音更町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月19日
クールアース・デーの取り組みと今後の計画について
2008年9月19日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「クールアース・デーの取り組みと今後の計画について」質問し、町長 山口武敏、民生部長 荒町利明が答弁しました。
- 質問者
- 久野由美 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、民生部長 荒町利明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 11番 久野由美
通告に従いまして一般質問させていただきます。1点目、クールアース・デーの取り組みと今後の計画について。本年7月7日、北海道洞爺湖でサミットが開催されました。日本が議長団を務める洞爺湖サミットでは、環境、気候変動問題が主要なテーマの一つになりました。近年、異常気象や海面の上昇、乾燥地域の拡大や氷河の後退など、地球温暖化の影響と思われる現象が地球の至るところで起きてきています。地球温暖化の進行は、日本だけでなく、人類全体の脅威となっています。そこで、将来にわたる世界規模の温暖化防止運動の出発点としていくために、洞爺湖サミット開催日の7月7日をクールアース・デー、地球温暖化防止の日と宣言し、この日を地球温暖化防止のためにみんなで行動する日と定めました。例えば、地球温暖化の原因となる温室効果ガスCO2を削減するために、全国のライトアップ施設や家庭などの電力使用を一定時間控えるライトダウン運動を進めるなど、クールアース・デーに合わせさまざまなイベントが企画されました。午後8時から10時までの間、全国7万カ所を超える施設や家庭で明かりを消し、家族で一緒に空に浮かぶ天の川を見ようと、七夕ライトダウンが行われました。そこでお伺いいたします。1、7月7日、クールアース・デーに本町で取り組んだ内容をお示しください。2、来年度以降のクールアース・デーの具体的な取り組み計画があるか、お伺いいたします。2点目、エコ・アクション・ポイント事業について。環境省では、家庭部門の温室効果ガスを削減するため、国民に身近でわかりやすい形で一人ひとりの取り組みを促すエコ・アクション・ポイント事業を推進しています。エコ・アクション・ポイントとは、温室効果ガス削減に効果のある製品、例えば省エネ型商品や設備など、これらのサービスの購入、省エネ行動などを消費者が行った際に経済的インセンティブを与え、環境に配慮した行動を促すためにポイントをふやせる仕組みです。既に独自のエコ・ポイント制度を導入している地域もあります。しかし、今までのエコ・ポイント先行事業は、ポイントの原資や資金、ポイント提供に当たってのハードの設備設置について行政が負担するものが多く、普及と継続面で限界があったとされています。そこで、現在、企業で発行している販促ポイントと同様のもので、消費者の温暖化対策型商品、サービス等の利用と、そのポイントの利用に応じて商品やサービスを企業が出資する、そうすることによって企業の販売促進、環境コミュニケーションにリンクさせた自立したシステムとなり、さらなる拡大発展が期待できるとされています。こういった観点に立って、エコ・ポイント事業を全国的に普及させるため、環境省は今年度モデル事業を採択いたしました。その成果を踏まえ、平成21年度からは本格展開を図ると打ち出しています。現在、採択されたモデル事業は、全国型3事業、地域型9事業です。どちらも事業主体は民間団体ですが、エコ・アクション・ポイント事業は国民運動としてだれもが参加できる環境対策の推進であり、自治体においても取り組みができるものであると考えます。お伺いいたします。1、エコ・アクション・ポイントに対する町としての見解はどのようなものか。2、今後、本町独自の取り組み計画はあるのかをお伺いいたします。3点目、音更町地球温暖化対策実行計画と環境モデル都市について。政府の地域活性化統合事務局では、温室効果ガスの大幅な削減など、低炭素社会の実現に向け高い目標を掲げて先駆的な取り組みにチャレンジする都市を選ぶため、本年4月11日から5月21日まで、市区町村から提案の募集を行い、82件の応募を受け付けました。選定の結果、政府が財政支援などを優先的に行う環境モデル都市に6自治体、今後追加的に選定される可能性のある環境モデル候補都市に7自治体が決まりました。環境行政の分野においては、自治体が国を動かすことが今や世界的な流れになってきています。環境施策を推進する上で、本町の取り組みについてお伺いいたします。1、環境モデル都市として応募しようとの検討はされたのかどうか。本年3月に、音更町においても、CO2の総排出量を減らす取り組みを目的に音更町地球温暖化対策実行計画が策定されました。2、音更町地球温暖化対策実行計画と連動しながら、環境モデル都市を目指す取り組みを行うお考えはないのか、お伺いいたします。御答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目のクールアース・デーに関する御質問についてお答えをいたします。初めに、本町におけるクールアース・デーの取り組みについてでありますが、クールアース・デーは、政府が、6月17日に開催された北海道温暖化対策推進本部において、本年の洞爺湖サミット開催初日にちなんで毎年7月7日をクールアース・デーと定め、施設や家庭などで夜8時から一斉に電気を消す七夕ライトダウンとして、その実施に向け全国に発進をしておりました。北海道では、北海道洞爺湖サミット道民会議が7月7日をガイアナイトとして、電気を消してろうそくの光のもとで時を過ごすことを呼びかけ、これを受け本町でも、ホームページで参加を呼びかけたほか、十勝川温泉観光協会を通して、十勝川温泉の旅館・ホテルに要請し、協力を得るなど、多くの町民の参加があったところでありますが、職員に対してもメールで周知したところであります。次に、今後のクールアース・デーの取り組みについてでありますが、他町村の事例などを参考に、ライトダウンのみならず、ノーマイカーデー・ノー残業デーなど企業や家庭における省エネ活動を呼びかけるなど、より多くの町民が参加し、環境を考え、生活を見直す機会となるような取り組みを考えてまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目のエコ・アクション・ポイントに関する質問についてお答えをさせていただきます。初めに、エコ・アクション・ポイントに対する町の見解についてでありますが、地球温暖化防止・社会貢献活動などを目的に、家庭部門などの二酸化炭素排出量の削減に向け、具体的な行動を動機づけする直接的な政策としてエコ・ポイントなど、二酸化炭素削減のための環境行動促進モデル事業としてエコ・アクション・ポイントが本年10月から実施されることとなったところであります。エコ・アクション・ポイントは、消費者が、参加企業から温暖化対策型の商品を購入したり、ホテルやレストランなどのサービスを購入した場合にポイントが付与され、たまったポイントに応じて金券として使用できる、また、商品やサービスと交換できる制度であります。北海道では、北海道洞爺湖サミットにちなみ、財団法人北海道環境財団が7月1日から、札幌市内の店舗を中心に道内を対象として実施しているほか、富良野市でも地域型モデル事業として実施しておりますが、今のところ、いずれも参加企業が少なく、また、対象商品も数少ない状況のようであります。今後、全道の多くの企業が参加することにより、消費者等の環境に配慮した行動の促進につながり、より実効性が高まるものと期待をしているところであります。次に、今後の本町の取り組みについてでありますが、現在、町内のほとんどの商店街が加盟して実施しておりますすずらんスタンプとの兼ね合いや、参加企業について、商工会とも十分連携を図ってまいりますが、取り組みに至るまでにはかなりの時間を要するものと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の音更町地球温暖化対策実行計画と環境モデル都市に関する御質問についてお答えをいたします。環境モデル都市への応募の検討と、今後の取り組みに対する考え方につきましては、関連がありますので、一括してお答えをさせていただきます。環境モデル都市は、募集要項に示された内容のハードルが高く、本町において応募の検討はしておりません。音更町地球温暖化対策実行計画と連動した取り組みにつきましては、昨年度、町の公共施設及び全ての事務事業を検討対象に、平成18年度を基準年とし、温室効果ガスを平成24年度において5%削減する計画として策定し、本年度より取り組んでいるところであります。また、あわせて、広報4月号から6月号で地球温暖化の仕組みとマイバッグ・環境家計簿などを含め、家庭でできる取り組みについてもお知らせしたところであります。今後におきまして、引き続き、環境に関するパネル展や出前講座などを通して、町民の意識高揚を図り、環境モデル都市の実践内容に幾らかでも近づくよう努力してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
では、再質問させていただきます。先ほどクールアース・デーの取り組みについてということで、十勝川温泉を初め多くの町民の方々が参加しというお話がありましたが、実際には、周知、どれだけの規模でされたのかどうか。今まで、町民の方々に、町の何か行事等をお知らせするときには広報等を使っていたかと思いますが、今回の広報にはそのようなお知らせの内容のものは載っていなかったように思います。また、職員の皆さんにメールで呼びかけてというお話がありましたが、では、本庁舎は、8時から10時までということで、8時には残業されている方もなく、一斉消灯されたのかどうか、その点お聞かせください。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
周知の方法でございますけれども、今回、このクールアース・デーの取り組み、あるいは7月7日のガイアナイトの日でございますけれども、その周知につきましては広報等では行っておりません。先ほど町長が御答弁申し上げましたように、町のホームページでお知らせしたというような形でございます。それで、その日に、職員に対しては、メールで各職員に協力を呼びかけたということでございます。確かに、議員のおっしゃるとおり、その日に職員全て5時半で勤務を終え帰ったかということは、実際のところ確認はしておりませんが、本町におきましても、毎週水曜日はノー残業デーというような設定もしておりますので、実際にその7月7日の職員の全ての動向というのはつかんでおりませんので、御容赦賜りたいと思います。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
ホームページで知らせるということで、今までの流れから言ったら、先ほど町長の答弁の中にあったように、多くの町民の方々がこのクールアース・デーの取り組みに参加したというお話ですが、ホームページでそういうふうにお知らせしたものが、広報とは違いまして、どれだけの方がこのホームページを見てそれに参加したかということは、はっきり申し上げて、多くの町民が参加した行事にはなっていないんではないかと思います。また、庁舎自身も、十勝川温泉ですとか、ほかの方々に、職員にも呼びかけていながら、庁舎が8時に消灯をされていたかいないかの把握がされていないということ自体、このクールアース・デーの取り組みについて認識の甘さはあるかと思いますが、その点いかがお考えでしょうか。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
確かに、職員に周知をして、担当部局のほうで庁舎内を見回るというようなことをしなかったことに対しては、全く議員のおっしゃるとおり、こちらの事務サイド、担当者もいたしました認識の甘さがあったのかなと思っております。
再質問 11番 久野由美
100万世帯の家庭でライトダウンを2時間行った場合、約200トンのCO2が削減されると言われております。文科省では、七夕ライトダウンを全国の学校に周知したとなっております。本町でもそのように、学校のほうで、生徒さんに、家庭ではという、このようなお話がされたのかどうなのか、それも定かではないなと思いますけれども、一般の家庭でもこのライトダウンというのは取り組めることであります。広く周知するためにも、今後、広報に載せるなど、その取り組みをさらにしていっていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
今後の周知の方法でございますけれども、今、確かに議員のおっしゃるとおり、7月7日、クールアース・デー、また、北海道においてはガイアナイトの日、また、国においては、議員も御承知のこととは思いますけれども、6月5日を環境の日という形で制定されております。また、北海道におきましては北海道環境宣言も実施されているところでございます。ましてなおかつ、国が定めた環境の日、6月5日は、いわゆる6月を環境月間というような形で打ち出しております。今後、これらを総合的に、機会あるごとに広報等、あるいはホームページ等で広く町民にお知らせをしていきたいと考えてございます。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
今、6月の環境月間等の話もありました。7月7日のこのクールアース・デーに、この後質問いたします町の地球温暖化対策計画の中のことにも若干触れるんですが、先ほど御答弁の中にも、ノーマイカーデー・ノー残業デーというお話が町長の御答弁の中にありました。公用車の利用の自粛などに取り組んでいる自治体もあると伺っております。また、植樹活動など、ほかの啓発イベントなどを行っている自治体もあります。本町としまして、来年度以降の取り組みとして、この植樹活動は、ほかの啓発イベントと、そこら辺も、6月に環境月間ということにはなっておりますが、この7月7日に合わせてそのような取り組みをしていく計画が具体的にあるのかどうなのか、お伺いいたします。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
今現在、町職員も、天候にもよりますけれども、いわゆる通勤の際に自転車で通勤している職員がかなりふえている実態にもございます。そしてなおかつ、公用車として自転車も何台か、ちょっと台数はわかりませんけれども、10台近くは、それぞれの施設というんですか、保健センターなり、図書館なり、あるいは文化センターなり、いろんな出先機関に配置をしております。極力職員も本庁に用事のあるときは自転車で来ておられるというようなこともございまして、その辺は職員も自覚を持って、極力公用車を使わないで、自転車で仕事に当たっているというような状況もございます。それから、来年度、7月に向けての取り組みでございますけれども、それにつきましては、まだちょっと時間もございますので、いわゆる環境教育というんですか、そのようなことも含めまして、教育委員会とも連動しながら、町の取り組み等々を考えていきたいと考えております。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
7月7日、年に1度だけのクールアース・デーというふうにことしは制定になりましたけれども、冬のクールアース・デーも検討される動きが出てまいりました。北海道は特に冬に燃料を大量に消費します。冬にできるクールアースということで、本町独自でこの冬のクールアースを検討されるお考えはおありでしょうか、その点お聞かせください。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
冬期間のクールアース・デーの取り組みでございますけれども、当然、今の現状でいきますと、この原油高騰でいわゆる暖房等々に対する光熱水費というんですか、そういうものも極めて高い状況になろうかと考えてございます。そんな中で考えまして、当然冬期間におきましても、いわゆるその全町的な取り組みということではちょっと難しいのかとは思いますけれども、家庭における暖房の、寒いですから、寒いところに暮らせとは言えませんので、そんなことから言うと全町的に取り組むのはちょっと難しいのかもしれんけれども、その辺はまた広報等で、家庭でできる取り組み、そしてなおかつ早目の消灯というんですか、そんなことも含めまして、町民に呼びかけていきたいと考えております。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
燃料消費というふうに言っているので、多分暖房費のことをおっしゃっているのかなと思いますが、冬に北海道で暖房を節減するということはものすごく大変なことでして、そのようなことを考えてのクールアース・デーと言ったつもりはありません。例えば、カーテンを夏よりも若干厚目にするですとか、いろいろな方法がされるんではないかなと思ったものですから、冬にできることを検討される、または研究される、そういう余地がおありかどうかというふうにして伺ったので、決して暖房を消すというような、そのようなつもりの質問ではありませんので、そのところは今後ちょっと検討していただきたいなと思います。2点目のエコ・アクション・ポイント事業についてですけれども、エコ・ポイントの環境行動促進モデル事業の採択案件というのが、全国型としてはJCB、電通株式会社、Tカード・アンド・マーケティング株式会社、この3社であります。また、地域型では、洞爺湖サミットに合わせてJCBによる全国事業の一部を北海道で先行実施しました財団法人北海道環境財団と、それから先ほど答弁の中にもありました富良野の市民環境会議でのふらのeco・ひいきカードというのが、これが有名ではありますけれども、やっております。この富良野市のふらのeco・ひいきカードというのはエコ・アクション・ポイント事業のモデルケースとして取り上げられているわけですが、これは各参加加盟店が独自にポイント付与方法を決められるというユニークなものです。マイバッグ持参、マイはし持参を初め徒歩または自転車でお店に来店した場合にポイントを付与する、それから自動車販売会社ではハイブリット車購入時にカード満点ポイントを付与する、それからホテルではマイタオル、マイ歯ブラシ、連泊時の浴衣、シーツの交換不要にポイントなど、本当にそのお店独自の考え方が示されております。中には、お肉屋さんで保冷剤の持ち込みにポイントがつくとか、オリジナルなアイデアが出されて、好評だと言われております。先ほど町長の答弁の中に参加企業が少ないとありましたが、今後の実効性が高まる期待というのも、私も同じように思っております。大型店は、本町でも既にエコバッグ持参などにポイント制度を導入しております。先ほど町長のほうからお話がありましたすずらんカード、私も、実際に新たにエコカードをつくるというよりは、今既にあるこのすずらんカードを使ってできないかなと考えておりました。商工会と協議連絡して加盟店、または加盟されていない町内の商店への働きかけも行っていただきたいと思っておりますが、この点はいかがでしょうか。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
いわゆる今議員がおっしゃいました、実際町内で取り組んでおりますすずらんスタンプとの連動もございます。今後、商工会とも十分協議をしていかなきゃならないという案件でございます。町内の大企業、大型店も今、音更町に来ておりますので、ただ、町内の商店等々に、いろんなエコ製品というんですか、そういうものをそろえていただけるような商店なり企業が参加をしていただけるものなのか、そしてまたなおかつ、いろんなエコ商品をそろえていただいた中で、消費者がどれだけ購買力というんですか、いわゆる意識を持ってそちらの商品を買い求めていただくことができるのか、その辺の兼ね合いが非常に難しいと思うんです。だから、町長が御答弁申し上げましたように、このいわゆる参加企業を募る、あるいは消費者にエコ商品のその意識を持ってもらって購入してもらうというようなことの取り組みにつきましては、かなり全道的な広がりぐあいの状況を見ながら、この取り組みにつきましては時間がかかるのかなと感じております。
再質問 11番 久野由美
環境にやさしい買い物や行動ということをすればするほど経済的なメリットがあるというのは、私も主婦なんですが、主婦にとってはかなりこれはうれしいことであります。経済的にメリットがある、だからエコ商品を選ぶ、エコの行動をしようとする、自然な形でその人々の自発的な行動を引き出すことにつながっていくのではないかなと思います。そうすることによって、大型店の自助努力等もありますが、町内の商店街の活性化のためにもやはり必要と思われます。この点、もう少し積極的な取り組みをしていただきたいなということと。それから、先日、総合福祉センターで環境家計簿を見つけました。先ほども答弁の中にありましたが、第一印象は難しいという感じを受けました。また、取り組みづらいという印象も受けました。新聞に載っていた記事の中では、つくっただけで終わっている、今後家計簿の普及に向けて考えていきたいとありました。私はこの環境家計簿をポイント付与の対象にしてはどうかなと思ったんですが、例えば、この環境家計簿をつけていて節電できた、できた分だけポイント付与、それから節水できた、その分だけポイント付与、ガスが節約できたという、全部ポイントにかえていけるというところが、私はかえって、そこでポイントが加算されていくというのは、主婦にとって、ただ単に家計簿をつけているよりも励みになるし、楽しくできるエコ活動になるのではないかなと思います。今、十勝でもレジ袋が有料化になっているという記事が載って、今どんどん進んできておりますけれども、少しでも家計費を抑えようと思って行うそのマイバッグ運動ですけれども、それが環境問題に取り組む第一歩でありますし、その結果、ポイントがたまり還元されるというのは主婦にとっては、キッチンから始まるエコ活動、エコライフというのは一番その環境問題に取り組みやすいことではないかと思います。できれば、本当に商工会との兼ね合いも当然今後考えていって積極的に臨んでいただきたいと思うんですが、この環境家計簿の削減をポイント化していくと、このことも念頭に置いて、取り組み方法の一つとして考えていただけないでしょうか、その点いかがお考えですか。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
確かに、環境家計簿、非常に細かくなっておりまして、お忙しい今の家庭の主婦の方につきましては、なかなか毎日毎日書き込んでいくのがちょっと無理なのかなというふうには考えますけれども、今議員がおっしゃるとおりに、少しでも家庭の中でできる地球温暖化防止に対する意識高揚のためにも、その環境家計簿に積極的に取り組んでいただいて、そのことによって幾らかでも自分の家庭の中での二酸化炭素の削減につながったような効果というんですか、そういうものがあらわれたときにはポイント制を付与するというようなことも確かに有効な手段だとは考えております。ただ、この辺も、ポイントを与えて、さてそのポイントをどう活用してもらうのかというようなこともございますので、その辺も今後ちょっと検討というか、検討とは、しないことだろうとよく言われるんですけれども、その辺も商工会とも協議をさせていただきたいなと考えてございます。
再質問 11番 久野由美
定番の御答弁の検討という言葉をいただきましたが、本当にお決まりの言葉の検討なのか、ここがスタートという意味での検討なのか、どちらかなと受け取ったわけですけれども、どうせ行うんであれば、つらいと感じずに楽しくやれるエコ・ライフというのが主婦にとってはとてもありがたいことであります。皆さんが楽しくやれる、そんな中身を是非に、本当にスタートとして検討していただきたいと思っております。では、3点目、環境モデル都市について質問いたします。今回の環境モデル都市の選定以前に、平成5年に環境共生モデル都市の選定がありました。今回、初めて環境モデル都市ということが出てきたわけではないんですね。音更町が地球温暖化、環境問題とかにまだまだ本当に立ち遅れているなということは実感したわけですけれども、確かにあの中身を見ると、ハードルが高いというのは、当然わかります。かなり厳しい内容になっておりますし、普通の取り組みではなかなかモデル都市になるということ自体難しいなというふうには思っております。ですが、検討されていないというのは一体どうしたものかなと、そんな気がいたします。東京大学の山本良一教授が、昨年の9月に、北極で大融解が起きて、北極解氷が413万平方キロにまでに減少していると、これは21世紀終盤に消滅するだろうという、予想をはるかに超えて早まっていると発表されました。いかに環境革命を実現するのか、生き残りをかけた各国の闘いが始まっていると、地球温暖化への戦線布告、この意気込みで対策を講じる必要があると講演をされております。今回の推進総括者を初め推進委員会の皆さんが、この自覚に立って、今回の環境モデル都市に名乗りを上げることができなくても、せめて勉強会または説明会に参加するなどのそういう努力をしていただきたかったなと思いますが、この点はいかがお考えでしょうか。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
環境モデル都市、確かにその実施要領ですか、見ると、5つの要件というんですか、条件が備わっておりまして、ハードルがかなり高いということもございまして検討はしておりませんが、今、議員がおっしゃいました、少しでもその環境モデル都市の内容なり、そういう取り組みのあり方、あるいは低炭素社会の仕組みというんですか、そんなようなことを勉強するという意味におきましても、先日、帯広市が環境都市に選定されておりますので、新聞等を見ましたら、来月末の11月にその環境モデル都市の選定委員の講師を招いていわゆる講演を行うというような記事が出ておりました。こういう機会をとらえまして、多くのうちの職員に呼びかけて、なるべくこういう講演をお聞きして、いわゆる環境モデル都市の実践、あるいは温暖化防止に対する取り組みについて勉強させていただきたいというようなことは考えております。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
今の部長の御答弁の中で、環境モデル都市、北海道では帯広市と下川町です。道内の応募はそのほかにも、札幌ですとか、釧路、富良野、それから洞爺湖、また、十勝管内では鹿追町というふうに応募されております。先ほど11月の、モデル都市の講師を招きという帯広市での講演のお話、今答弁でありましたけれども、これは、12月に横浜市で開催される国際セミナーがありまして、そのときに各国から来られた方々が、その環境モデル都市の視察を行うと。帯広市にもこの受け入れを決定して、その前に各行事を開催するという、その中身の一つかなと思います。1つの前向きな行動が次の行動をやっぱり促す、そういうことにつながっているんではないかなと思います。先ほども言ったんですけれども、環境革命をするために各国が本当に動き始めていると、環境モデル都市に選定はされておりませんけれども、今後それを目指す取り組みというのはできるはずですので、今後もその取り組みをしっかりと行っていっていただきたいなと思います。例えば、環境モデル都市の、今回のその応募の内容を見ても、行政だけでできるものというのは一つもなかったなと感じます。住民の皆さんの協力がなければ進んでいかないものばかりと私は受けとめました。十勝支庁は、「もっとエコのとかち」と題してキャラクターを募集しております。これは締め切りが23日までなんですが、音更町でも、本当に簡単なところからスタートするという意味では、このキャラクターを考えてみようとか、そういう身近な簡単なところの取り組みから始められてはいかがかなと思います。十勝支庁も、児童ですとか、生徒だとかに取り組んでもらうというふうにしていろいろと方法は考えられているようですけれども、こんな身近な入りやすいところから町民の皆さんとともに考えて、ともに進んでいくと、これが町長が常日ごろからおっしゃっている協働のまちづくりということになるんではないかなと思います。本当に身近なところから進められる、また、楽しく入っていける、生徒さん、学生さんとかは、こんなキャラクターを考えるというのは楽しく入っていけるんではないかなと思います。単に一例にすぎませんけれども、こういうふうな考え方もあるということで、御答弁というか、見解があればお示しください。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
地球温暖化防止につきましては、いわゆる町民に協力を求めなきゃならない、町民一人ひとりが意識を持って取り組まなきゃならないというのは、もうそれは大前提だと思います。そしてなおかつ、この取り組みはまさしく一過性であってはもうどうしようもないことだと私は思っております。だから常に、やっぱり町民一人ひとりができることから、地道に取り組んでいくことが必要だと考えております。そんな意味では、今、議員がおっしゃった常に環境対策というんですか、環境問題に意識を持って、十勝支庁が募集しておりますそのキャラクターですか、そういうものにも、当然、小・中学生も含めて応募するなり、そういう意識づけが必要かなというふうには考えておりますが、いずれにいたしましても、一行政だけではどうしてもこの限界がございますので、一人ひとりの町民の意識高揚について、今後もいろんな形で、出前講座なり、あるいはパネル展なり、人が集まるところ、あるいは団体等、学校を通じまして、意識改革というんですか、意識高揚というんですか、そして当然二酸化炭素削減だけではなくて、いわゆる環境保全の問題もございます。そんなことも含めまして、今後、いわゆる広報あるいはホームページを通じまして広くPRをしていきたいと考えてございます。以上でございます。
再質問 11番 久野由美
地球温暖化対策実行計画、これが制定されて、5カ年計画で削減目標を明らかにされました。中身は、今まで庁舎内で行ってきた節電、節約ということの文書化されて、数値目標が設定されたと受けとめたんですけれども、これは1年ごとに推進総括者を中心に検証されるということですが、最終的には、この結果をもとに地球温暖化対策の音更町としてのノウハウを町民の皆様にお知らせしていくという、また、さらに積極的に広げていくものだと思います。実際には職員の皆さんの体験したこと、また、経験などが一番人に強く訴えていけるものになっていくんだろうと考えます。環境発進の町音更ということで、さらに目指していくということで、先ほども言ったように、本当に今後の研究、勉強、検討、これをされていくことを強く望みたいと思います。来年のクールアース・デー、音更町としてどんな取り組みがされていくのか、期待をしておきたいと思っております。以上で、質問を終わります。