音更町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月13日
IC工業団地拡張と道の駅、魅力発信基地の計画について
2016年6月13日、音更町議会の一般質問で、山本忠淑議員が「IC工業団地拡張と道の駅、魅力発信基地の計画について」質問し、町長 寺山憲二、企画財政部長 傳法伸也、経済部長 津本明伸、建設水道部長 恩田惣次が答弁しました。
- 質問者
- 山本忠淑 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、企画財政部長 傳法伸也、経済部長 津本明伸、建設水道部長 恩田惣次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 18番 山本忠淑
質問に入る前に、長く入院加療をされておられました寺山町長が5月18日に退院され役場に復帰されましたこと、心からうれしく、安堵の気持ちでいっぱいであります。どうか体をいたわりながら町政のリーダーとしての職務を遂行されますよう、町民皆さんとともに強く願っているところでございます。それでは、通告いたしました2問の質問をいたします。1問目であります。IC工業団地拡張と道の駅、魅力発信基地の計画についてであります。1として、平成25年第4回定例会議会で、高瀬議員の一般質問において広範な論議があり、第2期の工業団地計画推進に向けて法的な手続、地権者との協議など積極的に取り組むと表明があり、平成26年11月に事業のスケジュールが示されております。2年余を経過した現在、その情報の発信がありません。各部が同時並行で取り組んでいると思いますが、IC工業団地拡張計画の見通し、計画の可能性についてお伺いをいたします。2として、十勝川温泉市街地再生事業の実施により、温泉市街地活性化が進む状況にあると考えるところであります。したがいまして、町内2カ所の魅力発信基地、道の駅について検討する状況でないかと考えます。魅力発信基地構想の現在の取り組みの状況、将来のための準備のあり方について、町としての考え方と、並行して、十勝川温泉地帯を魅力を発信できる道の駅のような効果が期待できる計画を持つことができないかどうかお伺いをいたしたいと思います。2問目であります。千畳敷公園の管理とカワアイサが巣立つ池の管理について質問いたします。町が管理する公園の中でも役場庁舎に隣接する千畳敷公園は、自然に恵まれ、歴史的価値も高く、癒やしの空間として、町民が誇りと考える、よい条件の公園であります。四季の野鳥、リスの生息地、また、カワアイサのつがいも樹洞に毎年5羽から7羽が営巣、繁殖する公園として全国のカメラ愛好家にも知られております。ことしも5月に4組40羽くらいのひなが誕生しております。6月8日にも5組目、7羽のひなが池におりました。千畳敷公園は、町内の115カ所ある各種公園の中でも特に貴重な、リスや野鳥の生息する公園でありますので、自然生態系を維持できるよう、どのような管理が好ましいのか研究をする必要があると考えます。町としてどう受けとめているかお聞かせいただきたいと思います。2として、千畳敷公園の池は、町民、子供たちなど誰でも立ち寄る池として、自然と人工池の条件を生かした適切な管理をすることで、美しく、心が安らぐ池であってほしいと考えます。特に、5月上旬から公園内の樹洞で誕生したひなを連れて池におりてくる瞬間、池で愛らしく泳ぎ回るカワアイサのファミリーの姿は、訪れた人の心を癒やしてくれます。プロ、アマを問わず多くのカメラ愛好家が連日シャッターチャンスをねらうスポットとなっておりますので、キャンピングカーで待機している道内外の人もいて、多くのカメラがことしも並んでおりました。また、池で過ごした後音更川に向かうカワアイサの行進は感動的であり、今年もマスコミ報道がなされております。しかし、近年は池の汚れが目立ち、特にことしは、ひなが過ごせるよい条件でないように見受けます。さらに、餌になるようなものもなく、二、三時間で移動せざるを得ない状況となっております。今のままではやがてこの公園に見切りをつけてしまうことにならないのか。本町市街地を西から東に行進して音更川に向かう生きた教材、ドラマが過去の物語にならないためにどのような池の管理をすることがよいのか、何らかの手を打つことが大切ではないかと考えます。池の名称もありません。公募して、多くの人から適切な協力と奉仕活動を受けられる仕組みづくりが必要でないかと私は考えます。撮影のマナー、秩序、移動行進するひなたちに対する思いやりのあり方など、各同好会、町民の皆さんの意見をお聞きして、看板の配置、設置、池の浄化、生態系の研究などを深めて、役場の前にふさわしい池として、環境維持について、その考え方をお伺いいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
1点目のIC工業団地拡張と道の駅計画についての御質問にお答えいたします。初めに、IC工業団地拡張計画の見通し、可能性についてでありますが、IC工業団地につきましては、平成12年度から分譲を開始し、平成23年度に道東自動車道が道央圏とつながった効果もあり、物流系企業を中心とした大区分分譲が進んだ結果、分譲率が約8割となりました。このことから、企業誘致の受け皿を確保するとともに将来的な町民の雇用の場を創出するため、平成26年度に拡張を検討する調査を行ったところであります。この結果、十分に事業実施は可能であると判断し、議会にも御報告を行った上、本格的に拡張事業に着手いたしました。拡張を進めるに当たり、予定地は現況が農振農用地区域内農地であり、都市計画上の市街化調整区域でもあることから、法手続として、この土地を農用地区域から除外して農地転用するとともに、市街化区域に編入する必要があります。このため、農地サイド、都市計画サイドの両面から北海道の担当者と事前協議を行っておりますが、法手続きにつきましては、まずは農地の関係から進めることとしております。本年3月に道東自動車道は阿寒まで開通し、釧路方面への所要時間も短縮されており、音更帯広インターチェンジは、交通の要衝としてますます利便性が高まっていくものと考えております。法手続を着実かつ迅速に進め、早期の着工に向けて進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、道の駅の取り組み状況、将来のための準備のあり方についてでありますが、道の駅を含めた魅力発信施設の整備に向けたこれまでの取り組みにつきましては、平成25年度に基本構想を策定し、IC工業団地の拡張予定地内に整備予定地を選定したところであります。26年度から27年度にかけては、整備予定地の法的な規制などの課題や問題点の整理、他の道の駅や農産物直売所の調査、基本計画の策定に向けた予備調査などを行っております。本年度は、ワーキンググループによる検討や調査、ワークショップなどを開催し、施設メニューや管理運営手法、運営主体の検討を行うなど、基本計画策定に向けた準備を進めることとしております。施設構成については、音更町の魅力、特に、食と農業、観光を最大限に発信、PRするとともに、オール十勝の特産品を含めた内容として、基本的な道の駅機能に加えてエリアの機能を充実させるため、民間団体等にも御協力をいただき、観光客だけではなく、広く町民の皆さんにも満足していただけるような機能や施設を検討したいと考えております。また、管理、運営手法についても、先進事例を参考にしながら検討してまいります。現時点の予定といたしましては、来年度に基本計画を策定し、この中で具体的な施設機能や管理運営主体の検討、収支計画のシミュレーションなどを行い、より明確な整備計画を決定し、30年度以降の基本設計、実施設計、建設工事と順次進めていく予定となっております。また、道の駅を地域活性化の拠点とする取り組みとして、国土交通省は平成26年度に重点道の駅制度を創設いたしました。この制度は、地域活性化の拠点として、特にすぐれた機能を継続的に発揮していると認められた道の駅を全国モデル道の駅、地域活性化の拠点となるすぐれた企画があり、今後の重点支援で効果的な取り組みが期待できる道の駅を重点道の駅、地域活性化の拠点となる企画の具体化に向け、地域での意欲的な取り組みが期待できる道の駅を重点道の駅候補としてそれぞれ選定するものであります。平成27年1月30日の第1回目の選定で、全国49カ所のうちの一つとして、本町の整備構想が重点道の駅候補に選定されたところであります。今後、本町の魅力発信施設の整備計画がより具体化した段階で、重点道の駅候補から重点道の駅へ移行するため、帯広開発建設部を初め関係機関との連携を密に進めてまいりたいと考えております。十勝川温泉では、にぎわいと活力のある市街地の再整備を目指し、平成25年度から中心市街地再生事業を実施しております。この事業は、十勝川温泉旅館協同組合が事業主体となり、旧ホテルの解体を初め、新たな交通拠点施設の整備を進めており、町も周辺町道の整備を行うなど、官民連携で取り組んでおりますが、先ほど申し上げたとおり、道の駅を含めた魅力発信施設については、重点道の駅候補に選定されたIC工業団地の拡張予定地内を優先的に考えており、2カ所目の道の駅についてはその後の検討となろうかと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の千畳敷公園の管理とカワアイサが巣立つ池の管理についての御質問にお答えいたします。千畳敷公園は昭和46年より供用開始し、隣接する音更神社を包括した3.4ヘクタールの近隣公園であり、エゾヤマザクラのほか、カシワやナラなどの樹林に囲まれた自然豊かな公園であります。また、御質問にありますとおり、ここには野鳥やエゾリスが生息しており、近隣住民の散策のほか、遠方からも写真撮影などで多くの方が訪れる憩いのスポットとなっております。管理に当たっては、市街地内の緑地保全や河岸段丘の樹木の景観を意識しながら、できる限り自然を維持することに努めております。現在の公園管理の業務内容につきましては、公園部分の清掃を4月から10月まで毎月1回、草刈りを5月から10月まで毎月1回実施しております。池につきましては、以前から河岸段丘などからの湧水の水路としておおむね今の形で存続しておりましたが、流水の影響による濁りなどの解消を図るため、平成2年に、くみ上げた地下水を流す人工の滝や、池の周りの石組み等を整備いたしました。最近では、年間を通してマガモや、5月にはカワアイサの親子などが見られることから、町民、保育園児なども立ち寄り、多くの人たちの憩いの場となっております。とりわけ今の時期、カワアイサのひなが誕生し、親子で池を泳ぐ姿や音更川まで移動する様子が、新聞報道やインターネットなどによる情報配信等の影響もあって広く話題となり、年々写真愛好家や見学者の姿が多く見られるところです。年々池の汚れが目立つとの御指摘でありますが、時折見受けられる水面の浮遊物は、池の底から剥がれた藻などであって、水質や池自体の汚れではありません。池の清掃は、5月から10月まで毎月1回、池の水を抜き、高圧洗浄により行っておりますが、カワアイサの繁殖時期は清掃時期を調整しながら実施しております。また、カワアイサの食性としては、成鳥の主な餌は魚で、幼鳥の間は水生の昆虫を食べることが多いとのことですが、この池は人工池でありますので、現在では魚はおらず、水生昆虫がいる程度と思われます。こうした状況の中、毎年繁殖が継続されていることは、この公園と池の環境が繁殖場所として適しているものと考えられることから、現状を維持していくことが重要であると考えております。池の名称については、既に千畳池として音更百年史に掲載されており、人工滝にも千条の滝と命名されていることから、新たに名称をつけることは考えておりません。また、写真撮影のマナーや秩序については、同じ趣味を持つ愛好家同士の中で良識ある行動をとっていただけるものと考えております。いずれにいたしましても、現在の繁殖環境等を維持しながら、なおかつ心休まる憩いの場として公園及び池をいかに管理するか、また、今後予定している役場庁舎の耐震化工事による影響等についても専門家の御意見をお聞きしながら検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 18番 山本忠淑
答弁いただきましてありがとうございました。再質問させていただきます。初めに、IC工業団地の拡張第2期計画でありますけれども、平成25年12月の定例議会からこの拡張整備計画がスタートをしたと思います。1年余各担当部署で検討されて、26年度に入り、各課同時の並行の検討をもって方向性を定められて、平成26年11月に常任委員会に、あるいは議会に事業のスケジュール案が出され、その説明を受けております。その内容によりますと、平成28年度には農振の除外、農地転用、都市計画決定、土地開発公社への事業実施、以来、債務負担行為議決までスケジュールとしては示されておりました。答弁では、早期の着工に向けて進めてまいりたいという答弁であります。このスケジュールと、まず、どれほどかの先に延びたということは明らかな状況であると思います。私は当初から、事業用地の農振除外、農地転用の困難なこと、それから法的なクリアをすることは相当な難関を予測する中で、極めてハードルの高い計画であるとお聞きしておりました。したがいまして、先ほど答弁にありましたように、関係部局の努力は、国に許可申請するために北海道との協議を重ねに重ねている状況であろうというふうに推測をいたします。特に、答弁にはございませんが、拡張する用地には道営の畑総事業での受益農地が含まれておりますので、この事業の完了、完工、完了公告を待って実質国への認可に向けてのスタートをするという状況ではないかと思います。平成27年と28年の予算で工業団地拡張調査費が計上されて、認可申請、事業計画、あるいはそれらの手続、各種資料作成などの法的な申請書類の作成、答弁にもありましたが、これらの調査委託の成果品をもって今北海道と懸命な協議を進めているということであろうと思いますが、町としては、今年度内に事業実施確定の段階に進めることを、確約とは言いませんけれども、目標としておられるのかどうか、その点についてお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)
御質問ありましたとおり、今現在、先ほど議員のほうからおっしゃいました土地改良事業の関係と、あと農振、農用地除外の関係につきまして並行で進めているような状況でございます。あわせまして都市計サイドもいろいろと関係部署と進めている状況でございますので、何とか本年度できるものから法手続の書類を提出しまして、その辺で受け取っていただきたいなということで考えていますけれども、何せ法手続の関係でございます。相手もいることでございますので、なかなか進まないという状況も考えられますけれども、職員一同なるべく早期着工に向けて進めたいという考えでおりますので、御理解願いたいと存じます。
再質問 18番 山本忠淑
ありがとうございました。農地を転用して工業団地を造成するためには国の許可条件が、私は、平成21年、22年のころの農地法の改正が、法律的には転用の規制が非常に厳格化されている状況だというふうに思います。しかし、今回のこのIC工業団地第2期計画については、本町としては、企業の意向調査というものを重視されて、その結果をもって前に進んだというふうに理解をしているところであります。先ほど申し上げましたように、今、日々日本の経済が大きく変化する状況の中で、計画が当初計画よりも相当延びても、関心を持っていただいた企業の意向は変わることがないような接点といいますか、断続的協議といいますか、そういう状況を持っておられるのかどうかということと、それからもう一つは、国の許可を求める段階で、私は可能にする要件の一つとして、進出に強い意向のある業種が、農産物の付加価値を高める企業、あるいは物流拠点としての全国展開、あるいは世界まで期待できるような企業、こうした企業が関心を持っていただいて、そしてそれが十勝の農業に大きな発展の影響を与え、期待することができる、食料基地北海道、あるいは十勝のモデルになるような、いわゆる今の言葉で言えばアグリ、アグリフードの企業が進出の計画があれば、私は農地転用の大きな理由の一つになるであろうと。何の情報もありませんけれども、そういったことも期待しているところであります。そのような進出の意向の企業があると今も期待感を持ってこの計画に努力をされているのかどうか、その点についてのお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)
企業誘致のほうの関係なので私のほうから若干御答弁させていただきますけれども、今御質問にありました、拡張エリアの部分において、いろいろな企業との接点というか協議を行っているのかというようなことでまずあろうかと思いますけれども、そういうお話については、企業さんも100%音更ということでなく、十勝に進出したいという企業はあることは間違いございません。その中で、私どもの計画のお話もさせていただきながら、どのタイミングになるかということはまだ定かには述べられない中で、継続的に協議、接点だけは持たせていただいて進めているところでございます。それと、国の農振除外、農地転用については、6次化でありますとか農業関連施設、確かにこういうような企業さんがもう話として具体的にあるということであれば、国の今の制度上認めやすいというルールにはなっているのは確かでございますけれども、そこも、あくまでも企業さんと、仮に売り手という話になりますと、そこら辺につきましては非常にデリケートな問題が絡んできますので、なかなか企業名等々をオープンにしながら進めていくということは非常に難しい部分もございます。その辺については、今後、農振、農用地の転用、都市計画決定の部分においても、道、国ともその辺については慎重に取り扱いながら進めていきたいというふうに考えてございます。
再質問 18番 山本忠淑
今、部長のお話のように大変デリケートな状況といいますか、出し方といいますか、そういうこともあろうと思います。その辺については努力をしていただきたいと思います。次に、都市計画の都市計画法の許可の申請についてでありますが、これについても同時並行で担当部署は計画を進めておられるということでありますけれども、帯広圏域の定例見直しの時期はいつなのかということと、今後この計画がさらに年数が要することになれば、この帯広圏域内の市や町の理解を得ることについても複雑な状況が起きてこないのかなということと、それから、随時見直しの時期であれば北海道の段階での許認可の可能性はあるというふうな見解を持って努力をしておられるのかどうか、その件についてお話をいただきたいと思います。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
都市計画サイドのほうの帯広圏域の定時見直しの時期ということでございますけれども、前回、第6回の定時見直しが平成23年の3月に決定されておりまして、次回、第7回の定時見直しにつきましては平成32年の10月を予定されております。それで、定時見直しまでにこの工業団地の拡張、都市計画の編入がずれ込んだ場合に、帯広圏域内のほかの市、町の状況がどうなのかという御質問かと思うんですけれども、そこら辺につきましては、まだ今のところ我々としてもそういった情報は確実なものは持ってございませんので、こういった場でのちょっと御回答はできないのかなというふうに思っております。それで、随時、今我々が考えております市街化編入につきましては、この平成32年の10月までに、その前に随時として編入したいという形で今作業を進めておりますので、今のところその見通しと言われても、答弁で申しましたとおり、どうしても市街化編入の拡大をする対象が農用地ということになりますと、なかなかそれを前提に協議を進めるということができないものですから、答弁でも申しましたように、どうしても農用地の処理、調整というのが先行していかなければならないという状況にあります。それで、我々都市計サイドといたしましては、農地処理、農地調整の見通し等を見きわめながら本格的な協議に入っていきたいというふうに思っておりますので、これについても現時点で見通しのほうをちょっとお知らせできる状況にはないというところでございます。ただ、この工業団地の拡張につきましては、本町のまちづくりにおいて最重要課題でございますので、何としてでも実現できるよう関係機関と協議をしていくという所存でございますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
再質問 18番 山本忠淑
ありがとうございました。いずれにいたしましても、この工業用地の計画の推移というのは、本町にとって総合計画あるいは将来の町の方向にも大きな影響があると。これははかり知れないぐらい大きなことであります。理事者や職員の皆さんの知恵を集中して、事業実施の方向が見えてくることを期待しておりますが、この事業用地の地権者の方々との連携、これも随時図っていることでしょうが、地権者の考え方、思いというのは、私は同じ農業者として複雑な思いはある、大きいであろうというふうに察するときに、同時並行の中にこの地権者との信頼関係の構築も大切にするということを念頭に置いていただきたいというふうに思っております。総じてこのIC工業団地について町長の考えをお聞きして、この質問を終えたいと思います。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
今、建設水道部長が答えたように、音更町の最大の懸案事項の一つだというふうに捉えております。私も、申しわけございませんが、半年ほど病院の中にいてやきもきをしていたところでございます。そういった形でもってトップセールスができないというつらさを感じたところでございますが、退院してイの一番にその方面に顔を出してきたところでございます。いずれにいたしましても、法手続でございますので、我々としてはしっかりとした理論武装を持っていきたいなというふうに思っていますし、また、紹介のあった企業にはできるだけ接触を続けながら、できるだけ我々が開発するタイミングと企業の進出してくるタイミング、そのタイミングにどうしてもタイムラグが生じてしまう、こういった我々としてはつらさもありますけれども、できるだけ企業にそういった情報を出しながら、待てるものなら待ってくれというような形をとりながら接触を続けていっているところでございます。そういった中で、今、帯広、十勝に進出してくるというような企業とは情報交換をさせていただきながら、そのような形でもって私たちの地域雇用の場というのをつくっていきたいなというふうに思っていますし、今、議員が御指摘にありましたように、地権者の皆さんのやっぱり理解、協力というのは必要不可欠でございます。長い間財産としてお持ちになった部分を手放すわけでございますので、その点についてはしっかりとしたフォロー体制をつくっていきたいなというふうに思っているところでございます。いずれにいたしましても、規制緩和といいながらも、なかなか農地についての規制緩和というのがやってくれないというのが今の実態でございますので、この規制緩和についても強く国に対して求めていきたいなというふうに思っているところでございます。以上でございます。
再質問 18番 山本忠淑
ありがとうございました。魅力発信基地構想につきましては、当然IC工業団地の進みの状況を見てということでありますけれども、これにつきましてもスケジュール的にはかなり、今年度、28年度にはワークショップ等まで取り組むという計画は持っていたと思います。先ほどの答弁によりますと、道の駅、二つ目は十勝川温泉に私は必要だろうと。魅力発信基地構想は必要だろうというふうに申し上げたんですが、無理だというお話も耳にしました。それで、答弁では、一つ目の道の駅が実際具体化して実現を見た後考えるということでありますが、今、先日の経済常任委員会に提案されました、十勝川温泉地帯の皆さんがDMO法人を立ち上げて、日本版DMO登録申請をする。これは国交省、観光庁の事業でありますし、まち・ひと・しごとづくり創生本部交付金事業等の支援も得られるような内容にあると思います。民間主導で十勝川温泉一帯の観光地づくりを、時代を先取りする形でいろいろな取り組みをしようとされているのかなと。再生事業のほうは、非常に当初期待したよりも、チーズ工房、あるいは大きなレストランのもう既に工事が着工しているという状況でありますので、私は、このDMOというのはどんなことを期待できるのかなと思いますけれども、この点については、道の駅構想、魅力発信基地、十勝川温泉にはまだ5年や10年見えないという状況であるとすれば、このDMO登録によってどんなことが期待できるのか、その点だけ御説明いただきたいと思います。
答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)
ただいま御質問ありました日本型DMOのお話でございますけれども、さきの委員会で、今、十勝川温泉旅館協同組合が日本型DMOの候補地区として手を挙げたいというお話が参っていると。近々観光庁のほうに申請する手順になっていくという御報告をさせていただいたところでございますけれども、5月31日付で、町の意見書を添えて観光庁のほうにはDMOの申請はなされたところであります。ただ、これにつきましては申請がなされたからといって即登録ということでなく、観光庁の審査によってこの秋ぐらいに結果が出るのかなというような思いであります。このDMOにつきましては、地域の観光振興を戦略に推進する専門組織という形の中で、法人格を持った組織を形成しながら進めていくという形の中で、今候補地区に手を挙げたばかりなので、このDMOそのものについては、十勝川温泉エリアのみならず、音更町全域の観光戦略というような形の中でこれから構築していかなければならないという形になっていきます。それで、その組織とは別に協議会を持ちながら、その協議会とも連携をとりながら進めていくと。その協議会というのは、当然、町ですとか観光協会ですとか地域の農業者、商店街ですとか、そういうところの人方にも多くかかわりを持っていただくような協議会を構築して、いろいろな中身については今後検討がなされるものと考えてございますので、御理解賜りたいと存じます。
再質問 18番 山本忠淑
1問目の質問はこれで終わりますけれども、次に、2問目の千畳敷公園の管理について再質問させていただきます。答弁の中身は、非常に多岐にわたって答弁をいただきました。かなり実態と、それから私の認識と町民の皆さんの認識と役場の認識とのずれがあるように感じたところであります。まず、音更神社敷地と平成2年に二千数百万かけてできた美しいさるかに橋でつながっている千畳敷公園については、樹齢200年から300年のカシワやミズナラ、ハルニレなどの名木が相当数あります。音更神社敷地用地周辺樹林地は、昭和49年に北海道の環境緑地保護地区指定を受けておりますので、宮司の采配もあるんだと思いますが、すばらしい自然林の管理がされております。そこには長年の落ち葉の堆積が腐葉土となって、ニリンソウやスズランが咲く樹林となっております。落ちた枝や倒れた木もそのまま林の肥やしになっている状況であります。私は、千畳敷公園についても、先ほど説明ありましたように、平成2年、3年に約6千万余の工事費で整備されておりますけれども、遊具のあるところ以外は、この樹林と、それから答弁にありました本町の西の河岸段丘一帯、この辺は非常にすばらしい資源だと思います。この辺一帯を調査をされて、北海道環境緑地保護地区としての申請するにふさわしい条件にあると私は思うんです。園路や散策路以外のところは、音更神社用地のようにロープを張って立ち入り禁止で、落ち葉をためて、野草が育つ森づくりを講じなければ、樹齢200年以上の数多い名木が私は傷んでしまうんではないかという、その近くまで行って、公園として木の縁まで出入りできるようにするということはどうなのかなと、こんなふうに思って今回取り上げさせていただきました。北海道環境緑地保護地区の指定を申請して、そして、決して現世ではつくり出すことのできない財産の自然林、樹木を保護する、そうした検討をされる考えがないかどうか、まずお伺いいたします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
千畳敷公園につきまして、隣接する音更神社境内の環境緑地保護地区に一緒に拡大するといいますか、指定をしていかないのかという御質問かと思いますけれども、この指定につきましては北海道の条例による指定でございます。それで、この区域指定の要件といたしまして、都市公園法により管理されている公園についてはこの指定の対象とならないということになってございますので、この千畳敷公園につきましては都市公園でございますので、区域に指定するというようなことは考えておりません。それで、この音更神社境内あるいは千畳敷公園につきましては、市街地に縦断的に連続してあります河岸段丘の一部でございまして、町の緑の基本計画におきましても緑化重点地区というものに設定されております。町の中の貴重な既存樹林地の保全に努めるということになってございます。このようなこともございますので、音更神社境内につきましては町の貴重な樹林として自然環境を守る区域とすると。千畳敷公園につきましては、既存の樹林を保全しながらも、やはりこの公園につきましては近隣公園という一面もございますので、快適に利用できる公園という形で管理すべきだというふうに考えております。以上でございます。
再質問 18番 山本忠淑
かなり、その条例の指定できる公園であればできないということでありますから、その辺はちょっと認識がありませんでしたが、そうであれば、音更神社の敷地と同じような管理をする、緑の計画というようなすばらしい計画を持っておりますから、その計画に沿って今後検討されるように、これは私どもも常に関心を持っていきたいと思っております。次に、池の管理でありますけれども、答弁にはありました。月1回の予算を持っておられるということでありますが、この予算の執行のあり方だと私は思うんです。池の水を全部入れかえ、浄化する作業委託は、やはり前年の落ち葉を除去するために4月上旬に実施しなければ、答弁では落ち葉の影響はないということでありますけれども、決してそうじゃありません。ボランティアの人方が見るに見かねて少し出したものは全部落ち葉であります。あれが発酵して今ああいう池の状態になっているということでありますので、私は、繰越明許費か何かで4月早々に、新年度の工事発注しなくても。そういう知恵を出すことができないのかなと。関心のある方々は、やはり4月中に何とかすれば、今、非常にこの新緑の時期にカワアイサがおりてきて、そしてたくさんの人がカメラを持ってあそこを訪れたときに、きれいな池だなという印象を、印象といいますか、そういう状況に置けると思うんです。そのことをしっかり研究していただきたい。そうでないと、音更川に行進するひなたちのエネルギーを与えてあげられないということのようであります。それから、水源につきましても、音更小学校のほうから湧水がありますけれども、これは、もう汚れているから行けないというふうに決めつけておられらますけれども、この水質検査もされて、なぜ白く濁るのかということと、あの湧水から池までの間のこの水路というのも非常に大切な資源だというふうに考えられなければいけないと私は感じたところであります。それから、2カ所の水源調査も、調整も非常に大切だと思います。それから、池の排水口につきましても、ある方から、こんな細い管では、水量も多く流し込めないし、抜けていきませんよと。気がついたら落ち葉で塞がってしまっているという状況があります。これは実態でありますので、役場からそんなに遠くないところにありますので、たまに関心を持っていただいて、改善をしなければいけないだろうというふうに思っております。池の名前については、私は、看板が立っていませんので池の名前はないと思いましたが、千畳池ということであれば、もう少しやわらかく、どうしてもその名がいいというのであれば立て札ぐらい立てなければいけないだろうというふうに思っているところであります。それから、たくさんのカメラマンが芝生を通って池に、町民の方も、池に行くには、通路はどこなのかと探さなければ見つかりませんから、みんな芝生の上を歩いて行くわけです。これもどうなのかなと。細かいことですけれども、ちょっとした配慮で池の値、それから町民の皆さんの心を癒やしていただけるようなことが実現できるのではないかなと思います。いろいろな方面の方から役場の担当にもいろいろな意見が届くと思うんです。それを一々聞いていたらどうにもならないという、そういう印象もあるんでしょうけれども、来年のためにそうした意見も整理をされて、どうすることが一番いいのかということのこの取り組みをしていただきたいと思います。この点についてはどんなふうにお考えでしょうか。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
池の清掃についてでございますけれども、御指摘されますとおり、今、池の清掃については、年度初めに業者に委託業務として発注をしておりまして、その関係もございまして、1回目の清掃がどうしても5月になるというような状況になってございます。それで、近年、カワアイサが5月ぐらいに来るものですから、その5月の清掃がちょっとずれ込んでいるというような状況になってございます。それで、我々といたしましても、やはりカワアイサが出現する前に1度池の清掃をしたいというふうな考え方を持ってございますので、新年度、来年度に向けましては、その業務の中に、例えば1回目は含めないで、単独で4月になったら新年度予算を使ってすぐに清掃を発注するというような形もとって、なるべく4月上旬ぐらいに1回目の清掃ができるような形をとっていきたいなというふうに考えてございます。それと、水源の水質につきましては、私の記憶ではございますけれども、音更小学校のほうからずっと湧水、水路がつながってございまして、当時池の表面に白い何か濁りみたいなのが出たというようなことから、この地下水を使った人口の滝の整備というようなほうに向いていったというふうに記憶してございます。そんな関係もございますし、今の地下水の水質、あるいは北側のほうの水質がどうなのかということもちょっと我々今存じておりませんので、今後、例えば今水面に浮かぶ藻自体も、池自体はやっぱり公園の施設、あるいは役場前の修景施設ということになってございますので、藻が浮かんだ状態は見た目もよろしくないということもございますので、今後そういう発生の原因であるとか解消の方法であるとかということを水質等も含めて専門家の方とちょっと研究をしていきたいなというふうに考えます。以上でございます。
再質問 18番 山本忠淑
もう1問で終わるんだけど。
再質問 18番 山本忠淑
もう一言で終わるところだったんですが、水が入ってしまってちょっと。先ほどから答弁いただいておりますけれども、やはり少し認識が違うところがあります。池の藻というのは大変大事なものだと思うんですけれども、今の状態が藻があるという認識であるとすれば、それはもう少し専門家の話を聞くか、藻というのは、どういう状態で藻が発生しているかということも、私も勉強いたしますので。今は藻の状態でなくて、あれはヘドロでありますので、ぜひその点は、池の管理上基本でありますので、考えていただきたいと思います。たまたまこの通告をした後の6月3日に、NHKの午後6時30分からの「ホットニュース北海道」で「水鳥たちの冒険」というすばらしい番組の放映がありました。千畳敷公園から巣立った15羽のドラマが放映されたわけでありますけれども、あれは、後からお聞きすると、NHKのカメラマンが数日待って、樹洞からひなが飛び降りてくる瞬間から捉えて放映されたわけでありますけれども、それが音更川に移動するまで、あのときが一番たくさんの方々が関心を持って、カメラマンがおいでになったと思います。それも、後からお聞きすると、やはり秩序が非常に大切だということなんです。実はカメラマンも、瞬間を捉えるために樹洞の下でカメラを持って待ち構えていたら、カワアイサの親は危険を感じて、もうおりてこれなくて、時期を失しそうな状況になって無理におりたという状態であるにもかかわらずあのすばらしい番組になってしまったんですけれども、そういうことも、20年前からこういう状態が続いているとすれば、やはりこれは資源として大事に、カメラマンのマナーも大事ですし、それから、カワアイサのファミリーが行動するときにも、自分の美しい写真を撮るがために、移動する大事なコースにはみ出て撮影するカメラマンがたくさんいて、そこでトラブルが起きているということ。千畳敷のところには、樹洞に人が近づかないように、どこにあるかわからない状態を保護してあげなければ、先ほど、毎年あることだから今後も続くと思いますという答弁ありましたけれども、決してもうそういう状況でなくて、ネット放映されてしまうとたくさんの人が寄ってくるという状況でありますから、やはり自然、生態系が壊されてしまう状況にあるということもぜひ、今回取り上げさせていただいたので、関心を持っていただきたいと思います。それから、先ほど申し上げましたように、排水管が細いために、水の量を調整しなければならない。音更小学校からの湧水もかつては汚れた水であったと。それは、そのころ、大雨が降ったら雨水が落ちてきて濁った水が来るなり、本当に湧水そのものが白い濁りがある水質なのかどうかということも今後関心を持っていきたいと思いますが、湧水が非常に貴重な水源であるということを私は申し上げたいと思います。随分広い人が関心を持っていただいているということでありますので、私は、町側だけの判断で今後も改善をするということよりも、いろんな人方の意見をお聞きして、そしてもう少し改善する、あの公園ができてからもう二十数年たつわけですから、やはりここで見直しをする。落ち葉を全部はいて、名木である二百何十年たった木の縁まできれいにはいてしまって、そこに人が寄っていって崖の上から下を眺めたり、あるいは散策したりすることがいいのかどうか。本当に小さいことで、ある人にそんなこと議会で取り上げることでないんでないかと言われましたけれども、現世では得がたい資源でありますので、ぜひいろんな角度で検討していただきたいということを強く申し上げて、ぜひ町長も散策されて、健康維持と、それから自然の環境維持のためにどうすればいいかということをお考えいただけたら大変うれしいと思いますので、最後にその辺の思いをお聞かせいただいて私の質問を終わります。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
この千畳敷公園の池については、前の前の町長が病気をしたときに、職員も何人か脳梗塞で倒れたというようなことでもって、ちょっと見てもらったら、役場の西側に汚い水があって、それがさわっているんだというようなお告げがあったそうで、それでもって、その池の水をきれいにしなきゃいかんということでもって、掘り抜きの井戸を掘って水を流したというようなことでございます。ここら辺の地下水ないしは湧水については鉄分が極めて多い水質でございますので、よどむとどうしても油が浮いてきます。そういった形でもって環境上よくないということでもって水を流しているところでございます。ですから、水質については随分きれいだというふうに思っていますし、鉄分が多いことは、まだ除鉄も何もしていませんから多い、ですから石や何かも赤くなっているんだろうというふうに思っております。それから、カワアイサについては、平成の10年前後から多分この公園に来ているというふうに思っております。当初はカメラマンの方もそんなにいらっしゃらなくて、カメラマンの方から言われたのは、カワアイサが育つ期間だけは草を刈らないでくれと。公園の草を刈らないでほしい。なぜかというと、ひな鳥が隠れるところがないので、草をきれいに刈られるとカラスだとかキツネにどうしても狙われるので草は刈らないでほしいという要望を受けて、今そのままにしているというような状況でございます。私はカワアイサの命の恩人だというふうに思っております。当初、平成の10年ごろ、カワアイサが音更川に向かうときに、まだ誰も助けてくれる人はいなかったと思いますが、自分たちで行くときに、民家のところで塀のところにぶつかって、もうそこのところを一日中くるくる回っているというような状態でございましたので、その中で多分五、六羽を確保して音更川のほうに運んだという経験を持っていますが、そのとき親鳥は、空から、どういうふうな形でひな鳥が運ばれているかというのを絶えず見ておりました。人間の親よりも鳥の親のほうが随分と子供思いだなというふうに思ったところでございますが、その子孫たちが今来てふえているのかなというふうに思っていますので、これの功績は私のおかげかなというふうに思っているところでございますが、ここへ来て、カワアイサも年に5羽、5つがいとか6つがいとかという形で、随分ふえてきたかなというふうに思っています。自然をいかにして守っていくかということは、私どもの職員が当初、樹洞からひながぼとんと落ちます。ぼとんと落ちるときに、けがしたらかわいそうだと思って、児童会館からマットレスをそこのところに敷いてあげた。それでもってカメラマンに怒られたという経験がございますが、自然は自然のままに置いておくのが当たり前の話であって、それでもってひな鳥が死んだとしてもこれはやむを得ないんだというような言い方をされました。できればひな鳥が樹洞から出てくるときに、風が吹かない日に出てきてくれれば多くのひな鳥が助かるんですが、風が吹いているときはどうしてもひな鳥が落ちるときに拡散してしまいます。そうするとカラスに狙われるだとかキツネに狙われる確率が高くなりますので。そういったこともあったなと今、山本議員のお話を聞きながら思い出したところでございますが、いずれにしても、自然相手でございますので、それが、ひな鳥が自然によって命を落とすということはしようがない話でございます。ですから、そういった自然の仕立てというのを我々はいかに守っていくかということが大事なのであって、人工的にそれを手を加えて守ってやるというのがいいのかどうか。カワアイサがここの千畳敷公園でひな鳥をかえすというのが本当にいいことなのかどうか。もともとは河川敷だとかそういった自然のところにいたのが、自然がそういったひな鳥をかえせなくなってここへ来たんだとすればこれは考えなければいけない話だというふうに思いますけれども、我々、御指摘がございましたように、今の環境がよくなってふえたのか、ほかの環境が悪くなってここへ来ているのかということも専門家に聞かなければわからないところがございますので、我々、その辺も専門の方にもお聞きしながら、どういった形でもってこの環境を維持していくのがいいのかということを検討してまいりたいなというふうに思っています。先ほどお話がございました、カメラを構えている方がかえってカワアイサの進路を邪魔しているんでないかというようなお話もございましたが、そういった面もあろうかというふうに思います。ここの池でひなが大きくなるというのは危険がすごく大きいですから、できるだけ速やかに隠れるところが多い音更川のほうに移動してもらうということを我々は考えてやらなければいけない。その進路のところを邪魔している人がいるんだとすれば、そこは注意していかなければいけないなというふうに思っているところでございます。また、カメラマンのマナーというような話もございました。私も聞くところによると、カワアイサではないですけれども、ふくろうが営巣しているところにカメラを向けたときに枝がどうしても邪魔になるということで、枝を折りに行った方がいらっしゃるというような話もありました。そういったことが、自然を愛するカメラマンがそういうことをしては決していけないんだというふうに思いますので、そういった啓発についてはこれからも続けていかなければいけないというふうに思っています。山本議員のおっしゃることについては十分理解したつもりでございますので、これから十分検討してまいりたいというふうに思います。以上でございます。