みんなの議会

音更町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月14日

音更町の歴史を後世に伝えていくことについて

2013年6月14日、音更町議会の一般質問で、大浦正志議員が「音更町の歴史を後世に伝えていくことについて」質問し、教育長 荒町利明、教育部長 大久保善雄、生涯学習課長 小塩教敬が答弁しました。

質問者
大浦正志 議員
答弁者
教育長 荒町利明、教育部長 大久保善雄、生涯学習課長 小塩教敬

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 大浦正志

日本共産党の大浦正志でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。音更町における郷土の歴史を後世に引き継ぐためにといったテーマで質問させていただきます。音更町は、気候や地形にも恵まれ、道内でも有数の町として発展してきました。2010年には開町110年記念式典が盛会裏に行われました。本州の自治体と比較すればたった110年かもしれません。しかし、そこには私たちの先輩の皆さんの一方ならぬ御苦労があり、現在の音更町があると思っています。また、多くはありませんが、郷土芸能や文化財もあります。昨年は、町内史跡標柱・案内板設置、史跡文化財マップなどの作成も進められました。こうした先人が残された歴史の事実を後世に伝え継ぐことはこれからのまちづくり、人づくりにとって大切なことと思います。また、音更町に住む者にとって、自分たちの町を見つめ直し、そのことに誇りを持つことは活力あるまちづくりを進める上で重要なことと考えます。そこで、音更町の歴史を後世に伝えていくことについて質問します。1、学校教育課程において、音更町の歴史や文化を伝える教育はどのように行っているのか。また、どのような資料を使って教えているのか。2、音更町には郷土資料室がありますが、利用者の推移はどのようになっているのか。また、計画どおり進んでいるのか。3、音更町が現在持っている郷土資料で、展示されていない、または眠っている資料はどのくらいあるのか。4、人口4万5千人余りを有する町として、現在の郷土資料室でいいのでしょうか。整備・充実が必要と思いますが、今後の方向性についてどのように考えているのか。以上、質問させていただきます。どうか御答弁のほどをよろしくお願いいたします。

答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)

音更町における郷土の歴史を後世に引き継ぐことについての御質問にお答えいたします。初めに、学校教育課程における音更町の歴史や文化を伝える教育の取り組みについてでありますが、音更町の歴史や文化を伝える教育につきましては、学習指導要領に基づく教育課程を編成し、小学校では3年生及び4年生が、社会科の授業において、教育委員会で作成した副読本「おとふけ」を副教材として活用し、人々の生活の変化や地域の発展に尽くした先人の働きについて理解し、地域社会に対する誇りと愛情を育てる内容の指導を行っております。また、中学校では、社会科の地理的分野において、地域の産業・文化の歴史的背景や伝統的な生活の変容などについて指導を行っているほか、総合的な学習の時間を活用し、十勝水田発祥の地としての稲作文化の継承のため田植え体験を実践している小学校や、郷土芸能である駒太鼓の伝承活動に取り組んでいる中学校もあります。次に、郷土資料室の利用者数の推移と計画の達成状況についてでありますが、郷土資料室のここ5年間の利用者数の推移は、平成20年度は313人、平成21年度は408人、平成22年度は460人、平成23年度は786人、平成24年度は434人の利用となっており、5年間の平均で年間480人程度の利用状況となっております。利用者の内訳につきましては、町内小学校3、4年生の社会科授業での施設見学が約7割で、その他の方が3割程度となっております。また、旧南中士幌小学校に設置しております大型農機具を主体に44点を展示している郷土資料室分室につきましては、平成20年度及び平成21年度は24人、平成22年度は44人、平成23年度は16人、平成24年度は13人の利用となっており、5年間の平均で年間24人程度の利用状況であり、主に一般の方が利用されております。なお、郷土資料室の利用者数の計画目標に対する達成状況につきましては、第5期総合計画の計画策定時の現状値450人から50人程度の増加となっております。次に、現在、郷土資料室に展示されていない資料の保有状況についてでありますが、郷土資料室の収蔵庫に保管している郷土資料等の数は、約96種類、400点余りとなっておりますが、その多くが既に展示している資料と類似または重複するものであり、展示物が劣化した場合などの予備として保管しております。最後に、郷土資料室の今後の方向性についてでありますが、郷土資料室は、農村環境改善センター内に昭和56年11月、施設の完成と同時に面積471.9平方メートルで開設いたしました。現在、郷土資料室には、明治時代の開拓当時からの生活用具1,233点、生産用具366点を展示しております。また、平成16年度に増設しました埋蔵文化財展示コーナーには、今から約9千年前の縄文時代早期から500年ぐらい前までの石器及び土器など900点余り、合計で約2,500点を展示しております。本町は、開拓からの歴史も110年余りと浅く、各年代ごとの伝承すべき特徴的な資料も少なく、展示資料を入れかえるまでには至らず、郷土資料室を1度利用された方の再度の利用は非常に難しいと考えております。このような状況を踏まえ、郷土資料館等の整備につきましては、平成23年度からの第6次社会教育中期計画並びに第5期総合計画におきましても施設整備の計画は盛り込んでおりませんので、当面は現状の施設を有効活用してまいりたいと考えております。しかしながら、現在の私たちの生活や文化は過去の歴史の上に形成されたものであり、郷土資料等の文化財は、本町の歴史、伝統、文化などを理解するためには欠かすことのできない貴重な公共的財産であり、今後も引き続き、郷土資料の収集、保存・伝承、展示等を実施してまいります。また、昨年度から3カ年計画で、文化的価値のある史跡等について、史跡標柱及び案内板の更新並びに整備を進めるとともに、それら史跡等の位置を表示した史跡文化財マップを作成いたしました。いずれにいたしましても、帯広百年記念館の広域運営の状況もあり、今後も、現状において貴重な郷土資料を初め文化財の保護及び展示等に努めるとともに、町のホームページで施設の概要及び町指定文化財、史跡文化財マップを掲載し、幅広く情報を発信してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 8番 大浦正志

それでは、若干再質問させていただきたいと思います。初めの質問ですけれども、学校教育課程における歴史、文化を伝える教育に関してですけれども、私、この質問を出してからになりますけれども、その後少し勉強したことになりまして、学習指導要領などで、3年生、4年生の時期にそういったことを教えるということなんだというふうにありました。そして、副読本ということで、「おとふけ」という副読本、図書館のほうで見させていただきました。私も地元、この音更の小学校、東士幌小学校を今からもう50年近く前に卒業しました。そのときも「おとふけ」という副読本があって、それで学ばせていただきました。なぜか非常に記憶に残っております。3、4年生という、そういった時期ということもあるかもしれませんけれども、そのことに当時の表紙が頭に、何かどこかに残っております。今、雑誌はその当時と全然違って、写真がほとんど、上手に使われていて、今の音更の町並みだとかそういったものが載っているものだ、時代は随分変わったものだなというふうに思っております。そういったものを使いながら恐らく教室の中で音更町の歴史なり、そういったことを学ぶんですけれども、それとは別に、そういうことをやりながら子供たちを、ある程度限られたところかもしれませんけれども、近くの史跡という、先ほどの答弁の中にもございましたけれども、なかなか音更の場合そういった史跡というのが少ないのかもしれませんけれども、そういったところへ実際に体験させるような教育というのは実際的に行われているのでしょうか。その辺、どのように行われているのかお尋ねいたします。

答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)

遺跡等の、学校でその現場等には行ってはいませんけれども、郷土資料室等に一応展示もしてありますので、それを参考にしながら授業の活用、また、音更町の縄文時代のそういう土器等のものを見学しながらそれを学んでいっているというのが現状であります。

再質問 8番 大浦正志

小学校学習指導要領解説という、社会編ということなんですけれども、僕も全部読んだわけじゃないので、たまたまそこのところには、授業の中で見学等をさせて……。ここでは、博物館や郷土資料館などを見学し、道具を観察したり、それらの道具が使われているところの生活様子、古くから伝わる文化財や年中行事の内容や、いわゆるそういったことを学ぶとなっています。そういったことで、今のお話ですと、今ある郷土資料室は使われて、先ほどの答弁の中にも年間500人近くの、恐らく、3年生なのか4年生なのかわかりませんけれども、3年生の時点で行くのか4年生の時点で行くのかどちら、ちょっとわかりません。それもお聞きしたいんですけれども、そういった中で、音更町内の全部の小学校の児童は必ず1回はそこに行くような、そういった取り組みがされているのでしょうか、お尋ねいたします。

答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)

各小学校3年生及び4年生においてこの郷土資料について学んでいるわけですけれども、平成22年から24年の3年間を見てみますと、平成22年度につきましては7校の小学校がこの資料室に見学に行っております。また、23年度につきましては5校、また、24年度につきましては5校ということで、小学校の14校全部がこの資料室に行っているという状況には現在のところなっておりません。

再質問 8番 大浦正志

そこで、正直言って決して広くないスペース、展示場は割と、一定改善されて、僕が初めて見たときは、まだあそこに、今ある図書館の前の図書館、図書室というんですか図書館というんですか、そこにあったときに、入ったときに、今もそうですけれども、入って右側のところにジープがあって、そのジープも、僕の小学校の同級生のお父さんが乗っていたジープなんですけれども、それがあって、ここにこういった施設があるんだなと思って初めて、私も15年ぐらい前に音更にUターンした、帯広に住んでいたんですから大した遠くはありませんけれども、そういった中で、音更の図書室、いわゆる図書館はここにあるんだな、そのときに、そこにこういった施設があるんだということを初めて知りました。それは、その後、今あそこに石器とか土器が置かれております。その後、ある程度拡張されて少し改善された。それにしてもやはり狭いというのは印象を受けました。そこで、子供たちをあそこに連れて行って、そこで音更町の歴史を見るなり、そこの説明するのは担任の先生が行うのか。なかなか教育委員会でそういうことを説明する方というのはおられないので、あそこへ連れて行って、当時の暮らしはこうだったんですよ、アイヌの人たちはこうだったんですよ、音更はこうだったんですよということは先生がお話しされるのでしょうか、それとも職員の方がいてある程度説明されるのか、その辺はどのように行われているのでしょうか。

答弁 生涯学習課長 小塩教敬(生涯学習課長は2013年6月まで)

郷土資料室での説明員の対応状況ということですが、現状では、町職員が説明のマニュアル的なものを作成いたしまして対応させていただいております。以上です。

再質問 8番 大浦正志

やはりそうじゃないとなかなか。恐らくそうだと。本当といいますか、きちっとした博物館であれば学芸員の方が説明されるんだろうと思いますし。ただ、先ほど、あの施設は狭いもの、狭いといいますか、やはり僕は狭いというふうに思っております。展示の方法もある程度体系的に展示されることも必要かなというふうに思うわけです。それで、私、今回のこういったテーマを質問する中で、十勝管内の、全ては見られませんでしたけれども、幾つかのそういった類いの資料館といいますか、各自治体によってその名称は別、いろいろございますけれども、見させていただいて、当初、私は一番先に音更のを見たときに、いろいろと考える中では、音更としては、この程度と言ったら失礼ですけれども、これでしようがないのかなと思いながら思ったんですけれども、その後幾つかの自治体を見る中で、それぞれかなり差がありますし、確かに本当に博物館という形で学芸員を置かれてやっているところもありますし、図書館の分室、部屋を借りてやっているところとか、そういったところもあります。そういった中では、今の現在の郷土資料室では今の音更としてはやっぱり不十分ではないかなというふうな感じを持ちました。それで、5期総の計画の中で、との比較の関係ですけれども、現在、ずっと、中期数字で平成26年度が600、最終数値が700ということで、全体的な数字として見れば決して大きな数字ではない数字です。この数字は今どういったところからこういった、この5期総の計画をつくるときに基礎となる数字はどういったところから算出したのかと。これは、言ったように、例えば平成24年度の3年生の、小学生ですけれども、514人、4年生が510人。ですから、4年生、1学年の子供たちが学級、学校単位で、その数字が基礎というふうにつくられたのかなというふうに思うわけです。そして、そういう学校単位で利用されたやつが全体の7割ということで。ということはあとの3割はあるいは個人的なのか。個人的ですね。そういったメニューで見た人たちなのかなというふうに思っている、なんですけれども、それぞれ十勝管内のそういう施設を見る中で、例えば、足寄はすごく大きくて、年間1万5千人ぐらい、建物も新しいですし、お金も取るから、そういうふうに言っていましたし。ただ、本別町は1,500人ぐらいの方が利用して。それは、その館長さんのお話を聞くと、あそこは本別空襲があって、そういうことがあって、7月2日から始まるらしいんですけれども、本別町の子供たちは皆さん7月15日は本別空襲の日だと知っている、そういうことも何かされているということでありますし、本別の、民俗資料館という名前だったと思いますけれども、2階が常設展示で、下が企画の形やって、年何回かですけれども、いわゆる特別展といいますか、そういったものをやっているというふうに見ました。本別の人口はそんなに、人口で比較すると、音更から比べると大分、5分の1ぐらいの人口かもしれませんけれども、そういった、やっているということでございます。その町の大きさとかということもありますけれども、姿勢というものかな、そういう問題がやっぱり問われているのではないか。あるいは、そのスタッフの人たちも、館長さんもそういうことに非常に熱心な方がなされていて、ほかの自治体とのそういう連絡もとってやられている。そういった意味では、音更の場合は、施設も不十分だし、スタッフの部分も、展示して、それを、やっぱりほこりかかったりする、メンテナンスとかそういうことも必要なのではないかというふうに思うわけです。そういった意味では、現在の音更の郷土資料室のスペースに関しては十分だというふうに、私は不十分だと思うんですけれども、その辺の関係は、当面拡充する予定はないような先ほどお話しだったんですけれども、その辺に関してはどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)

今の資料室の大きさに関することだと思いますけれども、今現在展示をさせていただいている場所につきましては当時から同じような形でやっておりますけれども、実際的に飾るものも種類的に、展示しているのはありますけれども、ただ、時代ごとの道具の流れ的なものですとか、そういう年代的なものも見られるような状況にもなっていないというのが現状でありまして、昔の状況をあの施設で、昔はこうでこういう生活であった、こういうものを使っていた、こういう道具で農作業をしていたというような昔のそういう作業を児童や生徒、また、一般の方が状況を見れる最低の形なのかなと思っておりますので、あれ以上面積的にも広げるスペースは持っておりませんので、そのままの現状の維持で今後も考えていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

再質問 8番 大浦正志

音更の場合は、先ほどの答弁の中にも、歴史的なそういう資料が少ない。ほか、十勝、どこも100余年の歴史の中で、確かに本別は戦争という、空襲があったということもあり、足寄には化石があったとかナウマン象があったりいろいろある。でも、音更にだって恐らくまだまだ私たちが、僕は質問するときにたった110年の歴史と言いましたけれども、後からよく考えてみると、私たちが音更に、ここに住む以前から、先人のアイヌの人たちとか、人がいなくてもここに歴史があった。それは、僕は大きくなってからわかったんですけれども、自分の近くに十勝坊主というものがある。そういうことを私はかなり大きくなってから、近くにああいったものがあることも知らなかったし、例えば十勝川温泉だって、モール温泉はこういう温泉だよ、あるいは幾つかの部分はたくさんあるのではないか。人は住まなくても、今のここの音更の大地をつくった、そこまで含めて展示すれば恐らくもっとたくさんあるし、例えば、僕の生まれたところの話ばかりですけれども、東士幌にはばんば競走がありました。残念ながらなくなってしまいましたけれども、そこにはそこの人たちの、歴史があります。そういった部分もやっぱり何らかの形で、幾つかあった、そういったものも紹介する必要があったのではないかというふうに思っています。そういった意味では、まだまだ音更の歴史、音更が戦争の、音更だって戦争あったわけです。そのときにそういったものを、その当時の人たちの暮らしも子供たちにも伝えることができるのではないかというふうに思うんですけれども、その辺に関してはいかがでしょうか。

答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)

現在の本町の郷土資料室なんですけれども、今、大浦議員がおっしゃるとおり、各自治体でそれぞれこういうような類いの施設というんですか、郷土資料館、あるいは郷土資料室等はあるのかなというふうに私も思っておりますし、見たことも実際あります。ただ、それぞれスペース的に大きくとっているところもあれば、本当に片手間に資料室として機能させているというところもあります。その町その町の突出した歴史的な物すごい、知らしめるような町については、やっぱりそれだけの力も入れて郷土資料館や郷土資料室として運営しているところもありますけれども、本町におきましても、先ほどお話がありましたけれども、十勝坊主、これは天然記念物として音更町の指定文化財に指定しておりますし、また、無形文化財といたしましては十勝駒踊り、あるいは東士狩の獅子舞、あるいは矢部の獅子舞等も無形文化財として指定しております。そんなこともありまして、今のスペースの中で、当面やっぱり今のスペースを有効活用していきたいという思いはありますし、ある程度きちっと整理して、もしかまだほかに町の歴史的あるいは文化的な価値のあるものが今の展示室あるいは資料室に展示している以外にあるとすれば、その辺はある程度整理をして、今のスペースの中で展示をしていくというようなことは今後考えていきたいと思いますし、先ほど答弁させてもらいましたけれども、現在の郷土資料室においては、明治時代の開拓当時からの生活用具だとか、あるいは生産性の農機具等、あるいは埋蔵文化財の展示コーナーというようなある程度昔の生活形態、生活様式、あるいは農業部門の関係のものが多いわけでありまして、その辺を整理して、もう少し皆さんに、こういうものも音更町の文化財、あるいは皆さんに知ってもらう貴重なものがあるとすれば、その辺は今後整理して、できるだけ今の資料室の中で展示はしていきたいというふうに考えております。

再質問 8番 大浦正志

次に、南中士幌郷土資料室、先ほどちょっとお話、今の資料室の分室というような位置づけなのかと思います。先ごろ、私、総務文教常任委員になって、その中で視察する中で、本来の目的はふれあい教室を視察するという目的だったんですが、そのときにたまたまそこの、たまたまと言ってはあれなんですけれども、南中士幌小学校が郷土資料室の分室として使われている。そこに昔のプラウだとか農機具が置いてあった。私はそもそもそこが、こういったものが置いてあることも知りませんでしたし、分室があるということも恐らく多くの町民が知らないのではないか。あそこの今ある改善センターのところに行っても、そこで、あそこにもしかしたら書いてあったのかもしれない、見落としかもしれませんけれども、あそこに置いてあった。それはいつからあそこに置くようになったかというと、ちょっと調べてみると、平成15年決算特別委員会の中で、当初あれはファミリーセンターのところに収蔵してあった資料をあそこに移したというふうに会議録のほうにあったんですけれども、そういうようにして、そもそもファミリーセンターに展示してあったのか収蔵してあったのかちょっとわからないのですけれども、そういったことで、今、当時そこにあったものが南中士幌小学校跡地に移したものですか。それをちょっと確認したかったんですけれども、それはどうなんでしょうか。

答弁 生涯学習課長 小塩教敬(生涯学習課長は2013年6月まで)

旧南中士幌小学校での分室の展示物の関係でございますが、お話のとおり、ファミリーセンターの北側にありました倉庫状の物品庫の中に保管をされていた大型農機具、こちらを、施設を潰すというようなお話もありましたので、取り壊す前に整理をして清掃をしてどちらか違う場所へ移動しようというようなことから、旧南中士幌小学校での空き教室を利用させていただいてそちらへ展示をしようというような考え方から各農機具等の資料を移転させていただいたという状況でございます。移転の時期は、平成16年9月から一般に公開しますということで町の広報紙でも町民の方々に周知をさせていただいたところでございますし、本館といいますか、現在の改善センターの見学の中でも分室の御紹介をさせていただいておりますので、大型農機具を中心ということにもなりますものですから、特に興味のある方になるかもしれないんですが、分室への御案内をさせていただいている状況でございます。以上です。

再質問 8番 大浦正志

展示というよりも、なかなか、置いてあるだけというイメージしかない。ただ、これは説明書きも余りないですし、ある程度、常任委員会で行ったときも、おまえ、この機械知っているか、それで、年代が、知っている年代、知らない年代という形で結構盛り上がったと、いいですけれども、結構、子供たちよりも、当時使った人たちが関心を持っている。例えば、私今回、中札内の豆資料館、ビーンズ館、あそこも小さなところです。スリッパが三つか四つぐらい並んでいて、入っちゃうともう入れないところなんです。そこへたまたま行ったら、ほかにお客様はいませんでしたけれども、後ろからおばあさんと、娘さんかお嫁さんかわかりませんけれども、2人入ってきまして、ああ、懐かしいねというふうに見て。子供たちが見るよりも、もしかしたらそういう大人たちが見て、そういった意味があるのかなと思っております。それで、南中士幌小学校跡地にある、教室に置かれている、町民から御寄附願った資料だと思うんです。それはやはりきちっと管理されて、展示されるべきであれば展示きちんとすべきだと思うし、そもそも、これは音更だけじゃないんですけれども、そういった資料を閉校した、あいている校舎なりそこを活用してと持ってくるところが多いようです。多いというか、そういうところも結構あるみたいです。展示すべきものが音更はそんなにない、同じことになりますけれども、そういったものをきちんと整理して当時の暮らしを見ていただくようにすべきだと思うし、その場所もどちらかといえば町の中に置くべきだ。一つには、資料館は子供たちの学校教育の施設という側面もございますけれども、音更の場合、小学校を卒業して、音更でなくても、ここを巣立って東京なり札幌なり、あるいは海外に行って、そのときにふるさとを思うかもしれませんし、逆に、音更の人口が4万5千人、恐らく多くの方々が音更生まれというよりも、もしかしたらほかから転入された、あるいは嫁がれた、あるいは長い間転勤生活の中で、音更をついの住みかといいますか、そういった目でここに住もうという、住宅を建てられてここに住んだ人たちが恐らく、数字的には私は押さえていませんけれども、多いのだろうというふうに思います。そういった人たちがここに、音更に住むことを決意していて、音更のことをもっと知りたいな、自分たちの町を知りたいな、そういうことは子供たちよりも大人たちのほうが、せっかくここに縁があって住むんだからもっと音更を知りたい、そういったときに、今の時代だからインターネットとかそういう方法で調べるんだけれども、実際に当時の生活を、暮らしをやっぱり実物として体験する、そういったことが必要なのではないかというふうに思うわけなんですけれども、そういうようなこと、あるいは観光客が音更に来て、音更の町に来たときに、ここの町をちょっと調べてみたい、そういったときにそういった施設が必要なのではないか。そして、お客様が来たときに、ようこそ音更、ここを、音更はこういう歴史があってこういう町ですよ、そういうふうに見ていただける、僕はやっぱり必要だというふうに思うわけです。今もあるけれども、あれでは私はちょっと不十分だと思う。お話によりますと、姉妹町村ですけれども、軽米の子供たちが来て、一旦あそこで、お話によると、どのぐらいかわかりませんけれども、ちゃんと音更の説明をしていただいて、そういうことをやられているというお話は聞いておりますけれども、それにしては、私も去年軽米へ行かせていただきまして、軽米の資料館といいますか視察させていただいて、そこで御説明いただきました。そういった意味では、そういった部分では、この音更にせっかく来ていただいた皆さんに音更を知ってもらうためにはやっぱり、繰り返しになりますけれども、不十分ではないかと、そのように私は思うんですけれども、その辺に関してはどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)

私も軽米に行きまして、軽米の資料室というんですか、資料館は見ております。本町よりは大分立派なのかなというような思いはしております。先ほどから大浦議員、今の資料展示物では音更のいわゆる歴史的背景を知り得るにはちょっと手狭で、不足しているのかなというような先ほどから思いが強いのかなというふうに思いますけれども、私も先ほど御答弁させていただきましたけれども、歴史的にも本当に浅いわけでございまして、そして、まして、本当に音更で突出するようなものがあるとすればいいんですけれども、なかなか、これが音更の歴史の後世に伝わってほしいものだというような強烈なインパクトの強い、そういうものが余りないのかな。できれば、先ほどから申し上げているように、明治時代の開拓当時からのということになってしまいます、どうしても。そんなことで、本町の郷土資料室、昔の生活様式的なものもきちっと飾ってありますし、私も何回も見ていますので、もしか、あれ以上展示するものは今のところ、先ほどもお答えしました、展示されていない保有しているものってほとんど、今現在展示している以外に目新しいものってないんです、実際の話。そうだとすれば、今の郷土資料室で、十分とは言いませんけれども、音更の歴史的なものというか、文化的あるいは歴史的な背景はある程度はわかっていただけるのかなというような思いはしております。以上でございます。

再質問 8番 大浦正志

郷土資料室という名前なんですけれども、僕は、今回の質問の中に音更町は気候や地形に恵まれてと書いて、本当にこの豊かなやっぱり気候ですし地形だし、帯広に、こういったところ。先ほど印牧議員の質問の中にもあったように、音更の人口、北海道で一番大きな町。今音更に住んでいて、音更という名前自体も、いわゆる知名度という、最近は音更という名前が大分わかるようになってきましたけれども、音更という自体も読めない、おとさらと読んでしまって。そういうことが多い。そういった中で、僕が、例えばといいますか、私は小学校のとき、修学旅行へ行ったとき学校の先生が、修学旅行の行き先で聞かれたら帯広から来たと言いなさいと言われたような気が、そんなことを思うんです。つまり、音更ってなかなか、音更はこういう町だよというものがないのが、今ないというか、ないことはないんでしょうけれども、音更というのは、ただ北海道で一番大きな町、これなのかな。けれども、例えば資料館の中で、小麦がたくさんとれる。音更でとられる、つくられる農産物も紹介するなり、今はスイートピアガーデンが音更にあるよ、十勝川温泉もあるよ。そういった意味で、音更に生まれていることが、生まれているということを自分たちが、先ほど言ったように、自分たちがもう一度この音更を見直す、音更の土地を見直すということが、今の音更に住んでいる人たちがみずからそれを見つけ出すことが今必要なのではないのかなというふうに思っています。先ほど言ったように、十勝管内でも山沿いの町村は非常に苦労して、黙っていくと、どんどん人が減ってくるから定住促進を図ったりするけれども、音更の場合は、こんなことを言ったら何ですけれども、比較的何もしなくてもふえていく、今まではそうだったんです。しかし、先ほど言ったように、これからはそうはならないとさっきもございましたけれども、そういったことだと。そういった意味で、音更の町を知って、自分たちみずからが音更のことをわかっていることが必要なのではないか。そのためにも今の資料室といいますか、充実することが必要だというふうに思います。ということだったんです。それと、今の音更の資料室といいますか、そういった意味で、これは教育委員会とは別かもしれませんけれども、例えば中札内村の道の駅のところにある豆資料館、ビーンズ館、先ほど言いましたようにそんなに大きな建物じゃありません。旧バレイショの原原種の事務所、ちょっとおしゃれな建物ですけれども、それを道の駅に置いている。音更も、魅力発信施設整備事業、これから取り組む。そういった中で、音更を紹介する、ようこそ音更、どこにできるかわかりませんけれども、そういった中で、そういった部分にそういう音更の歴史を来た人に見てもらうために、そういった考えもあるのではないかと思うんですけれども、そういった考えはないのでしょうか。どうでしょうか。

答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)

郷土資料室のことと話が違うのかというふうに思いますけれども、音更の町のPR等、郷土資料室、歴史的な背景のものを知るための郷土資料室と音更の町を知ってもらうPRの方法というかやり方、これは、郷土資料室にもそういう、現在の音更の町はこういう状況でありますよというものを置いても私は決して間違いではないと思います。ただ、今、議員からお話がありました小麦の生産が多いですとか、あるいは夢mill工場ができましたとか、あるいはまた十勝川温泉、モール温泉、これは北海道遺産でもありますので、あるいはスイートピアガーデンがありますよとか、そういう今の現状の音更の観光的なもの、あるいは音更の産業的なものをPRする分野はまた違った形でPRして、そういうPRも兼ねた郷土資料室にしてもいいのかなと。そういうものも置いてもいいのかなというふうに私も思います。だから、その辺につきましては、何ら、そんなものは関係ないですということではなくて、今の郷土資料室の中にもそういう音更をPRするようなものは置いてもいいのかなと。今後置くような方向で検討はさせていただきます。以上でございます。

再質問 8番 大浦正志

郷土資料室という、名称がそうだからどうしてもやっぱりそういう歴史的資料ということになってしまうのかな。その名称が、自治体によってはふるさと館という名前をつけたり、いろいろある。そこのその名称も含めて、歴史資料館という、そういう目的であればそれ以上域は出ないのかなというふうに思いますけれども、そういった意味でも、もう一度もとに考えを戻しますと、私先ほど申したように、本別の歴史民俗資料館というところだったんですけれども、そこは、建物云々かんぬんじゃないけれども、やっぱりそこに工夫されておりますし、中札内、中札内ばかりあれですけれども、そこに入ったときに、ストーリー性もある資料ということなんですけれども、結構楽しめる部分はあって、建物自体もそうですけれども、展示の工夫とかそういったものもして、今いる大人たちも行っていただけるような施設にすべきだというふうに思います。もっと、授業の一環だけじゃなくて、町民がそこへ行けるように検討してはというふうに思います。それをお願いしまして、その辺のお考えも聞きまして、余りいい一般質問ではなかったかもしれませんけれども、その辺だけお聞かせいただいて終わらせていただきたいと思います。ぜひ教育長のほうから少しお願いいたします。

答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)

郷土資料室の重要性というのも十分認識しておりますし、まして学校教育においてもふるさと教育、これは重要だというふうに思います。いわゆる、先ほどから議員がおっしゃっているように、音更の豊かな自然、あるいは歴史・文化の伝承、あるいはその地域で活躍した人々を知るという、学ぶということにより郷土愛が育まれるものだというふうに私も押さえておりますし、これはある程度やっぱり小中学校の教育の中でも、ふるさと教育というのは今後より充実はさせていかなければならないだろうというふうに思っております。そしてその上でまた、今の現在ある郷土資料室というんですか、そういうものも、いろいろ議員から御意見をいただきましたので、今後、すぐに今の郷土資料室を整備・充実させるというようなことにはならないだろうとは思いますけれども、できるだけ整理をいたしまして、見てもらえるような資料室に今後努めてまいりたいというふうに考えております。ただ、どうしてもこういう郷土資料室等につきましては、先ほど答弁させていただきましたけれども、どこもそうだと思うんですけれども、1度見て、また2回目、3回目見たいということは、なかなかこれは難しいのかなというふうに思うんです。ただ、今後も引き続き、そういうことでなく、どんどん、先ほども御答弁申し上げましたけれども、町のホームページ、あるいは、今回史跡マップ等もつくりましたので、そういうものもいろいろ紹介をさせていただきながら、郷土資料室に足を運んでもらえるよう今後も引き続き努力はしていきたいというふうに思っております。御理解をいただきたいと思います。

出典:音更町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる