音更町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日
フェアトレードの推進について
2022年6月13日、音更町議会の一般質問で、小澤直輝議員が「フェアトレードの推進について」質問し、町長 小野信次、企画財政部長 吉田浩人、教育部長 山本智久、企画課長 早苗光徳が答弁しました。
- 質問者
- 小澤直輝 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、企画財政部長 吉田浩人、教育部長 山本智久、企画課長 早苗光徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 小澤直輝
通告に従いまして、フェアトレードの推進について御質問いたします。国連サミットにおいて「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、17のゴールと169のターゲットから成るSDGs(持続可能な開発目標)が策定されて6年余りが経過しました。音更町においても第6期総合計画の中でSDGsを取り入れ、事業を実施しています。17のゴール全てを網羅している事業があります。それはフェアトレードという取組です。フェアトレードは、消費者がフェア(公正)な買い物をすることで、弱い立場に置かれた発展途上国の生産者の人たちに人間らしい生活を保障するとともに自分の足元の生活を見直す取組をいいます。町がフェアトレードを推進、支援することで、より一層の町の発展と町民のシビックプライドの醸成が図られると考えますが、町の見解を伺います。1、町のフェアトレードへの現状認識と今までに取組を考えたことはあるか問います。2、SDGsを取り入れた今後の町の新たな取組は。以上、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
フェアトレードの推進についての御質問につきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。フェアトレードとは、貧困のない公正な社会をつくるため、発展途上国と先進国との貿易においてフェアなトレード、公正な取引を対等な立場で行い、適正な賃金の支払いや労働環境の整備などを通して発展途上国における生産者の生活向上を図ることを目的としております。町の現状認識といたしましては、貿易は本来輸出する国と輸入する国の両方に利益をもたらすものでありながら、発展途上国と先進国との貿易においては先進国に有利な構造にあり、先進国が安価で便利な製品を手にできるのは、発展途上国の人たちの低い賃金と不安定な労働環境に支えられているという不平等な取引にあることは承知しているところであります。また、フェアトレードの目的は、SDGsの目標としている「貧困をなくそう」、「働きがいも経済成長も」、「人や国の不平等をなくそう」など8項目と直接関わるものとされていますが、SDGsは国民への浸透が進みつつある一方、フェアトレードについてはいまだなじみのないものであると認識をしております。本町では、これまでフェアトレードに関する取組は行っておりませんが、SDGsの理念を取り入れた第6期音更町総合計画を推進しており、フェアトレードの意味や意義などについて理解を高めていただくことは、総合計画で取り組むこととしている国際交流や国際協力の推進並びに国際化に対応した人材育成への一助となるものと考えておりますので、今後はホームページなどにより周知してまいりたいと考えております。SDGsを取り入れた取組といたしましては、広報紙での連載や役場庁舎内のデジタルサイネージでのPRをはじめ、職員研修や町民向けのセミナー・講演会の開催、SDGs関連書籍紹介コーナーの開設、各種パネル展等におけるアイコンの掲示など、理解を高めるための様々な取組を行ってまいりましたが、今後もこれらの取組を継続してまいりたいと考えております。また、新たな取組といたしましては、総合計画における推進状況を評価する上で、SDGsの視点を取り入れた評価調書を用いることにより、各種施策や目標指標とSDGsの目標を関連付けし、職員の意識高揚を図ることといたしました。このほか、来月開催を予定しているSDGsをテーマとした町民講演会では、会場からユーチューブで生配信することとしており、多くの方にSDGsを知っていただく機会と捉えております。いずれにいたしましても、総合計画は各種取組を総合的かつ計画的に進めていくための指針であり、SDGsを推進する計画でもあることから、各種計画との整合性を図りながら今後も効果的な取組を検討してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午前11時22分)
質問 8番 小澤直輝
答弁ありがとうございました。フェアトレードということでお話しさせていただきましたけれども、答弁書の書いているとおり、このフェアトレードというのは貧困のない公正社会をつくるためということで、発展途上国と先進国の貿易においてのフェアなトレードをするというようなものであります。私も、フェアトレードという言葉というのは知っていましたけれども、詳しく知ったのは自分が議員になってからということです。フェアトレードを一般質問をずっとやろうと温めていたんですけれども、そんな中コロナが世界中をまん延して、なかなか質問する機会というのがなかったんですけれども、今まだコロナ禍ではあるんですけれども、皆さん創意工夫して感染症の対策も講じながら事業やイベントが再開しつつあります。また、報道でもありますとおり、外国人の受入れの数も増加すると。そういった部分では、一度このフェアトレードを一般質問させていただいて、ぜひ御提案をさせていただきたいと思いまして質問しました。フェアトレードの必要性というのは、皆さん、今聞いていただいたとおり、必要なものであると思うんですけれども、実感としてなかなか感じ得ないというのがあるんです。私たちの生活を支えている実際に衣食住の中でも、食料品とか衣料品の原材料においても、前回質問も出ましたけれども、輸入に非常に依存しているというような現状も多くあると。その輸入されているもの、原材料で公正な取引されていない、いわゆる不公平な貿易もたくさんあると。その多くが発展途上国になっているという現状があります。私たちのふだんの生活する中で、スーパー等に買物に行きますけれども、食料品や衣料品、その中で、購入はするんですけれども、その商品がどのような過程を経てお店に並んでいるか、そういうところも実は、全く認識していないわけではないと思うんですけれども、あまり認識していないのかなと。例えば、スーパーに行ってバナナを買う。バナナを買ったときに、値段を見て買いますけれども、その部分でそのバナナがどのような形でお店に、店頭に最終的に並んでいるのかと。生産者がどういう思いで作っているのかというのはなかなか分からないわけで、そういう思いで買うわけではなくて、お金を出して買うわけですから、なかなかそういう意識というのが、全くないわけではないんですけれども、なかなかそういうところには行き着かないのかなというふうに思っております。フェアトレードの中でも一つ例を挙げさせていただくと、カカオというチョコレートの原材料なんですけれども、ガーナが輸出大国ということで知られているんですけれども、実はこのカカオをめぐって大きく三つの問題があるというふうに指摘されています。一つは、先ほどありましたけれども、子どもの人権の、権利の問題ありましたけれども、人権問題、これは、長期労働または児童による労働というのが大きな問題になっている。二つ目は環境問題。カカオを作るときに畑を耕すんですけれども、木を切って、伐採をして、環境破壊をしてカカオを作っているんです。私たちが今食べているチョコレートというのは実はこういう環境問題をはらんでいる。そういう部分では大きな問題に関わっていると。三つ目が賃金の問題です。安い労働の賃金で働かされているという部分で、大きくは三つの問題があると。そういう問題を実際に、最近ではSDGsとかフェアトレードもニュースとして報道されていますけれども、町の答弁もありましたとおり、いまだなじみのないものであると、そういうふうに私も認識しております。こういうところを強く意識してそういったチョコレートとか、例えばバナナとか、そういう食料品を買うということはなかなかないのかなというふうに思っております。例えば、町でホームページに今回周知したいということで、すごい、大変ありがたいところではあるんですけれども、こういうところを推進することでこういった問題を認識するとともに、先ほど私の最初の質問の中で、登壇した中で言いましたけれども、私たちの生活を見直す、足元を見直すきっかけになる、それがこのフェアトレードの大きな意義になるのではないかというところであります。ガーナという国は非常に遠いんですけれども、世界は遠いようで実は身近につながっているということがあると思いますし、こういうふうに食卓で私たちが御飯とかそういう食料品、衣料品があるというのは多くの方々が関わっているという部分では、やっぱり感謝を持ってそういう食事をしなければいけないし、そういった服も着なければいけないのかなというふうに思います。そこで再質問をさせていただきますけれども、先ほどホームページということもあったんですけれども、例えばさらに町の広報とかにフェアトレードについて掲載してそういった町民に対して啓発したり、あとは、実際に活動している方々、そういった方々を招へいして講演会などを開く、こういうのはいいかなと。有効的なのかなというふうに思うんですけれども、その辺、町の見解をお伺いします。
答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)
今いろいろ議員のほうからお話いただきました。このフェアトレードにつきましては、今お話ありましたとおり、発展途上国の原料や製品などを適正な価格で継続して購入することで生産者等の経済的、社会的な自立を支援するための仕組みであると。ですから、それを推進することは、その目的から地球規模の課題に貢献する国際協力であると同時に、SDGsとの関わりも含めまして、世界の国々の状況ですとか国際社会の問題などについて考えるきっかけになるのかなというふうな認識を持っております。このフェアトレードの考え方につきましては、総合計画の中にも掲げております国際協力ですとか、それから国際感覚豊かな人材を育成するというところにもつながっているのかなというふうに思います。今、議員おっしゃいましたとおり、このフェアトレードの言葉自体がふだんなかなか聞き慣れない言葉なのかなというふうにも思っていますので、まずはその仕組みですとか国際社会に果たす意義ですとか役割ですとか、そういったことなどについて、今御提案ありましたけれども、広報紙あるいは講演会も含めてその辺を町民の方に周知をしてまいりたいというふうに考えております。以上であります。
質問 8番 小澤直輝
ぜひ進めていただきたいというふうに思っております。フェアトレードというところで実際にどのような活動をしているのかということを御説明したいんですけれども、もともとフェアトレードの実際やった国というのは、最初はイギリスが2000年にやり始めて、そこから世界中に広がったということであるんですけれども、実はフェアトレードタウンという町、そういう町があるんです。これ日本にもあるんですけれども、フェアトレードタウンとは、町ぐるみ、つまり町の行政、企業、商店、市民団体などが一体となってフェアトレードの輪を広げることで、不利な立場、弱い立場に置かれた発展途上国の生産者の人たちに、自立や環境保護・保全に貢献しようとする運動だということでフェアトレードタウンという町があるんです。現在世界では30か国以上に広がって、フェアトレードタウン数も実は2千以上にも達しているということで、広がりつつあるということなんですけれども、日本においては、2011年に熊本市が最初にフェアトレードタウンに認定されました。その後、名古屋市、逗子市、浜松市、札幌市、いなべ市の合計6都市が現在フェアトレードタウンとして認定されていると。さらには、岐阜県の垂井町、新潟市、東京都世田谷区、苫小牧市など、全国20都市以上でフェアトレードタウンの認定を目指して活動しているというところが紹介されていました。実は日本フェアトレードフォーラムという団体があって、そこが認定して、本部はドイツにあるんですけれども、実はフェアトレードタウンを認定するには六つの基準があるんです。その六つの基準を達成しなければフェアトレードタウンとして認定できないと。日本の場合の特色というのを地域活性化というところが大きな文言として実はあるんです。六つ言いますと、一つ目が推進組織の設立と支持層の拡大と。2番目に運動の展開と市民の啓発、3番目に地域社会への浸透、4番目に地域活性化への貢献、5番目に地域の店、商業施設によるフェアトレード商品の幅広い提供、最後、6番目ですけれども、自治体によるフェアトレードの支援と普及ということで、実は6番目の最後認定を受けるときに議会の議決が必要なんです。なので、私たちも実はかなり関わるお話でありまして。フェアトレードタウンには認定されてはいないんですけれども、新聞等でも、昔、9年ぐらい前なんですけれども、陸別町で地域おこし協力隊の方が町チョコとして商品開発をしたんです。そのときにフェアトレードのチョコを製品化して道の駅で販売して、3年間で500万円を売り上げしたと。さらに道の駅の閑散時期もチョコを買い求める多くの観光客でにぎわったということで、さらに幾つかの商品のフェアトレードの商品が販売されたということで、大きなにぎわいを見せたという話でした。フェアトレードタウンで、今いろんな都市で実施、活動されているというお話をしましたけれども、実は地域によっては活動のやり方が様々であって、地域の実情によって多様な事業展開ができる、これがフェアトレードの一番いいところでありまして、その地域の特色を生かすことができると。再質問なんですけれども、先ほど陸別町であった地域おこし協力隊、音更町にも最近芸術・文化に関する協力隊の方が着任されたというお話聞きましたけれども、そういった方々を採用して活動することもフェアトレードを推進する上で有効だというふうに考えておりますけれども、現在の町の見解をお聞きします。
答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)
今フェアトレードタウンのお話もいただきました。そこに向けてというんですか、そういった協力隊の活用もしてはいかがかというお話かなというふうに思います。私も今回この御質問を受けたときに、私自体もフェアトレードという言葉自体、あまりその中身まで詳しく理解しておりませんでしたので、改めて勉強もさせていただきました。このタウンにつきましては、今御質問の中にありましたとおり、国内では札幌市のほか6都市で今認定されているということであります。この札幌市の事例を私も調べさせていただいたんですけれども、かなり早くから取組を始められているみたいです。例えばフェアトレードフェスタの開催ですとか、そういった様々な取組を通して、長い年月をかけて市民ですとか企業ですとか、それから特に大学の高等教育機関、そういうところの主体的な取組の中でこういったタウンに向けて活動してきたということを私も知りました。そういった札幌市の認定されるまでの歴史を見ますと、やはりかなり時間がかかりますし、それにはやっぱり何よりも住民への理解の浸透が不可欠であったのかなというふうに思いました。今協力隊のお話もありましたけれども、先ほども御答弁させていただきましたけれども、まずはこのフェアトレードについて理解を深めていただくということが先にあるのかなと思いますので、その辺周知をさせていただきながらそういったことについても検討させていただきたいというふうな考えでおります。以上です。
質問 8番 小澤直輝
部長の答弁あったとおり、時間が非常にかかるというところで、陸別の事例を出させていただいたんですけれども、結局はフェアトレードタウンというところには行かなかったというのはあるんですけれども、ただ、協力隊を先ほど言ったように、ある程度そういったものが下地ができれば、そういったところも有効になるのかなというふうに思います。先ほど部長が大学とか学校、高等教育機関の話をされていましたので、そこにも少し触れさせていただきます。町というコミュニティに町ぐるみでフェアトレードを普及しようとするフェアトレードタウン運動について、さらには大学というコミュニティの中に大学ぐるみでフェアトレードを普及しようとするフェアトレード大学運動というのが2003年に、これもイギリスで始まったんです。日本においては、まだそんなに進んではいないんですけれども、実は2018年にまず静岡の文化芸術大学がフェアトレード大学、これも基準があるんですけれども、そこに認定を受けたんです。先ほど部長のお話にもあったとおり、札幌市でもそういったイベントをやっていまして、現在では、札幌学院大学、北星学園大学、先ほど言った静岡文化芸術大学、この3大学が今認定されている、フェアトレード大学として。札幌市も2校あるというところであります。これも五つの基準があって、その基準を実際にクリアして認定を受けるという部分であります。先ほどあったとおり、非常にハードルは高いというのは私自身も認識しているんですけれども、こういった取組も将来的には、例えばそういった短大とか、こういった部分でできればいいのかなと、そういうふうに思っております。実際に札幌学院大学の例を挙げますと、フェアトレードサークルというのがありまして、もともとは2016年にゼミナール、ゼミからスタートしたんです。最終的にフェアトレードサークルを大学内に設置して2019年に認定を受けると。最近では、さっぽろゆめ結晶というココナツ風味のフェアトレードスイーツを開発したと。私も写真で見たんですけれども、非常においしそうなスイーツで、そこにフェアトレードの原材料を使用して、実際に販売しているというところです。先ほど言ったように高等教育機関の中でそういった運動をするというのはなかなかハードルが高いというふうに私自身も思っているんですけれども、そこで、今度フェアトレードを取り入れた逆に小中学校とかにもそういった、例えば、今SDGsを学んでいるというふうに思いますので、何かSDGsを学んでいる中で、学校教育の中でこういうフェアトレードがあるんだよというのを取り入れるのは非常に大事なことかなと思うんですけれども、それが可能かどうかお聞きします。
答弁 教育部長 山本智久
SDGs、それからフェアトレードについての学校での学びの関係ではないかなというふうに思います。今、議員お話ありましたように、SDGsにつきましては、小学校3年生以上、それから中学校の全学年でSDGsについて学んでございます。特に社会科ですとか総合的な学習の時間を使って、持続可能な社会ですとか再生可能エネルギーですとか環境汚染ですとか、それらを通じて世界の中での日本の役割、あるいはSDGsと自分たちの生活との関わりなどを子どもたちは学んでございます。その中でフェアトレードにつきましても、特に中学校の社会科の中で、SDGsの中でも貧困問題を取り扱っている項目の中でフェアトレードについても取り上げられております。先ほど来お話でありますフェアトレードの具体的な解説のほか、貧困問題を解決するには、食料などの援助だけではなく、人々の自立を促し、支えるような取組も必要である。近年では、途上国の人々が生産した農産物、製品、その労働に見合う公正な価格で貿易をし、先進国の人々が購入をすることで途上国の人々の生活を支えるフェアトレードが注目されていると。それらのことが具体的に中学校の社会科の教科書の中で掲載されております。具体的にそれらを通じて子どもたちも学びをしているということでございます。
質問 8番 小澤直輝
今お話あったように、学校の中でもそういった取組をしているということであるんですけれども、それであれば、もっと踏み込んで、そういった方々の明るいそういった方々、関わっている方々を招へいするというのは大変だと思うんですけれども、例えば今Zoomとかそういったところで、オンラインで講演とかそういったことも可能かなと思うので、ぜひそういうことも視野に入れて考えていただければなというふうに思っております。なぜ私がこういうお話をするかというと、先ほど御答弁いただいたとおり、国際交流や国際協力、国際化に対応する人材育成の一助というお話をされていました。まさに私もそこはすごく大事なところで、こういったSDGsや例えばフェアトレードのことを学んで、将来的にこういった貢献できる、国際的に貢献できる人材を育成するということも可能ではないかと思うし、必要だというふうに思っております。そういう部分では、ぜひこういう人材育成というところも視野に入れながら進めていただければというふうに思います。さらに、フェアトレードのタウンの中でも高校生が活動しているというところもあります。例を挙げますと、愛知県で、県立の愛知南陽高校、愛知商業高等が商工会のイベントや名古屋市が主催したフェアトレードのイベントを通じてそういった参加をしているというところも今出てきております。そういう部分では、音更高校もそういった社会貢献に対する意識が非常に強い学校です。そういった部分では、ぜひ機会があれば働きかけをお願いしたいなというふうに思います。先ほど、御質問を私したときにシビックプライドというお話をさせていただきました、あえて。ただ、シビックプライドがないわけではなくて、音更町では既に先人の方々が本当に築き上げていただいて、そういったものがもう既にあると。土壌にあるというふうに私も認識をしております。さらに、第6期総合計画の中でもSDGsの取組や協働のまちづくり、これは第6期総合計画以外でも、ほかの、昔の総合計画の中でも協働のまちづくりというところでうたっていますので、ある程度シビックプライドというのは非常に本当に醸成しているというふうに思います。ただ、フェアトレード、そういったものを取り入れることでそういったシビックプライドにつながる選択肢の一つになるのかなというふうに思いますので、そういった部分ではぜひフェアトレードというものを認識していただきたいというふうに思います。それで、先ほど御答弁いただいた中でお聞きしたいのは、来月SDGsをテーマにした町民の講演会というのがあるんですけれども、これは具体的にどういうものなのか教えていただきたいんですけれども。お願いします。休憩(午前11時59分)
答弁 企画課長 早苗光徳(企画課長は2022年12月まで)
それでは、先ほどの町民講演会の内容に関しての御質問でございます。まず、今回の町民講演会に関しましては、今月下旬に発行いたします町広報紙7月号で周知をさせていただきます。それで、タイトルは「みんなで進めようSDGs」と題しまして、来月、7月の30日、土曜日の10時半から12時を予定しております。それで、会場は音更町総合福祉センターで開催をいたしますが、講師につきましては、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科の特任教授であります高木超氏、「超える、超」と書いて、1文字でありますが、こすも氏と言います。高木超氏をお招きいたしまして開催をいたします。それで、今回の講演会の狙いでありますが、SDGsの17ゴールの理解を深めていただく。それから、SDGs視点で自分の生活を振り返る、点検することができるようにしていただくと。それから、SDGsの実現につながる取組、主に生活上の取組を始めるきっかけにしていただく。それから、なぜSDGsが世界共通の目標となったのかを理解していただく。それから、SDGsの推進、実現のハードルを考えていただくということを視点に講演をしていただく予定でございます。それから、会場での定員は100名としておりますが、最初の答弁にもありますとおり、ユーチューブで生配信をする予定でありますので、多くの方に参加いただけるものと期待をしているところでございます。以上でございます。
質問 8番 小澤直輝
今御説明ありました講演会、大変、非常に楽しみな講演になるのかなというふうに思いますし、多くの町民が参加できるものというふうに思いますので、非常に内容としてはすばらしいものになるのだろうというふうに思います。最後になりますけれども、フェアトレードを今回取り上げさせていただきましたけれども、町側だけではなく、議会においても当然学ぶ機会を今後私たちも持ちたいと思いますし、そういった活動されている方々との人脈を私も広げていかなければいけないというふうに認識しております。そこで、その中においても、ぜひ町としてもこのフェアトレード、先ほど部長のほうからもお話再三ありましたけれども、しっかりと調査研究を実施して推進を進めていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。私の質問は以上です。
答弁 町長 小野信次
フェアトレードという言葉は、吉田部長からもお話しされましたが、そんなになじみを感じる言葉ではないことは、これはもう。とはいいながら、皆知っているよと言われるのかもしれないけれども、率直に申し上げると、小澤議員が今の質問の中で、あるいは自分の考え方を述べていただいた中では、なるほどそのとおりだというのは誰もかえがたいところだというふうに思います。ただ、あなたの質問の中にもあったけれども、先進国あるいは発展途上国というこのくくり、これ、じゃ我が町はどこにあるのと逆に私なら小澤議員に聞きたくなるわけさ。それはなぜかというと、ついこの間まではこのフェアトレード、全くそういうふうに聞こえたの。それから併せて、この間の山川秀正議員との話の中で私は話させてもらったけれども、食料自給率、こういったことを考えていったときに、今小澤議員からフェアトレードの言葉が、あるいはそういったお示しをいただいたので、もう一回我が国も変えるにはいい機会だと思います。フェアトレード、僕もこの間の山川議員との話の中でも話ししたけれども、基本的に、過去から先進国と言われて、どこまでが先進国なのか。過去には、今の戦争と同じように、食料を調達をする、その中で、今小澤議員さんが心配されているように、たまたまチョコレートの話出しているけれども、それだけじゃないと思うよ。そういう中で、植民地化が終わったといいながら、あなたがさっきから出された国の中でも、そういったところから調達はされていることは紛れもない事実。その中で、嗜好品、チョコレートをおっしゃったから、カカオ豆のことを話したけれども、それは一部でそう考えたら。だから、あなたが言うように、挙げた町みんな都市部でしょう。都市部に至っては嗜好品というのはやっぱり使うから。チョコレートであろうがお酒であろうが何であろうが。ただ、我々もこの機会に一つの大きな勉強をさせていただいたなと思うのは、その逆に今、この間の山川議員の質問じゃないけれども、ビートも牛乳もという話ある。じゃ日本の食料自給率、関連がないと思うかもしらんけれども、大いにあるのさ。だから僕は、この前も小澤議員からほかの場所で勉強させていただく機会を得たけれども、日本に住む人だって、日本で働いている単純に労働者というよりも、職業として農業をやっている人たち、一番分かりやすいのは、先進国と言われて、ほかの国で、僕は、先進国と言うけれども、それをちゃんとわきまえているのはスイスだと思うよ。卵1個80円、90円で買っているんだよ、国民は。そこから始めなかったらさ。フェアトレードといって、どこかの国がこんなに厳しい労働と労働対価を受けていないこの国を救おうという前に、日本の場合が本当に先進国と、今山川議員さんうなずいてくれているよ。本当に今、日本の国は先進国と言えるのかということさ。経済大国と言われて、全部サプライチェーンで、よその国に行って外貨を獲得しているかもしれない。でも、ここで生産のし得るという、また山本議員さんと目合うけれども、そういった産業というものに、食べるものに今特化してお話しされていたから僕もあえてそこを言うんだけれども、今後、大学もいいんだ。そういった先生方にも僕はぜひ、上辺の話じゃなくて。だから、あなたがSDGsに対しての先生云々といって、今慶応義塾大学の高木超さんか。それという話はいいんだけれども、これはJAおとふけの笠井組合長、今回引退されたけれども、これは全国でもいち早く、東京大学の鈴木宣弘先生、この先生を本当に、全国でまだその先生に注目される以前から注目してきたのさ。その先生がやっぱり一番、世界中を取り巻いたときに本当に日本の国は先進国と言えたのかというのが、今ちょっと私が話題に出した卵1個の話。私たちが80円、90円で卵買うといったら1パックが、それをスイスの国は、先進国、やっぱり。そして平和を言うんだったらスイスというのはそうでしょう。その中で1個の卵を、これだけの卵をつくってくれる人たちの苦労を考えたらこの価格は当たり前だと。だから牛乳なんか一番分かりやすいよ、日本。5、6年前に10円50銭という交付金を上乗せしたということで、ようやくそこに来たかなとは思ったよ。でもどうですか。この下で売っている水、いろはす何ぼすると思う。500ccだよ。牛乳1リットルが200円するんだよ。いや、200円以下かもしれない。だからそこに行かないときは165円とかね、1リッターが。そのとき水よりいつも安いのさ。こういうことをこの機会に、小澤議員さんがフェアトレードという言葉を使ってくれたから、日本の中においてもフェアトレードをぜひ訴えていこうや。そんな機会にしていただいたことに感謝申し上げまして、答弁にはならないけれども、将来にわたっては生きるものだと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。