みんなの議会

音更町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日

緊急輸送道路の老朽化対策と橋梁の長寿命化事業について

2015年3月9日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「緊急輸送道路の老朽化対策と橋梁の長寿命化事業について」質問し、町長 寺山憲二、建設水道部長 恩田惣次、土木課長 下口谷茂、総務部長 宮原達史が答弁しました。

質問者
久野由美 議員
答弁者
町長 寺山憲二、建設水道部長 恩田惣次、土木課長 下口谷茂、総務部長 宮原達史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 13番 久野由美

通告に従い、国土強靭化基本計画に基づき、防災・減災の観点から、緊急輸送道路の老朽化対策と橋梁の長寿命化事業について一般質問を行います。平成26年6月、国土強靭化基本計画が閣議決定され、今後、道路や橋梁を初め、社会資本の整備が進められることになりました。これらについては、防災・減災対策を総合的かつ計画的に実施することの重要性が明文化されたと言えます。しかし、限られた予算の中でインフラ老朽化対策を進めていくためには、従来の対症療法的な事後保全から全体的な経費削減につながる予防保全への視点の転換が重要であります。国の通知では、インフラ長寿命化基本計画を策定し、施設の定期的な点検・診断結果に基づく必要な措置を講ずるとともに、その情報を記録し、次期点検・診断等に活用するといったメンテナンスサイクルの構築を目指すことを各自治体等に求めています。音更町の道路の老朽化対策について質問をいたします。1、橋梁やトンネルなどの国が定めた施設について5年ごと点検するよう、都道府県や市町村などの管理者に義務づけることになりました。音更町の現状と今後の計画についてお伺いいたします。2、舗装路面の下に潜む空洞による陥没の危険性について、事前把握と適切な対策を講じることが重要と考えます。音更町の空洞化調査の実態と結果についてお伺いいたします。3、音更町が管理している橋は392橋。長寿命化修繕計画の対象橋梁は382橋。長寿命化修繕計画を実施することにより事後保全に550億円の費用が必要となりますが、予防保全においては約130億円となり、76%の削減と打ち出されています。長寿命化修繕計画の中に路面下空洞調査を組み入れるべきと考えますが、見解をお伺いいたします。以上、御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

国土強靭化基本計画に基づき、防災・減災対策の観点から、緊急輸送道路の老朽化対策と橋梁の長寿命化事業についての御質問にお答えいたします。初めに、本町の道路施設などの点検の現状及び今後の計画についてでありますが、平成26年6月、国土強靭化基本法第10条に基づく国土強靭化基本計画が閣議決定されました。本計画は、国土強靭化に係るさまざまな計画の指針となるものであり、その基本目標として、いかなる災害が発生しても、人命の保護が最大限図られること、国家及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること、国民の財産及び公共施設に係る被害の最小化、迅速な復旧復興の4点が掲げられております。また、この中では、公共施設の老朽化対策として、長寿命化計画に基づくメンテナンスサイクルの構築等が盛り込まれているところであります。我が国では、高度成長期に集中的に整備されたトンネル、橋梁等が多く、これらの道路構造物を効率的に維持管理していくことが求められております。本町は、平成19年から3カ年、町が管理する全橋梁の遠望目視による点検を行い、その結果をもとに平成24年度に橋梁長寿命化修繕計画を策定し、計画に基づいた修繕を行うとともに、定期的な点検については7年に1回と定め、日常的な点検は道路パトロールにより対応しているところであります。一方、平成26年3月31日に道路法施行規則の一部を改正する省令及びトンネル等の健全性の診断結果の分類に関する告示が公布され、点検、診断、措置、記録を行うメンテナンスサイクルを確立するため、橋梁等の点検については5年に1回の頻度で近接目視により行うことが道路管理者の義務となったところであります。これに伴い、本町は平成27年度から平成30年度までの4カ年で橋梁長寿命化修繕計画の対象となる383橋の近接目視による点検を実施することとしており、その結果に基づいて橋梁長寿命化修繕計画を修正し、計画的なメンテナンスを行っていくこととしております。次に、舗装路面下の空洞化調査についてでありますが、舗装路面下での空洞原因は、自然に発生するものと地下埋設物の影響によるものがあると考えられます。本町では、構造物の埋設後の継ぎ目からの土砂の吸い出しや、冬期工事の凍結土混入に起因する軽微な陥没はこれまでにも確認しており、その都度修繕などで適切に対応しております。御質問の路面下の空洞調査につきましては、本町では重大な陥没に至ったことがないこともあり、実施していない状況にあります。しかしながら、昨年、他の自治体において、下水道管の推進工法に起因すると思われる道路の陥没が発生したことを受け、本町も同様の工法で施工した14カ所、543メートルの区間について、目視による路面状況の点検を行ったところであります。その結果、異常は認められませんでしたが、この区間につきましては、引き続き道路パトロール等により状況を確認しているところであります。最後に、長寿命化修繕計画の中に路面下空洞調査を組み入れるべきとの御質問でありますが、平成24年12月に発生した、中央自動車道、笹子トンネルの天井板落下事故を受け、平成25年2月27日付で国土交通省は、都道府県、市町村など全国の道路管理者に道路ストックの総点検の実施を通達いたしました。道内では、国道は平成25年度に点検が完了し、道道は平成26年度までに完了するものと伺っております。また、総点検に当たっては、道路利用者及び第三者の被害を防止する観点から、道路ストックの損傷状態を把握し、危険性の判定を行うよう、要領が示されたところであります。本町では、この要領に基づき、平成27年度から緊急輸送道路を含む、市街地と農村部の幹線道路46路線、125キロメートルについて、ひび割れやわだち掘れ、平坦性を計測する路面性状調査を実施することとしており、その調査結果をもとに路面下空洞調査の必要な箇所を把握してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 13番 久野由美

では、再質問を行います。橋梁の5年ごと点検について再質問を行いたいと思います。ですが、まず初めに確認事項ですけれども、現在本町が行っている点検方法は遠望目視ということですけれども、本町のホームページには、遠望目視とは、はしごや望遠鏡などを活用した近接目視を含んだ損傷状況を把握する点検ですというふうに出ております。遠望目視と近接目視というのは違うものだというふうに私は認識しているんですが、遠望目視を近接目視を含んだ損傷状況を把握する点検、これについての認識のほうをお示しいただきたいと思います。また、答弁の中に、日常的な点検は道路パトロールにより対応しているところでありますというふうにありました。この道路パトロールというのは近接目視との認識でしょうか。道路パトロールとは車に乗ったままの点検なのかどうか、その点も確認させていただきたいと思います。また、平成27年から平成30年までの4カ年で橋梁長寿命化修繕計画となる、対象となる383橋の近接目視による点検実施というふうにありました。同じく町のホームページでは、対象橋梁は音更町が管理している392橋のうち382橋というふうにあります。答弁のとおり383橋が正しいのでしょうか、この点もあわせて確認をしたいと思います。

答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)

まず1点目の遠望目視と近接目視の違いといいますか認識の違いなんでございますけれども、遠望目視といいますのは、ホームページ等に書かれてございますように、はしごであるとか望遠鏡であるとかというものを利用しながら、近くに寄れるものについては、近接目視と同じなんですけれども、近寄って見ると。ただ、例えば橋自体が高いところにあったりする場合には、点検車みたいなものを持ってこないとその裏側だとかというのは確認ができないものですから、そういった場合には、例えば橋脚にはしごをかけて、なるべく近づいて見る方法、それとあとは望遠鏡でのぞく方法程度の確認でその損傷を確認するというのが遠望目視でございまして、近接目視といいますのは、たしか手の届く範囲、あるいは打音検査、たたいて音で検査をする、そこまで近づいて検査をするというのが近接目視による検査でございまして、これには、先ほど言ったはしごとかではなくて、点検車といったような形の車両等を使わないとできない場合もございますので、そういった点検が必要になってくるというのがこの近接目視の検査方法でございます。それと2点目の道路パトロールにつきましては、これにつきましては車上からの目視点検になります。ただ、その目視で何か異常のようなものが確認されれば、当然おりてそこを重点的に調査すると。点検するというような形になります。それと、最後の橋梁の数でございます。橋梁長寿命化修繕計画を策定いたしましたときには全部で392橋、うち10橋が町道ではないので、計画の対象になるのが382という形になっていると思うんですけれども、音更町の橋梁につきましては、昨年共栄地区に人道橋が一つ新設されましたので、この計画の後に1橋プラスされたということで393橋になってございます。それで、10橋引いて対象が383橋というのが計画の対象橋梁ということになってございます。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

遠望目視と近接目視は、今御答弁されたとおり私も認識しておりました。ですが、このホームページの中に書かれている文章では、遠望目視というのは近接目視を含んでいるんだというふうな内容になっておりますので、そこのところの見直しをされてはいかがかと思います。それと、町のホームページに記載されていることに変更があるのであれば、何年何月現在の資料であるのか、また、それを大きく明記するとか、あとは、新しい情報に書きかえをするべきではないかと私は思います。これは通告外ですので御答弁等は要りませんけれども、提供する情報は正しくなければいけないと思います。最新情報に更新すべきだということを要望したいと思います。再質問に移ります。平成19年から22年までの点検を経て橋梁の長寿命化修繕計画を策定されたわけですけれども、この修繕の進捗状況と進捗率をお示しください。

答弁 土木課長 下口谷茂(土木課長は2015年3月まで)

点検については平成19年から21年までで1,320万円、それから22年度から24年度までで修繕計画の策定費用として1,410万円、その後、平成25年度から修繕化事業ということで計画的に修繕を進めているわけなんですが、25年度につきましては、十勝中央大橋の橋面舗装、伸縮装置補修につきましては3,420万円、今年度、26年度につきましては十勝中央大橋の伸縮装置交換及び同じく橋面舗装等につきまして修繕工事を行い、また、次年度以降の修繕に係る調査設計を合わせまして5,650万円の事業費をかけて行っております。率につきましては、さらに今後点検を定期的に行うということで、全体の事業費等も変わることが想定されますので、率につきましては把握していないのが現状でございます。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

進捗率は把握されていないということですので次の質問に移りますが、昨年、北海道建設新聞社の取材に町長がコメントされております。音更町が管理する道路橋は札幌市、旭川市、北見市、岩見沢市に次いで多いということで、12年度に策定した橋梁長寿命化修繕計画では、橋梁数が多いため定期点検を7年に1回としていたが、改正道路法施行規則では5年1回に短縮されたため1年当たりの点検コストは増大すると。これを踏まえて町長は、詳しく点検し、安全性を高めることは大切と前置きした上で、ただし財源の問題は別。交付金での財政支援といっても十分なものかどうかということで、橋梁だけでなく、上下水道、農業施設、学校、公共施設など長寿命化を図らなければならないインフラはほかにもたくさん抱えているというふうにコメントされておりました。今後、7年に1度の点検が5年に1度ということになりましたし、遠望目視が近接目視にということについて、費用が当然かかっていくだろうということは予測されます。今回、長寿命化修繕計画の対象となる383橋の近接目視による点検を実施した場合、遠望目視で点検を行った場合と比較して費用は何%増というふうに試算されているのかお示し願います。

答弁 土木課長 下口谷茂(土木課長は2015年3月まで)

先ほど御答弁で、以前の遠望目視による点検費用を1,320万円と申しました。近接目視による点検に要する費用につきましては、概算ではございますが、全橋、383橋につきまして約1億6千万円の事業費がかかると見込んでいるところでございます。なお、この1億6千万に対して、今の段階では交付金事業となりますので、6割の補助が交付されるというものでございます。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

緊急輸送道路についてお伺いをいたします。先ほど御答弁いただいた中に、緊急輸送道路を含む市街地と農村部の幹線道路46路線、125キロというふうについて御答弁いただいたんですが、この中で純粋な緊急輸送道路、第1次緊急輸送道路と第2次緊急輸送道路それぞれの距離をお示し願いたいと思います。

答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)

緊急輸送道路の延長でございます。町内に緊急輸送道路、国道につきましては全線、道道につきましても4路線ですか、指定されておりまして、町道といたしましては、北十勝消防事務組合から国道までの約300メートルと国見通りの国道から上士幌・士幌・音更線までの約1.5キロ、合わせて1.8キロメートルが指定されておりまして、1次、2次で申し上げますと、町道に関しては300メートル、先ほどの北十勝消防事務組合から国道までが1次でございまして、国見通りにつきましては第2次の指定となってございます。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

緊急輸送道路の資料をいただきに今回土木課のほうに参りましたけれども、実際には防災課のほうにあるのかと思いましてそちらのほうに問い合わせをいたしました。そうすると、ないということで、土木課じゃないでしょうかというお話で資料をいただいたわけですけれども、防災課と土木課はこの緊急輸送道路、情報の共有はされていないんでしょうか。

答弁 総務部長 宮原達史(総務部長は2015年3月まで)

緊急輸送道路につきましては、北海道のほうの道路課のほうのホームページにもあるんですけれども、私どものほうも管理は土木課のほうでやっていただいていますので、その辺は、図面等詳しいものは土木課のほうに置いてありますけれども、防災課のほうでも防災計画の中で、例えば交通応急対策計画であるとか、それから障害物除去計画であるとか道路に関する計画部分もございますので、その辺は情報は共有しているつもりで業務に当たっております。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

では、道路空洞化について再質問を行います。国土交通省道路局が出しております総点検実施要綱には、道路の条件と空洞発生の因果関係は究明されていないというふうに前置きをしながら、路面下に地下構造物やライフライン等の埋設物が存在する道路、例えば地下鉄、共同溝、洞道、地下道、地下街、上水道、下水道、ガス、電気、電話、横断用水路等、それから河川、海岸など水の影響を受ける道路等の条件に該当する道路は、空洞が起因する路面陥没の可能性が高いと考えられるというふうに示されております。帯広市は平成26年、約17キロメートルにわたり路面下空洞調査を実施いたしました。その結果、危険箇所は8カ所、うち5カ所は早急に修繕を必要とするという報告がなされております。また、芽室町でも道路が陥没した事故が発生しております。音更町も路面空洞化の危険性があるのではないかと思われます。答弁の中にありました同じ施工で行われております14カ所、543メートルの区間について目視による路面状況の点検を行ったというふうに先ほど御答弁をいただきました。ですが、この空洞化というのは目視しただけでは到底見つけることはできないというふうに言われております。防災・減災の観点から早期に緊急輸送道路、先ほどおっしゃっておりました緊急輸送道路、第1次、2次それぞれありますけれども、路面下空洞調査、これを盛り込むべきではないかというふうに思います。また、車両によるパトロールというふうに先ほどおっしゃっておりましたが、車両に乗っているだけでもこの路面下空洞は発見できるものではありません。この点について再度御答弁をお願いいたします。

答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)

空洞化調査の関係でございます。今議員おっしゃられたとおり、空洞化の原因というのはそういった内容であるというふうなことも私ども承知しております。今言われたように、大きな都市には地下鉄であるとか地下道であるとかといった大きな構造物がございまして、それの施工不良であるとか破損であるとかということで空洞が発生して道路の陥没に至ると。そういった事故が起きているということがあって、全国でこの空洞化調査は行われてきているというふうに聞いております。音更町の路面下につきましてはそういった大きな都市のような大きな地下構造物というのはございません。あるといたしましたら雨水・排水施設のコンクリート管等であります。この下水管等の施工に関して、施工不良であるとか損傷で空洞が生じていることを全く否定することできないとは思いますけれども、現状でこれらの施設の空洞化によって大きな陥没等が発生するということは今のところ想定はしておりません。それで、空洞化調査で、緊急輸送道路に関して言いますと、1カ所、北5線道路の一部に大きな雨水管渠があるという程度でございます。それで、空洞化調査につきましては、私ども、答弁でも述べさせていただいてございますけれども、平成27年度から、道路ストック総点検の範疇の中で路面性状調査というのを実施する予定になってございます。それで、正直、議員おっしゃられるように、路面上からではこの空洞化というのは把握できないということは言われておりますけれども、中には路面下の空洞が成長することで舗装面に変状が確認される場合もあるというふうに言われておりますので、私どもといたしましては、路面下のそういった異常がある場合のその異常なくぼみみたいなものの陥没の予兆となるような状況をつかめた場合にそういった詳細な調査をしていきたいなというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

地下鉄が走っていたり地下街があるような大規模な都市ではそのようなことが起こり得る可能性が高いというふうにおっしゃいましたが、帯広市も芽室町も地下鉄は走っていませんし、地下街も私はないと認識しております。隣町でそのようなことが起きていて、音更は大丈夫なんだという、その確信というものはいかがなものかというふうに思います。今、道路について空洞化調査の実施を求めましたけれども、北海道の橋梁についても、凍結防止剤の散布ですとか滞水により橋梁の床版内部が劣化している可能性と。これもとても大きく取り上げられております。この橋梁床版内部の劣化というのは、先ほどおっしゃったように、車でパトロールしながら見つけられるものでもありませんし、当然目視でも発見できないと言われております。道路・橋梁の空洞化、陥没に関して問題が起こってからでは遅いと思われます。地下鉄が走っていないから、地下街がないから、地下埋設物は都会と比べて少ないから、だから大丈夫という認識はいかがでしょうか。平成23年、直轄国道の舗装路面に関する保全検討委員会が発表いたしました路面地下の適切な管理のあり方について、これには、路面空洞探査車によるレーダー探査では限界があるというふうに言われておりますけれども、現在は、マイクロ波を利用して道路・橋梁を走行する方法が有効であると言われております。帯広市でもその方法をとられたと伺っております。答弁を聞く限りでは、未然に防止する予防保全型へ移行すべきとの見解はお持ちであろうというふうに私は感じておりますが、マイクロ波を活用して橋梁床版内部の劣化を調査・点検できる方法があるのであれば、それを活用されてはいかがかと思います。この点について再度御答弁をお願いいたします。

答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)

道路の陥没あるいは橋梁の床版の内部の状況等々は目視ではわからないという状況ではございます。確かにそういった陥没等につきましては、いつ発生するか、どこで発生するかというのはわかりませんので、路面下の状況あるいは床版内の状況を把握してそれを事前に改善しておくということはそういった事故を未然に防ぐということで重要なことだというふうに認識をしているところでございます。それで、じゃ、調査についてどうするかということでございますけれども、今後、今のところは、路面性状調査、この空洞化調査自体も道路ストックの総点検の中に含まれる項目でもございますので、今後検討してまいりたいなというふうに思います。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

音更町のこれまでの道路修繕というのは、答弁の中にもございました、構造物の埋設後の継ぎ目からの土砂の吸い出しや冬期工事の凍結土混入に起因する軽微な陥没はこれまでにも確認しており、その都度修繕などで適切に対応しておりましたというふうにおっしゃっていらっしゃいましたけれども、その御答弁のとおり、今までの道路修繕というのは、例えば、のり面の崩壊ですとか道路のクラック、凍結による路面の隆起や陥没等、全て起きてから修繕を繰り返す事後対処であったというふうに認識しております。財政面で対応できないというふうに以前は御答弁されておりましたけれども、結果として費用負担を大きくしているということにつながっているのではないでしょうか。予防保全は事後保全より費用削減と言われますけれども、それでも財政負担は大きいと私も認識はしております。ですが、的確な実態調査を行い、早期に対応することが防災・減災の観点からも必要不可欠ではないでしょうか。社会資本整備審議会道路分科会は、市区町村の財政力不足、技術力不足が課題と発表しております。そこで防災安全交付金を活用して実施することはできないかというふうに思っているわけですが、先ほども交付金で6割というふうにおっしゃっておりました。これは防災安全交付金を活用されているということでしょうか。その点についても確認をさせていただきたいと思います。今後、計画性を持って取り組むことが必要と思います。路面下空洞調査、先ほど来より御答弁いただいているとおり、路面性状調査を実施してからでないとこの空洞化調査は実施されないということでありましたけれども、緊急輸送道路だけにとどまらず、例えば子どもたちが学校に通う通学路にだって危険性は潜んでいる、この点からも計画性をお持ちになるべきではないかというふうに思います。その点の御答弁をお願いいたします。

答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)

先ほど、交付金を利用するというお話でございまして、防災安全交付金の活用かどうかという御質問でございます。そのとおり、防災安全交付金の活用でございます。それと路面性状調査、これにつきまして、その後の空洞化調査につきましても、緊急輸送道路のみということではなくて、我々といたしましては、少なくとも主要幹線についてはそういった未然に防げるような予防を行う上での調査・点検というのは必要であるというふうには考えてございますので、今後検討してまいりたいというふうに思います。以上でございます。

再質問 13番 久野由美

町長は交付金での財政支援といっても十分なものかどうかと疑問をお持ちになっていらっしゃるようですが、私は、交付金がいつまで活用できるのかという疑問も持っております。であれば、早目に計画を立てて、交付金で取り組めるべきときに取り組んでいくことのほうが重要ではないでしょうか。早期に計画を立てるべきであると再度申し上げて一般質問を終わります。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

橋梁については5年に1遍の近接目視のサイクルを組んでやらなければいけませんから、これ、エンドレスの計画をつくっていかなければいけないというふうに考えております。そうした中で、1回つくったらいいのではなくて、1回やったら、だから毎年80橋ぐらいずつ近接目視をしていかなければいけないというふうに考えております。ただ、橋梁の場合は、橋梁に限らず、道路もそうですけれども、近く、洞爺湖町でもって橋梁が落ちました。これについては道が代行施工をやったと。北海道が施工した橋でございますけれども、今洞爺湖町に移管されているというような橋でございますが、それについては平成10年につくった橋ということで、極めてまだ新しい橋でございますけれども、それでも自然条件によっては橋梁が落ちてしまうというようなことがありますので、新しいとか古いとかにかかわらず、やはり点検は続けていかなければいけないだろうというふうに思っております。そうした中で、少しでも有利な交付金、それから、制度の新しい立ち上げというのも我々としては要求していかなければいけないなというふうに思っています。今、十勝には、帯広開発建設部、それから北海道の道庁の中には建設管理部ですか、の十勝総合振興局のほうからも、そして市町村のほうからも、みんなでもって道路のメンテナンス会議、十勝道路メンテナンス会議というのがもう既に立ち上がっております。そういったところと十分協議しながらこれら作業を進めていかなければいけないというふうに思っておりますので、我々としても、これら、人命にかかわることでございますので、そういった形でもって対応を進めていきたいというふうに思っていますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

出典:音更町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる