みんなの議会

音更町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月11日

音更町立学校における働き方改革について

2021年6月11日、音更町議会の一般質問で、三浦和子議員が「音更町立学校における働き方改革について」質問し、教育長 福地隆、教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸、学校教育課長 新名猛志が答弁しました。

質問者
三浦和子 議員
答弁者
教育長 福地隆、教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸、学校教育課長 新名猛志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 10番 三浦和子

10番議員、三浦和子です。冒頭に、コロナ感染から町民を守るべく日々奮闘されている小野町長をはじめ役場職員の方々、関係者の皆様の御尽力に心から敬意を表し、深謝いたします。通告順に従いまして、音更町立学校における働き方改革について質問させていただきます。現代の子どもたちは、生きる喜びを満喫するような教育が保障されているのでしょうか。学力テスト、チャレンジテスト、新体力テスト、受験戦争など、小さい頃から振り分けられることばかりです。さらにコロナ禍での学校における新生活様式により、大きなストレスを抱える毎日となっています。そのような状況下、音更町の教育行政は、35人学級編制のために町費負担の教員配置、学習支援員や生活介助員・看護師の配置など、子どもに寄り添う施策が行われており、町民の一人として感謝申し上げます。縁ありまして、昨秋からこの3月まで、私は学習指導員として近くの学校に勤務しておりました。38年間小学校教員として定年まで勤めてきましたが、数年ぶりの学校現場の忙しさに大変驚きました。朝出勤した途端から始まる教職員の多忙さは目をみはるばかりであり、コロナ禍のもと、けなげに頑張る子どもたちを支えて献身的に仕事をしている教職員の姿に感銘し、共感するとともに、教職員の健康を心から心配しておりました。未来の町づくりの担い手として成長していく子どもたちが豊かな創造性を備え、さらに持続可能な社会の担い手としての資質や能力、そして豊かな心や人間性を育んでいく教育は重要です。そのためには、教育行政として、教職員が心身ともに健康を保ち、誇りとやりがいを持って働くことができる環境の整備を図り、子どもたちに効果的で質の高い教育活動を持続的に行えるようにすることが必要です。2017年文部科学省は、学校における働き方改革に係る緊急提言や学校における働き方改革に関する緊急対策を発出し、2018年、北海道アクション・プラン、音更町立学校における働き方改革推進プランが策定されました。このような状況下にあって、教職員の働き方改革は喫緊の課題であると思っていますが、これまで現場に携わってきた者として、なかなか進んでいないことに疑義を感じています。そこで、伺います。1、令和2年3月改定の音更町立学校における働き方改革推進プランについては平成30年3月に策定された北海道アクション・プランを基本として策定されましたが、道は本年3月、北海道アクション・プラン(第2期)を策定し、その中では、「道教委と市町村教委と学校とが綿密に連携しながら継続的かつ計画的に取り組んでいく必要がある」と述べています。音更町の推進プランの期間は、平成30年から令和2年度までの3年間としています。つまり、今日、令和3年6月現在、本町の推進プランの取組期間は終了している状況下にあります。この状況をどのように認識すればよろしいのでしょうか。音更町においても早急に策定する必要があると思うのですが、本町の取組が遅れているのはなぜなのでしょうか。また、今後、どのようなスケジュールと手順で策定しようとしているのか伺います。2、令和2年3月改定の音更町立学校における働き方改革推進プランには、働き方改革を進めるため、令和2年度末に目指す指標として4項目定めていますが、年度ごとのそれぞれの達成状況と検証結果はどのようになっているのか伺います。3、プランでは、7、具体的な取組として取組1から4を掲げていますが、それぞれの進捗状況はどのようになっているのか伺います。4、プランでは、8、町立学校の教職員の在校等時間の上限の項において、業務の削減や勤務環境の整備を進めるとしていますが、町教委としての具体的取組とその進捗状況はどのようになっているのか伺います。5、プランに述べられている教育課程の編成・実施に関する指導助言は具体的にどのような内容で行われたのか伺います。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 福地隆

音更町立学校における働き方改革推進プランについての御質問にお答えいたします。はじめに、1点目の音更町立学校における働き方改革推進プランの現状と今後の策定についてでありますが、教員の長時間勤務を是正し、健康や福祉を確保することで子どもたちに対し効果的な教育活動を行うことができるよう、北海道教育委員会では、平成30年3月に業務改善の方向性を示した学校における働き方改革、北海道アクション・プランを策定し、これを受けて本町においても、平成30年7月に音更町立学校における働き方改革推進プランを策定したところであります。その後、令和元年7月には音更町立学校に係る部活動の方針の策定により、また、令和2年3月には「公立学校の教育職員の業務量の適切な管理その他教育職員の服務を監督する教育委員会が教育職員の健康及び福祉の確保を図るために講ずべき措置に関する指針」が策定されたことに伴い、随時見直しを行ったところであります。本町の推進プランにつきましては、時間外在校等時間が1か月45時間以内、1年間で360時間以内という目標を設定するなど、北海道アクション・プランの内容を基本としながら、町としての独自の取組を加えているものであり、御指摘のとおり、目標達成に向けた取組期間は令和2年度末で終了しておりますが、新たなプランの策定までの期間はこれまでの取組内容を継続して行い、教員の長時間勤務の是正やワークライフバランスの実現に向け、学校における働き方改革を進めているところであります。なお、新たなプランにつきましては、本年3月末に決定した北海道教育委員会の第2期アクション・プランの内容を基本に策定することとなりますが、本町独自の取組も含め、これまでの推進状況を踏まえ、更なる改善・充実を図るよう、校長会とも協議し、可能な限り早期の策定に向け進めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の推進プランの目指す四つの指標に係る年度ごとの達成状況と検証結果についてでありますが、推進プランでは、四つの指標を掲げ、その実施率がそれぞれ100%となるよう各学校での取組を促してきましたが、このうち、定時退勤日の月2回以上の実施については、平成30年度は18校中16校、令和元年度は18校中15校、令和2年度は17校中16校が実施しているものの、一部の学校では目標達成に至っておりません。部活動休養日や学校閉庁日の設定については、平成30年度から全ての学校で実施しており、また、変形労働時間制の活用については、通常の勤務時間内での対応が可能であるなどの理由から制度を活用する必要がない学校を除き、毎年度全ての学校で活用しております。次に、3点目の推進プランにおける具体的な取組の進捗状況についてでありますが、取組1の「本来担うべき業務に専念できる環境の整備」では、悩みを抱える生徒のための心の教室相談員やスクールカウンセラーの配置による教員の相談対応の負担軽減、町費負担教諭の配置による少人数学級やチーム・ティーチングなどの取組、ICT環境の整備や校務支援システムの改善のほか、小中学校各1校においてコミュニティ・スクールを導入しております。取組2の「部活動指導に関わる負担の軽減」では、全ての中学校において部活動休養日の完全実施や複数顧問の配置、出場する大会などの精選を行っており、学校規模に応じた部活動数の適正化についても、教職員数に応じた設置数となるよう努めるとともに、一部では複数の学校による合同チームを編成し活動しております。取組3の「勤務時間を意識した働き方の推進と学校運営体制の充実」では、学校閉庁日の設定、機械警備の全校設置による土日祝日や学校閉庁日などの校内巡視の負担軽減、出退勤管理システムの導入による在校等時間の把握のほか、組織運営体制や指導体制の充実のため主幹教諭の配置を推進しております。取組4の「教育委員会による学校サポート体制の充実」では、変形労働時間制の活用やストレスチェックの実施、教育推進員や学校教育相談員の配置による相談体制の整備を実施しております。以上、プランの取組については、項目としてはおおむね実施又は着手しておりますが、学校現場の業務改善に向けては、更なる内容の充実と定着に向けて引き続き推進を図る必要があるものと考えております。次に、4点目の教職員の在校時間の上限について、教育委員会の具体的な取組と進捗状況についてでありますが、時間外在校等時間の目標を達成するためには、前提となる教員の在校等時間を客観的に把握する必要があるため、本町においては、令和2年9月から、既に道立高校が導入していた出退勤管理システムを活用し、運用を開始したところであります。これにより、教員の勤務状況が見える化され、学校と教育委員会双方で情報共有を図りながら、学校では勤務時間の適正な管理が、教育委員会では教員の業務環境の把握が可能となりました。また、教員自身も勤務時間を数値的に見ることができるようになり、今後の業務改善に向けた意識改革が期待されるところであります。現在は、システム導入から1年が経過しておらず、経年比較による検証はこれからとなりますが、時間外在校等時間の目標値としている月45時間を超えている教員も多くいることから、教員の健康及び福祉の確保を図るため、健康診断やストレスチェックの受診率向上に向け、周知に努めているところであります。なお、今後、勤務実態の経年比較などが可能となれば、必要な改善に向けた環境整備などにつなげていきたいと考えております。最後に、教育課程の編成・実施に関する指導助言の具体的な内容についてでありますが、推進プランにおいては、教育委員会の役割の一つとして教育課程の編成・実施に関する指導助言を掲げており、各学校に対し、標準授業時数を大きく上回った授業時数を計画することのないよう指導助言するとともに、指導体制を整えないまま標準授業時数を大きく上回った授業時数を計画している場合には、指導体制の整備状況を踏まえて教員の時間外勤務の増加につながらないよう精査し、教育課程の編成・実施に当たっても教員の働き方改革に十分配慮するよう指導助言を行うこととしております。現状では、教育課程の編成に当たって、前年度の実施状況などを踏まえ、校長会と協議の上、災害、感染症に備えた余時数の設定を含め、適切な授業時数の設定について各学校へ周知しているほか、教育委員会に配置されている教育推進員が、各学校から提出される教育課程の内容確認の際に指導助言を行っております。また、北海道教育委員会の義務教育指導監や指導主事の学校訪問時には、教育課程の実施状況について指導助言を行うほか、教育推進員の学校訪問時にも、当該年度の教育課程の実施状況について確認を行い、これを踏まえた次年度の教育課程編成について指導助言を行っているところであります。教育委員会といたしましては、今後においても、学校における働き方改革を推進する観点から、様々な取組を通じ、教員が健康でいきいきと勤務できる環境を整備することで学校教育の質の向上と児童生徒に対する指導の一層の充実を図ってまいりますので、御理解いただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午後 2時40分)

再質問 10番 三浦和子

答弁をいただきましたので、再質問させていただきます。働き方改革推進につきましては早急に策定し、教職員が働きやすく、質の高い教育が推進できるようにお願いしたいと思います。二つ目の指標についてですが、この達成をどのように押さえて、改善すべきところは何なのか、具体的に教えていただきたいと思います。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

2点目の四つの指標でございます。先ほど教育長のほうからも御答弁申し上げましたが、四つの指標のうち定時退勤日でございますが、月2回以上の実施設定、これについてがこの四つの指標のうち唯一達成ができていないという現状が確認をされているところでございます。できていないところにつきましては、基本的に先生方月2回のそれぞれの休みを決めては休んでいるようなんですが、全校一斉の、学校全体の定時退勤日、それについては至っていないと。その原因等につきましては学校事情ということで、例えば部活動がいろいろあってなかなかまとまって同じ日に取れないとか、例えば保護者対応でなかなか同じ日に取れないと。取れる先生はいいんでしょうけれども、なかなか決めても取れない先生にとっては、そこは学校内でもいろいろ議論があるところなのかなというふうに思っております。教育委員会としましては、なるべくこういったところには設定していただいて積極的に退勤していただくというのが実効性のある取組につながっていくんではないかというふうに考えておりますので、次期計画、プランをつくる際にはその辺学校内でもよく合意を取っていただいて進めていただければいいかなというふうに考えているところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

次です。取組2の部活動に関わって御質問いたします。数点御質問したいと思いますが、後日新村議員が部活動については深く触れたいということでいますので、私は私の意見だけ今述べさせていただきます。児童生徒にとって少年団活動や部活動は、異年齢との交流の中で好ましい人間関係を構築したり、自己肯定感を高めたり、多様な学びや経験をする大事な場面であります。しかし、過度の練習などによって児童生徒に大きなストレスをもたらしたり、時には身体的な変調を来すこともあります。また、部活動は教職員の献身的な勤務に支えられていることも否めません。部活動が持続可能なものにするために、教職員の部活動指導が負担にならないように配慮することが必要だと思います。部活動の練習の加熱が超勤、多忙化の一つの要因になっていることも明らかです。また、指導経験のない教職員には多大な負担になっていることも事実です。今後、活動時間の適正化をさらに強化するとともに、地域人材の活用や地域部活動への移行などを早急に推進していく必要があると思いますので、その辺の計らいもよろしくお願いしたいと思います。次、4番目の質問に関してです。音更町の2020年9月から2021年3月までの超過時間集計を見ますと、45時間超過、80時間超過という累計数でした。どのような視点でこの超過時間を集計しているのか伺いたいです。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

答弁のほうにもさせていただきましたけれども、在校等システムの導入によりまして集計をした数字かと思います。今回の働き方改革の実行に当たりましては、先生方一人ひとりが自分がどれだけ勤務をしているのか、勤務時間が働いているのか、感覚ではなく、客観的に数字でまず把握をしていただくというのが一番大事なことだと思います。そのことによって、自分の勤務している状況、時間、それから伴っての健康状態とか、そういったバランス等が自分でもまず把握できる。そのことによって自分でも意識改革につながっていく、そのことによって組織もやはり変えていかなければならないと。数字を見える化することによって実際に実効性のある取組に向かっていけるんではないかなというふうに思います。この数字につきましては、去年の9月から本格導入ということで、先生方に言ってみれば出勤してから退勤しているまでの時間をチェックというんですか入力をしていただいて、それを単純に集計をしたものでございます。まさに客観的に勤務している時間を集計をして、40時間超え、それから80時間超えということで集計をしたものでございまして、昨年については、新型コロナウイルス感染症の対策、これについては各学校で先生方いろいろ工夫をしていただいて、例年よりは消毒とかふだんないような業務にすごく一生懸命やっていただいて、学校行事とかも苦労されて、非常に教育委員会としては学校訪問のときにも先生方には感謝を申し上げたところでございます。それについてはまだまだ続いていると思いますが、そういう影響もありこういう数字が出てきているのかなというふうに思っております。これにつきましては、感染症もこれからまだまだ続くということを前提に、改めて先生方の業務改善については前向きに実効性のある取組を次期プランの中でも計画していかなければならないかなというふうに認識しているところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

私が聞きたいこととはちょっとすれ違ったので、再度確認いたします。学校現場における仕事内容は、どこの職場でもそうかもしれませんが、月ごとによって仕事の内容や量が違います。ですから、それの月ごとの仕事を精査していかなければ仕事量の削減にはならないと思うんです。私がいただいた資料では、月ごとの累計をお願いしますというふうにお願いしたんですけれども、7か月間の累計でいただいたんです。これでは何か分析にならないのではないかということでお聞きしたんですけれども、ここでまだ時間が、ほかにもお聞きしたいことがあるので、きっとこのような集計しかないわけではないだろうというふうに思いまして、それを前提に話を進めていきたいと思います。さて、先ほどのいただいた集計では、7か月間で月45時間を超過しているのは延べで148人、80時間を超過しているのは7人という実態について、町教委の見解を伺いたいです。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

超過勤務の45時間超え、80時間超えでございます。おっしゃるとおり月ごとに行事がある月とか、それによってかなり月数によってばらつきはあると思います。これは決して少ない数字ではないというふうに考えてはおります。ただ、実際アクション・プランが始まる平成28年頃に、一度現状ということで道のほうでも調査をしているところでございます。その現状を踏まえて取組内容が北海道、それから音更町も道のプランに応じてアクション・プランをつくってきたところでございます。令和元年、令和2年頃に道のほうも毎年この検証をしておりまして、その時間数というのを推移を見守っているところでございます。平成28年と比べると、実際には時間数は減ってきているところでございます。実際に今回、音更町で調査というのは今回が初めてなものですから、平成28年との比較というのはできておりませんが、当時、28年のときの時間外の傾向というのは道内で調査した傾向と音更町も多分同じような傾向だろうと。それについては今もそう変わってはいないだろうと。取組自体が同じような形で取り組んでいるものですから、そういうふうに考えると平成28年当時よりは少し削減はされているんではないかというふうに考えているところでございますが、ただ、先ほど申し上げたとおり、令和2年度については新型コロナウイルスの感染症の関係もありますので、そこら辺については若干多いのかなというところでございますが、いずれにしても、この時間を少しでも削減できるような次期のプランの中で実効性のある取組をできるように努力していきたいというふうに考えているところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

土曜、日曜、祝日などの休日の部活動の時間や今お話しありましたように出退勤管理システムにより在校等の時間は客観的に測定がされて、早朝の出勤時間もカウントされているのではないかと思いますが、45分間の休憩時間は確実に確保されているのでしょうか。休憩時間の取得状況を伺います。たくさん質問がありますので、簡潔に御答弁お願いいたします。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

教育委員会としましては休憩時間は取れているというふうに認識はしているところでございますが、実際にそうではないということであれば、それらの指導は必要になってくるかなというふうには考えているところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

それでは調査されていないという認識でよろしいでしょうか。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

そこまでは確認はしていないところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

休憩時間は45分間です。実際に取れているか取れていないか調査されていないということでしたので、私の体験からいって仕事しているという前提でお話を進めます。一月20日として900分、言い換えれば、毎日定時退勤をしたとしても月15時間分の超勤になります。給特法により4%の教職調整額が支給されていますが、それは時給にすると8時間程度であります。時間外、在校等時間外45時間以下の教員はカウントされていると思いますけれども、それに15時間を加算すると、実際の超過勤務、45時間超過する人数が大幅に増えると考えられますが、町教委の見解を伺います。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

休憩時間のことでございます。中には打ち合わせ会議等がありまして、会議が終わらず、休憩時間にかかることも中にはあるんではないかなというふうには聞いております。ただ、それが当たり前になっては困るのかなというふうに思いますので、必要最小限のものであって時間的余裕がない場合についてはやむを得ないものもあるのかなと思いますが、それが当たり前ということになるとそれは改善が必要になるかなというところで、それにつきましては改善に向けての指示が必要になろうというふうに認識しているところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

休憩時間に会議などを設定しないようにという指導はなされていないのでしょうか。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

休憩時間への会議についてでございますが、基本的には学校側もそういったところに会議を入れるということはまずないと思います。そういう形で我々も聞いておりますし。ただ、先ほど申し上げましたとおり、時間が延びてとかそういったことに関してはあるかもしれませんが、基本的には、そこは休憩時間でございますので、そこに会議を持っていくことというのは原則ないというふうに聞いております。以上です。

再質問 10番 三浦和子

それはどなたから聞いているのか、ちょっと私には、今確認しませんが、教職員の一日の仕事についてお話ししたいと思います。出勤時間はおおむね8時15分です。しかし、多くの教職員は早朝から出勤し、出勤した途端から、当日の仕事の確認、授業の準備、学級事務、分掌の仕事、子どもたちが登校するや否や子どもたちの様子や健康の観察をし、宿題や提出物の回収、朝学習や朝読書などの指示をしたり、忘れ物をした子への対処をしたり家庭への連絡などの仕事を済ませて、8時25分朝の会、8時35分、1時間目授業開始となります。4時間目の終了後は給食準備です。コロナ禍、特に感染防止のために手洗い、マスクの正しい着用や給食台の消毒などに気を配りながらの配膳、そしてその間の子どもたちの行動チェック、そして黙食です。担任は1秒でも早く食べ終わるように急ぎ、子どもたちが食べている間に家庭学習やテストなどの採点をしたり家庭との連絡帳への返信を書いたりとできるだけの時間をこなします。給食後は後片づけ、清掃活動。やれやれと思う間もなく13時30分、5時間目の始まりです。5時間目終了はおおむね14時15分、6時間目の終了は15時10分です。帰りの会をして、子どもたちの下校時刻は15時30分、放課後、子どもたちと触れ合う時間はほとんどないのが現状です。休憩時間はおおむね15時45分から16時30分までですが、休んでいる暇はありません。本来の仕事である授業の片づけ、授業の準備、採点、作品の整理、作品応募、学級通信作成、教材研究、児童の家庭との連絡、時には家庭訪問、見学学習等の手配、タブレットの活用の準備、校務分掌事務や調査、集計、報告、各種会議、免許更新の手続等々、やらなければならない仕事が山積みです。子どもたちが下校後、残されている勤務時間は休憩時間を除くと30分程度しかありません。時間外手当の支給もなく、早く仕事を片づけたいと休憩時間にも業務を行っているのが実態です。16時45分、定時退勤するということは、膨大な仕事を持ち帰るということになるのです。中学校の場合には休憩時間から部活動の指導に当たるので、勤務時間内の放課後に授業準備などを行うのは不可能であり、部活動終了後職員室に戻り、やっと本来の仕事にかかることになります。ほとんどの教員は子どもが好きでこの仕事を選んでいます。子どもたちの理解を深めるために、「ああ面白かった」、「分かった先生」と満足感を持たせ、次の学習への意欲を高めていくようにと教材研究をします。授業は生ものです。AのクラスでうまくいったからといってBのクラスでうまくいくわけではありません。その時々の子どもの様子に合わせて工夫していく必要があります。ICTを活用したとしてもその工夫は変わらないと思います。このような、子どもに直接関わる仕事の時間は勤務時間にはほとんどないのが実態です。当然休憩時間を取らずに仕事をしている教員がほとんどだと思います。教職員の意識改革だけでは解決しない大きな問題があると考えますが、これらの状況について町教委は十分に認識され、解決の糸口をどのように見つけようとしているのか伺います。

答弁 教育長 福地隆

学校の先生方の多忙化というのは以前からお聞きをしているところでございます。それで、以前からお話しさせていただいているのは、これを改善する、解決する方法というのは、やはり先生の数を増やすしかないんだろうというふうに思っておりますが、ここのところは、根本的なところは町教委でということにはなかなかならない中で、少人数学級というような手だてを取りながら、町でできる対策で先生方を増やしているというようなことがございます。そのほかに、これは道教委のほうの人事になりますけれども、町教委と道教委の人事協議の中で加配の教員をつけてもらうですとか、それから専科教員の枠を取ってくるですとか、そういったようなことも苦労しながら、各学校の要望に応じて一人でも多くの先生を増やせるように人事協議の中で努力をしているところでございます。あとは、これは押しつけるわけではありませんが、やはり先生方の意識改革というところも織り交ぜていただきながら取り組んでいくということになろうかと思います。

再質問 10番 三浦和子

1週間の時間割のとおり、小学校の場合はほとんど担任が授業を担当することになりますが、担当授業が時間割どおりに担当していると時間外勤務が減ることはあり得ないんです。先ほど申したような状況の中で、教材研究等は後ろのほうに持っていくことになってしまいます。そこで、教職員の働き方改革の大きな一歩というのは、担当授業時間、いわゆる私たちは持ち時間と現職のとき言っていましたけれども、持ち時間を削減するということが改革の第一歩だと思います。そこで、今、教育長がおっしゃったように、専科教員の配置を増員すべきと考えますが、いかがでしょうか。文科省は35人学級で定数改善策を取り始めました。その分音更町でも専科教員として配置できればと思いますが、町教委の見解を伺います。

答弁 教育長 福地隆

今御提案がありましたのは専科教員ということでございますけれども、実は先般、中央教育審議会のほうからの答申で、小学校の高学年における教科担任制というのが打ち出されておりまして、令和4年度から実施を目指すというような形でございます。これは、現在は音楽、理科、家庭科などが、多くが教科担任制取られているわけなんですけれども、そのほかに、外国語科、理科、算数などに対して導入しようということでございます。それで、こういったものが導入されますと、うまくいくと先生方の持ちこま数の軽減ですとか、あとは授業準備の効率化ということにもつながりますし、そういったことにも期待はするわけですけれども、ただ、これを本当に、教員の免許の問題ですとか、あとは定数をどういうふうに国は考えているのかというようなこともございますので、その辺がうまく、今の現状にプラスになるような形で配置がされるのであれば非常に効果が上がるものというふうに期待をしておりますし、この辺の動きを見ながら検討していきたいというふうに考えてございます。

再質問 10番 三浦和子

その辺は強力に推し進めていただきたいと思っています。さて、在校等時間が少ない教職員も管理システムで出ていると思うんですけれども、在校時間が少ないからといって仕事をしていないというわけではありません。様々な理由から家に持ち帰って仕事をしています。在校時間の長さによって仕事量が変わっているわけではありません。持ち帰り時間の調査も必要と考えますが、町教委の見解を伺います。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

持ち帰りの関係でございます。確かに御自宅に持ち帰っての業務というのも先生方あるかと思います。ただ、今個人情報等もありますので、持ち帰れるものと持ち帰れないものというものがありまして、聞いているところでは、学級通信とかそういった家で個人情報を使わないようなものに関しては御自宅に持って帰っているというようなお話も聞いております。そういった中では、多くの先生、先ほど三浦議員がおっしゃっていたように、時間がない中では、御自宅に持ち帰っての業務をしている先生方が多く実態としているんだろうなというところでは認識はしているところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

それでは、持ち帰りの調査は今のところはする予定はないというお考えだというふうに理解してよろしいんでしょうか。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

そういう認識は持っておりますが、改めての実態調査については今のところ考えていないところでございます。以上です。

再質問 10番 三浦和子

北海道アクション・プラン第2期では、学校における働き方改革の推進に当たっての留意点として、1、時間外在校等時間の上限は上限時間まで勤務することを推奨するものではないこと、2、在校等時間について、形式的に上限時間の範囲内とすることを目的化し、授業などの教育課程にあって真に必要な活動であるものをおろそかにすることにならないようにすること、3、業務の持ち帰りは行わないことが原則であり、上限時間を遵守することのみを目的として自宅に持ち帰って業務を行う時間が増加することがないようにすること、4、持ち帰りの実態把握に努め、業務の持ち帰りの減少に向けた取組を進めることを示しています。音更町立学校における働き方改革推進に当たっても同様の留意をしていくことを希望いたします。次です。5番目の教育課程の編成、実施について伺います。1年間の総授業時数というのは大きく二つに分けられます。一つは国が定める学年ごと教科の時数、つまり標準授業時数です。もう一つは学校裁量で決定できる授業時数です。総授業時数が多いのは学校裁量時間が多いということです。学校裁量時間には、クラブ、児童会、生徒会などと学校行事、そして余時数が含まれます。クラブ、児童会、生徒会などの時間は子どもたちの主体的な活動時間であり、近年選挙権が18歳に引き下げられた現在、主権者教育は重要であり、ここを減らすことは得策ではありません。また、学校行事は子どもたちが一番楽しみにしている時間でもあります。遠足、運動会、宿泊学習、修学旅行など、友達とのつながりを強め、子どもたちが大きく成長する機会であることは誰しもが認めるところであります。しかるに、削減すべき時間は余時数であると思います。それは、災害時の臨時休校、または流行性感冒などによる学級・学年閉鎖など、不測の事態に備えて年度当初に設定するものです。そこで余時数について伺います。先ほど御答弁にもありましたように適正にということでしたが、教育委員会からは余時数を42時間確保するように各学校に要請していると聞きましたが、確かでしょうか伺います。

答弁 学校教育課長 新名猛志(学校教育課長は2022年9月まで)

余時数のことですけれども、三浦議員おっしゃるとおり、余時数は、台風ですとか大雪などの自然災害、また、インフルエンザなどの感染症によりまして臨時休業、学校閉鎖などが行われた場合に備えて授業時数を確保するために設定しているものであります。設定に当たってですけれども、今42時間というお話がありましたけれども、これは、今音更町としては、自然災害分とし3日掛ける6時間で18時間、インフルエンザ等の感染症の分として4日掛ける6時間で24時間、合わせて42時間を最低確保すべき時間としております。これは教育委員会から一方的に通知をしているとかというんじゃなくて、教育委員会も一応原案というかたたき台というかは作ったりもするんですけれども、一緒になって、校長会と協議して設定はしております。毎年見直ししておりまして、今は42時間ということで設定しているところであります。なので、町の教育委員会が一方的に学校現場に42時間というふうに強制しているということではございません。以上です。

再質問 10番 三浦和子

42時間の真偽については今日私は扱わないと思っています。この質問に当たって私資料をいただいたんですけれども、その中で令和2年度の音更町の小学校の余時数について調べました。3年生で平均64時間、6年生では平均50時間を確保しております。中学校においては1年生で平均80.4時間、3年生では平均33.2時間となっています。多いところでは余時数100時間またはそれに近い学校もありました。この現状について町教委の見解を伺います。また、プラン制定後、各学校の余時数は削減されてきているのでしょうか、伺います。

答弁 学校教育課長 新名猛志(学校教育課長は2022年9月まで)

議員おっしゃいますとおり、余時数については学校ですとか学年で多少ばらつきがあるのは事実でございます。先ほど言いました最低で42時間、42時間は最低確保しようということで、あとは学校ですとか、地域の事情もあるかと思うんですけれども、に応じてある程度は学校の裁量に任せていますので、100が多いのかどうかというのはまた別なんですが、多少の数字の上下幅があるというのはやむを得ないものかなと思っております。

再質問 10番 三浦和子

2020年度から、去年から新指導要領の実施により子どもたちの授業数は大幅に増えました。2019年3月29日、文部科学省は、新指導要領の下で教育課程の編成・実施に当たって学校における働き方改革に配慮した対応を検討することが重要であると通知し、さらに不測の事態に備えることのみを過剰に意識して標準授業時数を大幅に上回って教育課程を編成する必要はないとし、また、不測の事態により当該授業数を下回った場合、下回ったことのみをもって学校教育法施行規則に反するとされるものではないとしています。余時数を減らし、総授業数を縮小することによって現場の子どもたちの負担を軽くすることができます。現状では小学校の1年生がほぼ毎日5時間授業です。4年生からはほぼ毎日6時間授業です。1年生の子どもが帰宅後、「疲れた疲れた」と連発し、「学校は忙しいんだ」とつぶやく現状を改善しなければならないと思います。また、教員にとっても、放課後、子どもたちに触れ合う時間や授業の準備、教材研究の時間、研修や会議の時間が確保されます。働き方改革に配慮し、余時数を適正にして教育課程の編成をするよう学校現場に指導・助言すべきと思いますが、町教委の見解を伺います。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

余時数の関係でございます。余時数につきましては毎年校長会とも協議をさせていただいておりますので、その際に実態としてどうなのかというところも改めて確認をさせていただき、そういった実態としてどうなのか確認をさせていただいて、校長会とも協議をさせていただいて、負担軽減になるような形につなげていけるような設定をお願いをしたいなというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。

再質問 10番 三浦和子

学校現場、教員も忙しいんですけれども、子どもたちも本当にきゅうきゅうの生活になっているんです。その辺は、実際に担任を持ったり子どもと直接接している者しか分からないのかもしれません。学校長は時数だけで計算されているところがあるのかもしれません。私は学校長になったことないから分からないんですけれども、担任の経験からすると、子どもの忙しさとかそういう実態をよく掌握するように学校長にお話ししていただきたいなと思っております。最後ですが、超少子化・高齢化の現在、教職員の働き方改革のみならず、役場職員とか民間の全ての職場の働き方改革というのを進めていかなければ日本の将来はないというふうに私は考えています。今の少ない子どもたちが持続可能な音更町の未来を、そして音更の、日本の未来を託すために、音更町として教職員の働き方改革を早急に進めて、教職員が本来の業務に専念できる環境を整備されることを切に願います。そのためにぜひ教育委員会としては策定を進めていただきたいと思っています。以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

答弁 教育長 福地隆

ただいま音更町立学校における働き方改革推進プラン、先生方の大変御多忙な状況ということで御質問いただきました。このプランを進めていくに当たっては、各学校はもちろんですけれども、さらには児童生徒や保護者、そしてさらに地域の御理解もいただきながら進めなければならない、できないこともたくさん入っているということで、大変多岐にわたるような内容となってございます。また、これを進めるためには、何か一つをやれば全てが解決するという、そういった特効薬というのもございません。小さなことを一つ一つ積み重ねて、そして成果を上げていくということになろうというふうに考えております。このプランにある以外にも、本町といたしましては、社会の状況の変化、この3年の中で、例えば、これは町独自の取組ですけれども、学校によっては家庭訪問を学校での面談方式に変えるとか、こういったことによって先生方の各家庭を移動する時間ですとか短縮したり、または日程調整の時間というのを調整したりということで、かなり時数の削減につながっているということもありますし、それから通知表の発行回数ということで、これまで、音更町はほとんどの学校が3学期制を取っているんですけれども、学期ごとの通知表の発行であったものを、年2回の前期、後期の発行に切り替えるというようなことも進めております。これに伴いまして校務支援システムのソフトの改修とかもあるんですけれども、そういったことも進めながら、学校とも協議して、何かできることはないかということをこのプラン以外にも、先生方の負担軽減ということに向けて取り組んでいるところでございます。先ほどICT環境は時数削減につながらないという話もございましたけれども、私たちといたしましては、授業づくりですとか教材準備、こういったものの先生方での共有化を図るというようなことですとか、あとは校務の効率化ということにぜひつなげていいただきたいということで、今後も研修等をしっかり開いて、先生方がICTを活用することによって時間外を減らすということにつなげていっていただきたいという思いでおります。子どもたちの教育に資するだけでなくて、先生方のそういった勤務にもつなげていただきたいという思いでございます。それから、今私どものほうとして本当にどうなるのかなというふうに考えていることは、現状のコロナという状況がございまして、学校現場は非常にコロナの影響を受けまして、コロナ以前の学校の運営というのができていないというか、違う形で工夫をしながら進めているといった状況でございます。そんな中で今、今は安全、感染拡大を防ぐという意味でいろいろな対策をとっているんですけれども、これがある意味、今までやっていたことができないという中で、やらなくても何とか地域と家庭と学校の間がうまくいくんだですとか、教育的効果もこれでいけるのかなというようなところも気づきがいろいろと出てきているというのが学校現場に起こってきております。そういった意味で、ポストコロナというのを考えたときに、コロナが発生する以前の状況に全てが戻るのかというと、案外そうではないのかなと。このコロナというものを経験した上で、学校現場の授業の仕方とか行事の持ち方だとか、そういったことにも変化が起きるんではないかなというふうにも思っております。そんなことも見据えながら、作成が遅れておりまして申し訳ありませんが、この改革推進プランにつきましてもなるべく早期に策定をいたしまして、先生方や子どもたちのためにもこういったものを進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。

出典:音更町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる