音更町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日
(1)改正年金強化法に伴う町独自の取り組みについて/(2)ディスポーザーの導入可能性調査結果を踏まえ、導入についての見解と今後の取り組みについて
2016年12月12日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「改正年金強化法に伴う町独自の取り組みについて」「ディスポーザーの導入可能性調査結果を踏まえ、導入についての見解と今後の取り組みについて」について質問し、町長 寺山憲二、町民生活部長 荒井一好、建設水道部長 恩田惣次、副町長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 久野由美 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、町民生活部長 荒井一好、建設水道部長 恩田惣次、副町長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 15番 久野由美
通告に従い、2問について一般質問を行います。1問目、改正年金強化法に伴う町独自の取り組みについてお伺いをいたします。11月16日、改正年金機能強化法(無年金者救済法)が参議院本会議で全会一致で可決、成立をいたしました。無年金者救済法とは、無年金者対策として、年金の受給資格を得るのに必要な25年の加入期間を10年に短縮するというものです。その結果、新たに64万人が年金を受け取れるようになります。受給資格期間の短縮には、将来にわたって無年金となる人を大幅に減らす効果が期待できます。平成29年8月から開始されますが、公的年金は、支給すべき理由が生じた翌月分から給付が始まるため、新たな対象者には来年10月に同9月分が支給され、以降は偶数月に2カ月分が一括支給されます。年金額は加入期間に応じて決まるため、国民年金の場合、現在は保険料を40年間納めると月額で6万5千円ですが、10年間では4分の1の約1万6,200円となります。年金を受け取るには、対象者が自身で請求手続を行う必要があり、新たに受給対象者となると見込まれる人に対しては、日本年金機構が来年2月下旬ごろから同7月上旬にかけて順次請求手続の書類を郵送する予定となっています。機構では、請求手続に関する質問などに適切に説明できるようコールセンターを整備しており、電話で質問できるようになります。また、受け付け相談窓口の人員もふやす予定であります。しかし、全国64万人の対象者がいるため、当然、電話、また窓口が混み合うことが懸念されます。そこで、音更町民の対象者がスムーズに手続及び支給が行われるよう、町独自での周知や町民対象の年金相談窓口を設置するなど取り組みが必要と考えます。見解をお伺いいたします。2問目、ディスポーザーの導入可能性調査結果を踏まえ、導入についての見解と今後の取り組みについて伺います。ディスポーザーとは、家庭の台所排水口下部に設置し、生ごみを破砕処理する機械で、1940年代にアメリカで普及し、1990年にニューヨーク市で導入され、アメリカ全土で使用されるようになりました。国内でも、古くから家電メーカーによる製品が出回り、地方公共団体により導入が制限されている地域もありますが、近年、高層マンションの増加や生活環境の向上など利便性があることから、ディスポーザー導入にかかわる社会の要請は高まってきております。こういった社会的背景から、処理槽つきディスポーザーの建築基準法による規定が示される一方で、単体タイプのディスポーザーについて、2004年から4年間、国土交通省と北海道が共同で、旧歌登町をモデル地区とし、公営住宅全戸に単体ディスポーザーを設置し、その影響を調査いたしました。規模としては、一般家庭301カ所、下水道接続世帯の36.5%の家庭に当たります。昨年度には、十勝川浄化センターで下水道処理を行う帯広、音更、幕別、芽室の1市3町が、ディスポーザーの導入可能性についての調査結果をまとめました。導入による下水道施設や環境への影響はほぼないと公表されています。この結果を踏まえ、ディスポーザーの導入と今後の取り組みについて見解をお伺いいたします。以上、2問について御答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
1点目の改正年金機能強化法に伴う町独自の取り組みについての御質問にお答えいたします。御質問のとおり、本年11月16日に改正年金機能強化法が成立し、平成29年8月から、年金の受給資格を得るために必要な期間が25年から10年に短縮されたところであります。これにより、公的年金は、支給すべき理由が生じた翌月から給付が始まるため、9月分が10月に支給されることとなり、以降は偶数月に2カ月分が支給され、無年金から新たに年金受給対象者となる方は全国で約64万人と見込まれております。現在のところ具体的な通知等はありませんが、帯広年金事務所に照会したところ、対象者には日本年金機構から、来年2月以降順次請求手続に関する書類が個別に郵送される予定であると伺っております。本町では、年金制度について、例年広報紙を通じて年6回ほど、保険料の納付や前納制度、免除申請、後納制度などをお知らせしておりますが、今回の受給資格短縮の内容についても、今後、年金事務所に内容等を確認し、町広報紙やホームページにより町民への周知を図ってまいりたいと存じます。また、町民からの相談等につきましては、年金事務所と連携を図りながら適切に対応してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目のディスポーザー導入についての見解と今後の取り組みについてお答えいたします。現在、生ごみを粉砕し、公共下水道に流せる単体ディスポーザーを導入している自治体は全国で21市町村ですが、このうち14市町村が道内で、十勝管内は3町村となっております。ディスポーザーの導入検討の基礎調査につきましては、帯広圏1市3町の下水道施設、ごみ処理への影響評価及び経済性評価並びに導入に向けたアンケート調査を行ったところであります。結果としましては、下水道施設への影響については、汚水量及び下水道管の清掃作業量がふえるものの、管理体制等の大幅な見直しは不要となっております。また、下水終末処理場での処理水量及び汚泥量も増加しますが、単体ディスポーザーの普及率が100%となった場合でも、現有の施設、設備で対応は可能であるとなっております。ごみ処理への影響については、家庭系可燃ごみに占める生ごみの容積の割合が少ないことから、大きな削減効果は期待できないとなっておりますが、本町の場合、単体ディスポーザーの普及率が60%以上になれば、ごみ処理の経費削減効果が見られるとなっております。また、費用対効果についての分析も行っておりますが、ごみ処理の経費削減効果より、下水終末処理場での維持管理費の増加が大きいため、行政コスト面ではデメリットが生じるものの、使用者の利便性便益などのメリットは大きいとなったところであります。アンケートについては、帯広圏1市3町の単体ディスポーザー未設置世帯を対象に抽出調査をしておりますが、環境面や衛生面での期待度は大きいものの、それ以上に各種料金の増加やトラブル等に対する心配度が大きくなっております。また、「設置・使用してみたいか」という問いに対しては、「使用したい」と回答した世帯が全体の3割弱にとどまっており、「購入時の助成がある場合には設置したい」と回答した世帯を加えても4割程度となっております。以上の調査結果を踏まえ、今後、1市3町の下水道部局と清掃部局の職員で構成する帯広圏ディスポーザー検討委員会で検討作業が進められますが、総合的に勘案して問題がないということで合意が得られれば、十勝川流域事業計画の変更認可を経て導入が可能となりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 15番 久野由美
では、再質問を行います。無年金者救済法では、全国64万人が年金支給対象者となります。しかし、黙っていたら自動的に振り込まれるという誤解があってはいけません。丁寧な周知と説明は何度も繰り返して行っていかなければならないと思います。せっかく年金受給資格を取得しているにもかかわらず年金を受け取ることができないという人を減らすためにも取り組みが必要と考えます。音更町で行われる周知方法、御答弁の中にもありましたが、これまでにも広報というのが一般的な例であります。広報等での周知となりますと、高齢になると、どうしても小さな文字を読むことを敬遠される方もふえます。ましてホームページとなると、パソコン等を利用される方はそれほど多くありません。高齢者の方に身近な、例えば保健師さんですとか、それからヘルパーさんや民生委員さん、こういった方々にも御協力をいただくということは可能なのかどうなのか。それは、相談に乗っていただいて回答していただくというお仕事ではなく、町の担当者につないでいただくということでの御協力をお願いするということは可能なのかどうなのか、これ以上のお仕事をお願いすることはできないというふうにお考えなのか、その点についての御見解をお伺いいたします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
ほかの、保健師ですとかヘルパーですとか民生委員さんの御活用というような御質問かと存じます。保健福祉部、所管が保健福祉部となっておりますので、保健福祉部との協議というふうになりますけれども、今後どういったような周知ですとか連携ですとか、そういったものが可能なのか、そういったこともよく保健福祉部とも協議しながら周知等を図ってまいりたいというふうに考えております。なお、今おっしゃられました高齢者という方につきましては、例えば介護保険を利用されている方がいらっしゃるとした場合、本町では介護事業所連絡協議会というような場面もございます。そういった場面などでさらに介護サービス事業者等に対しましても周知を図って、今、議員おっしゃったように、音更町で未申請の方がいなくなるよう、できる限りのことをしてまいりたいと。そしてきめ細やかな対応をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
25年にわずか数カ月、1カ月足りなくても年金を受給できなかったと、こういった方々が存在します。これ以上納めても年金が受給できないのでもうやめたという方も、10年で受給資格が得られるということになると、納めようという方も実際には出てくるんではないかと考えます。こういった点からも、今御答弁いただいた高齢者の方だけではなく、現在納めている方にも周知の必要性が大きいんだというふうに私は思っておりますが、この広報、それからホームページ、それ以外にもお知らせについて、一般町民の方々についてのお知らせを検討していることというのはないのでしょうか、お伺いいたします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
周知の方法ということでございます。現時点ではやはり広報ですとか、あとホームページ等々の対応になるのかなというふうに考えております。あと、当然ながら、議員おっしゃったように、答弁にも申し上げましたように、来年2月から年金機構のほうから該当者に順次いろいろな通知が行くというふうに考えております。そういった中で、御相談等があれば、町長からも御答弁申し上げましたように、丁寧な対応を心がけていきたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
日本年金機構に電話するというよりは、やはり一番身近な役場の方が懇切丁寧に相談に乗ってくださるというふうな方向性のほうが私は町民の皆さん安心するんではないかなというふうに思います。説明をしてくれるということが、わかるまで、納得するまで説明をしてくれるというのが、これがやっぱり町民にとってはありがたいことですし、そういったことが町の強みになっていくんではないかなと強く私は考えているわけでありますけれども、その点から、来年2月から7月上旬くらいまでの順次請求手続が、通知手続等が始まりますけれども、その期間は日本年金機構等が混み合うことが予想されております。その期間だけでも専門相談窓口ブースといいますか、そういったものを設置するということはできないのかどうなのか、その点をお伺いしたいと思います。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
今、議員から御質問をいただきました。専門的な相談窓口、ブースというようなお話かなというふうに考えております。実際音更町に該当者どのぐらいいるのか、現時点ではまだわからないというような状況でございます。そのために、先ほど申し上げましたように、広報等のまずは周知を図ってまいりたいと。あと、その中で、町の担当窓口、こういったものが町民課にありますということを親切丁寧に広報をしていきたいなというふうに考えております。なお、年金の事務というのは、議員も御承知のように、音更町で年金の受給記録というのは、独自で照会とかは今はできないような状況になっております。ですから、例えばそういったような御相談が来た場合、年金事務所のほうにこちらのほうから照会をするというような形になろうかと思います。ですから、例えば専用ブースというようなお話になった場合、やはり年金事務所との連携、どういった連携になるかわかりませんけれども、そういったようなデータのやりとりができるようなのが、多分今どんな、まだ具体的な通知とかは来ておりませんけれども、やはりそういったものがないとなかなか難しいのかなというふうには考えております。ただ、先ほど来申し上げますように、やはりせっかく受給資格を得る方がこの改正によりまして出てまいりますので、音更町から、制度を知らなかったと、そういったことのならないよう、周知ですとか啓発、こういったものを徹底してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
年金につきましてはそういったさまざまな情報が各自治体と共有されているということはないということは十分承知した上での質問であります。さらに大切なことは、年金は10年保険料を納めれば大丈夫というイメージがひとり歩きすることがやはり危惧されるところであろうと思います。基礎年金は40年で満額でありますので、10年しか納付していない年金は、先ほども申し上げたとおり、月額2万円にも満たない金額であります。年金は40年しっかりと納める、それが老後の安心につながるということも今現在若い方々にも周知する必要性があるんだろうと私も考えております。年金教育を含めた今後の取り組み、周知も含め、年金教育も含めたその見解をお伺いしたいと思います。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
今、年金の受給資格の関係で御質問をいただいたところでございます。議員おっしゃるように、40年払って、年金をお支払いただいて6万5千円と。10年の納付であれば、そのおおむね4分の1程度の1万6千円ということでございます。ですから、やはりここの年金の部分、40年きちんと払ってくださいというのは、当然広報ですとか、先ほど来申し上げましたように、ホームページ等々を通じまして当然周知をしていきたいというふうに考えております。また、年金の教育ということでございます。小さいころからの教育ということかなというふうに考えておりますので、そういった部分は教育委員会等と、あと教育委員会や関係機関、そういったところと御相談をさせていただきながら、どのような方法ができるのか、そういった問題についても検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
わかりました。十分協議していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。こういった新しい制度が始まりますと、それに伴って、例えば還付金詐欺のようなさまざまな特殊詐欺が発生するといった前例がございます。そういったことを未然に防ぐための取り組み、こういったことはお考えになっているでしょうか。その点お伺いいたします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
特殊詐欺等を防ぐような取り組みというような御質問かと存じます。先ほど来申し上げましたように、広報紙、いつというふうにはちょっと申し上げられませんけれども、そういったものを通じまして、特殊詐欺等についても気をつけるようにというような啓発の記事も掲載をしていきたいと思いますし、消費生活センターとも十分連携をしながら、そういったものの啓発といいますか、そういったものに注意をするようにというような取り組みも進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
特殊詐欺に遭わないためには、まず徹底した周知による理解、それと、相談できる人がいるということがやはりこの特殊詐欺を防ぐ大切な点だと私は思います。周知、相談、そして説明、理解、これを一連の流れとして行える専用の相談窓口の設置をぜひ御検討いただきたいということを申し上げたいと思います。次に2点目、ディスポーザーの導入可能性調査結果を踏まえての導入についての見解と今後の取り組みについての再質問を行います。2004年から4年間、国土交通省と北海道が共同で旧歌登町で実施した単体ディスポーザータイプによる直接投入型社会実験の内容、これについては把握していらっしゃるのかどうなのかをまずお伺いいたします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
旧歌登町といいますか、枝幸町のほうでさきに行われましたこの実証実験につきましては、資料等で存じ上げている程度でございますけれども、その実証実験の結果等につきましても把握はしているところでございまして、結果につきましては、下水道管等その他に閉塞等がないので下水処理施設等への影響は見られなかったと。また、生ごみ量につきましても、ディスポーザーの設置した地区につきましては減少していたということでございます。また、実際に使用した方にアンケート、故障等のトラブルのアンケートを行っているようでございまして、その中で、修理、取りかえが必要になったトラブルというのがあった、また、使用上のトラブルもあったというような結果でございまして、ただ、アンケートの回答を寄せた90%以上の世帯の方が、利便性であるとか衛生的な面で使用継続を望むというような結果が出ているそうでございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
道内でディスポーザーを使用し、生ごみの処理をしている自治体、実際に御答弁いただいた中では全国で21市町村、このうち14市町村が道内で、十勝管内は3町村というふうに御答弁をいただいております。私が押さえているのは、平成26年の6月定例会、帯広市議会においての上下水道部長の答弁の中では、道内で25市町村、そのうち16市町村が単体タイプの使用を許可しているというふうに御答弁されております。管内では3町村、これは同じなんですが、その管内での3市町村はどこなのか、その点もあわせてお伺いをいたします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
ちょっとその帯広市の答弁の内容は把握してございませんけれども、今回の帯広圏の検討委員会の中で出されている結果、資料によりますと、全国で21市町村、このうち14市町村が道内。十勝管内の3町村につきましては、陸別町、更別村、浦幌町の3町村でございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
昨年度、帯広市、音更町、幕別町、芽室町の1市3町で単体タイプのディスポーザー導入可能性についての調査結果をまとめました。平成27年6月から平成28年2月にかけてアンケート調査を実施されておりますけれども、そのアンケートを行った世帯数、それからアンケート回収率とアンケート内容、要約で構いませんのでお示ししていただきたいと思います。また、アンケート結果というのは1市3町それぞれ別に出ているものなのかどうなのか、その点もあわせてお伺いをいたします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
アンケート調査につきましては、帯広圏1市3町のディスポーザー未設置世帯1,200軒に配付をいたしまして、425世帯から回答がございました。回収率は35.4%ということになってございます。このうち、本町につきましては250世帯に配付され、97世帯から回答があったところでございます。回収率につきましては38.8%ということでございます。調査の内容につきましては、単体ディスポーザーが下水道施設……。済みません、失礼しました。失礼しました。済みません。時間をいただきまして済みません。アンケートの内容につきましては、ディスポーザーを導入したときに、設置したい、使用後の希望があるとかないとかとか、あと、助成金があったらどうですかとか、そういった内容のアンケート調査でございます。音更町分だけでも一応調査結果をまとめているところでございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
帯広市のアンケート結果を申し上げますと、約3割の方が設置や使用を希望している。これは音更町ともほぼ同じだと思います。それから、未使用経験者の7割近い世帯で今後も使い続けたいというアンケート結果が出たそうであります。これについて音更町と帯広市では、回収率は音更町のほうがよかったようでございますけれども、随分と差が出たのかなというふうな気がいたしますけれども、今後も使い続けたいというふうな、そういったアンケートの結果としては音更町は3割に満たなかったと。同じような回答数だったというふうに認識してよろしいんでしょうか。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
今回のアンケート調査につきましては、配布先がディスポーザーの未設置世帯でございますので、継続して使用したいとかというような回答にはなっていないというふうに思っております。失礼いたしました。帯広市だけが設置世帯にも配付をしているということでございまして、音更町のほうでは未設置世帯にしか配付していないということでございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
ディスポーザーの導入可能性については、1市3町による検討委員会で、今年度三、四回の会議を開き方向性を決める、導入の方向になれば北海道との調整に入る、検討結果は来年2月の報告、導入は1市3町の各自治体が判断と新聞報道にはありました。本町の導入のお考えをお伺いいたします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
先日帯広圏のその検討会議が開催されまして、帯広圏といたしましても今後導入に向けて事務を進めるということでございます。それで、今御質問にありましたように、導入の判断とか時期については各自治体でということになってございますので、我々といたしましては、この帯広圏の検討委員会の考え方で導入に向けて進めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
導入に向けての検討ということでありますので、これ以上はいいかなとも思うんですが、ちょっと具体的にディスポーザーについてなかなか御理解していない方々もいらっしゃるというふうに伺いました。それは音更町だけということではないんですけれども、直接投入型ディスポーザーの導入についてということで、平成22年になりますが、岐阜市の公営企業経営審議会で説明資料があるんですが、これはごらんになったことがおありでしょうか。市民にとってのメリットとして、ごみ出し作業の軽減が挙げられております。またはごみステーションの臭気、鳥獣被害の軽減、それから台所環境の向上、臭気害虫、ハエ、ゴキブリの軽減、それからごみ減量対策の選択肢がふえるといった、こういった4点が御報告されておりました。音更町でも26年の6月から、ごみサポート事業を実施しております。高齢者や障がいを持たれた方の理由により自力でごみ出しが困難である世帯には、収集作業員が戸別訪問し、ごみ収集して回るサービスでありますけれども、今後そういった世帯がふえることは容易に想像がついてまいります。また、以前にも特別委員会等でも私質問させていただきましたけれども、ごみステーションのカラス対策、それから臭気やハエの発生など、台所環境の向上も加えてやはり必要性が大きいと感じております。今回御答弁いただいた中には、ごみ処理の経費削減効果より下水終末処理場での維持管理費の増加が大きいため、行政コスト面ではデメリットが生じる、または、その後に、利用者の利便性、便益などのメリットは大きいというふうな御答弁をいただいたところでありますけれども、こういった音更町独自で取り組んでいるごみ収集作業等、戸別収集作業等、こういった労力軽減等についても、今回のディスポーザー導入で少しは仕事量が軽減されるのではないかというふうに思いますけれども、その点はいかがお考えでしょうか。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
ごみ処理に関する御質問をいただいたところでございます。この検討結果の中では、普及率が60%の場合、こちらにつきまして、ごみ処理における収集運搬経費の削減、こういったものが若干期待できるというような推計値が出ているところでございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
当然メリットもあればデメリットもあるということで、同じく岐阜市のその説明資料の中では、水道料金、これについてもやはり負担増になるというふうに結果が出されております。ですけれども、水道料金、音更町はほかの自治体から見ると高いので、さらに負担増になるかと思うんですが、この岐阜市の場合は1世帯当たり1カ月80円、こういうふうな形にもなっております。また、旧歌登町の行政コストについても、担当部局では押さえていらっしゃるということでありますので、言うまでもありませんけれども、可燃ごみの削減に伴う清掃事業に費用削減を下回ったということと、それから、町全体の行政コストはディスポーザー導入により減少するという結果となった。当然これは町の規模等にもよりますし、また、今、部長のほうからお話しあった普及率、設置率、これが60%なのか100%なのか30%なのか、それによってもさまざまなその対象地域ですとか家庭条件によって当然結果は異なってくるというふうに思うんですが、本町では、費用削減という部分でいけば、60%の設置率を超えればクリアできるということなのかどうなのか、もう一度確認をさせていただきたいと思います。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
あくまでも試算の段階でございますけれども、普及率60%を超えた場合、若干ではございますけれども、コスト減が期待ができると。コスト減というのは、御承知のとおり、ごみ収集の委託のトラックが走っております。そういった部分、実際それによってどれだけ効果があるのかというのはなかなか難しいところはございますけれども、この結果によりますと60%の場合は期待ができるというような、繰り返しになりますけれども、推計値が出ております。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
旧歌登町のディスポーザー設置調査では、301世帯のうち、トラップの閉塞が12件、排水管の閉塞が4件。そのトラブルの原因は、ディスポーザーの使用になれていないというのが主な原因であったそうであります。なれると閉塞は減少したというふうに報告がされております。また、岐阜市での調査でも、排水管の詰まり、異物による機器の停止等、多く発生はいたしました。ですが、使用方法の誤りに起因するものが多く、使用を継続していったとともに減少したというふうに報告がされております。先ほど部長のほうから御答弁いただいていたんですけれども、また、町長の御答弁の中にも、各種料金の増加やトラブル等に対する心配度が大きくなっておりますといただきました。実際には、こういったトラブルについて、心配度が大きいというほどのことは私はないのではないかというふうに思いますが、その点についての御見解をお伺いしたいと思います。休憩(午後 0時00分)
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
町長の答弁の中で、トラブル等の心配度が大きくなっていると、こういう表現につきましてですけれども、このアンケートにおきましては、音更町分につきましては未設置者を対象としてございますので、設置をした場合に、例えば機器の故障であるとか排水管への詰まりなどが気になると、この回答が多かったということでございます。この回答、まだ使用していない方のものでございますので、使用することによって不安が解消されていくということもあるのかなというふうには思います。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
今定例会において、下水道汚泥・生ごみ等の自治体アミノ酸堆肥化等に関する陳情、これが提出されております。ディスポーザー導入は、生ごみ減量化対策である自己処理、そして生ごみ堆肥化対策以外の新たな方法として選択肢がふえるというふうに考えます。そういった点からもやはりこのディスポーザー導入に積極的な取り組みが必要かと考えます。このディスポーザーの設置に係る主な費用でありますけれども、本体費用を含めて6万から15万円程度かかると言われております。また、それにつきます附帯工事、電気工事、それから真空加工費等、状況によってはさらに金額が増すということも考えられるというふうに言われております。今後設置に向けて進んでいくとしたならば、この本体費用だけでも音更町としての助成はされる方向性なのか、その点も踏まえて検討されていくのか、その点をお伺いしたいと思います。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
設置費用の助成の考え方ということの御質問かと存じます。設置費用の助成につきましては、現時点におきましては、個人財産への補助と、こういったような側面もあると考えれば、現時点では大変難しいものとは考えますが、今後におきまして、ごみ減量化の新たな取り組みの一つでございますので、今後の研究・検討課題ではないのかなというふうに考えるところでございますので、御理解を願いたいと存じます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
個人財産への補助ということでありましたけれども、これまでも省エネ等に関して、例えばペレットストーブへの助成等も行ってきているわけでありまして、それと今回のディスポーザーとは、個人的財産への補助ということで別物というふうな考え方になっていくのかどうなのか、また、先ほど質問させていただきましたけれども、実際に音更町としての行政面コストですとかそういったごみ処理の経費削減効果、こういったものはディスポーザーの普及率が60%以上になれば解消されるという、効果があらわれるんだと御答弁いただいております。ということになりますと、ディスポーザーの普及率60%以上を目指しての町の取り組みになるんではないかと思うんですが、この点、60%以上を目指すという中において、ディスポーザー設置に対する補助は個人財産の補助なのでしないというふうな方向性なんでしょうか。そこら辺、私にとっては、どちらを優先されてのお考えなのか、その点、町の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
先ほど答弁の中で、普及率が60%以上になればごみ処理への影響が好転するほうになるというお答えでございましたけれども、下水道のほうとすれば、要は普及率がふえればふえるほど下水道処理への施設への負担がふえてくるわけで、汚水量とかがふえてくるわけですから、下水道のほうとすれば、設置率が、普及率がふえればふえるほど負担がふえてくるということになるところでございます。以上でございます。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
設置費用の助成ということでございますけれども、先ほども議員から言われたように、例えば太陽光への補助ですとかそういったものもしているのは事実でございます。ですから、先ほど申し上げましたように、今後において、ごみ減量化、こういったものの一つの考え方の整理の中で、研究・検討課題ではないのかなというふうにごみ担当部門では考えますけれども、ただ、今、下水の担当部長のほうからも御答弁申し上げましたように、下水のほうでは費用の増加が見込まれるというような側面もございますので、そういったものを総合的に勘案して考えていくものかなというふうには考えております。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
先ほど御答弁いただいた中には、このディスポーザー導入、していきたいというふうなお答えあったと思うんですけれども、導入はするけれども、町としての補助はなし、設置数、設置率がふえればふえるほど町の負担になるので好ましくない、生ごみ減量といっても、下水道処理にコストがかかり、結局は行政コストがかさんでしまう、町民の生ごみ対策ですとかごみ出しの負担軽減、こちらのほうとてんびんにかけた場合には、これ以上町としての補助等は必要ない、このような考え方でいいのかどうなのか、その点再度お伺いをしたいと思います。それぞれ各担当部局で意見等がお持ちのようでありますけれども、当然、町として実施の方向性でいけば、考え方、一本化していくことになろうと思いますし、いざ導入ということになりますと、ほかの、今回1市3町でとり行っております。1市3町、ほかの、1市2町ですね。この状況等も踏まえながら一緒に足並みそろえて進んでいくことではないのかと思うんですが、この点再度確認をいたします。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
ディスポーザーの導入検討につきましては、今御質問にお答えしておりますように、1市3町の検討委員会の方向性が出ておりますので、導入について特段の問題はないということが結論的な部分だと思います。であれば、導入に向けて、いつその実施をしていくのかといったことが最終的にはこの検討委員会の中で結論として得られれば、北海道への手続を経て、導入許可という運びになろうかと思います。今御質問の中でもまさしくありましたように、1市3町でやっておりますので、これは今、メリットとデメリット、両方あります。全部が全部いいことばかりでもないという部分もあります。一方では、貝殻ですとそういうものは、かたいものは今の破砕技術ではできないというような報告も得ておるようでございますので、生ごみ全てがこれで、ディスポーザーで解決するというわけでもないようであります。そうなったときに、生ごみの処理は依然として残るという部分もあります。いろんな形の中で、いいことばかりではない。だけれども、そこのとこら辺の使い分けも考えた中で、この普及については慎重に検討していかなければならないんだろうなと思います。ごみ、これは生ごみだけではありませんけれども、ごみ処理については、くりりんセンターというところで、これもまた共同でやっている事業であります。それでまた、この下水道処理もまた共同でやっていると。いずれも音更町だけで全て決定できないという部分があります。この辺については、今の生ごみを含めた可燃ごみの処理、そして下水の処理、そういったことのやはり全体的な圏域の方向も見定めながら総体的に考えていきたいと。その中で、ディスポーザーを導入するということになれば、その費用の一部の負担ができないか、そういったことも当然検討していきたいというふうに思っております。以上です。
再質問 15番 久野由美
今、貝殻はだめというお話がありました。旧歌登町で、301世帯についての単体ディスポーザー導入社会実験が行われました。その中で、先ほども言ったように、詰まったりですとか機械が壊れたり等の事例が実際には出ております。何がいけなかったのかという部分は、先ほども言ったように、使い方が理解されていなかったという部分が大半を占めたと。貝殻とおっしゃいましたけれども、実際にはホタテの貝殻を流しの下に、要するにディスポーザーの中に入れてしまった。ホタテの貝殻はさすがにディスポーザーでは砕けない。こういったことがあって、貝殻はだめだということが実際に使って町民の方々がわかったというふうな報告もされております。ディスポーザーを使ったから生ごみがなくなるわけではないとおっしゃいました。当然そうでしょう。100%音更町にディスポーザーが導入されたとしても、設置されたとしても、生ごみはゼロになるということにはなっていきません。それは誰が考えても当然のことでありますので、今御指摘を受けなくても十分にわかっております。ですけれども、慎重に対応していくということでありますので、1市3町、例えば帯広市等がこのディスポーザーについては随分と以前から研究されておりました。こういった点で、帯広市、または幕別、芽室、そういったほかの2町がこの助成等、補助等の事業を開始すれば音更町もするというふうな方向性で検討していくということでよろしいんでしょうか。その点を確認したいと思います。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
1市3町で開始しようとしている事業でありますので、当然これについては、音更町の意向もありますけれども、ほかの自治体の意向もあります。それぞれの町民の方というか市民の方の御意見や、それから使い勝手の問題、そして、ディスポーザーも、御質問にもあったように、いろいろな機種がいろいろな値段の幅の中で混在しているといったこともあります。そういった用途によって、あるいは建物の構造や何かによってかなり機種やなんかも多岐にわたっていると。日夜これは進んでいるんだと思いますけれども、そういったこともありますので、どういったメーカーのものが適切なのか、そういった値段もありますので、総体的に、総合的に、値段や、それから設置費用、維持管理の費用、そして普及を目指す方向性、そういったことをまさにこれから共同で研究をしていきたいと。その中でやれることはやっていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 15番 久野由美
先ほどアンケートの内容についてお伺いをいたしました。音更町は未設置者へのアンケート、帯広市は設置者も含めてのアンケート。実際に使ってみてよかった、今後も使い続けたいという方が7割いらっしゃる。こういったことは、やはり使ってみないとわからない、そういったことにつながっていくんだと思います。ディスポーザー、まず、導入したいというふうな御意見をいただけるようにするためには、やはりこういった補助も含めて必要性を私は強く感じております。ディスポーザー導入に向け、今後、公営住宅の設置等は難しいかと思います。旧歌登町のように社会実験としてモデル地区になった場合は別でございますけれども、難しいかと思います。ですけれども、設置補助等も含めて的確な対策、また、具体的な取り組み、こういったことを利用者、町民の利便性を考えた中での必要性があるというふうに重く受けとめて検討をしていただき、補助等も十分に加味して、重ね合わせて検討していただくことを求めて、一般質問を終わります。