音更町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月10日
「私も議員席に座らせていただいて発言をいたしました」
2015年6月10日、音更町議会の一般質問で、重堂登議員が質問し、町長 寺山憲二、企画財政部長 傳法伸也、保健福祉部長 古田康弘が答弁しました。
- 質問者
- 重堂登 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、企画財政部長 傳法伸也、保健福祉部長 古田康弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 重堂登
質問に入る前に一言、2年前に、議場でひとことという発言の機会をここでいただきました。私も議員席に座らせていただいて発言をいたしました。そのときは、公営住宅の通路に水の仕切り弁ですか、3センチから5センチぐらいの突起があって、そこで高齢者がつまずいて骨折したと。何とかしてほしいと、そういう発言しました。そのときの経済建設委員長は宮村議員でした。そのときの答弁も良かったんですが、その深夜、住宅の係の方が私の家までわざわざ来ていただいて、場所の特定だとか、すぐ対応するという言葉をいただきました。何かちょっと、そんな深夜、悪いことしたかなということが頭によぎったんですが、町民のためにはそれもいいことだなと思いました。そのとき考えたのは、町長の政策の中の現場主義、これがやはりそこでも生かされているのかなということを考えました。今後とも現場主義を町政の中に生かしていただきたい、それを初めに申し上げます。では、私の質問に入ります。通告いたしましたとおり、生きいきプラン21、これを読ませていただきました。その中で、高齢者の交通支援に絞って質問をいたします。生きいきプラン21では、基本理念として、健康で生きがいを持ち、安心して暮らすことができるまちづくりをうたっています。今後も高齢者が安心して外出でき、閉じこもりがちな高齢者が外出しやすい環境を整備することが必要とされています。昨年9月、駒場地区では、食料品店が、努力されていましたが閉店になりました。店主もコンビニ関係者などを招き説明されましたが、戸数400戸の地域では実現しませんでした。高齢者にとりましては大きな影響が及んでいると考えます。店がなくなることで、高齢者の認知症対策によいとされている1日に1回外出、1日に3人以上との対話、買い物での金銭の管理などの活動がこのことによって非常に狭められたからです。また、私たちのアンケートで、80歳代の婦人から、「せめて週に1回コミバスが来てほしい」とありました。高齢者においては、低年金、年金削減、消費税増税、物価高騰など、生活が大変になってきています。あらゆる面で生活を切り詰めているのが実態です。駒場から本町までの交通費が何日分かの食料費になります。駒場はバスの便が比較的よいほうですし、本町までの乗車時間も七、八分です。交通費を補助することでバスの利用がさらにふえ、高齢者の活動の場を広げていけると考えております。以下、4点についてお伺いいたします。1、駒場地区で食料品店閉鎖に関する影響調査がありましたらお伺いいたします。二つ目、コミュニティバスは市街地で運行されていて、大変よいと考えますが、交通対策の面で地域的には今後の方向がわからず、不公平と感ずる声にどう応えるのかお伺いします。三つ目、路線バスの運行確保には利用拡大が第一に必要と考えます。その方策について伺います。四つ目、高齢者に路線バスの利用促進のために補助券の発行が有効と考えますが、そのお考えをお伺いいたします。以上です。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
生きいきプラン21を推進するために高齢者に交通支援をとの御質問にお答えいたします。初めに、駒場地区における食料品店閉店に関する影響調査についてでありますが、御質問にありますとおり、昨年の9月末に駒場地区でただ一つの食料品店が閉店いたしました。これに対し、町といたしましては類似店舗の立地を関係機関に働きかけてまいりましたが、採算性等の観点から、結果的に出店には至っていない状況にあります。お尋ねの影響調査については実施しておりませんが、駒場地区の方からは町に対し、食料品の購入ができないといった相談は特になく、地区内の皆さんは公共交通機関や自家用車等を利用して買い物されているものと思っております。本年3月に駒場地区連絡協議会の重点課題として食料品店の閉店に伴う対応をとの要望をいただいておりますが、町からは、現状として、民間の移動販売や宅配、介護保険の在宅サービスなどを利用していただくよう申し上げたところであります。次に、コミュニティバスの地域的な不公平感への見解についてでありますが、本町のコミュニティバスにつきましては、町民生活の利便性を高めるため、音更、木野、宝来市街地の住宅地と公共施設や医療機関、商業施設等を結ぶ循環バスとして平成12年から運行しており、これまでも利用者の要望により、停留所の増設や路線変更等の改善を行ってきたところであります。コミュニティバスは町内全域をカバーしておりませんので、駒場や十勝川温泉への運行についてはまちづくり懇談会や議会の一般質問でも指摘されており、これらの地区の方から要望があることは十分承知しております。これまでも御答弁してきたところでありますが、マイカーの普及や少子化の影響などにより、路線バスの多くは利用者が減少し、収支的に赤字体質であり、国や北海道、また、本町を含め沿線自治体が運行に係る経費を補助しながら町民の足の確保に努めております。このような中で、現在の路線バスを維持するためにはコミュニティバスとの重複運行は避けなければならず、これらの地区の皆さんには、まずは既存の路線バスを利用していただきたいと考えております。最後に、路線バスの利用拡大の方策及び高齢者に対する補助券の発行につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。路線バスについては、沿線自治体とバス事業者のほか関係機関による協議会を設置し、各路線の今後の収支見込みをもとに、各自治体の財政負担をできるだけ抑えながらも路線を存続していくことや利用増を図っていく取り組みなどについて協議しております。御質問の利用拡大の方策につきましては、バス事業者においては、高校生への定期券販売促進に向けた説明会の開催を初め、十勝川温泉などの観光資源と路線バスを組み合わせたバスパック商品の販売など、利用者の拡大を図るとともに、バス運賃の各種割引制度や60歳以上の方が運転免許証を返納した際に運賃を半額にする制度も実施しているところであります。また、十勝川温泉線においては、音更町十勝川温泉観光協会が主体となり、宿泊者へのサービスとして、路線バスを利用した方を対象に運賃を全額助成しており、こういった取り組みも結果的に路線バスの利用につながるものと思っております。このような直接的な方策に加え、交通渋滞の解消や地球温暖化対策の観点からできるだけ公共交通機関を利用するモビリティ・マネジメントの考え方も路線バスの利用につながる施策であり、その啓発にも努めてまいりたいと考えております。御質問の高齢者に対する補助券の発行につきましては、路線バスの利用に一定の効果はあるものとは思いますが、現状においては既存の取り組みを進め、沿線自治体やバス事業者と連携しながら利用拡大に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 8番 重堂登
1についてお伺いしますが、音更町も高齢化が進んでおります。26年度末で65歳以上の方が1万1,500人、25%、4分の1になります。75歳以上の方が7,500人と、これが現状です。これが、あと10年足らずで団塊世代が後期高齢者に入ります。ますますこの対策が必要だと考えております。そこで、駒場では、戸数400戸の集落で、買い物だとか交通で不自由だ、これはやはりまず対策が必要かなと思っています。そのことについてどのように考えておられるのか、さらにお伺いしたいと思います。それから、駒場では、前までは高齢者がお店に行かれるものですから、町に人が歩いていかれるのが目につきましたが、今は、お店がなくなれば、人がずっと少なくなりました。そういうことでは、どこかで改善が必要かなとは思っておりますが、高齢者の活動の場がそこでまた狭められました。ここあたりはぜひ対策が必要かなと思っています。そのことについてお伺いしたいと思います。それから、住民の中には、自分たちも悪かったというような発言さえされる方もいます。やはり車社会ですから町に出て買い物するのが主で、何か足りないときは駒場のお店を利用するのが習慣でしたけれども、そういう中でこんな反省も出ておりますが、ましてや400戸の集落で生活が非常に不便だということ、これはやはり対策がぜひ必要だと思うので、そのことについてお伺いしたいと思います。以上です。
答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)
今御質問ございました駒場市街の400戸、これから非常に大変になるということでございます。今の現状につきまして駒場の連絡協議会の代表さんから質問ございましたので、こちらのほうから移動販売車とか宅配のほうの御紹介をさせていただきましたが、今現在、お話を聞くところによりますと、生協さんを利用している方がかなりふえているということと、あと、移動販売車のほうが何か2カ所程度で販売をしているところを見かけていると。どれぐらいの方が利用しているかどうかわかりませんけれども、そういうお話を聞いております。何らかの形で自衛策をとっていらっしゃるのかなと思います。確かに400戸という単位でありますと、こちらのほうでさきにお話ししましたコンビニの関係もなかなか出店が難しいと。コンビニの場合は、店舗の半径大体300メーター、500メーター以内に2千から3千人ぐらいの規模じゃないとなかなか出店が難しいというお話も聞いていますので、その辺を含めますと、コンビニのほかにいろんな、スーパーとかあるかと思いますけれども、それが出店に向けてこれから考えられるのはかなり難しい状況であると思いますので、まずは今御利用しています移動販売車などをまず地域全体で使っていただくような形も必要かなと思います。先ほど議員がおっしゃいましたとおり、それさえもまた使わなくなると、その移動車自体がまた行かなくなるというまた悪循環もあるかと思いますので、その辺を含めて地域のほうでそういうものを利用して大いに使ってもらいたいなと考えております。それと、高齢者の方々がだんだん出歩かなくなると。そういう方策ということでございますけれども、確かに買い物等がなければ出かけることもないかと思うんですけれども、あと、ほかにはいろんなコミュニケーションのとり方もあると思います。その辺で、高齢者の方というよりは地域全体でその辺でコミュニケーションを図っていただきながら地域全体で活性化を図っていく、その辺で行政がお手伝いできるものはお手伝いしていきたいと思いますので、その辺で考えていただければなと思います。以上でございます。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
今、企画部長のほうからもお話しございました後段でございますけれども、高齢者の活動の場の提供と申しますか、そういう場の設定でございます。町内では、老人クラブ活動を活発に行っておりますので、老人クラブ活動を御利用していただくという部分もございます。それから、たしか地域交流サロンというところも開設されていると記憶してございますので、やはりそういうところで人と会い、会話をし、日常の生活に張りを持っていただきたいというふうに考えておりますし、今後、議員のおっしゃるように、ますます高齢化が進むということで、おひとり暮らしや認知症の方々もふえるということも推測しておりますので、そういう部分で保健福祉部としても取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。以上です。
質問 8番 重堂登
2番目のことについてお伺いいたします。コミュニティバスが来てほしいという要望は、これやっぱり100円バスだからなんです。このコミュニティバスが300円、400円で1回乗るんだったら要望もないし利用客も少ないと。それくらい生活が大変だということを認識したいと思います。そこで、前年度、第4回定例議会でもコミュニティバスの議論がされております。その中ではこのようになっています。コミュニティバスに関して、路線等の再編に当たっては農村部も含めた全町的な検討が必要であり、今後の課題と認識している、ここで終わっております。コミュニティバスは平成12年から始まりました。となると、ことしは15年目に入ります。地域住民の方は、14年間走っている路線はもうこれで決まりなのかと。ということは、コミュニティバスは、私たちは街場を走るのが出発点だと思っていたんですが、14年間たっても同じことで、もうこれで終わりかと。そういうことでは不公平感が出るのは当然だと思います。そこで、早急に、このうたわれているとおり、農村部も含めた全町的な検討というのか、道筋を示す必要があるのかということでお伺いいたします。以上です。休憩(午前11時59分)
答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)
それでは、午前中の御質問の件でございます。平成26年第4回定例会におきまして、コミュニティバスの路線等の再編に当たっては農村部を含めた全町的な検討が必要であり、今後の課題と認識しておりますのでということでの御答弁をさせていただいております。それと、再質問に当たっての答弁においてもそのようなことで御答弁をさせていただいている状況でございます。農村部を含めてということでございます。これから高齢化を迎えて、今現在は、農村部のほうに関しましては特にバスを、コミバスを運行させてくれとか路線バスを通してくれとか、そういう要望は出てきている状況ではございませんけれども、高齢化を含めて、中で今後そういうような問題が出てくるという中で、コミバスを含めた中の再編を考えなければならないということでは認識しております。ことし総合計画の見直しがございますので、その見直しの中でいろんなそういう話題が出てくるかと思います。早ければ来年あたりにそのような検討というか再編の計画を進めてまいりたいなと思うんですけれども、それが直接、先ほどからお話のあります駒場市街にコミバスを運行させるというような形ではなくて、あくまでも全町的な再編計画を結ぶと。コミバスとなると、農村部、かなり広域的になりますので、その辺の運行はかなり厳しいということも予想されますので、それにかわるような交通形態、その辺を含めた中で、全体的に町民の皆さんの利便性が図れるような計画をちょっと考えていきたいというようには思っております。以上でございます。
質問 8番 重堂登
今のことなんですが、コミバスを運行してことしで15年迎えますが、今のところ市街地八の字に回っていることを15年続けてきました。これはこれでいいと思うんですが、例えば駒場の方でコミュニティバスが来てほしいというその願いは、やはり100円で乗れるようなバスが欲しいということなんです。ということは、路線バスでもいいから、補助でも出していただいて100円で乗れる、そういうコミュニティバスと同じような料金を要求しているんだと思うんです。そのことがこの要求でないかなと思うんです。住民の方も路線バスあるから駒場はコミュニティバスは走らせないというのは理解しております。そういう気持ちにどう応えていくか、そこについてお願いいたします。
答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)
そのコミバスとの運賃の差だというお話での御要望だということだと思います。確かに今、駒場から音更本町まででありますと大体280円程度かかるのかなと思います。その辺の差を何とかということなんでございますけれども、本町といたしましても、路線バス全体での運行、その辺で国と道との補助の関係がございまして、間接的というか、その辺で町のほうも補助をしているわけでございます。その中で、町としましてもある程度の利便性を図りまして、280円が、それが補助しなければもっと運賃がかかるというようなことでございますので、その辺で、100円ということとの比較をさせていただくとそういう高い、少し高いのかなというふうに思われるかもしれませんけれども、今現在町としても最大限の補助をしているということでちょっと御理解をいただきたいなと存じます。
質問 8番 重堂登
では次、3番目のことについてお伺いします。路線バスの確保、利用拡大、これについてどのような方策があるのかが私には余り理解できなかったんですが、路線バス、今見ていても、音更駒場間、バスの中に乗っている方少ないんです、実態は。そういう中で運行されているんですが、内容としては、利用者が少なければいわゆる国、北海道、町の補助金が減る、するとバスの便がどんどん減っていく、これ悪循環です。そういう中でどうやって拡大していくかということなんですが、プラン21の高齢者のアンケートの中に、高齢者の方です。町外に移りたいという方が9.4%あると書いています。約1割の方が町外に移りたいと。この数字は私は何か驚きの数字です。そこで、その理由として、「交通が不便だ」、約5割おります。それから「買い物、娯楽に不便だ」が34%。このあたりにどう応えていくのかお示しください。
答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)
我々のアンケートのほうでも、交通が不便だとかその辺のほうのお話をされているということでは理解してございます。そういう中でも、今できることといえば、今の路線バスの継続を維持していくと。それが近隣の市町村と協力しながらしていくというのが今最大の我々の町としてのやる施策だと思いますので、その辺で御理解をしていただきたいなと思います。今後の利用方法につきましても、近隣市町村とかバス事業者とかその辺を含めまして利用促進に向けて今後いろいろと考えて方策を立てていきたいなと思っておりますので、御理解願いたいと思います。以上でございます。
質問 8番 重堂登
バス路線のことで考えてみますと、音更の地形を考えてみたわけです。大体音更の地形は四角型と言えばいいか丸型と言えばいいか、そこに路線バスは鹿追方面、上士幌方面、十勝川温泉とあります。ですが、その四角型なものですから、非常に不便なわけです。これがもし地形が細長い地形が音更町であって、そこに3本の路線バスがあれば大体カバーできるのかなと思うんですが、実際は違います。そういう中で、郡部の方では路線バスの停留所まで出るのに10キロなり10キロ以上もあると。そして、高齢者は運転免許証を返す、返納するとバス代半額の証明みたいのが出るんです。でも、郡部の方はそれもとらないと。なぜかといったら、路線バスに行くのさえ大変だからそういうバス半額なんかは使えないと、何かそれが実態なんです。そこで、駒場までのことでいいますと、高校生がいるものだから便数は非常に多いです。ただし土曜、日曜、休日、高校の休みの日になると便数がぐっと減って6便しかありません。この6便は私としては非常に貴重なものだと思っています。これをどう確保するのかといったら、やっぱりたくさん乗っていただくことしか私たちの対策はないのかなと。そういう乗客が乗る対策と言ったらいいのか、方策みたいのがあったら教えてほしいです。以上です。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
そういった方策があれば補助金出さなくてもバスは十分公共交通機関として成り立つんだろうというふうに思っておりますけれども、先ほど来部長が答弁しておりますように、路線バスを維持するために音更町が今出しているお金が、2,700万ほど補助金を出して維持しているというのが実態でございます。公共交通機関を使わせるためには、街中に駐車場をなくせれば、それで公共交通機関を使わざるを得ないというような形になると思いますが、それでは利便性が、多くの人たちの利便性が確保できないというような形になっています。そういった中で、公共交通機関を使っていただくということは、やっぱり個人個人の意識をしっかりと持ってもらうというのが大事な話でございます。駒場については土日便数が6便あるというふうに今お話しありましたけれども、その6便を確保するために今行政として広域な観点から補助金を確保しながら運行しているということでございますので、この便数については確保していきたいというふうに思っていますけれども、地域の皆さんも、その便数を確保するためにみんなでバスを使おうという運動を展開していただきたいなというふうに思っております。お年寄りが地域で住めなくなるということは避けたいというふうに思いますが、今の全国の傾向からいくと、田舎に住むのは若いとき、年をとると、むしろ都会に出ていって、病院、買い物環境、そういったものが整っているところに出ていくというのが一番いい方法なんだろうというふうに思いますけれども、でも、住みなれたところでもっていつまでも住んでいただくというのが行政の基本だとすれば、いかにして公共交通機関を守っていくか、そのために、行政、それから補助金、そういうものにだけ頼って住民活動がそれに伴っていかないんだとすれば、地域を挙げてそういった運動に取り組んでいただくことも、これ私どものお願いですけれども、そういった取り組みをぜひ地域で取り組んでいただきたいなというふうに思っているところでございます。以上です。
質問 8番 重堂登
次に、補助金のこともありますが、お金の使い方ということでちょっとお話をしたいと思うんですが、路線バスが赤字でしたら、国、北海道、音更町で補助をしています。今、町長が言われたように、昨年度は音更町2,700万円の補助を出しています。そこで、お金の使い方として、町民にバスに乗る補助券なりを出して、町民がどんどんバスを利用すると。そうなるとバスの収益は上がります。すると補助金はどんどん減らせるのでないかなと、何か私はそう考えたんです。バス会社と言えばいいのか、は、どっちにせ同じ金額は入ってくると。どちらがいいのかなということを考えたんです。そうなると、町民に補助金なりを出して、そしてバスをどんどん利用して、バス会社の収益を上げると言ったら変なんですが、そうなるとどんどん補助金は減っていく関係にあるんだなと。こんな考えはどうなんでしょうか。お伺いします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
補助金を特定の人に、割引券を出す。でなくて、今の考え方は、行政が補助金を出して皆さんに安く乗っていただくというような形ですから、それは全利用者にとって割引券が交付されているのと同じ考えだというふうに思っています。もしもそれでもって補助金を出しながらまた割引券を出すということになれば、ダブルの補助というふうな形になるんだろうというふうに思いますけれども、今音更町が国、道、そして近隣市町村と一緒になって2,700万を補助しているということは、それだけ安い料金で住民の皆さんに乗っていただいているというふうに御理解をいただきたいと存じます。
質問 8番 重堂登
バスを大勢の方が利用するという問題ではなかなか議論が合ってこないのかなとは思いますが、4番目のことについてお伺いいたします。今、バスの利用をしてほしいということで発言しているんですが、高齢者の繰り返す事故が多いので、免許証を返納することがどんどん進められております。そういう中で、駒場の例なんですが、夫婦なんですが、90歳と84歳の夫婦。男性は免許証を返納しました。そして84歳の妻が運転して買いに行っていると。しばらくは車が離せないと言われました。84歳の奥さんが運転するということで、ここらももう限界かなと感じています。次の方は、94歳の父親と63歳の娘さんですか、2人暮らしです。その中で、その94歳の父親は、まだしばらく車は離せないと。94歳でも。それが今の現状なんです。そして、娘さんは免許証がないと。交通費が大変だと。コミバスが来ないのならぜひ補助をしてほしいと。それが願いだと言われました。私もこれには応えていくべきかなと思っています。それから、免許証を返納した人で、79歳の女性は免許証を返納して、バスの運賃の半額の証明書を使っていると。それから、もう1人の方は84歳の男性、免許証を返納したと。早かったかな、失敗したと。何かこれが今の現状なんです。こういうことでは私は、駒場音更間、片道280円です。往復で560円、これが生活費の何日分かだと。ここをやっぱりぜひ補助してほしいと、そういうことが寄せられました。そこら辺、私もできたらなとは思っているんですが、それと、そういうことができて駒場から買い物に出たとしたら、農協店舗は、たくさん買って重たければ、駒場は宅配地域だと言われています。駒場まで1週間に1回か2週間に1回、買ったものは農協で宅配してくれると。そういうのでは、お年寄りが気楽にバスを利用できる方策、先ほども言いましたが、やはり魅力は100円バスなんです。ここに何とか応えてあげられないものかなと。そこをお願いしたいわけです。それから、十勝管内でこういう区間の補助券を出しているところがあったら教えてください。以上です。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
お年寄りが車を離せないということは、多分買い物に行くとか病院に行くとかということよりも、そういったバス路線以外のところにいつでも行きたいというのが大きな希望なんだろうというふうに私は思います。例えば、車1台持っているときの経費というのは、車検代から保険代から自賠責から何だかんだ入れると、多分、音更市街から帯広にもしも買い物に行くとすれば、タクシーで行ったとしても、年間相当数タクシー使っても同じだけの車1台維持管理するためにはかかるというふうに思います。そういった意味で、それだけ、買い物だとか病院だけのことを考えると、駒場から音更に来るんだったら、むしろタクシーに乗ったほうが1年間の経費は安いだろうというふうに、私自身も計算してそういうふうなことになりますけれども、ただ、近隣の知人のお宅を訪問するとかそういったときに不便を感じるんだろうというふうに思います。駒場から音更まで280円、お年寄りがというようなお話でございますけれども、必ずしもお年寄りが皆さん貧しいかというと、子育て世帯のほうがむしろ生活実態は苦しいんだろうというふうに思います。そういった中で、お年寄りだけにバスの補助券を出すというのがいかがなものなのかというふうに思います。近隣の町村で多分バスに対する高齢者に対するパスポートというかそれを出しているのは、帯広市は出しているだろうというふうに思いますけれども、その利用率についてはどの程度あるのかは理解はしていませんけれども、ただ、帯広市はそういった形で支出をしております。繰り返しになりますけれども、我々、駒場地域については、一生懸命バス路線については確保すべく施策を講じているつもりでございます。たまたま今コミュニティバスが通っていないというのは、先ほど言いましたように、路線バスを維持していくためには重複は避けなければならないというようなことでもってそういうふうにしています。それが、コミュニティバスが1日2便行ったからじゃ10便がなくなるのかということになったときの利便性を考えたときに、どっちが得なのかということも我々は計算しなければいけないだろうというふうに思っています。また、先ほど議員おっしゃいましたように、音更のバス路線については、今温泉、そして上士幌方面、そして然別方面というような3路線でございます。今までは瓜幕にも行っておりましたし、それから東士幌循環というバスもありましたけれども、そういったバスが全部なくなってきました。もちろん万年、鎮錬もありましたけれども。そういったバス路線がなくなってきたというのは、やはり乗る人がいなくなった、そういったことでもってどんどんなくなって農村部から公共交通機関がなくなっている。そういったことではなくて、今検討しているのは、デマンド方式の路線というのも視野に入れながら、近くのバスタッチまでそのデマンドバスを運行できないかとかそういったことを考えておりまして、コミュニティバスだけで公共交通機関を維持しようということではなくて、そういったいろんな方策も考えながら、交通網としての考え方をしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。
質問 8番 重堂登
路線バスの区間補助券を発行してはどうかという発言をしたんですが、調べたところによると、新得町、屈足から新得町まで370円かかります。そのうち区間補助券を270円発行して、利用者は100円と。コミバスと同じ値段で利用すると、こういうことが行われています。こういうことが駒場でも、これいいなと思うんですが、できないものでしょうか。これをお伺いします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
できないことはないというふうに思います。それが駒場だけなのかというような形でございますけれども、駒場は比較的恵まれた地域だというふうに理解しております。そういった中で、駒場だけにそのバスの補助券を出すのがいかがなものかというだけの話でございます。全く走っていないところはじゃどうするんだという話がありますので、そういったことも含めて総合的に判断しているところでございます。以上です。
質問 8番 重堂登
私の考えとしては、例えばコミバス、今八の字で回っています。同じところを15年間かかっています。これは福祉バスの最初の入り口でないかなと思っていたんです。出口はもっと幅の広いものになるのでないかなと。今駒場のことで上げたんですが、これも町にとっては入り口であって、できれば、それがいいものであれば幅を広げてほしいと、これが私の願いであります。どこかからそれを始めないと、例えば全町的に一斉にやるといったら、なかなかそれは予算の関係もあって大変です。どこかから入り口をつくってそれを広げる、これが大事かなと思っております。そこで、最後になるんですが、私も駒場に住んでおります。駒場にもともと住んでいる方もおります。それから、ついの住みかとしてあそこに住居を構えた者もおります。その中で、なかなか交通だとか買い物だとかで不便で、頭の中に、この場所から移りたいと、そういうことが頭に浮かぶような地域であっては非常に悲しいことでないかなと思っております。それから、駒場で、若い方、やっぱりお店がなくなったりお年寄りが余り見えないというふうなことで、こんなことを言う方がいます。駒場で住居を構えたが、これは失敗だったかなというつぶやきがあります。ここは我々は、やはりこういうことを解消して、住んでよかったと言える集落にぜひしてほしいなと思います。そのためには、まずは高齢者が元気な姿で活発に行動できる、バスもどんどん利用して音更本町までも出られる、こういう姿がまずなければ、この若い人たちが住居を構えて失敗したかなということ、あと何年かの自分の姿を見たときにこういうことになりますので、ここらはぜひ検討してほしいと、そういうことを願って質問を終わります。ありがとうございました。