音更町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月14日
「第2回の音更町の定例町議会に当たり、初めて一般質問をさせてい…」
2007年6月14日、音更町議会の一般質問で、榎本基議員が質問し、町長 山口武敏が答弁しました。
- 質問者
- 榎本基 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 榎本基
第2回の音更町の定例町議会に当たり、初めて一般質問をさせていただきます。しばらくぶりに大変緊張しております。何とぞよろしくお願いします。さて、4月22日に執行されました音更町議会議員選挙において、私は「人にやさしいまちづくり」という表現や言葉を何度となくて使わせていただき、町民に訴え、当選させていただきました。山口町長は、平成19年度第1回定例会町議会の町政執行方針で、「共に歩み、共に築くまち」の項で、このように述べています。「核家族化や町内会未加入者の増加など人のつながりが希薄になりつつある中で、コミセン及び地域会館は、コミュニティ活動の拠点としてその果たす役割は極めて大きなものがあります。そのためにも、計画的にその適正な保守、管理に努めるとともに、多目的な利用方法について研究してまいります」と、3月議会で施行方針演説をされています。そこで、今回の一般質問の中で、主として公共施設に焦点を当てて質問をいたします。コミセン地域会館は、さまざまな状況の住民が利用しています。子供、老人、健康な人、障害を持っている人などです。また、その利用目的も、趣味のサークル、学習会、町内会活動など、多方面にわたっています。まず、私自身の体験をお話しし、私の考えの理解を得るために是非お聞きください。私は、平成17年の秋に突然背中に激痛が走り、足のしびれ、痛み、そして、歩行困難になりました。帯広市内の病院で診察の結果、後縦靱帯骨化症と診断されました。この病気は、特定疾患に指定されているいわゆる難病指定の病気です。北海道だけで1,500名程度の患者さんが存在すると言われています。音更町においても数名の罹患者がおり、患者の会も活動しています。私は帯広の病院のアドバイスもあり、平成18年1月に北海道大学整形外科で頸椎の手術を受け、18年の4月に職場復帰することができました。手術直前には歩行すらできなくなり、病院内では車いすの生活が続きました。また、手術後は、左手に神経の麻痺が起こり、左手を動かすこともできなくなり、物を握ったり、持ち上げたりすることもできず、握力は測定不能の状態になりました。北大で手術後、左腕の回復のため、リハビリ入院を含めて80日間入院し、ようやく左手の機能も徐々に回復してきました。しかし、頸椎を手術したため、首の前後、左右の動きが健康な人よりも大変難しくなり、おじきや中腰になることに大変苦労しています。しかし、定年退職を控え、最後の1年間勤め上げることを目標にリハビリに励み、音更中学校へ戻ることができました。私が職場復帰をするに当たり、心配なことが2つありました。それは、トイレと階段の昇り降りであります。音更中学校は、数年前にそれまでのトイレの男女用とも個室ブースは和式トイレでしたが、個室の3分の1を洋式トイレに改修してくれました。しかし、階段には手すりがついていませんでしたので、階段中央についています転落防止用柵につかまり、階段の昇り降りをしなければなりませんでした。階段の上りは右手で転落防止用の柵をつかむことができますが、下りは右側の壁に手の平を当てて下らなければなりませんでした。私のように、突然体の状況に異変を来す職員、また、足を骨折し、ギプスをはめた児童・生徒も学校に来ることが困難な状況を一つは学校のトイレの改修ということで、可能にしてくれたと言えます。さて、冒頭でも申し上げたとおり、「人にやさしいまちづくり」という観点から、公共施設について質問をさせていただきます。最初に、トイレについて質問します。公共施設、コミセン、福祉会館などのトイレは、もちろん水洗、そして男女ともトイレの個室は洋式、和式トイレの両方が設置されています。特に総合福祉センターでは、車いす用のトイレに人工肛門の方にも使用できるよう配慮されていますし、周辺道路に看板を設置して周知されています。本当に行き届いた配慮がなされていると思います。そこで、地域会館についてお伺いをします。1点目は、音更町が管理する地域会館は何か所あるのかということであります。2点目は、地域会館のトイレの個室ブースは何か所あり、洋式トイレはそのうち何か所かということであります。まず、お聞かせ願いたいと思います。地域会館は、年代、男女を問わず利用されています。最近は民間の斎場が建設されましたので、葬儀は減少していると思いますが、地域会館の活用はますます高まっていくのではないかと考えています。私は雄飛が丘に住んでいます。そして、雄飛が丘会館をよく利用しています。会館は大部分が床に座る部屋であります。しかし、会館の集まりでなかなか床に座ることが困難で、いすを利用している人を見かけます。そして、会館の集まりでは、新年会や花見、町内会の懇親交流会でお酒を酌み交わしながら交流することもあります。そして、雄飛が丘には仲区なかよし会という会がありまして、町内会のボランティアの人の世話で、月1回、比較的年齢の高い町内会の人が集まり、100円のお茶代を持って世間話をしています。だれでもどんな立場の人も安心してお茶が飲めなければなりません。地域会館でいすに座らなければ人の輪に入れない人は、トイレは洋式トイレでなければ利用できません。そして、健康な人もいつかはそのような状況になるということであります。そこで、トイレにかかわって、既存の公共施設、小・中学校でもトイレの個室ブースがすべて和式であった小・中学校で、3分の1が洋式トイレに改修されました。また、公共施設では大変古い児童会館に洋式トイレが設置されていました。また、その公共施設はその役割から、災害時の住民の緊急避難施設でもあります。これまでの災害における避難施設の住民要求の高いものにトイレとふろがあります。そこで、質問の3点目は、地域会館のトイレの洋式化と、住民により使いやすいトイレの改修についてお伺いをしたいと思います。次に、公共施設についてお伺いをします。6日の総務文教委員会での所管事項調査で、音更町総合体育館「サンドーム」に視察に参りました。視察の目的は、指定管理者制度導入にかかわる視察でありました。玄関を入って、ロビーで説明を受けていましたが、町民がサンドームで施設の申し込みを行うカウンターが、以前は胸の高さまであるカウンターで、申し込み用紙に記入していましたが、その前に新たにカウンターを設置して、いすを置いて、座って記入できるようなカウンターを設置してサービスを提供しています。福祉センターやコミセンでもそのような配慮がなされるよう、是非お願いをしたいと思います。私は一般質問に当たり、公共施設を改めて訪問してみましたが、トイレや手すり、カウンターなどを見て歩きました。低いカウンターはあるが、いすを置いていなかったり、手すりが一方にしか設置されていない施設がまだありますので、体が不自由な人の立場に立った改修を是非お願いをしたいと思います。木野支所の施設を見学させていただき、大変行き届いた配慮がなされていました。それは、住民票記入台帳のカウンターが置いてありますが、そのすぐわきに低いカウンターといすが置いてあり、座って記入できるよう配慮されているということであります。そこで、役場庁舎についてお伺いをいたします。役場庁舎の1階住民課の前の住民票を請求するための記載台は2台設置されていますが、2台とも胸の高さまであるものです。質問の4点目は、2台ある記載台のうちの1台の高さを低くし、いすを置いて座って記入できるように配慮することができないかということであります。役場庁舎には、4階までエレベーターが設置されています。1階から2階、3階から4階などの移動には、職員や多くの町民は階段を使用しています。質問の5点目は、役場庁舎階段に手すりが設置されていません。手すりを設置することについてお伺いしたい。階段の転落防止用さくが手すりの代替として使用できますが、右側の壁に手すりを設置するという考えについてお伺いをしたい。私のように左手が不自由な者は、昇りと降りは同じ手を手すりで使いたいという希望であります。次に、役場庁舎内のトイレについてです。自分の体がいつどのような状況になるかはだれにもわかりません。冒頭にも申し上げたように、私は音更中学校に洋式トイレが設置されていなければ、職場復帰はできませんでした。役場職員も、あらゆる事業所も同じであります。また、役場に用事がある町民にとっても同じであります。役場1階には、車いすマークのトイレがあります。しかし、車いすマークに車いす利用者でない人が入るということは、私は抵抗があります。それは差別ということではなく、その間に車いすの人が利用するのではないかという遠慮であります。そこで、質問の6点目は、役場庁舎に洋式トイレを増設する考えはということであります。最後の質問に移ります。町政執行方針で、「地域の皆さんが主役となって、互いに助け合い、力を合わせて、自主自立の活動が展開できるよう、『潤いと思いやりの地域づくり事業』を引き続き実施する」とあります。地域の皆さんが町内会活動や地域のサークルなどを通して、互いに助け合い、協力し、自主自立のまちづくりを推進するためには、拠点としての地域会館が必要であります。音更町内の地域会館は、その名称や国の補助金との関係から、老人憩いの家、児童館、福祉館、生活館、地域会館等に分けられていますが、使用実態はまさしく地域の方々や町内会活動の拠点としての地域会館であります。また、平成8年度に共栄コミセンが建設され、木野コミセンとその政策が地域会館より規模の大きなコミセン建設に移行している感があります。地域会館は、町内会やサークルなどが気楽に利用でき、まさに地域のコミュニティの拠点であります。そこで、地域活動の拠点として、特に近年大規模な宅地開発に伴い、ひびき野6行政区約800世帯、すずらん台行政区約250世帯が居住しています。地域住民の活動の拠点としての地域会館の空白地帯であるひびき野地区とすずらん台地区に地域会館建設計画を持たれるよう要望し、現時点での考え方についてお伺いし、質問します。以上であります。ありがとうございました。
質問 2番 榎本基
冒頭言い忘れました。申し込みは一問一答方式であります。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の公共施設、地域会館の改修に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、地域会館のトイレの洋式化についてでありますが、町が管理しております地域会館は、総合福祉センターと2つのコミュニティセンター、児童会館、木野福祉会館及びプロスパホールを除いて35施設であります。これら地域会館のトイレの個室箇所数は、男性用が39、女性用が71、男女兼用が15の合計125か所となっております。トイレの洋式化につきましては、身体に障害を持つ方々だけではなく、高齢社会にも対応できるよう、全会館に男性用、女性用、それぞれ少なくとも1個の洋式トイレを目標に平成13年度から年次的に整備を進め、平成16年度をもって一応の作業を終えており、この結果、現在は、男性用31、女性用40、男女兼用で11の合計82か所が洋式トイレになっております。ただ、既存の和式トイレのスペースの範囲内で洋式化していることから、奥行きが狭いといった意見も伺っております。御質問にありますとおり、地域会館は、行政の第一義的なパートナーであります町内会の重要な活動拠点でありますので、今後とも使いやすい施設として皆さんに御利用いただけるよう努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、本庁舎の改修についてでありますが、まず、1階の受付カウンターにつきましては、特に相談ごとや申請手続など比較的時間を要する来庁者が多い住民保険、福祉、税務の各課に合わせて5か所のいす式受付カウンターを置いておりますが、木野支所にありますような受付ロビーのいす式記載台は本庁舎には置いておりません。基本的には、住民係窓口のいす式受付カウンターを御利用いただくよう、ふだんから窓口の職員が案内をするように指導しており、今後も工夫をしながら、親切な対応を心がけてまいりたいと存じます。また、庁舎中央階段の手すりについてでありますが、転落防止を兼ねているため、内側に設置しており、また、幾分高さがあることから使いづらくなっているようにも思います。まずは、エレベーターをお使いいただくよう案内表示をわかりやすくするとともに、御質問にあります壁側の手すりについても今後、設置を考えてまいりたいと存じます。洋式トイレにつきましては、身体障害者用を含め男女合計で1階に5か所、2階に2か所設置しているのみであり、多くが和式の状況にございます。洋式化につきましては、配管やドアの位置など設備上の問題もありますので、すべてが可能というわけにはまいりませんが、洋式トイレをふやす方向で考えており、更に身体障害者用のトイレについては、多目的トイレに改造することも検討してまいりたいと考えております。先ほど議員からお話がありましたように、単に障害者用ということだけではなくして、同じ障害者の中でもオストメイトの方々も使えるように兼ね合わせた整備をしたいと思っております。いずれにいたしましても、改修などの内容によっては費用の問題もありますので、財政状況の許す中で逐次整備を図り、来庁される町民の皆さん、特に高齢者や体に障害のある方々に優しい庁舎となるよう、一層意を用いてまいりたいと存じます。2点目の地域会館の建設計画に関する御質問についてお答えをさせていただきます。ひびき野を含む南宝来地区の地域会館の建設につきましては、既に建設用地も土地開発基金により取得しており、第四期総合計画期間中の平成22年度までには整備をしたいと考えております。これまで地域会館の建設に当たっては、葬式に対応できることを前提として規模や間取りが決められておりましたが、最近、状況が大きく変化してきておりますので、地域の人たちと設計段階から十分に話し合いながら、コミュニティ活動にとって真に使い勝手のよい施設にしていきたいと考えております。なお、すずらん台につきましては、鈴蘭新通に隣接して、東側に鈴蘭生活館が立地しており、これを利用していただきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。先ほどこういう公共施設の需要といいますか、そういうものが相当変化してきているという意味合いは、今までコミュニティ、地域会館、葬儀などが重点的に行われた、優先的に行われたということでございますけれども、今葬儀専門の施設ができてきているということからすれば、これからのコミュニティ施設のつくり方、あり方といったものについては、今までの延長線ではなく、時代に合った物事を考えて取り組んでいきたいという意味合いでございます。以上でございます。
質問 2番 榎本基
答弁をいただき、ありがとうございました。そこで、一つは会館の洋式トイレでありますけれども、学校もそうでありましたが、和式のトイレに洋式トイレを入れると、ブースというか、箱が和式よりも洋式のほうがスペースを多く使うんですね。そこで、学校は、向きを変えて、ブースをちょっと広くしたんですね。壁側に例えば1個つくるときに、和式のトイレの方向向きでなくて、反対向きというか、例えばこうつくったものをこうやるためには、ブースをちょっと広めたんですね。30センチか40センチぐらいだと思いますけれども、そしてつくったものですから、ドアを締めても前に余裕があるんですね。だから、これはお金のかかる話だと思いますけれども、洋式トイレに相当数なっていますが、そういう配慮を今後、是非続けていっていただきたいと。そうなっても、なかなか人の体型はいろいろありますし、大きな人もいますし、小さな子供もいますけれども、そういう配慮を是非お願いしたいというのが1点であります。それから、先ほど長々と自分の体のことを申し上げましたけれども、私は自分がこういう体になってみて、手すりというのは階段の両方になければ、私のような体になった場合、役に立たないといったら語弊がありますけれども、昇るときと降りるときは別な方向を向いて、そういう配慮をそういう視点でこれから改修されるときや、新しい建物をつくるときに、是非そういう観点でお願いしたいというのが2点目であります。それから、3点目は、すずらん台については、すずらん台という宅地造成をした土地の形状というか、長広くて斜めになっていまして、地図で見ますと、私もそれなりに承知してありますし、地域の近くに隣といいますか、会館があるというのも承知しています。ただ、相当数の人たちが張りついて居住していますので、是非町長さんの言われる潤いのある町、共同のまちづくりのためには、私は人が集まるところが地域の方々が歩いて集まれるところが是非必要だと思いますので、何らかの機会に検討を進めていただきたいということを申し上げておきます。それから、ひびき野については、第四期総合計画完結までという御答弁でありましたけれども、財政が許せば、膨大な戸数、800戸以上の人たちがあそこに居住しているようでありますので、是非1年でも早く建設計画を持たれるように要望して、私の質問にさせていただきます。以上であります。