音更町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月12日
本町周辺の宅地開発に対する考え方について
2008年6月12日、音更町議会の一般質問で、塩田潤一議員が「本町周辺の宅地開発に対する考え方について」質問し、町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和が答弁しました。
- 質問者
- 塩田潤一 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 17番 塩田潤一
お疲れと思いますけれども、若干の時間をお許し願いたいと思います。本町周辺の宅地開発に対する考え方について質問をいたします。私は、平成15年9月定例会において、国道241号線沿いで北8線以北から本町市街地までの区間の市街化区域拡大を早期に求める必要性と、帝繊跡地の市街化区域と両促進について一般質問をしていますし、平成18年12月定例会においても、帝繊跡地の民間活力を生かした開発の手法を提言、昨年の3月予算議会では、大通13・14丁目の宅地開発計画について、リスクを低くして推進した方が本町の活性化に大いに寄与することを提案してきました。過去5年で、いろいろな角度や視野から私なりに本町の活性化について提言してきましたが、何一つ実現していません。ただ、私の考えとは相反した音更東通地区だけが着工したと聞いております。このような状況の中で、本町周辺の宅地開発や跡地開発に対する考え方について質問をいたします。1) 本町周辺で近い将来、宅地開発を希望する地域が2カ所あります。その1つは大通13・14丁目地区と、最近、宅地開発の要望がありました新通16丁目地区があります。それぞれ地権者の思いと期待があり、音更町として市街化区域編入の考え方や取り組む姿勢が問われていますが、見解を伺いたい。2) 新通16丁目地区は、市街化区域に隣接していない、いわゆる飛び地であります。帝繊跡地の開発がなければ、単独での編入が困難と言われていますが、その法的根拠、また、救済する手法があれば伺いたいと思います。3) 本町活性化停滞の最大の要因は、商店に魅力がないことと、帝繊跡地が開発されないことが主たる要因と考えます。今までの帝繊サイドとの経過を見る限り、音更町は手を差し伸べたり、相談に乗るなどの様子が伺えない。音更町は跡地開発に消極的かつ静観の構えから脱していないのではないかと考えます。将来のまちづくりや雇用問題などの観点から、帝繊北海道本社との情報交換や跡地への企業誘致など、音更町として積極的に取り組むことが必要と考えるが、見解を伺いたいと思います。次に、都市計画道路の進捗状況について質問をいたします。道道音更新得線の一部に、本町北側に位置する大通1丁目から北明台にある十勝支庁北部耕地出張所までの間の街路整備事業の早期着工について、地域住民から要望があったと聞いております。帯広土木現業所との協議内容や進捗状況について伺いたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の本町周辺の宅地開発に対する考え方についての御質問にお答えさせていただきます。初めに、市街化区域編入の考え方及び新通16丁目地区の市街化区域編入につきましては、関連がありますので一括してお答えさせていただきます。本町の市街化区域拡大につきましては、平成15年度の定時見直し時に確保された人口フレームにより、第4期総合計画の目標人口であります4万5千人を目指し、順調に進めてきているものと考えております。都市計画法におおむね5年ごとと定められております都市計画に関する基礎調査を来年度実施し、翌平成22年度に第6回目となる定時見直しが予定されております。市街化区域の拡大は北海道により決定されるもので、帯広圏1市3町のそれぞれの人口や産業の伸び、土地利用の状況などをもとに計画的に行われ、開発計画の熟度などにより判断されます。北海道全体が人口減少下にある中、道もコンパクトなまちづくり方針を掲げており、次回の定時見直しにおいて新たな人口フレームの確保は難しいと予想されております。本町の第5期総合計画策定作業における目標人口とも整合性を図りながら、現市街化区域内の土地利用の動向などを見据えた上で、国や道との協議を進めてまいります。また、新通16丁目地区の飛び地における市街化区域編入についてでありますが、国が策定した都市計画運用指針の中に、既成市街地と連結しない新市街地の条件が示されております。「1つの独立した市街地を形成するに十分な規模の区域とし、その規模はおおむね50ヘクタール以上であり、周辺における農業等の土地利用に支障のない区域とするべきである」とあります。したがいまして、後段の答弁とも関連いたしますが、帝繊跡地の開発と、それに続く南花園地区の市街化区域編入が可能となった後のことになろうかと存じます。その時期が来るまでは、市街化区域編入は難しいものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、帝繊跡地開発に関連し、まちづくりと雇用問題の観点から、情報交換や企業誘致などに積極的に取り組む必要があるのではないかとのことでありますが、帝繊跡地開発につきましては、塩田議員から何度か御質問をいただいており、平成18年第4回定例議会の一般質問にも一定の御答弁を申し上げておりますが、その後、大きな情勢の変化はないものと認識しております。当地はあくまでも民有地であり、地権者の意向もありますし、具体的な開発計画が示されない中で、町が積極的に誘導策を講ずることは難しいものと考えております。しかし、当地の開発は町の活性化につながることでありますので、今後、具体的な開発計画の相談や打診があった場合は、積極的に応ずる考えでおります。本町は、働く場の確保という観点から、当地に限らず積極的な企業誘致に取り組んでまいりました。これまで三菱自動車工業十勝研究所や株式会社柳月の誘致を実現しており、開進工業団地やIC工業団地を造成し、工業系企業の誘致活動を積極的に推進しており、一定の成果はあるものの、IC工業団地は長い社会経済の低迷を反映して厳しい状況にあるのが実態であります。帯広市や道央圏の企業訪問や金融機関等を通じて情報収集など鋭意努力しておりますが、なかなか明るい兆しが見えてこないのが現状であります。しかし、このまま手をこまねいているわけにはまいりません。本町のまちづくりにおいて、企業誘致は重要な施策の一つでありますので、機会があれば私自身が企業訪問するなど、今後も積極的な活動を展開してまいりたいと考えております。このほか、市街地の活性化のため、空き店舗を活用した創業者を支援する助成制度を今年度から創設したところであります。お説のとおり、まちづくりや雇用問題の観点から情報交換や企業誘致は重要であり、今後も積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の都市計画道路の進捗状況に関する御質問についてお答えさせていただきます。本路線は、国道241号線から音更市街地を通じ鹿追方面に至る主要道道音更新得線として、北海道が管理する幹線道路であります。昭和43年に音更中央通街路として3号道路から北明台までが都市計画決定され、その後、平成8年度から平成14年度までに、音更六新地区第1種市街地再開発事業にあわせて、大通1丁目から11丁目までの区間が北海道において整備されましたが、御質問にあります大通1丁目から北明台までの約410メートルが未整備として残されている状況にあります。このような状況の中、平成18年12月に、地域住民から整備について早期着工の要望を受け、北海道と協議を重ねてまいりましたが、平成19年度には整備採択に向けて概略設計が実施され、本年度についても実施設計を行う予定と聞いております。最近の道路整備事業の採択条件は厳しいものがあり、北海道からも非常に難しい状況である旨の話を伺っているところでありますが、町といたしましても、中心部にあわせた整備がされることにより、円滑な交通網の確立と、歩行者の安全確保や中心市街地の活性化にもつながるものと考えており、一年でも早く着工していただくよう、今後も引き続き北海道に要請をしてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。先ほどお話がございましたように、いろいろ一般質問をされるけど、何一つ聞いてくれない、実らないと、こういうお話でございます。私も心情的には何とかという気持ちがありますけれども、今、先ほども申し上げましたように、これらの整備ということになりますと、やはり宅地については人口フレーム、これが絶対的なものであります。1ヘクタール60人、こういう1つの基準があるわけでありますけれども、人口がいなければそこに宅地は消化されていかない、そういう面もあるわけでございますので、また厳しい再質問があろうかと思いますけれども、謙虚に受けとめた上で、十分、私なりにまた考えさせていただきたいと、そのように存じます。
再質問 17番 塩田潤一
再質問をさせていただきます。先ほども御答弁の中で、平成22年に見直しをされるということでございますけれども、その間、音更町としまして、人口フレームからしても開発できる面積をまだ持っていると聞いております。どの程度の面積がなるのか、また、開発を予定している箇所があるならばお尋ねしたいと思います。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
第5次の関係では2,300人の人口を持っておりました。各市街化区域拡大により現在は450人となっておりまして、60人/ヘクタールで言うとおよそ8ヘクタール前後になろうかなと、そういうふうに考えております。それから、箇所があるのかということですが、ただいま出ている中では、やはり整備要件等もそろっていない箇所が今はほとんどでありまして、やはり開発計画そのものが市街化区域の大根底となりますので、その辺につきましては、現在のところ、まだこの22年までに使えるかどうかについても十分慎重に進めていきたいと。お話のとおり、音更本町につきまして8.9ヘクタールが今月から着工に入っていくということで、新聞では9月いっぱい、町の方には10月中には完成をしたいと、そのような189区画ですか、450人規模の団地造成がされるということになっておりますので、その辺も含めて御理解をお願いしたいと思います。
再質問 17番 塩田潤一
次でございますけれども、新通16丁目の関係でお尋ねしたいと思いますが、結局は帝繊跡地、南花園地区、新通16丁目地区一帯でないと市街化区域編入ができないという今の御答弁でございましたけれども、例えばこの241号線沿いに沿道サービスを主体の業種の開発があった場合、それは認められるのか。新通16丁目周辺を言っているわけでございますが、その点、お尋ねいたします。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
今、議員さんから御意見がありましたとおり、調整区域であっても、その法の規定の中におさまれば、それは可能と考えております。
再質問 17番 塩田潤一
先ほど答弁の中で、市街化区域が拡大をする、編入をする場合、農地といいますか、影響のないようなところに、50ヘクタールであれば飛び地でも構わないという判断をしたわけでございますが、そういう判断でよろしいかどうか、確認したいと思います。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
例で申し上げますと、実は十勝川温泉、これは観光区域で昔100ヘクタールを指定されておりました。既成市街地として20ヘクタール、この場合には20ヘクタールを運用させていただきました。通常であれば50ヘクタールというのは原則論になっているのが現在であります。以上であります。
再質問 17番 塩田潤一
それでは、帝繊の方に移りたいと思います。非常に帝繊の関係については困難性を生じていることは理解できるわけでございます。町長も、非常にそう言いながらもかなり前向きな御答弁をされたのかなと思ってございます。ただ、帝繊というのは非常に歴史がございまして、私が言うことでもないかもしれませんが、帝繊北海道は、昭和14年に亜麻工場として昭和42年まで操業して、その後、コンクリート製造会社として平成7年まで事業を展開してきたわけでございます。音更町としましては一民間の企業とのとらえということではなく、戦前からこの音更町の発展に大きく寄与した企業という判断でありますし、現在の南花園、それから新通12丁目も帝繊北海道の土地だったと私は理解してございます。そのような歴史ある企業でございますから、現在、更地の状態になって13年、かつ14.5ヘクタールあるということを聞いております。この状態を放置して、このままの状態でいいのかどうか。やはり音更町のまちづくりや環境面からして、対策を講ずることが急務と考えられますが、是非その方向で、何とかよい方向を探っていただければありがたいなという意見で終わりたいと思います。それから、最後の道路問題に移りたいと思いますけれども、非常に努力されまして、平成20年度実施設計というところまでこぎつけていただきましたことは非常にありがたいなと思っております。大変厳しい財政事情でございますから、よく理解するわけでございますが、あそこは農協のスタンドもございまして、いろいろと困難な部分もあるかと思いますけれども、是非御努力をしていただきまして、早期着工をするよう要望いたしまして終わりたいと思います。