部分も支援できないかということも当時検討させていただきました。その際に、もし仮に5万円なり10万円の生活費を支援するということになると、雑収入、要は課税の対象になってくる、所得、収入になってしまうということであります。そのことによって、今まで、ひとり親医療だとか児童扶養手当だとか、そういった制度が今度使えなくなってくるというようなこともあって、当時税務署にも確認取ったんですけれども、これ以上の支援をすることによってまた別なデメリットというか、そういったことも生じるということで、今段階ではこの仕組み、この設計で進めていきたいと。あと、今町内対象ということなんですけれども、町外の方も、仮に例えば4月から音更町に住んで短大に通いたいという方についても、それも一応対象にしておりまして、北海道の母子家庭就業支援センターというところにもチラシを配って、町外の方にも周知しながら声かけさせていただいておりますので、御理解を願います。
質問 18番 新村裕司
ありがとうございます。よく分かりました。いずれにしても、介護人材の獲得、育成には多方面からの支援求められることは間違いないのかなというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。包括連携協定に関わってなんですけれども、これまで何度か協定を改定してきた経緯もあるということで、その中で特に取り上げたいのは学生募集に関わることなんですけれども、これまでも議会の中でも報告されていましたけれども、管外や道外への積極的なPRもされているようです。そういったことも功を奏して、入学者の中には、圧倒的に十勝管内の学生が多いわけなんですが、そんな中でも釧路ですとかオホーツク地方の方も見受けられるということで、一定数の効果はあるかなというふうに感じています。今後においては一層少子化の実態が進んでいくということが想定されるということで、先日の報道でも、2025年以降、高校を卒業する18歳ぐらいの年代が一層減少していくということです。各地域、各学校は学生の取り合いというような時代に進むことが想定される中、学校そのものと周辺地域の持つ一体的な魅力をいかにしてアピールしていくかに尽きると思います。そんな中、学校のPRパンフレットやホームページ、ユーチューブ動画なども作成してやられていると思いますが、今後において、デジタル媒体での広告の強化ということも学生募集に関して有効的な手だてかなというふうに言われております。その辺については短大のほうが主導的に行っていくべきものかとは思いますけれども、やはり町のほうとしても、町のPRという部分で積極的に協力していかねばならないかと思いますけれども、例えばLINEだとかインスタグラム、ツイッターなどのSNSでのよりリアルタイムな発信が今後重要になっていくかと思います。そこら辺のデジタル媒体での学生募集に関わってのPRの連携体制の強化について、町の考え方についてお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)
この度、看護学科の開設に合わせまして改組転換もされているということで、特に介護福祉専攻については1学年の定員が30名から20名に減員されております。先ほども私、御説明させていただきましたとおり、町と短大との包括連携事業の一環の中で管外からの学生募集強化事業についても取り組んでいるところで、今御質問の中にもお話しいただきましたけれども、このコロナ禍で進学相談等が中止される中で、短大さんにおきましては、リーフレットの作成、あるいは進学専門誌への広告の掲載ですとか、今お話ありましたユーチューブによる学校紹介の動画作成、そして配信を行いながら学生の確保に努めてもいただいているところでもあります。デジタル媒体を活用してということでありますので、私どもも、新年度予算の中でLINEアカウントの新しい取組も予算として計上しておりますので、またその中で短大さんとも協議させていただきながら、また新しい学生募集に対する取組はできないかどうか、その辺は一緒になって考えてまいりたいというふうに考えております。
質問 18番 新村裕司
よろしくお願いいたします。看護学科新設に関わってなんですけれども、同じタイミングで十勝でも帯広市医師会の看護専門学校が令和5年度より同時に開設ということで、地域医療の底上げとなることが期待されています。看護系の学校、学科の設置は、地域の健康づくりなど、保健、医療、福祉に関わる生涯学習の拠点となり得るものと考えます。また、公開講座の開催等を通じて多様な知的資源を地域に還元し、地域における健康づくりへの意識の向上、醸成に貢献するものであります。この辺の答弁でもありましたけれども、新たに看護学科新設のタイミングで、町と短大で福祉避難所としての協定を結ばれたということもありました。既にいろんな場所での協定はあるかと思いますけれども、特に大谷短大との今回の協定は、特に優位性が高いものであるかなというふうに思います。また、看護学科新設によって、地域住民とのつながりが最も図れる取組として、模擬患者としての協力ということが上げられるかと思います。既に昨年秋から模擬患者ボランティアの養成講座が開かれているかと思いますけれども、短大にお聞きすると、模擬患者のボランティアは、ぜひともより多くの方々に参加登録をお願いしたいということだそうです。町として、地域住民による模擬患者のボランティアの意義や重要性について、今後どのように捉え、今後どのように関わっていくべきと考えますか。その点お伺いいたします。
答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)
今後の看護学科の開設に当たっての取組強化のお話かなというふうに思います。今お話しいただいたとおり、町としては、今回の看護学科の開設に当たりまして、実習やインターンの受入先として、また、模擬患者の募集などについても協力する予定であります。先ほどお話しした包括連携事業の中で取り組んでいる学生募集に対しても、この看護学科についても強化するということで継続して実施していくということであります。これからいろいろな取組が考えられると思いますので、その辺については短大さんのほうとも十分協議をしながら、この看護学科については地域医療の充実という点で非常に重要なことであると町としても捉えておりますので、その辺は今後協議しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 18番 新村裕司
今後とも地域に根差した看護人材の育成と確保、地域医療の充実に努めていくというような御答弁もありました。具体的には、実習場所の提供ですとか卒業後の就業場所についての対応というところでありますけれども、一つお聞きしたいのが、今後、短大の学生を町役場庁舎内あるいは町の施設で就業体験、インターンシップとして受け入れる考えというのは、すみません、答弁でいただいていたかどうかちょっと確認できていなかったんですけれども、その辺の考え方についてお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
看護学科の学生さんにつきましては、まずは保健センターのほうでも実習として受け入れる体制を既に御相談いただいております。それから、インターンシップとして役場内の事務的なことも含めて受け入れるということでお話のほうを進めております。
質問 18番 新村裕司
分かりました。ぜひともよろしくお願いいたします。まとめといたしますけれども、学科再編は、短大の命運をかけてということではなく、長期的な地域の展望を見据えた中でのものでなくてはならないと思います。前回の定例会で議決された5千万ということも、短大の新たなスタートに大きな後押しとなるものかと思います。今回の質問では、側面支援ということで、ソフト面での支援を中心に質問させていただきましたが、今後、折に触れて、直接的な支援、ハード面での支援ということも期待したいというふうに思います。これについては答弁は求めませんけれども、例えば地域住民が気軽に立ち寄れるような工夫ですとか、敷地や施設を地域住民と共有をできるような考え方もしていくべきではないのかというふうに思いますし、もちろんセキュリティの問題や感染症対策というところも、そういった懸念もありますけれども、実際一般の方も大学や短大に自由に入れるというようなケースは、ほかを見ても多くあるケースかなというふうに思います。具体的には、短大の敷地内を住民が散歩できるような、そういったような散歩道、そういった整備には町も協力してやっていくべきかなというふうに思いますし、また、学生ホールにカフェとか飲食店も最近ずっとないような状態が続いて、その点については、今後民間のほうで頑張っていただくところかなというふうに思います。音更に移転して35年、当時、町は決して単なる企業誘致の感覚ではなかったというふうに、それは言うまでもありません。短大は、これまで町や地域住民とともに歩んできました。近年の少子化の影響など学校運営の苦境に際し、学校法人としての自助努力は当然求められることとしても、町として、繰り返しになりますけれども、様々な角度からの支援と連携を模索しながらお互いの発展につないでいかねばというふうに思います。ここでちょっと昔の話を思い出したんですけれども、私が若い頃、農業青年だった頃、音更町青年団に加盟していて、当時短大は女子だけの学校だったんですけれども、そういった中で結構交流があったのかなというようなことを思い出したわけで、短大の学校祭の記念コンサートなんかに、男手が欲しいといって当時の青年団が駆り出されて、イベントのお手伝いなんかして、当時確かミスターチルドレンとかm.c.A・T、90年代の話ですけれども、そういったコンサートのお手伝いした、そういったことも今思い返すと地域との連携協力体制ということで、貴重なものだったのかなというふうに思い出したところです。今回の質問の中で強調したいこととして、オープンカレッジでの学習機会の提供や介護人材の確保・育成、また、看護学科新設での模擬患者の住民協力は特に上げさせていただきたいと思います。さらには、昨日上野議員の質問でもありましたけれども、子育て支援員の養成の話も、今後連携の伸び代として注目していきたいところかなと思います。短大側としても、町の側面支援として十分いろいろなことをやっていただいているという実感をお持ちのようであります。さらに求めるならば、音更町が持っている大谷短大の深い理解をさらに多くの地域住民や企業、団体に広めてもらいたい。そこには、寄附とか直接的な支援を期待することも当然含まれているかと思いますけれども、それよりも、町と短大と住民が一体となったまちづくりの意識の醸成が大事なのかなというふうにお話を伺いました。そういったわけで今回この質問に立たせていただいたわけなんですけれども、帯広大谷短大が、音更町にある唯一の高等教育機関として、町や地域とともに、長期的視野の下に一層の連携を深めながら歩みを進めていってもらうことを願いたいと思います。これで質問を終えますけれども、ぜひ町長からまとめとして、短大への今後の期待交えながらお願いしたいと思います。以上です。
答弁 町長 小野信次
新村議員から、自分の今まで大谷短期大学と関わってきたことも含めながら、将来に期待をかける思いが一般質問の中に出されたのかなというふうに思っております。最初の答弁で申し上げたとおり、また、新村議員から、大谷短大がここに来て、言ってみればもう35年ですか、この地に来て。その中で、我が町が大谷短大に誇れるものというお話が最初ありました。これは、宮原副町長から答弁をしてくれましたけれども、大谷短大にかかわらず、高等教育として町が将来を発展していくために必要なものとして、大先輩たちが夢たぎらせながらここに挑んできたんだというふうに思っております。くしくもそれが一つ、二つ、そしてやがて三つ目にして大谷短期大学が出てきたわけで、新村議員もいろいろ調べられたと思うけれども、学園都市構想というのが音更町には随分昔にあったわけであります。先輩たちがそういった夢を温めながらこの現実を引き寄せたというのが、先ほど新村さん自らも言っていたように、昭和62年、63年という今から35年前ですよ。そういった先輩がつくってきた中で、じゃあ、この35年間どうであったかということをきっとお話ししたかったのかなと思いますが、一長一短にその発展は進むものではないことも事実であります。そういった中で、順調に進みつつ、なおかつ学生確保についても、今お話しされた新村議員あたりは第2世代というのか、我々の次の次世代であって、当然、学生さんがたくさんいるかのように思えた時代であっても、やはり学生募集という中では厳しさを増してきた。ましてや、隣町の話まではする必要ないかもしれないけれども、音更のみならず、帯広であってもそういった高等教育、特に大学を誘致しようということで頑張ってきたんだよ。それが、ついこの間、新聞でも出たように、今までそれを期待しながら積み立ててきた30億というね。しかし、ここに来たときには、帯広としては新たにそういうことを考えるというところは心を収めたいというような形で帯広さんはああいう形になったということであります。ただ、我が町としては、せっかく引き寄せたこの帯広大谷短期大学を、35年間の歴史をさらに紡いでいくためにはどうしようかということは、これはもう12年くらい前、いろんな案が出たんだよ。どうやってやっていったらいいか。学生対策にどうしたらいいのか。あるいは、今の新村さんの御心配があったように、今後の人材育成の中にどうしていったらいいのか。その中で、取り上げてくれたひとり親家庭への支援、あるいは社会人枠の中でも学生、新たなリカレントを含めて勉強したいという人たちをぜひこの学びやに受け入れたいというような、そういった施策を取りながら町も一緒なって考えてやってきました。ただ、それだけではもう限界があるということを大学も相当悩まれて、いろんな過程を経ながら今日にようやく至ったということであります。だから、先ほどの答弁からお話もさせていただきましたが、支援策を講じるのは、結果として、それはできると思います。しかし、ちゃんとした将来に結びついていくような計画が立たなければ、幾らそこに町が支援をしようとしてもなかなか厳しいというところが長く続いたのも事実であります。しかしながら、整理をしながら互いに、大学ももちろん心をしっかりと持ちながら、あわせて、学生募集の話もされたけれども、今のSNSだとか、要するにインターネットだとかデジタルという話もいいけれども、まず私たちも言わせてもらったのは、そのための支援もやってきたんですよ。まず歩きなさいと。それは楽だよ、SNSで配信する。そんなことで人なんか集まらんから。これは厳しく言ったよ、僕らは。僕らというか、町もそうだけれども。やはり、時代が大きく変わって便利になったといっても、人と人の心をどれだけ本気度が試されるか。これは何も大谷短期大学じゃないの。それで私たちは、高等教育の中で、音更高校もこの地にある。帯広大谷短期大学も、そこは従前と違うよと。そして、この学校は何のためにあるのと。新しく親御さんになってくる親は、我が子どもはこの学校に何のため入るのと。どんな学校、特徴あるのと。私たちは見てきたからそのことをいろいろ話すことはできるかもしれないけれども、新たに親御さんたちから見たら、何が特徴あるのということが、これが厳しかった。だから、音更高校もそうだけれども、今回は大谷短期大学ですが、今の学長さんを含め、前の理事長さんも含め何回も何回も、それをいろんな目標を打ち立ててはまた練り直しをしながらようやくここまで来たけれども、しかし、新たなことを打ち立てるということは、今大学が増えていく話じゃないから。その中で、文科省を含めて、恐らく新村さんも聞かれているからそこまで話さないけれども、僕は常に言っている。出来上がるまではいいのさ。この後が大変でなくて、この後をみんなでしっかりしていかなければならん。そのために、今おっしゃってくれたように、地域との、従来もこの関係性、それから、最初の答弁でお話ししたように、皆さん方が想像する以上に今まで連携もやってきているし、お互いの関係性をつくってきたことには、35年だから、上げれば両手に余るだけあるわけです。しかし、時代の変化によって今何をすることが必要なのかということを含めてこれからやっていかなければならないという中で生まれたのがこの看護学科であります。そのためには、この新設による効果としては、やはり何といっても、大学もそうだけれども、その大学があるということで音更町というこのフィールドをいかに生かすかということ。そして、それを音更だけのものだというふうに思い込まないで、学ぼうとする人たちがいろんな活躍ができるような環境を我々も考えてあげるということが大事だし、大学も当然考えていかなければならないと思います。そのために、人材の育成と、それから入り口、出口の対策。入る今段階の話を皆さんしている、今新村議員しているけれども、出口対策も。これは、ここから人材が各方面に補給をされて、やがては、やっぱり学んだ音更町、あるいは十勝に戻りたいなという人たちも生まれてくるもしれない。だから、そういったことも含めながら、今の魅力を、学んでいるときの魅力をどれだけ私たちが一緒になって、地域住民とおっしゃってくれたけれども、地域住民との関係性を保っていくか。過去の大谷短大は、新村さんもお話ししてくれました。私も新村さんも隣の山本さんも、酪農家の活動で、そこの今の集出荷センターのとき、よくいろんな行事ありましたよ。そのときに必ず大谷短大の学生さんが手伝いに来てくれたんだよ。そこで結ばれた人も何組もいらっしゃるでしょう。あなたは違うのか。そうか。そういう事例もたくさんあるんで、あなたも今経験者だからそうやって言ってくれたと思うけれども、フィールドを生かして、そして人の交流をもっと盛んにできるように、議会の皆さんの協力を得ながら、これからもせっかくできた看護学科がさらに発展していくような環境づくりをつくってまいりたいというふうにも思いますし、こういった関係性ができて今の環境が整ってきたということで、さっき学校の中でカフェでもあったらいいねというお話されていましたよね。既に学内でも、それから、さっき協力団体で新村さんが上げてくれた団体の中でも既にそういった動きをもう進め始めているから、新村さんのところにも快く御厚志を願う場合がきっとあると思うよ。ぜひそのときはたんまりと、寄附でなくて、たんまりと参加をしてあげていただきたいと思います。余談、駄弁になりましたけれども、誇れるものは、この地に大谷短大がさらに発展していくこと、そしてまた、その歴史に感謝を込めて私たちもそこから支えていきたいと思いますので、新村さんが思いを込めて話してくださったことは同じでありますので、どうかこれからも御協力と、それから御示唆いただければと思います。ありがとうございました。