音更町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日
地球温暖化防止対策について
2011年12月14日、音更町議会の一般質問で、竹中政則議員が「地球温暖化防止対策について」質問し、町長 寺山憲二、民生部長 今村茂、経済部長 西坂賢二が答弁しました。
- 質問者
- 竹中政則 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、民生部長 今村茂、経済部長 西坂賢二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 16番 竹中政則
地球温暖化防止対策について一般質問をさせていただきます。1点目として、カーボン・オフセットの取り組みについて。ことしの異常気象は、地球温暖化を実感させられる年ではなかったかと思います。その原因である温室効果ガスの削減は急務の課題でもあります。音更町では、公共施設への太陽光発電の設置、住宅太陽光発電システム普及促進事業補助、そしてペレットストーブ導入補助など既に取り組まれているものもありますが、よりカーボン・オフセットを進めるためにどのような取り組みを考えておられるかお伺いしたい。2点目に、カーボン・クレジットの取り組みについて。音更町では、防風林を含む町有林の面積が1,764ヘクタールありますが、間伐などを実施した森林の二酸化炭素吸収量について、オフセット・クレジットを取得・販売し、その追加的資金によりさらなる森林整備を実施し、森林の持つ多面的機能の発揮を促進するとともに、地球温暖化防止対策への貢献、そして地域林業・木材産業の活性化を進めることができます。本町としてオフセット・クレジット制度に取り組む考えがあるのかどうか。また、オフセット・クレジット制度を取り入れるメリット、デメリットをどう評価をされているか伺います。以上であります。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
地球温暖化防止対策についての御質問にお答えいたします。初めに、カーボン・オフセットの取り組みについてでありますが、地球温暖化の主要因である温室効果ガスの世界レベルでの削減に向け平成9年12月京都で開催された地球温暖化防止京都会議(COP3)において、気候変動枠組条約に関する議定書、いわゆる京都議定書が採択され、我が国では、平成14年5月の国会承認を経て、その後、一定数の国の締結など発効条件が整ったことから、平成17年2月に同議定書の効力が発生したところであります。この京都議定書において、温室効果ガスの削減をより容易にするため、京都メカニズムと言われる柔軟性措置が定められ、この中で、排出量を枠内に抑えた国や事業で生じたクレジットを排出枠を達成できない国が買い取ることで排出枠を守ったとみなす措置、いわゆる排出量取引制度が盛り込まれたところであります。また、我が国においては、京都議定書で課せられた温室効果ガス6%削減の達成に向け、平成10年10月に地球温暖化対策推進法を制定し、国や自治体はもとより、事業者や国民が一体となって地球温暖化対策に取り組む枠組みのもとで各種施策が講じられているところであります。このような状況の中で、市民や企業、自治体や政府など社会を構成する者が総力を挙げて主体的に削減を進めていくための一つの手法として御質問のカーボン・オフセットの取り組みが注目され、環境省も、平成20年2月、我が国におけるカーボン・オフセットのあり方を示す指針を取りまとめ、適正かつ透明性の高いカーボン・オフセットの普及に取り組んでいるところであります。カーボン・オフセットは、日常生活や経済活動で生じる温室効果ガスの排出について、自助努力で削減することを前提として、どうしても達成できない量の全部または一部に見合った削減活動に投資することによって、排出される温室効果ガスを埋め合わせしようとするものであります。この取り組みを進めることによって、環境を真剣に考えるきっかけづくりにつながるほか、生活の質の向上や森林再生、地域活性化、また、ビジネスとしてとらえたときには、企業価値の向上やコスト削減など、本来の目的である温室効果ガス削減に加えて、2次的な効果も期待されているところであります。ただ、温室効果ガス排出を埋め合わせるということが見えにくく、一般的にどこまで理解していただけるか、また、みずからの削減努力の意識が希薄になるのではないかなど懐疑的な意見もありますので、カーボン・オフセットの取り組みに当たっては、オフセットの対象とする排出量の正確な算定、排出削減・吸収量の確実性と持続性、オフセットに用いるクレジットのダブルカウント、取り組みの透明性の問題をクリアし、その信頼性を構築することが最も重要であります。そのためには、第三者機関の認証を受け、対外的に信頼性を示す必要がありますので、カーボン・オフセットの企画から実現に至るまでの道のりには相当な労力と費用を要するものと考えられます。いずれにいたしましても、御質問の趣旨は理解しておりますが、行政の力だけでは実現できない広がりのある制度でありますので、まずは他の事例を十分調査させていただき、さらには、今後のポスト京都議定書の動向も踏まえながら実現の可能性を研究してまいりたいと存じます。次に、オフセット・クレジットの取り組みについてでありますが、オフセット・クレジット制度は、温室効果ガス排出削減・吸収に係る取り組みを通じて、一定の品質が確保され、市場を流通させるオフセット・クレジット、いわゆるジェイ・バーを発行することを目的としており、これにより、企業、自治体などによる主体的なカーボン・オフセットの取り組みと、削減・吸収に係る努力が促進されることが期待されております。制度自体は、温室効果ガス削減のプロジェクトに対して、確実で透明性の高いモニタリング、算定、検証のルールを示すとともに、オフセット・クレジットの発行・管理に関する枠組みを規定したものであります。これらの手続にのっとって発行されたオフセット・クレジットは、所定の登録簿によって管理され、市場流通性を持ち、自由に取引を行うことができることになりますが、その取引は、国際的な考えとも整合を保ちつつ、常に高いレベルで安定した品質が確保され、信頼性のあるものでなければならないとされております。したがいまして、クレジット化に当たりましては、環境省の定めによりまして、プロジェクト計画策定、妥当性確認機関による審議、モニタリング、検証機関による検証、クレジット認証・発行など、厳密な仕組みが構築されております。御質問の中で一つの例として挙げられている町有林の間伐による吸収量をクレジットとして取得・販売することは、環境対策に有効であるとともに森林の活性化・多面的機能の発揮にも資すること、また、この取り組みを通して地球温暖化防止対策に関しての意識が高まる効果もあり、これらがメリットと考えております。一方、デメリットといたしましては、認証を受けるに当たってプロジェクトの設計時に時間と多大なコストがかかることや、その取引価格も市場価格に左右され、かかったコストの回収が保障されないということが考えられます。これらを勘案するとともに、ジェイ・バー認証運営委員会が公表しているポジティブリストを参考にしながらオフセット・クレジット制度の実施について調査研究をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 16番 竹中政則
御答弁ありがとうございました。今御答弁いただいたように、カーボン・オフセットについては、2012年までに温室効果ガスを6%削減するといった京都議定書が根底にあります。今回アフリカのダーバンで開催された地球温暖化対策を話し合うCOP17は、2012年で期限の切れる京都議定書を延長することで合意したようであります。日本は議定書への参加を否定しており、2013年以降は削減義務を負わず、自主的な数値目標を掲げて削減に取り組むことを決めています。一方、新たな枠組みにはすべての国が参加、協議、2015年までに採択、2020年には発効を目指すということでありまして、うまくいっても9年後、この枠組みが全体で取り組まれるのかなというような状況の中で、ちょっとこのきょうの質問はガス抜けしたような質問になってしまいましたけれども、そんな中で、御答弁いただいた、この第三者機関に認証を受け、対外的にも信頼性を示す必要があると。相当な労力と費用を費やすことになるということ、これは全くそのとおりだと思います。しかし、それに見合った音更町としての外へ向けての環境対策、立派に環境対策をしているんだというアピールも必要かと思いますが、この辺について、もう少しお考えがあればお知らせを願いたいと思います。
答弁 民生部長 今村茂
大変大きな課題といいますか御提言をいただいているというふうに思っております。カーボン・オフセット、いろいろ町長からの答弁でも申し上げましたとおり、その趣旨、それは、CO2を削減し、大命題といいますか、に向けての一つの手法として取り組まれるものでございます。ただ、認証、やっぱり信頼性を高めるためには認証も必要になってこようと思いますし、時間と労力が相当必要かなというふうには思っております。今現在、具体的に町として絡んでカーボン・オフセットに取り組むという具体的な考え方は持っておりませんけれども、CO2削減のみならず、町の価値といいますか、町の活性化といいますか、それから住民の皆さんの意識づけというようなものもございますし、それから産業の振興、それからコスト削減でありますとかというような面で精神としては十分それは踏まえていかなければなりませんし、私どももいろんなこれから温暖化対策の講ずる上でそういうことも考え合わせていかなければならない時代になってきているかなというふうな認識はいたしております。答弁になっているかどうかわかりませんけれども、お答えを申し上げます。以上でございます。
質問 16番 竹中政則
今お答えいただきましたけれども、なかなか町として取り組む実例がないのが本音だと思います。私も調べてみましたけれども、一番手っ取り早いのがはがきの件だと思います。かもめーるとか年賀はがき、50円のものを55円で買っていただいて、5円は削減分に政府の基金に積むというか銀行に振り込むと、そういうのが一つの企業的なカーボン・オフセットの使い方というような例もあります。それはそれとして、私は、町として、先ほども御答弁にありましたように、町民全体がCO2の削減する意識を高めていかなければ決してこの温暖化はとまることがないだろうと、そういうことで、今御答弁ありましたからよろしいんですけれども、とにかく意識改革をして町民全体で、町全体でこの地球温暖化ガスの削減に取り組んでいくと、こういった取り組みを今後とも大いに続けていただきたいということでこの点については終わらせていただきたいと思います。次に、オフセット・クレジットの取り組みでありますが、ここでは町有林についてお聞きしておりますけれども、これも同じですけれども、排出量の算定、そしてその認証機関にかかわる費用、これが一番問題になるのかと思います。そんな中で、この音更町の町有林において間伐等、カーボン・クレジットに値するというか取り組める面積と、それからこの収支について具体的に教えていただければというふうに思います。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
まず、クレジットの対象期間から御説明させていただきたいと思いますけれども、京都議定書の第1約束期間に合わせた期間限定となりますので、平成19年から平成25年の間ということになろうかと思います。それで、町有林の間伐のまず状況なんですけれども、平成19年から平成22年までの間に間伐されたものは324.8ヘクタールございます。それで、その間伐によってどれだけ炭素が吸収されたかというところで試算したところ、北海道にホームページのほうでもありますけれども、市町村ごとの標準的な炭素の吸収量という目安がございまして、それによって、まずカラマツ、樹種をカラマツと設定させていただきまして、樹齢が35年というような形で計算させていただきますとヘクタール当たり約1.5トン。炭素でですね。炭素の吸収量が1.5トンでございます。ただ、二酸化炭素にこれは換算しなければなりませんので、換算すると、要するに炭素の分子量の関係で若干変わってきます。それで、炭素に換算する場合、分子量の関係で割り返しまして、約3.67倍二酸化炭素の量になります。それを掛けますと二酸化炭素の量は約5.5トン、ヘクタール当たり5.5トン減るという計算になります。それで、先ほど申し上げました間伐の面積が324ヘクタールでございますので、それに5.5トンを掛けますと、平成19年から平成22年の間で約1,800トンの吸収量が見込めるといったところでございます。それで、吸収量1,800トンなんですけれども、今の、先ほど申し上げましたジェイ・バーの販売価格なんですけれども、総体的には、管内でも四つの自治体取り組んでおりますけれども、なかなか市場で売れるケースというのは今のところ非常に少ないというふうに聞いてございます。ただ、一部では相対取引でやられている町村もあるようには聞いてございます。それで、売り手と買い手の価格差が非常に大きい部分がございます。割と森林吸収型については単価は高い値段で取引されているところでございますけれども、それでも5千円から1万円、売値が1万1千円、買いが5千円程度ということで、中値、平均値でございますけれども、おおむね8千円程度というような形でされております。それで、これはあくまでも買い手がついたという場合になりますので、市場取引でございますので、買い手がない場合でも、5千円という形で計算させていただきますと、1,800トンで例えば5千円という形にしますと、5千円から8千円という形になりますと約900万から1,440万ぐらいが販売価格になるだろうと。それで、ただ、プロジェクトを立ち上げる経費でございますけれども、4年間の324ヘクタールを仮にプロジェクトとして立ち上げた場合、他町村の例を参考にちょっと試算させていただきましたところ、まず、かかる経費というのは、プロジェクト事業者が、計画書作成というのがあるんですけれども、これは一般的に、町の職員がやることも可能なんですけれども、時間的にかなり要すということで、一般的には、プロバイダーさんがございまして、そちらに委託をかけるというようなことになろうかなと思っております。それが、プロバイダーにかけた場合、おおむね700万程度の金額がかかるだろうと。それとあと、計画書の妥当性の確認を確認機関に提出するわけでございますけれども、その審議によりまして妥当性の確認ということで、その受験の費用が200万程度かかると。それから、ジェイ・バーの認証委員会にまずプロジェクトを登録するのに25万程度、それから、プロジェクト事業者、音更町がもし実施するとすれば、モニタリングを実施しなければなりません。そうすると、森林の面積の実測調査だとか、モニタリングの費用に係る経費が650万ぐらいかかるだろうと。それから、検証機関にモニタリングの報告書を提出して検証を受ける費用が120万ぐらい。それにあと、モニタリングの報告書をまたジェイ・バー委員会に提出して申請するわけですけれども、その費用に100万円と。そして最終的にジェイ・バーの委員会が認証発行・登録というような手続になってくるんですけれども、おおむねトータルでいくと1,800万ぐらいの金額がかかるのではないかと。ただ、この認証機関、幾つかありますので、それによって若干金額の差はあるというふうに聞いてございます。そういったものから計算させていただきますと、先ほど申し上げた販売価格が約900万から1,440万で費用が1,800万となりますと、900万から360万のマイナスという数字になろうかと思っております。
質問 16番 竹中政則
答弁ありがとうございました。どう計算しても割に合わないということがわかりましたけれども、いずれにしても、二酸化炭素を吸収するのは植物の中で、植物全般でありますけれども、こうしたCO2の認証を受けるのには樹木しか今のところないようであります。炭素を固定するといった意味で森林が今一番というか、計算の基礎に用いられているということもあります。こういう収支合わないことについて、やってくださいとは言いません。しかし、今、トン8千円で販売価格見て、計算されておりますけれども、将来的に1万円なり1万2千円になってくれば、ちょんちょん、あるいは多少収益が上がる計算にもなりますので、こういったことをここであきらめるのではなくて、時期を見て取り組めるような体制だけはつくっておいていただきたいのと、それと、森林整備に当たっては林道が非常に重要だと思います。省力化ができなければ、余計森林整備に二酸化炭素を発生させることにもなりますので、その辺についても取り組みをしっかりとお願いできればなというふうに思います。そんな中で、きのうの読売新聞でしたけれども、環境省がこの時期に温室効果ガスの排出量の速報値を出しまして、前年度比3.9%増だというようなことであります。それで、京都議定書の基準年の比では0.4%減だったということで、6%減が一つの目標でありますから、かなりまだ削減しなくてはいけないんですけれども、この中で、海外から購入する排出枠を削減分に算入するなど議定書独自の制度を使えるため、2010年度分は最終的には1990年度比10.3%の減になるということであります。2008年から2010年度の平均でも10.9%の減で、目標達成には余裕があるというような記事でありますけれども、こうした排出枠、認定された排出枠はこういう計算値にも用いられるわけでありまして、やはり国内の排出枠というのは今後重要になってくるんではないかと思っておりますけれども、この京都議定書から抜けた今はちょっと力が抜けるんですけれども、今後こういったことが必要になってくる時期が必ず来ると思います。そうしたことで、気を抜かずにひとつまた取り組んでいただきたいと思います。それで、今、森林経営に関しては経費がかかり過ぎて無理だということでありますけれども、太陽光発電、これはやり方によってはカーボン・クレジットに取り組む格好ができるということで、帯広市でも、補助した分について、協力を得て、全体を市の持ち分としてその削減量をカウントできるとか、あるいは、町あるいは第三セクターでリース事業を起こして、その中でこのカーボン・クレジットを起こしていくといった取り組みも一部されているようでありまして、そうしたことも今後考えていただきたいと思います。それで、もう一点でありますけれども、これは経費のかからない点だと思いますけれども、街路灯の省エネといいますか、LED化とか、それから、オレンジ色の、何といいましたか、街路灯の種類を変えることによって電気の消費量を削減できる。これを町内の街路灯の電気量にするとかなりなものだと思いますけれども、これらをこのカーボン・クレジット化にまずしてみてはどうかと思うんですが、この辺については、ちょっと一般質問には入れていませんでしたけれども、もしわかればお答えをいただければと思います。
答弁 民生部長 今村茂
街路灯のLED化、ナトリウム灯化、削減の方策の中でカーボン・クレジット、オフセットというようなお話がございましたが、申しわけございません、今それを、カーボン・オフセット、あるいはジェイ・バーでありますとかというような方策の中で取り組むということについては、現状においてはまだ考えておりません。ただ、私どもの町で今やっている地球温暖化防止対策、CO2削減対策の中で、太陽光発電、いろいろな取り組みをさせていただいておりますけれども、その中の一つの方策としては、町で管理している街路灯、防犯灯のLED化でありますとかナトリウム灯化ということにつきましても施策として取り組ませていただいているところでございます。まだコストが相当かかりますので、一遍にというなかなかわけにはまいりませんけれども、今後、計画的な取り組みの中で、すぐに全部というわけにはまいりませんけれども、計画的に取りかえ、あるいはLED化、あるいはナトリウム灯化を図ってまいりたいというふうに思っております。平成21年、22年で、CO2削減効果として、グリーンニューディールの事業でナトリウム灯化等を図っておりますけれども、それなりのやはり手元の算出としてはCO2削減の効果があるというような、一般的な算定を用いた数字では出ておりますので、そのほかの施策とあわせまして取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。以上です。
質問 16番 竹中政則
ぜひそういった点で取り組んでいただければというふうに思います。今いろいろ答弁をお聞きしていて気がついたんですけれども、この地球温暖化対策、いろいろな部署が絡んでくるようでありまして、こういった点、グループなり機構なりの中で何とかその辺をうまく機能するようにして、そして、このこれからますます重要になってくる地球温暖化防止対策、町として前向きに取り組んでいく方法、方法というか考え方について再度町長のお考えがあればお聞きして質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
二酸化炭素の排出量でございますけれども、これからは、原子力発電所がこういった状況になってくれば、そんなにそんなに稼働するということができなくなってくるとすれば、日本が排出する二酸化炭素の量は今までもよりもふえるのではないかというふうに思います。そうした中で、京都議定書の延長に対して日本は不参加というような形になってきた。ただ、当時、鳩山総理大臣が、国際公約として25%削減するというような発言もございました。日本としてやはり国際的な責任を果たすためには、京都議定書の延長に参加するしないにかかわらず、足踏みをしている状態ではないんだろうというふうに思います。それで、私どもも、それなりの町村としての役割分担というのはしっかり果たしていかなければだめだというふうに思っております。先ほど経済部長のほうから費用対効果についてお話がございましたけれども、先ほどの試算については、あくまでもかかる経費についての補助金等については一切カウントされていない数字でございますので、そういったもしも補助事業等があれば、必ずしもその採算が合う合わないということにはならないのかなというふうに思いますので、それらについても検討しなければいけないだろうというふうに思っております。音更町も今までに太陽光だとかペレットストーブだとか、それから廃油の回収だとかというようなことをやらせていただいておりますけれども、これがやはり市民運動という形でもっともっと広がっていかなければだめだというふうに思っております。我々ができることについてはしっかりとやっていきたいというふうに思いますし、今、機構改革というようなお話もございましたけれども、職員数が足りない中でどれだけの職員を配置できるかは今これから検討しなければなりませんけれども、そうした地球環境に与える影響を少なくするというか、負荷をかけないような、その企画的な人材をできれば組織をつくって配置したいなというふうには思っております。そうした中で音更町のその役割をしっかり果たしていきたいなというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。