音更町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月18日
町道、農道の整備要望に対する優先度づけに関しまして
2012年6月18日、音更町議会の一般質問で、印牧幹雄議員が「町道、農道の整備要望に対する優先度づけに関しまして」について質問し、町長 寺山憲二、建設水道部長 木下幸俊が答弁しました。
- 質問者
- 印牧幹雄 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、建設水道部長 木下幸俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 印牧幹雄
通告に従いまして一般質問いたします。町道、農道の整備要望に対する優先度づけに関しまして質問いたします。町内会長、行政区長など地域住民代表が参加するまちづくり懇談会などを通して町に上げられる町道・農道の整備要望は多数に上りますが、すべての要望にこたえることは財政状況から不可能な現状にあります。そこで、これらの要望に公平・公正に対応するには、何らかの優先順位をつけ、要望採択のルール化を図り、道路行政の透明度を高める必要があると思います。そこで、現在の町の優先度づけの内容についてお伺いいたします。(1)ここ数年の町道・農道の整備要望件数とその整備の充足率についてお伺いします。2番目は、道路整備要望に対する町の優先順位づけルールはどういうものがあるのかをお教え願いたい。最後に、その優先順位ルールとその審査結果を公表できないかどうかお伺いします。特にまちづくり懇談会などから上がる要望書への回答時点で公表されることが望ましいと考えますが、いかがでしょうか。以上、質問いたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
町道・農道整備要望に対する優先度づけについての御質問にお答えいたします。初めに、ここ数年の町道・農道の整備要望件数とその充足率についてでありますが、市街地の幹線道路を除く住宅地内道路の再整備事業につきましては、各行政区から多数の御意見・御要望をいただき、平成9年度より着手しております。しかし、これら再整備事業は国庫補助の対象とならないことから、全額町単独費で整備を進めているところであります。平成23年度までに要望をいただいた路線は364路線であり、その整備につきましては、計画延長76.4キロメートルに対し、完了路線は131路線、延長にして34.2キロメートルとなっており、計画延長に対する整備率は、整備開始から15年間で44.7%であります。農村部につきましては、平成21年以降において11路線の要望をいただいておりますが、事業実施には至っていない状況にあります。農道整備は、今日まで土地改良事業など農林水産省関係の予算を充当して進めておりますが、採択用件として受益する農地面積が一定以上なければならず、路線によっては事業対象とならない場合もあります。また、農道整備事業が厳しい国の財政状況により事業仕分けの対象にもなったことから、新規の事業採択は困難な状況となっております。したがいまして、整備が完了した幹線道路において、老朽化によって路肩等に不陸が発生するなど走行上危険を伴う路線と判断される場合には、町単独費による舗装長寿命化修繕事業で対応しているところであります。次に、道路整備要望に対する優先順位づけのルールは何かと、優先順位ルールとその審査結果を公表できないかの御質問は、関連がありますので一括してお答えいたします。市街地、農村部ともに、号線などの幹線道路につきましては、国庫補助事業の対象となるものは優先的に整備を進めております。また、住宅地内道路再整備など町単独工事に関しては、市街地を優先して整備することを基本としておりますが、農村部において走行上危険な場合は、修繕等で対応している状況であります。住宅地内道路再整備の優先順位づけルールにつきましては、行政区からの要望書を基本といたしまして、行政区内の優先する路線について現地調査を行い、行政区ごとのバランスに配慮しながら予算の範囲内で順位づけをしております。なお、整備箇所の公表につきましては、まちづくり懇談会などで提出される要望書への回答時点で公表されることが望ましいとのことでありますが、実施箇所は新年度予算が議決された後に確定しますので、毎年3月下旬に行政区長にお知らせするとともに、年度当初に開催される行政区長会議において、当該年度に実施される工事箇所を御説明させていただいております。いずれにいたしましても、現状は町単独費を投じて整備を進めている状況でありますが、国庫補助事業等を活用して少しでも有利に整備を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 印牧幹雄
私の質問した町道及び農道の改良及び新設の要望という内容は、今御回答いただいた回答書の中に、住宅地内道路の再整備事業については云々という回答及び、農村部についてはまた別に一定の計画のもとに整備をしているという回答をいただきましたが、一般的にこういういわゆる音更町の町道に関して、宅地内、住宅地内道路に限定せずに町道という道路をとらえると、それに関しては、こういう新設、新設というのは、町道の舗装とか歩道の改良あるいは拡幅、そういうような要望、そういう要望に対してどういう状況になっているかというのを私聞いたつもりなんですけれども、住宅内、宅地内道路という制限を外すとどのような状況になっているかというのはおわかりになるでしょうか。
答弁 建設水道部長 木下幸俊(建設水道部長は2014年3月まで)
ただいま御質問ありました町内の道路の新設要望等に対してということでございますけれども、現在の町内の整備率を申し上げさせていただきますと、町内には1,040キロほどの道路がございます。このうち舗装につきましては、市街地につきましては約234キロメートルございます。それと郡部につきましては411キロメートルございます。それぞれ市街地につきましては……。失礼いたしました。町道のうち市街地につきましては、平成20年度の数値でございますけれども、251キロございます。このうち整備されています、舗装の終わっています距離でございますけれども、232キロございます。舗装率にしまして92%でございます。それと農村部につきましては789キロメートルでございます。舗装の整備につきましては393キロメートルということで、49.8%の整備率となってございます。以上でございます。
質問 2番 印牧幹雄
先ほど高瀬議員の質問の中にも、町道の総延長は1,040キロメートルあって、うち800キロメートルは農村地区だというような回答ありましたので、今の御答弁にあったとおり、舗装率で言うと、市街地は250キロのあたり、250キロあって230キロぐらいで、ほぼ、舗装をほとんどされていると。農村地区は800キロあって789だから、これもほぼ舗装は終わっているんじゃないかなと思うんですけれども、こういう、まだ、町道としては活用されているんだけれども、やっぱりいろんな諸般の住宅環境の変化だとか人口の変化に伴って、従来それほど優先度の高くなかったような町道がまだほかの地区に比べると整備がされていないというところは町としても把握をされていると思いますし、それから、先ほど言った地域懇談会等から毎年要望が上がってくるということで、その両者を突き合わせて、限られた予算の中でどれを優先度つけて作業をしていくかということが私の質問の骨子なわけであります。それで、いろんなマスメディアだとか、情報発信、いろんな市町村がやっていますから、調べれば、そういう町道の整備に関する要望に関して町はどのように対応づけているかということに関して、いろんな町が工夫してやっているというのは執行部側も御理解しているんじゃないかと思うんですけれども、数年前よりもふえているかどうかちょっと私わかりませんけれども、そういうルール化を、行政の中で、そういう要望、それから最近の人口動向の変化なんかを考慮して、毎年ルール化、定められたルールに基づいて優先度をつけてやっているということは今回の答弁にありました。私は、それを何とか、要望を出してきた地区の人たちにその検討、ルールそのもの、こういう尺度で優先度をつけていますというその考え方を公開するということができないかどうか、それをお聞きしたつもりなんですけれども、改めて、そういう制度の見直しということに関しましてどのようなお考えがあるかお聞かせ願います。
答弁 建設水道部長 木下幸俊(建設水道部長は2014年3月まで)
答弁の内容が御質問の趣旨と少し違うというお話でございましたけれども、私どものほうといたしましてはまず市街地の部分で考えてみました。市街地の宅内の現状として、舗装部分が悪い部分につきましては、宅内の道路整備事業ということでやらせていただいております。一つは、市街地の中では、今ルール化をというお話でございましたけれども、まず地域からの御要望をいただいております。その中で、順位づけをしていただいた中で地域から御要望いただいている中で進めさせていただいております。もう一つは、市街地以外の部分もあると思いますけれども、そういう部分につきましては、できるだけ補助採択できるような形の中での考え方をしているところでございます。したがいまして、現在、その懇談会等の中でその考え方を示すというのがなかなか今ちょっと難しいのかなということで考えております。以上です。
質問 2番 印牧幹雄
今の御答弁だと、市街地をまず優先して、市街地を除くと農村部ですから、農村部はおいおいというような、それぐらいのルールかなというふうに認識したんですけれども、音更町は広いですから、農村部といえども、やっぱり住宅が密集している地区というのは存在するわけです。そういうところというのは市街地と変わらずに道路の需要率というか利用率、これが思いのほか大きい地区もあると思われるんです。それで、余り農村部とか市街地という、そういうルールを少し脱却しまして、もう少し合理的に、公共性だとか利用性だとか、それから老人がどれぐらいそこに多く住んでいるかとか、病院に通う数とか、あと学校の生徒がそこを利用する、もっと単純に言うと、交通量を測定して、利用率の高いところを何とか優先度を上げて対応していくとか、そういう考えがないかどうかをお聞きいたします。
答弁 建設水道部長 木下幸俊(建設水道部長は2014年3月まで)
住宅密集地等に絡むような道路の造成等のことだと思いますけれども、まず町として道路の整備考える場合でございますけれども、現道があれば、その舗装などの劣化の状態とか住宅の密集度合い、あるいは道路排水の状態とかほかの事業の関連などについて主眼を置いているようなところでございます。また、そのほか公共施設等の接続等につきましてもございましょうし、幹線道路への接続、そういう部分もあろうかと思います。そういう中で、町として、町全体として道路網を見ました中でその路線を決めていくべきだろうと考えております。
質問 2番 印牧幹雄
私の質問というのは、そういう優先度というのは内部で営々と維持して、それに適用して、優先度づけに従って事業化を計画して予算をつけて実施するというのを繰り返していたんだと思うんですけれども、やっぱり音更町の中だっていろいろ変動、人口が、市街地及び農村部という区切りが何かあいまいなところというのはどんどんこれからもふえていくんじゃないかなと思いますので、ぜひ柔軟に考えて、もう一度その内部ルールなんかをきちっと見直して、それによって例えば点数づけをして得点の高いところからやっていく、それを要望を出した人たちにも、全部を開示する必要はないかもしれないけれども、音更町全体では、100ある要望のうち実際は10か20ぐらいしか満足できる予算的なキャパシティーというか収容力ないと思うんです。その中だからこそ公平に公正に優先度づけしてやっていってもらいたいということをお願い、今後ぜひ検討してほしいなと思います。そういう要望に関してぜひ前向きに今後内部で検討していただけないかということに関しましてどうお考えかどうかお聞きして、私の質問を終わります。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
今こういった情勢の中で、全く新しい道路というのがなかなかつくれない状況でございますので、今までつくった道路の再整備、もしくは現在砂利道になっているところの舗装化、それから歩道のないところの歩道新設、こういうような事業がほとんどでございます。農村部の学校の歩道については、片側歩道ですけれども、大体できたのかなというふうに思っているところでございます。これについてはこれからの適正な維持管理というのに努めていかなければだめだろうというふうに思っておりますし、農村部については、今、再整備という言い方で、オーバーレイという形でもって、車が走ったところがタイヤで引っ込んでいるところがありますけれども、それを平らにしていくというような作業が今ほとんどというような形になっております。ただ、農村部からは、やはり砂利道を舗装にしてくださいという要望は、先ほどの答弁でもありますようにたくさんございます。ただ、本当に事業仕分けでもって農道というメニューがなくなってしまったということもこれは事実でございますので、農道については少し時間をかけながら、ふるさと農道等の起債等でもって対応していかざるを得ないのかなというふうに思っております。また、市街地と分けてということでございますが、市街地の道路についても、平成9年から宅内道路というような形でもって再整備をしているのが実態でございます。ほとんど新しい道路というのはもうこれからの中ではなかなかできない。人口がふえているところについては、新しい住宅団地というような形でもって開発行為の中で業者の方が新しい道路をつくるものですから、新しい道路についてはそちらのほうに今まで譲ってきたと。音更町がやっているのは既存の住宅地の道路網を再整備するというような形で、宅内道路の再整備というような形での表現をとらせていただきましたけれども、そういった中で、たくさん要望がございます。点数づけができて、本当に第三者が見てもわかるようなことになればいいんだと思うんですけれども、地域からは地域自身に優先度をつけてもらって、ここの道路が一番先ですというような形をとらせていただいて、それに沿って私どもも御要望にこたえていくというような形をとっておりますけれども、ただ、古い団地はやはり全部の道路が傷んでいるというようなことでもって、では優先、点数つけると、一つの団地でもって2年から3年同じところをやらなければだめだというようなことからいけば、ある程度の地域のバランスというのもとりながら事業を発注しているというような状況でございます。ただ、同じ地域にあってどこの道路が優先するんだというようなことになれば、もちろん地域の方自身が判断して優先順位をつけてもらうのに加えて、行政の目でそこをある程度、現地と傷みぐあい、いつつくったのかというようなことも点数化も図りながらやることについては今後検討させていただきたいなというふうに思います。以上です。
質問 2番 印牧幹雄
最後に私から一言、私はなぜこんな質問をしたかという背景だけ言わせていただきますと、具体的に、町道であるけれども、まだ舗装されていないところを何とかならないかというのを個別に相談受けて、それで、いろいろ事情、過去にさかのぼって、そういう要望というのは町に出しているのかと。ちゃんと地区懇談会を通して申請しているのかと聞くと、長年にわたって出しているんだけれども、なかなか理解してもらえないと。それで、それはちょっと、やっぱり要望するときのやり方がまずいんじゃないのと。もう少し相手も納得するようなデータをちゃんと準備しまして、利用率がどれぐらいだとか。それは国道と比べて1日何万台も走るほど走るわけないんですけれども、広い音更町の一隅の地区だったら。だけれども、非常に利用率が高くて、何でこんなところをこんなに車が走るんだというのを私も目撃しまして、やはりもう少し要望を出すとき、ただ単にこの地区は舗装されていないからやってくれではまずいということで、もう少し智恵を出し合って、要望する側ももう少し数値データを用意して町に要望を出しましょうという動きをしたいと思うんです。そのときに、ぜひそれを受けて検討される町側でも、それは自分たちでそのデータの正当性を検証してもらわないと困りますけれども、言いっ放しのものを単純に信じてもらっても困るんですけれども、ぜひそういう、私はデジタル派だから、やっぱり理路整然と、だれから見てもやっぱりここはちょっと優先度を上げるべきじゃないか、いや、やっぱりこっちの団地が優先度が上がるからちょっとしばらく待てとか、そういう議論ができるのがやる側も要望出す側も結局は、ハッピーとは言わないけれども、納得できる落としどころじゃないかと思いますので、ぜひそういう要望をしんしゃくしていただけるような体制をとっていただいて検討していただくことをお願いいたしまして私の一般質問を終わります。